JP4503307B2 - プリンタ - Google Patents

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本発明は、ホスト機との間でデータの送受信を実行し、ホスト機から順に送信される印字データを用紙に逐次印字するプリンタに関する。
従来、ホスト機との間でデータの送受信を実行し、ホスト機から送信される印字データを用紙に印字するプリンタがある。このようなプリンタの一例としては、内容が一枚一枚異なるラベルを印字発行するようなラベルプリンタを例示することができる。
内容が一枚一枚異なるラベルを印字発行する場合の一例としては、生産工場において、個々の部品に異なる固有情報を例えばバーコード等によって持たせるような場合が想定される。この場合、プリンタは、ホスト機から送信される印字データに従い異なる番号を有するバーコードをラベルに印字して発行する。
ホスト機からプリンタへの印字データの送信手法として、従来、二種類のデータ送信手法が知られている。
第一の手法は、ホスト機からプリンタに印字データを送信し、プリンタにて当該印字データに基づいて印字処理を実行したらプリンタよりホスト機に印字処理の完了通知を送信する。そして、ホスト機では、プリンタから送信された完了通知の受信を条件に、次の印字データをプリンタに送信する、という手法である。
第二の手法は、ホスト機からプリンタに順に印字データを次々と送信し、プリンタでは受信した印字データに基づいて印字処理を次々と実行していく、という手法である(特許文献1参照)。
特開平04−339675号公報
ホスト機からプリンタへの印字データの送信手法として、上記第一の手法を採用した場合、プリンタにて正しく印字処理が実行されたことをもってホスト機からプリンタに次の印字データを送信することになる。このため、印字内容を正しく管理することができるという利点がある。その反面、ホスト機はプリンタから印字処理の完了通知を受信しなければ次の印字データをプリンタに送信できないので、全体として見た印字処理速度が遅くなるという問題がある。
これに対して、ホスト機からプリンタへの印字データの送信手法として、上記第二の手法を採用した場合、ホスト機は印字データを順に出力するだけなので、全体として見た印字処理速度が速くなるという利点がある。この場合、プリンタは、受信した印字データに基づく印字処理に並行して次の印字データの受信処理を実行することができ、このような処理を採用すれば、より一層印字処理速度を高速化することが可能である。その反面、ホスト機から見ると、プリンタにおいて正しく印字処理が完了したのかどうか不明である。このため、印字内容を正しく管理することができないという問題がある。例えば、プリンタにてエラー停止処理が実行された場合、ホスト機は、どの印字内容についてエラー停止処理されたのか把握することができない。このため、一旦、プリンタにおいてエラー停止処理等が生じてしまうと、その復旧に手間取り、時間的ロスも大きくなってしまうという不都合がある。
本発明の目的は、印字内容の管理と印字処理速度の高速度化とを両立させることである。
本発明は、用紙に対して印字を行う印字部と、ホスト機との間でデータの送受信を実行し、前記ホスト機から送信される固有のID番号が付加された印字データを受信するデータ通信部と、前記データ通信部が印字データを受信する毎に、受信した印字データに従い前記印字部を駆動制御し、当該印字データに基づく画像を用紙に印字する印字実行手段とを備え、各印字データについて印字処理が完了したかどうかを判定し、印字処理が完了したと判定された印字データに付加されているID番号を記憶領域に記憶保存し、前記データ通信部が受信した印字データに付加されているID番号を分析し、受信したID番号に昇順違いがあった場合に当該印字データに基づく印字処理を完了させないようにした。また、本発明は、用紙に対して印字を行う印字部と、ホスト機との間でデータの送受信を実行し、前記ホスト機から送信される固有のID番号が付加された印字データを受信するデータ通信部と、前記データ通信部が印字データを受信する毎に、受信した印字データに従い前記印字部を駆動制御し、当該印字データに基づく画像を用紙に印字する印字実行手段とを備え、各印字データについて印字処理が完了したかどうかを判定し、印字処理が完了したと判定された印字データに付加されているID番号を記憶領域に記憶保存し、前記データ通信部が順に受信した印字データに付加されているID番号を分析し、受信したID番号に重複があった場合に当該印字データに基づく印字処理を完了させないようにした。したがって、ホスト機からプリンタへの印字データの送信手法として、ホスト機からプリンタに印字データを次々と送信し、プリンタでは受信した印字データに基づいて印字処理を次々と実行していくという印字処理速度の高速度化に有利な手法を採用しながら、印字処理が完了したと判定された印字データに付加されているID番号を記憶領域に記憶保存することで、印字内容を正しく管理することが可能となる。また、印字データに基づく印字処理が昇順違いで行われることがない。さらに、印字データに基づく印字処理が重複して行われることがない。
本発明によれば、データ通信部が印字データを受信する毎に、受信した印字データに従い印字部を駆動制御し、当該印字データに基づく画像を用紙に印字するようにしたので、ホスト機からプリンタへの印字データの送信手法として、ホスト機からプリンタに印字データを次々と送信し、プリンタでは受信した印字データに基づいて印字処理を次々と実行していくという印字処理速度の高速度化に有利な手法を採用して印字処理速度を高速度化することができ、また、各印字データについて印字処理が完了したかどうかを判定し、印字処理が完了したと判定された印字データに付加されているID番号を記憶領域に記憶保存して管理するようにしたので、印字内容を正しく管理することができる。
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。本実施の形態は、ホスト機1に接続され、このホスト機1との間でデータの送受信が可能なラベルプリンタ2への適用例を示す。
図1は、本実施の形態のラベルプリンタ2をホスト機1とともに示す概略図である。
本実施の形態のラベルプリンタ2は、用紙としてラベル用紙3を用いる。ラベル用紙3は、長尺状の台紙3aに複数枚のラベル3bが所定間隔で貼付され、ロール状に保持された構造のものである。このようなラベル用紙3は、用紙保持部4に引き出し自在に保持される。本実施の形態のラベルプリンタ2は、用紙保持部4から引き出したラベル用紙3を印字部5に搬送してラベル3bに印字を行い、印字後のラベル3bをラベル発行口IPから発行する構造である。
印字部5は、サーマルヘッド7とこのサーマルヘッド7に対向配置されたプラテン8とから構成されている。印字部5では、サーマルヘッド7とプラテン8とによってラベル用紙3を挟持し、プラテン8を駆動モータM1(図2参照)で回転駆動することによりラベル用紙3を用紙保持部4から引き出し搬送する。そして、ラベル用紙3の搬送過程で、サーマルヘッド7がラベル用紙3のラベル3bに所定事項を印字する。この場合の所定事項というのは、ホスト機1からラベルプリンタ2に送信されたID番号付きの印字データに基づく内容である。また、サーマルヘッド7による印字方式としては、熱転写方式が採用される。そのために、本実施の形態のラベルプリンタ2は、インクリボン供給部6を備え、このインクリボン供給部6によってインクリボン9をラベル用紙3とサーマルヘッド7との間に案内搬送する。このようなインクリボン供給部6は、支軸10に保持したインクリボン9を駆動モータM2(図2参照)によって回転駆動される巻取軸12で巻き取ることにより、インクリボン9を搬送する構造となっている。
ラベルプリンタ2には、用紙エンドセンサ13、リボンエンドセンサ14などのセンサ類が設けられている。用紙エンドセンサ13は、ラベル用紙3の用紙エンドを検出し、用紙エンドの検出に伴い用紙エンド検出信号を出力する。リボンエンドセンサ14は、インクリボン9のリボンエンドを検出し、リボンエンドの検出に伴いリボンエンド信号を出力する。
図2は、ラベルプリンタ2の電装系を示すブロック図である。
ラベルプリンタ2は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)20を備えている。マイコン20はラベルプリンタ2に設けられている各部を駆動制御する。このようなマイコン20は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)21に、バスライン22を介してROM(Read Only Memory)23とRAM(Read Only Memory)23とが接続されて構成されている。ROM23は、コンピュータプログラム等の固定的データを予め記憶するメモリである。RAM24は、各種データを書き換え自在に記憶するメモリであり、ワークエリアや画像メモリ等として機能する。ラベルプリンタ2に設けられている各部を駆動制御するために、マイコン20にはそのような各部、つまり、サーマルヘッド7、駆動モータM1,M2、用紙エンドセンサ13、リボンエンドセンサ14などがバスライン22を介して接続されている。
また、マイコン20には、データ通信部25と記憶領域を有するフラッシュROM26とがバスライン22を介して接続されている。
データ通信部25は、外部機器であるホスト機1との間でデータの送受信を実行する。このような双方向通信は、例えばRS232C通信、ソケット通信などの手段によって実現される。
フラッシュROM26は、データを書き換え自在に記憶する不揮発性のメモリである。このようなフラッシュROM26には、ID番号記憶領域が設けられている。このID番号記憶領域は、後述する印字管理処理で用いられ、ホスト機1から送信された印字データに付与されたID番号を記憶する領域である。このようなID番号記憶領域は、正常ID番号記憶領域26aとエラーID番号記憶領域26bとから構成されている。正常ID番号記憶領域26aは、印字処理が正常に完了した印字データのID番号を記憶する領域である。エラーID番号記憶領域26bは、印字処理が正常に完了しなかった印字データのID番号を記憶する領域である。
次に、ホスト機1について簡単に説明する。ホスト機1は、いずれも図示しないCPU、ROM、及びRAMから構成されるコンピュータ構成を備え、ラベルプリンタ2との間でのデータの送受信を実行する。このようなホスト機1では、印字データをラベルプリンタ2に送信しラベルプリンタ2に印字動作を実行させる。この際、ホスト機1では、各印字データに発行コマンドを付加する。
図3は、発行コマンドの一例を示す模式図である。
発行コマンドは、基本的にはその発行コマンドと共に送信される印字データの印字実行を指令するコマンドである。本実施の形態では、このような発行コマンドに、各印字データを特定するための固有のID番号を含ませている。より詳細には、発行コマンドは、コマンド種別部31、発行枚数部32、発行動作パラメータ部33、ID番号部34などから構成されている。固有のID番号は、ID番号部34に含まれている。コマンド種別部31は、印字命令、問合せなどの各種コマンドを含む。発行枚数部32は、ID番号部34に含まれているID番号で特定される印字データについて、印字発行するラベル3bの枚数の情報を含む。発行動作パラメータ部33は、ラベルプリンタ2で実行すべき印字発行動作に関するコマンドを含む。
図4は印字処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すフローチャートは、マイコン20を構成するCPU21が例えばROM23に格納されたコンピュータプログラムに従い実行する処理の流れを示している。まず、データ通信部25を介してホスト機1から印字データを受信したかどうかの判定処理が実行される(ステップS1)。データ通信部25を介して印字データを受信したと判定された場合には(ステップS1のY)、受信した印字データ及びこの印字データに付加された発行コマンドに基づいて印字部5及びインクリボン供給部6を含む各部が駆動制御され、印字処理が実行される(ステップS2、印字実行手段)。これにより、用紙保持部4に保持されたラベル用紙3が引き出し搬送され、その搬送過程でラベル用紙3に設けられたラベル3bに対してサーマルヘッド7によって印字がなされる。そして、何らのエラーも発生なく、印字処理が正常に終了すると、印字データに基づいた画像が印字されたラベル3bが発行される。
続く処理として、印字処理が正常に完了したか否かが判定される(ステップS3、判定手段)。このステップS3の判定処理では、印字データに基づいた画像がラベル3bに印字されて印字処理が正常に完了したか、それとも何らかのエラーが発生して印字データに基づく画像がラベル3bに印字されなかったかが実行される。この場合のエラーとしては、例えば、印字処理中にラベル用紙3がなくなった場合の用紙なしエラー、印字処理中にインクリボン9がなくなった場合のリボンなしエラー、印字処理中にラベル用紙3にジャムが発生した場合の用紙ジャムエラーなどを例示することができる。このようなエラーの発生の有無は、用紙エンドセンサ13からの用紙エンド信号の入力、リボンエンドセンサ14からのリボンエンド検出信号の入力などによって判定可能である。
ステップS3に続く処理として、マイコン20は、印字データに付与されたID番号をフラッシュROM26のID番号記憶領域に記憶させる(ステップS4、管理手段)。この際、ステップS3で印字処理が正常に完了したと判定された印字データについては、ID番号は、フラッシュROM26の正常ID番号記憶領域26aに記憶させられる。これに対して、ステップS3で印字処理が正常に完了しなかったと判定された印字データについては、ID番号は、エラーID番号記憶領域26bに記憶させられる。
次いで、マイコン20は、ステップS3において印字処理が完了したと判定した場合には(ステップS5のY)、データ通信部25を介して完了通知をホスト機1に送信する(ステップS6、完了通知手段)。この完了通知は、ステップS1で受信した印字データに付与されたID番号に印字処理が完了した旨のデータを付与したデータである。一方、マイコン20は、ステップS3において印字処理が完了していないと判定した場合には(ステップS5のN)、データ通信部25を介して未完了通知をホスト機1に送信する(ステップS7、未完了通知手段)。この未完了通知は、ステップS1で受信した印字データに付与されたID番号に印字処理が未完了である旨のデータを付与したデータである。
図5は、ラベルプリンタ2からホスト機1へ通知する通知データの一例を示す模式図である。通知データは、ステータス部41、残枚数部42、ID番号部43などから構成されている。ステータス部41では、ID番号部43に示されるID番号の印字データの印字処理が完了したか非完了であるかが示される。残枚数部42では、印字処理が非完了である場合の印字されなかった残枚数が示される。
本実施の形態のラベルプリンタ2は、ホスト機1から印字データを受信する毎に、図4のフローチャートに示す処理を実行する。よって、ホスト機1からラベルプリンタ2への印字データの送信手法として、ホスト機1からラベルプリンタ2に順に印字データを次々と送信し、ラベルプリンタ2では受信した印字データに基づいて印字処理を次々と実行していくという手法を採用し、印字処理速度を高速度化することができる。また、各印字データについて、正常にラベル3bが発行されて印字処理が完了したかどうかを判定し、印字処理が完了したと判定された印字データに付加されているID番号を記憶領域であるフラッシュROMのID番号記憶領域に記憶保存して管理するようにしたので、正常にラベル3bが発行され印字処理が完了した印字内容を正しく把握することができる。このように、本実施の形態では、印字内容の管理と印字処理速度の高速度化との両立が実現されている。
このように、ラベルプリンタ2は、印字処理が正しく完了した印字データのID番号を管理しているので、正常にラベル3bが発行されて印字処理が完了した印字データを把握することができる。また、ラベルプリンタ2は、印字処理が正しく完了しなかった印字データのID番号も管理しているので、正常にラベル3bが発行されず印字処理が完了しなかった印字データを把握することができる。
また、本実施の形態においては、図4のステップS6の処理によって実行される完了通知手段により、ラベルプリンタ2に送信した印字データのうち、正常にラベル3bが発行されて印字処理が完了した印字データをホスト機1に把握させることができる。
また、本実施の形態においては、図4のステップS7の処理によって実行される未完了通知手段により、ラベルプリンタ2に送信した印字データのうち、正常にラベル3bが発行されず印字処理が完了しなかった印字データをホスト機1に把握させることができる。
ここで、完了通知及び未完了通知をラベルプリンタ2から受信したホスト機1での対応例を説明する。ホスト機1がID番号=000001〜000100までの印字データをラベルプリンタ2に送信した場合を例とする。このとき、例えば、ID番号=000001〜000005までの印字データに対してはラベルプリンタ2から完了通知を受信したが、ID番号=000006の印字データに対してはラベルプリンタ2から未完了通知を受信したとする。この場合には、ホスト機1での発行履歴としてID番号=000001〜000005までを記録し、ホスト機1にラベルプリンタ2に対する送信待ちの印字データがあるならその印字データを削除する。そして、ユーザはラベルプリンタ2をエラー状態から正常状態へ復帰させてラベルプリンタ2にリセットをかけてラベルプリンタ2を初期状態にし、ホスト機1において改めてID番号=000006以降の印字データの送信処理を開始すればよい。
なお、本実施の形態では、プリンタとしてラベルプリンタ2を例に説明したが、これに限定されるものではなく、プリンタとしては、ホスト機1から受信した印字データを印字処理するものであればよい。
本発明の第二の実施の形態を図6に基づいて説明する。なお、第一の実施の形態と同じ部分は同一符号で示し説明も省略する。
本実施の形態では、ホスト機1は、印字データに付与するID番号を一定値(例えば「1」)ずつ増やす昇順で発番する。そして、ホスト機1は、印字データを連続してラベルプリンタ2に送信する前に、昇順チェックコマンドをラベルプリンタ2に送信する。昇順チェックコマンドは、ラベルプリンタ2に対してID番号の一定値ずつの昇順を確認しながら印字処理の実行を要求するコマンドである。
図6は、印字処理の流れを示すフローチャートである。
印字データを受信した場合には(ステップS1)、ステップS2で印字処理を開始する前に、ID番号確認処理を実行する(ステップS21)。ID番号確認処理では、受信したID番号の昇順について確認する。確認は、今回受信した印字データに付加されているID番号(以下、第1の値という)と、フラッシュROM26の正常ID番号記憶領域26a又はエラーID番号記憶領域26bに既に記憶されたID番号のうちの最も大きいID番号に対して一定値(本実施の形態では「1」)を加えた値(以下、第2の値という)とを比較して実行される。
続くステップS22では、受信したID番号の昇順が守られているか否かを判定する。この判定は、ステップS21の比較処理によって、前述した第1の値と第2の値とが一致しているかどうかを判定することによって実行される。この場合、第1の値と第2の値とが一致していれば、受信したID番号の昇順が守られていると判定され、第1の値と第2の値とが一致していなければ、受信したID番号の昇順が守られていないと判定される。
その後、受信したID番号の昇順が守られている場合には(ステップS22のY)、第一の実施の形態と同様に、ステップS3以降の処理が実行される。
これに対して、受信したID番号の昇順が守られていない、即ち、昇順違いがあった場合には(ステップS22のN)、エラー停止処理が実行される。エラー停止処理というのは、当該印字データに基づく印字処理の実行を開始しない処理を意味する。これによって、印字処理は完了しないこととなる。ここに、データ通信部25が順に受信した印字データに付加されているID番号を分析し、受信したID番号に昇順違いがあった場合にはエラー停止処理を実行し、印字データに基づく印字処理を完了させないようにする手段の機能が実行される。したがって、エラー停止処理が実行された場合には、ステップS2の印字処理の実行が行なわれることなく、ステップS3以降の処理が実行されることになる。
ステップS3に続く処理として、マイコン20は、印字データに付与されたID番号をフラッシュROM26のID番号記憶領域に記憶させる(ステップS4、管理手段)。この場合、エラー停止処理が実行された場合には、ステップS3で印字処理が正常に完了しなかったと判定される。そこで、その印字データについてのID番号は、エラーID番号記憶領域26bに記憶させられる。そして、ステップS3において印字処理が完了していないと判定された場合(ステップS5のN)、未完了通知がホスト機1に送信される(ステップS7、未完了通知手段)。これにより、ホスト機1においては、ラベルプリンタ2で受信されなかった印字データや印字処理されなかった印字データのうち、どのID番号の印字データが印字処理されなかったかを把握することができる。
次に、本発明の第三の実施の形態を図6に基づいて説明する。なお、第二の実施の形態と同じ部分は同一符号で示し説明も省略する。
本実施の形態では、ステップS21におけるID番号確認処理の内容及びステップS22におけるID番号の確認処理が第二の実施の形態と異なる。
つまり、ステップS21におけるID番号確認処理では、受信したID番号の重複を確認する。この確認は、今回受信したID番号(以下、第1の値という)と、以前に受信した印字データに付与されていたID番号(以下、第2の値)とを比較することにより実行される。以前に受信した印字データに付与されていたID番号は、ステップS4の処理によって、フラッシュROM26における正常ID番号記憶領域26a又はエラーID番号記憶領域26bに既に記憶されているので、これらの記憶領域26a、26bを検索して得ることができる。また、以前に複数の印字データを受信した場合には、第2の値は複数の値をとる。
続くステップS22では、受信したID番号の重複の有無が判定される。この判定は、ステップS21の比較処理によって、前述した第1の値と第2の値とが一致しているかどうかを判定することによって実行される。この場合、第1の値と第2の値とが一致していなければ、受信したID番号に重複がないと判定され、第1の値と第2の値とが一致していれば、受信したID番号に重複があると判定される。
そこで、受信したID番号に重複がない場合には(ステップS22のY)、第一の実施の形態と同様に、ステップS3以降の処理が実行される。これに対して、受信したID番号に重複があった場合には(ステップS22のN)、エラー停止処理を実行する。ここに、データ通信部25が順に受信した印字データに付加されているID番号を分析し、受信したID番号に重複があった場合にはエラー停止処理を実行し、印字データに基づく印字処理を完了させないようにする手段の機能が実行される。
その後の処理については、第二の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、ID番号が重複した印字データに基づくラベル3bへの印字がなされない。これにより、同一のラベル3bが意図せずに重複して発行されることがない。
本発明の第一の実施の形態のラベルプリンタをホスト機とともに示す概略図である。 ラベルプリンタの電装系を示すブロック図である。 発行コマンドの一例示す模式図である。 印字処理の流れを示すフローチャートである。 ラベルプリンタからホスト機へ通知する通知データの一例を示す模式図である。 本発明の第二及び第三の実施の形態の印字処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…ラベルプリンタ(プリンタ)、2…ホスト機、5…印字部、25…データ通信部
26…フラッシュROM(記憶領域)、ステップS2…印字実行手段、ステップS3…判定手段、ステップS4…管理手段、ステップS6…完了通知手段、ステップS7…未完了通知手段

Claims (5)

  1. 用紙に対して印字を行う印字部と、
    ホスト機との間でデータの送受信を実行し、前記ホスト機から送信される固有のID番号が付加された印字データを受信するデータ通信部と、
    前記データ通信部が印字データを受信する毎に、受信した印字データに従い前記印字部を駆動制御し、当該印字データに基づく画像を用紙に印字する印字実行手段と、
    各印字データについて印字処理が完了したかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって印字処理が完了したと判定された印字データに付加されているID番号を記憶領域に記憶保存する管理手段と、
    前記データ通信部が受信した印字データに付加されているID番号を分析し、受信したID番号に昇順違いがあった場合に当該印字データに基づく印字処理を完了させないエラー停止処理手段と、
    を備えるプリンタ。
  2. 用紙に対して印字を行う印字部と、
    ホスト機との間でデータの送受信を実行し、前記ホスト機から送信される固有のID番号が付加された印字データを受信するデータ通信部と、
    前記データ通信部が印字データを受信する毎に、受信した印字データに従い前記印字部を駆動制御し、当該印字データに基づく画像を用紙に印字する印字実行手段と、
    各印字データについて印字処理が完了したかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって印字処理が完了したと判定された印字データに付加されているID番号を記憶領域に記憶保存する管理手段と、
    前記データ通信部が順に受信した印字データに付加されているID番号を分析し、受信したID番号に重複があった場合に当該印字データに基づく印字処理を完了させないエラー停止処理手段と、
    を備えるプリンタ。
  3. 前記管理手段は、前記判定手段によって印字処理が完了しなかったと判定された印字データに付加されているID番号を記憶領域に記憶保存する請求項1または2記載のプリンタ。
  4. 前記記憶領域に記憶保存する印字処理が完了した印字データに付加されているID番号を前記データ通信部によって前記ホスト機に送信する完了通知手段を有する請求項1ないし3のいずれか一記載のプリンタ。
  5. 前記記憶領域に記憶保存する印字処理が完了しなかった印字データに付加されているID番号を前記データ通信部によって前記ホスト機に送信する未完了通知手段を有する請求項1ないし4のいずれか一記載のプリンタ。
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