JP2007262995A - インジェクタの取付構造および燃料噴射装置 - Google Patents

インジェクタの取付構造および燃料噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】排気に含まれる未燃焼のHCが低減されるインジェクタの取付構造およびエンジンを提供する。
【解決手段】インジェクタ70は、噴孔73側の端部71が吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面31よりも燃焼室20側へ突出している。すなわち、インジェクタ70の端部71は、吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の燃焼室20と対向する壁面31であり、かつ吸気バルブ40が燃焼室20側へ突出する壁面31を通り、シリンダ13の中心軸Lcに垂直な仮想平面Liから、燃焼室20側へ突出している。これにより、インジェクタ70の中心軸Icの延長線上に位置する吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面は低減される。そのため、インジェクタ70から噴射された燃料噴霧は、吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面へ付着を抑制することができ、燃焼室20へ流入する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの吸気ポートに燃料を噴射するインジェクタの取付構造および燃料噴射装置に関する。
エンジンの燃焼室に吸入される吸気に燃料を噴射するポート噴射式のインジェクタが広く知られている。インジェクタは、エンジンの回転数や負荷状態に応じて適量の燃料を噴射するように例えば電子的に開閉タイミングが制御される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−225598公報
特許文献1の場合、インジェクタはエンジンの燃焼室から離れた位置に搭載される。そのため、インジェクタから噴射された燃料は、一部が吸気ポートを形成するシリンダヘッドの壁面に付着する。また、近年のエンジンは、一つのシリンダに二つ以上の吸気ポートが連通している。そのため、吸気の流れ方向において、吸気ポートの分岐点よりも上流側にインジェクタを搭載する場合、インジェクタから噴射された燃料が各吸気ポート間に設けられる隔壁に付着する。これらのように、吸気ポートを形成する壁面に燃料が付着すると、燃料は微粒化が促進されないまま燃焼室へ流入する。微粒化が妨げられた燃料は燃焼室で燃焼せず、未燃焼の炭化水素(HC)としてエンジンから排出される。その結果、排気中の未燃焼のHCの増加および燃費の悪化を招くという問題がある。
そこで、本発明の目的は、排気に含まれる未燃焼のHCが低減されるインジェクタの取付構造を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、排気に含まれる未燃焼のHCが低減され、燃費が向上する燃料噴射装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、インジェクタの端部は、吸気ポートを形成する壁面のうち、吸気バルブが突出する壁面を通りシリンダの中心軸と直交する仮想平面と重なる位置または仮想平面よりも燃焼室側へ突出している。これにより、インジェクタから噴射された燃料は吸気ポートを形成する壁面に付着することが抑制される。その結果、微粒化が不十分な燃料の燃料室への流入が抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができる。
請求項2記載の発明では、インジェクタは燃焼室側の端部に噴孔を有している。これにより、インジェクタから燃料を噴射したとき、燃料噴霧の延長線上に位置する壁面への燃料噴霧の付着が抑制される。その結果、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができる。
請求項3記載の発明では、噴孔は噴射される燃料噴霧の断面が筒状となるように配置されている。これにより、インジェクタから噴射された燃料は、筒状の噴霧を形成する。そのため、吸気バルブが吸気ポートと燃焼室との間を開放しているとき、インジェクタから噴射された燃料は、吸気バルブの外周側を経由して燃焼室へ流入する。その結果、インジェクタから噴射された燃料は、吸気ポートを形成する壁面への付着だけでなく、吸気バルブへの付着も低減される。これにより、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができる。
請求項4記載の発明では、噴孔は噴射される燃料噴霧の断面が楕円形状となるように配置されている。これにより、インジェクタから噴射された燃料は、断面が楕円状の噴霧を形成する。そのため、吸気バルブが吸気ポートと燃焼室との間を開放しているとき、インジェクタから噴射された燃料は、吸気バルブの外形が円形状の弁部の周囲を経由して燃焼室へ流入する。その結果、インジェクタから噴射された燃料は、吸気ポートを形成する壁面への付着だけでなく、吸気バルブの弁部への付着も低減される。これにより、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができる。
請求項5記載の発明では、噴孔は噴射される燃料噴霧の断面形状が略C字形状になるように配置されている。これにより、インジェクタから噴射された燃料は、周方向の一部が欠けた筒状の噴霧を形成する。そして、噴霧の欠けた部分の延長上には、吸気バルブの軸部が位置する。そのため、吸気バルブが吸気ポートと燃焼室との間を開放しているとき、インジェクタから噴射された燃料は、吸気バルブの軸部を避けるとともに、弁部の周囲を経由して燃焼室へ流入する。その結果、インジェクタから噴射された燃料は、吸気ポートを形成する壁面への付着だけでなく、吸気バルブの軸部および弁部への付着も低減される。これにより、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができる。
請求項6記載の発明では、インジェクタは二つ以上の吸気ポートにそれぞれ設けられている。各吸気ポートに設けられているインジェクタは、いずれも請求項1から請求項5のいずれか一項に記載されている発明の要件を満たしている。そのため、複数のインジェクタから噴射される燃料は、いずれも吸気ポートを形成する壁面への付着が低減されつつ、燃焼室へ流入する。これにより、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができる。
請求項7記載の発明では、二つ以上の吸気ポートには、それぞれ複数のインジェクタを設けてもよい。これにより、例えば吸気の流量、あるいはエンジンの状態に応じて適切な量の燃料を噴射することができる。
請求項8記載の発明では、インジェクタの端部は、吸気ポートを形成するシリンダヘッドの壁面のうち、吸気バルブが突出する壁面を通りシリンダの中心軸と直交する仮想平面と重なる位置または仮想平面よりも燃焼室側へ突出している。これにより、インジェクタから噴射された燃料は吸気ポートを形成するシリンダヘッドの壁面に付着することが抑制される。その結果、微粒化が不十分な燃料の燃料室への流入が抑制される。これにより、インジェクタから噴射された燃料は十分に燃焼する。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができ、燃費を向上することができる。
請求項9記載の発明では、インジェクタは燃焼室側の端部に噴孔を有している。これにより、インジェクタから燃料を噴射したとき、燃料噴霧の延長線上に位置する壁面への燃料噴霧の付着が抑制される。その結果、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができ、燃費を向上することができる。
請求項10記載の発明では、噴孔は噴射される燃料噴霧の断面が筒状となるように配置されている。これにより、インジェクタから噴射された燃料は、筒状の噴霧を形成する。そのため、吸気バルブが吸気ポートと燃焼室との間を開放しているとき、インジェクタから噴射された燃料は、吸気バルブの外側を経由して燃焼室へ流入する。その結果、インジェクタから噴射された燃料は、吸気ポートを形成するシリンダヘッドの壁面への付着だけでなく、吸気バルブへの付着も低減される。これにより、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができ、燃費を向上することができる。
請求項11記載の発明では、噴孔は噴射される燃料噴霧の断面形状が楕円形状となるように配置されている。これにより、インジェクタから噴射された燃料は、楕円の筒状の噴霧を形成する。そのため、吸気バルブがシリンダヘッドの燃焼室側の端部から離座し、吸気ポートと燃焼室との間を開放しているとき、インジェクタから噴射された燃料は、吸気バルブの外形が円形状の弁部の周囲を経由して燃焼室へ流入する。その結果、インジェクタから噴射された燃料は、吸気ポートを形成するシリンダヘッドの壁面への付着だけでなく、吸気バルブの弁部への付着も低減される。これにより、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は低減される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができ、燃費を向上することができる。
請求項12記載の発明では、噴孔は噴射される燃料噴霧の断面形状が略C字形状になるように配置されている。これにより、インジェクタから噴射された燃料は、周方向の一部が欠けた筒状の噴霧を形成する。そして、噴霧の欠けた部分の延長上には、吸気バルブの軸部が位置する。そのため、吸気バルブがシリンダヘッドの燃焼室側の端部から離座し、吸気ポートと燃焼室との間を開放しているとき、インジェクタから噴射された燃料は、吸気バルブの軸部を避けるとともに、弁部の周囲を経由して燃焼室へ流入する。その結果、インジェクタから噴射された燃料は、吸気ポートを形成するシリンダヘッドの壁面への付着だけでなく、吸気バルブの軸部および弁部への付着も低減される。これにより、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は低減される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができ、燃費を向上することができる。
請求項13記載の発明では、インジェクタはシリンダヘッドが形成する二つ以上の吸気ポートにそれぞれ設けられている。各吸気ポートに設けられているインジェクタは、いずれも請求項8から請求項12のいずれか一項に記載されている発明の条件を満たしている。そのため、複数のインジェクタから噴射される燃料は、いずれも吸気ポートを形成するシリンダヘッドの壁面、すなわち複数の吸気ポートを区画するシリンダヘッドの壁面への付着が抑制されつつ、燃焼室へ流入する。これにより、微粒化が不十分な燃料の燃焼室への流入は抑制される。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができ、燃費を向上することができる。
請求項14記載の発明では、二つ以上の吸気ポートには、それぞれ複数のインジェクタを設けてもよい。これにより、例えば吸気の流量、あるいはエンジンの状態に応じて適切な量の燃料を噴射することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるインジェクタの取付構造および燃料噴射装置を適用したエンジンを図1および図2に示す。エンジン10は、例えばガソリンを燃料とするガソリンエンジンである。なお、燃料は、例えばアルコールなどであってもよい。
エンジン10は、シリンダブロック11とシリンダヘッド12とを備えている。シリンダブロック11は、筒状のシリンダ13を形成している。エンジン10は、一つまたは複数のシリンダ13を有している。シリンダ13は、内側にピストン14を収容している。ピストン14は、コンロッド15によりシリンダ13の軸方向へ往復移動する。
シリンダヘッド12は、シリンダブロック11の一方の端部側に配置されている。シリンダヘッド12は、吸気ポート16および排気ポート17を形成している。エンジン10は、シリンダヘッド12を貫いて吸気ポート16を開閉する吸気バルブ40と、排気ポート17を開閉する排気バルブ50とを備えている。
吸気バルブ40は、図2に示すようにシリンダヘッド12が形成する吸気側通孔18を貫いている。吸気バルブ40は、軸部41と弁部42とを有している。軸部41は、ガスケット43を挟んで吸気側通孔18を形成するシリンダヘッド12に摺動可能に支持されている。軸部41は、軸方向の一方の端部が弁部42に接続し、他方の端部がタペット44を挟んで吸気カム45に接している。弁部42は、シリンダヘッド12が吸気ポート16の端部に形成する弁座46に着座可能である。シリンダヘッド12とタペット44との間には、弾性部材としてのスプリング47が設置されている。スプリング47は、タペット44をシリンダヘッド12から離れる方向へ押し付けている。タペット44は、吸気バルブ40と一体に移動する。そのため、スプリング47は、吸気バルブ40の弁部42が弁座46に着座する方向へ押し付けている。
排気バルブ50は、シリンダヘッド12が形成する排気側通孔19を貫いている。排気バルブ50は、軸部51と弁部52とを有している。軸部51は、ガスケット53を挟んで排気側通孔19を形成するシリンダヘッド12に摺動可能に支持されている。軸部51は、軸方向の一方の端部が弁部52に接続し、他方の端部がタペット54を挟んで排気カム55に接している。弁部52は、シリンダヘッド12が排気ポート17の端部に形成する弁座56に着座可能である。シリンダヘッド12とタペット54との間には、弾性部材としてのスプリング57が設置されている。スプリング57は、タペット54をシリンダヘッド12から離れる方向へ押し付けている。タペット54は、排気バルブ50と一体に移動する。そのため、スプリング57は、排気バルブ50の弁部52が弁座56に着座する方向へ押し付けている。
シリンダ13を形成しているシリンダブロック11の内壁面111と、シリンダヘッド12のシリンダブロック11側の面と、ピストン14のシリンダヘッド12側の端面と、吸気バルブ40のピストン14側の端面と、排気バルブ50のピストン14側の端面とが形成する空間は、燃焼室20である。燃焼室20は、吸気ポート16および排気ポート17に連通可能である。燃焼室20と吸気ポート16との連通は、吸気バルブ40によって開閉される。燃焼室20と排気ポート17との連通は、排気バルブ50によって開閉される。吸気ポート16は、図1に示すように燃焼室20とは反対側の端部がインテークマニホールド21が形成する吸気通路22に連通している。インテークマニホールド21は、燃焼室20とは反対側の端部が図示しない吸気導入部に連通している。吸気導入部から導入された空気は、例えば図示しないエアクリーナ、スロットルおよびサージタンクを経由してインテークマニホールド21が形成する吸気通路22から吸気ポート16へ供給される。
本実施形態の場合、図3に示すように燃焼室20には、吸気ポート16および排気ポート17がそれぞれ二本ずつ連通している。すなわち、本実施形態のエンジン10は、いわゆる4バルブエンジンである。なお、エンジン10の吸気ポート16および排気ポート17は、それぞれ一本ずつ燃焼室20へ連通してもよく、それぞれ三本以上燃焼室20へ連通する構成としてもよい。さらに、例えば燃焼室20に連通する吸気ポート16を三本とし、排気ポート17を二本とするいわゆる5バルブエンジンのように、吸気ポート16と排気ポート17との本数は異なってもよい。
シリンダヘッド12は、図1に示すように燃焼室20のほぼ中央部に連通する通孔部23を有している。通孔部23は、シリンダヘッド12をシリンダ13の軸方向に貫いている。通孔部23には、点火装置60が設置される。点火装置60は、図示しない点火コイルと点火プラグとが一体に構成されてる。点火装置60は、点火プラグ側の端部が燃焼室20に露出している。
シリンダヘッド12は、図2に示すように吸気ポート16の外側から内側へ貫く設置孔部24を有している。設置孔部24は、吸気ポート16の途中に設置されている。設置孔部24には、インジェクタ70が設置されている。インジェクタ70は、設置孔部24を形成するシリンダヘッド12を貫いている。インジェクタ70は、軸方向の一方の端部71が吸気ポート16に露出し、他方の端部が燃料レール72に接続している。インジェクタ70は、燃料レール72とは反対側の端部71に噴孔73を有している。燃料レール72は、例えばシリンダヘッド12に支持されている。燃料レール72には、図示しない燃料タンクから燃料が供給される。インジェクタ70は、燃料レール72へ供給された燃料を噴孔73から吸気ポート16を流れる吸気へ噴射する。インジェクタ70は、図示しないECUから出力される電気信号によって燃料の噴射を断続する。すなわち、インジェクタ70は、電気的に燃料の噴射を断続する電磁弁である。図3に示す本実施形態のように、エンジン10が二本の吸気ポート16を有する場合、インジェクタ70は各吸気ポート16にそれぞれ設置されている。
図2に示すように、インジェクタ70は燃料レール72とは反対側の噴孔73を有する側の端部71が吸気ポート16の燃焼室20側へ突出している。吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12は、燃焼室20から遠い側に燃焼室20と対向する壁面31を有している。この壁面31からは、吸気バルブ40の軸部41が突出している。すなわち、シリンダヘッド12の壁面31は、吸気ポート16を形成するとともに、吸気バルブ40の軸部41を摺動可能に支持するガイドの燃焼室20側の端部である。
ここで、シリンダブロック11が形成するシリンダ13の中心軸はLcと定義し、この中心軸Lcから垂直すなわちシリンダ13の径方向に伸び壁面31を通る平面は仮想平面をLiと定義する。このとき、インジェクタ70の端部71は、仮想平面Liと重なる位置または仮想平面Liよりも燃焼室20側に突出している。図1および図2では、インジェクタ70の端部71が仮想平面Liよりも燃焼室20側へ突出している例を示している。インジェクタ70の突出量は、図2の突出量Dとして示している。
インジェクタ70の端部71が仮想平面Liと重なる位置または仮想平面Liよりも燃焼室20側へ突出することにより、インジェクタ70の中心軸Icの噴孔73側の延長線上に位置する吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面は、その面積が低減される。そのため、インジェクタ70の噴孔73から噴射された燃料は、吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面付着を抑制することができ、燃焼室20へ流入する。
インジェクタ70の噴孔73から噴射される燃料は、霧状に微粒化されている。微粒化された燃料が吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面に付着すると、液滴状に成長する。成長した燃料の液滴が燃焼室20に流入すると、微粒化が不十分なため、燃料の燃焼が不完全になるおそれがある。その結果、排気に含まれるHCの増大を招いたり、燃焼に寄与しない燃料による燃費の悪化を招く。
一方、第1実施形態のエンジン10の場合、インジェクタ70から噴射された燃料は、吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面付着を抑制することができ、燃焼室20へ流入する。そのため、インジェクタ70から噴射された燃料の微粒化が妨げられることはなく、燃焼室20には霧状を維持した燃料が流入する。これにより、燃料は燃焼室20において十分に燃焼する。したがって、排気中の未燃焼のHCを低減することができるとともに、燃費を向上することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図4に示す。なお、第1実施形態と同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態の場合、インジェクタ70は第1実施形態と同様に端部71が仮想平面Liと重なるまたは仮想平面Liよりも燃焼室20側に突出している。そして、第2実施形態の場合、図4に示すようにインジェクタ70は中空の円錐状の燃料噴霧80を形成する。燃料噴霧80の形状は、インジェクタ70の噴孔73の配置を調整することにより、容易に設定することができる。第2実施形態のインジェクタ70から噴射される燃料噴霧80は、中空の円錐状となる。すなわち、図4(B)、(C)に示すように燃料噴霧80を構成する燃料の流量には、燃料噴霧80の径方向へ分布が生じる。
第2実施形態の場合、インジェクタ70から噴射される燃料噴霧80の形状を中空にすることにより、吸気バルブ40が吸気ポート16を開放したとき、インジェクタ70から噴射される燃料噴霧80は弁部42と吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面との間を通過する。これにより、インジェクタ70から噴射された燃料は、シリンダヘッド12の壁面を回避しつつ、かつ吸気バルブ40の弁部42の外周側を経由して燃焼室20へ流入する。そのため、インジェクタ70から噴射された燃料は、吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面だけでなく、吸気バルブ40の弁部42への付着も抑制しながら燃焼室20へ流入する。その結果、インジェクタ70から噴射された燃料の微粒化が妨げられることはなく、燃焼室20には霧状を維持した燃料噴霧80が流入する。これにより、燃料は燃焼室20において十分に燃焼する。したがって、排気中の未燃焼のHCをより低減することができるとともに、燃費を向上することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図5に示す。なお、第1実施形態と同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態の場合、インジェクタ70は第1実施形態と同様に端部71が仮想平面Liと重なるまたは仮想平面Liよりも燃焼室20側に突出している。そして、インジェクタ70は第2実施形態と同様に中空の燃料噴霧81を形成する。また、第3実施形態では、図5に示すように吸気バルブ40の中心軸Vcとインジェクタ70の中心軸Icとが交差している。吸気バルブ40の弁部42の断面は、図5のA−A断面に示すようにほぼ真円形である。一方、吸気バルブ40の中心軸Vcとインジェクタ70の中心軸Icとが交差している場合、インジェクタ70から噴射された燃料噴霧81は吸気バルブ40と所定の角度を形成して弁部42に到達する。そのため、インジェクタ70から噴射された燃料噴霧の断面形状が真円形であると、燃料噴霧の一部は真円形の弁部42の外周側を通過することなく弁部42に付着するおそれがある。
第3実施形態の場合、インジェクタ70は中心軸Icに垂直な断面、すなわち図5に示すB−B断面が楕円形状の燃料噴霧81を形成する。すなわち、インジェクタ70は、楕円錐形状の中空の燃料噴霧81を形成する。第2実施形態で説明したように、燃料噴霧81の形状はインジェクタ70の噴孔73の配置を調整することにより、容易に変更することができる。
第3実施形態の場合、インジェクタ70から噴射される燃料噴霧81の断面形状を楕円形とすることにより、吸気バルブ40の中心軸Vcとインジェクタ70の中心軸Icとが交差しているときでも、インジェクタ70から噴射される燃料噴霧81は弁部42と吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面との間を通過する。これにより、インジェクタ70から噴射された燃料は、シリンダヘッド12の壁面を回避しつつ、かつ吸気バルブ40の弁部42を回避して燃焼室20へ流入する。そのため、インジェクタ70から噴射された燃料は、吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面だけでなく、吸気バルブ40の弁部42への付着も抑制しながら燃焼室20へ流入する。その結果、インジェクタ70から噴射された燃料の微粒化が妨げられることはなく、燃焼室20には霧状を維持した燃料が流入する。これにより、燃料は燃焼室20において十分に燃焼する。したがって、排気中の未燃焼のHCをより低減することができるとともに、燃費を向上することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図6に示す。なお、第1実施形態と同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第4実施形態の場合、インジェクタ70は第1実施形態と同様に端部71が仮想平面Liと重なるまたは仮想平面Liよりも燃焼室20側に突出している。そして、第4実施形態では、インジェクタ70は中心軸Icに垂直な断面が略C字形状の燃料噴霧82を形成する。すなわち、インジェクタ70から噴射される燃料噴霧82は、図6のB−B断面に示すように中空の楕円錐の周方向の一部が欠けた形状を有している。図7に示すようにインジェクタ70の噴孔73を形成する噴孔プレート74には、周方向の一部に噴孔73が配置されていない。このように、噴孔プレート74に配置される噴孔73の位置を調整することにより、インジェクタ70からは中空の略C字形状の燃料噴霧82が噴射される。
第4実施形態の場合、第3実施形態と同様に吸気バルブ40の中心軸Vcとインジェクタ70の中心軸Icとが交差している。そして、図6のA−A断面に示すように吸気バルブ40の弁部42の断面はほぼ真円形である。上述のように吸気バルブ40の中心軸Vcとインジェクタ70の中心軸Icとが交差している場合、インジェクタ70から噴射された燃料噴霧82は吸気バルブ40と所定の角度を形成して弁部42に到達する。第3実施形態で説明したように、インジェクタ70の中心軸Icの軸に垂直な燃料噴霧82の断面を楕円形状とすることにより、弁部42への燃料の付着は防止される。
さらに、第4実施形態では、燃料噴霧82の断面形状を略C字形状とすることにより、燃料噴霧82は吸気バルブ40の軸部41を避けて燃焼室20へ流入する。すなわち、吸気バルブ40の軸部41は、燃料噴霧82のうち周方向の一部が切り欠かれた部分の延長上に位置する。これにより、インジェクタ70から噴射された燃料は、吸気ポート16を形成するシリンダヘッド12の壁面、および吸気バルブ40の弁部42だけでなく、吸気バルブ40の軸部41への付着も抑制しながら燃焼室20へ流入する。その結果、インジェクタ70から噴射された燃料の微粒化が妨げられることはなく、燃焼室20には霧状を維持した燃料が流入する。これにより、燃料は燃焼室20において十分に燃焼する。したがって、排気中の未燃焼のHCをさらに低減することができるとともに、燃費を向上することができる。
(その他の実施形態)
以上説明した複数の実施形態では、各吸気ポート16にそれぞれ一本のインジェクタ70を設置する例について説明した。しかし、吸気ポート16には、それぞれ二本以上のインジェクタ70を設置してもよい。
また、インジェクタ70の噴孔73の形成方法は問わない。例えば、第4実施形態のように噴孔73を噴孔プレート74に形成してもよく、先端部を構成するノズルに形成してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第1実施形態によるエンジンの概略を示す断面図。 本発明の第1実施形態によるエンジンの主要部の概略を示す断面図。 本発明の第1実施形態によるエンジンの吸気ポートとインジェクタの配置とを示す模式図。 本発明の第2実施形態によるエンジンに用いられるインジェクタの噴霧を示す概略図であって、(A)はインジェクタから噴射される燃料噴霧の模式図、(B)は燃料噴霧の(A)におけるB−B断面図、(C)は噴霧の位置と流量割合との関係を示す模式図。 本発明の第3実施形態によるエンジンに用いられるインジェクタおよび吸気バルブを示す概略図、吸気バルブのA−A断面図、および噴霧のB−B断面図。 本発明の第4実施形態によるエンジンに用いられるインジェクタおよび吸気バルブを示す概略図、吸気バルブのA−A断面図、および噴霧のB−B断面図。 本発明の第4実施形態によるエンジンに用いられる噴孔プレートを示す概略図。
符号の説明
10:エンジン(燃料噴射装置)、11:シリンダブロック、12:シリンダヘッド、13:シリンダ、14:ピストン、16:吸気ポート、20:燃焼室、31:壁面、40:吸気バルブ、41:軸部、42:弁部、70:インジェクタ、73:噴孔、80、81、82:燃料噴霧

Claims (14)

  1. シリンダを軸方向へ往復移動するピストンの端面側に形成される燃焼室と、前記燃焼室へ吸入される吸気が流れる吸気ポートと、前記吸気ポートと前記燃焼室との間を開閉する吸気バルブとを備えるエンジンにおいて、前記吸気ポートを流れる吸気に燃料を噴射するインジェクタの取付構造であって、
    前記インジェクタの前記燃焼室側の端部は、前記吸気ポートを形成する壁面のうち前記吸気バルブが突出する壁面を通り前記シリンダの中心軸と直交する仮想平面と重なる位置または前記仮想平面よりも前記燃焼室側へ突出しているインジェクタの取付構造。
  2. 前記インジェクタの前記燃焼室側の端部は、前記燃料を噴射する噴孔を有する請求項1記載のインジェクタの取付構造。
  3. 前記噴孔は、噴射される燃料噴霧の前記インジェクタの中心軸に垂直な断面の形状が筒状となるように配置されている請求項2記載のインジェクタの取付構造。
  4. 前記吸気バルブは、前記燃焼室側の端部に軸に垂直な断面が概ね円形状の弁部と、前記弁部と一体に移動する軸部とを有し、
    前記インジェクタの中心軸と前記吸気バルブの中心軸とは交差し、
    前記噴孔は、噴射される燃料噴霧の前記インジェクタの中心軸に垂直な断面が楕円形状となるように配置されている請求項2または3記載のインジェクタの取付構造。
  5. 前記吸気バルブは、前記燃焼室側の端部に軸に垂直な断面が概ね円形状の弁部と、前記弁部と一体に移動する軸部とを有し、
    前記インジェクタの中心軸と前記吸気バルブの中心軸とは交差し、
    前記噴孔は、噴射される燃料噴霧の前記インジェクタの中心軸に垂直な断面が前記軸部を避ける略C字形状となるように配置されている請求項2または3記載のインジェクタの取付構造。
  6. 前記エンジンは一つのシリンダに連通する二つ以上の吸気ポートを備え、
    前記インジェクタは、二つ以上の前記吸気ポートにそれぞれ設けられている請求項1から5のいずれか一項記載のインジェクタの取付構造。
  7. 前記インジェクタは、二つ以上の前記吸気ポートにそれぞれ複数設けられている請求項6記載のインジェクタの取付構造。
  8. シリンダを形成するシリンダブロックと、前記シリンダに往復移動可能に支持されるピストンと、前記シリンダブロックに搭載され前記シリンダブロックおよび前記ピストンとの間に燃焼室を形成し前記燃焼室に連通可能な吸気ポートを有するシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドを貫いて前記吸気ポートの前記燃焼室側の端部を開閉する吸気バルブと、前記シリンダヘッドに設けられ前記吸気ポートを流れる吸気に燃料を噴射するインジェクタとを備える燃料噴射装置であって、
    前記インジェクタの前記燃焼室側の端部は、前記吸気ポートを形成する前記シリンダヘッドの壁面のうち前記吸気バルブが突出する壁面を通り前記シリンダの中心軸と直交する仮想平面と重なる位置または前記仮想平面よりも前記燃焼室側へ突出している燃料噴射装置。
  9. 前記インジェクタの前記燃焼室側の端部は、前記燃料を噴射する噴孔を有する請求項8記載の燃料噴射装置。
  10. 前記噴孔は、噴射される燃料噴霧の前記インジェクタの中心軸に垂直な断面の形状が筒状となるように配置されている請求項9記載の燃料噴射装置。
  11. 前記吸気バルブは、前記吸気ポートを形成する前記シリンダヘッドの前記燃焼室側の端部から離座または前記端部に着座することにより前記吸気ポートと前記燃焼室との間を閉塞または開放する軸に垂直な断面が円形状の弁部と、前記シリンダヘッドを貫いて前記シリンダヘッドに摺動可能に支持され前記弁部とともに移動する軸部とを有し、
    前記インジェクタの中心軸と前記吸気バルブの中心軸とは交差し、
    前記インジェクタは、噴射される燃料噴霧の前記インジェクタの中心軸に垂直が楕円形状となるように配置されている複数の前記噴孔を有する請求項9または10記載の燃料噴射装置。
  12. 前記吸気バルブは、前記吸気ポートを形成する前記シリンダヘッドの前記燃焼室側の端部から離座または前記端部に着座することにより前記吸気ポートと前記燃焼室との間を閉塞または開放する軸に垂直な断面が円形状の弁部と、前記シリンダヘッドを貫いて前記シリンダヘッドに摺動可能に支持され前記弁部とともに移動する軸部とを有し、
    前記インジェクタは、噴射される燃料噴霧の前記インジェクタの中心軸に垂直な断面の形状が前記軸部を避ける略C字形状となるように配置されている複数の前記噴孔を有する請求項9または10記載の燃料噴射装置。
  13. 前記シリンダヘッドは二つ以上の吸気ポートを有し、
    前記インジェクタは、二つ以上の前記吸気ポートにそれぞれ設けられている請求項8から12のいずれか一項記載の燃料噴射装置。
  14. 前記インジェクタは、二つ以上の前記吸気ポートにそれぞれ複数設けられている請求項13記載の燃料噴射装置。



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