JP2003341121A - 印字装置および印字システム - Google Patents
印字装置および印字システムInfo
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Abstract
停止、継続、レイアウト変更等を選択的に実行する。 【解決手段】 CPU11は、ヘッド制御部15に対し
てサーマルヘッド5のヘッドチェックを指示する。ヘッ
ド制御部15は、サーマルヘッド5を構成する各発熱体
の断線の有無をチェックし、断線が検出されると、検出
された断線位置をCPU11を介してPC200に通知
する。PC200は、印字データと断線位置とに基づい
て、バーコードや二次元コード等の識別コードの印字位
置と断線位置とが重なるとき、識別コードの読み取りが
可能か否かを判断し、読み取りが可能であれば印字継続
し、読み取りが不可能であればレイアウト変更を行い、
レイアウト変更不可であれば、印字停止するか、他のプ
リンタによる振り替え印字を行う。
Description
字システムに関し、特に、ヘッド切れの発生を検出する
ヘッドチェック機能を有する印字装置および印字システ
ムに関する。
には、サーマルヘッドを構成する各発熱体の断線の有無
をチェックするヘッドチェック機能を有するものがあ
る。このようなラベルプリンタにおいては、ヘッドチェ
ック機能をオンにして印字動作を行わせると、ヘッド切
れ(所定の発熱体の断線)の発生が検出されたとき、印
字動作を停止させる。そして、ラベルプリンタに接続さ
れているホストコンピュータ等にヘッド切れが検出され
たことを通知する。
ベルプリンタにおいては、ヘッド切れが検出されても、
ホストコンピュータに通知される情報は、ヘッド切れが
発生したことのみであるため、ユーザは、印字結果か
ら、サーマルヘッドのどの発熱体が断線し、印字にどう
影響しているのかを確認しなければならなかった。ま
た、印字を再開させる場合、サーマルヘッドの交換が必
要であるが、新しいサーマルヘッドに交換するまでの
間、現場判断により、ラベルプリンタのヘッドチェック
機能をオフにして印字を再開させると、第2、第3のヘ
ッド切れ等を検出できないため、印字不良のラベルを発
行してしまう可能性があるという問題点があった。
ものであり、ヘッド切れが発生したとき、ヘッド切れを
起こした発熱体の位置と印字レイアウトに基づいて、印
字停止すべきか否かを柔軟に判断し、できるだけ印字停
止を回避することができるようにするものである。
置は、所定の印字データを所定の用紙に印字する印字装
置であって、複数の発熱体からなり、印字データを用紙
に印字する印字手段と、印字手段を構成する各発熱体の
断線の有無、および断線した発熱体の位置を検出する検
出手段と、検出手段によって発熱体の少なくとも1つに
断線が検出されたとき、検出手段による検出結果と、印
字データとに基づいて、断線した発熱体が印字手段によ
る印字結果に与える影響を判断する判断手段と、判断手
段による判断の結果に応じて、印字データの用紙への印
字処理の停止または継続、或いは、印字レイアウトの変
更を行うように制御する制御手段とを備えることを特徴
とする。また、判断手段は、所定の識別コードを用紙の
所定の位置に印字するためのコマンドが印字データに含
まれ、かつ、検出手段によって、発熱体の所定のものが
断線していることが検出された場合において、断線して
いることが検出された発熱体の所定のものの位置と、識
別コードが用紙に印字される位置とが重なるとき、識別
コードの種類に基づいて、印字手段による印字結果に及
ぶ影響を判断するようにすることができる。また、制御
手段は、判断手段による判断の結果に応じて、識別コー
ドがバーコードであり、断線した発熱体の位置と、バー
コードが用紙に印字される位置とが重なる場合におい
て、印字レイアウトの変更が可能であるとき、印字レイ
アウトの変更を行うように制御し、印字レイアウトの変
更が不可能であるとき、印字データの用紙への印字処理
を停止するように制御するようにすることができる。ま
た、制御手段は、判断手段による判断の結果に応じて、
識別コードが二次元コードであり、断線した発熱体の位
置と、二次元コードが用紙に印字される位置とが重なる
場合において、二次元コードの読み取りが不可能であ
り、かつ印字レイアウトの変更が可能であるとき、印字
レイアウトの変更を行うように制御し、印字レイアウト
の変更が不可能であるとき、印字データの用紙への印字
処理を停止するように制御するようにすることができ
る。請求項5に記載の印字装置は、所定のホストコンピ
ュータに複数の印字装置が接続され、各印字装置が所定
の印字データを所定の用紙に印字する印字システムであ
って、各印字装置は、複数の発熱体からなり、印字デー
タを用紙に印字する印字手段と、印字手段を構成する各
発熱体の断線の有無、および断線した発熱体の位置を検
出する検出手段と、検出手段による検出結果をホストコ
ンピュータに送信する送信手段とを備え、ホストコンピ
ュータは、送信手段によって送信された検出手段による
検出結果を受信する受信手段と、受信手段によって受信
された検出結果に基づいて、発熱体の少なくとも1つに
断線が検出されたとき、検出結果と、印字データとに基
づいて、断線した発熱体が印字手段による印字結果に与
える影響を判断する判断手段と、判断手段による判断の
結果に応じて、印字装置の印字手段による印字データの
用紙への印字処理の停止または継続、或いは、印字レイ
アウトの変更を行うように制御する制御手段とを備える
ことを特徴とする。
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図
に示すように、ラベルプリンタ100は、各部を制御す
る制御部10と、用紙1に印字を行うサーマルヘッド
(以下では、適宜単にヘッドと記載する)5と、制御部
10の制御により駆動されるステッピングモータ7と、
タイミングベルト(以下では、適宜単にベルトと記載す
る)8を介して伝達されるステッピングモータ7の回転
駆動力によって回転し、後述する供給軸2にセットされ
た用紙1を搬送するとともに、用紙1をサーマルヘッド
5に押圧するプラテンローラ(以下では、適宜単にプラ
テンと記載する)6と、用紙1を回転自在に支持する供
給軸2と、用紙1をサーマルヘッド5に案内する案内ロ
ーラ3と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出
射された光の用紙1からの反射光を受光し、受光した光
の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号
を出力する受光部とからなり、用紙1の裏面の側に発光
部と受光部を配し、用紙1の裏面に印刷等によって形成
されたアイマーク(黒の矩形のマーク)を、受光部の受
光量に基づいて検出するセンサ9とを備えている。
例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部
10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(re
adonly memory)12と、ROM12に記
憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制
御するCPU(central processing
unit)11と、CPU11が動作する上で必要と
なる各種データを記憶するRAM(random ac
cess memory)13と、電源がオフされても
保持しておきたい各種データを記憶するEEPROM
(electrically erasable an
d programmable read only
memory)21と、ステッピングモータ7にパルス
信号を供給し、ステッピングモータ7を回転させるモー
タ制御部14と、CPU11から供給される印字すべき
文字、図形、およびバーコードなどの印字データに対応
する制御信号を生成し、サーマルヘッド5に供給し、印
字動作を行わせるとともに、サーマルヘッド5を構成す
る各発熱体の断線の有無をチェックし、その結果(断線
の有無、および断線がある場合はその断線の箇所)を断
線情報としてCPU11に供給するヘッド制御部15
と、CPU11の制御下、センサ9の発光部を制御し、
光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信
号を受け取り、ディジタルのデータに変換してピッチ検
出データとしてCPU11に供給するセンサ制御部16
と、外部インタフェース17と、インタフェース20と
を備えている。また、制御部10には、各種データやコ
マンドを入力するための入力部18と、入力部18から
入力された入力データや、各種情報を表示するための表
示部19とがインタフェース20を介して接続されてい
る。入力部18より入力された入力データは、インタフ
ェース20を介してCPU11に供給され、表示部19
に表示される各種情報に対応する表示データは、インタ
フェース20を介してCPU11より供給されるように
なっている。また、外部インタフェース17を介して、
外部に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)20
0等の各種機器との間で各種データやコマンドの送受信
を行うことができるようになっている。
本実施の形態の動作について説明する。まず最初に、ス
テップS1において、ラベルプリンタ100のCPU1
1は、外部インタフェース17を介して接続されている
PC200から供給される印字データを受信する。そし
て、受信した印字データをRAM13に供給し、記憶さ
せる。
は、ヘッド制御部15に対して、サーマルヘッド5を構
成する各発熱体の断線の有無のチェック(以下ではヘッ
ドチェックと記載する)を行うよう指令する。この指令
を受けたヘッド制御部15は、サーマルヘッド5を構成
する各発熱体の断線の有無を順にチェックする。発熱体
の断線の有無のチェックは、特開2001−38943
号公報の従来技術の欄に記載されているように、各発熱
体に並列に検出抵抗を設け、その一方の端部に接続され
たチェック端子の電圧を測定することによって行う。発
熱体に微少な電流を流したとき、発熱体に断線がない場
合、通電電流のほとんどが発熱体を流れるため、チェッ
ク端子の電圧値は低い値となる。一方、発熱体に断線が
ある場合、通電電流のほとんどが検出抵抗を流れるた
め、チェック端子の電圧値は高い値となる。このよう
に、発熱体を1個ずつ通電状態とし、チェック端子を介
して電圧チェックを行うことにより、発熱体の断線の有
無をチェックすることができる。
5は、ヘッドチェックの結果、断線のあることが検出さ
れた場合、断線があることを示す情報と、断線した発熱
体のアドレス情報とからなる検出結果を断線情報として
CPU11に供給する。例えば、ある発熱体が断線して
いること(ヘッド切れを発生したこと)が検出された場
合、発熱体が断線したを示す情報と、断線した発熱体の
アドレス情報(断線位置情報)(例えば、一列に並んだ
発熱体の一方の端部から順に数えて、断線した発熱体が
何番目の発熱体であるかを示す情報)を、断線情報とし
てCPU11に供給し、ステップS4に進む。一方、断
線のないことが検出された場合、断線がないことを示す
情報からなる検出結果を断線情報としてCPU11に供
給し、ステップS9に進む。
検出された場合、ステップS4に進み、CPU11によ
り、ヘッド制御部15から供給された断線情報に基づい
て、断線が発生したこと(断線エラーの発生)が認識さ
れる。次に、ステップS5において、CPU11は、ヘ
ッド制御部15より供給された断線情報に含まれる、断
線が発生した発熱体のアドレス情報(断線位置情報)を
外部インタフェース17を介してホストコンピュータ2
00に送信する。
ータ200は、印字データに含まれる印字レイアウト情
報に基づいて、バーコード等の識別コードが印字される
位置(識別コードが印字される用紙1上の領域)と、断
線位置とが重なるか否かが判定される。印字データは、
印字すべき文字列、識別コード、図形等を指定する情報
と、これらのデータを用紙1に印字するときの印字レイ
アウトを指定する情報等を指定するコマンドにより構成
されている。従って、印字レイアウト情報に基づいて、
識別コードが用紙1のどの領域に印字されるのかが分か
り、その領域に対応する発熱体に断線した発熱体が含ま
れるか否かを判定することにより、識別コードが印字さ
れる位置と断線位置とが重なるか否かを判定することが
できる。
断線位置とが重ならないと判定された場合、ステップS
9に進む。一方、識別コードが印字される位置と断線位
置とが重なると判定された場合、ステップS7に進む。
ータ200により、識別コードが二次元コードであるか
否かが判定される。その結果、二次元コードであると判
定された場合、ステップS8に進む。一方、二次元コー
ドではないと判定された場合、ステップS10に進む。
が、発熱体の断線によりその断線した発熱体の部分に対
応するドットが印字されていないにも拘わらず、二次元
コードの情報が読み取り可能であるか否かが判定され
る。この判定は、例えば、断線した発熱体の数が所定の
基準数以上であるか否かに基づいて行うようにすること
ができる。その結果、二次元コードの情報が読み取り可
能であると判定された場合、ステップS9に進み、二次
元コードの情報が読み取り可能ではないと判定された場
合、ステップS10に進む。
トの変更が可能であるか否かが判定される。例えば、印
字レイアウトを変更して、バーコードや二次元コードが
印字される領域を、断線位置の外に移動することが可能
であるか否かが判定される。その結果、印字レイアウト
を変更して、バーコードや二次元コードが印字される領
域を、断線位置の外に移動することが可能であると判定
された場合、ステップS12に進む。ステップS12に
おいて、ホストコンピュータ200は、印字レイアウト
を変更することにより、バーコードや二次元コードが印
字される領域を、断線位置の外に移動させる。その後、
ステップS6に戻り、ステップS6以降の処理が繰り返
し実行される。
アウトの変更により、バーコードや二次元コードが印字
される領域を、断線位置の外に移動することが不可能で
あると判定された場合、ステップS11に進む。ステッ
プS11においては、図示せぬ他のラベルプリンタが、
ホストコンピュータ200にLAN(local ar
ea network)等を介して接続され、各ラベル
プリンタからヘッドチェックの結果を取得し、印字デー
タを正常に印字することが可能な他のラベルプリンタの
代替使用が可能であるか否かが判定される。その結果、
他のラベルプリンタの代替使用が可能であると判定され
た場合、ステップS1に戻り、ホストコンピュータ20
0は、他のラベルプリンタに印字データを供給し、他の
ラベルプリンタに対してステップS1以降の処理を行わ
せ、印字発行処理を振り替え実行させる。
ルプリンタが使用可能ではないと判定された場合、ステ
ップS13に進み、ホストコンピュータ200の図示せ
ぬディスプレイに、ラベルプリンタ100のサーマルヘ
ッドを交換すべきであることを示すヘッド交換エラーメ
ッセージを表示する。その後、処理を終了する。
ことが検出された場合、または、ステップS6におい
て、識別コードの印字領域と断線位置とが重ならないと
判定された場合、または、ステップS8において、二次
元コードの読み取りが可能であると判定された場合、ス
テップS9に進み、そのまま印字発行処理を継続する。
その後、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理
が繰り返し実行される。
おいてヘッド切れが発生した場合、ラベルプリンタ10
0のCPU11は、断線した発熱体の位置を示す情報を
含む断線情報をホストコンピュータ200に外部インタ
フェース17を介して送信するので、ホストコンピュー
タ200は、ヘッド切れが印字結果に及ぼす影響を判断
することができる。そして、印字処理の停止はもとよ
り、印字処理の継続、ヘッド切れが印字結果に影響を及
ぼさないような印字レイアウトへの変更などを行うこと
ができる。
複数のラベルプリンタがLAN等を介して接続され、ホ
ストコンピュータ200が複数のラベルプリンタを制御
する場合、ヘッド切れが発生したラベルプリンタへは、
そのラベルプリンタのサーマルヘッドの断線位置では問
題が生じない他の印字データを供給し、印字発行処理を
実行させ、ヘッド切れを起こしていない他の所定のラベ
ルプリンタへは、ヘッド切れを起こして印字ができなく
なった印字データを供給し、印字発行処理を振り替え実
行させる。
ットでもあると読み取りができなくなるが、二次元コー
ドでは、誤り訂正機能等により、1または数ドットのド
ット抜けがあった場合でも読み取りが可能な場合があ
り、その場合には、印字発行処理を継続させるようにす
ることができる。
iCode、DataMatrix(ECC200)、
MaxiCode、QR Code、AztecCod
e等の種類があり、DataMatrix、MaxiC
ode、QR Code、AztecCodeには、切
り出しマークと呼ばれる、シンボルの種類(二次元コー
ドの種類)を識別するためのマークがある。一般的にコ
ードリーダは、この切り出しマークを見つけてシンボル
の種類を認識し、シンボルの種類に応じて読み取りを行
うようにしている。従って、切り出しマークがドット抜
け等により読み取れない場合、二次元コードの読み取り
ができない場合がある。従って、サーマルヘッド5の断
線位置が、二次元コードの切り出しマークが印字される
位置と重なる場合には、印字処理を停止させたり、印字
レイアウトを変更したり、他のラベルプリンタに振り替
えて印字するようにすることができる。
ドとストップコードの両方が無くなったとき、シンボル
の認識ができず読み取りができなくなる。スタートコー
ドおよびストップコードのどちらか一方が残っている場
合、読み取り可能である。従って、サーマルヘッド5の
断線位置が、識別コードのスタートコードおよびストッ
プコードの印字位置に対応する場合、印字処理を停止さ
せたり、印字レイアウトを変更したり、他のラベルプリ
ンタに振り替えて印字するようにすることができる。
0,101,102がLAN300を介して接続されて
いる例を示している。いま、ラベルプリンタ100に断
線エラーが検出され、印字データを正常に印字すること
ができなくなったとする。その場合、断線エラーがなく
正常に動作しているラベルプリンタ101に印字データ
を供給して振り替え印字を行わせる。また、ラベルプリ
ンタ102において印字中の印字データが、ラベルプリ
ンタ100において印字させても識別コードの読み取り
が可能な印字データである場合、ラベルプリンタ102
において印字していた印字データをラベルプリンタ10
0に供給して印字処理を行わせ、ラベルプリンタ102
には新たに別の印字データを供給して印字処理を実行さ
せることができる。このように、各ラベルプリンタ10
0,101,102を効率的に稼働させることが可能で
ある。
ドの種類に基づいて、印字停止、印字継続、印字レイア
ウト変更を柔軟に選択して実行することができるので、
印字処理を行う現場において、ラベルプリンタの不要な
停止を回避して稼働時間を延ばすことができ、作業効率
を向上させることができる。
コンピュータ200が印字停止、印字継続、印字レイア
ウトの変更の要否の判断等の処理を実行するようにした
が、ラベルプリンタ100のCPU11がこれらの処理
を実行するようにすることも可能である。例えば、図3
のフローチャートに示した処理をCPU11が実行する
ようにすることも可能である。その場合、ステップS1
3におけるヘッド交換エラーメッセージの表示は、表示
部19において行われる。
ードや二次元コードの印字位置と、断線した発熱体の位
置とが重なる場合にエラーとし、印字停止やレイアウト
変更を行うようにしたが、文字の印字位置と断線した発
熱体の位置とが重なる場合においてもエラーとすること
ができる。また、二次元コードの印字位置と断線した発
熱体の位置とが重なる場合において、二次元コードの読
み取りが可能であっても、エラーとすることができる。
をラベルプリンタに適用する場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、他の印刷装置にも本発
明を適用することができる。
例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更
することができることは言うまでもない。
び印字システムによれば、複数の発熱体からなる印字手
段が、印字データを用紙に印字し、検出手段が、印字手
段を構成する各発熱体の断線の有無、および断線した発
熱体の位置を検出し、判断手段が、検出手段によって発
熱体の少なくとも1つに断線が検出されたとき、検出手
段による検出結果と、印字データとに基づいて、断線し
た発熱体が印字手段による印字結果に与える影響を判断
し、制御手段が、判断手段による判断の結果に応じて、
印字データの用紙への印字処理の停止または継続、或い
は、印字レイアウトの変更を行うように制御するように
したので、ヘッドチェックの結果、発熱体の断線が検出
された場合でも、印字処理の停止頻度を最小限に抑え、
作業効率を向上させることができる。また、各印字装置
においては、複数の発熱体からなる印字手段が、印字デ
ータを用紙に印字し、検出手段が、印字手段を構成する
各発熱体の断線の有無、および断線した発熱体の位置を
検出し、送信手段が、検出手段による検出結果をホスト
コンピュータに送信し、ホストコンピュータにおいて
は、受信手段が、送信手段によって送信された検出手段
による検出結果を受信し、判断手段が、受信手段によっ
て受信された検出結果に基づいて、発熱体の少なくとも
1つに断線が検出されたとき、検出結果と、印字データ
とに基づいて、断線した発熱体が印字手段による印字結
果に与える影響を判断し、制御手段が、判断手段による
判断の結果に応じて、印字装置の印字手段による印字デ
ータの用紙への印字処理の停止または継続、或いは、印
字レイアウトの変更、または、他の印字装置による振り
替え印字を行うように制御するようにしたので、ヘッド
チェックの結果、発熱体の断線が検出された場合でも、
他の印字装置を用いて振り替え印字することができ、印
字処理の停止頻度を最小限に抑え、作業効率を向上させ
ることができる。
一実施の形態の構成例を示す図である。
る。
を説明するためのフローチャートである。
を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の印字データを所定の用紙に印字す
る印字装置であって、 複数の発熱体からなり、前記印字データを前記用紙に印
字する印字手段と、 前記印字手段を構成する各発熱体の断線の有無、および
断線した発熱体の位置を検出する検出手段と、 前記検出手段によって前記発熱体の少なくとも1つに断
線が検出されたとき、前記検出手段による検出結果と、
前記印字データとに基づいて、断線した前記発熱体が前
記印字手段による印字結果に与える影響を判断する判断
手段と、 前記判断手段による判断の結果に応じて、前記印字デー
タの前記用紙への印字処理の停止または継続、或いは、
印字レイアウトの変更を行うように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする印字装置。 - 【請求項2】 前記判断手段は、所定の識別コードを前
記用紙の所定の位置に印字するためのコマンドが前記印
字データに含まれ、かつ、前記検出手段によって、前記
発熱体の所定のものが断線していることが検出された場
合において、断線していることが検出された前記発熱体
の所定のものの位置と、前記識別コードが前記用紙に印
字される位置とが重なるとき、前記識別コードの種類に
基づいて、前記印字手段による印字結果に及ぶ影響を判
断することを特徴とする請求項1に記載の印字装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記判断手段による判
断の結果に応じて、前記識別コードがバーコードであ
り、断線した前記発熱体の位置と、前記バーコードが前
記用紙に印字される位置とが重なる場合において、印字
レイアウトの変更が可能であるとき、印字レイアウトの
変更を行うように制御し、印字レイアウトの変更が不可
能であるとき、前記印字データの前記用紙への印字処理
を停止するように制御することを特徴とする請求項2に
記載の印字装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記判断手段による判
断の結果に応じて、前記識別コードが二次元コードであ
り、断線した前記発熱体の位置と、前記二次元コードが
前記用紙に印字される位置とが重なる場合において、前
記二次元コードの読み取りが不可能であり、かつ印字レ
イアウトの変更が可能であるとき、印字レイアウトの変
更を行うように制御し、印字レイアウトの変更が不可能
であるとき、前記印字データの前記用紙への印字処理を
停止するように制御することを特徴とする請求項2に記
載の印字装置。 - 【請求項5】 所定のホストコンピュータに複数の印字
装置が接続され、各印字装置が所定の印字データを所定
の用紙に印字する印字システムであって、 各印字装置は、 複数の発熱体からなり、前記印字データを前記用紙に印
字する印字手段と、 前記印字手段を構成する各発熱体の断線の有無、および
断線した発熱体の位置を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果を前記ホストコンピュータ
に送信する送信手段とを備え、 前記ホストコンピュータは、 前記送信手段によって送信された前記検出手段による検
出結果を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記検出結果に基づい
て、前記発熱体の少なくとも1つに断線が検出されたと
き、前記検出結果と、前記印字データとに基づいて、断
線した前記発熱体が前記印字手段による印字結果に与え
る影響を判断する判断手段と、 前記判断手段による判断の結果に応じて、前記印字装置
の前記印字手段による前記印字データの前記用紙への印
字処理の停止または継続、或いは、印字レイアウトの変
更、または、他の前記印字装置による振り替え印字を行
うように制御する制御手段とを備えることを特徴とする
印字システム。
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JP2003341121A true JP2003341121A (ja) | 2003-12-03 |
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