JP2007283671A - ラベルプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 サーマルヘッドにかかるコストを低減できるとともにラベル発行の作業効率を向上させる。
【解決手段】 印刷動作時にサーマルヘッドの複数の発熱体のうちから断線数を検出し、その断線数が記憶されている断線数より増加しているか否かを判断し(S108)、断線数が増加していると判断するとラベルの印刷動作を中断してサーマルヘッドの断線箇所の発見を容易にするための印刷パターンをラベルに印刷し(S111)、中断した印刷動作を終了するか再開するかを判断し(ST112)、中断した印刷動作を再開すると判断すると中断手段で中断している印刷動作の中断を解除し(S115)、中断した印刷動作を終了すると判断すると通信手段により外部装置へ印刷を終了したことを通知する(S114)。
【選択図】図3
【解決手段】 印刷動作時にサーマルヘッドの複数の発熱体のうちから断線数を検出し、その断線数が記憶されている断線数より増加しているか否かを判断し(S108)、断線数が増加していると判断するとラベルの印刷動作を中断してサーマルヘッドの断線箇所の発見を容易にするための印刷パターンをラベルに印刷し(S111)、中断した印刷動作を終了するか再開するかを判断し(ST112)、中断した印刷動作を再開すると判断すると中断手段で中断している印刷動作の中断を解除し(S115)、中断した印刷動作を終了すると判断すると通信手段により外部装置へ印刷を終了したことを通知する(S114)。
【選択図】図3
Description
本発明は、ラベルに必要な情報を印刷するラベルプリンタに関する。
ラベルプリンタにはサーマルヘッドの複数の発熱体を印刷情報に応じて発熱させることによりラベルに印刷を行うものがある。そのサーマルヘッドの発熱体は断線することがあり、断線した場合には印刷が適正に行われなくなる。このように発熱体が断線して印刷が適正に行われなくても文字等を印刷する場合は作業者が読取ることが可能であるが、バーコードや2次元コード等の機械で読取る識別コードについては正確に読取ることができないばかりでなく、誤ったデータとして認識される可能性もある。このためラベルプリンタにはサーマルヘッドの発熱体の断線をチェックする機能がある。
なお、サーマルヘッドにおける発熱体の断線を検出するとともに、断線した発熱体の数を計数し、断線した数が所定の設定値を超えたとき、エラー信号を出力するサーマルヘッドプリンターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−337378
上述のラベルプリンタの発熱体の断線をチェックする機能では断線したという情報しかホストコンピュータに通知されない。印刷品質を優先させる場合、サーマルヘッドの発熱体が1本でも断線したらサーマルヘッドを交換するのが望ましいので断線したという情報が通知されるだけでよいが、コスト的には負担が大きい。
そこで、サーマルヘッドの発熱体に断線が発生した場合、作業者は断線した個所が印刷に影響を与えるものであるかどうかを目視にて確認し、断線した個所がバーコードや2次元コード等の機械で読取る識別コードの印刷部分や、高い印刷品質を求められる印刷部分であった場合にはサーマルヘッドを交換し、印刷個所が識別コードの印刷部分以外の部分や多少断線があっても許容されるような印刷部分であればサーマルヘッドを交換しないで印刷を続行することによりコスト的な負担を抑えることができる。
そこで、サーマルヘッドの発熱体に断線が発生した場合、作業者は断線した個所が印刷に影響を与えるものであるかどうかを目視にて確認し、断線した個所がバーコードや2次元コード等の機械で読取る識別コードの印刷部分や、高い印刷品質を求められる印刷部分であった場合にはサーマルヘッドを交換し、印刷個所が識別コードの印刷部分以外の部分や多少断線があっても許容されるような印刷部分であればサーマルヘッドを交換しないで印刷を続行することによりコスト的な負担を抑えることができる。
しかしながら、断線をチェックする機能が有効となっている場合にサーマルヘッドの発熱体が断線した状態で印刷を続行すると、断線のチェックを行うたびに断線情報がホストコンピュータに通知されてしまう。これでは作業者は断線のチェックが通知されるたびに対応することが必要となり作業効率が低下する。このため断線をチェックする機能を無効にして印刷を続行する場合が多いが、サーマルヘッドの発熱体に新たな断線が発生した場合、作業者が新たな断線に気づかないと識別コードの印刷部分や高い印刷品質を求められる印刷部分が断線した状態で大量のラベルが印刷される可能性がある。このため、作業者は常に印刷されたラベルをチェックしていなければならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、サーマルヘッドにかかるコストを低減できるとともにラベル発行の作業効率を向上させるラベルプリンタを提供することにある。
本発明は、印刷に必要な情報に応じてサーマルヘッドの複数の発熱体から選択した発熱体を加熱してラベルを印刷するラベルプリンタにおいて、印刷動作時にサーマルヘッドの断線チェックを行い複数の発熱体のうちの断線した発熱体の断線数を検出したときにその断線数が断線数情報記憶手段に記憶されている断線数情報が示す断線数より増加しているか否かを判断し、断線数が増加していると判断するとラベルの印刷動作を中断してサーマルヘッドの断線箇所の発見を容易にするための印刷パターンをラベルに印刷し、中断した印刷動作を終了するか再開するかを判断し、中断した印刷動作を再開すると判断すると印刷動作の中断を解除し、中断した印刷動作を終了すると判断すると外部装置へ印刷を終了したことを通知するものである。
本発明によると、サーマルヘッドにかかるコストを低減できるとともにラベル発行の作業効率を向上させるラベルプリンタを提供できる。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、ラベルプリンタ10の概略構造を示す模式図である。ラベルプリンタ10は、サーマルヘッド1とプラテンローラ2とを有している。サーマルヘッド1とプラテンローラ2とは、連続紙Sが搬送される搬送経路である用紙搬送路3を間に挟むように配置され、サーマルヘッド1は一端を回転自在に支持されて他端がプラテンローラ2に圧接するように図示しない付勢部材により付勢されている。サーマルヘッド1にはインクリボンRがかけられている。インクリボンRは、二本のリボンコア4,5で両端を巻き取られた状態で支持されている。リボンコア4にはインクリボンRの未使用側が巻き取られていて、リボンコア5にはインクリボンRの使用済側が巻き取られている。
図1は、ラベルプリンタ10の概略構造を示す模式図である。ラベルプリンタ10は、サーマルヘッド1とプラテンローラ2とを有している。サーマルヘッド1とプラテンローラ2とは、連続紙Sが搬送される搬送経路である用紙搬送路3を間に挟むように配置され、サーマルヘッド1は一端を回転自在に支持されて他端がプラテンローラ2に圧接するように図示しない付勢部材により付勢されている。サーマルヘッド1にはインクリボンRがかけられている。インクリボンRは、二本のリボンコア4,5で両端を巻き取られた状態で支持されている。リボンコア4にはインクリボンRの未使用側が巻き取られていて、リボンコア5にはインクリボンRの使用済側が巻き取られている。
このようなラベルプリンタ10では、連続紙Sは、サーマルヘッド1とプラテンローラ2との間に挟まれた状態でプラテンローラ2が回転することによって用紙搬送路3中を搬送され、搬送されながらサーマルヘッド1で印刷される。サーマルヘッド1は連続紙Sの幅方向に並べられた複数の発熱体を有しており、これらの発熱体のうち適当なものを発熱させることによってインクリボンRに塗布されたインクが融解し、この融解したインクが連続紙Sに転写することによって連続紙Sに印刷される。
図2は、ラベルプリンタ10が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。ラベルプリンタ10は、各種の演算処理を実行し各部を集中的に制御するCPU11を有し、このCPU11にはROM12及びRAM13がシステムバス14を介して接続されている。ROM12はラベルプリンタ10の動作プログラムや後述する断線箇所発見用印刷パターンを格納した媒体であり、この動作プログラムに従ってCPU11が各部を制御する。この動作プログラムには、例えば後述する断線チェック処理を行うためのプログラムが記憶される。RAM13は各種の可変情報を一時的に格納する。また、RAM13の一部の領域は、後述する断線チェックを行なって得られた断線数を記憶するエリア、各種のカウンタとして利用されるエリア、描画メモリとして利用されるエリアが形成されている。カウンタは、例えばサーマルヘッド1の複数の発熱体のうち断線している発熱体数である断線数をカウントする。描画メモリにはROM12に格納されたプログラム及び各種データに基づいて、連続紙Sに印刷される画像データが描き込まれる。
CPU11には、また、サーマルヘッド1、各種センサ15、ステッピングモータ16、リボンDCモータ17を回転駆動するモータドライバ18が接続されている。ステッピングモータ16は、プラテンローラ2を駆動させる駆動源である。リボンDCモータ17はインクリボンRを搬送するためにリボンコア4,5を回転駆動させる。
サーマルヘッド1は、ヘッド制御回路19及び断線チェック回路20を介してCPU11に接続されている。また、ヘッド制御回路19と断線チェック回路20とは互いに接続されている。断線チェック回路20は、サーマルヘッド1の複数の発熱体が断線しているか否かをチェックするために用いられる。
CPU11には、さらに、アナログデータを取り込む際にこのアナログデータをデジタル値に変換するA/Dコンバータ21と、ホストコンピュータ22等の外部機器と接続するための通信手段である通信I/F23と、印刷状況などの各種情報を表示する表示器24をコントロールする表示コントローラ25と、例えば「YES」ボタン、「NO」ボタン等の各種ボタン26からの入力を検知する入力コントローラ27が接続されている。
例えば、ラベルの印刷発行要求がCPU11に伝達されると、CPU11はROM12に格納されたプログラムに従って、印刷する画像を1ラインずつに分けて二進数のデータにし、この二進数のデータをRAM13の一部領域に設けた描画メモリに書き込む。そして、この二進数のデータを所定のタイミングで、ヘッド制御回路19に転送する。ヘッド制御回路19は、転送されてきた二進数のデータに基づいて、サーマルヘッド1の所定の発熱体を発熱させる。
続いて、ラベルプリンタ10のサーマルヘッド1の印刷動作時における断線チェック処理について図3を参照して説明する。図3は断線チェック処理の要部を示すフローチャートである。
CPU11は、印刷動作時に所定のタイミングで(例えば1枚のラベルの印刷が終了する毎に)断線チェック実行開始か否かを判断する(ST101)。断線チェック実行開始でないと判断すると(ST101でNO)、CPU11は断線チェック処理を行なわずに終了し、断線チェック実行開始であると判断すると(ST101でYES)、CPU11はサーマルヘッド1の複数の発熱体のうちの1つの発熱体について断線しているか否かのチェックを行う(ST102)。この断線チェックは、断線チェック回路20を用いてチェックされる。
CPU11は、印刷動作時に所定のタイミングで(例えば1枚のラベルの印刷が終了する毎に)断線チェック実行開始か否かを判断する(ST101)。断線チェック実行開始でないと判断すると(ST101でNO)、CPU11は断線チェック処理を行なわずに終了し、断線チェック実行開始であると判断すると(ST101でYES)、CPU11はサーマルヘッド1の複数の発熱体のうちの1つの発熱体について断線しているか否かのチェックを行う(ST102)。この断線チェックは、断線チェック回路20を用いてチェックされる。
このように断線チェックを行うと、CPU11は断線チェックの結果に基づいてチェックした発熱体が断線しているか否かを判断する(ST103)。チェックした発熱体が断線していると判断すると(ST103でYES)、RAM13に作成されたカウンタに格納される断線数をインクリメントする(ST104)。なお、チェックした発熱体が断線していないと判断すると(ST103でNO)、CPU11は断線数をインクリメントする処理をパスする。
続いて、CPU11はチェックした発熱体が最終発熱体であるか否かを判断する(ST105)。すなわち、サーマルヘッド1の複数の発熱体のうち最終の発熱体の断線チェックが終了したか否かが判断される。最終発熱体でないと判断すると(ST105でNO)、CPU11は断線チェックの対象となる発熱体を次の発熱体へシフトし(ST106)、ステップST102の処理へ戻る。上述した処理(ST102からST106,断線数検出手段)を繰り返すことによりサーマルヘッド1の複数の発熱体全てに対して断線チェックが行われるとともに、断線数がRAM13のカウンタに記憶される。
一方、CPU11は、最終発熱体であると判断すると(ST105でYES)、RAM13に記憶された断線チェックにより得られた断線数の情報をリードする(ST107)。すなわち、前回以前の断線チェックにより得られた断線数が読み出される。そして、このようにして読み出された断線数がRAM13のカウンタにより記憶された断線数より多いか否かを判断する(ST108,判断手段)。すなわち、今回の断線チェックにより得られた断線数が前回以前の断線チェックにより得られた断線数より多くなっているか否かが判断される。なお、今回の断線チェックにより得られた断線数が前回より前の断線チェックにより得られた断線数より多くなっていないと判断すると(ST108でNO)、この断線チェック処理を終了する。
CPU11は、今回の断線チェックにより得られた断線数が前回より前の断線チェックにより得られた断線数より多くなっていると判断すると(ST108でYES)、今回の断線チェックにより得られた断線数を、RAM13の所定エリアに記憶している断線数に上書き保存する(ST109,断線数情報記憶手段)。すなわち、RAM13に記憶している断線数が更新される。
CPU11は、このようにRAM13に記憶する断線数を更新すると、印刷動作を中断し(ST110,中断手段)、断線箇所発見用印刷パターンを印刷する(ST111,印刷手段)。断線箇所発見用印刷パターンは、サーマルヘッド1の断線箇所を発見しやすいように印刷するための印刷パターンである。この印刷パターンは、サーマルヘッド1の有する複数の発熱体の全てを用いて印刷を行うための印刷パターンであり、例えば、図4で示す印刷パターンP1、図5で示す印刷パターンP2等である。なお、図4及び図5においてRはラベルを示し、矢印はラベルの排出方向を示している。印刷パターンP1及びP2はサーマルヘッド1の複数の発熱体の全てを用いて印刷を行うことにより、どの発熱体が断線しているかを容易に把握することができる印刷パターンとなっている。
CPU11は、ラベルの印刷動作を続行するか否かを判断する(ST112,印刷動作判断手段)。この判断は、表示コントローラ25を制御して表示器24に「印刷を続行しますか」という表示に対する作業者からの応答を、各種ボタン26に設けられた「YES」ボタン、「NO」ボタンの入力を入力コントローラ27により検知することにより行なう。
CPU11は、入力コントローラ27により「NO」ボタンの入力を検知した場合には(ST112でNO)、中断情報を送信ステータスにセットする(ST113)。中断情報は、印刷が途中で中断したことを示す情報であるが、印刷が中断するまでに印刷したラベルの印刷枚数を示す情報を含むようにしても良い。このように中断情報が送信ステータスにセットされると、CPU11は、ステータスとして中断情報を通信I/F23を介してホストコンピュータ22に通知し(ST114,通知手段)、断線チェック処理を終了する。なお、ホストコンピュータ22は中断情報を受信すると、中断情報が示す内容、例えば、ラベルの印刷が中止されたことを表示する。
一方、CPU11は、入力コントローラ27により「YES」ボタンの入力を検知した場合には(ST112でYES)、印字動作中断を解除する(ST115,中断解除手段)。このように印字動作の中断が解除されると、ラベルプリンタ10は、残りのラベルの印刷を続行する。
次に、このように構成されたラベルプリンタ10の作用について説明する。作業者がホストコンピュータ22を操作して例えば100枚のように大量のラベルを印刷する指示をラベルプリンタ10に送信する。すると、ラベルプリンタ10ではラベルを印刷発行する毎にサーマルヘッド1の断線チェックが行われる。そして、ラベルプリンタ10は断線チェックにより得られた断線数が前回以前の断線チェックにより得られた断線数よりも多くなっている場合には、ラベルの印刷動作を停止する。そして、断線箇所発見用の印刷パターンP1又はP2で印刷されたラベルが自動的に1枚発行されるとともに表示器24に「ラベルの印刷を続行しますか」というメッセージが表示される。作業者は、断線箇所発見用の印刷パターンP1又はP2が印刷されたラベルにより、2次元コードのような識別コードや高品質な印刷をする必要がある部分に断線がないか否かの確認を行う。そして、新たな発熱体の断線が印刷品質に影響がない部分の断線であった場合には、作業者は各種ボタン26の「YES」ボタンを入力する。すると、ラベルプリンタ10は、中断していたラベルの印刷動作を再開し、残りのラベルの印刷を行う。また、新たな発熱体の断線が印刷品質に影響がある部分の断線であった場合には、作業者は各種ボタン26の「NO」ボタンを入力する。すると、中断していたラベルの印刷動作は終了し、その印刷動作終了を示す内容がホストコンピュータ22に表示される。
したがって、ラベルプリンタ10は大量のラベルを発行する際にラベルを1枚発行する毎にサーマルヘッド1に新たに断線した発熱体が発生したか否かを判断し、新たに断線した発熱体が発生した場合にのみ自動的に断線箇所発見用の印刷パターンP1又はP2が印刷されたラベルを発行する。このため断線チェックが行われるごとにラベルの印刷に影響があるか否かを作業者が確認する場合と比較して、新たに断線した発熱体が発生した場合にのみラベルの印刷に影響があるか否かを確認すれば良いので作業効率を向上させることができる。
また、作業者は、このように断線箇所発見用印刷パターンP1又はP2が印刷されたラベルを確認することにより、新たに断線した発熱体が高品質で印刷をしなければいけない印刷部分に対応した部分であればサーマルヘッド1の交換をし、新たに断線した発熱体が高品質で印刷をしなければいけない印刷部分に対応した部分でなければサーマルヘッド1の交換をせずに残りのラベルの印刷を行うことができる。このため発熱体の断線があるごとにサーマルヘッド1を交換する場合より、ラベルプリンタ10のサーマルヘッド1にかかるコストを低減できる。
なお、本実施の形態では、ラベルを1枚発行する毎にサーマルヘッド1に新たに断線した発熱体が発生したか否かを判断したが、この実施の形態に限るものではない。例えば、10枚発行する毎、100枚発行する毎等、判断するタイミングを作業者が任意に設定できるようにしても良い。
また本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
10…ラベルプリンタ,11…CPU,12…ROM,13…RAM,19…断線チェック回路,R…ラベル,P1,P2…断線箇所発見用の印刷パターン
Claims (1)
- 印刷に必要な情報に応じてサーマルヘッドの複数の発熱体から選択した発熱体を加熱してラベルを印刷するラベルプリンタにおいて、
外部装置と通信を行う通信手段と、
印刷動作時に前記サーマルヘッドの断線チェックを行い前記複数の発熱体のうちの断線した発熱体の断線数を検出する断線数検出手段と、
断線数を示す断線数情報を記憶する断線数情報記憶手段と、
前記断線数情報検出手段で前記発熱体の断線数を検出したときにその断線数が前記断線数情報記憶手段に記憶されている断線数情報が示す断線数より増加しているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段で断線数が増加していると判断すると前記ラベルの印刷動作を中断する中断手段と、
この中断手段で前記ラベルの印刷動作を中断すると前記サーマルヘッドの断線箇所の発見を容易にするための印刷パターンをラベルに印刷する印刷手段と、
この印刷手段で前記印刷パターンを印刷すると前記中断した印刷動作を終了するか再開するかを判断する印刷動作判断手段と、
この印刷動作判断手段で前記中断した印刷動作を再開すると判断すると前記中断手段で中断している印刷動作の中断を解除する中断解除手段と、
前記印刷動作判断手段で前記中断した印刷動作を終了すると判断すると前記通信手段により前記外部装置へ印刷を終了したことを通知する通知手段とを具備することを特徴とするラベルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006114686A JP2007283671A (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | ラベルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009143198A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Nec Personal Products Co Ltd | サーマルプリンタ、及び、断線情報記憶制御方法 |
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2006
- 2006-04-18 JP JP2006114686A patent/JP2007283671A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111206 |