JP2007278487A - 変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノンシンクロギヤ列にシフトする場合に、歯当たりやギヤ鳴りを生じることなく、速やかにシフトを完了させることができる変速装置を提供する。
【解決手段】第1クラッチ4と、第1入力軸5と、第2入力軸6と、出力軸7と、第1および第2遊星歯車列19、20、バンドブレーキ32、およびダイレクトクラッチ35を含む遊星歯車機構8と、ノンシンクロギヤ列を含む選択式ギヤ列9と、第2回転速度検出手段11と、第1クラッチ4、バンドブレーキ32、ダイレクトクラッチ35、および選択式ギヤ列9の各アクチュエータと、各アクチュエータを制御する変速制御部16とを備え、変速制御部16は、ノンシンクロギヤ列へのシフト要求により第1クラッチ4を解放し、バンドブレーキ32を締め付け、ダイレクトクラッチ35を接続して第2回転速度を低減させ、第2回転速度が所定回転速度以下になった際にシフトを実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば自動車等に搭載される変速装置に関する。
一般的に、自動車は、エンジンの動力を運転状態に応じたトルクおよび回転速度に変換するための変速機を備えている。変速機には、手動操作によってギヤ列をシフトして変速比を切り換える手動変速機や、駆動手段を利用し、運転状況に応じて自動的にギヤ列をシフトして変速比を切り換える自動変速機等が提案されている。
また、近年は、燃費規制が厳しくなり、燃費を向上させることが求められている。
そこで、手動変速機およびクラッチにそれぞれアクチュエータを付設し、自動変速を行うことができる自動変速機が提案されている。この自動変速機は、複数段のギヤ列とギヤ列を切り換える切り換え機構とを備え、アクチュエータによって切り換え機構をシフト動作およびセレクト動作させることにより、ギヤ列をシフトして変速比を切り換えている。
また、この自動変速機に設けられた複数段のギヤ列のうち、前進1速ギヤ列あるいはリバース(後退)ギヤ列には、ギヤどうしの回転速度を同期させるシンクロ機構を用いないギヤ列(以下、「ノンシンクロギヤ列」と略称する)が用いられている。
この自動変速機において、ノンシンクロギヤ列(前進1速ギヤ列あるいはリバースギヤ列)にシフトする場合、車両は停止中なので、自動変速機の出力軸は停止している。また、自動変速機の入力軸は、クラッチを切断した直後なので、エンジンのアイドル回転速度(約800rpm)か、それよりも少し低い回転速度になっている。
なお、ギヤ形状の関係から、ノンシンクロギヤ列へのシフトは、入力軸の回転速度が250〜350rpmの場合に、シフトしやすいという特徴がある。
そのため、ノンシンクロギヤ列にシフトする場合、入力軸の回転速度が低すぎる場合には、例えばギヤの山どうしが接触する歯当たりが生じて変速できず、また、入力軸の回転速度が高すぎる場合には、ギヤどうしがうまく噛み合わずに音を発するギヤ鳴りが生じて変速できないおそれがある。
そこで、従来の車両の自動変速装置は、歯車式トランスミッションと機械式クラッチを用い、電子制御によりこれらを要求シフト段へ自動的に変速操作すべく駆動する装置であり、歯車式トランスミッションのシフト段にシンクロ段(シンクロ機構を用いるギヤ列)とノンシンクロ段(ノンシンクロギヤ列)とを備え、ノンシンクロシフト制御手段と、リトライシフト制御手段とを有している。
ノンシンクロシフト制御手段は、ノンシンクロ段へのシフト要求の発生時にクラッチが切れると、この状態でシンクロ段へのシフトを開始するとともに、カウンタシャフト(入力軸)とメインシャフト(出力軸)との回転速度差がギヤの同期かみ合い可能な上限値まで低下すると、トランスミッションをニュートラルに戻してからノンシンクロ段へのシフトを行う。リトライシフト制御手段は、この制御中にメインシャフトとカウンタシャフトとの回転速度差がカウンタシャフト回転の停止を回避するための下限値以下に低下すると、トランスミッションをニュートラルに戻すとともにクラッチを一時的につないでカウンタシャフトの回転を上昇させた後にクラッチを切って再度ノンシンクロ段へのシフトを行う(例えば、特許文献1参照)。
以下、図10の説明図を参照しながら、上記特許文献1に記載の従来装置による動作について説明する。
図10において、まず、ノンシンクロ段(リバースギヤ列)へのシフト要求が発生して、時刻t11でクラッチが解放されると、ノンシンクロシフト制御手段は、時刻t12でシンクロ段へのシフトを開始する。
続いて、カウンタシャフトとメインシャフトとの回転速度差が、ギヤの同期かみ合い可能な上限値まで低下した時刻t13において、ノンシンクロシフト制御手段は、トランスミッションをニュートラルに戻す。
次に、トランスミッションがニュートラルに戻った時刻t14において、ノンシンクロシフト制御手段は、リバースギヤ列へのシフトを行い、時刻t15でシフト動作が完了する。
特開平11−105585号公報
従来の車両の自動変速装置では、シンクロ段へのシフトによるカウンタシャフトの回転速度の低減と、ノンシンクロ段へのシフトとを構成上並列に処理することができないので、変速開始から変速完了までのシフト動作に長い時間を要するという問題点があった。
また、シンクロ段からノンシンクロ段にシフトする際に、トランスミッションをニュートラルに戻す必要があるので、カウンタシャフトの回転速度が不定になり、歯当たりやギヤ鳴りが発生するという問題点もあった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、ノンシンクロギヤ列にシフトする場合に、歯当たりやギヤ鳴りを生じることなく、速やかにシフト動作を完了させることができる変速装置を提供することにある。
この発明に係る変速装置は、エンジンの動力を回転力として取り出すクランク軸と、クランク軸に接続され、エンジンの回転を断続する第1クラッチと、クランク軸の反対側となるように第1クラッチに接続された第1入力軸と、第1入力軸の延長上に設けられた第2入力軸と、第1入力軸および第2入力軸に平行に設けられた出力軸と、サンギヤを共通とする第1遊星歯車列および第2遊星歯車列と、サンギヤを固定するためのバンドブレーキと、サンギヤと第1遊星歯車列の第1リングギヤとを接続するための第2クラッチと、を含み、第1入力軸の回転を第2入力軸に伝達する遊星歯車機構と、シンクロ機構を用いないノンシンクロギヤ列を有する複数のギヤ列を含み、第2入力軸の回転を出力軸に伝達する選択式ギヤ列と、第2入力軸の回転速度を第2回転速度として検出する第2回転速度検出手段と、第1クラッチを駆動する第1クラッチアクチュエータと、バンドブレーキを駆動するバンドブレーキアクチュエータと、第2クラッチを駆動する第2クラッチアクチュエータと、選択式ギヤ列のギヤ列をシフトするシフトアクチュエータと、第2回転速度が入力され、第1クラッチアクチュエータ、バンドブレーキアクチュエータ、第2クラッチアクチュエータおよびシフトアクチュエータの動作を制御する変速制御部とを備え、変速制御部は、ノンシンクロギヤ列へのシフト要求の発生時に、第1クラッチを解放し、バンドブレーキを締め付けるとともに第2クラッチを接続して第2回転速度を低減させ、第2回転速度が所定回転速度以下になった際にノンシンクロギヤ列にシフトさせるものである。
この発明の変速装置によれば、ノンシンクロギヤ列へのシフト要求が発生した場合に、変速制御部が第1クラッチを解放し、バンドブレーキを締め付けるとともに第2クラッチを接続して第2入力軸の回転速度を低減させ、第2回転速度が所定回転速度以下になった際にノンシンクロギヤ列にシフトさせるので、歯当たりやギヤ鳴りを生じることなく、速やかにシフト動作を完了させることができる。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当する部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る変速装置1をエンジン2とともに示す構成図である。
図1において、変速装置1は、クランク軸3と、第1クラッチ4と、第1入力軸5と、第2入力軸6と、出力軸7と、遊星歯車機構8と、選択式ギヤ列9と、第1回転速度センサ(第1回転速度検出手段)10と、第2回転速度センサ(第2回転速度検出手段)11と、第1クラッチアクチュエータ12と、バンドブレーキアクチュエータ13と、ダイレクトクラッチアクチュエータ(第2クラッチアクチュエータ)14と、シフトアクチュエータ15と、変速制御部16とを備えている。
ここで、第1入力軸5と、第2入力軸6と、出力軸7と、遊星歯車機構8と、選択式ギヤ列9と、第1回転速度センサ10と、第2回転速度センサ11と、バンドブレーキアクチュエータ13と、ダイレクトクラッチアクチュエータ14と、シフトアクチュエータ15とで、エンジン2の動力を運転状態に応じたトルクおよび回転速度に変換する自動変速機17が構成されている。
クランク軸3は、エンジン2の動力を回転力として取り出す。第1クラッチ4は、クランク軸3に接続され、エンジン2の回転を断続する。
第1入力軸5は、クランク軸3の反対側となるように第1クラッチ4に接続される。第2入力軸6は、第1入力軸5の延長上に設けられる。出力軸7は、第1入力軸5および第2入力軸6に平行に設けられる。
第1回転速度センサ10は、第1入力軸5の回転速度を第1回転速度として検出する。第2回転速度センサ11は、第2入力軸6の回転速度を第2回転速度として検出する。
第1クラッチアクチュエータ12は、第1クラッチ4を駆動する。バンドブレーキアクチュエータ13は、バンドブレーキ32(後述する)を駆動する。ダイレクトクラッチアクチュエータ14は、ダイレクトクラッチ35(第2クラッチ)(後述する)を駆動する。シフトアクチュエータ15は、遊星歯車機構8よりも第1クラッチ4から離間する側に設けられた選択式ギヤ列9のギヤ列(後述する)をシフトする。
変速制御部16は、第1回転速度センサ10で検出される第1回転速度と、第2回転速度センサ11で検出される第2回転速度とに基づいて、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率を演算する。また、変速制御部16は、第1クラッチアクチュエータ12、バンドブレーキアクチュエータ13、ダイレクトクラッチアクチュエータ14、シフトアクチュエータ15の動作を制御する。
また、変速制御部16は、後述するノンシンクロギヤ列へのシフト要求の発生時に、第1クラッチ4を解放し、バンドブレーキ32を締め付けるとともにダイレクトクラッチ35を接続して第2入力軸6の回転速度を低減させ、第2回転速度が所定回転速度以下になった際にノンシンクロギヤ列にシフトさせる。
図2は、この発明の実施の形態1に係る遊星歯車機構8を詳細に示す構成図である。
図2において、遊星歯車機構8は、第1入力軸5と第2入力軸6との間に配置され、第1入力軸5の回転を第2入力軸6に伝達する。この遊星歯車機構8は、サンギヤ18を共通とする第1遊星歯車列19および第2遊星歯車列20の2列で構成されるシンプソンタイプである。
第1遊星歯車列19は、第1リングギヤ21と、第1ピニオンギヤ22と、サンギヤ18とを含んでいる。第1リングギヤ21は、第1入力軸5の第1クラッチ4と反対側の端部に固定されている。第1ピニオンギヤ22は、第2入力軸6の一端に固定された第1キャリア23に回動可能に軸支されている。サンギヤ18は、第2入力軸6の周りを回動可能に軸支されている。
第2遊星歯車列20は、第2リングギヤ24と、第2ピニオンギヤ25と、サンギヤ18とを含んでいる。第2リングギヤ24は、第2入力軸6に固定されている。第2ピニオンギヤ25は、第2リングギヤ24の外周を第2入力軸6の周りに回転可能な第2キャリア26に回動可能に軸支されている。
また、第2キャリア26には、自動変速機17のケース27方向に延びる延長部28が設けられている。ケース27と延長部28との間には、逆転方向の回転を阻止するためのワンウェイクラッチ29が設けられている。
また、サンギヤ18には、軸線方向のほぼ中央部からケース27方向に延びる円環部材30と、円環部材30の外縁から第1リングギヤ21の外周を覆って第1入力軸5側に延びる円筒部材31とが設けられている。
円筒部材31には、サンギヤ18を固定および解放するためのバンドブレーキ32が設けられている。
図3は、図2に示したバンドブレーキ32を詳細に示す側面図である。
図3において、円筒部材31の周方向には、ブレーキバンド33が巻装されている。ブレーキバンド33の一端は、固定部材34によって、固定端としてケース27に固定されている。また、ブレーキバンド33の他端は、自由端としてバンドブレーキアクチュエータ13に接続されている。
バンドブレーキアクチュエータ13は、ブレーキバンド33を締め付け作動およびゆるみ作動させることにより、円筒部材31を介してサンギヤ18を固定および解放する。
また、図2において、第1リングギヤ21の外周には、サンギヤ18と第1リングギヤ21とを接続するためのダイレクトクラッチ35が設けられている。ダイレクトクラッチ35は、摩耗式クラッチ(単板および多板、また乾式および湿式は問わない)であり、ダイレクトクラッチアクチュエータ14に接続されている。
ダイレクトクラッチアクチュエータ14は、ダイレクトクラッチ35を接続および解放させることにより、サンギヤ18と第1リングギヤ21とを接続および解放する。
図4は、この発明の実施の形態1に係る選択式ギヤ列9を詳細に示す構成図である。
図4において、選択式ギヤ列9は、第2入力軸6と出力軸7との間に配置され、第2入力軸6の回転を出力軸7に伝達する。この選択式ギヤ列9は、シンクロ機構を用いないノンシンクロギヤ列を有する複数のギヤ列を含んでいる。
選択式ギヤ列9は、遊星歯車機構8の全ての変速段に対応する低速段側ギヤ列の3速ギヤ列36と、遊星歯車機構8の最高速段のみに対応する高速段側ギヤ列の4速ギヤ列37および5速ギヤ列38と、遊星歯車機構8の2速段のみに対応し、かつ第2入力軸6からリバースアイドラ軸39に軸支したリバースアイドラギヤ40(後述する)を介して出力軸7に回転を伝達するリバースギヤ列41とを含んでいる。
ここで、リバースギヤ列41は、シンクロ機構を用いないノンシンクロギヤ列である。
3速ギヤ列36は、第2入力軸6に固定された第2入力軸側3速ギヤ42と、出力軸7に回動可能に軸支されて第2入力軸側3速ギヤ42に噛合する出力軸側3速ギヤ43とを有している。
4速ギヤ列37は、第2入力軸6に固定された第2入力軸側4速ギヤ44と、出力軸7に回動可能に軸支されて第2入力軸側4速ギヤ44に噛合する出力軸側4速ギヤ45とを有している。
5速ギヤ列38は、第2入力軸6に回動可能に軸支された第2入力軸側5速ギヤ46と、出力軸7に固定されて第2入力軸側5速ギヤ46に噛合する出力軸側5速ギヤ47とを有している。
リバースギヤ列41は、第2入力軸6に固定された第2入力軸側リバースギヤ48と、第1シフトスリーブ49(後述する)に一体に設けられた出力軸側リバースギヤ50と、第2入力軸側リバースギヤ48および出力軸側リバースギヤ50に噛合および離脱するようにリバースアイドラ軸39の軸線方向に移動可能で、かつ回動可能に軸支されたリバースアイドラギヤ40とを有している。
また、出力軸側3速ギヤ43と出力軸側4速ギヤ45との間の出力軸7には、出力軸7と出力軸側3速ギヤ43あるいは出力軸側4速ギヤ45とを係合する第1シフト装置51が設けられている。
第1シフト装置51は、出力軸7に固定された第1シフトハブ52と、第1シフトハブ52の軸線方向に移動可能で、かつ回動不可能に支持され、出力軸側3速ギヤ43あるいは出力軸側4速ギヤ45に選択的に係合および離脱する第1シフトスリーブ49と、第1シフトスリーブ49に一端が係合する第1シフトフォーク53とを有している。
また、第1シフトフォーク53の他端は、ギヤ列をシフトするシフトアクチュエータ15に接続されている。
シフトアクチュエータ15は、第1シフトフォーク53を軸線方向に移動させることにより、第1シフトスリーブ49を出力軸側3速ギヤ43あるいは出力軸側4速ギヤ45に選択的に係合および離脱させて、ギヤ列をシフトする。
また、第2入力軸側5速ギヤ46の第1クラッチ4に対して反対側の第2入力軸6、およびリバースアイドラ軸39には、第2入力軸6と第2入力軸側5速ギヤ46とを係合するとともに、リバースアイドラギヤ40と第2入力軸側リバースギヤ48とを噛合する第2シフト装置54が設けられている。
第2シフト装置54は、第2入力軸6に固定された第2シフトハブ55と、第2シフトハブ55の軸線方向に移動可能で、かつ回動不可能に支持され、第2入力軸側5速ギヤ46に係合および離脱する第2シフトスリーブ56と、リバースアイドラギヤ40に一体に設けられたリバースシフトスリーブ57と、一端が分岐し、それぞれ第2シフトスリーブ56およびリバースシフトスリーブ57に係合する第2シフトフォーク58とを有している。
また、第2シフトフォーク58の他端は、ギヤ列をシフトするシフトアクチュエータ15に接続されている。
シフトアクチュエータ15は、第2シフトフォーク58を軸線方向に移動させることにより、第2シフトスリーブ56およびリバースシフトスリーブ57を、第2入力軸側5速ギヤ46および第2入力軸側リバースギヤ48にそれぞれ選択的に係合および離脱させて、ギヤ列をシフトする。
ここで、リバースシフトスリーブ57が第2入力軸側リバースギヤ48に係合した場合、リバースアイドラギヤ40は、出力軸側リバースギヤ50にも噛合している。
このように、この自動変速機17は、第1入力軸5と第2入力軸6との間に配置されて第1入力軸5の回転を第2入力軸6に伝達する遊星歯車機構8と、第2入力軸6と出力軸7との間に配置されて第2入力軸6の回転を出力軸7に伝達する選択式ギヤ列9とを備えており、遊星歯車機構8による変速比の切り換えと選択式ギヤ列9による変速比の切り換えとを組み合わせて、5段の変速段を構成している。
ここで、変速制御部16は、1速の場合、バンドブレーキ32およびダイレクトクラッチ35をともに解放し、第1シフトスリーブ49を出力軸側3速ギヤ43に係合させている。
また、変速制御部16は、2速の場合、バンドブレーキ32を締め付けるとともにダイレクトクラッチ35を解放し、第1シフトスリーブ49を、1速の場合と同様に出力軸側3速ギヤ43に係合させている。
また、変速制御部16は、3速の場合、バンドブレーキ32を解放するとともにダイレクトクラッチ35を接続し、第1シフトスリーブ49を、1速の場合と同様に出力軸側3速ギヤ43に係合させている。
また、変速制御部16は、4速の場合、バンドブレーキ32を解放するとともにダイレクトクラッチ35を接続して遊星歯車機構8を3速の状態にし、第1シフトスリーブ49を出力軸側4速ギヤ45に係合させている。
また、変速制御部16は、5速の場合、バンドブレーキ32を解放するとともにダイレクトクラッチ35を接続して遊星歯車機構8を3速の状態にし、第2シフトスリーブ56を第2入力軸側5速ギヤ46に係合させている。
また、変速制御部16は、リバースの場合、バンドブレーキ32を締め付けるとともにダイレクトクラッチ35を解放して遊星歯車機構8を2速の状態にし、リバースシフトスリーブ57を第2入力軸側リバースギヤ48に係合させている。
図5は、この発明の実施の形態1に係る遊星歯車機構8による変速比の切り換えと、選択式ギヤ列9による変速比の切り換えとを組み合わせて、5段の変速段を構成した際の変速比を示す説明図である。
図5において、1速から2速、2速から3速、3速から2速、および2速から1速に変速する場合、選択式ギヤ列9の変速比は、3速(1.257413)に固定されたまま、遊星歯車機構8の変速比のみが切り換えられて、自動変速機17全体の変速比(=第1入力軸5/出力軸7)が切り換えられる。
また、3速から4速、4速から5速、5速から4速、および4速から3速に変速する場合、遊星歯車機構8の変速比は、3速(1)に固定されたまま、選択式ギヤ列9の変速比のみが切り換えられて、自動変速機17全体の変速比(=第1入力軸5/出力軸7)が切り換えられる。
また、リバースギヤ列41に変速する場合、遊星歯車機構8の変速比は、2速(1.53)に固定されたまま、選択式ギヤ列9の変速比がリバースギヤ列41の変速比に切り換えられて、自動変速機17全体の変速比(=第1入力軸5/出力軸7)がリバースギヤ比(3.12375)に切り換えられる。
以下、図1〜図5とともに、図6のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1による変速制御部16の動作について説明する。
なお、本実施の形態では、ノンシンクロギヤ列であるリバースギヤ列41へのシフト動作を例として説明する。
まず、リバースギヤ列41へのシフト要求が発生すると、第1クラッチ4を解放する(ステップS61)。第1クラッチ4の解放後は、早急にリバースギヤ列41にシフトすることが望ましいが、第1クラッチ4を解放した直後の第2入力軸6の回転速度は、遊星歯車機構8の慣性により、第1クラッチ4を解放する直前のエンジンの回転速度(通常は、アイドル回転速度)となる。
続いて、バンドブレーキ32を締め付ける(ステップS62)とともに、ダイレクトクラッチ35を接続して(ステップS63)、第2入力軸6の回転速度を低減させる。
このとき、リバースシフトスリーブ57を第2入力軸側リバースギヤ48側に移動させ(ステップS64)、リバースアイドラギヤ40が第2入力軸側リバースギヤ48と噛合する直前で待機させる。
次に、第2回転速度が予め設定される所定回転速度(例えば、300rpm)以下か否かを判定する(ステップS65)。
ステップS65において、第2回転速度が所定回転速度よりも大きい(すなわち、No)と判定された場合には、ステップS62に移行する。
一方、ステップS65において、第2回転速度が所定回転速度以下である(すなわち、Yes)と判定された場合には、リバースシフトスリーブ57を移動させてリバースアイドラギヤ40と第2入力軸側リバースギヤ48とを噛合させる(ステップS66)。
続いて、ダイレクトクラッチ35を解放して(ステップS67)、遊星歯車機構8の変速比を2速に切り換え、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率が2速の変速比であるか否かを判定する(ステップS68)。
ステップS68において、回転速度比率が2速の変速比である(すなわち、Yes)と判定された場合には、図6の処理を終了する。
一方、ステップS68において、回転速度比率が2速の変速比でない(すなわち、No)と判定された場合には、ステップS67に移行する。
図7は、図6のフローチャートに示した変速装置1の動作を補足説明するタイミングチャートである。
図7において、まず、リバースギヤ列へのシフト要求が発生すると、時刻t1で第1クラッチ4が解放される。
続いて、時刻t2でバンドブレーキ32が締め付けられ、ダイレクトクラッチ35が接続されて、第2入力軸6の回転速度が次第に低減する。
次に、第2回転速度が所定回転速度まで低減した時刻t3において、リバースシフトスリーブ57が移動されてリバースアイドラギヤ40と第2入力軸側リバースギヤ48とが噛合される。
続いて、ダイレクトクラッチ35が解放されて、遊星歯車機構8の変速比が2速に切り換えられ、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率が2速の変速比になった時刻t4において、リバースギヤ列41へのシフト動作が完了する。
この発明の実施の形態1に係る変速装置1によれば、シンクロ機構を用いないリバースギヤ列41へのシフト要求が発生した場合に、変速制御部16が第1クラッチ4を解放し、バンドブレーキ32を締め付けるとともに、ダイレクトクラッチ35を接続して第2入力軸6の回転速度を低減させ、第2回転速度が所定回転速度以下になった際にリバースギヤ列41にシフトさせるので、シフト時に歯当たりやギヤ鳴りを生じることなく、速やかにシフト動作を完了させることができる。
また、バンドブレーキ32の締め付け、およびダイレクトクラッチ35の接続によって第2入力軸6の回転速度を低減させるので、新たな構成要素を追加する必要がなく、コストアップを招くことがない。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、シフト要求が発生した際に、変速制御部16が第1クラッチ4を解放し、バンドブレーキ32を締め付けるとともに、ダイレクトクラッチ35を接続して第2入力軸6の回転速度を低減するとしたが、これに限定されない。
変速制御部16は、クラッチを接続したまま、遊星歯車機構8の変速比を切り換えて第2入力軸6の回転速度を低減してもよい。
以下に、遊星歯車機構8の変速比を切り換えて第2入力軸6の回転速度を低減する処理について説明する。
この発明の実施の形態2に係る変速装置1の構成は、前述の実施の形態1と同様なので、説明を省略する。
なお、変速制御部16は、ノンシンクロギヤ列へのシフト要求の発生時に、バンドブレーキ32およびダイレクトクラッチ35を解放し、遊星歯車機構8の変速比を1速(2.659)に切り換えて、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率が1速の変速比(所定比率)になるように制御し、回転速度比率が1速の変速比になった際に、第1クラッチ4を解放してノンシンクロギヤ列にシフトさせる。
以下、図1〜図4とともに、図8のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態2による変速制御部16の動作について説明する。
なお、本実施の形態では、ノンシンクロギヤ列であるリバースギヤ列41へのシフト動作を例として説明する。
まず、リバースギヤ列41へのシフト要求が発生すると、バンドブレーキ32を解放する(ステップS71)とともに、ダイレクトクラッチ35を解放して(ステップS72)、遊星歯車機構8の変速比を1速に切り換える。
ここで、第1入力軸5は、アイドル回転速度(約800rpm)であるため、第2入力軸6の回転速度は、遊星歯車機構8の変速比だけ減速され、約300(=800÷2.659)rpmとなる。
また、このとき、リバースシフトスリーブ57を第2入力軸側リバースギヤ48側に移動させ(ステップS73)、リバースアイドラギヤ40が第2入力軸側リバースギヤ48と噛合する直前で待機させる。
続いて、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率が1速の変速比であるか否かを判定する(ステップS74)。
ステップS74において、回転速度比率が1速の変速比でない(すなわち、No)と判定された場合には、ステップS71に移行する。
一方、ステップS74において、回転速度比率が1速の変速比である(すなわち、Yes)と判定された場合には、第1クラッチ4を解放して(ステップS75)、リバースシフトスリーブ57を移動させてリバースアイドラギヤ40と第2入力軸側リバースギヤ48とを噛合させる(ステップS76)。
次に、バンドブレーキ32を締め付けて(ステップS77)、遊星歯車機構8の変速比を2速に切り換え、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率が2速の変速比であるか否かを判定する(ステップS78)。
ステップS78において、回転速度比率が2速の変速比である(すなわち、Yes)と判定された場合には、図8の処理を終了する。
一方、ステップS78において、回転速度比率が2速の変速比でない(すなわち、No)と判定された場合には、ステップS77に移行する。
図9は、図8のフローチャートに示した変速装置1の動作を補足説明するタイミングチャートである。
図9において、まず、リバースギヤ列41へのシフト要求が発生すると、時刻t5でバンドブレーキ32およびダイレクトクラッチ35が解放されて、第2入力軸6の回転速度が、遊星歯車機構8の変速比だけ減速される。
次に、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率が1速の変速比(2.659)まで低減した時刻t6において、第1クラッチ4が解放され、時刻t7において、リバースシフトスリーブ57が移動されてリバースアイドラギヤ40と第2入力軸側リバースギヤ48とが噛合される。
続いて、バンドブレーキ32が締め付けられて、遊星歯車機構8の変速比が2速に切り換えられ、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率が2速の変速比になった時刻t8において、リバースギヤ列41へのシフト動作が完了する。
この発明の実施の形態2に係る変速装置1によれば、シンクロ機構を用いないリバースギヤ列41へのシフト要求が発生した場合に、変速制御部16がバンドブレーキ32およびダイレクトクラッチ35を解放し、遊星歯車機構8の変速比を1速に切り換えて、第1入力軸5と第2入力軸6との回転速度比率が1速の変速比になるように制御し、回転速度比率が1速の変速比になった際に、第1クラッチ4を解放してノンシンクロギヤ列にシフトさせるので、シフト時に歯当たりやギヤ鳴りを生じることなく、速やかにシフト動作を完了させることができる。
この発明の実施の形態1に係る変速装置をエンジンとともに示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る遊星歯車機構を詳細に示す構成図である。 図2に示したバンドブレーキを詳細に示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係る選択式ギヤ列を詳細に示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る遊星歯車機構による変速比の切り換えと、選択式ギヤ列による変速比の切り換えとを組み合わせて、5段の変速段を構成した際の変速比を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る変速装置の動作を示すフローチャートである。 図6のフローチャートに示した変速装置の動作を補足説明するタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る変速装置の動作を示すフローチャートである。 図8のフローチャートに示した変速装置の動作を補足説明するタイミングチャートである。 従来の車両の自動変速装置による動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 変速装置、2 エンジン、3 クランク軸、4 第1クラッチ、5 第1入力軸、6 第2入力軸、7 出力軸、8 遊星歯車機構、9 選択式ギヤ列、10 第1回転速度センサ、11 第2回転速度センサ、12 クラッチアクチュエータ、13 バンドブレーキアクチュエータ、14 ダイレクトクラッチアクチュエータ(第2クラッチアクチュエータ)、15 シフトアクチュエータ、16 変速制御部、18 サンギヤ、19 第1遊星歯車列、20 第2遊星歯車列、21 第1リングギヤ、32 バンドブレーキ、35 ダイレクトクラッチ(第2クラッチ)、41 リバースギヤ列(ノンシンクロギヤ列)。

Claims (2)

  1. エンジンの動力を回転力として取り出すクランク軸と、
    前記クランク軸に接続され、前記エンジンの回転を断続する第1クラッチと、
    前記クランク軸の反対側となるように前記第1クラッチに接続された第1入力軸と、
    前記第1入力軸の延長上に設けられた第2入力軸と、
    前記第1入力軸および前記第2入力軸に平行に設けられた出力軸と、
    サンギヤを共通とする第1遊星歯車列および第2遊星歯車列と、前記サンギヤを固定するためのバンドブレーキと、前記サンギヤと前記第1遊星歯車列の第1リングギヤとを接続するための第2クラッチと、を含み、前記第1入力軸の回転を前記第2入力軸に伝達する遊星歯車機構と、
    シンクロ機構を用いないノンシンクロギヤ列を有する複数のギヤ列を含み、前記第2入力軸の回転を前記出力軸に伝達する選択式ギヤ列と、
    前記第2入力軸の回転速度を第2回転速度として検出する第2回転速度検出手段と、
    前記第1クラッチを駆動する第1クラッチアクチュエータと、
    前記バンドブレーキを駆動するバンドブレーキアクチュエータと、
    前記第2クラッチを駆動する第2クラッチアクチュエータと、
    前記選択式ギヤ列の前記ギヤ列をシフトするシフトアクチュエータと、
    前記第2回転速度が入力され、前記第1クラッチアクチュエータ、前記バンドブレーキアクチュエータ、前記第2クラッチアクチュエータおよび前記シフトアクチュエータの動作を制御する変速制御部とを備え、
    前記変速制御部は、前記ノンシンクロギヤ列へのシフト要求の発生時に、前記第1クラッチを解放し、前記バンドブレーキを締め付けるとともに前記第2クラッチを接続して前記第2回転速度を低減させ、前記第2回転速度が所定回転速度以下になった際に前記ノンシンクロギヤ列にシフトさせることを特徴とする変速装置。
  2. エンジンの動力を回転力として取り出すクランク軸と、
    前記クランク軸に接続され、前記エンジンの回転を断続する第1クラッチと、
    前記クランク軸の反対側となるように前記第1クラッチに接続された第1入力軸と、
    前記第1入力軸の延長上に設けられた第2入力軸と、
    前記第1入力軸および前記第2入力軸に平行に設けられた出力軸と、
    サンギヤを共通とする第1遊星歯車列および第2遊星歯車列と、前記サンギヤを固定するためのバンドブレーキと、前記サンギヤと前記第1遊星歯車列の第1リングギヤとを接続するための第2クラッチと、を含み、前記第1入力軸の回転を前記第2入力軸に伝達する遊星歯車機構と、
    シンクロ機構を用いないノンシンクロギヤ列を有する複数のギヤ列を含み、前記第2入力軸の回転を前記出力軸に伝達する選択式ギヤ列と、
    前記第1入力軸の回転速度を第1回転速度として検出する第1回転速度検出手段と、
    前記第2入力軸の回転速度を第2回転速度として検出する第2回転速度検出手段と、
    前記第1クラッチを駆動する第1クラッチアクチュエータと、
    前記バンドブレーキを駆動するバンドブレーキアクチュエータと、
    前記第2クラッチを駆動する第2クラッチアクチュエータと、
    前記選択式ギヤ列の前記ギヤ列をシフトするシフトアクチュエータと、
    前記第2回転速度が入力され、前記第1クラッチアクチュエータ、前記バンドブレーキアクチュエータ、前記第2クラッチアクチュエータおよび前記シフトアクチュエータの動作を制御する変速制御部とを備え、
    前記変速制御部は、前記ノンシンクロギヤ列へのシフト要求の発生時に、前記第1入力軸と前記第2入力軸との回転速度比率が所定比率になるように前記バンドブレーキアクチュエータおよび前記第2クラッチアクチュエータの動作を制御し、前記所定比率になった際に、前記第1クラッチを解放して前記ノンシンクロギヤ列にシフトさせることを特徴とする変速装置。
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