JP2008087734A - エンジン始動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティレベルを向上することが可能なエンジン始動制御装置を提供すること。
【解決手段】正規の電子キーが利用されることを第1の条件と規定するとともに、基準パスワードと一致するパスワードが入力されることを第2の条件と規定する。エンジンが停止されてから所定の時間(本実施形態では5分間)が経過するまでの期間内にあって、前記第1の条件及び前記第2の条件がいずれも満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動が許可される。また、エンジン停止時からユーザ本人が降車せずに車内に居続けていることが把握されるとき、正規の電子キーの存在が肯定されることを条件として、前記期間内におけるパスワード入力無しでのエンジンの始動が許可される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のエンジン始動を制御するエンジン始動制御装置に関する。
特許文献1には、車両ユーザが所持する電子キーと車両側の照合装置との間で通信を行うとともに、基準IDコードと一致するIDコードが照合装置で受信されたとき、対応する電子キーが利用されたものとして扱い、それによりエンジンの始動を許可する、いわゆる電子キーシステムを用いたエンジン始動制御装置に関する技術が開示されている。尚、このようなエンジン始動制御装置では、上記の場合とは異なり、対応する電子キーが利用されないとき、基準IDコードと一致するIDコードが電子キーから送信されないので、この場合、エンジンの始動が許可されないようになっている。
そして、この種のエンジン始動制御装置によると、電子キーの所持者は、エンジンを始動するに際して、メカニカルキーを用いた煩雑な操作を行わなくて済むので、利便性に優れる。しかも、同エンジン始動制御装置によると、メカニカルキーと比較して複製が格段に困難な電子キーを利用しなければ、エンジンの始動が許可されないので、セキュリティレベルが高い。
特開2004−169692号公報(段落番号0002、0015、0036、0039)
しかしながら、上記の内容を考察すると、対応する電子キー、つまり車両ユーザが所持すべき電子キーが利用されたか否かが特定されることに基づきエンジン始動が制御されるに過ぎず、エンジン始動制御に際して、電子キーの所持者が誰であるかまでは特定されない。このため、車両ユーザでなくとも、何らかの理由で前記電子キーを入手した者であれば、何時でもエンジンを始動できてしまうことから、車両セキュリティに関して改善の余地がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、セキュリティレベルを向上することが可能なエンジン始動制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、基準IDコードと一致するIDコードを取得したとき、対応する電子キーが利用されたものとして扱い、それによりエンジンの始動を許可するエンジン始動制御装置において、エンジンが停止されてから所定の時間が経過するまでの期間に亘って、前記電子キーが利用されたことを単独条件とするエンジンの始動を禁止するエンジン再始動規制手段を備えていることをその要旨としている。
同構成によると、エンジンが停止されてから所定の時間が経過するまでの期間内において、対応する電子キーが利用されたとしても、それ単独ではエンジンの始動が許可されない。このため、例えば、降車直後に電子キーをユーザ本人以外の者が入手するような場合でも、その者は、前記電子キーを利用するだけではエンジンを始動させることができないことになる。従って、セキュリティレベルを向上することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエンジン始動制御装置において、エンジンが停止された時点を基点として、その時点からユーザ本人が降車せずに車内に居続けていることを示唆する情報を取得したとき、前記電子キーが利用されたことを条件として、前記期間内におけるエンジンの始動を許可するエンジン再始動規制緩和手段を備えていることをその要旨としている。
同構成によると、エンジン停止時を基点として、その時点からユーザ本人が車内に居続けているのであれば、正規の電子キーの存在が肯定されることを条件として、エンジンの再始動を許可したとしても何ら差し支えないので、このような状況が把握されるとき、エンジンの始動を許可するようにしている。従って、ユーザ本人が享受する利便性が損なわれてしまうことを防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のエンジン始動制御装置において、前記電子キーが利用されることを第1の条件と規定するとともに、前記電子キーが利用されることに伴って取得される情報である前記IDコードとは別の情報として、ユーザ本人を特定するに値する情報が取得されることを第2の条件と規定し、前記期間内にあって、前記第1の条件及び前記第2の条件がいずれも満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動を許可するエンジン再始動許容手段を備えていることをその要旨としている。
同構成によると、エンジンが停止されてから所定の時間が経過するまでの期間内において、如何なる条件が満足されようとも必ずエンジンの始動を禁止するのでは利便性が低下してしまうので、そうならないようにするための対策が講じられている。即ち、前記期間内において、対応する電子キーが利用されるという第1の条件と、ユーザ本人を特定するに値する情報が取得されるという第2の条件とが共に満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動が許可される。
このため、正規の電子キーを入手した第三者といえども第1の条件を満足できるに過ぎず、第2の条件を満足することができない。よって、その者による前記期間内におけるエンジンの再始動は許可されないので、高いセキュリティレベルが得られる。一方、ユーザ本人は第1の条件及び第2の条件をいずれも満足できるので、よってユーザ本人による前記期間内におけるエンジンの再始動が許可されることとなり、利便性に優れる。従って、セキュリティ性と利便性との両立を図ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のエンジン始動制御装置において、ユーザ本人を特定するに値する情報として、ユーザ本人のみが知り得る情報が取得されることを前記第2の条件と規定するとともに、前記エンジン再始動許容手段は、前記期間内にあって、前記第1の条件及び前記第2の条件がいずれも満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動を許可することをその要旨としている。
同構成によると、ユーザ本人を特定するに値する情報として、ユーザ本人のみが知り得る情報が取得されたとき、第2の条件が満足される。そして、エンジンが停止されてから所定の時間が経過するまでの期間内において、対応する電子キーが利用されるという第1の条件と、ユーザ本人のみが知り得る情報が取得されるという第2の条件とが共に満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動が許可される。
つまり、前記期間内において、エンジンを再始動させるためには、単にユーザ本人が特定されればよい訳ではなく、そのユーザ本人のみぞ知る情報、いわば階層の深い情報が必要となる。従って、このような秘匿性に優れる情報が取得されたことを条件として、エンジンの再始動が許可されるようにしているので、セキュリティレベルを向上できる。別の言い方をするならば、前記期間内において第三者がエンジンを再始動できる余地はなく、それは皆無に等しいと言える。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のエンジン始動制御装置において、前記期間を設定するエンジン再始動規制期間設定手段を備えていることをその要旨としている。
同構成によると、エンジンの再始動を規制する期間を任意に設定することが可能となる。従って、その期間をユーザ本人の所望に応じたものに設定することで、ユーザ本人の都合に合わせることができる。例えば、前記期間を、駐車場を出てから自宅に入るまでの所要時間よりも長い時間に設定すれば、降車直後に第三者に電子キーを奪われたとしても、その者は、エンジンを始動させるに際して時間的な制約を受けて、直ちにはエンジンを始動させることができない。よって、このような場合、ユーザ本人は、身の安全を確保するべく、取り急ぎその者に電子キーを手渡すとともに、自分が自宅に戻った後に警察に連絡をとる等の処置を施すことができる。
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
本発明によれば、セキュリティレベルを向上することができる。
以下、本発明を自動車のエンジン始動制御装置に具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の自動車には、電子キーシステム1が適用されている。電子キーシステム1は、車両ユーザが所持する電子キー2と、車両側に設けられるセキュリティ装置3とを備えるとともに、電子キー2とセキュリティ装置3との間での双方向通信が可能である。尚、前記電子キー2は、その所持態様から携帯機と称されている。
電子キー2は、無線通信による受信機能及び無線通信による送信機能を有するとともに、受信アンテナ21、受信回路22、マイコン23、送信回路24、送信アンテナ25を備えている。受信アンテナ21は、セキュリティ装置3から送信されてくるリクエスト信号を受信するための媒体である。受信回路22は、受信アンテナ21により受信されたリクエスト信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン23に出力する。
マイコン23は、不揮発性のメモリ23aを備えるとともに、そのメモリ23aには、電子キー2毎に個別に設定されたIDコード(電子キー2のIDコード)が記憶されている。マイコン23は、受信回路22から受信信号が入力されたとき、リクエスト信号に応答するために、電子キー2のIDコードを含む信号(IDコード信号)を生成するとともに、そのIDコード信号を送信回路24に出力する。送信回路24は、マイコン23から入力されたIDコード信号を所定周波数(本実施形態では300MHz)の電波に変調する。送信アンテナ25は、送信回路24により変調されたIDコード信号を送信するための媒体である。
セキュリティ装置3は、無線通信による送信機能及び無線通信による受信機能を有するとともに、送信回路31、送信アンテナ32、受信アンテナ33、受信回路34、照合装置35を備えている。送信回路31は、照合装置35から入力されるリクエスト信号を所定周波数(本実施形態では134KHz)の電波に変調する。送信アンテナ32は、送信回路31により変調されたリクエスト信号を送信するための媒体である。
ここで、送信アンテナ32からのリクエスト信号は、車内の略全域に及んで且つ車外に殆ど及ばない領域の範囲内に送信される。図2には、その領域が車内の所定領域A32として2点鎖線で示されている。その結果、この車内の所定領域A32の範囲内において、電子キー2とセキュリティ装置3との間での双方向通信が可能となる。つまり、リクエスト信号は、電子キー2とセキュリティ装置3との間での双方向通信を確立するためのトリガ信号である。これにより、車内の所定領域A32の範囲内にリクエスト信号が送信されている状態で、その範囲内に電子キー2が持ち込まれたとき、電子キー2によりリクエスト信号が受信されて同電子キー2からIDコード信号が送信されることになる。
図1に戻って、受信アンテナ33は、リクエスト信号に応答して電子キー2から送信されてくるIDコード信号を受信するための媒体である。受信回路34は、受信アンテナ33により受信されたIDコード信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号を照合装置35に出力する。
照合装置35は、不揮発性のメモリ35aを備えるとともに、そのメモリ35aには、対応する電子キー2のIDコードと同一のIDコード(基準IDコード)が記憶されている。
照合装置35には、乗降に供されるドアの開閉状態を検出するためのドアカーテシスイッチ40が電気的に接続されている。ドアカーテシスイッチ40は、検出対象となるドアが開いているとき、ドアが開いていることを示唆する検出信号をドアが開いている期間に亘って照合装置35に出力する。また、ドアカーテシスイッチ40は、ドアが閉まっているとき、ドアが閉まっていることを示唆する検出信号をドアが閉まっている期間に亘って照合装置35に出力する。
照合装置35は、ドアカーテシスイッチ40からドアが閉まっていることを示唆する検出信号が入力されている状態で、同ドアカーテシスイッチ40からドアが開いていることを示唆する検出信号が入力されたとき、ドアが開けられた旨を認識する。そして、照合装置35は、このようにドアが開けられた旨を認識したとき、対応する電子キー2の所持者による乗車(車内の所定領域A32に対する進入)を監視するため、送信回路31にリクエスト信号を出力する。つまり、この場合、照合装置35は、車内通信制御を実行する。その結果、送信アンテナ32から車内の所定領域A32の範囲内にリクエスト信号が送信される。
照合装置35は、車内通信制御を実行したことに伴って、受信回路34から受信信号が入力されたとき、その受信信号に含まれているIDコードと基準IDコードとが一致しているか否かを判断する。つまり、この場合、照合装置35は、IDコード照合を実行する。
照合装置35には、エンジンを始動させるとともに、エンジンを停止させるエンジン制御装置50が電気的に接続されている。そして、照合装置35は、前記IDコード照合により両IDコードが一致したとき、対応する電子キー2が利用された旨を認識するとともに、そのことを示唆する信号(IDコード一致信号)をエンジン制御装置50に出力する。尚、このように照合装置35からエンジン制御装置50にIDコード一致信号が出力されたとき、詳細については後述するが、「所定の条件」が満足されたことを条件として、エンジン制御装置50によりエンジンが始動される。従って、前記IDコード一致信号は、照合装置35がエンジンの始動を許可する場合にエンジン制御装置50に対して出力するエンジン始動許可信号に相当する。
エンジン制御装置50には、ブレーキ操作を検出するためのブレーキスイッチ51、及びエンジンを始動する場合やエンジンを停止する場合に操作されるエンジンスイッチ52が電気的に接続されている。
ブレーキスイッチ51は、ブレーキペダルが踏み込まれているとき、ブレーキペダルが踏み込まれていることを示唆する検出信号をブレーキペダルが踏み込まれている期間に亘ってエンジン制御装置50に出力する。そして、エンジン制御装置50は、ブレーキスイッチ51からブレーキペダルが踏み込まれていることを示唆する検出信号が入力されているとき、ブレーキ操作が行われている旨を認識する。
エンジンスイッチ52は、外部から押圧操作可能なボタンを備えたプッシュスイッチよりなるとともに、ボタンが押圧されたとき、ボタンが押圧されたことを示唆する検出信号をボタンが押圧されている期間に亘ってエンジン制御装置50に出力する。
エンジン制御装置50は、エンジンの回転数を検出するとともに、それがゼロであるときエンジン停止中であると認識する一方で、それがゼロよりも大きなものであるときエンジン回転中である旨を認識する。また、エンジン制御装置50は、エンジンの回転数を示唆する検出信号を照合装置35に出力する。
エンジン制御装置50は、エンジン停止中である旨を認識している状態で、エンジンスイッチ52からボタンが押圧されたことを示唆する検出信号が入力されたとき、エンジンを始動するための操作(エンジン始動操作)が行われた旨を認識する。エンジン制御装置50は、照合装置35から前記IDコード一致信号が入力されている状態で、ブレーキ操作が行われている旨を認識して、且つエンジン始動操作が行われた旨を認識したとき、エンジンを始動させる。尚、ブレーキ操作が行われており、且つエンジン始動操作が行われたことは、エンジンが始動される場合に満足されるべき前記「所定の条件」に相当する。
エンジン制御装置50は、エンジン回転中である旨を認識している状態で、エンジンスイッチ52からボタンが押圧されたことを示唆する検出信号が入力されたとき、エンジンを停止するための操作(エンジン停止操作)が行われた旨を認識する。エンジン制御装置50は、エンジン停止操作が行われた旨を認識したとき、エンジンを停止させる。
照合装置35は、エンジン制御装置50からエンジンの回転数がゼロであることを示唆する検出信号が入力されたとき、エンジン停止中である旨を認識する。一方、照合装置35は、エンジン制御装置50からエンジンの回転数がゼロよりも大きなものであることを示唆する検出信号が入力されたとき、エンジン回転中である旨を認識する。
また、照合装置35は、エンジン停止中である旨を認識している状態で、エンジン回転中である旨を認識したとき、エンジンが始動された旨を認識する。一方、照合装置35は、エンジン回転中である旨を認識している状態で、エンジン停止中である旨を認識したとき、エンジンが停止された旨を認識する。
尚、前記エンジンスイッチ52は、照合装置35に電気的に接続されるとともに、前記ボタンが押圧されたとき、ボタンが押圧されたことを示唆する検出信号をボタンが押圧されている期間に亘って照合装置35に出力する。
照合装置35は、エンジン停止中である旨を認識している状態で、エンジンスイッチ52からボタンが押圧されたことを示唆する検出信号が入力されたとき、エンジンを始動するための操作(エンジン始動操作)が行われた旨を認識する。一方、照合装置35は、エンジン回転中である旨を認識している状態で、エンジンスイッチ52からボタンが押圧されたことを示唆する検出信号が入力されたとき、エンジンを停止するための操作(エンジン停止操作)が行われた旨を認識する。
次に、本実施形態の自動車における特徴点について説明する。
さて、上記のような電子キーシステム1が適用されている本実施形態の自動車によると、車両ユーザが正規の電子キー2を所持した上で車内に乗り込んだとき、電子キー2とセキュリティ装置3との間において双方向通信が行われるとともに、それによりエンジンの始動が許可される。つまり、車両ユーザにしてみれば、正規の電子キー2を車内に持ち込むだけでエンジンの始動が許可される訳であるから、非常に簡便である。
そして、このようにエンジンの始動が許可されている状態で、ブレーキ操作が行われながらエンジン始動操作が行われたとき、エンジンが始動されるとともに、これにより車両ユーザによる車両走行が可能となる。
そして、車両走行のときを経て、やがてエンジン停止操作が行われたとき、エンジンが停止されることとなる。
ここに、本実施形態の自動車は、このようにしてエンジンが停止されてからの動作に特徴を有するとともに、具体的には、エンジンが停止されてから所定の時間(本実施形態では5分間)が経過するまでの期間に亘って、正規の電子キー2が利用されたことを単独条件とするエンジンの始動が禁止されるようになっている。即ち、正規の電子キー2が利用されることを第1の条件と規定するとともに、基準パスワードと一致するパスワードが入力されることを第2の条件と規定し、前記期間内にあって、前記第1の条件及び前記第2の条件がいずれも満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動が許可されるようになっている。
尚、基準パスワードと一致するパスワード(正規のパスワードと同義)は、車両ユーザ本人や車両ユーザ本人ではないにしてもその者と密接な間柄にある者(例えば家族)しか知らない筈である。本実施形態において「車両ユーザ本人」とは、「車両ユーザ本人」に加えて、その者と密接な間柄にある者(家族等)、つまり「車両ユーザ本人」から正規のパスワードを知らされた特別な者が含まれることと定義する。従って、前記正規のパスワードは、このような者達(上記のように定義された広義での「車両ユーザ本人」)のみが知り得る情報であると言える。そして、正規のパスワードが入力されたとき、ユーザ本人がそれを行ったものとして扱われることから、前記正規のパスワードは、ユーザ本人を特定するに値する情報であると言える。
ただし、エンジンが停止された時点を基点として、その時点からユーザ本人が降車せずに車内に居続けていることを示唆する情報が取得されたとき、前記第2の条件が前記期間内におけるエンジンの始動を許可するときに必要な条件から外されるようになっている。つまり、エンジン停止時からユーザ本人が降車せずに車内に居続けていることが把握されるとき、正規の電子キー2の存在が肯定されることを条件として、前記期間内におけるパスワード入力無しでのエンジンの始動が許可されるようになっている。
尚、エンジン停止時からユーザ本人が降車せずに車内に居続けていることを示唆する情報が取得されることを第3の条件と規定する。そうしたとき、前記期間内にあって、前記第1の条件及び前記第3の条件がいずれも満足されたとき、エンジンの始動が許可されるようになっている。つまり、この場合についても、エンジンが停止されてから所定の時間(本実施形態では5分間)が経過するまでの期間に亘って、正規の電子キー2が利用されたことを単独条件とするエンジンの始動が禁止されていると言える。
さて、このような特徴的な動作に関連する構成について説明すると、図1に示すように、照合装置35には、ナビゲーションシステム60が電気的に接続されている。ナビゲーションシステム60は、各種情報を表示するための表示装置や車両ユーザによる情報入力に供される操作装置を含んで構成されている。ちなみに、前記表示装置には、パスワード入力を要求する画面が表示されるとともに、前記操作装置は、パスワード入力に関する操作を行えるようになっている。
次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、照合装置35によるエンジン再始動規制制御について説明する。
さて、照合装置35は、エンジンが停止された旨を認識したとき、エンジンが停止されてから(厳密には、エンジンが停止された旨を認識してから)の経過時間の測定を開始する(ステップS1)。また、照合装置35は、エンジンが停止されてからドアが開けられたか否かの監視を開始する(ステップS2)。尚、照合装置35は、ドアカーテシスイッチ40から入力される検出信号を解析した結果、ドアが開けられた旨を認識したとき、ドア開有と判断するとともに、このとき、かかる情報を後の制御に役立てるためにドア開フラグを「1」に設定する。
照合装置35は、エンジンが停止されてから所定の時間(本実施形態では5分間)が経過する前に(ステップS3においてNO)、エンジン始動操作が行われた旨を認識したとき(ステップS4においてYES)、ステップS5へ移行する。一方、照合装置35は、エンジンが停止されてからエンジン始動操作が行われることなく所定の時間が経過したとき(ステップS3においてNO、ステップS4においてNO、ステップS3においてNO、・・・を繰り返して、やがてステップS3においてYESとなったとき)、一連の処理を終了する。つまり、この場合、エンジンの再始動を規制する期間が過ぎたことになり、よってこの場合、正規の電子キー2が利用されたことを単独条件とするエンジンの始動が許可される。
照合装置35は、ステップS5において、送信回路31にリクエスト信号を出力するとともに、それに伴って基準IDコードと一致するIDコードを含む受信信号が受信回路34から入力されたとき(ステップS6おいてYES)、ステップS7へ移行する。一方、照合装置35は、基準IDコードと一致するIDコードが得られないとき(ステップS6においてNO)、この処理を終了する。つまり、この場合、正規の電子キー2が利用されたことにはならないので、そのような状況下でのエンジンの始動が禁止される。尚、照合装置35がリクエスト信号を出力してから照合装置35が何らかのIDコードを取得するまでにはタイムラグがあるので、それを踏まえた猶予期間が過ぎてもなお、基準IDコードと一致するIDコードが取得されないことを条件として、ステップS6においてNOと判断される。
照合装置35は、ステップS7において、エンジンが停止されてからドアが開けられたか否かを判断する。照合装置35は、ドア開フラグが「1」であるとき(ステップS7においてYES)、ステップS8へ移行する。
照合装置35は、ステップS8において、「パスワード入力を要求する画面」がナビゲーションシステム60の表示装置に表示されるように、同ナビゲーションシステム60に対して表示指令信号を出力する。つまり、この場合、エンジン始動操作を行った者に対して、パスワードの入力が促されるようになっている。そして、このような画面がナビゲーションシステム60の表示装置に表示されることに伴って、同ナビゲーションシステム60の操作装置が用いられてパスワードが入力されることになる。そして、基準パスワードと一致するパスワードが入力されたとき、ナビゲーションシステム60から照合装置35に対して、パスワードが一致したことを示唆する信号(パスワード一致信号)が出力される。
照合装置35は、ナビゲーションシステム60からパスワード一致信号が入力されたとき(ステップS9においてYES)、ステップS10へ移行するとともに、このステップS10において、エンジンの再始動を許可する信号(エンジン再始動許可信号)をエンジン制御装置50に出力する。つまり、エンジンが停止されてから所定の時間(5分間)が経過するまでの期間内にドアが一旦開けられた場合、正規の電子キー2が利用されるという第1の条件及び正規のパスワードが入力されるという第2の条件がいずれも満足されたことを条件として、エンジンの始動(エンジンが停止されて間もなくそれが始動されることからエンジンの再始動として扱う)が許可されるようになっている。
一方、照合装置35は、ナビゲーションシステム60からパスワード一致信号が入力されないとき(ステップS9においてNO)、この処理を終了する。つまり、この場合、正規のパスワードが入力されたことにはならないので、そのような状況下でのエンジンの始動が禁止される。別の言い方をすると、エンジンが停止されてから所定の時間(5分間)が経過するまでの期間内にドアが一旦開けられた場合、正規の電子キー2が利用されるだけではエンジンの始動が許可されないようになっている。尚、照合装置35がステップS8において表示指令信号を出力してから照合装置35がパスワード一致信号を取得するまでにはタイムラグがあるので、それを踏まえた猶予期間が過ぎてもなお、パスワード一致信号が取得されないことを条件として、ステップS9においてNOと判断される。
ちなみに、車両ユーザ本人であれど、正規のパスワードとは別のパスワードである誤ったパスワードを入力してしまうことも予想されるので、これに対処するべく、パスワード入力を所定の回数に亘ってリトライできる構成を採用してもよい。例えば、3回以下のパスワード入力については許容されるとともに、それを超えるパスワード入力については無効とされる構成を採用してもよい。
少し話を戻すと、照合装置35は、前記ステップS7において、エンジンが停止されてからドアが開けられたか否かを判断することとなっていた。そして、照合装置35は、ドア開フラグが「1」であるとき(ステップS7においてYES)、つまりエンジンが停止されてから所定の時間(5分間)が経過するまでの期間内にドアが一旦開けられた場合、前記第1の条件及び前記第2の条件がいずれも満足されたことを条件として、エンジンの始動が許可されるようになっている。
これに対して、照合装置35は、ドア開フラグが「1」でないとき(ステップS7においてNO)、ステップS10へ移行する。つまり、エンジンが停止されてから所定の時間(5分間)が経過するまでの期間内にドアが一度も開けられなかった場合、正規の電子キー2が利用されるという前記第1の条件が満足されたことを条件として、エンジンの始動(エンジンが停止されて間もなくそれが始動されることからエンジンの再始動として扱う)が許可されるようになっている。
ここに、エンジンが停止されてから所定の時間(5分間)が経過するまでの期間内にあって、ドアが一度も開けられていないということは、エンジンが停止された時点を基点として、その時点から車両ユーザ本人が降車せずに車内に居続けているものとして扱っても差し支えない。従って、上記の内容を別の言葉で表現するならば、前記期間内にあって、エンジンが停止されてから車両ユーザ本人が降車せずに車内に居続けていることが把握されるとき、正規の電子キー2の存在が肯定されることを条件として、前記期間内におけるパスワード入力無しでのエンジンの始動が許可されるようになっていると言える。
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)エンジンが停止されてから所定の時間(本実施形態では5分間)が経過するまでの期間内において、対応する電子キー2(正規の電子キー2と同義)が利用されたとしても、それ単独ではエンジンの始動が許可されない。このため、例えば、降車直後に電子キー2をユーザ本人以外の者が入手するような場合でも、その者は、前記電子キー2を利用するだけではエンジンを始動させることができないことになる。従って、セキュリティレベルを向上することができる。
(2)エンジン停止時を基点として、その時点からユーザ本人が車内に居続けているのであれば、正規の電子キー2の存在が肯定されることを条件として、エンジンの再始動を許可したとしても何ら差し支えないので、このような状況が把握されるとき、エンジンの始動を許可するようにしている。従って、ユーザ本人が享受する利便性が損なわれてしまうことを防止できる。
(3)エンジンが停止されてから所定の時間(本実施形態では5分間)が経過するまでの期間内において、如何なる条件が満足されようとも必ずエンジンの始動を禁止するのでは利便性が低下してしまうので、そうならないようにするための対策が講じられている。即ち、前記期間内において、対応する電子キー2が利用されるという第1の条件と、ユーザ本人を特定するに値する情報(正規のパスワード)が取得されるという第2の条件とが共に満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動が許可される。
このため、正規の電子キー2を入手した第三者といえども第1の条件を満足できるに過ぎず、第2の条件を満足することができない。よって、その者による前記期間内におけるエンジンの再始動は許可されないので、高いセキュリティレベルが得られる。一方、ユーザ本人は第1の条件及び第2の条件をいずれも満足できるので、よってユーザ本人による前記期間内におけるエンジンの再始動が許可されることとなり、利便性に優れる。従って、セキュリティ性と利便性との両立を図ることができる。
(4)ユーザ本人を特定するに値する情報として、ユーザ本人のみが知り得る情報(正規のパスワード)が取得されたとき、第2の条件が満足される。そして、エンジンが停止されてから所定の時間(本実施形態では5分間)が経過するまでの期間内において、対応する電子キー2が利用されるという第1の条件と、ユーザ本人のみが知り得る情報が取得されるという第2の条件とが共に満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動が許可される。
つまり、前記期間内において、エンジンを再始動させるためには、単にユーザ本人が特定されればよい訳ではなく、そのユーザ本人のみぞ知る情報、いわば階層の深い情報である正規のパスワードが必要となる。従って、このような秘匿性に優れる情報(正規のパスワード)が取得されたことを条件として、エンジンの再始動が許可されるようにしているので、セキュリティレベルを向上できる。別の言い方をするならば、前記期間内において第三者がエンジンを再始動できる余地はなく、それは皆無に等しいと言える。
尚、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・例えば、ナビゲーションシステム60の操作装置を用いて、エンジンの再始動を規制する期間を車両ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。この場合、前記期間の設定に関する操作が行われたとき、その操作により設定された期間を示唆するデータ(エンジン再始動規制期間データ)がナビゲーションシステム60から照合装置35に対して出力されるとともに、このとき、照合装置35は、前記データをメモリ35aに記憶する。従って、この場合、メモリ35aに記憶されたデータから把握される期間に亘って、照合装置35によりエンジンの再始動が規制されることになる。尚、この場合、ナビゲーションシステム60と照合装置35とにより、エンジンの再始動を規制する期間、つまりエンジンが停止されてから、正規の電子キー2が利用されたことを単独条件とするエンジンの始動を禁止する期間を設定するエンジン再始動規制期間設定手段が構成される。
同構成によると、エンジンの再始動を規制する期間を任意に設定することが可能となる。従って、その期間をユーザ本人の所望に応じたものに設定することで、ユーザ本人の都合に合わせることができる。例えば、前記期間を、駐車場を出てから自宅に入るまでの所要時間よりも長い時間に設定すれば、降車直後に第三者に電子キー2を奪われたとしても、その者は、エンジンを始動させるに際して時間的な制約を受けて、直ちにはエンジンを始動させることができない。よって、このような場合、ユーザ本人は、身の安全を確保するべく、取り急ぎその者に電子キーを手渡すとともに、自分が自宅に戻った後に警察に連絡をとる等の処置を施すことができる。
・上記のようにエンジンの再始動を規制する期間を車両ユーザが任意に設定できる構成において、正規のパスワードが入力されたことを条件として、前記期間を設定できるようにすることが望ましい。このようにすれば、正規のパスワードを知り得ない第三者により前記期間が設定されるようなことを防止できる。
・上記のようにエンジンの再始動を規制する期間を車両ユーザが任意に設定できる構成において、1台の自動車に対して複数の期間を設定できるようにしてもよい。この場合、例えば、複数の基準IDコードをメモリ35aに記憶するとともに、基準IDコード毎に期間データを関連付けすればよい。このようにすれば、例えば、家族を構成する者達が個別に電子キー2を所有しながら1台の自動車を共有しているような場合において、各自の都合に合わせて前記期間を設定できる。
・ユーザ本人が降車せずに車内に居続けていることを示唆する情報として、ドアが開けられていないことを示唆する情報に代えて又は加えて、ドアがロックされていないことを示唆する情報を用いてもよい。
・ユーザ本人のみが知り得る情報は、正規のパスワードに限定されない。即ち、車内に設けられているスイッチ類が、基準操作態様と一致する態様で操作されることを第2の条件としてもよい。この場合、基準操作態様と一致する操作態様(正規の操作態様と同義)がユーザ本人のみが知り得る情報に相当する。尚、基準操作態様は、操作順序や操作回数や操作時間等を組み合わせたものとすればよい。
・正規のパスワードが入力されることに代えて又は加えて、上記のように車内に設けられているスイッチ類が、基準操作態様と一致する態様で操作されることを第2の条件としてもよい。そして、正規のパスワードが入力されることと、スイッチ類が正規の操作態様で操作されることとが共に満足されることで、第2の条件が満足されることとしたとき、前記期間内において第三者がエンジンを再始動できる余地は更になくなるので、非常に高いセキュリティレベルを得ることができる。
・ユーザ本人を特定するに値する情報として、ユーザ本人のみが知り得る情報に代えて又は加えて、ユーザ本人の指紋や掌紋、それに虹彩等といったユーザ本人に特有の生体情報を用いてもよい。
・エンジンの再始動を規制する構成は、特定の条件(第1の条件と第2の条件、或いは第1の条件と第3の条件)が満足されない限り、照合装置35からエンジン制御装置50にエンジン再始動許可信号を出力しないようにすることに限定されない。即ち、エンジンを始動させるためには、それに先立ってステアリングホイールが回動不能なロック状態からそれが回動可能なアンロック状態へ移行される必要があるが、前記特定の条件が満足されない限り、アンロック状態へ移行されないようにすることでエンジンの再始動を規制するようにしてもよい。例えば、ロック状態からアンロック状態へ移行させるための駆動源に対する給電をカットすることでアンロック状態へ移行されないようにしてもよい。
或いは、アンロック状態へ移行されたことを示唆する情報が取得された場合でも、その情報を前記特定の条件が満足されるまで後段に提供しないようにすることでエンジンの再始動を規制するようにしてもよい。尚、この場合でも、前記特定の条件が満足されたとき、前記情報を後段に提供するようにし、これによりエンジンの再始動が許可されることは勿論である。
或いは、エンジンが始動される場合に必要な電力を賄うイグニッション電源から、エンジンを始動する場合に駆動されるセルモータ等への給電に関して、それを前記特定の条件が満足されるまで禁止することでエンジンの再始動を規制するようにしてもよい。
電子キーシステムが適用されている本実施形態の自動車の構成を示すブロック図。 車内の所定領域を示す説明図。 照合装置によるエンジン再始動規制制御を説明するためのフローチャート。
符号の説明
2…電子キー、35…照合装置(エンジン始動制御装置、エンジン再始動規制手段、エンジン再始動規制緩和手段、エンジン再始動許容手段)。

Claims (5)

  1. 基準IDコードと一致するIDコードを取得したとき、対応する電子キーが利用されたものとして扱い、それによりエンジンの始動を許可するエンジン始動制御装置において、
    エンジンが停止されてから所定の時間が経過するまでの期間に亘って、前記電子キーが利用されたことを単独条件とするエンジンの始動を禁止するエンジン再始動規制手段を備えていることを特徴とするエンジン始動制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジン始動制御装置において、
    エンジンが停止された時点を基点として、その時点からユーザ本人が降車せずに車内に居続けていることを示唆する情報を取得したとき、前記電子キーが利用されたことを条件として、前記期間内におけるエンジンの始動を許可するエンジン再始動規制緩和手段を備えていることを特徴とするエンジン始動制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のエンジン始動制御装置において、
    前記電子キーが利用されることを第1の条件と規定するとともに、前記電子キーが利用されることに伴って取得される情報である前記IDコードとは別の情報として、ユーザ本人を特定するに値する情報が取得されることを第2の条件と規定し、
    前記期間内にあって、前記第1の条件及び前記第2の条件がいずれも満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動を許可するエンジン再始動許容手段を備えていることを特徴とするエンジン始動制御装置。
  4. 請求項3に記載のエンジン始動制御装置において、
    ユーザ本人を特定するに値する情報として、ユーザ本人のみが知り得る情報が取得されることを前記第2の条件と規定するとともに、
    前記エンジン再始動許容手段は、前記期間内にあって、前記第1の条件及び前記第2の条件がいずれも満足されたとき、前記期間内におけるエンジンの始動を許可することを特徴とするエンジン始動制御装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のエンジン始動制御装置において、
    前記期間を設定するエンジン再始動規制期間設定手段を備えていることを特徴とするエンジン始動制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013063672A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Denso Corp 車両用制御システム
JP2016121463A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社東海理化電機製作所 エンジン始動制御装置
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