JP2021066088A - 記録装置 - Google Patents

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Akinobu Motoyama
陽允 元山
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Abstract

【課題】記録装置の大幅なコストアップを招くことなく、高い位置精度で画像を印刷可能とし、安定した印刷品質を得ること。【解決手段】記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記記録媒体に設けた位置検出用マークを検知する反射検知センサと、前記反射検知センサの検知結果に基づいて前記記録手段を制御する制御手段と、を有し、前記記録媒体に設けた前記位置検出用マークは、前記反射検知センサによる検知パターンが異なる複数の検知マークを記録媒体の搬送方向と直交する幅方向に並べた形状の検出用マークであり、前記制御手段は、前記反射検知センサにより検知した前記位置検出用マークの中の前記検知パターンに応じて記録媒体の幅方向の位置を検出する。【選択図】 図8

Description

本発明は、記録媒体に画像を記録する記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機器やシステムなどでは、画像情報に基づいて記録紙等の記録媒体に画像を記録する記録装置が使用されている。かかる記録装置の一形態として、記録手段である記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置が広く使用されている。
記録媒体としては、連続シート、例えばロール状に巻かれた長尺シート(以下、長尺シートという)あるいは定形にカットされたカットシートが用いられる。特に、長尺シートを用いる場合、記録装置においては、搬送される長尺シートが斜行してしまう場合がある。長尺シートが斜行すると、印刷画像が長尺シートに対して横にずれて、あるいは斜めに印刷されてしまい、印刷品質を満足できない場合があった。
そのため、特許文献1のように記録媒体である長尺シートの搬送方向と垂直な幅方向の両端部の位置を検出し、その結果を用いて長尺シートの収納部を前記幅方向に移動させることで前記斜行を矯正する技術が開示されている。
特許文献1に開示された記録装置では、長尺シートの端部を検出する端部センサを長尺シートの幅方向の両側に設け、この2つの端部センサにより長尺シートの幅方向の両端部を検出する。そして、その検出結果を用いて長尺シートの幅方向の中心位置を特定し、この特定した長尺シートの中心位置を、設計上の搬送経路の中心位置に一致させるように長尺シートを幅方向に移動させて、斜行を矯正している。
特開2016−124116号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、記録媒体の幅方向の両端部の位置を検出する端部センサが2個以上必要であり、また記録媒体の収納部を幅方向に移動させるための駆動手段が必要である。そのため、特許文献1に開示された技術では、装置の大幅なコストアップを招いてしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、装置の大幅なコストアップを招くことなく、高い位置精度で画像を印刷可能とし、安定した印刷品質を得ることである。
上記目的を達成するため、本発明は、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記記録媒体に設けた位置検出用マークを検知する反射検知センサと、前記反射検知センサの検知結果に基づいて前記記録手段を制御する制御手段と、を有し、前記記録媒体に設けた前記位置検出用マークは、前記反射検知センサによる検知パターンが異なる複数の検知マークを記録媒体の搬送方向と直交する幅方向に並べた形状の検出用マークであり、前記制御手段は、前記反射検知センサにより検知した前記位置検出用マークの中の前記検知パターンに応じて記録媒体の幅方向の位置を検出することを特徴とする。
本発明によれば、装置の大幅なコストアップを招くことなく、高い位置精度で画像を印刷可能とし、安定した印刷品質を得ることができる。
インクジェット記録装置を模式的に示した正面図である。 制御手段を示したブロック図である。 搬送ユニットの近傍の構成を示し断面図である。 プラテンの搬送面の平面図である。 実施例1に係る記録媒体を表す模式図である。 実施例1に係る記録媒体の裏面を表す模式図である。 実施例1に係る記録媒体の裏面を表す模式図である。 実施例1に係る記録動作における制御フローチャートである。 (a)、(b)は実施例1に係る記録媒体の裏面を表す模式図である。 実施例2に係る記録媒体の裏面を表す模式図である。 実施例2に係る記録動作における制御フローチャートである。 実施例2に係る記録ヘッドを表す模式図である。 (a)、(b)は実施例2に係る記録媒体の裏面を表す模式図である。 実施例2に係る記録媒体の裏面を表す模式図である。 実施例3に係る記録動作における制御フローチャートである。 実施例3に係る記録媒体の裏面を表す模式図である。 (a)、(b)は実施例3に係る記録動作中の記録媒体の上面模式図である
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
図1を用いて、記録媒体に記録する記録装置について説明する。ここでは、記録装置として、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置(以下、単に記録装置ともいう)を例示して説明する。図1は、インクジェット記録装置を模式的に示した正面図である。
図1に示すように、記録装置1はホストPC2と接続されており、記録媒体に記録を行う記録手段を備えている。ここでは、記録手段として、信号に応じてインク吐出口(ノズル)からインクを吐出して記録する4つの記録ヘッド22K,22C,22M,22Yを有する構成を例示している。記録装置1は、ホストPC2から送信される記録情報に基づいて、4つの記録ヘッド22K,22C,22M,22Yから記録媒体Pにインクを吐出することで記録を行う。各記録ヘッドは、吐出するインクの色が異なるものであり、ブラックインク用記録ヘッド22K、シアンインク用記録ヘッド22C、マゼンタインク用記録ヘッド22M、イエローインク用記録ヘッド22Yである。各記録ヘッドは、ブラックインク用記録ヘッド22K、シアンインク用記録ヘッド22C、マゼンタインク用記録ヘッド22M、イエローインク用記録ヘッド22Yの順で、記録媒体Pの搬送方向(矢印Y方向)に沿って配置されている。記録ヘッド22K,22C,22M,22Yは所謂ラインタイプの記録ヘッドであり、記録媒体の搬送方向に対して記録幅全域にわたってそれぞれを平行に並べた状態で設けられている。記録装置が記録を行う際は、各記録ヘッドを移動させることなく、記録ヘッドに設けられたヒータを駆動することによってインク吐出口であるノズルからインクを吐出して記録を行う。なお、後述するが、記録媒体Pは、シート管21にロール状に巻かれている長尺シートであり、以下、ロールシートともいう。
記録ヘッドは記録に伴って、インク吐出口であるノズルを有する面(以下、インク吐出口面ともいう)22Ks,22Cs,22Ms,22Ysにゴミやインク滴等の異物が付着することで吐出状態が変わり、記録に影響を与えることがある。そのため、各記録ヘッド22K,22C,22M,22Yから安定してインクを吐出できるように、記録装置1には回復ユニット80が組み込まれている。この回復ユニット80によるインク吐出口面のクリーニングを定期的に行うことによって、記録ヘッド22K,22C,22M,22Yのノズルからのインク吐出状態を初期の良好なインク吐出状態に回復することができる。回復ユニット80には、クリーニング動作のときに4つの記録ヘッド22K,22C,22M,22Yのインク吐出口面22Ks,22Cs,22Ms,22Ysからインクを除去するキャップ50が備えられている。キャップ50は各記録ヘッド22K,22C,22M,22Yに独立して設けられており、ブレード、インク除去部材、ブレード保持部材、キャップ等から構成されている。
記録媒体Pは、供給ユニット24から供給され、記録装置1に組み込まれた搬送ユニット26によって矢印I方向に搬送される。搬送ユニット26は記録媒体を搬送する搬送手段である。搬送ユニット26には、記録媒体Pを吸着するプラテン10、記録媒体Pを搬送する搬送ローラ4、拍車5が配置されている。プラテン10は、記録ヘッド22K,22C,22M,22Yの対向位置に配置されている。搬送ローラ4は、プラテン10より記録媒体の搬送方向上流側に配置され、対向側にはピンチローラ6が配置されている。ピンチローラ6は搬送ローラ4に押圧されており、記録媒体Pを挟み込むことによって上流側から下流側へと搬送する。拍車5は、プラテン10より記録媒体の搬送方向下流側に配置されており、記録媒体Pに対して前記ピンチローラと同じ側(記録媒体の記録面側)に配置されている。またこの搬送ユニット26は、搬送ローラ4を回転させる搬送モータ26bも有している。
記録を行う際には、搬送中の記録媒体Pがブラックの記録ヘッド22Kの下に到達すると、ホストPC2から送られた記録情報に基づいて、記録ヘッド22Kからブラックインクが吐出される。同様に記録ヘッド22C、記録ヘッド22M、記録ヘッド22Yの順に、各色のインクが吐出されて記録媒体Pへのカラー記録が完成する。
更に記録装置1には各記録ヘッドに供給されるインクを貯めておくメインタンク28K,28C,28M,28Yや、各記録ヘッドにインクを補充したり回復動作をしたりするための各種ポンプ(不図示)などが備えられている。
図2を参照して、プリンタ1の電気的な系統を説明する。図2は、図1のプリンタの電気的な系統を示すブロック図である。
図2に示すように、ホストPC2から送信された記録データやコマンドおよび操作パネル110から入力された情報は、インターフェイスコントローラ102を介して制御手段であるCPU100に受信される。CPU100は、プリンタ1の記録データの受信、記録動作、記録媒体Pのハンドリング等の全般の制御を掌る演算処理装置である。CPU100では、受信したコマンドを解析した後に、記録データの各色成分のイメージデータをイメージメモリ106にビットマップ展開して描画する。記録前の動作処理としては、出力ポート114、モータ駆動部116を介してキャッピングモータ122とヘッドアップダウンモータ118を駆動し、各記録ヘッド22K,22C,22M,22Yをキャップ50から離して記録位置に移動させる。
続いて、出力ポート114、モータ駆動部116を介してロールシートPを巻き戻すロールモータ(図示せず)、及び低速度でロールシートPを搬送する搬送モータ26b等を駆動して記録媒体Pを記録位置に搬送する。一定速度で搬送される記録媒体Pにインクを吐出し始めるタイミング(記録タイミング)を決定するための反射検知センサ(図3に示す反射検知センサ30)で記録媒体Pの位置を検出する。その後、記録媒体Pの搬送に同期して、CPU100はイメージメモリ106から対応する色の記録データを順次に読み出し、この読み出したデータを各記録ヘッド22K,22C,22M,22Yに記録ヘッド制御回路112を経由して(介して)転送する。
制御部であるCPU100の動作はプログラムROM104に記憶された処理プログラムに基づいて実行される。プログラムROM104には、制御フローに対応する処理プログラム及びテーブルなどが記憶されている。また、作業用のメモリとしてワークRAM108を使用する。各記録ヘッド22K,22C,22M,22Yのクリーニングや回復動作時に、CPU100は、出力ポート114、モータ駆動部116を介してポンプモータ124を駆動し、インクの加圧、吸引等の制御を行う。
図3は本実施例に係る記録装置の搬送ユニット26の近傍の構成を示した断面説明図である。図3に示すように、本実施例に係る記録装置は、搬送ユニット26、記録媒体Pにインクを吐出して記録を行う各記録ヘッド22K,22C,22M,22Y、搬送ユニット26に記録媒体Pを供給する供給ユニット24(図1参照)を備えている。ここでは記録ヘッド22としてラインタイプの記録ヘッドを用いているが、これに限定するものではなく、記録ヘッドが記録媒体の搬送方向と交差する幅方向に沿って移動することで記録を行うシリアルタイプの記録ヘッドでもよい。
また前述したように搬送ユニット26には、吸引ファン12を駆動することで吸引孔11から記録媒体Pを吸着するプラテン10、記録媒体を搬送する搬送ローラ4、拍車5が配置されている。プラテン10は、記録ヘッド22K,22C,22M,22Yの対向位置に配置されており、吸引ファン12を駆動することで吸引孔11から記録媒体Pを吸着する。搬送ローラ4は、プラテン10より記録媒体の搬送方向上流側に配置され、対向側に押圧されたピンチローラ6と記録媒体Pを挟み込むことによって上流側から下流側へと搬送する(矢印I方向)。拍車5は、プラテン10より記録媒体の搬送方向下流側に配置されており、記録媒体Pに対して前記ピンチローラ6と同じ側(記録媒体の記録面側)に配置されている。尚、ここで拍車とは、記録媒体との接触面積が小さく、記録後の記録媒体に接触しても該記録媒体の記録像を乱すことがないように構成したものである。
記録媒体Pは、シート管21にロール状に巻かれている長尺シートである。ここでは、記録媒体Pである長尺シートとして、ラベル部P1を等間隔ごとにセパレータ部P2に設置することで形成されたラベルシートを例示している。記録媒体Pとしてのラベルシートは、支持ローラ7により湾曲されたのち、搬送ローラ4とピンチローラ6により挟持して搬送される。またシート管21には不図示のトルクリミッターが設置されており、これにより記録媒体Pは搬送中にバックテンションを付加されている。
供給ユニット24(図1参照)から搬送ユニット26へ給送された記録媒体Pは、搬送ローラ4とピンチローラ6によって搬送され、反射検知センサ30によって記録媒体の位置が検出される。反射検知センサ30は、記録媒体に設けた位置検出用マークP3(図7参照)を検知する検知手段である。記録媒体に設けた位置検出用マークP3については後述する。そして、その検出結果に基づいて、各記録ヘッド22K,22C,22M,22Yによって前記記録媒体Pの所定の位置に記録が行われる。
図4は本実施例のプラテン10の搬送面を示した模式図である。図4に示すように、プラテン10の記録媒体Pが通過する領域には、複数の吸引孔11が設けられている。ここでは、複数の吸引孔11が、記録媒体の搬送方向(矢印I方向)及び搬送方向と直交する幅方向(矢印II方向)に並んで設けられた構成を例示しているが、吸引孔の数、形、配置はこれに限定されるものではない。このプラテン10の上面(記録ヘッドと対向する面)に設けられた吸引孔11は、吸引孔11直下の空間を負圧状態にすることで、吸引孔11直上にある記録媒体Pを吸引することができる。
図5は本実施例の記録媒体Pの模式図である。図5に示すように、記録媒体Pとしてのラベルシートは、ラベル部P1を等間隔ごとにセパレータ部P2に設置することで形成されている。この記録媒体Pとしてのラベルシートのうち、ラベル部P1に対して記録ヘッドからインクを吐出することで記録が行われる。
図6は記録媒体Pとしてのラベルシートのうち、セパレータ部P2をラベル部P1が設置されている側とは逆側から見た模式図である。ここでは、記録媒体Pとしてのラベルシートのうち、セパレータ部P2のラベル部P1が設置されている側を表側とし、セパレータ部P2のラベル部P1が設置されている側とは逆側を裏側とする。図6に示すように、セパレータ部P2の裏側には、反射検知センサ30によって検出される位置検出用マークP3がマーキングされている。反射検知センサ30によって前記セパレータ部P2に形成された位置検出用マークP3のマークエッジ部P3aを検出することで、記録ヘッドによってラベル部P1の所定の位置に記録が行われる。図6において、位置検出用マークP3のマークエッジ部P3aは、記録媒体Pの搬送方向(矢印I方向)において位置検出用マークP3の下流側の端部である。
図7はラベルシートのセパレータ部P2の裏側に形成された位置検出用マークP3の拡大図である。図7において、矢印I方向は記録媒体の搬送方向であり、矢印II方向は記録媒体の搬送方向と直交する幅方向である。記録媒体に設けた位置検出用マークP3は、反射検知センサ30による遮光・透過の検知パターンが異なる複数の検知マークを記録媒体の搬送方向と直交する幅方向に並べた形状の検出用マークである。図7に示すように、位置検出用マークP3は、反射検知センサ30による遮光から透過までの搬送方向の長さが異なる検知パターンである複数の検知ラインA、Bを、記録媒体の幅方向に所定の長さX(例えば1.5mm)ごとに並べ、階段状に設けた形状である。ここでは、位置検出用マークP3のうち、搬送方向に長い順に検知ラインA、Bとする。位置検出用マークP3のうち、検知ラインAは、反射検知センサ30による遮光から透過までの検知パターンが1つである第一の検知マークである。検知ラインBは、反射検知センサ30による遮光から透過までの検知パターンが1つであり、前記検知ラインAよりも搬送方向の長さが短い検知パターンである第二の検知マークである。位置検出用マークP3は、記録媒体の幅方向の所定の長さXmmごとに、第一の検知マークである検知ラインAと、前記検知ラインAより搬送方向の長さが短い第二の検知マークである検知ラインBとを有する1つの階段形状のマークである。検知ラインA、Bは、ともに搬送方向上流側の端部であるマークエッジ部P3aから搬送方向上流側に向けて搬送方向の長さが異なる検知ライン(検知パターン)である。
位置検出用マークP3を、このような形状とすることで、記録媒体Pの搬送中に反射検知センサ30が検知ラインA又は検知ラインBのいずれを検知するかによって、マークエッジ部P3aで遮光を検知してから透過を検知するまでの時間が異なる。これによりCPU100(図2参照)は反射検知センサ30と記録媒体Pの幅方向(搬送方向と垂直な矢印II方向)における位置関係が分かる。例えば、反射検知センサ30が位置検出用マークP3を検知できないほど記録媒体Pが幅方向(搬送方向と垂直な矢印II方向)にずれている場合、エラーとしてユーザーにアナウンスし、記録媒体の再セットを促すことができる。本実施例では、反射検知センサ30が検知ラインBを検知した場合にはエラーをアナウンスすることとする。
図8は本実施例の記録動作シーケンスを示す制御フローチャートである。以下、このフローチャートに沿って本実施例の記録動作を説明する。以下に説明する記録動作は、制御部であるCPU100(図2参照)によって制御され、実行される。CPU100は、以下に説明するように反射検知センサ30の検知結果に基づいて記録ヘッドを制御する。ステップS11でユーザーによって記録開始の信号が発信されると、CPU100はステップS12で吸引ファン12と搬送モータ26bをONにする。ステップS13で反射検知センサ30によって記録媒体Pの位置検出用マークP3のマークエッジ部P3aでの遮光を検出し、ステップS14で位置検出用マークP3の終わりの透過を検出し、位置検出用マークP3による反射検知センサ30の遮光時間がわかる。次にステップS15でCPU100は前記反射検知センサ30の遮光時間から位置検出用マークP3のどの検知ラインを検知したかを判定する。CPU100は、反射検知センサ30により検知した位置検出用マークP3の中の検知ライン(検知パターン)に応じて記録媒体の幅方向の位置を検出し、検出した記録媒体の幅方向の位置の異常の有無を判定する。具体的には、CPU100は、ステップS16にて位置検出用マークP3の検知ラインBを検知した場合は、記録媒体の幅方向の位置の異常有りを判定し、ステップS17に進み、エラーとしてユーザーに報知する。一方、CPU100は、ステップS16にて位置検出用マークP3の検知ラインAを検知した場合は、記録媒体の幅方向の位置の異常無しを判定し、ステップS18に進み、記録動作シーケンスを継続する。
以上のようにすることで、装置の大幅なコストアップを招くことなく、記録媒体の幅方向位置を検出することができる。
なお、本実施例では位置検出用マークP3の形状を幅方向ごとに搬送方向の長さが異なる階段状形状としたが、これに限定されるものではなく、反射検知センサ30による透過・遮光の検知パターンが幅方向の位置ごとに異なればよい。例えば位置検出用マークP3の形状として、図9(a)に示すように記録媒体の幅方向の位置により遮光と透過を異なるタイミングで繰り返すバーコードのようなパターンであってよい。すなわち、位置検出用マークP3の形状は、反射検知センサ30による遮光と透過を繰り返す検知パターンが異なる複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に並べたバーコードのような形状であってもよい。あるいは位置検出用マークP3の形状として、図9(b)に示すように搬送方向の長さが異なる三角形のような形状であってもよい。すなわち、位置検出用マークP3の形状は、反射検知センサ30による遮光から透過までの搬送方向の長さが異なる検知パターンである複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に並べた三角形状であってもよい。
さらに本実施例では記録媒体として長尺のラベルシートを使用したがこれに限るものではなく、例えばラベルシート以外の長尺シートやカットシートであっても同様の効果を得ることができる。
〔実施例2〕
次に、記録媒体の幅方向の位置がずれた場合にも安定した印刷品質を得ることが可能となる本発明の実施例2を説明する。ただし記録装置の概略構成は、本実施例も前述した実施例1とほぼ同様な構成であるため、以下の説明では本実施例の特徴的な部分のみを説明する。
図10は記録媒体Pとしてのラベルシートのうち、セパレータ部P2をラベル部P1が設置されている側とは逆側から見た模式図である。図10はラベルシートのセパレータ部P2の裏側に形成された位置検出用マークP3の拡大図である。図10に示すように、位置検出用マークP3は、反射検知センサ30による遮光から透過までの搬送方向の長さが異なる検知パターンである複数の検知ラインA、B、C、D、Eを、記録媒体の幅方向に所定の長さX(例えば1.5mm)ごとに並べ、階段状に設けた形状である。ここでは、位置検出用マークP3のうち、搬送方向に長い順に検知ラインA、B、C、D、Eとする。位置検出用マークP3のうち、検知ラインAは、反射検知センサ30による遮光から透過までの検知パターンが1つである第一の検知マークである。検知ラインB、C、D、Eは、それぞれ、反射検知センサ30による遮光から透過までの検知パターンが1つであり、前記検知ラインAよりも搬送方向の長さが短い検知パターンであり、前記検知ラインAに比べて記録媒体の幅方向に所定の長さだけずらした位置に設けられた第二の検知マークである。
さらに具体的には、位置検出用マークP3は、記録媒体の幅方向の所定の長さXmmごとに、幅方向のずれ量の基準となる検知ラインAと、前記検知ラインAより搬送方向の長さが短い検知ラインBと、前記検知ラインBより搬送方向の長さが短い検知ラインCと、前記検知ラインCより搬送方向の長さが短い検知ラインDと、前記検知ラインDより搬送方向の長さが短い検知ラインEと、を有する1つの階段形状のマークである。検知ラインA、B、C、D、Eは、全て搬送方向上流側の端部であるマークエッジ部P3aから搬送方向上流側に向けて搬送方向の長さが異なる検知マークである。
位置検出用マークP3を、このような形状とすることで、記録媒体Pの搬送中に反射検知センサ30が検知ラインA〜Eのいずれを検知するかによって、マークエッジ部P3aで遮光を検知してから透過を検知するまでの時間が異なる。これによりCPU100(図2参照)は反射検知センサ30と記録媒体Pの幅方向(搬送方向と垂直な矢印II方向)における位置関係が分かる。
図11は本実施例の記録動作シーケンスを示す制御フローチャートである。以下、このフローチャートに沿って本実施例の記録動作を説明する。以下に説明する記録動作は、制御部であるCPU100(図2参照)によって制御され、実行される。CPU100は、以下に説明するように反射検知センサ30の検知結果に基づいて記録ヘッドを制御する。ステップS11でユーザーによって記録開始の信号が発信されると、CPU100はステップS12で吸引ファン12と搬送モータ26bをONにする。ステップS13で反射検知センサ30によって記録媒体Pの位置検出用マークP3のマークエッジ部P3aでの遮光を検出し、ステップS14で位置検出用マークP3の終わりの透過を検出し、位置検出用マークP3による反射検知センサ30の遮光時間がわかる。次にステップS15でCPU100は前記反射検知センサ30の遮光時間から位置検出用マークP3のどの検知ラインを検知したかを判定する。そして、CPU100は、記録ヘッド22による記録媒体への記録位置(インク吐出位置)を、前記検知した位置検出用マークP3の中の検知ライン(検知パターン)に応じた位置まで記録媒体Pの幅方向(搬送方向と垂直なII方向)に位置を調整して記録動作を行う(ステップS21〜S25)。
具体的には、ステップS21で前記検知ラインが検知ラインAである場合は、ステップS25に進み、通常通り記録動作を継続する。ステップS21で前記検知ラインが検知ラインAでない場合は、ステップS22に進む。ステップS22で前記検知ラインが検知ラインBである場合は、ステップS26に進み、検知ラインAの場合に比べて記録位置を記録媒体Pの幅方向にXmmだけシフトして記録動作を行う。ステップS22で前記検知ラインが検知ラインBでない場合は、ステップS23に進む。ステップS23で前記検知ラインが検知ラインCである場合は、ステップS27に進み、検知ラインAの場合に比べて記録位置を記録媒体Pの幅方向に2Xmmだけシフトして記録動作を行う。ステップS23で前記検知ラインが検知ラインCでない場合は、ステップS24に進む。ステップS24で前記検知ラインが検知ラインDである場合は、ステップS28に進み、検知ラインAの場合に比べて記録位置を記録媒体Pの幅方向に3Xmmだけシフトして記録動作を行う。ステップS24で前記検知ラインが検知ラインDでない場合は、ステップS30に進み、前記検知ラインは検知ラインEであるとして、検知ラインAの場合に比べて記録位置を記録媒体Pの幅方向に4Xmmだけシフトして記録動作を行う。
記録ヘッドの記録位置(インク吐出位置)を記録媒体Pの幅方向(搬送方向と垂直な図7中のII方向)にXmmだけ位置を調整して記録動作を行う制御を図12を用いて説明する。図12は記録ヘッド22をノズル側から見た模式図である。検知した検知ラインが検知ラインAであるときの記録動作において、記録ヘッドのあるノズル22Ks(i)に送るインク吐出信号を信号Aとする。すると、検知した検知ラインが検知ラインBである場合、そのインク吐出信号Aをノズル22Ks(i)から矢印II方向にXmm離れたノズル22Ks(i+X)に送る。このようにすることで、記録ヘッドによる記録媒体への記録位置を記録媒体Pの幅方向(搬送方向と垂直な図7中のII方向)にXmmだけシフトして記録動作を行うことができる。
同様に検知した検知ラインが検知ラインCであれば、記録ヘッドの記録位置を記録媒体Pの幅方向に2Xmmだけシフトして記録動作を行う。また、検知した検知ラインが検知ラインDであれば、記録ヘッドの記録位置を記録媒体Pの幅方向に3Xmmだけシフトして記録動作を行う。また、検知した検知ラインが検知ラインEであれば、記録ヘッドの記録位置を記録媒体Pの幅方向に4Xmmだけシフトして記録動作を行う。
以上のようにすることで、記録媒体の幅方向の位置がずれた場合にも、そのズレに追従して記録ヘッドの記録位置をずらせるので、装置の大幅なコストアップを招くことなく、高い位置精度で画像を印刷可能とし、安定した印刷品質を得ることができる。
また本実施例では、記録ヘッド22の吐出制御を用いて記録媒体の幅方向の位置ずれに対応したが、これに限定されるものではない。例えば、検知した位置検出用マークの中の検知ライン(検知パターン)に応じて記録媒体支持ローラ7のアライメントをずらす制御を搭載することで記録媒体の幅方向の位置ずれを解消するなど、機械的に記録媒体の位置を調整してもよい。
また本実施例では位置検出用マークP3の形状を幅方向ごとに搬送方向の長さが異なる階段状形状としたが、これに限定されるものではなく、反射検知センサ30による透過・遮光の検知パターンが幅方向の位置ごと違えばよい。例えば位置検出用マークP3の形状として、図13(a)に示すように記録媒体の幅方向の位置により遮光と透過を異なるタイミングで繰り返すバーコードのようなパターンであってよい。すなわち、位置検出用マークP3の形状は、反射検知センサ30による遮光と透過を繰り返す検知パターンが異なる複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に並べたバーコードのような形状であってもよい。あるいは位置検出用マークP3の形状として、図13(b)に示すように搬送方向の長さが異なる三角形のような形状であってもよい。すなわち、位置検出用マークP3の形状は、反射検知センサ30による遮光から透過までの搬送方向の長さが異なる検知パターンである複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に並べた三角形状であってもよい。
さらに図14に示すように記録媒体Pの先端側にも階段状のマークを記録したマークパターンを用いてもよい。この場合、反射検知センサ30の透過・遮光の数と間隔(タイミング)を検出することで、記録媒体Pの幅方向(II方向)のずれと斜行量をそれぞれ算出することができる。
さらに本実施例では記録媒体として長尺のラベルシートを使用したがこれに限るものではなく、例えばラベルシート以外の長尺シートやカットシートであっても同様の効果を得ることができる。
〔実施例3〕
次に、記録媒体が斜行してしまった場合でも安定した印刷品質を得ることが可能となる本発明の実施例3を説明する。ただし記録装置の概略構成は、本実施例も前述した実施例1とほぼ同様な構成であるため、以下の説明では本実施例の特徴的な部分のみを説明する。
図15は本実施例の記録動作シーケンスを示す制御フローチャートである。以下、このフローチャートに沿って本実施例の記録動作を説明する。以下に説明する動作は、制御部であるCPU100(図2参照)によって制御され、実行される。CPU100は、以下に説明するように反射検知センサ30の検知結果に基づいて記録ヘッドを制御する。ステップS31でユーザーによって記録開始の信号が発信されると、CPU100はステップS32で吸引ファン12と搬送モータ26bをONにする。ステップ33では変数Nの値に1を代入しておく。そして、ステップS34で反射検知センサ30によって1枚目の記録媒体P(先行するラベル部)の位置検出用マークP3のマークエッジ部P3aでの遮光を検出し、ステップS35で位置検出用マークP3の終わりの透過を検出する。次にステップS36で1枚目の記録媒体への印刷を行う。次にステップS37でCPU100は、前記ステップS34、S35で検知した反射検知センサ30の遮光時間から位置検出用マークP3のどの検知ラインを検知したか判定する。
次にステップS38では判定した検知ラインの検知ラインAからの幅方向のずれ量を記憶し、その値をS(N)とする。例えば図10のように、判定した検知ラインが検知ラインBであれば検知ラインAからのずれ量はXmmであり、検知ラインCであれば検知ラインAからのずれ量は2Xmmとなる。
次にステップS39で反射検知センサ30によって2枚目の記録媒体P(後続するラベル部)の位置検出用マークP3のマークエッジ部P3aでの遮光を検出し、ステップS40で位置検出用マークP3の終わりの透過を検出する。次にステップS41でCPU100は、前記ステップS39、S40で検知した反射検知センサ30の遮光時間から位置検出用マークP3のどの検知ラインを検知したか判定する。
次にステップS42では判定した検知ラインの検知ラインAからの幅方向のずれ量を記憶し、その値をS(N+1)とする。次にステップS43で後続するラベル部のずれ量S(N+1)と先行するラベル部のずれ量S(N)から記録媒体の斜行量を算出する、すなわちS(N+1)−S(N)の値を元に記録媒体の斜行量(斜行角度)を算出する。
この時の記録媒体の斜行量(斜行角度)の算出方法をステップS37で判定した検知ラインが検知ラインAであり、ステップS41で判定した検知ラインが検知ラインDであった場合を例示して図16を用いて説明する。図16は記録動作中の記録媒体Pをラベル部P1が設置されている側とは逆側から見た模式図である。図16のΔP4は先行するラベル部の位置検出用マークP3のマークエッジ部P3aと後続するラベル部の位置検出用マークP3のマークエッジ部P3aの間隔を表している。
ゆえに図16より、記録媒体の斜行量(斜行角度)θは、tan−1[{S(N−1)−S(N)}/ΔP4]によって算出できる。
次にステップ44では算出した斜行量(斜行角度)θを元に、記録ヘッドのノズルごとの吐出タイミングをずらしてN+1枚目(後続するラベル部)の印刷を行う。例えば図17は罫線44を記録動作中の記録媒体Pを上から見た模式図であり、図17(a)は斜行量が0である場合を示し、図17(b)は斜行量が0ではない場合を示す。この時、記録媒体の斜行量に合わせて記録ヘッド22のノズルごとの吐出タイミングを調整することで、図17(b)に示す斜行した記録媒体の場合でも、図17(a)に示す斜行していない記録媒体の場合と同様に、記録媒体Pに対して同様の罫線44を印刷することができる。
次にステップ45では変数NにN+1を入れ、ステップ46ではS(N)にS(N+1)を入れてステップ39に戻ることで、次回以降の印刷を行っていく。
以上のようにすることで、記録媒体が斜行してしまった場合でも、その斜行量を計測して印刷に反映することで、装置の大幅なコストアップを招くことなく、高い位置精度で画像を印刷可能とし、安定した印刷品質を得ることができる。
また本実施例では、記録ヘッド22の吐出制御を用いて記録媒体の斜行に対応したが、これに限定されるものではない。例えば、検知した斜行量に応じて記録媒体支持ローラ7のアライメントをずらす制御を搭載することで記録媒体の斜行を解消するなど、機械的に記録媒体の位置を調整してもよい。
さらに今回は1つの反射センサで位置検出用マークP3の検知を行ったが、2つ以上のセンサを用いて検知を行ってもよい。
また本実施例では位置検出用マークP3の形状を幅方向ごとに搬送方向の長さが異なる階段状形状としたが、これに限定されるものではなく、反射検知センサ30による透過・遮光の検知パターンが幅方向の位置ごと違えばよい。例えば位置検出用マークP3の形状として、図13(a)に示すように記録媒体の幅方向の位置により遮光と透過を異なるタイミングで繰り返すバーコードのようなパターンであってよい。すなわち、位置検出用マークP3の形状は、反射検知センサ30による遮光と透過を繰り返す検知パターンが異なる複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に並べたバーコードのような形状であってもよい。あるいは位置検出用マークP3の形状として、図13(b)に示すように搬送方向の長さが異なる三角形のような形状であってもよい。すなわち、位置検出用マークP3の形状は、反射検知センサ30による遮光から透過までの搬送方向の長さが異なる検知パターンである複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に並べた三角形状であってもよい。
さらに本実施例では記録媒体として長尺のラベルシートを使用したがこれに限るものではなく、例えばラベルシート以外の長尺シートやカットシートであっても同様の効果を得ることができる。
〔他の実施例〕
前述した実施例では、記録手段としての記録ヘッドを4つ使用しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述したインクジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末装置として用いられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態をとるもの等であっても良い。或いはこれらの機能を組み合わせた複合機の形態をとるもの等であってもよい。
P …記録媒体
P3 …位置検出用マーク
1 …記録装置
2 …ホストPC
4 …搬送ローラ
5 …拍車
6 …ピンチローラ
10 …プラテン
12 …吸引ファン
22K,22C,22M,22Y …記録ヘッド
22Ks,22Cs,22Ms,22Ys …インク吐出口面
24 …供給ユニット
26 …搬送ユニット
30 …反射検知センサ
50 …キャップ
80 …回復ユニット
100 …CPU

Claims (10)

  1. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、
    前記記録媒体に設けた位置検出用マークを検知する反射検知センサと、
    前記反射検知センサの検知結果に基づいて前記記録手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記記録媒体に設けた前記位置検出用マークは、前記反射検知センサによる検知パターンが異なる複数の検知マークを記録媒体の搬送方向と直交する幅方向に並べた形状の検出用マークであり、
    前記制御手段は、前記反射検知センサにより検知した前記位置検出用マークの中の前記検知パターンに応じて記録媒体の幅方向の位置を検出することを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録媒体に設けた位置検出用マークは、前記反射検知センサによる遮光から透過までの検知パターンが1つである第一の検知マークと、前記反射検知センサによる遮光から透過までの検知パターンが1つであり前記第一の検知マークよりも搬送方向の長さが短い検知パターンである第二の検知マークと、を記録媒体の幅方向に並べた形状であり、
    前記制御手段は、前記反射検知センサにより前記第一の検知マークを検知した場合は記録媒体の幅方向の位置の異常無しを判定して記録動作を継続し、前記反射検知センサにより前記第二の検知マークを検知した場合は記録媒体の幅方向の位置の異常有りを判定し、エラーを報知することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、
    前記記録媒体に設けた位置検出用マークを検知する反射検知センサと、
    前記反射検知センサによる遮光・透過の検知パターンが異なる複数の検知マークを記録媒体の搬送方向と直交する幅方向に並べた形状の位置検出用マークを設けた記録媒体と、
    前記反射検知センサの検知結果に基づいて前記記録手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記記録手段による記録媒体への記録位置を前記反射検知センサにより検知した検知マークに応じた位置に調整することを特徴とする記録装置。
  4. 前記記録媒体に設けた位置検出用マークは、前記反射検知センサによる遮光から透過までの検知パターンが1つである第一の検知マークと、前記反射検知センサによる遮光から透過までの検知パターンが1つであり前記第一の検知マークよりも搬送方向の長さが短い検知パターンであり前記第一の検知マークに比べて記録媒体の幅方向に所定の長さだけずらした位置に設けられた第二の検知マークと、を記録媒体の幅方向に並べた形状であり、
    前記制御手段は、前記反射検知センサにより第一の検知マークを検知した場合は記録動作を継続し、前記反射検知センサにより前記第二の検知マークを検知した場合は前記記録手段による記録位置を前記第一の検知マークに比べて前記幅方向に前記所定の長さだけ調整して記録を行うことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、
    前記記録媒体に設けた位置検出用マークを検知する反射検知センサと、
    前記反射検知センサによる遮光・透過の検知パターンが異なる複数の検知マークを記録媒体の搬送方向と直交する幅方向に並べた形状の位置検出用マークを設けた記録媒体と、
    前記反射検知センサの検知結果に基づいて前記記録手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記反射検知センサにより検知した検知マークに基づいて記録媒体の斜行量を算出し、前記記録手段による記録媒体への記録位置を前記算出した記録媒体の斜行量に応じた位置に調整することを特徴とする記録装置。
  6. 前記制御手段は、先行する記録媒体において検知した検知マークまでの幅方向のずれ量と後続する記録媒体において検知した検知マークまでの幅方向のずれ量を元に記録媒体の斜行量を算出し、前記記録手段による記録媒体への記録位置を前記算出した記録媒体の斜行量に応じた位置に調整することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記記録媒体に設けた位置検出用マークは、前記反射検知センサによる遮光から透過までの搬送方向の長さが異なる検知パターンである複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に所定の長さごとに並べ、階段状に設けた形状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記記録媒体に設けた位置検出用マークは、前記反射検知センサによる遮光から透過までの搬送方向の長さが異なる検知パターンである複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に並べた三角形状であることを特徴とする請求項1、請求項3、又は請求項5のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記記録媒体に設けた位置検出用マークは、前記反射検知センサによる遮光と透過を繰り返す検知パターンが異なる複数の検知マークを、記録媒体の幅方向に並べたバーコードのような形状であることを特徴とする請求項1、請求項3、又は請求項5のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記記録装置は、前記記録手段が信号に応じてインクを吐出して記録することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の記録装置。
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