JP2007261443A - 車両用電源制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正規ユーザ以外の者による電源切替えを防止して盗難防止や子供などによる誤操作防止の機能を備えた車両用電源制御装置を提供する。
【解決手段】車両用電源制御装置100では、電源のオフの状態からACCオンの状態、IGオンの状態、さらにスタータ始動へと電源を切替える度にIDコードの照合を行わせるようにしていることから、正規IDコードを持たない者が前記電源切替えを行うことができず、車両の盗難や子供のいたずら等を防止することが可能となる。

【選択図】図1

Description

本発明は、車両用エンジン始動停止装置において電源の切替え制御を行う車両用電源制御装置に関するものである。
車両のエンジンの始動及び停止を行う手段として、従来から行われている機械鍵を用いた方法に加えて、近年は運転者が所持する携帯機からIDコードを読み込むことで車両の電源切替えを行うエンジン始動停止装置が用いられるようになっている。このエンジン始動停止装置は、運転者が所持する携帯機からIDコードを読み取る機能を有した車載機を備えている。
正規ユーザである運転者が、上記のエンジン始動停止装置を用いてエンジン始動を行う場合、運転者が携帯機を保持して車両に乗車することで、車載機が携帯機からIDコードを読み込んで事前に記憶されたIDコードと照合し、正規ユーザであることが確認された後にエンジン始動を許可するようにしている。携帯機からIDコードを読み込んで事前に記憶されたIDコードと照合する装置として、イモビライザが知られている。
特許文献1では、エンジン始動スイッチを操作してからエンジン始動までのタイムラグを解消するために、IDコードの照合を行うタイミングに関していくつかの提案がなされている。すなわち、IDコードを照合して正規ユーザであることの確認を、エンジン始動スイッチを操作する前に、あるいはブレーキペダルまたはクラッチペダルを踏み込んだ時点で、あるいは車両のドアが開かれる動作が行われた時点で、あるいは運転席に搭乗者が着座した時点で行うことが記載されている。
上記従来の電源切替えの概略的な処理の流れを図7に示す。従来は、電源オフの状態(ステップS101)からACC状態に切替えるにあたって、上記の通りIDコードの照合を行い(ステップS102)、前記IDコードが正規のものと一致した場合にはACC状態への切替えを行う(ステップS103).これに対し前記IDコードが正規のものと一致しない場合には、電源オフの状態のままとする。
電源がACC状態となった後は、前記IDコードの照合を行うことなく、前記電源をIG状態(ステップS104),スタータ始動(ステップS105),及びエンジン始動(ステップS106)へと、順次電源を切替えていくことが可能となっている。
特開2005−125929号
しかしながら、上記従来の車両用電源システムでは、以下のような問題があった。特許文献1によるIDコードの照合では、運転者が車両に乗り込んだ早い段階で認証確認が行われるため、電源切替えにより一度ACC状態になってしまうと、その状態で放置された場合には、正規キーがなくてもエンジン始動が可能で、盗難される恐れがあった。
また、正規キーを持たない子供などによる誤操作・いたずらなどによって電源がIG状態に切り替えられてしまう可能性もあり、バッテリが無駄に消費されてしまうといった問題もあった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、正規ユーザ以外の者による電源切替えを防止して盗難防止や子供などによる誤操作防止の機能を備えた車両用電源制御装置を提供することを目的とする。
この発明の第1の態様は、車両の電源状態の切替えを制御する車両用電源制御装置であって、正規ユーザの認証を行うIDコード認証確認手段と、前記IDコード認証確認手段による前記認証を要するか否かを判定する認証条件判定手段と、前記車両の電源状態を切替える電源切替え手段と、前記電源切替え手段を制御する制御手段とを備え、所定の電源切換指示について、前記認証条件判定手段が前記IDコード認証確認手段による認証を要しないと判定したとき、あるいは前記認証条件判定手段が前記IDコード認証確認手段による認証を要すると判定しかつ前記IDコード認証確認手段が前記正規ユーザの認証を行ったときに、前記制御手段が電源切替え指示に従って前記電源切替え手段を制御して前記車両の電源状態を切替えることを特徴とする車両用電源制御装置である。
第2の態様は、前記認証条件判定手段が、前記所定の電源切換指示について、前記IDコード認証確認手段による前記正規ユーザの認証を行ってからの経過時間が所定の許容時間以内の場合には前記IDコード認証確認手段による認証を不要と判定し、前記経過時間が前記許容時間を超える場合には前記IDコード認証確認手段による認証を必要と判定することを特徴とする車両用電源制御装置である。
第3の態様は、前記IDコード認証確認手段が、携帯機と車載機とを備え、前記車載機が前記携帯機からIDコードを入力すると、前記IDコードを事前に記憶された正規IDコードと照合して一致するときに前記正規ユーザの認証を行うことを特徴とする車両用電源制御装置である。
第4の態様は、前記車両が、正規ユーザの認証を行う手段を有するイモビライザ装置を備え、前記IDコード認証確認手段が、前記イモビライザ装置による前記正規ユーザの認証結果に従って前記正規ユーザの認証を行うことを特徴とする車両用電源制御装置である。
第5の態様は、前記所定の電源切換指示が、電源ON状態への切換指示を含むことを特徴とする車両用電源切換装置である。
第6の態様は、電源切換指示が電源OFF状態への切換指示の場合は、前記IDコード認証確認手段による認証を不要とすることを特徴とする車両用電源制御装置である。
以上説明したように本発明によれば、所定条件下で所定の電源の切替えを行う度にIDコードの照合が行われるようにしていることから、前記正規IDコードを持たない者が所定の電源切替えを行うことができず、車両の盗難や子供のいたずら等を防ぐことが可能となる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態における車両用電源制御装置の構成について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
図2は、本発明の実施の形態に係る車両用電源制御装置の構成を示すブロック図である。車両の電源状態は、例えば停止状態からの始動は、オフの状態からACCオンの状態、IGオンの状態、さらにスタータ始動へと切替えられる。車両用電源制御装置100は、このような電源状態の切り替えを制御するものである。
本実施形態の車両用電源制御装置100は、正規ユーザの認証を行うためのIDコード認証確認手段110と、IDコード認証確認手段110による正規ユーザの認証を行う必要があるか否かを判定する認証条件判定手段120と、車両の電源状態を切替える電源切替え手段130と、IDコード認証確認手段110と認証条件判定手段120からの信号をもとに電源切替え手段130を制御する制御手段140を備えている。
運転者からの電源切替え指示200は、制御手段140に入力され、制御手段140は電源切替え指示200を入力すると、IDコード認証確認手段110からの許可信号と認証条件判定手段120からの認証要求信号をもとに電源切替えの適否を判断し、電源切り替えが適切と判断したときには電源切替え手段130を制御して電源切り替えを行わせる。
IDコード認証確認手段110は、前記運転者が正規ユーザであることを確認するものであり、前記運転者からIDコードを入力し、入力した前記IDコードが事前に記憶された正規IDコードと一致するか照合する。そして、前記入力したIDコードと前記正規IDコードとが一致することが確認されると、制御手段140に前記許可信号を出力する。
IDコード認証確認手段110の一実施例を図3に示す。図3に示すIDコード認証確認手段110は、携帯機111と車載機112とを備えており、正規ユーザが前記車両を運転する場合には、携帯機111を所持する必要がある。車載器112は、所定範囲に携帯機111がある場合に、携帯機111からIDコードを無線通信で読み取ることができる。そして、読み込んだIDコードを車載器112に事前に記憶されているIDコードと照合することにより、携帯機111が正規のものか否かを判定する。
図3に示すIDコード認証確認手段110の実施例では、車載機112が携帯機111から無線通信でIDコードを読み込むものとしたが、携帯機111を車載機112に直接接続してIDコードを読み込むようにしてもよい。また、携帯機111が位置する前記所定範囲は、前記車両の内部及び車載器112から所定距離内の前記車両の近傍とするのがよい。
認証条件判定手段120は、IDコードの認証を行う条件を判定するものであり、事前に設定された前記条件が成立しているか否かを判定し、前記条件が成立している場合に認証要求信号を制御手段140に出力する。
上記のIDコードの認証を行う条件の一実施例として、運転者からの電源切替え要求が電源オン状態への切替え要求であるときに、IDコード認証確認手段110による認証を必要と判定して前記認証要求信号をオンとして制御手段140に出力する。そして、制御手段140は、認証条件判定手段120から入力した前記認証要求信号がオンのときには、IDコード認証確認手段110から前記許可信号が入力されたときに電源切替え手段130に対し電源切替えを実行させる。
一方、前記電源切替え要求が電源オフ状態への切替え要求であるときには、IDコード認証確認手段110による認証を不要と判定して前記認証要求信号をオフとして制御手段140に出力する。
上記のIDコードの認証を行う条件の別の実施例として、IDコード認証確認手段110が前記IDコードの認証を最後に行った時点からの経過時間を計測し、前記経過時間が所定の許容時間を超えているか否かを前記条件とすることができる。この場合、認証条件判定手段120は、前記経過時間が前記許容時間以内のときにはIDコード認証確認手段110による認証を不要と判定して前記認証要求信号をオフとして制御手段140に出力する。
一方、前記経過時間が前記許容時間を超えているときには、IDコード認証確認手段110による認証を必要と判定して前記認証要求信号をオンとして制御手段140に出力する。そして、制御手段140は、認証条件判定手段120から入力した前記認証要求信号がオンのときには、IDコード認証確認手段110から前記許可信号が入力されたときに電源切替え手段130に対し電源切替えを実行させる。
IDコード認証確認手段110及び認証条件判定手段120の実行は、運転者から前記電源切替え指示があったときに行わせるようにしてもよいし、前記電源切替え指示があったときに認証条件判定手段120のみを実行させるようにし、認証条件判定手段120から入力した前記認証要求信号がオンのときにIDコード認証確認手段110を実行させるようにしてもよい。IDコード認証確認手段110及び認証条件判定手段120の実行要求は、制御手段140が行うようにすることができる。
電源切替え手段130は、電源装置210に対し電源状態の切替えを行わせるものである。電源装置210の電源供給状態には、ACCの状態、IGの状態、スタータの始動状態がある。
本実施形態における電源切替えの基本的な流れを図1に示す。図1に示す処理は、制御手段140で処理させることができる。図1において、前記車両の電源がオフの状態(ステップS1)で前記電源切替え指示を入力すると、上記の通りIDコード認証確認手段110にIDコードの照合を行わせ、その照合結果を確認する(ステップS2)。照合結果がOKの場合には電源切替え手段130を介して電源をACC状態に切り替える(ステップS3)一方、照合結果がNOの場合には前記電源をオフ状態のままとする。
また、前記電源がACC状態のとき前記電源切替え指示を入力すると、上記と同様にIDコード認証確認手段110にIDコードの照合を行わせ、その照合結果を確認する(ステップS4)。照合結果がOKの場合には電源切替え手段130を介して電源をIG状態に切り替える(ステップS5)一方、照合結果がNOの場合には前記電源をACC状態のままとする。
さらに、前記電源がIG状態のとき前記電源切替え指示を入力すると、上記と同様にIDコード認証確認手段110にIDコードの照合を行わせ、その照合結果を確認する(ステップS6)。照合結果がOKの場合には電源切替え手段130を介して電源をスタータ始動に切り替えて(ステップS7)エンジンを始動させる(ステップS8)一方、照合結果がNOの場合には、前記電源をIG状態のままとする。ステップS8でエンジンが始動されると、電源供給はバッテリからオルタネータに切り替えられる。
上記の通り、本実施形態の車両用電源制御装置100によれば、前記電源の切替えを行う度にIDコードの照合を行わせるようにしていることから、前記正規IDコードを持たない者が前記電源切替えを行うことができず、車両の盗難や子供のいたずら等を防止することが可能となる。
つぎに、本実施形態の認証条件判定手段120において、最後にIDコード照合を行ってからの経過時間に基づいてIDコード認証確認手段110によるIDコードの照合が必要か否かを判定させる場合の、電源切替えの基本的な流れの一実施例を図4に示す。
図4において、前記車両の電源がオフの状態(ステップS11)で前記電源切替え指示を入力すると、IDコード認証確認手段110にIDコードの照合を行わせ、その照合結果を確認する(ステップS12)。前記照合結果がOKの場合には電源切替え手段130を介して電源をACC状態に切り替える(ステップS13)一方、前記照合結果がNOの場合には前記電源をオフ状態のままとする。
また、前記電源がACC状態のとき前記電源切替え指示を入力すると、上記のステップS12で前記IDコードを照合してからの経過時間が前記許容時間内かを認証条件判定手段120で判定し(ステップS14)、前記経過時間が前記許容時間内のときには、電源切替え手段130を介して前記電源をIG状態に切り替える(ステップS15)。
一方、前記経過時間が前記許容時間を超える場合には、IDコード認証確認手段110にIDコードの照合を行わせ、その照合結果を確認する(ステップS16)。そして、前記照合結果がOKの場合には、電源切替え手段130を介して電源をIG状態に切り替える(ステップS15)。これに対し、前記照合結果がNOの場合には前記電源をACC状態のままとする。
さらに、前記電源がIG状態のとき前記電源切替え指示を入力すると、認証条件判定手段120において前記経過時間が前記許容時間内かを判定し(ステップS17)、前記経過時間が前記許容時間内のときには、電源切替え手段130を介して前記電源をスタータ始動に切り替えて(ステップS18)エンジンを始動させる(ステップS19)。
一方、前記経過時間が前記許容時間を超える場合には、IDコード認証確認手段110にIDコードの照合を行わせ、その照合結果を確認する(ステップS20)。そして、前記照合結果がOKの場合には、電源切替え手段130を介して前記電源をスタータ始動に切り替えて(ステップS18)エンジンを始動させる(ステップS19)。これに対し、前記照合結果がNOの場合には前記電源をIG状態のままとする。
つぎに、本実施形態のIDコード認証確認手段110が携帯機111と車載機112とを備えているときの電源切替えの処理の流れの一実施例を図5に示す。同図に示すように本実施例では、IDコードの照合を携帯機111と車載機112を用いて行わせ、その照合結果を確認するようにしている。
すなわち、前記電源がオフの状態(ステップS21)で電源切替え指示を入力すると、車載機112が携帯機111と通信して前記IDコードを取得して照合する(ステップS22)。そして、前記照合結果を確認(ステップS23)した結果に基づいて。前記電源をACC状態に切り替える(ステップS24)、または前記電源をオフ状態のままとする。
つぎに、前記電源がACC状態のとき前記電源切替え指示を入力すると、車載機112が携帯機111と通信して前記IDコードを取得して照合する(ステップS25)。そして、前記照合結果を確認(ステップS26)した結果に基づいて、前記電源をIG状態に切り替える(ステップS27)、または前記電源をACC状態のままとする。
さらに、前記電源がIG状態のとき前記電源切替え指示を入力すると、車載機112が携帯機111と通信して前記IDコードを取得して照合する(ステップS28)。そして、前記照合結果を確認(ステップS29)した結果に基づいて、前記電源をスタータ始動に切り替えて(ステップS30)エンジンを始動させる(ステップS31)、または、前記電源をIG状態のままとする。
電源切替えの処理の流れのさらに別の実施例を図6に示す。本実施例では、IDコード認証確認手段110が携帯機111と車載機112とを備えており、かつ認証条件判定手段120では前記経過時間に基づいて前記IDコードの照合が必要か否かを判定させるようにしている。
すなわち、前記電源がオフの状態(ステップS41)で電源切替え指示を入力すると、車載機112が携帯機111と通信して前記IDコードを取得して照合する(ステップS42)。そして、前記照合結果を確認(ステップS43)した結果に基づいて。前記電源をACC状態に切り替える(ステップS44)、または前記電源をオフ状態のままとする。
つぎに、前記電源がACC状態のとき前記電源切替え指示を入力すると、上記のステップS42で前記IDコードを照合してからの経過時間が前記許容時間内かを判定し(ステップS45)、前記経過時間が前記許容時間内のときには、電源切替え手段130を介して前記電源をIG状態に切り替える(ステップS46)。
一方、前記経過時間が前記許容時間を超える場合には、車載機112が携帯機111と通信して前記IDコードを取得して照合する(ステップS47)。そして、前記照合結果を確認(ステップS48)した結果に基づいて、前記電源をIG状態に切り替える(ステップS46)、または前記電源をACC状態のままとする。
さらに、前記電源がIG状態のとき前記電源切替え指示を入力すると、認証条件判定手段120において前記経過時間が前記許容時間内かを判定し(ステップS49)、前記経過時間が前記許容時間内のときには、電源切替え手段130を介して前記電源をスタータ始動に切り替えて(ステップS50)エンジンを始動させる(ステップS51)。
一方、前記経過時間が前記許容時間を超える場合には、車載機112が携帯機111と通信して前記IDコードを取得して照合する(ステップS52)。そして、前記照合結果を確認(ステップS53)した結果に基づいて、前記電源をスタータ始動に切り替えて(ステップS50)エンジンを始動させる(ステップS51)、または、前記電源をIG状態のままとする。
本発明の車両用電源制御装置のさらに別の実施形態を以下に説明する。本実施形態では、車両にイモビライザ装置が搭載されており、IDコード認証確認手段110が前記イモビライザ装置による照合結果を入力して用いるようにしている。
前記イモビライザ装置は、正規ユーザが所持する携帯機と車両内に設置された車載機とを備えており、前記携帯機が前記車載機の近傍にあるときに、前記車載機が前記携帯機のIDコードと照合する。IDコード認証確認手段110は、前記イモビライザ装置で照合された結果を入力する。
IDコード認証確認手段110は、前記車載機で正規IDコードと照合されたときには照合結果をオンとし、必要に応じて制御手段140に前記照合結果を出力する。一方、前記携帯機のIDコードが正規のものでない、あるいは前記車載機の近傍に前記携帯機がない場合には、前記照合結果をオフとし、必要に応じて制御手段140に前記照合結果を出力する。
本発明の車両用電源制御装置のさらに別の実施形態として、IDコード認証確認手段110が必要に応じて前記イモビライザ装置に対し、IDコードの照合を行わせるようにすることもできる。例えば、制御手段140からIDコード認証確認手段110に対し正規ユーザの確認要求があったときに、IDコード認証確認手段110が前記イモビライザ装置に対してIDコードの照合を要求するようにすることができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る車両用電源制御装置の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における車両用電源制御装置の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る電源切替えの基本的な流れを示す流れ図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る車両用電源制御装置の構成を示すブロック図である。 図3は、IDコード認証確認手段110の一実施例を示すブロック図である。 図4は、最後にIDコード照合を行ってからの経過時間に基づいて電源切替えの処理を行う一実施例を示す流れ図である。 図5は、IDコード認証確認手段が携帯機と車載機とを備えているときの電源切替えの処理の流れの一実施例を示す流れ図である。 図6は、IDコード認証確認手段が携帯機と車載機とを備えているときの経過時間に基づいて電源切替えの処理を行う一実施例を示す流れ図である。 図7は、従来の電源切替えの概略的な処理の流れを示す流れ図である。
符号の説明
100・・・車両用電源制御装置
110・・・IDコード認証確認手段
111・・・携帯機
112・・・車載機
120・・・認証条件判定手段
130・・・電源切替え手段
140・・・制御手段
200・・・電源切替え指示
210・・・電源装置

Claims (6)

  1. 車両の電源状態の切替えを制御する車両用電源制御装置であって、
    正規ユーザの認証を行うIDコード認証確認手段と、
    前記IDコード認証確認手段による前記認証を要するか否かを判定する認証条件判定手段と、
    前記車両の電源状態を切替える電源切替え手段と、
    前記電源切替え手段を制御する制御手段とを備え、
    所定の電源切換指示について、前記認証条件判定手段が前記IDコード認証確認手段による認証を要しないと判定したとき、あるいは前記認証条件判定手段が前記IDコード認証確認手段による認証を要すると判定しかつ前記IDコード認証確認手段が前記正規ユーザの認証を行ったときに、前記制御手段が電源切替え指示に従って前記電源切替え手段を制御して前記車両の電源状態を切替える
    ことを特徴とする車両用電源制御装置。
  2. 前記認証条件判定手段は、前記所定の電源切換指示について、前記IDコード認証確認手段による前記正規ユーザの認証を行ってからの経過時間が所定の許容時間以内の場合には前記IDコード認証確認手段による認証を不要と判定し、前記経過時間が前記許容時間を超える場合には前記IDコード認証確認手段による認証を必要と判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用電源制御装置。
  3. 前記IDコード認証確認手段は、携帯機と車載機とを備え、
    前記車載機が前記携帯機からIDコードを入力すると、前記IDコードを事前に記憶された正規IDコードと照合して一致するときに前記正規ユーザの認証を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用電源制御装置。
  4. 前記車両は、正規ユーザの認証を行う手段を有するイモビライザ装置を備え、
    前記IDコード認証確認手段は、前記イモビライザ装置による前記正規ユーザの認証結果に従って前記正規ユーザの認証を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用電源制御装置。
  5. 前記所定の電源切換指示は、電源ON状態への切換指示を含むことを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1項に記載の車両用電源切換装置。
  6. 電源切換指示が電源OFF状態への切換指示の場合は、前記IDコード認証確認手段による認証を不要とすることを特徴とする請求項1から請求項5いずれか1項に記載の車両用電源制御装置。
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