JPH1069579A - 飲食代金自動精算装置 - Google Patents

飲食代金自動精算装置

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JPH1069579A
JPH1069579A JP22673196A JP22673196A JPH1069579A JP H1069579 A JPH1069579 A JP H1069579A JP 22673196 A JP22673196 A JP 22673196A JP 22673196 A JP22673196 A JP 22673196A JP H1069579 A JPH1069579 A JP H1069579A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器に特別な加工を要することなく、判別可
能な食器の種類が充分に増やせるようにした食堂用代金
自動精算装置を提供すること。 【解決手段】 トレイ6に載置された椀や皿などの食器
8a、8bに斜め方向からスリット光9a、9bを照射
し、矢印Aに示すように、左側から右側に走査しながら
テレビカメラ2で撮像して画像データを得る。そして、
この画像データから3角測量の原理を用い、食器8a、
8bのトレイ6の表面からの高さ画像を生成する。その
画像を元に食器の平面形状だけでなく、高さ情報も用い
て食器の種類を判別するようにしたもの。 【効果】 食器の3次元情報を用いることによって、食
器に特別な標識を付加することなく、識別可能な食器の
種類を増やすことができ、メニューの種類を多くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食堂などにおけ
る飲食代金の自動精算装置に係り、特にカフェテリア方
式の食堂に好適な飲食代金の自動精算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カフェテリア形式の食堂においては、多
種類用意してある総菜などの調理済み食品を利用者が自
由に選択して食事に供するようになっており、このた
め、利用者が選択した食品の種類に応じて代金(料金)が
異なってくるため、代金精算の自動化が困難である。
【0003】しかして、この命題に取組み、代金の精算
を自動的に行うようにした自動精算装置が、従来から種
々提案されているが、これらの従来技術は、いずれも食
品の種類に応じて使用する食器の種類を決め、それに価
格を設定しておき、食器を判別することにより代金の自
動精算を行うようになっていた。
【0004】例えば特開昭55−47558号公報で
は、食器を取り分けるトレイ(盆)の材質を透明体、或い
は半透明体とし、このトレイに乗せられている食器を下
からテレビカメラによって撮像し、食器の底面(糸じり)
の大きさを検出することにより食器を判別し、食器毎に
予め設定されている価格によって代金を精算する方法に
ついて提案している。
【0005】しかして、このように、底面の大きさだけ
に頼っていたのでは、判別可能な食器の種類が限られて
しまう。そこで、特公平5−7745号公報では、使用
する食器の糸じりに識別可能な標識を付加し、これによ
り識別可能な食器の種類を増やすことができるようにし
た装置について提案している。
【0006】一方、特開平4−304597号公報で
は、トレイの上に乗せられている食器を、上方からテレ
ビカメラによって撮像し、食器の平面形状によって食器
を判別し、食器毎に予め設定されている価格によって代
金を精算する装置について提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、判別可能
な食器の種類を多くする点についての配慮がされておら
ず、メニュー(総菜の種類)が多い食堂の代金自動精算に
は適用が困難になるという問題があった。すなわち、従
来技術では、食器の2次元的な形状にだけ着目して識別
していたので、識別可能な食器の種類に限度があり、こ
のため、食器の種別多様化に対応するのが困難になって
しまうのである。
【0008】一方、食器に標識を付加する方法では、そ
のために食器に加工を施す必要があり、この結果、以下
の問題があった。すなわち、食器に標識を付加するため
には余分なコストが掛かり、特に利用者数の多い食堂で
は、使用している食器数が多いため、多大のコストを要
する。さらに、この方法では、食器の洗浄により標識が
消失してゆく虞れがあり、食器の反復利用回数に制限が
生じ、さらにコストの上昇がもたらされてしまうという
問題があった。
【0009】本発明の目的は、食器に特別な加工を要す
ることなく、判別可能な食器の種類が充分に増やせるよ
うにした食堂用代金自動精算装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、食器の識別
に立体形状情報、つまり3次元情報を用いることにより
達成される。すなわち、食器の平面的な形状だけでな
く、更にその高さを情報として取り込むことにより、例
えばラーメン用の食器と大きな平皿といった、2次元形
状が同じでも、高さが異なった食器の識別が可能になる
ので、判別可能な食器の種類が充分に増やせるのであ
る。
【0011】このとき、本発明では、食器の高さを情報
として取り込むため、3角測量の原理を用いた検出手段
を用いるようになっている。図2は、本発明で、食器の
高さを情報として取り込むために用いた光学系の一例
で、パターン照射装置3により、照射面にスリット状の
照明が得られるように平板状の光を発生させ、これによ
り、トレイ6の上に載置されている茶碗や皿などの食器
8a、8bにスリット光9a、9bを照射し、この照射
部分をテレビカメラ2により撮像して画像信号を得るよ
うになっている。
【0012】このとき、テレビカメラ2の撮像光軸X
と、パターン照射装置3の照射光軸Yに、図示のよう
に、一定の角度θ0を付けておき、この状態で撮像す
る。そうすると、その画像は図3に示すようになり、食
器の高い部分に照射された光は、トレイ6の表面の光か
らずれ、例えば図示のように、右側に観測される。
【0013】そして、このときのスリット光の照射角度
と光のずれの程度により、光が照射された位置の高さ、
すなわち、食器の高さを計算することができる。この図
3の例では、茶碗などの食器8aの部分の光のずれかた
が、皿などの食器8bより大きいので、食器8aの高さ
の方が高いことが判別できる。
【0014】そして、このとき、矢印Aに示すように、
スリット光9a、9bを左から右に振りながら照射して
トレイ6全体を走査することにより、トレイ6の表面か
らの高さ方向の情報を含んだ画像データが生成され、従
って、この画像データの解析により3次元的な食器の種
別判別ができるようになり、メニューの多様化に容易に
対応することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による飲食代金自動
精算装置について、図示の実施形態により詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施形態を示す全体構成図で、
図において、1は認識装置で、コンピュータを備え、食
器の認識と代金の清算に必要な所定の処理を実行する。
テレビカメラ2とパターン照射装置3は、既に図2、図
3で説明した通りで、互いに角度をもってスリット光の
照射と画像データの取り込みを行う。
【0016】この実施形態例では、このパターン照射装
置3として640×480ドットの光点の照射が可能な
液晶プロジェクタを用いており、これにより640本の
スリット光、すなわち、640種類の角度が異なった方
向にスリット光発生させるようになっている。そして、
このときのテレビカメラ2とパターン照射装置3の角度
θ0は約28°に設定配置されている。
【0017】次に4はカードリーダで、食堂利用者が提
示したIDカードの読み取り用である。5はタッチパネ
ルで、認識した結果と清算された代金の表示を行うと共
に、画面上に設定されたタッチスイッチを備え、これに
より食堂利用者からのデータ入力を可能にしている。
【0018】6はトレイで、上記したように、食堂利用
者は、総菜などの飲食物が盛りつけられた食器8a、8
bを選択し、それらをこのトレイ6に乗せ、食事に供す
るため持ち運ぶようになっている。7は精算用の台で、
食堂利用者は、この台7の上に持ち運び途中のトレイ6
を置き、精算を待つのである。
【0019】次に、この実施形態例の動作について説明
する。まず、食堂利用者は、各種のメニューを選択し、
選んだ総菜などの食品が盛られた食器8a、8bをトレ
イ6に取り、台7の上に持ってきて置く。その後、自分
のIDカードをカードリーダ4に差し込む。そして、I
Dカードのデータが読み取られると食器の認識と代金の
清算が行われ、結果がタッチパネル5に表示される。そ
こで、食堂利用者は、表示された清算内容を確認し、結
果に間違いがなければ、IDカードを抜き取り、これで
清算が完了する。
【0020】次に認識装置1による処理について説明す
る。まず図4は、この認識装置1のハードウエア構成図
で、図において、10はデータバスで、各機器を接続し
ている。11はコンピュータのCPUで、この装置での
全ての演算を行っている。
【0021】12はROMで、電源投入時の初期化プロ
グラムが格納されている。13はRAMで、この装置で
実行するプログラムと演算の途中結果、それにテレビカ
メラ2から取り込んだ画像データなどが格納されるもの
である。
【0022】14はシリアルI/Oで、CPU11は、
このシリアルI/O14を介してカードリーダ4及びタ
ッチパネル5と情報の授受を行う。15はカメラインタ
ーフェースで、このカメラインターフェース15は、C
PU11からの撮像命令が発行されると、テレビカメラ
2の撮像制御を行い、取り込んだ画像データを、バス1
0を介してRAM13に転送する。16は照射制御部
で、CPU11の命令によりパターン照射装置3を制御
し、種々の角度のスリット光を発生させる。
【0023】17はDISKインターフェース、8はハ
ードディスクで、まずDISKインターフェース17は
ハードディスク18のインターフェース用で、次にハー
ドディスク18には、この装置で実行すべきプログラム
と食器の判別に必要な教示データ、食器の金額テーブル
などの格納用である。そして、このハードディスク18
に格納されているプログラムは、まず電源投入時、RO
M12に格納されているプログラムによってRAM13
に転送され、以後、CPU11によって実行される。
【0024】19はLANインターフェースで、上位コ
ンピュータとのデータのやりとりを行う。この実施形態
例では、清算結果は上位コンピュータに転送され、給与
からの天引きにより、或いは銀行などの預金からの引き
落しにより、実際の代金の決済が行われる。
【0025】図5はCPU11で実行されるプログラム
の全体処理フローである。この処理は、電源の投入によ
り開始され、まずステップ101で初期化が行われる。
そして、この初期化処理では、ハードディスク18に格
納されているプログラムと教示データ、金額テーブルな
どをRAM14に転送し、さらに、I/O14、15と
LANインターフェース19の初期化も行う。
【0026】次にステップ102では、カードリーダ4
とタッチパネル5からの入力をチェックし、なんらかの
入力があるまで待つ。そして、タッチパネル5からの終
了キーの入力があったときには、ここで処理を終了す
る。そして、カードリーダ4からIDカードの読み取り
入力があったとき、ステップ103の処理に進む。
【0027】ステップ103では食器の種別認識を行
う。なお、処理の詳細については後述する。認識結果
は、食器番号として出力される。ステップ104では認
識された食器番号から、その食器に決められた代金を計
算する。この代金計算では、図8に示す金額テーブルが
用いられる。そして、この金額テーブルには、図8に示
されているように、食器番号と食器の名称、それに、そ
の金額が表形式で格納されており、認識された食器番号
を用いて代金の合計金額を計算する。
【0028】ステップ105ではタッチパネル5に金額
の表示を行う。表示内容は合計金額と認識した食器の名
称、それに、それぞれの金額である。そして、処理が終
了したら、ステップ102に戻る。このとき、カードリ
ーダ4で読み取ったIDカードの番号と合計金額が、清
算情報としてハードディスク18に書き込まれ、要求に
応じて上位コンピュータに転送される。
【0029】図6は、ステップ103での食器認識の処
理フローである。まずステップ201で高さ画像を生成
する。この高さ画像とは、通常の濃淡画像データでの濃
淡情報が食器の高さ情報になっているものである。な
お、この高さ画像の生成方法については後述する。
【0030】生成された高さ画像の例を図10に示す。
この図10は、図2のトレイ6と食器8a、8bの画像
を対象としたもので、明るい部分が食器の高くなってい
る部分を表わしている。そして、この図10のA−A’
での断面図(断面輝度)を表したのが図11であり、この
ようにして、画像の各部分の情報を取り出すことによっ
て、その位置と高さを求めることができる。
【0031】次にステップ202では領域分離処理を行
う。この領域分離処理では、高さがトレイ6の表面から
10mm以上の部分で2値化して連続領域を検出する。
ステップ203では分離された1区画の領域について特
徴量の計算を行う。この1区画は食器1個に対応した領
域であり、この特徴量として、ここでは、領域の縁の平
均高さと領域の面積、領域の周囲長が選ばれており、こ
れらを算出している。
【0032】次にステップ204では教示データとの比
較を行う。この教示データは、図7に示すテーブルとし
て予め登録してあり、このテーブルには、図示のよう
に、食器番号、食器の名称、縁の平均高さ、面積、周囲
長が登録されている。
【0033】そして、算出した特徴量と、このテーブル
の各値とを比較し、差が所定の閾値以下になるものを探
して一致するものとする。そして、一致したものが見つ
かったら、ステップ205で食器番号の認識結果として
登録し、一致するものがなかったときは、ステップ20
6に進む。
【0034】ステップ206では分離した全領域につい
て処理が完了したかをチェックし、完了していなければ
ステップ203に戻り、完了していたときは、ここで処
理を終了する。以上の処理により、トレイ6上の全ての
食器についての認識が得られることにる。
【0035】次に、図9はステップ201での高さ画像
生成の処理フローである。まずステップ301で角度θ
を0にする。この角度θはパターン照射装置3によるス
リット光の照射角度で、従って、角度0は検出領域の走
査開始点、つまり、図1の場合、台7の一方の端、例え
ば図の左端にスリット光の照射位置がくる角度に対応し
ている。
【0036】次に、ステップ302で照射角度θでのス
リット光の照射を行い、ステップ303でスリット光が
照射された画像の取り込みを行う。このとき取り込まれ
た画像は、図3に示すようになる。なお、この図3で
は、説明を判り易くするため、2本のスリット光9a、
9bが示されているが、実際には、スリット光は1本だ
け照射され、順次移動してゆくものである。
【0037】次にステップ304では高さの計算を行
う。この高さの計算は、スリット光による画像を抽出
し、スリット光の横方向の位置Xを、縦方向の各画素Y
について検出して行う。すなわち、高さHは、横方向の
位置Xとスリット光の照射角度θ、テレビカメラ2の位
置と傾き角度、パターン照射装置3の位置と傾き角度か
ら、幾何学的計算によって、縦方向の各画素Yについて
算出される。
【0038】ステップ305では高さの計算結果を高さ
画像に書き込む。具体的には1ラインについて、縦方向
の各画素位置Yと、横方向の位置Xに対応するメモリ
に、計算した高さHを書き込んでゆくのである。
【0039】次にステップ306では角度θを或る微小
角度Δθだけ変化させる。この微小角度Δθの値によ
り、高さ画像の横方向分解能が決められる。ここでは、
この微小角度Δθとして、約2mmの横方向分解能に対
応する値が設定してある。
【0040】ステップ307では角度θと最大角度θM
axとを比較する。そして、この角度θが最大角度θMax
よりも大きければ、検出領域の走査が終了していること
を意味するので、ここで処理を終了する。つまり、この
最大角度θMaxは、スリット光による照射位置が台7の
もう片方の端、例えば、図1では台7の右端になる角度
に対応している。
【0041】一方、角度θが最大角度θMax未満のとき
には、ステップ302に戻り、再び微小角度Δθだけ変
化させて撮像する処理を繰り替えす。従って、以上の処
理により、微小角度Δθづつ照射角度を変えて画像を取
り込むという操作が繰り返され、この結果、例えば、図
1のトレイ6と食器8a、8bの場合には、図10に示
した高さ画像を得ることができる。
【0042】従って、以上の実施形態例によれば、以下
に列挙する効果が得られる。 食器の認識を3次元情報によって行っているので、使
用する食器の種別についての制限が少なく、多種類のメ
ニューの設定が可能である。例えば、図7の食器番号1
の飯椀小と食器番号5の平皿小、食器番号2の飯椀大と
食器番号4の平皿中は、平面形状が同一なので、面積、
周囲長などの2次元情報だけでは判別できないが、上記
実施形態では、高さ情報を用いているので、明確に、し
かも確実に判別することができる。
【0043】上記実施形態例では、高さの判別性能を約
10mmに調整している。一方、通常使用される食器の
高さは20mmから100mm程度であるので、従来技
術のように、平面形状だけに頼っていた場合に比べて、
本発明の場合には約9倍のメニューが設定できる。
【0044】食器の3次元形状だけで、種別の判別が
可能なので、食器に別途、標識などの識別情報を付加す
る必要がなく、従来から使用していた汎用の食器がその
まま使用できる。
【0045】トレイの上側からの撮像だけで済むの
で、トレイの材質が問わないることはなく、また、単純
な濃淡画像情報による識別ではないので、トレイと食器
の画像にコントラストを必要としないため、使用するト
レイ、食器の相対的な色の制限がなく、従来から使用し
ていた汎用のトレイがそのまま使用できる。
【0046】スリット光の照射に液晶プロジェクタを
用いているため、可動部が全くなく、保守が容易であ
る。 食器の外形に着目して認識を行っているため、食器に
盛られている料理の影響がなく、食前、食後、いずれの
清算処理も可能である。 カードによる清算方式になっているので、現金を扱う
必要がない。
【0047】教示データテーブルと金額テーブルが分
離されているため、メニューの設定に際しても、金額テ
ーブルのデータのみを設定すればよく、金額の変更が容
易である。 高さ画像を用いているので、例えば高さが10mm以
上のものだけを検出するようにでき、この結果、特別な
処理や設定無しで、箸、スプーンなど、食器以外の物を
清算対象外にする処理が得られる。従って、上記本発明
の実施形態によれば、以上のような効果により、カフェ
テリア方式の食堂において、容易に清算の自動化を図る
ことができる。
【0048】なお、上記実施形態では、スリット光で走
査しているが、撮像を高速化するため、光のパターンを
コード化し、空間コード法という手法を用いて本発明を
実施してもよく、これによれば、精算時間の短縮を図る
ことができる。また、上記実施形態では、利用者識別用
にIDカードを用いているが、カードリーダの変更によ
り、プリペイドカードによる精算にも容易に対応可能な
ことは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、食器の識別に立体形状
情報を用いているので、食器の形状の違いを確実に識別
でき、従って、食器に特別な標識を付加することなく、
多種類の食器の識別が可能になり、この結果、メニュー
の数を大幅に増加させることができる。
【0050】そして、この結果、本発明によれば、利用
者数の多いカフェテリア方式の食堂にも容易に適用可能
な飲食代金自動精算装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飲食代金自動精算装置の一実施形
態における全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態の動作原理を示す光学系配
置図である。
【図3】本発明の一実施形態による撮像画像の説明図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態のハードウエア構成図。
【図5】本発明の一実施形態による全体処理フローの説
明図である。
【図6】本発明の一実施形態での食器認識処理フローの
説明図である。
【図7】本発明の一実施形態で使用する教示データテー
ブルの説明図である。
【図8】本発明の一実施形態で使用する金額テーブルの
説明図である。
【図9】本発明の一実施形態による高さ画像生成処理フ
ローの説明図である。
【図10】本発明の一実施形態により得られた高さ画像
の一例を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施形態により得られた高さ画像
の一例における断面図である。
【符号の説明】
1 認識装置 2 テレビカメラ 3 パターン照射装置 4 カードリーダ 5 タッチパネル 6 トレイ(盆) 7 精算用の台 8a、8b 食器
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器取り分け用の盆を上方から撮像した
    画像データに基づいて、当該盆に載置された食器の種別
    と個数を判別して飲食代金を自動的に精算する方式の飲
    食代金自動精算装置に置いて、 上記画像データに上記食器の高さ情報が含まれるように
    して、該画像データを取り込む検出手段を設け、 上記高さ情報に基づいて上記食器の種別を判定識別する
    ように構成したことを特徴とする飲食代金自動精選装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、 上記検出手段が照明手段と撮像手段を含み、該照明手段
    による照明光軸と、該撮像手段による撮像光軸に角度を
    持たせ、上記画像データから3角測量の原理により上記
    高さ情報を検出するように構成されていること特徴とす
    る飲食代金自動精算装置。
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