JP2007262434A - Cvd装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上に形成されるエピタキシャル膜にパーティクルが付着することを防止する。
【解決手段】基板7が配置され、該基板7の表面に結晶を成長させる成長容器1と、成長容器内に配置され、基板7を保持するサセプタ4と、成長容器1内でサセプタ4と対向するように配置され、基板7およびサセプタ4を加熱する加熱部5と、成長容器1内でサセプタ4における加熱部5の反対側に配置された遮熱部2とを備えるCVD装置において、遮熱部2が、結晶の成長温度以上の融点を有する高融点金属またはその合金からなる遮熱板2aを少なくとも含む1以上の遮熱板2a〜2cを有しているようにする。遮熱板2a〜2cが複数であり、サセプタ4および遮熱板2a〜2cとの間隔と、遮熱板2a〜2c同士の間隔を、加熱部5により基板7およびサセプタ4が加熱されている際の遮熱板2a〜2cが配置される部位の温度が、高温になるにしたがって小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、サセプタに配した基板上に均一な膜厚のエピタキシャル膜を製造できるCVD装置に関する。
本出願人は、図13に示すCVD装置を提案している(特許文献1参照)。このCVD装置では、成長容器J1内に断熱材J2、J3を介してサセプタJ4と加熱体J5を配置すると共に、そのサセプタJ4の表面に基板J7を配置し、RFコイルJ6によって加熱体J5を誘導加熱する。そして、加熱体J5の輻射熱によりサセプタJ4および基板J7を加熱しながら成長容器J1内に成長ガスを導入することで、基板J7の表面にSiCエピタキシャル膜を成長させる。
特開2004−315930号公報
サセプタJ4の放熱を抑制するためにサセプタJ4の周辺に配置される断熱材J2として、ポーラスカーボンが一般的に用いられる。このため、基板J7にエピタキシャル膜を成長させる際に断熱材J2からカーボンや吸着したSiCのパーティクルが発生し、エピタキシャル膜に欠陥を発生させるという問題がある。特に1000℃以上のような高温でエピタキシャル膜を成長させるCVD装置では、この問題が顕著になる。
本発明は上記点に鑑みて、基板上に形成されるエピタキシャル膜にパーティクルが付着することを防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、基板(7)が配置され、該基板の表面に結晶を成長させる成長容器(1)と、成長容器内に配置され、基板を保持するサセプタ(4)と、成長容器内でサセプタと対向するように配置され、基板およびサセプタを加熱する加熱部(5)と、成長容器内でサセプタにおける加熱部の反対側に配置された遮熱部(2)とを備え、遮熱部は、結晶の成長温度以上の融点を有する高融点金属またはその合金からなる遮熱板(2a)を少なくとも含む1以上の遮熱板(2a〜2c)を有していることを特徴としている。
このように、遮熱板(2a〜2c)として高融点金属を用いることで、エピタキシャル膜の成長過程でパーティクルの発生を抑制することができ、基板(7)上に形成されるエピタキシャル膜にパーティクルが付着することを防止できる。
また、高融点金属またはその合金からなる遮熱板(2a)は、結晶の成長温度における輻射率が0.3以下とすることができる。具体的には、遮熱板(2a〜2c)として、モリブデン、タンタル、チタン、タングステン、ニッケル等の高融点金属またはそれらの合金を好適に用いることができる。
また、遮熱板は複数であり、サセプタおよび遮熱板との間隔と、遮熱板同士の間隔は、サセプタに近いほど小さくなっているようにすることができ、加熱部によりサセプタが加熱されている際の前記遮熱板が配置される部位の温度が高温になるにしたがって小さくなっているようにすることができる。これにより、輻射の寄与率が大きい高温領域でサセプタ(4)からの輻射による放熱を効果的に抑制できる。
サセプタおよび遮熱板との間隔と、遮熱板同士の間隔は、加熱部によりサセプタが加熱されている際の前記遮熱板が配置される部位の温度が、1500℃以上の部位では20mm以下、1000℃〜1500℃の部位では40mm以下、500℃〜1000℃の部位では60mm以下することで、サセプタ(4)からの輻射による放熱を効果的に抑制できる。
また、1以上の遮熱板をサセプタに対して近づく方向と遠ざかる方向に移動させることができる移動機構(10)を設けることで、遮熱板による遮熱効果を変化させることができる。移動機構は、サセプタの温度に基づいて、1以上の遮熱板をサセプタに対して近づく方向または遠ざかる方向に移動させるようにすることで、例えば、昇温時には遮熱板間の距離を小さくすることで、サセプタ(4)からの輻射による放熱を効果的に抑制でき、降温時には遮熱板間の距離を大きくすること、放熱効率を向上させることができ、早期に温度低下させることができる。
また、遮熱板は複数であり、高融点金属またはその合金からなる遮熱板(2a)は、加熱部によりサセプタが加熱されている際の前記遮熱板が配置される部位の温度が1000℃以上となる部位に配置され、加熱部によりサセプタが加熱されている際の前記遮熱板が配置される部位の温度が1000℃未満となる領域に配置される遮熱板は、熱伝導率が10W/mK以下の材料から構成されているようにすることができる。これにより、輻射および熱伝導によるサセプタ(4)からの放熱を効果的に抑制できる。熱伝導率が10W/mK以下の材料としては、石英ガラスのようなセラミックスを用いることができる。
また、遮熱板の表面に凹凸形状が形成されているようにすることで、輻射率を小さくすることができ、遮熱効率を向上させることができる。また、凹凸形状によって遮蔽板の応力を緩和し撓みを抑制することができる。さらに、凹凸形状を遮熱板の両面に形成することで輻射率をより小さくすることができる。
また、成長容器内に配置され、サセプタおよび遮熱部とを結ぶ直線に直交する方向において、サセプタおよび遮熱部の周囲を覆うように、前記結晶の成長温度以上の融点を有する高融点金属またはその合金からなる環状遮熱板(11)を設けることで、遮熱部およびサセプタとを結ぶ直線に直交する方向の放熱を抑制することができるため、遮熱効率をより向上させることができる。環状遮熱板は、結晶の成長温度における輻射率が0.3以下の材料から構成することができる。
また、遮熱板の数は3枚以上10枚以下とすることで、効果的に遮熱することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態のCVD装置は、SiCエピタキシャル膜を成長させるように構成されている。
図1は、本実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図を示している。図1に示すように、両端が塞がった筒状の成長容器1内の上部に輻射熱を抑制する遮熱材2が配置され、下部に熱伝導を抑制する断熱材3が配置されている。遮熱材2については、後で詳細に説明する。
遮熱材2と断熱材3の内側において、遮熱材2と隣接するようにカーボンで構成されたサセプタ4が配置され、断熱材3と隣接するようにカーボンで構成された加熱体5が配置されている。なお、遮熱材2が本発明の遮熱部に相当し、加熱体5が本発明の加熱部に相当している。
サセプタ4は、円盤状に構成され、その中間位置がザグリ(凹部)4aとされ、ザグリ4aの中央部において貫通孔4bが形成された構成となっている。そして、ザグリ4a内に、円盤状のホルダー4cが配置され、貫通孔4bを通じてホルダー4cの中心に回転軸4dが接続された構成となっている。これにより、図示しない回転機構にて回転軸4dが回転され、回転軸4dを中心としてホルダー4cが回転させられるようになっている。
また、成長容器1の外壁面の近傍には、加熱体5が配置される部位と対向する部位において、高周波での加熱を可能とする加熱手段(誘導加熱手段)としてのRFコイル6が備えられている。このRFコイル6への通電により、加熱体5を高周波加熱できるようになっている。サセプタ4は、加熱体5の輻射熱により加熱される。本実施形態では、サセプタ4はSiCエピタキシャル膜の成長温度以上の温度である1500℃以上に加熱されるように構成されている。
サセプタ4のホルダー4cの内壁面には、SiC単結晶で構成された基板7が配置される。サセプタ4および加熱体5は、互いに所定間隔離間、例えば室温において10mm〜40mm離れるように配置され、これらによって形成される間隙が原料ガスが流れるガス流通経路8になる。
成長容器1の長手方向の両端面には、原料ガスの供給用および排出用の孔が形成され、それらの孔を通じて原料ガスとしてのプロパン(C38)、シラン(SiH4)と雰囲気ガスとしての水素(H2)等が図中矢印に示されるように基板7の表面に略平行な方向に流動し、サセプタ4と加熱体5の間のガス流通経路8に供給されるようになっている。
次に遮熱材2について説明する。遮熱材2は複数の遮熱板2a〜2cから構成されている。本実施形態では、遮熱材2は3枚の遮熱板2a〜2cからなり、サセプタ4に近い順に第1遮熱板2a、第2遮熱板2b、第3遮熱板2cとなっている。各遮熱板2a〜2cは、それぞれサセプタ4に対応した形状の板状部材から構成されている。各遮熱板2a〜2cの中心をサセプタ4の回転軸4dが貫通しており、各遮熱板2a〜2cの中心をサセプタ4の回転軸4dに固定されている。このため、各遮熱板2a〜2cはサセプタ4の回転に同期して回転する。
各遮熱板2a〜2cは所定の厚みを有している。各遮熱板2a〜2cの厚みが1mmより薄い場合には、強度が弱くなり過ぎ、各遮熱板2a〜2cの厚みが5mmより厚い場合には、熱伝導の効果が大きくなり遮熱効率が低下する。このため、各遮熱板2a〜2cの厚みは1mm〜5mmの範囲内とすることが望ましく、本実施形態では各遮熱板2a〜2cの厚みを2mmとしている。
各遮熱板2a〜2cは、輻射熱を抑制するために輻射率が小さい材料から構成されている。本実施形態の遮熱板2a〜2cは、結晶の成長温度における輻射率εが0.3以下の材料から構成されている。具体的には、遮熱板2〜2cとして、モリブデン、タンタル、チタン、タングステンなどのエピタキシャル膜の成長温度(本実施形態では1500℃)以上の融点を有する高融点金属またはそれらの合金を用いている。
次に遮熱板2a〜2cの枚数について説明する。図2は、RFコイル6への供給電力を一定にした場合の遮熱板2の枚数に対するサセプタ4の温度変化を示している。図2に示すように、遮熱板2の枚数が1枚以上あれば遮熱効果が得られることが分かる。遮熱板2の枚数が3枚以上の場合に、サセプタ4の温度が安定し、遮熱効率が大きくなっていることが分かる。遮熱板2の枚数が10枚以上の場合には、サセプタ4の温度はほぼ一定となっている。このため、遮熱板2の枚数が1枚以上で遮熱効果が得られるとともに、遮熱板2の枚数を3枚以上10枚以下とすることで効果的に遮熱でき、サセプタ4の温度を保持することができる。本実施形態では、サセプタ4に近い順に第1遮熱板2a、第2遮熱板2b、第3遮熱板2cからなる3枚の遮熱板2を設けている。
次に遮熱板2a〜2cの間隔について説明する。本実施形態では、複数の遮熱板2の間隔を、輻射によるサセプタ4からの放熱を効率的に抑制できる間隔に設定している。図3は、直径100mmで厚み5mmの遮熱板を2枚用意し、これらの間隔を1〜100mmの間で変化させた場合の輻射と熱伝導の寄与率を計算した結果を示している。縦軸は輻射/熱伝導であり、1より大きい場合には輻射の寄与率が大きく、1より小さい場合には熱伝導の寄与率が大きい。2枚の遮熱板のうち一方を熱源に対向するようにし、熱源に対向する熱源面の温度を500℃、1000℃、1500℃に変化させる。熱源の反対側に配置される遮蔽板の遠方には300℃の物体が存在し、輻射により放熱するものとする。熱伝導の媒体は雰囲気ガスである水素とし、遮熱板の輻射率は1として計算してある。
図3に示すように、2枚の遮熱板の距離が小さいほど輻射の寄与率が大きくなり、2枚の遮熱板2の距離が大きいほど熱伝導の寄与率が大きくなることがわかる。具体的には、輻射の寄与を小さくできる遮熱板の距離の最適範囲は、500℃以上1000℃未満の部位では60mm以下であり、1000℃以上1500℃未満の部位では40mm以下であり、1500℃以上の部位では20mm以下である。
本実施形態では、基板7にエピタキシャル膜を成長させる際にサセプタ4が1500℃以上に加熱されるため、第1遮熱板2aが1500℃程度、第2遮熱板2bが1000℃程度、第3遮熱板2cが500℃程度になると考えられる。このため、サセプタ4と第1遮熱板2aとの距離Aを20mmとし、第1遮熱板2aと第2遮熱板2bとの距離Bを40mmとし、第2遮熱板2bと第3遮熱板2cとの距離Cを60mmとしている。このように、遮熱板2a〜2cの間隔を上記最適範囲の上限に設定した場合には、昇温時における加熱効率を維持しつつ、降温時における放熱効率を向上させることができ、早期に温度低下させることができる。
以上の構成を有するホットウォールCVD装置を用いて、SiCエピタキシャル膜を成長させる。具体的には、まず、サセプタ4のホルダー4cの内壁面にSiC単結晶で構成された基板7を配置する。これにより、基板7の表面が下方向を向けられた状態となる。そして、水素を成長容器1内に供給し、RFコイル6に対して10kHz以下、例えば8kHz程度の周波数で通電を行い、加熱体5を高温となるように加熱することで、サセプタ4および基板7の表面が1500℃以上となるように加熱する。
この後、サセプタ4のホルダー4cを回転軸4dを中心として回転させながら、原料ガスを供給するパイプ(図示せず)の流路を開き、原料ガスとなるプロパンおよびシランを成長容器1内に適宜導入する。これにより、原料ガスがサセプタ4および加熱体5のガス流通経路8を通じて、図中矢印で示されるように基板7に向けて供給される。そして、加熱体5の輻射熱によって基板7およびサセプタ4が充分に加熱されるため、原料ガスが充分に熱分解され、基板7の表面にSiC単結晶がエピタキシャル成長していく。
以上のように、遮熱板2a〜2cとして高融点金属を用いることで、エピタキシャル膜の成長過程でパーティクルの発生を抑制することができ、基板7上に形成されるエピタキシャル膜にパーティクルが付着することを防止できる。
また、本実施形態で用いている輻射熱を抑制する遮熱板2a〜2cは、熱伝導を抑制する断熱材に比べて遮熱効果が小さくなるが、遮熱板2a〜2cを複数設けることで、サセプタ4からの輻射による放熱を効果的に抑制できる。さらに各遮熱板2a〜2cの配置間隔を最適化することで、サセプタ4からの輻射による放熱を効果的に抑制できる。これにより、少ないRFコイル6の消費電力でサセプタ4と基板7を加熱することができ、かつ、成長容器1の温度を低くすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図4に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。本第2実施形態のCVD装置は、同時に複数の基板7にエピタキシャル膜を形成することができるマルチウェハCVD装置として構成されている。
図4は、本第2実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図を示している。図4に示すように、本実施形態のCVD装置には、基板7が配置されるサセプタ4が複数設けられている。遮熱板2a〜2cは、上記第1実施形態と同様の構成を有しており、各サセプタ4に対応して設けられている。CVD装置の中央部には原料ガスを噴出するガス導入管9が配置されている。ガス導入管9は、円筒形に構成されており、内部に原料ガスが通過するガス流路9aが形成され、先端に原料ガスが各基板7に向かって流れる様にノズル9bが形成されている。
以上の第2実施形態の構成によれば、同時に複数の基板7にエピタキシャル膜を形成することができるため、生産性を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図5に基づいて説明する。上記各実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図5(a)、図5(b)は、本第3実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図を示し、図5(c)は、サセプタ4の温度と遮熱板2の距離との関係を示している。図5(a)、図5(b)では、成長容器1、断熱材3、RFコイル6等の図示を省略している。
図5(a)、図5(b)に示すように、本第3実施形態のCVD装置では、第2遮熱板2bを移動させる移動機構10が設けられている。移動機構10は、第2遮熱板2bをサセプタ4に対し、近づく方向と遠ざかる方向に移動させるように構成されている。移動機構10は、例えば回転軸4dに螺旋状のオスネジを設け、これに対応するメスネジを第2遮熱板2bに設け、第2遮熱板2bを停止させた状態で回転軸4dを回転させることで、第2遮熱板2bをサセプタ4に対して遠ざかる方向または近づく方向に移動させることができる。
図5(c)は、第1遮熱板2aおよび第2遮熱板2bとの距離とサセプタ4の温度との関係を示している。図5(c)に示すように、サセプタ4の温度が高くなるにしたがって、第1遮熱板2aおよび第2遮熱板2bとの距離を小さくし、サセプタ4の温度が低くなるにしたがって、第1遮熱板2aおよび第2遮熱板2bとの距離を大きくしている。本実施形態では、サセプタ4の温度が1500℃程度の場合には、第1遮熱板2aおよび第2遮熱板2bとの距離を20mm以下にし、サセプタ4の温度が500℃程度の場合には、第1遮熱板2aおよび第2遮熱板2bとの距離を60mm以下にしている。
このような構成により、昇温時には、第1遮熱板2aと第2遮熱板2bの距離を小さくすることで、サセプタ4の加熱効率を向上させることができ、サセプタ4からの輻射による放熱を効果的に抑制できる。これにより、少ないRFコイル6の消費電力でサセプタ4と基板7を加熱することができる。また、降温時には、第1遮熱板2aと第2遮熱板2bの距離を大きくすること、放熱効率を向上させることができ、早期に温度低下させることができる。
なお、本実施形態では、移動機構10を第2遮熱板2bの中心部に設けたが、これに限らず、移動機構10を第2遮熱板2bの外周部に設けてもよい。また、移動機構10は第2遮熱板2bに限らず、複数の遮熱板2a〜2cの少なくとも1つを移動可能とすればよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を図6に基づいて説明する。上記各実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図6は、本第4実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図を示している。図6に示すように、本第4実施形態では、第1遮熱板2aと第2遮熱板2bとの距離と、第2遮熱板2bと第3遮熱板2cとの距離は同一にしている。
また、本第4実施形態では、複数の遮熱板2a〜2cを構成する材料を異ならせており、輻射の寄与が大きい高温領域(本実施形態では1000℃以上の領域)では輻射率が小さい材料を用い、熱伝導の寄与が大きい低温領域(本実施形態では1000℃未満の領域)では熱伝導率が小さい材料を用いている。輻射率が小さい材料として、結晶の成長温度における輻射率εが0.3以下の材料である上記第1実施形態と同様の高融点金属(モリブデン、タンタル、タングステンなど)を用いることができる。熱伝導率が小さい材料として、熱伝導率が10W/mK以下のセラミックス(石英ガラスなど)を用いることができる。本実施形態では、サセプタ4に近い高温領域に位置する第1遮熱板2aと第2遮熱板2bには高融点金属を用い、サセプタ4から遠い低温領域に位置する第3遮熱板2cにはセラミックスを用いている。
以上のように、遮熱板2a〜2cとして高融点金属やセラミックスを用いることで、エピタキシャル膜の成長過程でパーティクルの発生を抑制することができ、基板7上に形成されるエピタキシャル膜にパーティクルが付着することを防止できる。また、サセプタ4に近い高温領域に位置する遮熱板2a、2bには輻射率が小さい高融点金属を用い、サセプタ4から遠い低温領域に位置する遮熱板2cには熱伝導率が小さいセラミックスを用いることで、輻射および熱伝導によるサセプタ4からの放熱を効果的に抑制できる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態を図7に基づいて説明する。上記各実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。本第5実施形態のCVD装置は、上記第2実施形態と同様、マルチウェハCVD装置として構成されている。
図7は、本第5実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図を示している。図7に示すように、本第5実施形態のCVD装置には、上記第2実施形態と同様、基板7が配置されるサセプタ4が複数設けられている。遮熱板2a〜2cは、上記第4実施形態と同様の構成を有しており、サセプタ4に近い高温領域に位置する第1遮熱板2aと第2遮熱板2bには高融点金属を用い、サセプタ4から遠い低温領域に位置する第3遮熱板2cにはセラミックスを用いている。
以上の第5実施形態の構成によれば、同時に複数の基板7にエピタキシャル膜を形成することができるため、生産性を向上させることができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態を図8に基づいて説明する。上記各実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。本第6実施形態のCVD装置は、上記第2実施形態と同様、マルチウェハCVD装置として構成されている。
図8は、本第6実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図を示している。図8に示すように、本第6実施形態のCVD装置には、サセプタ4および遮熱材2とを結ぶ直線に直交する方向において、遮熱材2およびサセプタ4の周囲を囲むように環状遮熱板11が設けられている。環状遮熱板11は筒状であり、本実施形態では円盤状の遮熱材2およびサセプタ4の側方を覆うように円筒形に構成されている。また、環状遮熱板11の板面は、遮熱材2およびサセプタ4の板面に直交するように配置されている。環状遮熱板11は、少なくとも遮熱材2およびサセプタ4の周囲を覆っていればよい。環状遮熱板11は、輻射率が小さい材料から構成されている。輻射率が小さい材料として、結晶の成長温度における輻射率εが0.3以下の材料である上記第1実施形態と同様の高融点金属(モリブデン、タンタル、タングステンなど)を用いることができる。
以上の本第6実施形態の構成によれば、遮熱材2およびサセプタ4の側方、つまりサセプタ4および遮熱材2とを結ぶ直線に直交する方向の放熱を抑制することができるため、遮熱効率をより向上させることができる。なお、本実施形態では、マルチウェハ型のCVD装置に環状遮熱板11を設けたが、これに限らず、1つの基板7にエピタキシャル膜を形成するCVD装置に環状遮熱板11を設けてもよい。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態を図9、図10に基づいて説明する。上記各実施形態と同様の部分は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。本第7実施形態のCVD装置は、上記第2実施形態と同様、マルチウェハCVD装置として構成されている。
図9は、本第7実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図を示している。図10(a)は遮熱板2a〜2cの平面図であり、図10(b)は図10(a)のX−X断面図である。
図9に示すように、本第7実施形態のCVD装置では、遮熱板2a〜2cの板面が凹凸状に形成されており、さらに環状遮熱板11の板面が凹凸状に形成されている。遮熱板2a〜2cおよび環状遮熱板11では、凹凸形状が板面の両面に形成されている。図10(a)に示すように、遮熱板2a〜2cは、複数の凹凸形状が同心円上に形成されている。図10(b)に示すように、遮熱板2a〜2cに形成された凹凸形状は、遮熱板2a〜2cの板面に対して傾斜して交互に折り返された形状となっている。遮熱板2a〜2cに形成された同心円上の凹凸形状の個数(片面側に現れる折り返し数)は、サセプタ4の温度分布に影響を与えず、遮熱板2a〜2cの輻射率を小さくしかつ遮熱板2a〜2cの応力を緩和するために3〜5個(図10の例では5個)としている。
以上の本第7実施形態の構成によれば、遮熱板2a〜2cおよび環状遮熱板11に凹凸形状を設けることで、遮熱板2a〜2cおよび環状遮熱板11の輻射率を小さくすることができ、遮熱効率を向上させることができる。さらに、遮熱板2a〜2cおよび環状遮熱板11の両面側に凹凸形状を施すことで、輻射率をより小さくすることができる。また、遮熱板2a〜2cおよび環状遮熱板11に凹凸形状を設けることで、遮熱板2a〜2cおよび環状遮熱板11に発生する応力を緩和し撓みを抑制することができる。
なお、遮熱板2a〜2cに形成された凹凸形状は、図11や図12に示す構成としてもよい。図11は、遮熱板2a〜2cに複数の凹凸形状が同心円上に形成された例であり、凹凸形状は遮熱板2a〜2cの板面に対して直交方向と平行方向に交互に折り返された形状となっている。図11に示す例では、遮熱板2a〜2cに形成された同心円上の凹凸形状の個数は3〜5個となっている。図12は、遮熱板2a〜2cに複数の凹凸形状が放射状に等分した角度で形成された例である。図12のような、凹凸形状が放射状に配置される場合には、サセプタ4の温度分布に影響を与えず、遮熱板2a〜2cの輻射率を小さくしかつ遮熱板2a〜2cの応力を緩和するために4個以上(図12の例では8個)としている。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、基板7としてSiC単結晶で構成されたものを用い、基板7の上にSiC単結晶をエピタキシャル成長させる例を挙げて説明しているが、他の結晶成長に本発明のCVD装置を使用することもできる。
また、上記各実施形態では、遮熱板2a〜2cとして1500℃以上の融点を有する高融点金属を用いたが、これらに限らず、遮熱板2a〜2cはエピタキシャル膜の成長温度以上の融点を有する高融点金属であればよい。例えば、エピタキシャル膜の成長温度が1000℃程度の場合には、遮熱板としてニッケルを好適に用いることができる。
また、エピタキシャル膜の成長温度以上の融点を有していれば、モリブデンやタングステン等の金属単体に限らず、これらの高融点金属を含有する合金として構成してもよい。
第1実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図である。 遮熱板の枚数に対するサセプタの温度変化を示す図である。 2枚の遮熱板の間隔を変化させた場合の輻射と熱伝導の寄与率を示す図である。 第2実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図である。 (a)、(b)は、第3実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図であり、(c)は、サセプタの温度と遮熱板の距離との関係を示す図である。 第4実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図である。 第5実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図である。 第6実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図である。 第7実施形態のホットウォールCVD装置の概略断面図である。 (a)は第7実施形態の遮熱板の平面図であり、(b)はX−X断面図である。 (a)は第7実施形態の遮熱板の変形例を示す平面図であり、(b)はX−X断面図である。 (a)は第7実施形態の遮熱板の変形例を示す平面図であり、(b)はX−X断面図である。 従来のホットウォールCVD装置の概略断面図である。
符号の説明
1…成長容器、2…遮熱材、2a…第1遮熱板、2b…第2遮熱板、2c…第3遮熱板、3…断熱材、4…サセプタ、5…加熱体、6…RFコイル、7…基板、8…ガス流通経路、9…ガス導入管、10…移動機構、11…環状遮熱板。

Claims (14)

  1. 基板(7)が配置され、該基板の表面に結晶を成長させる成長容器(1)と、
    前記成長容器内に配置され、前記基板を保持するサセプタ(4)と、
    前記成長容器内で前記サセプタと対向するように配置され、前記基板および前記サセプタを加熱する加熱部(5)と、
    前記成長容器内で前記サセプタにおける前記加熱部の反対側に配置された遮熱部(2)とを備え、
    前記遮熱部は、前記結晶の成長温度以上の融点を有する高融点金属またはその合金からなる遮熱板(2a)を少なくとも含む1以上の遮熱板(2a〜2c)を有していることを特徴とするCVD装置。
  2. 前記高融点金属またはその合金からなる遮熱板(2a)は、前記結晶の成長温度における輻射率が0.3以下であることを特徴とする請求項1に記載のCVD装置。
  3. 前記遮熱板は複数であり、前記サセプタおよび前記遮熱板との間隔と、前記遮熱板同士の間隔は、前記サセプタに近いほど小さくなっていることを特徴とする請求項1または2に記載のCVD装置。
  4. 前記遮熱板は複数であり、前記サセプタおよび前記遮熱板との間隔と、前記遮熱板同士の間隔は、前記加熱部により前記サセプタが加熱されている際の前記遮熱板が配置される部位の温度が、高温になるにしたがって小さくなっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のCVD装置。
  5. 前記サセプタおよび前記遮熱板との間隔と、前記遮熱板同士の間隔は、前記加熱部により前記サセプタが加熱されている際の前記遮熱板が配置される部位の温度が、1500℃以上の部位では20mm以下、1000℃〜1500℃の部位では40mm以下、500℃〜1000℃の部位では60mm以下であることを特徴とする請求項4に記載のCVD装置。
  6. 前記1以上の遮熱板を前記サセプタに対して近づく方向と遠ざかる方向に移動させることができる移動機構(10)を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のCVD装置。
  7. 前記移動機構は、前記サセプタの温度に基づいて、前記1以上の遮熱板を前記サセプタに対して近づく方向または遠ざかる方向に移動させることを特徴とする請求項6に記載のCVD装置。
  8. 前記遮熱板は複数であり、前記高融点金属またはその合金からなる遮熱板(2a)は、前記加熱部により前記サセプタが加熱されている際の前記遮熱板が配置される部位の温度が1000℃以上となる部位に配置され、
    前記加熱部により前記サセプタが加熱されている際の前記遮熱板が配置される部位の温度が1000℃未満となる領域に配置される前記遮熱板は、熱伝導率が10W/mK以下の材料から構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のCVD装置。
  9. 前記熱伝導率が10W/mK以下の材料は、セラミックスであることを特徴とする請求項8に記載のCVD装置。
  10. 前記環状遮熱板は、表面に凹凸形状が形成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載のCVD装置。
  11. 前記前記凹凸形状は、前記環状遮熱板の両面に形成されていることを特徴とする請求項10に記載のCVD装置。
  12. 前記成長容器内に配置され、前記サセプタおよび前記遮熱部とを結ぶ直線に直交する方向において、前記サセプタおよび前記遮熱部の周囲を覆うように、前記結晶の成長温度以上の融点を有する高融点金属またはその合金からなる環状遮熱板(11)を備えることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載のCVD装置。
  13. 前記環状遮熱板は、前記結晶の成長温度における輻射率が0.3以下の材料から構成されていることを特徴とする請求項12に記載のCVD装置。
  14. 前記1以上の遮熱板は3枚以上10枚以下であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載のCVD装置。
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