JP2007268567A - 抵抗スポット溶接機 - Google Patents

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Abstract

【課題】二つのガンアームにシャフトを介して一方のガンアームを回転自在に連結する主軸連結装置を有する抵抗スポット溶接機の耐久性向上と小型軽量化を図る。
【解決手段】一方の可動側プレート3を他方の固定側プレート4にシャフト15を介して回転自在に連結すると共に,その連結した可動側プレートと固定側プレートの先端とに相対するガンアーム6,7をそれぞれ着脱可能に固着し,各ガンアームの先端には相対する電極チップE1,E2を固着し,可動側プレートがアクチュエータの機械的な動力によりシャフトを中心に回転駆動して電極チップ間に溶接加圧力を発生させて被溶接物を加圧溶接する溶接機において可動側プレートと固定側プレートとに各ガンアームを固着するに際して,可動側プレートと固定側プレートをそれぞれ電気絶縁して各ガンアームを固着しシャフトでの電気絶縁を不要とする。
【選択図】図1

Description

本発明は抵抗溶接機の分野に属し,さらに詳しくは一方のガンアームともう一方のガンアームとを主軸部(以下 シャフトという)を介して回転自在に連結しその連結した一方のガンアームにアクチュエータの動力を機械的に伝達してシャフトの周りを回転駆動させて前記二つのガンアームの先端に支持された一対の電極チップ間に溶接に必要な加圧力を発生させ,これによって前記電極チップ間で加圧した重ね被溶接板に溶接電流を流して接合する抵抗スポット溶接機に関する。
従来,ロボットスポット溶接ガン,ポータブルスポット溶接ガン又は定置式スポット溶接機等を含むXタイプの抵抗スポット溶接機(以下 Xガンという)には一方のガンアームを可動側としもう一方のガンアームを固定側として主軸回転装置により連結されている。この種の主軸回転装置はエアシリンダ又は電動モータ等のアクチュエータの動力を一方のガンアームに伝えることによって一方のガンアームがシャフトのまわりを回転駆動しそれによって各ガンアームに支持された相対向する一対の電極チップ間の移動距離を接近ないし離反する方向へ回転駆動させるものである。
Xガンの主軸連結装置には次のような公知例がある。 たとえば,シャフトの回転運動によるスラストワッシャの磨耗によって生じる隙間を調整し,電極チップ先端の芯ズレを防止する目的で,ガンアームの二股の内側又は外側に絶縁スラストワッシャをシャフト(又はヒンジピンともいう)と同一軸芯線上に配置し,スラストワッシャの側面に対しほぼ直角に交わる方向から押圧力を付勢させてスラストワッシャをヒンジピンと同一軸芯線方向に移動させ,スラストワッシャの摺動面に生じた隙間をなくすことでガンアームの先端に生じる電極チップ間の芯ズレを防ぐものが公開されている(特許文献1参照)。
さらに他の例として,たとえば二つのガンアームの支持部の軸受け孔に両側からフランジを有する軸受け(縦断面L形リング体)が着脱自在に装着され,前記フランジ付き軸受けにワッシャとフランジとを当接した状態で前記軸受けに支持軸が挿入され,前記支持軸にはその軸方向に潤滑油路が設けてあり,前記潤滑油路には前記ワッシャと前記フランジとの当接面と当該潤滑油路に連通する細い油路が形成され,前記軸受けと前記ワッシャをブラケット間で締め付け固定する主軸連結装置が公開されている(特許文献2参照)。
次の他の例としてたとえば二つのガンアームのヒンジ部にシャフトを挿入して回転自在に連結し,その連結した各ヒンジ部の間に耐磨耗性材料が環状表面に貼られた電気絶縁体を回り止めピンにより固着し,これにより前記ヒンジ部の連結部を確実に絶縁し,ヒンジ部の磨耗を減少する主軸連結装置が公開されている(特許文献3参照)。
さらに他の例としてたとえば二つの中間アームの軸受け孔にシャフト(ピン)を挿入し,一方の中間アームがシャフトを中心に回動自在に連結され,前記中間アームに取付けられた絶縁ブッシュにガンアームを挿入して固着し,ガンアームと中間アームが電気的に絶縁されており,ガンブラケットが前記シャフトを中心に連結され,前記ガンアームの延長部には溶接トランスが固着され,前記シャフトと同一軸に連結された左右対称の二枚板が平行に配置された作動フォークには他方のガンアームを支持する中間アームと一方のガンアームを支持する中間アームにシャフトのまわりを回転させ溶接に必要な加圧応力を発生させるためのシリンダ本体とを連結しそれによって溶接トランス付きXガンの軽量化を図るというXガンが公開されている(特許文献4)。
また次の例としてガンブラケットに主軸連結装置を介して一方のガンアームを可動側として回転自在に連結し,もう一方のガンアームはガンブラケットの先端に固定側として一体的に連結固定し,固定側の電極チップをロボット側の制御で可動側の電極チップに先行してワークに当接する溶接ガンが公開されている(特許文献5)。
特許文献1に記載された発明はガンアームの二股の内側と外側とのガンアーム相互間を絶縁するワッシャをシャフトと同一軸芯線上に配置する絶縁ワッシャやその固定手段を必要とする分,部品点数が増え構造が大きくなる。
特許文献2に記載された発明はワッシャとフランジ部の当接面にシャフトの軸方向に形成された潤滑油路から枝分かれする油路を必要とする点で主軸連結装置の構造が複雑となり製作にも工数を要する。
また特許文献3に記載された発明は二つのガンアームの連結ヒンジに電気絶縁体を位置決め兼回り止めピンによって固着しその電気絶縁体の相互に摺動する一面に耐磨耗性の環状板を貼り付けるため,主軸連結装置の構造が複雑となる。
次の特許文献4に記載された発明は主軸連結装置により回転自在に連結された二つの中間アームに絶縁ブッシュを介してガンアームを挿入固着した点で主軸連結装置のシャフトでの電気絶縁は不要とするものであるがガンブラケットとアクチュエータを支持するプレートと前記中間アームとが同一軸線上で主軸連結装置により連結される関係上,前記シャフトの軸方向の長さが大きくなる点またガンブラケット以外に前記プレートが必要となる分,部品点数及び製作工数がかかる。またここには主軸連結装置のオイルレス化(主軸の無注油化)及び冷却装置の配慮が開示されていない。
また特許文献5に記載された発明は固定側アームとガンブラケットを一体化したものであるが主軸連結装置は一般的なXガンの主軸連結装置の構成を示すものでシャフトの絶縁不要とする主軸連結装置の簡素化,軽量化はなされていない。
特公平7−63852号公報明細書第2ページコラム3第27行−同コラム4第7行 実公平7−35662号公報明細書第2ページコラム3第6行−同第15行 実公平7−50062号公報明細書第2ページコラム3第6行−同第15行 特開2005−28454号公報明細書段落「0012」−「0022」 特開2005−169507号公報明細書段落「0006」「0011」
本発明は,従来のXガンでは大抵前記シャフトでの電気絶縁を必要とするため主軸連結装置が複雑で大形となり,またガンブラケット又はガンアームはそれぞれ独立した機能をもった単独部品として組み付けられ,しかもパネルワークの形状大きさなどの変化によりその都度設計を余儀なくされコストアップの一因をなしていること,また従来の主軸連結装置では一般に前記シャフト内部から摺動面に潤滑油を給油しているが実際前記シャフトの設計計算上の寿命をクリアするオイルレス化の実現が難しいこと。また従来のXガンでは溶接トランスから電極チップ間につなぐ二次導体及び/又はシャントを含む溶接ユニットの二次回路並びに冷却回路の配線構造のコンパクト化が難しいこと。また従来のXガンではガンアームのみ被溶接物の形状変化に応じた交換ができなかった点を解決すべき課題とする。
そこで本発明は銅系又はアルミニウム系の鋳物合金から成形された導電性の良い二つのガンアームにシャフトを介してその少なくとも一方のガンアームを回転自在に連結する主軸連結装置の簡素化,耐久性向上及びXガンの小型軽量化を図ることを目的とする。
請求項1の発明は上記の目的を達成するために開発されたもので,その要旨とするところは,一方の可動側プレートを他方の固定側プレートにシャフトを介して回転自在に連結すると共に,その連結した前記可動側プレートと前記固定側プレートの先端とに相対するガンアームをそれぞれ着脱可能に固着し,前記各ガンアームの先端には相対する電極チップを固着し,前記可動側プレートがアクチュエータの機械的な動力により前記シャフトのまわりを回転駆動して前記電極チップ間に溶接に必要な加圧力を発生させて被溶接物を加圧溶接する抵抗スポット溶接機において前記可動側プレートと前記固定側プレートとに前記各ガンアームを固着するに際して,前記可動側プレートと前記固定側プレートをそれぞれ電気絶縁して前記各ガンアームを固着し,それによって前記シャフトでの電気絶縁を不要としたことを主要な特徴とする。
請求項2の発明は前記固定側プレートをロボットアームに直接締結可能とし,それによって前記固定側プレートをガンブラケット兼用としたことを特徴とする。
請求項3の発明は前記可動側プレートと前記固定側プレートは左右対称のプレートを,所定間隔をもってプレート側面を平行に向き合わせて配置し,それによって前記アクチュエータと溶接トランスとを前記所定間隔のスペース内に設置したことを特徴とする。
請求項4の発明は前記シャフトと同心上に挿入される前記シャフト長より短い円筒状の中間カラーと,前記中間カラーの内径に両側側面から挿入されかつ前記シャフトの外周面を摺動する軸受け部の半径方向に立ち上がるフランジを有する円筒状の短いオイルレスベアリングと,前記シャフトが挿入される軸受け部の半径方向に立ち上がるフランジを有する軸受けとを有し,前記オイルレスベアリングのフランジと前記軸受けのフランジは相隣なる向きに面接触した形態で前記シャフトと同心上に配置される一方,前記中間カラーの上には前記可動側プレートを,また前記軸受けの上には前記固定側プレートをそれぞれ一体的に固着し,それによって上記中間カラーと前記シャフトとの略中央位置付近に潤滑媒体を溜めるための間隙部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は前記固定側プレートと前記軸受けのフランジとの間を機械的な締め付け手段で固着する際に,前記固定側プレートの締め付け方向の軸線が前記シャフトの軸方向の中心線X−Xと偏心しかつ前記シャフトの下側半径方向に複数の締め付け位置を設けて前記中心線と平行する方向に締め付け力を付勢させて固着することを特徴とする。
請求項6の発明は前記可動側プレートと前記オイルレスベアリングと前記軸受けとの間に前記シャフトと同心上に形成された環状の断面略凹型溝にシール材を嵌合固着し,それによって前記シャフトの略中央位置付近に形成された潤滑媒体を充填するための間隙部を外気から密封することを特徴とする。
請求項7の発明は前記所定の間隔をもって平行に配置された可動側プレート及び固定側プレートの先端にそれぞれ固定されたアーム連結板の前面と前記ガンアームが延伸する長手方向と直角に交わる方向にガンアームと一体に形成された取付け基部とを絶縁した状態で着脱可能に固着したことを特徴とする。
請求項8の発明は前記軸受けの相手側との摺動接触する表面に窒化層の硬化熱処理加工を施し,それによって前記軸受けの摺動接触する回転駆動部の耐磨耗性及び耐疲労性を維持することを特徴とする。
請求項9の発明は前記所定間隔をもって平行に配置された固定側プレートの二枚のプレート間に溶接トランスを配置しそのトランスを前記固定側プレートの両側から支持し,それによって溶接トランスと電極チップ間をつなぐ二次導体及び/又はシャントを含む溶接ユニットの二次回路配線を短縮したことを特徴とする。
請求項10の発明は前記シャフトと前記アクチュエータとの間に前記溶接トランスが配置され,その配置された溶接トランスの長手方向の中心線と前記アクチュエータにより駆動される加圧ロッドの軸方向の中心線との向きが略同一方向であり,それによって前記可動側プレートと前記固定側プレートの長手方向の寸法を短縮したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば,前記可動側プレートと前記固定側プレートをそれぞれ電気絶縁することによって前記各プレートの主軸連結装置での電気絶縁を施す必要がなく,前記可動側プレートと前記固定側プレート間の軸受けの両面に挿入される絶縁ワッシャとこれを固定する締め付け手段等が省略できる分,高価な部品の点数削減,シャフトの軸方向の長さ寸法を短縮し,これによって前記主軸連結装置の小型軽量化,コストカットを実現する。
請求項2の発明によれば,前記固定側プレートと前記ガンアームとを着脱可能に連結し,前記固定側プレートをガンブラケット兼用とすることによって部品点数の削減と軽量化を実現する。
請求項3の発明によれば,前記アクチュエータと溶接トランスとを前記所定間隔のスペース内に収容したことによりコンパクト化を実現する。
請求項4の発明によれば,上記中間カラーと前記シャフトとの略中央位置付近に潤滑媒体を溜めるための間隙部を設けたことにより,主軸連結装置のオイルレス化を実現し前記シャフトと回転摺動部の耐磨耗性と耐久性向上を図る。
請求項5の発明によれば,前記シャフトの中心線X−Xより下側半径方法(電極チップE2側)に位置する前記固定側プレートと前記軸受けのフランジとの相互間の拘束面を機械的の締め付け手段で固着したことで,電極チップの加圧時に前記シャフトの周りを可動側プレートが回転すると前記シャフトが下方に向かってたわみが生じ,そのたわみ力によってシャフトと同心上に連結された上側の前記固定側プレートと前記軸受けのフランジとの間には互いに接触する方向に力が働き,また一方逆に前記中心線X―Xよりも下側半径方向に位置する前記固定側プレートと前記フランジとの間には互いに接触する拘束面が乖離する方向に力が働き前記固定側プレートと前記軸受けのフランジとの接触する拘束面に隙間が生じることを考慮し前記シャフトの下側のみ機械的な締め付け手段で確実に固着する。これによって主軸連結部位での固定側プレートの確実な回り止めとさらに前記たわみによる前記軸受けとの偏磨耗に起因する弊害をなくし安定した回転運動と耐久性向上が図れる。
請求項6の発明によれば,前記シャフトの略中央位置付近に形成された潤滑媒体を充填するための間隙部を外気から密封することによって溶接時に飛散するスパッタやゴミなどの異物が摺動面へ浸入又は付着するのを防止することができる。
請求項7の発明によれば,パネルワークの形状大きさを変更した場合でも主軸連結装置に連結された可動側及び固定側の各プレートは共通のユニット部品となり前記ワークのバリエーションに対しふところ寸法の異なるガンアームのみ着脱交換することで容易に対応できる。つまりガンアーム以外はふところ寸法が変化した場合でも共通となり,コストダウンも可能となる。
請求項8の発明によれば,前記軸受けの摺動接触する回転駆動部の耐磨耗性及び耐疲労性を高めることによって,前記シャフトの耐久性を向上することができる。
請求項9の発明によれば,溶接トランスと電極チップ間をつなぐ二次導体及び/又はシャントを含む溶接ユニットの二次回路並びに冷却回路の配線構造の簡素化と短縮化を容易に実現することによって,軽量化は勿論二次回路のインピーダンスの減少により安定した溶接電流を溶接部に供給することができ,溶接品質向上を図ることができる。
請求項10の発明によれば,前記可動側プレートと前記固定側プレートとを主軸連結装置に連結したユニット構造として標準化したコンパクト設計が可能となりXガンの小型軽量化,低廉化を図ることができる。
本発明は二つのガンアームの重なりあったヒンジにシャフトを介して連結した溶接ヘッドに一方のガンアームを前記シャフトの周りを回転駆動して各ガンアームの先端に有する二つの電極チップのうち,一方の電極チップの位置制御,その接近時の相対的速度および加圧力制御を少なくとも一つのコントローラからのデジタル制御により複数軸をもつロボット装置の一軸として同期させて溶接シーケンス及び溶接パラメータに応じたプログラム設定でコントロールされるサーボモータ,ボールねじ,ボールナットなどから構成される駆動ユニットを備えたXガンを例に示す。その実施例を図面に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の抵抗スポット溶接機の実施例からXガンの側面全体を示す組立図である。図2は本発明の装置の外観正面図である。図3は本発明の装置の外観平面図である。図4は本発明の部品構成を示す側面図で,一組の可動側プレートと固定側プレートの先端面に着脱自在に固定される二種のガンアームのバリエーションに対応した組立図である。図5は図1のA矢視図で主軸連結装置の拡大断面図である。図6は本発明にかかる主軸連結装置の他の実施例を示す断面図である。
図1,図2又は図3において,Xガン1は駆動ユニット2と,可動側プレート3と固定側プレート4とを有し,可動側プレート3は駆動ユニット2を支持するためのガンブラケットとガンアームとを兼ねた固定側プレート4に対し主軸連結装置5により回転可能に連結される。前記各プレート3,4は軽量でスパッタの付着し難い,例えばアルミニウム系の非鉄軽金属,または硬化プラスチック,硬化炭素繊維等から形成される。また前記各プレート3,4の先端にそれぞれ着脱可能に固着された銅合金製のガンアーム6,7とを有し,更に各ガンアーム6,7の先端に相対向して着脱可能に固着された銅合金製のチップホルダ(又は丸アームともいう)8,9とを有し,さらにこのチップホルダの先端に交換可能に支持された一対の電極チップE1,E2と,前記ガンアーム6,7には溶接ユニット12として溶接トランスTが銅合金製の二次導体10及び柔軟性のある銅製のシャント11を介して接続されている。そして溶接ユニット12には循環系冷却チューブ又は冷却水路など冷却装置が組み込まれている。
そして前記駆動ユニット2のアクチュエータには電動モータM又はエアシリンダが使用される。この場合アクチュエータは電動モータMの回転出力約3000rpmの回転運動を図では省略したボールねじ,ボールナット等の直線運動変換機構によりガイドロッド14を直線駆動し一方の可動側プレート3が主軸連結装置5のシャフト15を中心に回転して電極チップE1を電極チップE2に接近させワークを両側から挟み付ける加圧動作と電極開放動作を行うものである。
固定側プレート4は左右対称の二枚のプレート4a,4bからなり,所定間隔をもって互いのプレート側面を平行に向き合わせて配置したもので,二枚のプレート4a,4bの左端にはガンアーム7の長手方向のアーム中心線に対し直角に交わる方形のアーム連結板4cの両側から立ち上がる断面略凹形のプレート側連結板4dと前記二枚のプレートの内側側面が重なり合った継ぎ手を形成し,その継ぎ手を二枚のプレート4a,4bの両側からそれぞれ片側4本の複数ボルトB1により確実に固着されている。
前記二枚のプレート4a,4bの右端には図3に示すように断面略凹形のロボット側連結板4eが左右のプレート内側の側面に挟まれた形態で左右からそれぞれ3本の複数ボルトB2により確実に固着されている。
前記ロボット側連結板4eにはロボットアーム(図省略)に取付けるための6個の複数ボルト孔B0が円周上に明けられている。前記ロボット側連結板4eはアルミニウム合金で作られている。前記固定側プレート4はロボットアームに取付けられるガンブラケット及びガンアームを兼用するものである。
可動側プレート3は左右対称の二枚のプレート3a,3bからなり,所定間隔をもってプレート側面を平行に向き合わせて配置したもので,基本的な構造は前記固定側プレート4と同じであるが,前記所定間隔をもって平行に配置された二枚のプレート3a,3bの先端が断面略凹型のアーム側連結板3cの有底面と直角に交わる方向から当接しかつ前記可動側プレート3の側面板3dと前記アーム側連結板3cの両側から直角に立ち上がる側面板3dとの重ね合わせが継ぎ手部として前記アーム側連結板3cの両側に有する側面板3dから片側4本の複数ボルトB3でそれぞれ確実に固着される。
前記電動モータMはサーボモータである。電動モータは図1及び図3に示すように前記固定側プレート4の二枚板の間に所有するスペース内に配置され,相対する二枚のプレート4a,4bの間に両側から回転軸mを介してモータ本体が揺動可能に支持されている。
前記モータMのガイドロッド14の先端は可動側プレート3の後端に回転軸nを介して揺動可能に連結されている。
溶接トランスTは主軸連結装置5と前記電動モータMとの間に形成された固定側プレート4の二枚のプレートの間に所有するスペース内に配置され,相対する二枚のプレート側面に複数ボルトB4で確実に支持されている。
前記ガンアーム6,7はパネルワークのバリエーションに応じて二次元的形状変化に対応して設計製作される。材質はアルミニウム合金または銅合金の鋳物から形成される。前記ガンアーム6,7の基部には前記アーム側連結3c,4cの継ぎ手となるガンアームの延出する長手方向の軸中心線と直角に交わる方向に取付け面を有する方形の連結板6a,7aが一体に形成されている。前記各ガンアーム6,7は前記固定側プレート4のアーム側連結板4cと前記可動側プレート3のアーム側連結板3cの前面とに各々絶縁板16を介在して前記プレート側を電気的に絶縁した形態で前記連結板6a,7aが機械的な締め付け手段たとえば6本の複数ボルトB5により各プレート側にしっかり固着される。
ガンアーム6,7の先端部にはアーム軸線方向に断面円筒状凹部28が形成され,この断面円筒状凹部28に銅合金で作られた丸形のチップホルダ8,9が挿入され,前記断面円筒状凹部28に形成されたすり割溝UをボルトB7の締め付け力で収縮させることによって確実に保持される。
主軸連結装置5は一方の可動側プレート3と他方の固定側プレート4に軸受け孔が形成され,その軸受け孔に一本の鉄材からなる円柱状のシャフト15を介して前記可動側プレート3を回転自在に連結するものである。その主軸連結装置の詳細は図2,図3,図5に示すように前記シャフト15の軸方向の中心線X−Xと同心上に挿入される前記シャフト長より短い円筒状の中間カラー17と,前記中間カラー17の内径には両側側面から挿入されかつ前記シャフト15を挿入する軸受け部の半径方向に屈折したフランジ19を有する円筒状の短い銅合金などからなるオイルレスベアリング18(無注油軸受けともいう)と,前記シャフト15が挿入される軸受け部の半径方向に屈折したフランジ21とからなる鉄製の軸受け20(鍔付き軸受けともいう)とが左右対称位置に組み込まれている。
そして前記オイルレスベアリング18のフランジ19と軸受け20のフランジ21とが相隣なる向きに互いに拘束面を接触した形態でシャフト15の上に配置されている。前記中間カラー17の両端の外周面には前記可動側プレート3の板厚e寸法分が内側に挿入される断面略L型溝22がそれぞれ形成されていて,この左右対称位置に形成された前記略L型溝22には前記中間カラー17の半径方向に立ち上がる拘束面が形成され,その拘束面と前記オイルレスベアリング18のフランジ19の拘束面との間で前記可動側プレート3を挟持する形態で前記可動側プレート3の軸受け孔に前記中間カラー17が挿入される。さらに前記拘束面に対し直角方向から回り止めピンPが挿入されて可動側プレート3と中間カラー17とが一体的に位置決め固定される。前記軸受け20の上には前記固定側プレート4がシャフトの両側円周面に形成されたネジ部にそれぞれロックナットNによりシャフトの両側から内側方向に締め付け力を付勢し固着されていて,前記シャフト15と前記中間カラー17との略中央位置付近には潤滑媒体を溜めるための間隙部23が形成されている。
前記中間カラー17と前記オイルレスベアリング18のフランジ19と前記軸受け20のフランジ21との間には前記シャフト15と同心上に断面略凹型溝24が形成され,その断面略凹型溝24には前記シャフト15の略中央位置付近に形成された潤滑媒体を充填するための間隙部23を外気から密封するOリングなどのシール材25が嵌合固着されている。
前記軸受け20の円筒外周面に挿入される前記固定側プレート4は前記フランジ21の一方側の拘束面に複数ボルトB6で固着されている。この場合,前記シャフト15の下側半径方向に複数ボルトB6の締め付け位置が設けてあり,ボルトの軸方向の中心線は前記シャフト15の軸方向の中心線X―Xと偏心しかつ前記中心線と平行方向である。かくして複数ボルトB6の締め付け力がガン加圧時の前記シャフト15にかかるたわみによって前記中心線X―Xよりも下側の前記固定側プレートと前記軸受けのフランジの拘束面との間を開こうとする力が働いてもこの力に抗して前記固定側プレート4と前記フランジ21間の拘束面を確実に固着する。
前記軸受け20のフランジ21の相手側との摺動接触する表面には耐磨耗性及び耐疲労性を高めるために窒化層の表面硬化熱処理加工が施されている。
また主軸連結装置5には外部から溶接時のスパッタや水,油その他細かいゴミ等の異物の浸入を防ぐためにその主軸部前面から周囲を囲繞した形態で保護カバー13が装着されている。この保護カバー13は断面略凹形をなしそのカバー両端が前記シャフト15の両端に引っ掛けて支持されている。前記保護カバー13の材質は,たとえば真鍮製の薄板材又はプラスチック,合成樹脂,ゴムなど任意であるが,スパッタや水,油,ゴミ等が付着し難い軽くて耐久性のある材質のものが望ましい。
前記シャフト15と前記電動モータMとの間に配置された溶接トランスTの長手方向の中心線y−yと前記電動モータMにより駆動されるガイドロッド14の軸方向の中心線Y−Yとが略同一方向に向けて配置されている。これによって溶接トランスTと電極チップE1,E2間とをつなぐ二次導体10及び/又はシャント11を含む二次回路配線を短縮しかつ前記可動側プレート3と前記固定側プレート4が短く構成される。
冷却装置(ここでは冷却マニホールド26,循環系冷却チューブの着脱が簡単にできるワンタッチ継ぎ手金具27を示す)は周知のもので前記ガンアーム6,7,二次導体10,チップホルダ8,9等に冷却チューブ(図省略)を配管し電極チップE1,E2の内部に冷却媒体を循環させてその熱交換作用で抵抗発熱等により加熱する電極チップの温度上昇を阻止するものである。上記のごとく前記可動側プレート3と前記固定側プレート4に電気絶縁したガンアーム6,7を中間的に固着するためガンアーム6,7から電極チップE1,E2間の冷却回路も短くすることができる。
溶接ユニット12には前記他方の電極チップE2と相対して接近ないし離反する溶接のための動作を前記駆動ユニット2によって行われる一方の電極チップE1と,この間に溶接電流を供給する溶接トランスTと可動性を有するシャント11及び/又は剛性を有する二次導体10等を含むものである。
次に主軸連結装置5の他の構造例を示す。たとえば図6に示す実施例によると中間カラー17を可動側プレート3と一体にすることによって図5の中間カラー17の単独部品とその組み付け工数を省略することができる。
また,同様に可動側プレート3の先端に取付ける断面略凹型のアーム側連結板3cを単独部品としてではなくアルミニウム系鋳物で一体化することで組立部品点数の削減と軽量化を図ることができる。この一体化は固定側プレート4の先端に取付ける断面略凹型のアーム側連結板4c及び前記ロボット側連結板4eも同様である。
本実施例によれば図1に示すようにXガン1においてシャフト15の軸方向の中心線X―Xから電極チップの加圧中心線までの寸法Zが300mm,また上下ガンアームの長手方向の中心線との間の寸法Hが200mmとした場合のXガンの質量は電動モータ,溶接トランスを含め59kgまで減少することができた。この成果は略同等の仕様条件のエア式Xガンと比較し少なくとも同等若しくはそれ以上コンパクト化と軽量化を計っている。
以下,本発明の動作を説明する。図1のXガン1は駆動ユニット2による一方の電極チップE1の位置制御パターン,他方の電極チップE2との接近時の相対的な速度制御パターンおよび加圧力制御パターン,ロボット動作,ワーク情報に基づく溶接シーケンス,溶接パラメータなどの情報が予めコントローラに教示されそのコントローラの制御部からのデジタル制御によって溶接動作が再現される。
溶接開始信号が起動すると,前記制御部から指令でモータアンプを介してロボット溶接ガン1の電動モータMが作動し待機位置から打点位置に向けてロボットによる姿勢制御と同時に電極チップE1,E2間の相対的な動きをしながら打点位置に電極チップが挿入されると同時にXガン1が停止し,この間一方の電極チップE1が駆動ユニット2のガイドロッド14の前進運動で可動側プレート3が主軸連結装置5のシャフト15の周りをオイルレスベアリング18,中間カラー17,可動側プレート3の3部品が一体となって回転する。これによって電極チップE1が他方の電極チップE2に接近し両電極間で溶接部を挟み付けて加圧し溶接を開始する。
この時,主軸連結装置5の動作は前記シャフト15の上を前記中間カラー17の両側に挿入されたオイルレスベアリング18が,前記シャフト15の外周面を摺動回転する。これによって前記中間カラー17の上に固着された前記可動側プレート3が一緒に回転する。前記シャフト15は軸受け20に拘束され前記軸受け20は固定側プレート4側に拘束されているため前記可動側プレート3の前記シャフトの摺動回転とともに前記オイルレスベアリング18のフランジ19の側面が前記軸受け20のフランジ21の接触面を摺動回転する。
この可動側プレート3の回転運動に際し前記可動側プレート3と前記オイルレスベアリング18のフランジ19と前記軸受け20のフランジ21との断面凹型溝24の間隙部に嵌入されたOリング25はその断面凹型溝24の内壁に弾力によって押圧されて駆動側の接触面と気密に摺動する。前記シャフト15と中間カラー17との間隙部23に設けられたグリス溜まりを完全封入することで軸受けのオイルレス化を実現することによってシャフト周りの回転運動を円滑にする。
前記可動側プレート3の電極チップE1の移動量は,この場合最大ストロークを125mm,溶接ストロークを0−95mmとした。電動モータMの位置検出器(エンコーダなど)からの出力信号を受けて設定されたストローク量が検出される。電極チップE1が所定位置へ移動しもう一方の電極チップE2の間でワークの溶接打点位置を加圧し所定の加圧力6.0kNに入ったことをモータトルク電流で確認すると,コントローラの制御部からの指令で溶接電源を制御するタイマー(溶接制御装置)の通電開始信号を受けてコンタクタの開閉器を駆動し溶接トランスTから電極チップE1,E2間に最大溶接電流13500Aに対し許容使用率10%の割合で溶接電流が流れ抵抗発熱により溶接部にナゲットが形成されて接合される。
冷却水は冷却マニホールド26の供給口から冷却チューブを介してガンアーム6,7からチップホルダ8,9の循環系冷却媒体通路を通り各々の電極チップE1,E2の内部を循環し戻り側の冷却媒体通路を経てガンアーム6,7の反対側の側面にワンタッチ継ぎ手金具27に連結された冷却チューブから前記冷却マニホールド26の排水口に戻る。この間ガンアーム6,7が冷却され前記チップホルダ8,9を含む電極チップE1,E2には集中的に冷却水が供給され各電極チップ内で循環し効率的に冷却される。
また溶接トランスTの二次コイル内部を循環する冷却水はシャント11の側面を通し二次導体10の循環系冷却媒体通路を通して前記冷却マニホールド26の排水口に戻る。
溶接完了後はコントローラの制御部からの指令で前記電動モータMが逆回転し電極チップE1が原位置,つまり前記ガイドロッド14がボールねじ,ボールナットにより後退方向に移動し,この動作により主軸連結装置5のシャフト15の周りを可動側プレート3と共に中間カラー17,オイルレスベアリング18が一体的に回動し電極チップE2から離反する方向へ全ストローク開放することでスポット溶接の一サイクルを完了する。
本発明にかかるXガン1は電気絶縁をガンアームと分割された固定側プレート4と可動側プレート3にて行い,主軸連結装置5のシャフト15側での絶縁を不要としたことで,主軸連結装置の簡素化とオイルレス化をしながらシャフトの耐久性向上を図ることができるほか,図4の実施例に示すように被溶接物の形状,寸法の変更があった場合でも前記固定側プレート4と可動側プレート3は共通のユニットとなり,溶接部のバリエーションに応じたふところ寸法を有するガンアームのみを組み換え交換するだけで対応が容易である。また上下のガンアームが共通に上下どちらにも組み換え使用できる点もユニット共用部品の標準化設計に有利である。
また本発明はガンアームと溶接トランスとの組み付け距離間を大幅に短縮させ,これによって二次回路と冷却回路を大幅に短縮することができ小型軽量化は勿論,溶接品質向上に起因するインピーダンスの減少と電極の冷却作用に多大な効果が得られる。
本発明にかかる抵抗スポット溶接機は本実施例では加圧駆動源のアクチュエータにサーボモータを使用したXタイプの電動加圧式ロボット溶接ガンについて言及したが発明の本質はこれに限定されるものではなくエアシリンダを用いたエア式ロボット溶接ガン及び各種のポータブル溶接ガンその他これらに類似する機械にも転用が容易である。
本発明の抵抗スポット溶接機の実施例からXタイプのロボット溶接ガンの側面全体を示す組立図である。 本発明の装置の外観正面図である。 本発明の装置の外観平面図である。 本発明装置の実施例を示す側面図で,各種のガンアームに対応した組立図である。 図1のA―A矢視図で主軸連結装置の拡大断面図である。 本発明にかかる主軸連結装置の他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
1 抵抗スポット溶接機(Xガン)
2 駆動ユニット 3 可動側プレート 4 固定側プレート
5 主軸連結装置 6 ガンアーム 7 ガンアーム
8 チップホルダ 9 チップホルダ 10 二次導体
11 シャント 12 溶接ユニット 13 保護カバー
14 ガイドロッド 15 シャフト 16 絶縁板
17 中間カラー 18 オイルレスベアリング 19 フランジ
20 軸受け 21 フランジ 22 断面略L型溝
23 間隙部 24 断面凹型溝 25 シール材(Oリング)
26 冷却マニホールド 27 ワンタッチ継ぎ手金具
28 断面円筒状凹部 E1 電極チップ E2 電極チップ
P 回り止めピン T 溶接トランス M 電動モータ

Claims (10)

  1. 一方の可動側プレートを他方の固定側プレートにシャフトを介して回転自在に連結すると共に,その連結した前記可動側プレートと前記固定側プレートの先端とに相対するガンアームをそれぞれ着脱可能に固着し,前記各ガンアームの先端には相対する電極チップを固着し,前記可動側プレートがアクチュエータの機械的な動力により前記シャフトのまわりを回転駆動して前記電極チップ間に溶接に必要な加圧力を発生させて被溶接物を加圧溶接する抵抗スポット溶接機において前記可動側プレートと前記固定側プレートとに前記各ガンアームを固着するに際して,前記可動側プレートと前記固定側プレートをそれぞれ電気絶縁して前記各ガンアームを固着し,それによって前記シャフトでの電気絶縁を不要としたことを特徴とする抵抗スポット溶接機。
  2. 前記固定側プレートをロボットアームに直接締結可能とし,それによって前記固定側プレートをガンブラケット兼用としたことを特徴とする請求項1の抵抗スポット溶接機。
  3. 前記可動側プレートと前記固定側プレートは左右対称のプレートを,所定間隔をもってプレート側面を平行に向き合わせて配置し,それによって前記アクチュエータと溶接トランスとを前記所定間隔のスペース内に設置したことを特徴とする請求項1又は2の抵抗スポット溶接機。
  4. 前記シャフトと同心上に挿入される前記シャフト長より短い円筒状の中間カラーと,前記中間カラーの内径に両側側面から挿入されかつ前記シャフトの外周面を摺動する軸受け部の半径方向に立ち上がるフランジを有する円筒状の短いオイルレスベアリングと,前記シャフトが挿入される軸受け部の半径方向に立ち上がるフランジを有する軸受けとを有し,前記オイルレスベアリングのフランジと軸受けのフランジは相隣なる向きに面接触した形態で前記シャフトと同心上に配置される一方,前記中間カラーの上には前記可動側プレートを,また前記軸受けの上には前記固定側プレートをそれぞれ一体的に固着し,それによって上記中間カラーと前記シャフトとの略中央位置付近に潤滑媒体を溜めるための間隙部を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3の抵抗スポット溶接機。
  5. 前記固定側プレートと前記軸受けのフランジとの間を機械的の締め付け手段で固着する際に,前記固定側プレートの締め付け方向の軸線が前記シャフトの軸方向の中心線X−Xと偏心しかつ前記シャフトの下側半径方向に複数の締め付け位置を設けて前記中心線と平行する方向に締め付け力を付勢させて固着することを特徴とする請求項4の抵抗スポット溶接機。
  6. 前記可動側プレートと前記オイルレスベアリングと前記軸受けとの間に前記シャフトと同心上に形成された環状の断面略凹型溝にシール材を嵌合固着し,それによって前記シャフトの略中央位置付近に形成された潤滑媒体を充填するための間隙部を外気から密封することを特徴とする請求項4又は5の抵抗スポット溶接機。
  7. 前記所定の間隔をもって平行に配置された可動側プレート及び固定側プレートの先端にそれぞれ固定されたアーム連結板の前面と前記ガンアームが延伸する長手方向と直角に交わる方向にガンアームと一体に形成された取付け基部とを絶縁した状態で着脱可能に固着したことを特徴とする請求項6の抵抗スポット溶接機。
  8. 前記オイルレスベアリング及び/又は前記軸受けの相手側との摺動接触する表面に窒化層の硬化熱処理加工を施し,それによって前記軸受けの摺動接触する回転駆動部の耐磨耗性及び耐疲労性を維持することを特徴とする請求項7の抵抗スポット溶接機。
  9. 前記所定間隔をもって平行に配置された固定側プレートの二枚のプレート間に溶接トランスを配置しそれを前記固定側プレートの両側から支持し,それによって溶接トランスと電極チップ間をつなぐ二次導体及び/又はシャントを含む溶接ユニットの二次回路配線を短縮したことを特徴とする請求項8の抵抗スポット溶接機。
  10. 前記シャフトと前記アクチュエータとの間に前記溶接トランスを配置し,その配置された溶接トランスの長手方向の中心線と前記アクチュエータにより駆動される加圧ロッドの軸方向の中心線との向きが略同一方向であり,それによって前記可動側プレートと前記固定側プレートの長手方向の寸法を短縮したことを特徴とする請求項9の抵抗スポット溶接機。
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