JP2007252616A - 刺繍縫製可能なミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 刺繍枠に何ら加工を施すことなく、専用の刺繍枠以外の各種の刺繍枠をも含めた多種類の刺繍枠を、容易に且つ迅速に認識できるようにすること。
【解決手段】 刺繍枠が所定の撮影位置に移動され(S12)、イメージセンサにより撮影される(S12)。この画像データに基づいて、輪郭線について抽出処理され(S14)、最内側の輪郭線が抽出される(S15)。そこで、刺繍枠情報メモリに既に記憶している最内側の輪郭線と演算された最内側の輪郭線とが照合判定され(S16)、一致する刺繍枠情報があれば(S16:Yes)、その刺繍枠情報が読み出される(S24)。しかし、一致しない場合には(S17:No)、高さ方向サイズと、刺繍可能領域のサイズと、X,Y方向サイズとが夫々演算され(S18〜S22)、この刺繍枠に関する刺繍枠情報がフラッシュメモリに記憶される(S23)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、刺繍枠駆動装置に有するキャリッジに着脱可能に装着される刺繍枠の種類を、撮像手段で撮影した画像データに基づいて認識するようにしたものに関する。
従来、刺繍枠駆動装置を着脱可能に装着して刺繍縫製が可能な刺繍縫製可能なミシンにおいては、刺繍枠駆動装置のキャリッジに、縫製に供する加工布を保持した刺繍枠を装着し、この刺繍枠をX方向とY方向とに移動させながら、予め選択した刺繍模様の縫製データに基づいて、加工布に刺繍模様が縫製できるようになっている。このように、刺繍縫製する際に使用する刺繍枠は、刺繍する刺繍模様の大きさや形状に応じて、矩形状、円形、楕円形等、複数種類の刺繍枠が予め準備されている。
そこで、作業者は縫製する所望の模様の大きさに最適な刺繍枠をキャリッジに装着する場合に、作業者が間違って、刺繍模様の大きさよりも小さい刺繍領域を有する刺繍枠を装着していないかを確認する為に、刺繍縫製可能なミシンは、キャリッジに装着された刺繍枠の種類を検出するようにしている。
例えば、特許文献1に記載の刺繍枠移送装置は、枠移動装置のキャリッジに3つの検出スイッチを前後方向に1列状に並べて装備する一方、刺繍枠の連結枠部に、キャリッジに設けられた3つの検出スイッチにより検出可能な3つのスイッチ作動部を組合せて設け、刺繍枠の連結部をキャリッジに手前から後方に向かってスライド移動させながら装着することにより、スイッチ作動部の有無に応じて3つの検出スイッチの何れかが作動することにより、キャリッジに装着された刺繍枠の種類を検出可能にしてある。
特開2002−52283号公報(第5〜7頁、図10,図14)
特許文献1に記載の刺繍枠移送装置においては、キャリッジに3つの検出スイッチが設けられているだけなので、これら3つの検出スイッチからの「ON信号」と「OFF信号」の組合せにより、最大8種類の刺繍枠しか検出することができないことになる。しかも、各刺繍枠には種類に応じた専用のスイッチ作動部が必要となり、スイッチ作動部が無い刺繍枠を使用することができないこと、これら検出スイッチやこれに接続する信号線を、移動するキャリッジに配線する配線作業が複雑化するだけでなく、制御装置に有するCPUの入力ポートが検出スイッチの数に応じて必要となり、制御装置のコストが高くなること、等の問題がある。
本発明の目的は、刺繍枠に何ら加工を施すことなく、専用の刺繍枠以外の各種の刺繍枠をも含めた他種類の刺繍枠を、容易に且つ迅速に認識できるようにすること。
請求項1の刺繍縫製可能なミシンは、加工布を保持する刺繍枠が着脱可能に連結されるキャリッジと、このキャリッジを直交するX,Y方向に夫々独立に移動駆動する刺繍枠駆動機構とを備え、更に、刺繍枠を撮影してその画像データを出力する撮像手段と、刺繍枠の画像データに基づいて刺繍枠の少なくともX,Y方向サイズを演算する演算手段とを設けたものである。
加工布を保持した刺繍枠がキャリッジに装着された状態で撮像手段により撮影されると、この刺繍枠の画像データに基づいて、刺繍枠の少なくともX方向サイズと、Y方向サイズとが夫々演算される。その結果、これらX,Y方向サイズから刺繍枠の種類が特定される。
請求項2の刺繍縫製可能なミシンは、請求項1において、前記撮像手段は、CCD型イメージセンサ又はCMOS型イメージセンサを備えているものである。
請求項3の刺繍縫製可能なミシンは、請求項1又は2において、前記撮像手段は、ミシンベッド部上面に載置される刺繍枠に対し斜め上方から撮影するようにミシンアーム部の下面部位に配設され、演算手段は撮像手段から出力された画像データを平面視の画像データに変換する画像データ変換手段を有し、この画像データ変換手段により変換された画像データに基づいてX,Y方向サイズを演算するものである。
請求項4の刺繍縫製可能なミシンは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記演算手段は、撮像手段から出力された画像データに基づいて、刺繍枠の高さ方向サイズを演算するものである。
請求項5の刺繍縫製可能なミシンは、請求項3又は4において、前記演算手段は、画像データに基づいて刺繍枠の刺繍可能領域のサイズを演算するものである。
請求項6の刺繍縫製可能なミシンは、請求項5において、前記撮像手段から出力された画像データと、演算手段で演算された刺繍枠のX,Y方向サイズ及び高さ方向サイズと刺繍可能領域のサイズとを含む刺繍枠情報を記憶する刺繍枠情報記憶手段を設けたものである。
請求項7の刺繍縫製可能なミシンは、請求項6において、前記演算手段で演算された刺繍枠情報と、刺繍枠情報記憶手段に既に記憶されている刺繍枠情報とが一致するか否かを照合判定する刺繍枠情報照合判定手段を設けたものである。
請求項1の発明によれば、加工布を保持する刺繍枠が着脱可能に連結されるキャリッジと、このキャリッジを直交するX,Y方向に夫々独立に移動駆動する刺繍枠駆動機構とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、撮像手段と、演算手段とを備えたので、刺繍枠を撮影するだけで、撮像手段から出力される画像データから刺繍枠の少なくともX,Y方向サイズを演算するだけで、このX,Y方向サイズに基づいて刺繍枠の種類を容易に且つ迅速に特定することができる。
それ故、刺繍枠にスイッチ作動部を設ける等の加工を何ら施す必要がなく、刺繍枠を安価に製作することができる。しかも検出スイッチ等の電気部品の取付け及び配線作業を省略することができる。
請求項2の発明によれば、前記撮像手段は、CCD型イメージセンサ又はCMOS型イメージセンサを備えているので、これらの小型なイメージセンサにより、安価な構成で高画質の画像データを容易に取込むことができる上、これらの小型なイメージセンサを縫製作業の邪魔にならないような位置、例えばアーム部の下面部位に、他の機構部品に干渉することなく容易に設置することができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記撮像手段は、ミシンベッド部上面に載置される刺繍枠に対し斜め上方から撮影するようにミシンアーム部の下面部位に配設され、演算手段は撮像手段から出力された画像データを平面視の画像データに変換する画像データ変換手段を有し、この画像データ変換手段により変換された画像データに基づいてX,Y方向サイズを演算するので、撮像手段から出力された画像データは透視投影画像データであるので、この透視投影画像データを画像データ変換手段により平面視の画像データに容易に変換でき、最終的に、刺繍枠のX,Y方向サイズを精度良く求めることができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記演算手段は、撮像手段から出力された画像データに基づいて、刺繍枠の高さ方向サイズを演算するので、この高さ方向サイズでもって、斜め上方からは撮影できない刺繍枠の撮像手段側の内側下部の輪郭線についても演算が可能になり、平面視の画像データを精度良く演算することができるとともに、縫製中に刺繍枠が移動したときに押え足と衝突するか否かを正確に判定し、衝突を確実に防止することができる。また、刺繍枠が左方に移動して針棒に接近した場合に、縫針を固定させるために針棒下端部に設けられる針抱きが刺繍枠に衝突するか否かも正確に判定し、衝突を確実に防止することができる。その他請求項1〜3の何れかと同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、前記演算手段は、画像データに基づいて刺繍枠の刺繍可能領域のサイズを演算するので、キャリッジに装着された刺繍枠が、縫製に供する刺繍模様の大きさに適した刺繍枠か否かを正確に判定することができる。その他請求項3又は4と同様の効果を奏する。
請求項6の発明によれば、前記撮像手段から出力された画像データと、演算手段で演算された刺繍枠のX,Y方向サイズ及び高さ方向サイズと刺繍可能領域のサイズとを含む刺繍枠情報を記憶する刺繍枠情報記憶手段を設けたので、一旦、キャリッジに装着して使用した刺繍枠に関する刺繍枠情報が刺繍枠情報記憶手段に記憶されている為、2回目以降に同じ刺繍枠を使用する際には、撮像手段により撮影して画像データを得るだけで、刺繍枠の種類だけでなく、これに関する刺繍枠情報を迅速に且つ容易に得ることができる。その他請求項5と同様の効果を奏する。
請求項7の発明によれば、前記演算手段で演算された刺繍枠情報と、刺繍枠情報記憶手段に既に記憶されている刺繍枠情報とが一致するか否かを照合判定する刺繍枠情報照合判定手段を設けたので、今回使用する刺繍枠が過去において使用したか否かの照合判定処理を迅速化させることができる。その他請求項6と同様の効果を奏する。
本実施例の刺繍縫製可能なミシンは、ベッド部上面に載置される刺繍枠に対し斜め上方から撮影するように、CCD型又はCMOS型のイメージセンサをアーム部の下面部位に配設し、このイメージセンサで撮影した画像データに基づいて、刺繍枠のX,Y方向サイズや刺繍縫製可能領域のサイズ、更には刺繍枠の高さ方向サイズを演算により求め、刺繍枠の種類を特定できるようにしてある。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
刺繍縫製可能なミシンMは、後述する刺繍枠駆動機構15を装着することで刺繍模様の縫製が可能であり、図1に示すように、ベッド部1と、ベッド部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベッド部1に対向するように左方へ延びるアーム部3を有する。
ベッド部1には、送り歯(図示略)を上下動させる送り歯上下動機構(図示略)及び送り歯を前後動させる送り歯前後動機構(図示略)と、下糸ボビンを収容し縫針6と協働する糸輪捕捉器(例えば、水平釜)(図示略)等が設けられている。
アーム部3の頭部4には、下端に縫針6を装着した針棒5を上下動させる針棒駆動機構(図示略)、針棒5を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示略)、下端部に加工布を押えるための押え足(図示略)を装着した押え棒(図示略)、図示外の天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。ここで、縫針6は、針棒5の下端部に設けられた針抱き5aによって針棒5に固定的に装着される。尚、送り歯上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とは夫々ミシンモータ26で駆動され、針棒揺動機構は針振りモータ27で駆動される。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と停止を手動操作で指令する縫製スイッチ7が設けられている。
脚柱部2の前面にカラーの液晶ディスプレイ8が設けられ、この液晶ディスプレイ8には、実用模様や刺繍模様等の種々の縫目模様、各種の機能名や模様名や種々のメッセージ等が表示される。尚、この液晶ディスプレイ8の前面に透明電極からなるタッチキー(図示略)が設けられ、そのタッチキーを適宜操作することにより、縫製に供する模様の選択操作や実行させる機能の選択操作が可能になっているが、ここではその詳細な説明を省略する。
ベッド部1の左端側部分には、通称フリーアームと称されるフリーベッド部が形成され、このフリーベッド部に刺繍枠駆動機構15(所謂、刺繍装置)が着脱可能に装着されている。この刺繍枠駆動機構15は、その本体フレーム15aと、加工布を着脱自在に装着する刺繍枠16と、刺繍枠16をY方向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵したY方向駆動部17と、このY方向駆動部17をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって本体フレーム15a内に収容されたX方向駆動機構とを備えている。
ここで、Y方向駆動部17にキャリッジ(図示略)が設けられ、刺繍枠16の連結部(図示略)を介してキャリッジに着脱可能に装着されている。それ故、X方向駆動機構はX方向モータ11による駆動を介してキャリッジを含むY方向駆動部17をX方向に移動し、Y方向駆動機構はY方向モータ12による駆動を介してキャリッジをY方向に移動する。
刺繍枠駆動機構15がフリーベッド部に装着されると、X,Y方向モータ11,12が、コネクタ28を介して刺繍縫製可能なミシンMの制御装置20に電気的に接続される。そこで、刺繍枠16をキャリッジに連結すると、制御装置20によりX,Y方向モータ11,12が夫々駆動制御され、加工布Wをセットした刺繍枠16がX方向とY方向とに夫々独立に移動駆動され、加工布Wに刺繍模様が形成される。
ところで、図1に示すように、ベッド部1の上面に載置される刺繍枠16に対し斜め上方から撮影するように、アーム部3の下面部位にイメージセンサ9が配設されている。このイメージセンサ9は、CCD型又はCMOS型の撮像素子で構成されている。そこで、ベッド部1の上面において、キャリッジに連結された刺繍枠16を脚柱部2側までX方向に最大移動させた、所謂、図1に示す撮影位置に移動させておくと、刺繍枠16の全体がイメージセンサ9により撮影できるようになっている。
次に、刺繍縫製可能なミシンMの制御系について説明する。
図2に示すように、制御装置20には、CPU21と、ROM22と、RAM23及び電気的に書換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ(F/M)24を含むコンピュータ20aと、複数の駆動回路29〜33等が設けられている。
このコンピュータ20aには、縫製スイッチ7と、ミシン主軸の回転位相を検出するタイミング信号発生器25と、イメージセンサ9と、ミシンモータ26の為の駆動回路29と、針振りモータ27の為の駆動回路30と、液晶ディスプレイ8の為の表示駆動回路31と、刺繍枠駆動機構15のX方向モータ11の為の駆動回路32及びY方向モータ12の為の駆動回路33がコネクタ28を介して接続されている。
前記ROM22には、実用模様や刺繍模様を縫製する縫製制御プログラムや表示制御の一般的な制御プログラムに加えて、後述する本願特有の刺繍枠認識制御の制御プログラム等が予め格納されている。RAM23には、各種の制御を実行するに際して必要なメモリ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモリ、レジスタやバッファ等)が必要に応じて設けられている。
フラッシュメモリ24(これが刺繍枠情報記憶手段に相当する)には、図3に示すように、イメージセンサ9でキャリッジに連結された刺繍枠16が斜め上方から撮影されると、撮影された透視投影画像データのうちの最内側の輪郭線のデータと、刺繍可能領域のサイズと、刺繍枠16のX方向サイズ及びY方向サイズと、刺繍枠16の高さ方向サイズとを対応付けた刺繍枠情報が格納される。尚、図3には、既に、4種類の刺繍枠16に関する刺繍枠情報が夫々格納されている。
次に、刺繍縫製可能なミシンMの制御装置20により実行される刺繍枠認識制御について、図4のフローチャートに基づいて、図5〜図8を参照しながら説明する。但し、図中符号Si(i=11、12、13・・・)は各ステップである。
刺繍縫製可能なミシンMに電源が投入されるとこの制御が開始され、先ず、作業者により、加工布が刺繍枠16にセットされ、この刺繍枠16がキャリッジに装着された後、液晶ディスプレイ8に表示された通常模様群と刺繍模様群のうちから、刺繍縫いに供する任意の刺繍模様が選択されると刺繍縫製モードが設定される(S11:Yes)。
この場合、刺繍枠16が所定の撮影位置、例えば前述したように、最も脚柱部2側に移動した図1に示す撮影位置に移動され(S12)、イメージセンサ9により刺繍枠16が撮影される(S13)。このような撮影位置に移動してから撮影されると、刺繍枠16の全体が一度に撮影できる。但し、撮影された刺繍枠16の画像データは、図5に示すように、透視投影画像データである。また、符号Wgは、加工布の画像である。
次に、このように得られた透視投影画像データに基づいて、図6に示すように、輪郭線16A,WAを求める輪郭線抽出処理が実行される(S14)。この輪郭線抽出処理においては、周知のように、先ず、刺繍枠16を識別可能にできる「しきい値」により2値化処理され、ノイズ除去処理等が施されてから、最終的に、刺繍枠16の輪郭線16Aと加工布の輪郭線WAとからなる画像データを求める輪郭線抽出処理が実行され、刺繍枠16の形状認識が行われる。
次に、このように求められた輪郭線画像データから、図7に示すように、刺繍枠16の最内側の輪郭線16aだけが抽出される(S15)。次に、フラッシュメモリ24に既に記憶されている刺繍枠情報の輪郭線データと一致する刺繍枠情報があるか否かが照合判定処理される(S16)。この照合判定処理の結果、一致する刺繍枠情報がある場合には(S17:Yes)、この一致した刺繍枠情報が読出され(S24)、この制御を終了する。
しかし、照合判定処理の結果、一致する刺繍枠情報がない場合には(S17:No)、S14の輪郭線抽出処理で求められた輪郭線画像データに基づいて、平面視の輪郭線画像データに変換処理される(S18)。この場合、イメージセンサ9の取付け位置から撮影位置に位置するキャリッジまでの撮影距離が一定である為、輪郭線画像データに対して所定の補正係数を用いて、平面視的な輪郭線画像データに変換処理される。その結果、例えば、図8に示すように、ほぼ平面視の輪郭線画像データが得られる。
次に、S18で求められたほぼ平面視の輪郭線画像データについて、イメージセンサ9から遠い側の輪郭線(図8において、上側の輪郭線)について、刺繍枠16の上面を規定する外側から2番目の輪郭線16bと、最も低い外側から3番目の輪郭線16cとの距離と、前述した撮影距離とに基づいて、刺繍枠16の高さ方向サイズが演算される(S19)。
次に、このようにして求められた高さ方向サイズに基づいて、図9に示すように、刺繍枠16の高さを無視するように、刺繍枠16のイメージセンサ9から遠い側の輪郭線と、イメージセンサ9側の輪郭線とが夫々補正される(S20)。それ故、上側から撮影したのと同様の刺繍枠16の平面視の画像データを作成する為に、刺繍枠形状全体が補正される。
次に、このように補正された平面視の輪郭線画像データに基づいて、図9に示すように、最も内側の輪郭線16dに基づいて、相互に対向する最内側の輪郭線間距離が演算され、この輪郭線間距離から押え足や針抱き5aとの衝突を回避するために所定距離分だけ夫々内側方向に小さい刺繍可能領域のサイズ(X寸法とY寸法)が演算される(S21)。次に、このように補正された平面視の輪郭線画像データに基づいて、図9に示すように、刺繍枠16の外形寸法であるX方向サイズとY方向サイズとが夫々演算される(S22)。
次に、S15で演算された透視投影輪郭線画像データと、刺繍可能領域のサイズと、X,Y方向サイズと、高さ方向サイズとからなる刺繍枠情報のデータがフラッシュメモリ24に記憶され(S23)、この制御を終了する。但し、この制御が開始されたときに、刺繍模様でなく、液晶ディスプレイ8に表示された通常模様群のうちから任意の通常模様が選択された場合には(S11:No)、この制御を直ぐに終了する。
ここで、S14〜S15、S18〜S23を実行する制御装置20が演算手段に相当する。また、S16〜S17を実行する制御装置20が刺繍枠情報照合判定手段に相当する。更に、S18を実行する制御装置20が画像データ変換手段に相当する。
このように、加工布Wを保持する刺繍枠16が着脱可能に連結されるキャリッジと、このキャリッジを直交するX,Y方向に夫々独立に移動駆動する刺繍枠駆動機構15とを備え、更に、イメージセンサ9と、刺繍枠認識制御プログラム等を備えたので、刺繍枠16をイメージセンサ9で撮影するだけで、イメージセンサ9から出力される画像データから刺繍枠16の少なくともX,Y方向サイズを演算するだけで、このX,Y方向サイズに基づいて刺繍枠16の種類を容易に且つ迅速に特定することができる。
それ故、刺繍枠16にスイッチ作動部を設ける等の加工を何ら施す必要がなく、しかも検出スイッチ等の電気部品の取付け及び配線作業を省略することができる。その為、刺繍枠16を安価に製作することができる。
また、撮像手段としてのイメージセンサ9は、CCD型イメージセンサ又はCMOS型イメージセンサで構成したので、これらの小型なイメージセンサ9により、安価な構成で高画質の画像データを容易に取込むことができる。また、これらの小型なイメージセンサ9を縫製作業の邪魔にならないアーム部3の下面部位に、他の機構部品に干渉することなく容易に設置することができる。
また、イメージセンサ9はベッド部1上面に載置される刺繍枠16に対し斜め上方から撮影するようにアーム部3の下面部位に配設され、イメージセンサ9から出力された画像データが平面視の画像データに変換され、この変換された画像データに基づいてX,Y方向サイズが演算されるので、イメージセンサ9から出力された画像データは透視投影画像データであるので、この透視投影画像データを平面視の画像データに容易に変換でき、最終的に、刺繍枠16のX,Y方向サイズを精度良く求めることができる。
また、刺繍枠認識制御のS19において、イメージセンサ9から出力された画像データに基づいて、刺繍枠16の高さ方向サイズを演算するので、この高さ方向サイズでもって、斜め上方からは撮影できない刺繍枠16のイメージセンサ9側の内側下部の輪郭線についても演算が可能になり、平面視の画像データを精度良く演算することができるとともに、縫製中に刺繍枠16が移動したときに押え足と衝突するか否かを正確に判定し、衝突を確実に防止することができる。また、刺繍枠16が左方に移動して針棒5に接近した場合に、針抱き5aが刺繍枠16に衝突するか否かも正確に判定し、衝突を確実に防止することができる。
また、刺繍枠認識制御のS21において、画像データに基づいて刺繍枠16の刺繍可能領域のサイズが演算されるので、キャリッジに装着された刺繍枠16が、縫製に供する刺繍模様の大きさに適した刺繍枠16か否かを正確に判定することができる。
また、イメージセンサ9から出力された画像データと、演算された刺繍枠16のX,Y方向サイズ及び高さ方向サイズと刺繍可能領域のサイズとを含む刺繍枠情報がフラッシュメモリ24に記憶されるので、一旦、キャリッジに装着して使用した刺繍枠16に関する刺繍枠情報がフラッシュメモリ24に記憶されている為、2回目以降に同じ刺繍枠16を使用する際には、イメージセンサ9により撮影して画像データを得るだけで、刺繍枠16の種類だけでなく、これに関する刺繍枠情報を迅速に且つ容易に得ることができる。
更に、刺繍枠認識制御のS16,S17において、演算された刺繍枠情報と、フラッシュメモリ24に既に記憶されている刺繍枠情報とが一致するか否かを照合判定するので、今回使用する刺繍枠16が過去において使用したか否かの照合判定処理を迅速化させることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更形態について説明する。
1)刺繍枠認識制御のS13において、イメージセンサ9を図1の撮影位置から所定距離ずつ左方へ移動させる、又は前後に移動させる毎に撮影した複数の画像データに基づいて、刺繍枠16の立体形状を認識するようにしてもよい。
2)刺繍枠16を撮影した際に、針棒5や押え足や押え棒で刺繍枠16の画像が大きく欠けるような場合には、S14における輪郭線抽出処理において、フラッシュメモリ24に既に記憶されている刺繍枠情報と類似度を比較し、良く似た刺繍枠情報を参照するようにして、輪郭線を補完するようにしてもよい。
3)刺繍枠16の大きさが大きい場合等、刺繍枠16の全体がイメージセンサ9で撮影する1画面に収まらない場合には、イメージセンサ9に広角レンズを使用したり、ズーム機構を採用するようにしてもよい。この場合には、使用する広角レンズの広角補正係数やズーム率から割り出したズーム補正係数で画像データを補正するようにしてもよい。
4)フラッシュメモリ24に記憶する刺繍枠情報には、輪郭線データに限らず、刺繍枠認識制御のS13で撮影されたままの画像データを記憶したり、S14で演算された輪郭線画像データを記憶するようにしてもよく、S18で演算された平面視的な輪郭線データに変換した画像データを記憶するようにしてもよい。この場合、刺繍枠認識制御のS16における照合判定処理において、この演算された画像データと、フラッシュメモリ24に既に記憶されている画像データとを照合判定するようにしてもよい。
5)アーム部3の下面部位に、所定距離離して2つのイメージセンサ9を取付け、これら2つのイメージセンサ9から出力される2つの画像データに基づいて、刺繍枠16を立体的な形状で認識するようにしてもよい。また、イメージセンサ9は3つ以上あってもよい。
6)アーム部3の下面部位に反射鏡を設け、脚柱部2の下側部位にイメージセンサ9を取付けるようにし、反射鏡を介してイメージセンサ9により撮影された画像データを平面視の画像データとして出力できるようにしてもよい。この場合、刺繍枠認識制御のS18を省略することができる。
7)刺繍枠認識制御のS13で撮影された透視投影画像データを、平面視の画像データに変換処理し、その後、刺繍枠16の輪郭線抽出処理(S14)を行うようにしてもよい。
8)本発明は以上説明した実施例に限定されるものではなく、当業者でれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施例に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更形態をも包含するものである。
本発明の実施例に係る刺繍縫製可能なミシンの全体正面図である。 刺繍縫製可能なミシンの制御系のブロック図である。 刺繍枠情報メモリのメモリ構成を説明する図表である。 刺繍枠認識制御のフローチャートである。 撮影された画像データを説明する説明図である。 演算された刺繍枠の輪郭線を示す説明図である。 演算された刺繍枠の最内側の輪郭線を説明する説明図である。 演算された平面視の輪郭線を説明する説明図である。 高さ補正された刺繍枠の輪郭線を説明する説明図である。
符号の説明
M 刺繍縫製可能なミシン
3 アーム部
9 CCD型イメージセンサ(撮像手段)
11 X方向モータ
12 Y方向モータ
15 刺繍枠駆動機構
16 刺繍枠
20 制御装置
24 フラッシュメモリ

Claims (7)

  1. 加工布を保持する刺繍枠が着脱可能に連結されるキャリッジと、このキャリッジを直交するX,Y方向に夫々独立に移動駆動する刺繍枠駆動機構とを備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、
    前記刺繍枠を撮影してその画像データを出力する撮像手段と、
    前記刺繍枠の画像データに基づいて前記刺繍枠の少なくともX,Y方向サイズを演算する演算手段と、
    を備えたことを特徴とする刺繍縫製可能なミシン。
  2. 前記撮像手段は、CCD型イメージセンサ又はCMOS型イメージセンサを備えていることを特徴とする請求項1に記載の刺繍縫製可能なミシン。
  3. 前記撮像手段は、ミシンベッド部上面に載置される前記刺繍枠に対し斜め上方から撮影するようにミシンアーム部の下面部位に配設され、前記演算手段は前記撮像手段から出力された前記画像データを平面視の画像データに変換する画像データ変換手段を有し、この画像データ変換手段により変換された画像データに基づいて前記X,Y方向サイズを演算することを特徴とする請求項1又は2に記載の刺繍縫製可能なミシン。
  4. 前記演算手段は、前記撮像手段から出力された前記画像データに基づいて、前記刺繍枠の高さ方向サイズを演算することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の刺繍縫製可能なミシン。
  5. 前記演算手段は、前記画像データに基づいて前記刺繍枠の刺繍可能領域のサイズを演算することを特徴とする請求項3又は4に記載の刺繍縫製可能なミシン。
  6. 前記撮像手段から出力された画像データと、前記演算手段で演算された前記刺繍枠の前記X,Y方向サイズ及び高さ方向サイズと前記刺繍可能領域のサイズとを含む刺繍枠情報を記憶する刺繍枠情報記憶手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載の刺繍縫製可能なミシン。
  7. 前記演算手段で演算された刺繍枠情報と、前記刺繍枠情報記憶手段に既に記憶されている刺繍枠情報とが一致するか否かを照合判定する刺繍枠情報照合判定手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載の刺繍縫製可能なミシン。
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