JP2013244706A - 印字ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】サーマルヘッドの発熱体の劣化、損傷等が発生した場合においても、媒体に対するバーコードの印字を停止する停止時間を抑制することができる印字ユニットを提供する。
【解決手段】印字ユニット1は、搬送路に沿って搬送しているロール紙11に対して、バーコードを印字する。サーマルヘッド13は、複数の発熱体を搬送路の幅方向にライン状に並べたものである。印字制御部4は、印字データに基づき、サーマルヘッド13の複数の発熱体を個別に駆動し、搬送路に沿って搬送されている媒体に対してバーコードを含む画像を印字する。印字したバーコードの印字データと、このバーコードを読み取った読み取り画像データと、を対比して、印字が不適正である箇所を検出することで、不良発熱体を検出する。媒体に対するバーコードの印字位置は、このバーコードの印字において、検出された不良発熱体がドットを印字しない位置に調整する。
【選択図】図2

Description

この発明は、一次元バーコードや二次元バーコード等のバーコードを媒体に印字する印字ユニットに関する。
従来、ロール紙やカット紙等の媒体に対して、一次元バーコードや二次元バーコード等のバーコードを印字する印字ユニットがある。この種の印字ユニットは、投票券、入場券、割引券等のチケットを発券する発券機等で利用されている。印字ユニットが媒体に印字するバーコードは、発券するチケットにかかる情報である。例えば、発券するチケットが投票券であれば、投票内容にかかる情報をバーコードで印字し、発券するチケットが割引券であれば、割引内容にかかる情報をバーコードで印字している。
このチケットに印字されているバーコードは、このチケットを処理する別の装置で読み取られる。したがって、バーコードが適正に印字されていないチケットは、このチケットを処理する装置で使用できない。このため、印字ユニットは、印字したバーコードが適正であるかどうか(印字の掠れや抜けが生じていないかどうか)を確認し、印字したバーコードが不適正であれば、この不適正なバーコードが印字された媒体を発行せずに、廃棄している(特許文献1等参照)。
特開2006−168086号公報
しかしながら、印字ユニットは、バーコードの印字が不適正になると、その原因が解消されるまで、媒体に対するバーコードの印字を停止していた。したがって、この印字ユニットを組み込んだ発券機等の機器は、印字ユニットにおいてバーコードの印字が不適正になった原因が解消されるまで、チケットを発券することができない。
自己診断機能を備えた印字ユニットは、バーコードの印字が不適正になった原因を診断することができる。この原因が、バーコードを印字するサーマルヘッドの発熱体におけるゴミの付着であれば、印字ユニットは、公知のクリーニング機構を備えていれば、サーマルヘッドのクリーニングを行い、バーコードの印字が不適正になった原因を短時間で解消できる。
一方、バーコードの印字が不適正になった原因が、サーマルヘッドの発熱体の劣化、損傷等である場合、係員等による保守作業(サーマルヘッドの交換等にかかる作業)が必要になるので、バーコードの印字が不適正になった原因が解消できるまでに要する時間が比較的長くなる。したがって、この印字ユニットを組み込んだ発券機等の機器の停止時間も長くなり、該機器の稼働効率を大きく低下させるという問題があった。
この発明の目的は、サーマルヘッドの一部の発熱体において、劣化、損傷等が発生しても、媒体に対するバーコードの印字を停止する停止時間を十分に抑えることができる印字ユニットを提供することにある。
この発明の印字ユニットは、上記課題を解決し、その目的を達するために以下のように構成している。
この印字ユニットは、搬送路に沿って搬送している媒体に対して、バーコードを印字する。印字するバーコードは、一次元バーコードであってもよいし、二次元バーコードであってもよい。
サーマルヘッドは、複数の発熱体を搬送路の幅方向にライン状に並べたものである。印字制御部は、印字データに基づき、サーマルヘッドの複数の発熱体を個別に駆動し、搬送路に沿って搬送されている媒体に対してバーコードを含む画像を印字する。
また、不良発熱体検出部は、サーマルヘッドの発熱体毎に、ドットが適正に印字できない不良発熱体であるかどうかを検出する。不良発熱体の検出は、例えば、発熱体毎に抵抗値を測定し、その抵抗値が適正値の範囲内であるかどうかを確認することによって行う構成であってもよい。
また、実際に印字したバーコードの印字データと、このバーコードを読み取った読み取り画像データと、を対比して、印字が不適正である箇所(一致しない箇所)を検出し、この箇所に対して印字を行う発熱体を不良発熱体として検出する構成であってもよい。この場合には、印字制御部が媒体に印字したバーコードが適正に印字されているかどうかを判定する判定部を設けるのが好ましい。この判定部は、例えば、印字されたバーコードを読み取って、このバーコードが示す情報(このバーコードが示す符号化列)へのデコードに成功したか、失敗したかによって、印字制御部が媒体に印字したバーコードが適正であるかどうかを判定する構成とすればよい。また、不良発熱体検出部は、判定部が媒体に印字されているバーコードが不適正であると判定したときに、不良発熱体の検出にかかる処理を行う構成とすればよい。
そして、印字制御部は、媒体にバーコードを印字するとき、媒体に対するバーコードの印字位置を、このバーコードの印字において不良発熱体検出部により検出された不良発熱体がドットを印字しない位置に調整する。すなわち、印字制御部は、バーコードの印字において、不良発熱体がドットの印字を行わないように、そのバーコードの印字位置を調整する。例えば、印字するバーコードが一次元バーコードである場合には、不良発熱体が対応する印字位置を、印字するバーコードの黒バー間の白バーに対応するように調整する。また、印字するバーコードが二次元バーコードである場合には、不良発熱体が対応する位置から外れる位置に、二次元バーコードの印字位置を調整する。
これにより、サーマルヘッドの一部の発熱体の劣化、損傷等が原因で、媒体に対するバーコードの印字を停止させなければならない事態になるのを防止できる。すなわち、サーマルヘッドの発熱体の劣化、損傷等が発生した場合においても、媒体に対するバーコードの印字を停止する停止時間を抑えることができる。
また、印字制御部は、媒体に印字されているバーコードが不適正であると判定されたとき、不適正であると判定されたバーコードに重ならない位置に、バーコードの再印字を行うようにしてもよい。このようにすれば、廃棄する媒体の総量が抑えられる。
この発明によれば、サーマルヘッドの一部の発熱体において、劣化、損傷等が発生しても、媒体に対するバーコードの印字を停止する停止時間を十分に抑えることができる。
印字ユニットの主要部の構成を示すブロック図である。 印字ユニットの構成を説明する概略図である。 サーマルヘッドの発熱体と、イメージセンサの光学素子との対応関係を説明する図である。 印字ユニットが発券するチケットを示す図である。 印字ユニットの動作を示すフローチャートである。 印字データと、読み取り画像データと、を対比して印字不良が生じた箇所を検出する処理を説明する図である。 一次元バーコードを再印字したチケットを示す図である。 二次元バーコードを再印字したチケットを示す図である。
以下、この発明の実施形態である印字ユニットについて説明する。
図1は、この発明の実施形態である印字ユニットの主要部の構成を示すブロック図である。図2は、この印字ユニットの構成を説明する概略図である。
この印字ユニット1は、制御部2と、搬送部3と、印字制御部4と、画像読取部5と、クリーニング部6と、カット部7と、入出力部8と、を備えている。この印字ユニット1は、投票券、入場券、割引券等のチケットを発券する発券装置に組み込まれる。
制御部2は、印字ユニット1本体各部の動作を制御する。
搬送部3は、搬送路に沿ってロール紙11を搬送する。この搬送路は、ロール紙11をセットするロール紙収納部と、チケットを放出する発券口と、を結んでいる。搬送部3は、ロール紙11の先端を発券口に引き出す方向(正方向)、およびロール紙11を巻き取る方向(逆方向)に搬送できる。搬送路は、ロール紙11を挟持して搬送する一対の搬送ローラ12を、ロール紙11の搬送方向に複数並べている。搬送ローラ12は、一方が駆動ローラであり、他方が従動ローラである。搬送部3は、駆動ローラを駆動し、ロール紙11を正方向、または逆方向に搬送する。
印字制御部4は、サーマルヘッド13を制御し、ロール紙に文字や図形等を印字する。プラテンローラ14は、搬送路を挟んでサーマルヘッド13に対向させて配置している。サーマルヘッド13は、ロール紙11の搬送方向に直交する方向(図2における紙面に垂直な方向)に並べた複数の発熱体(この例では、以下に示すようにn個(a1〜an)の発熱体)を有する。各発熱体が、ロール紙11の対向する面にドットを印字する。印字制御部4は、各発熱体を個別に駆動し、サーマルヘッド13に対向するロール紙11の一方の面(印字面)に文字や図形等を印字する。印字制御部4は、劣化、損傷等によって、印字が適正に行えない状態の発熱体(不良発熱体)を記憶するメモリ(不図示)を備えている。
画像読取部5は、イメージセンサ15を有し、ロール紙11の印字面に印字されている画像を読み取る。イメージセンサ15は、ロール紙11の搬送方向に直交する方向(図2における紙面に垂直な方向)に並べたCCDやCIS等の光学素子を有する。ここでは、イメージセンサ15の光学素子は、サーマルヘッド13の発熱体と同数(n個(b1〜bn))である。イメージセンサ15の光学素子と、サーマルヘッド13の発熱体とは、図3に示すように、ロール紙11の搬送方向に並んでいる。
クリーニング部6は、サーマルヘッド13の発熱体に付着している汚れをクリーニングする。クリーニング部6は、クリーニング媒体格納部16に格納しているクリーニング媒体を搬送路に繰り出す。搬送部3が、このクリーニング媒体を搬送路に沿って搬送することにより、サーマルヘッド13の発熱体に付着している汚れをクリーニング媒体で拭き取る。このクリーニング媒体は、アルコール等の洗浄液を染み込ませている。
カット部7は、カッタ17で、ロール紙11を発券するチケットのサイズにカットする。
入出力部8は、この印字ユニット1本体を組み込んだ発券装置等の上位装置との間におけるデータの入出力を制御する。
なお、搬送路には、特に図示していないが、分岐路が設けられている。この分岐路は、印字等が不適正であったチケットや、クリーニング媒体等を回収ボックス(不図示)に搬送するのに利用される。
この印字ユニット1は、上位装置からの指示にしたがって、ロール紙11の印字面に一次元バーコードを含む画像を印字する。印字する画像には、文字も含まれる。図4は、この印字ユニットが発券するチケットを示す概略図である。図4では、ロール紙11の印字面に印字された一次元バーコードのみ示している(一次元バーコード以外の文字等については、その図示を省略している。)。一次元バーコードを構成する複数のバー(黒バー)は、搬送路の幅方向に並んでいる。言い換えれば、一次元バーコードを構成する複数のバーは、搬送路におけるロール紙11の搬送方向に延びている。印字ユニット1は、ロール紙11の印字面に、一次元バーコードを構成する黒バーを印字する(白バーは印字しない。)。サーマルヘッド13の各発熱体は、一次元バーコードの印字において、黒バーを印字するもの(黒ドットを連続して印字するもの)と、黒バーの印字を行わないもの(黒ドットの印字を行わないもの)と、に分けられる。
以下、この印字ユニット1の動作について説明する。図5は、この印字ユニットの動作を示すフローチャートである。
印字ユニット1は、上位装置からチケットの発券指示が入出力部8に入力されるのを待っている(s1)。このチケットの発券指示には、チケットとして発券するロール紙11の印字面に印字する一次元バーコードを含む文字や画像にかかる印字データが含まれている。
印字ユニット1は、入出力部8において、上位装置からのチケットの発券指示を受信すると、ロール紙11の印字面における一次元バーコードの印字位置を決定する(s2)。s2では、ロール紙11の搬送方向に垂直な方向(搬送路の幅方向)における、一次元バーコードの印字位置を決定する。ロール紙11の搬送方向における一次元バーコードの印字位置は、予め定めている。s2では、印字制御部4が、メモリに記憶している劣化、損傷等によって、印字が適正に行えない不良発熱体の有無を確認する。印字制御部4は、不良発熱体がなければ、一次元バーコードの印字位置を予め定めている初期位置に決定する。一方、印字制御部4は、不良発熱体があれば、この不良発熱体の印字位置が、今回入出力部8に入力された印字データに基づいてロール紙11の印字面に印字する一次元バーコードのいずれかの白バーに対応する位置になるように、搬送路の幅方向における一次元バーコードの印字位置を決定する。
なお、一次元バーコード以外の文字や図形については、予め定めている位置を印字位置にする。
印字ユニット1は、ロール紙11の印字面に対する印字処理を行う(s3)。s3では、搬送部3が、ロール紙11を搬送路に沿って搬送し、印字制御部4がサーマルヘッド13の各発熱体を制御し、上位装置から受信した印字データに基づく、文字や画像をロール紙11の印字面に印字する。
印字ユニット1は、ロール紙11の印字面に対する印字処理が完了すると、今回印字した一次元バーコードが適正であるかどうかを判定する(s4)。このs4が、この発明で言う、判定部に相当する構成である。s4では、画像読取部5が、イメージセンサ15を用いて、s3で印字した一次元バーコードを読み取り、読み取った一次元バーコードが示す符号化列を生成するデコード処理を行う。そして、このデコード処理で得られた符号化列と、今回入出力部8に入力された印字データに基づいて印字すべき一次元バーコードが示す符号化列と、が一致しているかどうかを判定する。印字ユニット1、これら2つの符号化列が一致していれば、今回印字した一次元バーコードが適正であると判定する。一方、イメージセンサ15で読み取った一次元バーコードの画像が示す符号化列を生成するデコード処理に失敗した場合(符号化列が生成できなかった場合)や、これら2つの符号化列が一致していなかった場合、今回印字した一次元バーコードが不適正であると判定する。
印字ユニット1は、s4で、今回印字した一次元バーコードが適正であると判定すると、カット部7でロール紙11をカットし、図4に示したチケットを発券口から放出し(s5)、s1に戻る。
一方、印字ユニット1は、s4で、今回印字した一次元バーコードが不適正であると判定すると、カット部7でロール紙11をカットし、このカットしたチケットを図示していない分岐路に搬送し、回収ボックスに回収する(s6)。すなわち、印字した一次元バーコードが不適正であったチケットを発券せずに、廃棄する。
また、印字ユニット1は、今回印字した一次元バーコードにおいて、ドットが適正に印字されていない箇所(印字すべき黒バーにおいて、印字掠れや印字抜けが生じている箇所)を検出する(s7)。s7では、図6に示すように、一次元バーコードの印字データと、イメージセンサ15で読み取った一次元バーコードの読み取り画像データと、を対比し、相違している箇所を検出する。この相違している箇所が、ドットが適正に印字されていない箇所(印字不良が生じた箇所)である。そして、印字制御部4が、検出した印字不良個所の印字に使用したサーマルヘッド13の発熱体(印字不良個所においてドットを印字すべきサーマルヘッド13の発熱体)を特定する(s8)。
このように、印字ユニット1は、一次元バーコードの印字データと、イメージセンサ15で読み取った一次元バーコードの読み取り画像データと、を対比することで、s7で検出した印字不良個所にドットを印字するサーマルヘッドの発熱体を特定する。
印字ユニット1は、印字制御部4において、s8で特定したサーマルヘッドの発熱体について、抵抗値を検出するエコーチェックを行い、今回印字不良が生じた原因がゴミの付着によるものであるか、劣化、損傷によるものであるかを判定する(s9)。
印字ユニット1は、s9で、今回印字不良が生じた原因がゴミの付着によるものであると判定すると、サーマルヘッド13のクリーニングを行い(s10)、s3以降の処理を繰り返す。具体的には、クリーニング部6が、クリーニング媒体格納部16に格納しているクリーニング媒体を搬送路に繰り出す。搬送部3が、このクリーニング媒体を搬送路に沿って搬送することにより、サーマルヘッド13の発熱体に付着している汚れやゴミをクリーニング媒体で拭き取る。その後、s3に戻り、再度ロール紙11に対する一次元バーコード等の印字処理を行う。
一方、印字ユニット1は、s9で、今回印字不良が生じた原因が発熱体の劣化、損傷であると判定すると、s8で特定した発熱体を不良発熱体として印字制御部4のメモリに記憶する(s11)。印字ユニット1は、一次元バーコードの印字が可能であるかどうかを判定する(s12)。s12では、この時点で記憶している不良発熱体の個数が予め定めているX個以上である場合や、搬送路の幅方向にY個以上の不良発熱体が連続している場合等に、一次元バーコードの印字ができないと判定する。すなわち、一次元バーコードの印字位置を、搬送路の幅方向にずらしても、いずれかの不良発熱体の印字位置が黒バーの印字位置になる可能性が高いときに、一次元バーコードの印字ができないと判定する。
印字ユニット1は、s12で一次元バーコードの印字が可能であると判定すると、s2に戻り、再度ロール紙11に対する一次元バーコード等の印字処理を行う。
一方、印字ユニット1は、s12で一次元バーコードの印字ができないと判定すると、その旨を上位装置に通知し(s13)、本処理を終了する。この場合、上位装置は、チケットの発券を停止するとともに、係員等に対して保守点検が必要である通知(障害発生通知)を行う。
このように、この印字ユニット1は、サーマルヘッド13の一部の発熱体が劣化、損傷しても、すぐに一次元バーコードの印字を停止するのではなく、一次元バーコードの印字位置を搬送路の幅方向にずらして印字を継続するので、印字ユニット1の稼働効率を向上させることができる(サーマルヘッド13の発熱体の劣化、損傷にともなう停止時間を十分に抑えることができる。)。
また、上記の例では、s4で一次元バーコードが不適正であると判定したチケットを回収し、廃棄するとしたが、図7に示すように、印字位置を搬送路の幅方向にずらして、一次元バーコードを再印字したチケットを発行するようにしてもよい。この場合、再印字後に、s9以降の処理を行えばよい。また、再印字の際には、今回印字不良となった発熱体が白バーに対応するように、印字位置を決定する。
このように、一次元バーコードを再印字したチケットを発行する構成とすることで、印字不良により、廃棄するチケットの総量を減少させることができ、運用コストを低減することができる。
また、ロール紙11に印字するバーコードは、上述した一次元バーコードに限らず、二次元バーコードであってもよい。
また、再印字するバーコードが二次元バーコードである場合には、再印字する二次元バーコードを2つ以上にしてもよい。
1…印字ユニット
2…制御部
3…搬送部
4…印字制御部
5…画像読取部
6…クリーニング部
7…カット部
8…入出力部
11…ロール紙
12…搬送ローラ
13…サーマルヘッド
14…プラテンローラ
15…イメージセンサ
16…クリーニング媒体格納部
17…カッタ

Claims (6)

  1. 搬送路に沿って搬送している媒体に対して、バーコードを印字する印字ユニットにおいて、
    複数の発熱体を前記搬送路の幅方向にライン状に並べたサーマルヘッドと、
    印字データに基づき、前記サーマルヘッドの複数の発熱体を個別に駆動し、前記搬送路に沿って搬送されている媒体に対してバーコードを含む画像を印字する印字制御部と、
    前記サーマルヘッドの発熱体毎に、ドットが適正に印字できない不良発熱体であるかどうかを検出する不良発熱体検出部と、を備え、
    前記印字制御部は、媒体にバーコードを印字するとき、媒体に対するバーコードの印字位置を、このバーコードの印字において前記不良発熱体検出部により検出された不良発熱体がドットを印字しない位置に調整する、印字ユニット。
  2. 搬送路に沿って搬送している媒体に対して、複数本のバーが搬送路の幅方向に並ぶ一次元バーコードを印字する印字ユニットにおいて、
    複数の発熱体を前記搬送路の幅方向にライン状に並べたサーマルヘッドと、
    印字データに基づき、前記サーマルヘッドの複数の発熱体を個別に駆動し、前記搬送路に沿って搬送されている媒体に対して一次元バーコードを含む画像を印字する印字制御部と、
    前記サーマルヘッドの発熱体毎に、ドットが適正に印字できない不良発熱体であるかどうかを検出する不良発熱体検出部と、を備え、
    前記印字制御部は、媒体に一次元バーコードを印字するとき、媒体に対する一次元バーコードの印字位置を、この一次元バーコードの印字において前記不良発熱体検出部により検出された不良発熱体が、印字するバーの間に対応する位置に調整する、印字ユニット。
  3. 前記印字制御部が前記サーマルヘッドの各発熱体を駆動して媒体に印字したバーコードが適正に印字されているかどうかを判定する判定部を備え、
    前記不良発熱体検出部は、前記判定部が媒体に印字されている一次元バーコードが不適正であると判定したときに、該一次元バーコードにおいてドットが適正に印字されていない印字不良箇所を検出し、ここで検出した印字不良箇所に対応する前記サーマルヘッドの発熱体を不良発熱体として検出する、請求項1、または2に記載の印字ユニット。
  4. 前記印字制御部が前記サーマルヘッドの各発熱体を駆動して媒体に印字したバーコードを読み取る読取部を備え、
    前記判定部は、前記読取部が読み取ったバーコードが示す情報のデコードに失敗したとき、バーコードが適正に印字されていないと判定する、請求項3に記載の印字ユニット。
  5. 前記不良発熱体検出部は、バーコードの印字データと、前記読取部によるバーコードの読み取り画像データと、を対比し、不良発熱体を検出する、請求項4に記載の印字ユニット。
  6. 前記印字制御部は、前記媒体に印字されているバーコードが不適正であると判定したとき、不適正であると判定したバーコードに重ならない位置に、バーコードを再印字する、請求項1〜5のいずれかに記載の印字ユニット。
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