JP2007266053A - 加工装置及び方法、並びに、デバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷重制御性を損なうことなく、より高速な押圧工程を実現し、優れたスループットを有する加工装置及び方法を提供する。
【解決手段】パターンが形成されたモールドを、被転写体上に塗布したレジストに接触させて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工装置であって、前記モールドを前記レジストに接触させる工程において、前記モールドのパターンに対して平行な方向に、前記モールドと前記被転写体とを相対的に移動させる第1の移動手段を有することを特徴とする加工装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般には、加工装置及び方法に係り、特に、原版となるモールドのパターンをウェハ等の基板に転写する加工装置及び方法に関する。本発明は、例えば、半導体やMEMS(Micro Electro−Mechanical Systems)などを製造する微細加工のために、ナノインプリント技術を利用する加工装置に好適である。
リソグラフィー技術を用いて微細な構造(電子回路、MEMS、グレーティングレンズなどのデバイス)を製造する際、投影露光装置が従来から使用されている。投影露光装置は、レチクル(マスク)に描画されたパターンをレジスト(感光剤)を塗布した基板(シリコンやガラス)に縮小投影してパターンを転写する。投影露光装置は、非常に微細な構造を形成することができるが、非常に高価であり、手軽に利用できるものではない。
一方、非常に微細な構造を形成可能で、且つ、低コストのパターニング法であるナノインプリントが注目されている。ナノインプリントとは、電子ビーム露光等によって微細なパターンが形成されたモールド(雛型)を、レジストとしての樹脂材料を塗布したウェハに押し付ける(押印する)ことによって、レジスト上にパターンを写し取るものである。ナノインプリントは、モールドを準備すれば、モールドを樹脂材料に押し付ける押印機構があればよいため、微細加工を低コストで実現することができる。現在、ナノインプリントは、10nm程度の微細な形状を転写することが可能であり、微細化については十分な性能を有する。ナノインプリントは、投影露光装置では採算があわなかったために製造されなかった新しいデバイスへの適用が期待されており、特に、磁気記録媒体の微細な周期構造の形成手段として期待されている。
ナノインプリントには、転写方法として、熱サイクル法や光硬化法(「UV硬化型」とも言われる)などが提案されている。熱サイクル法は、加工対象の樹脂(熱可塑性材料)をガラス転移温度以上に加熱して(即ち、樹脂の流動性を高めて)モールドを押印し、冷却した後に離型する方法である。光硬化法は、紫外線硬化型の樹脂(UV硬化樹脂)を利用し、透明なモールドで押印した状態で感光及び硬化させてからモールドを剥離する方法である。
光硬化法は、比較的容易に温度を制御することができるため、半導体素子の製造に適している。また、半導体素子の製造には、高精度な重ね合わせ精度(基板にパターンを幾つか重ね合わせる際の精度)が必須とする。光硬化法は、透明なモールド越しに基板上のアライメントマークを観察することができ、アライメントの観点からも半導体素子の製造に適している。一方、熱サイクル法は、加熱する工程を含むため、基板及びモールドが温度上昇によって熱膨張し、重ね合わせ精度を維持することが非常に困難である。
図11は、従来の光硬化法によるナノインプリントを説明するための図であって、図11(a)は押印工程、図11(b)は硬化工程、図11(c)は離型工程を示している。まず、紫外線を透過する材質(例えば、石英)からなるモールドMPを、図11(a)に示すように、UV硬化樹脂UCRを塗布した基板(ウェハ)STに押し付ける。これにより、UV硬化樹脂UCRは、モールドMPに形成されたパターンに沿って流動する。
次に、モールドMPを基板STに押し付けた状態で、図11(b)に示すように、紫外線ULを照射する。これにより、UV硬化樹脂UCRは、モールドMPの形(パターン)に硬化する。そして、図11(c)に示すように、モールドMPを基板STから引き離す。その結果、モールドMPの形を維持したUV硬化樹脂UCRが基板STに残り、基板ST上にパターンが転写される。大きな基板に対しては、パターンの転写毎に基板を移動し、上述した工程を繰り返して基板全面にパターンを逐次転写する。転写された樹脂(レジスト)パターンは、パターンの下地を取り除くと、投影露光装置で転写されたレジストパターンと同等である。
なお、半導体素子の製造に限らず、商品を大量に生産する生産現場では、製造装置の生産性も要求される。製造装置のコストが低くても、生産能力が低ければ、トータルの生産コストが低くならないからである。
現在、一般的に使用されている露光装置(ステッパー及びスキャナー)では、単位時間当たりに処理できるウェハの枚数(スループット)は、150枚程度である。ウェハ1枚当たりの転写数は、50回(ショット)程度であり、露光装置が1回の転写に要する時間は、1秒以下である。ナノインプリントの転写は、上述したように、押印工程、硬化工程及び離型工程の3つの工程を含む。従って、ナノインプリントで露光装置と同等のスループットを実現しようとすると、3つの工程を1秒程度で行う必要がある。
3つの工程のうち、硬化工程については、照度の高い紫外線を照射することによって、短時間で行うことが可能である。また、押印工程については、押印時にモールドを超音波加振するという提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。モールドを超音波加振することによって、樹脂(レジスト)の粘度が低下し、その流動性を高めることができるため、押印工程を短時間で行うことができる。更に、離型工程については、機械的な動作を早くしても、モールドと硬化したレジストとの摩擦によって、パターンが破損してしまうため、モールドに離型処理を施し、離型性を向上させている。
特開2004−288811号公報
従来技術において、モールドに超音波加振を与える手段は、モールドのパターン面に対して垂直な方向の振動(上下振動)を前提としている。かかる振動は、モールドのパターン(凹部)に樹脂を浸透させやすくするという効果を有するが、モールドと基板との密着性を妨げてしまうため、短時間で押印工程を行うという本来の目的に対して逆効果となる可能性もある。
なお、ナノインプリントにおいて、樹脂を塗布する方法は、スピンコートなどによって基板上の全面に塗布する方法だけでなく、適量な樹脂を押印する位置に滴下する方法もある。かかる方法は、モールドが基板に接近するに従って、点状(半球状)の樹脂を徐々に押し広げ、パターン面全体に樹脂を行き渡らせる。この場合、上下振動(モールドのパターン面に対して垂直な方向の振動)を与えても、押印時間の短縮には繋がらない。
また、ナノインプリントでは、押印時にモールドにかかる荷重を一定に保つための制御が必要である。特に、パターンの精度が要求される場合は、荷重変動がパターンの寸法精度に影響を与えてしまう。従って、短時間で所望の荷重に到達し、更に、荷重を一定に維持しなければならないが、従来技術は、荷重の制御に関しては何ら開示していない。
そこで、本発明は、荷重制御性を損なうことなく、より高速な押圧工程を実現し、優れたスループットを有する加工装置及び方法を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての加工装置は、パターンが形成されたモールドを、被転写体上に塗布したレジストに接触させて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工装置であって、前記モールドを前記レジストに接触させる工程において、前記モールドのパターンに対して平行な方向に、前記モールドと前記被転写体とを相対的に移動させる第1の移動手段を有することを特徴とする。
本発明の別の側面としての加工方法は、パターンが形成されたモールドを、被転写体上に塗布したレジストに接触させて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工方法であって、前記モールドのパターンに対して平行な方向に、前記モールドと前記被転写体とを相対的に移動させながら、前記モールドと前記レジストとを接触させるステップを有することを特徴とする。
本発明の更に別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の加工装置を用いて、被転写体にパターンを転写するステップと、前記パターンが転写された前記被転写体をエッチングするステップとを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、荷重制御性を損なうことなく、より高速な押圧工程を実現し、優れたスループットを有する加工装置及び方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一側面としての加工装置について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。ここで、図1は、本発明の加工装置1の構成を示す概略断面図である。
加工装置100は、パターンが形成されたモールドを、被転写体に塗布されたレジストに接触させて、被転写体にパターンを転写するナノインプリント装置である。加工装置1は、本実施形態では、UV硬化型のステップ・アンド・リピート方式のナノインプリント装置である。
加工装置1は、図1に示すように、モールド101と、ヘッド103と、荷重センサ104と、昇降部105と、直動ガイド106と、ボールネジ107と、モータ108と、フレーム109と、XYステージ110と、定盤111とを有する。また、加工装置1は、除振台112と、モータドライバ113と、ディスペンサ114と、アライメントスコープ115と、制御部300とを有する。
モールド101は、例えば、UV硬化樹脂を硬化させるための紫外光を透過する石英製で、表面には、転写するパターンの凹凸形状が形成されている。基板102には、表面に樹脂(本実施形態では、UV硬化樹脂)が塗布されている。基板102は、モールド101が押し付けられた(押印された)状態で、紫外光が照射される。これにより、基板102の表面に塗布された樹脂に3次元パターン(即ち、モールド101のパターン)が形成される。
ヘッド103は、モールド101を保持し、UV光学系を内部に有する。換言すれば、ヘッド103は、モールド101の裏面(図中z方向)から紫外光を照射する機能を有する。また、ヘッド103は、モールド101の表面(パターン面)が基板102の表面にならうように平行出し機構も有する。
荷重センサ104は、例えば、ロードセルで構成され、モールド101にかかる荷重(押印力)を測定する。
昇降部105は、下面において、ヘッド103及び荷重センサ104を介して、モールド101を保持し、上下に移動する。これにより、モールド101と基板102との押印動作及び離型動作が行われる。直動ガイド106は、昇降部105の移動方向を規制する。直動ガイド106の移動方向は、後述するXYステージ110の移動方向からなるXY平面に対して、垂直になるように調整される。
ボールネジ107は、上側の端部において、モータ108と連結する。ボールネジ107は、昇降部105の内部に配置されたボールナットと係合する。従って、昇降部105は、モータ108を回転させることによって、z方向に移動する。
フレーム109は、剛性の高い部材で形成され、モールド101を上下に移動させる移動機構全体を支持する。XYステージ110は、基板102を保持すると共に、逐次パターニングのためにXY方向に移動する。XYステージ110は、定盤111の上側の表面に沿って、XY方向に移動する。XYステージ110は、例えば、図示しないリニアモータによって駆動される。
定盤111は、フレーム109を保持すると共に、XYステージ110を搭載する。定盤111は、加工装置1の全体を支持し、除振台112を介して床に設置される。除振台112は、床からの振動を遮断し、外乱による加工装置1への影響を防止する。
モータドライバ113は、モータ108を駆動するためのドライバである。ディスペンサ114は、基板102の1ショットごとに樹脂を塗布する場合に、樹脂を滴下する。アライメントスコープ115は、基板102の位置を測定する。アライメントスコープ115は、基板102に配置されているアライメントマークを測定し、基板102とモールド101(のパターン)との位置合わせに使用される。
XYステージ110は、本実施形態では、XYステージ振動部210と、XYステージ本体220とから構成される。XYステージ振動部210は、XYステージ本体220に載置される。具体的には、XYステージ振動部210は、弾性ヒンジ又はリンク機構を介してXYステージ本体220に連結され、XYステージ本体220に対してx方向のみに、微少量移動することができる。
XYステージ振動部210は、振動板212と、加振器214と、弾性体216と、加振駆動部218とを有する。振動板212には、基板102が載置される。加振器214は、本実施形態では、ピエゾ素子からなるアクチュエータであり、振動板212の微少量の駆動を可能とする。振動板212は、加振器214の駆動によって、ステージ本体220に対してx方向に微少量移動することができる。弾性体216は、振動板212に対して加振器214と対向する位置に配置され、振動板212がx方向に移動した際の反力を受ける機能を有する。加振駆動部218は、加振器214を駆動する。
ナノインプリントでは、モールド101を基板102(に塗布された樹脂)に押し付ける(押印する)ことで、モールド101に形成されたパターン(凹凸形状)の凹部に樹脂を充填する。一方、基板102に塗布された余分な樹脂は、モールド101の外側へ押し出される。樹脂は粘性を有するため、モールド101の外側へ余分な樹脂を押し出すためには、ある程度の時間を要する。本実施形態では、モールド101を基板102に接触させる工程(即ち、押印工程)において、XYステージ振動部210(加振器214)によって、モールド101のパターンに対して平行な方向(X方向)に、基板102を微少量移動(振動)させる。
ここで、図2を参照して、XYステージ振動部210(加振器214)による基板102のX方向への振動について説明する。
図2(a)は、スピンコートなどによって、基板102に樹脂Rが塗布された状態を示している。かかる基板102に対して、モールド101を下降させ、樹脂Rを押印する。このとき、加振器214を駆動し、図2(b)に示すように、振動板212を介して基板102をx方向(図中横方向)に微少量往復移動(即ち、振動)させる。基板102を振動させることによって、樹脂Rの流動が促進され、余分な樹脂Rがモールド101の外側に押し出される(移動する)速度を速くすることができる。その結果、押印工程を短時間で行うことができる。更に、基板102の振動は、モールド101が基板102に接触する前に停止し、図2(c)に示すように、モールド101を下降する。但し、基板102の振動は、モールド101を下降させながら基板102を振動させてもよいし、モールド101と基板102が完全に接触する前にモールド101の下降を一旦停止し、基板102を振動させてもよい。
押印工程における基板102の往復移動(振動)の周波数及び振動量は、モールド101に形成されているパターンの大きさ、樹脂Rの粘度、モールド101と樹脂Rとの間の摩擦係数によって、最適値となっている。また、基板102の振動の周波数及び振動量は、モールド101と基板102との間隔に応じて、変化させてもよい(例えば、モールド101が基板102に近づくにつれて基板102の振動の周波数及び振動量を小さくするなど)。
本実施形態では、基板102の振動方向は、x方向であるが、加振器214をx方向及びy方向の両方向に配置し、2次元的に基板102を振動させてもよい。また、本実施形態では、基板102を振動させているが、基板102を固定し、モールド101を振動させてもよい。
また、本実施形態では、予め基板102に樹脂Rを一様に塗布した状態の例を示したが、基板102のショット(転写領域)の内部に樹脂Rを滴下した場合にも同様の効果を得ることができる。樹脂Rを滴下した場合は、予め基板102に樹脂Rを一様に塗布した場合に比べて、樹脂Rの横方向(x方向)の移動量が多くなる。従って、基板102を振動させない場合に比べ、より効果が顕著となる。
このように、加工装置1は、樹脂を滴下又は塗布した基板102にモールド101を押印する際に、モールド101のパターンに平行な方向に、モールド101と基板102とを相対的に振動させる。これにより、余分な樹脂は、モールド101(パターン)の外側に従来よりも速く排出される。従って、加工装置1は、押印工程を短時間で行うことが可能であり、高速な押圧工程を実現することができる。
制御部300は、加工装置1の動作を制御する。制御部300は、荷重センサ104の出力(測定結果)に基づいて、モータドライバ113を介して、モールド101と基板102(レジスト)とが接触する際の荷重を制御する。また、制御部300は、加振駆動部218を介して、上述した加振器214も制御する。
図3は、制御部300の荷重制御を説明するための図である。なお、制御部300は、上述したように、加工装置1の動作全体を制御するが、本発明の本質に関係のない制御については説明を省略し、荷重制御と加振器214の制御について説明する。
モールド101を基板102に押し付ける場合、パターンニングの再現性、精度を維持するために、非常に高精度な荷重制御が求められる。そこで、制御部300は、荷重センサ104の測定結果に基づいて、荷重が所望の値に維持するように、フィードバック制御を行う。
図3を参照するに、荷重センサ104からの測定結果(測定値)は、ローバスフィルタ302を介することで、高周波成分が除去される。制御部300は、高周波成分が除去された値と目標荷重との偏差を比較器304で算出し、算出した偏差に対して、PID制御を行って、モータドライバ113に駆動信号を出力する。また、制御部300は、加振器214の駆動信号も出力する。
制御部300は、モールド101を基板102に押し付けた際の荷重が所定の荷重に達するように、荷重の測定値に基づいてモールド101の駆動量(移動量)をフィードバック制御する。このとき、XYステージ振動部210(即ち、基板102)を振動させると、かかる振動に起因する荷重変動が荷重センサ104によって検出されてしまう。XYステージ振動部210の振動に起因する荷重変動は、本来の荷重制御(所望の荷重に押印力を制御する)には無関係である。従って、ローパスフィルタ302が除去する周波数(カットオフ周波数)を、XYステージ振動部210の振動によって生じる振動周波数より小さく設定することで、制御部300は、振動の影響を受けることなく荷重制御を行うことができる。
また、荷重が設定荷重に到達したら、ローパスフィルタ302のカットオフ周波数は、フィードバックループ周波数より低く設定される。これにより、電気的なノイズなどの本来の荷重変化ではない値に対して、制御部300が追従することを防止し、安定して荷重を維持することができる。尚、ここではローパスフィルタとしたが、所定の範囲内の周波数帯のみを取り出すバンドパスフィルタであっても良い。
加工装置1の動作について説明する。基板102は、図示しない搬送系によって、加工装置1に搬入され、XYステージ110に保持される。基板102がXYステージ110に保持されたら、アライメントスコープ115によって、基板102上のアライメントマークを測定し、XYステージ110の座標における基板102の位置を検出する。
次に、モールド101の押印位置(パターニングする位置)に樹脂を滴下する。具体的には、ディスペンサ114の滴下位置と基板102のショット位置とが一致するように、XYステージ110を移動する。その後、ディスペンサ114によって、基板102のショット全面に樹脂が滴下される。
樹脂の滴下後は、アライメント測定の結果に基づいて、基板102の位置を補正すると共に、基板102をモールド101の押印位置に移動させる。基板102がモールド101の押印位置に移動したら、モータ108を駆動し、モールド101を基板102に押し付ける。このとき、XYステージ110のXYステージ振動部210が駆動され、基板102は、x方向に往復移動(即ち、振動)をする。モールド101が基板102に近づくに従って、基板102に滴下された樹脂がモールド101のパターンに沿って広がっていく。押印工程が完了したら、図示しない紫外光源からモールド101を通して、紫外光を樹脂に照射する。樹脂が硬化するまで紫外光を照射した後、基板102からモールド101を離型する。そして、次のショット位置に樹脂を滴下し、逐次転写を繰り返す。
本実施形態では、基板102が加工装置1に搬送された後で、ディスペンサ114によって、基板102に樹脂を塗布しているが、予め樹脂を塗布した基板102を用いてもよい。また、ディスペンサ114は、基板102のショット全面に樹脂を滴下せずに、図4に示すように、基板102のショット端部のみに樹脂を滴下してもよい。図4は、基板102のショット端部に樹脂を滴下した場合の加工装置1の動作を説明するための図である。
図4を参照するに、樹脂Rは、基板102のパターンが形成されるショットの端部に滴下される。樹脂Rが基板102に滴下されると、図4(a)に示すように、本来のモールド101が押印される位置とはxy方向にずれた位置に基板102を移動させる。
次に、図4(b)に示すように、モールド101を下降させながら、同時に基板102をx方向に移動させる。モールド101が樹脂Rを押しつぶしていくと同時に、基板102が移動することで、図4(c)に示すように、樹脂Rがモールド101のパターンに広がる。モールド101が所定の位置(モールド101が基板102を押印する位置)まで移動したら、基板102の移動を停止し、図4(d)に示すように、モールド101を更に下降させる。そして、図4(e)に示すように、モールド101を基板102まで押し付けて押印工程が終了する。押印工程以降の工程(即ち、硬化工程及び離型工程)は、基板102のショット全面に樹脂を滴下した場合と同様であるため、説明を省略する。
このように、押印工程において、滴下された樹脂の上部がモールド101の下面(パターン形成面)に接触している状態で、基板102を横方向に移動させることで、樹脂の広がりを促進させることができる。従って、より短時間で樹脂をモールド101のパターン全体に充填することが可能となり、高速な押印工程を実現することができる。勿論、基板102の横方向の移動と基板102の振動とを組み合わせることで、更なる押印工程の高速化を図ることができる。
図4では、基板102の移動は、1方向のみであるが、図5に示すように、2次元的に基板102を移動させてもよい。図5は、押印工程において、上方向から見た基板102を示している。図5において、Sは、モールド101が押印されるべきショットを表している。
図5(a)に示すように、押印工程の初期状態では、樹脂Rは、ショットSの右下に滴下される。樹脂Rが滴下された基板102は、樹脂Rの位置がモールド101の右上の位置に相対するように、位置決めされる。基板102が位置決めされたら、モールド101を下降させ、滴下された樹脂Rとモールド110を接触させる。
モールド110が樹脂Rと接触したら、モールド110を更に下降させると共に、基板102を矢印Tで示す軌跡を描くように移動させる。その結果、図5(b)に示すように、樹脂Rは、モールド101のパターン全体に概ね充填される。そして、モールド101を更に下降させ、モールド101のパターン全体に樹脂Rを完全に充填して、押印工程を完了する。
このように、紫外光を照射して樹脂を硬化させる(硬化工程)前に、基板102を相対的に移動させることで、樹脂のxy面方向への広がりを促進させることができ、より短時間で押圧工程を完了させることができる。従って、高速な押印工程を実現し、優れたスループットを有する加工装置(ナノインプリント装置)を提供することができる。
以下、加工装置1の変形例である加工装置1Aについて説明する。図6は、本発明の一側面としての加工装置1Aの構成を示す概略断面図である。加工装置1Aは、加工装置1と同様であるが、モールド側と基板側に加振機能を有する点が異なる。具体的には、加工装置1Aは、加工装置1と比較して、ヘッド103Aの構成、XYステージ110Aの構成及び制御部300Aの構成が異なり、その他(例えば、ディスペンサ114やアライメントスコープ115など)の構成は同様である。
ヘッド103Aは、本実施形態では、モールド振動部410と、ヘッド本体420とから構成される。モールド振動部410は、弾性ヒンジなどで構成された連結部を介して、ヘッド本体420に連結され、ヘッド本体420に対してx方向のみに、微少量移動することができる。ヘッド本体420は、荷重センサ104を介して、昇降部105に連結されている。従って、ヘッド103Aは、ヘッド130と同様に、z方向に移動することができる。
モールド振動部410は、振動板412と、加振器414と、弾性体416と、加振駆動部418とを有する。振動板412には、モールド101が取り付けられる。加振器414は、本実施形態では、ピエゾ素子からなるアクチュエータであり、振動板412の微小量の駆動を可能とする。振動板412は、加振器414の駆動によって、ヘッド本体420に対してx方向に微少量移動することができる。弾性体416は、振動板412に対して加振器414と対向する位置に配置され、振動板412がx方向に移動した際の反力を受ける機能を有する。加振駆動部418は、制御部300Aによって制御され、加振器414を駆動する。
XYステージ110Aは、本実施形態では、XYステージ振動部510と、XYステージ本体520とから構成される。XYステージ振動部510は、例えば、弾性ヒンジを介してXYステージ本体520に接続され、XYステージ本体520に対してz方向に微少量移動することができる。
XYステージ駆動部510は、振動板512と、加振器514と、加振駆動部516とを有する。振動板512には、基板102が載置されている。加振器514は、本実施形態では、ピエゾ素子からなるアクチュエータであり、振動板512の微少量の駆動を可能とする。振動板512は、加振器514の駆動によって、XYステージ本体520に対してz方向に微少量移動することができる。加振駆動部516は、制御部300Aによって制御され、加振器514を駆動する。
図7は、制御部300Aの荷重制御を説明するための図である。図7を参照するに、制御部300Aは、制御部300と同様であるが、モールド側と基板(XYステージ)側の加振とを制御する(即ち、2系統の制御系を有する)点が異なる。制御部300Aは、荷重制御を行う際に、ローパスフィルタ302のカットオフ周波数は、加振器414及び加振器514の振動周波数によって決める。また、制御部300Aは、加振駆動部418と加振駆動部516とを独立に制御される。
加工装置1Aの動作について説明する。なお、加工装置1Aの動作は、加工装置1の動作と同様であるため、加工装置1Aの特徴である押印工程及び離型工程について詳細に説明する。
押印工程において、樹脂を塗布した(又は滴下した)基板102をヘッド103Aの下部に位置決めした後、加振器414を駆動させることによってモールド101をx方向に振動させながら、ヘッド103Aを下降させる。加工装置1Aは、モールド101をx方向に振動させることによって、樹脂が広がりやすく、より高速に押印工程を完了させることができる。
次に、荷重を維持すると共に、基板102(樹脂)に紫外光を照射する。所定量の紫外光を樹脂に照射し、樹脂が硬化したら硬化工程を完了する。
硬化工程の完了後は、ヘッド103Aを上昇させることで、離型工程を行う。モールド101の表面(パターン面)に離型処理を施した場合であっても、一般に、離型工程を高速に行うと、樹脂とモールド101との摩擦によって破損してしまうことがある。そこで、従来では、ヘッドを非常に遅い速度で駆動していた。従って、離型工程に時間を要し、加工装置の生産性が低下していた。
本実施形態の加工装置1Aは、離型工程時に加振器514を駆動することによって、モールド101のパターンに対して垂直な方向に、基板102を微小量振動させる。基板102を垂直方向に振動させることによって、離型工程時の樹脂とモールド101との摩擦力が減少するため、モールド101と基板102とが離れやすくなる。従って、モールド101を基板102から高速に離しても、基板102(樹脂)に形成されたパターンを壊すことがない。これにより、加工装置1Aは、短時間で離型工程を完了させることができ、高速な離型工程を実現することができる。
押印工程及び離型工程において、制御部300Aが、荷重センサ104の測定結果に基づいてモールド101を駆動させるフィードバック制御を行う場合、加振器414及び514からの振動によって荷重センサ104の測定値が変動(振動)することになる。そこで、本実施形態では、制御部300Aは、ローパスフィルタ302を有し、ローパスフィルタ302のカットオフ周波数を加振する周波数より小さく設定することで、加振の影響を受けることなく荷重制御を実現することができる。
加工装置1Aでは、モールド101をパターンに対して平行な方向(x方向)に振動させ、基板102をz方向に振動させているが、図8に示すように、モールド101をy方向に振動させ、基板102をx方向に振動させてもよい。ここで、図8は、加工装置1Aにおいて、モールド101及び基板102の振動方向を説明するための図である。
なお、加工装置1Aは、押印工程時において、モールド101及び基板102の両方を振動させ、より樹脂の広がりを促進させることもできる。
また、基板102の1ショット内のパターンの方向を求め、かかる方向と直交する方向に基板102及び/又はモールド101を振動させてもよい。例えば、x方向とy方向のパターンが同じ比率でショット内に存在していた場合は、座標軸から45°傾いた方向に振動させればよい。なお、45°の方向に振動させるためには、基板側とモールド側の振動周期と振幅を合わせればよい。
また、モールド101のパターンが、1方向のみのラインパターン(例えば、ライン・アンド・スペース(L&S))であった場合には、パターンに沿った方向に振動させながら離型(モールド101をz方向に移動)すればよい。これにより、基板102(樹脂)に形成されたパターンを壊すことなく、迅速に離型工程を完了させることができる。
加工装置1及び1Aは、粘性の低い樹脂を用いた場合でも、荷重制御性を損なうことなく、より高速に押印工程を行うことができる。従って、加工装置1及び1Aは、優れたスループットを有し、微細構造を利用したデバイスの生産を低コストで実現させることができる。
次に、図9及び図10を参照して、加工装置1又は1Aを利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図9は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(モールド製作)では、設計した回路パターンを形成したモールドを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、モールドとウェハを用いて、ウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図10は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハにレジスト(樹脂)を塗布する。ステップ16(転写)では、加工装置1又は1Aによってモールドをレジストに押し付けて回路パターンを転写する。ステップ17(エッチング)では、転写した回路パターン以外の部分を削り取る。ステップ18(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重の回路パターンが形成される。かかるデバイス製造方法によれば、従来よりも生産性よくデバイスを製造することができる。このように、加工装置1又は1Aを使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本発明は、熱サイクル型のナノインプリント装置にも適用することができ、モールドを用いてパターンを転写する加工装置であれば、その他の装置であっても有効である。
本発明の一側面としての加工装置の構成を示す概略断面図である。 図1に示す加工装置のXYステージ振動部(加振器)による基板の振動について説明するための図である。 図1に示す加工装置の制御部の荷重制御を説明するための図である。 基板のショット端部に樹脂を滴下した場合の加工装置の動作を説明するための図である。 基板のショット端部に樹脂を滴下した場合の加工装置の動作を説明するための図である。 本発明の一側面としての加工装置の構成を示す概略断面図である。 図6に示す加工装置の制御部の荷重制御を説明するための図である。 図6に示す加工装置において、モールド及び基板の振動方向を説明するための図である。 デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図9に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。 従来の光硬化法によるナノインプリントを説明するための図である。
符号の説明
1 加工装置
101 モールド
102 基板
103 ヘッド
104 荷重センサ
110 XYステージ
210 XYステージ振動部
212 振動板
214 加振器
216 弾性体
218 加振駆動部
220 XYステージ本体
300 制御部
1A 加工装置
103A ヘッド
410 モールド振動部
412 振動板
414 加振器
416 弾性体
418 加振駆動部
420 ヘッド本体
110A XYステージ
510 XYステージ振動部
512 振動板
514 加振器
516 加振駆動部
520 XYステージ本体
300A 制御部
R 樹脂

Claims (11)

  1. パターンが形成されたモールドを、被転写体上に塗布したレジストに接触させて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工装置であって、
    前記モールドを前記レジストに接触させる工程において、前記モールドのパターンに対して平行な方向に、前記モールドと前記被転写体とを相対的に移動させる第1の移動手段を有することを特徴とする加工装置。
  2. 前記モールドのパターンに対して垂直な方向に、前記モールドと前記被転写体とを相対的に移動させる第2の移動手段を更に有することを特徴とする加工装置。
  3. 前記第1の移動手段及び前記第2の移動手段は、前記被転写体に振動を与える振動発生機構であることを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  4. 前記モールドと前記レジストとが接触する際の荷重を制御する荷重制御手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  5. 前記荷重制御手段は、
    前記モールドと前記レジストとが接触した際の荷重を検出する検出手段と、
    前記モールドと前記レジストとの接触方向の相対位置を変化させる駆動手段とを有し、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記駆動手段をフィードバック制御することを特徴とする請求項4記載の加工装置。
  6. 前記荷重制御手段は、
    前記検出手段の検出結果の一部の周波数成分を除去するフィルタを有し、
    前記フィルタによって前記一部の周波数成分が除去された前記検出結果に基づいて、前記駆動手段をフィードバック制御することを特徴とする請求項5記載の加工装置。
  7. 前記一部の周波数成分は、前記モールドと前記被転写体とを相対的に移動させる際に生じる振動周波数よりも小さいことを特徴とする請求項6記載の加工装置。
  8. パターンが形成されたモールドを、被転写体上に塗布したレジストに接触させて、前記被転写体に前記パターンを転写する加工方法であって、
    前記モールドのパターンに対して平行な方向に、前記モールドと前記被転写体とを相対的に移動させながら、前記モールドと前記レジストとを接触させるステップを有することを特徴とする加工方法。
  9. 前記モールドのパターンに対して垂直な方向に、前記モールドと前記被転写体とを相対的に移動させながら、前記被転写体から前記モールドを離脱させるステップを更に有することを特徴とする請求項8記載の加工方法。
  10. 前記モールドと前記レジストとを接触させた状態で、前記被転写体に光を照射するステップを更に有することを特徴とする請求項8記載の加工方法。
  11. 請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の加工装置を用いて、被転写体にパターンを転写するステップと、
    前記パターンが転写された前記被転写体をエッチングするステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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