JP2002233681A - 刺繍枠移送装置及びアタッチメント - Google Patents

刺繍枠移送装置及びアタッチメント

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JP2002233681A
JP2002233681A JP2001034185A JP2001034185A JP2002233681A JP 2002233681 A JP2002233681 A JP 2002233681A JP 2001034185 A JP2001034185 A JP 2001034185A JP 2001034185 A JP2001034185 A JP 2001034185A JP 2002233681 A JP2002233681 A JP 2002233681A
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Yoshihisa Shoji
善久 庄子
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Brother Industries Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C9/00Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines
    • D05C9/02Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines in machines with vertical needles
    • D05C9/04Work holders, e.g. frames
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B21/00Sewing machines with devices for automatically controlling movement of work-carrier relative to stitch-forming mechanism in order to obtain particular configuration of seam, e.g. programme-controlled for sewing collars, for attaching pockets

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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジへの取り付け構造が異なるタイプ
の刺繍枠を前記キャリッジと連結することができるアタ
ッチメントを備えた刺繍枠移送装置を提供する。 【解決手段】 アタッチメント52は、刺繍枠移送装置
4のキャリッジ12に連結されるキャリッジ連結部と、
この連結部の右端部の取付台に固定され非標準刺繍枠5
1の連結部が連結される取付金具とを有する。非標準刺
繍枠51の連結部66をアタッチメント52の取付金具
に連結すると共に、アタッチメント52のキャリッジ連
結部をキャリッジ12に連結することにより、非標準刺
繍枠51をキャリッジ12に間接的に装着することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工布を保持する
刺繍枠が装着されたキャリッジを直交2方向に移送する
移送機構を備えた刺繍枠移送装置及び前記キャリッジに
刺繍枠を間接的に装着するためのアタッチメントに関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般的に刺繍枠移送装
置は、加工布を保持する刺繍枠と、刺繍枠を着脱可能な
キャリッジと、キャリッジをミシンベッド部の幅方向
(Y方向)へ移動させるY方向移送機構と、前記Y方向
移送機構と共に前記キャリッジをミシンベッド部の長さ
方向(X方向)へ移動させるX方向移送機構とを備えて
いる。そして、刺繍枠移送装置により前記刺繍枠をXY
方向へ移動させながら縫製動作を実行することにより、
前記加工布に刺繍模様が形成される。
【0003】この場合、前記刺繍枠には種々の大きさや
形状のものが提供されており、使用者は、加工布や刺繍
模様の大きさ、形状等に応じた適宜の種類の刺繍枠をキ
ャリッジに装着することになる。
【0004】ところで、上記刺繍枠移送装置において
は、様々なタイプの刺繍枠の取り付け構造を有する刺繍
枠移送装置が実用化されている。また、キャリッジに対
する刺繍枠の着脱作業性や脱落防止性を向上するため
に、キャリッジへの刺繍枠の取り付け構造、例えばキャ
リッジと刺繍枠の係合機構やロック機構等の改良が図ら
れている。このため、旧機種の刺繍枠移送装置と新機種
の刺繍枠移送装置とでは、刺繍枠の取り付け構造が異な
る場合がある。
【0005】このように、刺繍枠の取り付け構造が異な
る刺繍枠移送装置の間では刺繍枠の互換性がない。この
ため、例えば、使用者が刺繍枠移送装置を買い換えた結
果、新規に購入した新機種の刺繍枠移送装置における刺
繍枠の取付け構造が、以前より所持している旧機種の刺
繍枠移送装置とは異なる場合には、以前より使い慣れて
いる旧機種用の刺繍枠を、新機種の刺繍枠移送装置で使
用することができないという不具合が生じる。
【0006】特に、新機種の刺繍枠移送装置に、旧機種
の刺繍枠移送装置で使い慣れた刺繍枠と同じタイプの刺
繍枠が備えられていない場合には、別のタイプの刺繍枠
を代用しなければならない。
【0007】そこで、本発明の目的は、キャリッジへの
取り付け構造が異なるタイプの刺繍枠を前記キャリッジ
と連結することができるアタッチメントを備えた刺繍枠
移送装置及びアタッチメントを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の刺繍
枠移送装置は、キャリッジに着脱可能に装着され前記キ
ャリッジの取付部に直接的に連結される連結部及び加工
布を保持する枠部を有する標準刺繍枠を移送する刺繍枠
移送装置であって、前記標準刺繍枠の連結部とは異なる
構造の連結部を有し前記キャリッジの取付部に直接的に
連結不能な非標準刺繍枠を前記取付部に装着するための
アタッチメントを備え、前記アタッチメントは、前記非
標準刺繍枠の連結部が連結される枠取付部と、前記キャ
リッジの取付部に連結されるキャリッジ連結部とを有す
ることを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、キャリッジに対する取
付け構造が異なる非標準刺繍枠であっても、刺繍枠移送
装置のキャリッジにアタッチメントを介して装着するこ
とができる。
【0010】この場合、枠部の大きさや形状が異なる複
数種類の標準刺繍枠がある場合については、前記キャリ
ッジの取付部に前記標準刺繍枠の連結部に設けられた被
検出部を検出するための検出スイッチを設け、前記キャ
リッジに装着された前記標準刺繍枠の種類を検出可能に
構成すると良い(請求項2の発明)。
【0011】上記構成によれば、キャリッジの取付部に
標準刺繍枠の連結部が連結されると、被検出部が検出ス
イッチにより検出されて、標準刺繍枠の種類が検出され
る。即ち、キャリッジに標準刺繍枠を装着するだけでそ
の種類を簡単に検出することができる。
【0012】また、前記アタッチメントは、非標準刺繍
枠の種類毎に設けられていると共に、前記キャリッジ連
結部は、前記キャリッジの検出スイッチにより検出され
る被検出部を備え、前記アタッチメントに連結される非
標準刺繍枠の種類を検出可能に構成することも好ましい
(請求項3の発明)。
【0013】上記構成によれば、アタッチメントを非標
準刺繍枠の種類毎に設けたので、キャリッジの取付部に
アタッチメントの連結部が連結されると、被検出部が検
出スイッチにより検出されてアタッチメントの種類、即
ち非標準刺繍枠の種類が検出される。
【0014】この場合、連結される非標準刺繍枠の種類
を前記アタッチメントに表示したり(請求項4の発
明)、前記アタッチメントの枠取付部を、対応する非標
準刺繍枠とは異なる種類の非標準刺繍枠が連結されるこ
とを妨げるように構成したり(請求項5の発明)すると
良い。
【0015】このような構成によれば、アタッチメント
の枠取付部に連結すべき非標準刺繍枠の種類を間違える
ことを極力防止できる。
【0016】また、所定位置にある前記キャリッジに前
記標準刺繍枠を装着したときの前記標準刺繍枠の縫製範
囲の中心位置と、前記所定位置にある前記キャリッジに
前記アタッチメントを介して前記非標準刺繍枠を装着し
たときの前記非標準刺繍枠の縫製範囲の中心位置とが同
じになるように、前記アタッチメントを構成することも
良い構成である(請求項6の発明)。
【0017】キャリッジにアタッチメントを介して非標
準刺繍枠を装着すると、前記アタッチメントの分だけ非
標準刺繍枠の縫製範囲がずれ、この結果、非標準刺繍枠
の縫製範囲の中心位置がずれる。このため、使用者は、
非標準刺繍枠を使用して加工布の特定部位、例えば中心
部位に刺繍模様を形成する場合は、アタッチメントによ
る中心位置のずれ分を想定して非標準刺繍枠の枠部に加
工布を取り付ける必要があり、作業が面倒になる。上記
構成によれば、キャリッジにアタッチメントを介して非
標準刺繍枠を装着した場合であっても、非標準刺繍枠の
縫製範囲の中心位置が標準刺繍枠の縫製範囲の中心位置
と一致するため、アタッチメントによる中心位置のずれ
を考慮する必要がない。
【0018】更に、前記標準刺繍枠は、前記移送機構に
よる移動の前後方向或いは左右方向の少なくとも一方に
おいて、前記非標準刺繍枠の縫製範囲よりも大きい縫製
範囲を有するように構成すると良い(請求項7の発
明)。
【0019】キャリッジにアタッチメントを介して非標
準刺繍枠を装着すると、前記アタッチメントの分だけ非
標準刺繍枠の縫製範囲がずれる。従って、標準刺繍枠の
縫製範囲と非標準刺繍枠の縫製範囲が同一もしく標準刺
繍枠の縫製範囲の方が小さい場合、前記キャリッジに標
準刺繍枠が装着されることを想定して設定された装置固
有の縫製範囲から非標準刺繍枠の縫製範囲がはみ出るこ
とになる。このため、使用者は、非標準刺繍枠を使用す
る場合は、アタッチメントによるずれを考慮して枠部に
加工布を取り付ける必要があり、作業が面倒になる。こ
れに対して、上記構成によれば、標準刺繍枠の縫製範囲
の方が非標準刺繍枠の縫製範囲よりも大きくしたため、
キャリッジにアタッチメントを介して非標準刺繍枠を装
着した場合でも、非標準刺繍枠の縫製範囲が装置固有の
縫製範囲からはみ出る量を小さく或いはなくすことがで
きる。
【0020】また、本発明の請求項8のアタッチメント
は、前記キャリッジに着脱可能に装着され前記キャリッ
ジの取付部に直接的に連結される連結部及び加工布を保
持する枠部を有する標準刺繍枠を移送する刺繍枠移送装
置における前記キャリッジに着脱可能に装着されるもの
であって、前記標準刺繍枠の連結部とは異なる構造の連
結部を有し前記キャリッジの取付部に直接的に連結不能
な非標準刺繍枠の連結部が連結される枠取付部と、前記
キャリッジの取付部に連結されるキャリッジ連結部とを
有することを特徴とする。
【0021】上記構成によれば、標準刺繍枠用の刺繍枠
移送装置に対して非標準刺繍枠を着脱可能に装着するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施の形態は、種
々の刺繍模様の縫製が可能な電子制御式刺繍ミシンに適
用したものである。まず、電子制御式刺繍ミシンの全体
構成を示す図1において、ミシンMは、ベッド部1と、
ベッド部1の右端部に立設された脚柱部2と、脚柱部2
の上端部から前記ベッド部1と対向するように左方へ延
びるアーム部3とを備えている。前記ベッド部1の左端
部にはフリーアーム部が設けられており、このフリーア
ーム部には、刺繍枠移送装置4が着脱可能に装着されて
いる。
【0023】前記アーム部3の頭部3aには縫針5aを
支持する針棒5及び押え棒6が上下動可能に支持されて
いる。前記押え棒6の下端部には布押え7が設けられて
いる。
【0024】図示しないが、前記ベッド部1の内部に
は、回転釜からなる糸捕捉器が設けられている。また、
ミシンMには、ミシンモータ、針棒5を駆動する針棒駆
動機構、天秤、天秤を駆動する天秤駆動機構、回転釜を
駆動する釜駆動機構が設けられている。これら駆動機構
によりミシンモータの駆動力が針棒、天秤、回転釜に伝
達され、この結果、前記糸捕捉器と縫針5aとが協働し
て上糸と下糸とを交絡させて加工布に縫目を形成する。
【0025】次に、前記刺繍枠移送装置4について説明
する。尚、この刺繍枠移送装置4の基本的な構成は、本
出願人が先に出願した特願2000−244071に記
載されている構成と略同じである。そこで、刺繍枠移送
装置4のうち本発明の要旨にかかる部分については詳し
く説明し、その他の部分については説明を省略するか、
若しくは簡単に説明する。
【0026】即ち、図2ないし図4に示すように、前記
刺繍枠移送装置4は、本体ケース8と、この本体ケース
8の上部に配設され前後方向に長く且つ左右方向に移動
可能な可動ケース9とを有して構成されている。前記本
体ケース8の内部には、X方向移送機構10が収容され
ている。また、前記可動ケース9は、その前後端部が本
体ケース8から張り出すように構成され、その内部には
Y方向移送機構11とキャリッジ12の一部が収容され
ている。
【0027】前記Y方向移送機構11は、キャリッジ1
2を前後方向へ移動自在にガイド支持するY方向フレー
ム13と、このY方向フレーム13に装着され前記キャ
リッジ12を前後方向へ移動させるY方向駆動系14と
を有している。Y方向フレーム13は、前後方向に長い
フレーム本体15と、このフレーム本体15の下部に固
定された補助フレーム16とから構成されている。Y方
向駆動系14は、Y方向モータ17、駆動ギヤ18、大
径ギヤ19、一対のプーリ20、タイミングベルト21
を有している。前記キャリッジ12はタイミングベルト
21に連結されている。このような構成により、前記Y
方向モータ17の駆動力はタイミングベルト21を介し
てキャリッジ12に伝達され、この結果、前記キャリッ
ジ12が前後方向に駆動される。
【0028】前記X方向移送機構10は、Y方向フレー
ム13を左右方向に移動自在にガイド支持するX方向フ
レーム22と、このX方向フレーム22に装着されて前
記Y方向フレーム13を左右方向へ駆動するX方向駆動
系23とを有している。X方向駆動系23は、X方向モ
ータ24、駆動ギヤ25、大径ギヤ26、一対のプーリ
27、タイミングベルト28を有しており、前記タイミ
ングベルト28に前記補助フレーム16が連結されてい
る。
【0029】また、前記本体ケース8の側壁と上壁には
それぞれ左右方向に長い一対のスリット29、30が形
成されている。これらのスリット29、30に、それぞ
れ前記補助フレーム16の前端部及び後端部が移動自在
に挿通された状態で、その先端部にY方向フレーム13
のフレーム本体15が連結されている。上記構成によ
り、前記X方向モータ24の駆動力が補助フレーム16
が伝達されると、前記Y方向フレーム13が前記スリッ
ト29、30に沿って左右方向に駆動される。
【0030】更に、図5ないし図7に示すように、前記
キャリッジ12は、前記Y方向フレーム13にガイドさ
れる被ガイド部材31と、この被ガイド部材31の右端
部にねじ止めされた取付部たる取付台32と、後述する
標準刺繍枠33及びアタッチメント52をキャリッジ1
2に解除可能にロックするロック機構34とを有して構
成されている。前記取付台32は、立壁部35と、この
立壁部35の下端部から右方へ張り出す張出部36とを
有している。前記立壁部35よりも前記張出部36の方
が前後方向長さが長く構成されている。前記張出部36
の上面には、前後方向に延びる係合溝37が形成されて
いる。
【0031】前記ロック機構34は、前記立壁部に左右
方向に移動自在にガイド支持されたロック部材38と、
前記ロック部材38を右方へ付勢する付勢部材としての
一対の圧縮コイルばね39とを有している。
【0032】前記ロック部材38は、前記立壁部35と
略同じ前後方向長さを有しており、前記張出部36の上
方に配設されている。前記ロック部材38の前後方向両
端部付近には一対の第1の案内孔40が設けられている
と共に、前後方向中央付近部には1個の第2の案内孔4
1が設けられている。これら第1及び第2の案内孔4
0、41には、それぞれ第1のガイド軸42及び第2の
ガイド軸43が挿通されている。これら第1及び第2の
ガイド軸42及び43の左端部は、それぞれ前記立壁部
35に固定されている。以上の構成により、前記ロック
部材38は前記ガイド軸42、43に沿って左右方向に
移動自在に案内される。
【0033】また、前記第1のガイド軸42のうち前記
立壁部35とロック部材38との間には、前記圧縮コイ
ルばね39が外装されている。更に、第1のガイド軸4
2のうちロック部材38よりも右方に突出する右端部に
は抜け止めリング44が装着されている。これにより、
前記圧縮コイルばね39の付勢力によりロック部材38
がガイド軸42、43から抜けないようになっている。
以上の構成により、前記ロック部材38は圧縮コイルば
ね39により右方に付勢される。
【0034】前記ロック部材38の下面の前後方向両端
部には、それぞれ摺動面45、45が設けられている。
前記摺動面45、45は、右側から左側に向かって下方
に傾斜するように構成されている。また、右側の摺動面
45の前後部には、それぞれ一対のテーパガイド部4
6、46が形成されている。これらテーパガイド部4
6、46は、前記摺動面45に連なり且つ摺動面45か
ら離間するほど上側に位置するように傾斜している。更
に、前記ロック部材38の右側面のうち前後方向中央部
には、位置決め突部47が設けられている。
【0035】更にまた、前記ロック部材38の下部に
は、刺繍枠33の種類を検出するための複数、例えば3
個の検出スイッチ48が前後方向に並んで設けられてい
る。これらの検出スイッチ48は、検出レバー49を有
するオンオフスイッチから構成されている。前記ロック
部材38の左端面には前後方向に長い基板50が固定さ
れ、この基板50に前記検出スイッチ48が固定されて
いると共に電気的に接続されている。
【0036】さて、上記構成の刺繍枠移送装置4は、前
記キャリッジ12に直接的に装着可能な標準刺繍枠33
を備えていると共に、前記キャリッジ12に直接的には
装着不能な非標準刺繍枠51を間接的に装着するための
アタッチメント52を備えている。まず、標準刺繍枠3
3の構成を図2、図6ないし図8を参照しながら説明す
る。
【0037】即ち、標準刺繍枠33は、図示しない加工
布を保持する布取付枠部53と、前記キャリッジ12に
連結される連結部54とを有している。前記キャリッジ
12には、布取付枠部53の大きさや形状が異なる複数
種類の標準刺繍枠33が着脱可能に設けられている。例
えば、図8には3種類の標準刺繍枠33を示しており、
(a)は布取付枠部53が約260×160(前後方向
長さ[mm]×左右方向長さ[mm]、以下同じ。)の
大きさの標準刺繍枠33、(b)は布取付枠部53が約
100×100の大きさの標準刺繍枠33、(c)は布
取付枠部53が約40×60の大きさの標準刺繍枠33
である。
【0038】一方、各標準刺繍枠33の連結部54は前
記キャリッジ12の張出部36とロック部材38との間
にスライドされて係脱可能に係合されるように構成され
ており、略同じ構成を有している。この場合、キャリッ
ジ12が原点位置のときに前記キャリッジ12に装着さ
れた標準刺繍枠33の布取付枠部53の中心が一定位置
(例えば縫針5aの位置)に位置するように、例えば図
8の(b)及び(c)のような小形の標準刺繍枠33で
は、連結部54と布取付枠部53とが種々の長さのつな
ぎ部55で連結されている。
【0039】また、前記連結部54の下面には、前後方
向に長い係合突部56が設けられている。前記係合突部
56は、前記連結部54を前記キャリッジ12の張出部
とロック部材38との間にスライドさせて装着する際
に、前記係合溝37に係合するように構成されている。
また、図示しないが、前記連結部54の下面の前端部に
は壁部が設けられている。前記壁部により、前記連結部
54は前記キャリッジ12に対して前側からしか装着で
きないように構成されている。
【0040】更に、前記連結部54の上面の略右半部に
は段部57が設けられており、この段部57の上面には
右側から左側に向かって緩やかに下方に傾斜する接触面
58が設けられている。前記連結部54を前記キャリッ
ジ12に装着する際、前記ロック部材38の摺動面45
が前記接触面58と摺動しつつ係合して前記連結部54
を下方に押圧するように構成されている。
【0041】更にまた、前記段部57の上面の右端部に
は、連結部54をキャリッジ12に装着する際にロック
部材38を案内して解除位置に切り換えるガイド部59
が設けられている。このガイド部59は、連結部54の
前後方向中央部よりも後部に形成され、そのうちの前半
部は直線ガイド部60、後半部は緩やかに右方へ湾曲す
る湾曲ガイド部61とされている。また、前記ガイド部
59の前端部には、前記ロック部材38の位置決め突部
47に対応して位置決め凹部62が形成されている。
【0042】前記連結部54を前記キャリッジ12に装
着したとき、前記位置決め突部47は位置決め凹部62
に係合し、且つ前記連結部54が前記キャリッジ12に
スライド不能にロックされる。この結果、前記連結部5
4の長さ方向中央部と前記キャリッジ12の取付台32
の長さ方向中央部とが略一致した状態に位置決めされ
る。
【0043】また、前記段部57の左側部には切欠凹部
63が形成され、この切欠凹部63に前記キャリッジ1
2の検出スイッチ48により検出可能な被検出部64が
設けられている。前記被検出部64は、検出レバー49
側つまり左側へ突出する突起部からなり、後述するよう
に、前記標準刺繍枠33がキャリッジ12に装着された
とき、前記被検出部64により前記検出スイッチ48が
オンされるように構成されている。前記連結部54に
は、前記検出スイッチ48に対応して最大3個の被検出
部64を設けることができるが、標準刺繍枠33の種類
毎に1〜3個の被検出部64が固有の配置パターンで配
置されている。
【0044】例えば、上記した図8の(a)の標準刺繍
枠33には前方位置と中間位置に2つの被検出部64
が、図8の(b)の標準刺繍枠33には前方位置に1つ
の被検出部64が、図8の(c)の標準刺繍枠33には
中間位置に1つの被検出部64が、それぞれ設けられて
いる。このような構成により、標準刺繍枠33の装着の
有無と装着される7種類の標準刺繍枠33が検出可能と
なる。
【0045】ここで、キャリッジ12への標準刺繍枠3
3の着脱について説明する。図6の(b)に示すよう
に、キャリッジ12に標準刺繍枠33を装着していない
状態では、圧縮コイルばね39により右方へ付勢された
ロック部材38が、抜け止めリング44に係止されて右
限界位置に位置している。この状態からキャリッジ12
の張出部36とロック部材38の間に、標準刺繍枠33
の連結部54を前側から挿入する。そして、連結部54
の係合突部56を係合溝37に係合させて連結部54を
後方へスライドさせる。
【0046】その際、連結部54のガイド部59の前端
部が、右限界位置に位置するロック部材34の位置決め
突部47の右端部よりも右側に位置するため、後方へ移
動するガイド部59が位置決め突部47と衝突すること
なく、湾曲ガイド部61が位置決め突部47に係合して
位置決め突部47を左方へ押圧してロック部材34を解
除位置に切換え、直線ガイド部60が位置決め突部47
に係合してロック部材を解除位置に保持する。
【0047】ガイド部59に位置決め突部47を係合さ
せロック部材34が解除位置に切換わった状態で、連結
部54を更に後方へスライドさせると、標準刺繍枠33
が装着位置に達する。すると、圧縮コイルばね39のの
付勢力によりロック部材34が右方へ移動し、位置決め
突部47が位置決め凹部62に係合すると共に、ロック
部材34の一対の摺動面45が連結部54の一対の接触
面58に摺動しつつ係合して連結部54をキャリッジ1
2に押圧しロックする。
【0048】尚、作業者がロック部材34を圧縮コイル
ばね39の付勢力に抗して左方へ押圧し解除位置に切換
えた状態で、位置決め突部47と位置決め凹部62との
係合を解除させ、標準刺繍枠33を前方へスライドさせ
ることにより、キャリッジ12から標準刺繍枠33を取
り外すことができる。
【0049】これに対して、図9及び図10は、前記キ
ャリッジ12にアタッチメント52を介して非標準刺繍
枠51を装着した状態を示す平面図、図11は非標準刺
繍枠51の左側面図、図12はアタッチメントに非標準
刺繍枠51を連結した状態を示す平面図、図13はアタ
ッチメント52の平面図(a)、正面図(b)、右側面
図(c)、図14はアタッチメント52と非標準刺繍枠
51の一部の拡大断面図を示している。
【0050】図9ないし図11に示すように、非標準刺
繍枠51は、加工布を保持する布取付枠部65と、この
布取付枠部65の左端部に設けられた連結部66とから
構成されている。前記非標準刺繍枠51には、布取付枠
部65の大きさ(即ち縫製範囲)や形状が異なる複数種
類の刺繍枠があり、例えば図9には、布取付枠部65が
約180×130(前後方向長さ[mm]×左右方向長
さ[mm]、以下同じ。)の大きさの非標準刺繍枠51
が、図10には、布取付枠部65が約130×100の
大きさの非標準刺繍枠51が示されている。尚、アタッ
チメント52を介してキャリッジ12に装着可能な非標
準刺繍枠51は、その布取付枠部65の大きさが標準刺
繍枠33の布取付枠部53よりも小さいものとされてい
る。
【0051】一方、各非標準刺繍枠51の連結部66
は、略同じ構成を有している。即ち、連結部66の左端
面には、前後方向に長い帯状の係合板67が複数のビス
68で固定されている。前記ビス68の数及び配置は、
非標準刺繍枠51の布取付枠部65の大きさに応じて異
なっている。布取付枠部65の大きさが約180×13
0mmの非標準刺繍枠51の場合は、図11に示すよう
に、4個のビス68が略等間隔に配置されている。
【0052】また、前記係合板67には、複数、例えば
2個の切欠部69が所定の間隔おきに形成されている。
これらの切欠部69は、長円形の一部である第1切欠部
70と、この第1の切欠部70の下端に連なり前記第1
の切欠部70よりも幅広な案内用の第2の切欠部71と
から構成されている。
【0053】更に、前記連結部66のうち前記切欠部6
9に対応する部位には、下端が開放する切欠凹部72が
それぞれ形成されている。そして、前記切欠部69と切
欠凹部72とから2個の係合凹部73が構成されてい
る。更にまた、前記係合凹部73の間に対応する連結部
66の端面には、外方に突出した凸条部85が形成され
ている。
【0054】上記構成から明らかなように、前記非標準
刺繍枠51は、上記刺繍枠移送装置4のキャリッジ12
には直接的に装着不能な構成となっている。即ち、非標
準刺繍枠51は、図示しない専用の刺繍枠移送装置のキ
ャリッジに対して直接的に装着可能に構成されたもので
あり、上記した標準刺繍枠33と同様、専用の刺繍枠移
送装置のキャリッジが原点位置のときに前記キャリッジ
に装着された非標準刺繍枠51の布取付枠部65の中心
が一定位置(例えば縫針5aの位置)に位置するよう
に、例えば図10のような小形の非標準刺繍枠51で
は、連結部66と布取付枠部65とが種々の長さのつな
ぎ部66aで連結されている。
【0055】一方、図13に示すように、アタッチメン
ト52は、前記キャリッジ12に連結されるキャリッジ
連結部74と、非標準刺繍枠51が取り付けられる枠取
付部としての取付金具75とを有している。前記キャリ
ッジ連結部74は、前記標準刺繍枠33の連結部54と
略同じ構成を有しており、前記連結部54と同一部分に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0056】即ち、前記キャリッジ連結部(以下、連結
部)74の下面には、前後方向に長い係合突部56が設
けられていると共に、下面の前端部には壁部76が設け
られている。また、前記連結部74の上面の略右半部に
は段部57が設けられており、この段部57の上面には
右側から左側に向かって緩やかに下方に傾斜する接触面
58が設けられている。
【0057】前記段部57の上面の右端部には、直線ガ
イド部60及び湾曲ガイド部61からなるガイド部59
が設けられている。また、前記ガイド部59の前端部に
は、位置決め凹部62が形成されている。従って、アタ
ッチメント52においても、前記連結部74を前記キャ
リッジ12に装着したとき、前記位置決め突部47が位
置決め凹部62に係合し、且つ前記連結部74が前記キ
ャリッジ12にスライド不能にロックされる。この結
果、前記連結部74の長さ方向中央部と前記キャリッジ
12の取付台32の長さ方向中央部とが略一致した状態
に位置決めされる。
【0058】また、前記段部57の左側部には切欠凹部
63が形成され、この切欠凹部63に被検出部64が設
けられている。アタッチメント52においても、前記検
出スイッチ48に対応して最大3個の被検出部64を設
けることができるが、前記標準刺繍枠33と区別するた
めに、前記アタッチメント52の連結部74には、前記
標準刺繍枠33の連結部54とは異なるパターンで被検
出部64が配置されている。例えば、上記した図9の非
標準刺繍枠51に対応するアタッチメント52には、後
方位置に1つの被検出部64が設けられている。
【0059】更に、アタッチメント52に取り付ける非
標準刺繍枠51の種類毎に前記被検出部64を配置した
ことに対応して、前記アタッチメント52の連結部74
の前部には、装着対象となる非標準刺繍枠51の種類、
例えば布取付枠部65の大きさが表示されている。即
ち、図9に示す非標準刺繍枠51に対応するアタッチメ
ント52には、「18×13cm」という文字Cが、図
10に示す非標準刺繍枠51に対応するアタッチメント
52には、「13×10cm」という文字Cがそれぞれ
表示されている。従って、使用者は、アタッチメント5
2に表示された文字Cを見て装着すべき非標準刺繍枠5
1の種類を確認することができる。
【0060】これに対して、取付金具75は、前記連結
部74の右端部の取付台77に取り付けられており、前
後方向に長い断面L字状の板状部材からなる。このと
き、前記取付カバー具75の下側の水平部78が前記連
結部74の取付台77の下部に複数、例えば3個のビス
79で固定されている。また、前記取付金具75の前後
方向中央部には、ばね部材を屈曲形成した外れ防止用板
ばね80の基端部が固定されている。前記外れ防止用ば
ね80は、3個のビス79のうちの中央のビス79によ
り前記取付金具75と共に前記取付台77に固定されて
いる。
【0061】また、前記取付金具75のうち上側の鉛直
部81の前後両端部には、外方に向かって水平方向に延
びる一対の鍔付ピン82が固定されている。前記鍔付ピ
ン82の先端部には鍔部83が設けられている。
【0062】更に、アタッチメント52の前記取付金具
75の鉛直部81には外方に突出する凸部84が設けら
れている。前記凸部84は、前記取付金具75に非標準
刺繍枠51を取り付けたときに、複数のビス68の頭部
のうちの少なくとも一つに嵌合するように構成されてい
る。例えば、180×130mmの非標準刺繍枠51に
対応するアタッチメント52の場合は、取付金具75の
鉛直部81の前後方向中央部であって前記外れ防止用ば
ね80の下部に凸部84が設けられている。
【0063】次に、キャリッジ12にアタッチメント5
2を介して非標準刺繍枠51を装着する動作について説
明する。キャリッジ12に対する非標準刺繍枠51の装
着は、キャリッジ12の取付台32とアタッチメント5
2の連結部74との連結と、アタッチメント52の取付
金具75と非標準刺繍枠51の連結部66との連結から
なる。キャリッジ12の取付台32とアタッチメント5
2の連結部74との連結は、上述したキャリッジ12へ
の標準刺繍枠33の装着と同じ動作であるため、ここで
は、アタッチメント52の取付金具75と非標準刺繍枠
51の連結部66との連結についてのみ説明する。
【0064】まず、アタッチメント52の一対の鍔付ピ
ン82の鍔部83に対して非標準刺繍枠51の係合凹部
73の下部の開口部を合わせた状態で上方から下方向き
に押し込む。この結果、鍔付ピン82は、第2の切欠部
71に案内されて係合凹部73に係合され、非標準刺繍
枠51が取付金具75に着脱可能に装着される。このと
き、アタッチメント52に対して正しい種類の非標準刺
繍枠51が装着されると、図14に示すように、取付金
具75の凸部84は非標準刺繍枠51のビス68の頭部
に嵌合する。これに対して、アタッチメント52に対し
て間違った種類の非標準刺繍枠51を連結しようとする
と、取付金具75の凸部84に対応する部位にビス68
が位置しないため連結し難い。このため、使用者は、非
標準刺繍枠51とアタッチメント52の組み合わせを間
違えたことに容易に気付くことができる。
【0065】また、このとき、外れ防止用板ばね80の
一端部が非標準刺繍枠51に設けた凸条部85に係合す
るので、非標準刺繍枠51の取付金具75への係合が保
持される。一方、非標準刺繍枠51を取り外す場合は、
外れ防止用ばね80を外れ側に指で押圧しながら刺繍枠
51を上方へ持ち上げることで、簡単に取り外すことが
できる。
【0066】従って、上記したように非標準刺繍枠51
が連結されたアタッチメント52をキャリッジ12に連
結することにより、非標準刺繍枠51をキャリッジ12
に装着することができる。
【0067】このような構成によれば、アタッチメント
52を設けたので、キャリッジ12に対する取り付け構
造が異なる非標準刺繍枠51であっても前記キャリッジ
12に装着することができる。
【0068】この場合、非標準刺繍枠51の種類毎にア
タッチメント52を設けると共に、アタッチメント52
の連結部47にキャリッジ12の検出スイッチ48によ
り検出される被検出部64を設けた。このため、アタッ
チメント52を介して非標準刺繍枠51を装着した場合
でもその種類を判別することができる。特に、アタッチ
メント52の被検出部64の配置と標準刺繍枠33の被
検出部64の配置を異ならせたので、キャリッジ12に
装着された刺繍枠が標準刺繍枠33、非標準刺繍枠51
のいずれであるかを判別することができる。
【0069】また、原点位置にあるキャリッジ12に標
準刺繍枠33を装着した場合、原点位置にあるキャリッ
ジ12にアタッチメント52を介して非標準刺繍枠51
を装着した場合のいずれであっても、縫製範囲の中心位
置が同じになるように構成した。従って、非標準刺繍枠
51を使用する場合であっても、アタッチメント52に
よる中心位置のずれを考慮しなくても済む。このため、
通常通り非標準刺繍枠51に加工布を取り付けるだけ
で、加工布の特定部位、例えば中心部位に刺繍模様を形
成することができる。
【0070】更に、アタッチメント52を介してキャリ
ッジ12に装着できる非標準刺繍枠51は、標準刺繍枠
33の縫製範囲よりも小さな縫製範囲を有するものとし
た。従って、キャリッジ12にアタッチメント52を介
して非標準刺繍枠51を装着した場合であっても、非標
準刺繍枠51の縫製範囲が刺繍枠移送装置4固有の縫製
範囲からはみ出ることがない。
【0071】尚、本発明は上記した実施の形態に限定さ
れるものではなく、適宜の変更が可能である。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の刺繍枠移送装置は、キャリッジの取付部に直接的に連
結不能な非標準刺繍枠を前記取付部に装着するためのア
タッチメントを設けたので、標準刺繍枠の連結部とは異
なる構造の連結部を有する非標準刺繍枠であっても、前
記キャリッジに装着して加工布に刺繍模様を形成するこ
とができるため、使用できる刺繍枠の種類を増やすこと
ができる。
【0073】また、本発明のアタッチメントは、標準刺
繍枠とは異なる構造の非標準刺繍枠の連結部が連結され
る枠取付部と、キャリッジの取付部に連結されるキャリ
ッジ連結部とを有するので、標準刺繍枠用の刺繍枠移送
装置に対して非標準刺繍枠を着脱可能に装着することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す電子制御式刺繍ミ
シンの外観斜視図
【図2】標準刺繍枠を装着した状態で示す刺繍枠移送装
置の平面図
【図3】刺繍枠移送装置の正面図
【図4】刺繍枠移送装置のX方向移送機構及びY方向移
送機構の平面図
【図5】(a)はキャリッジの平面図、(b)は右側面
【図6】(a)及び(b)はキャリッジ周辺部分の縦断
面図
【図7】キャリッジと刺繍枠の一部の平面図
【図8】(a)ないし(c)は標準刺繍枠の一例を示す
斜視図
【図9】アタッチメントを介して非標準刺繍枠を装着し
た状態で示す刺繍枠移送装置の平面図
【図10】アタッチメントを介して非標準刺繍枠を装着
した状態で示す刺繍枠移送装置の平面図
【図11】非標準刺繍枠の左側面図
【図12】アタッチメントに非標準刺繍枠を連結した状
態を示す平面図
【図13】アタッチメントの平面図(a)、正面図
(b)、右側面図(c)
【図14】アタッチメントと非標準刺繍枠の一部の拡大
断面図
【符号の説明】
図中、4は刺繍枠移送装置、10はX方向移送機構、1
1はY方向移送機構、12はキャリッジ、32は取付台
(取付部)、33は標準刺繍枠、48は検出スイッチ、
51は非標準刺繍枠、52はアタッチメント、53は布
取付枠部(枠部)、54は連結部(標準刺繍枠の連結
部)、64は被検出部、65は布取付枠部(枠部)、6
6は連結部(非標準刺繍枠の連結部)、74はキャリッ
ジ連結部、75は取付金具(枠取付部)を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに着脱可能に装着され前記キ
    ャリッジの取付部に直接的に連結される連結部及び加工
    布を保持する枠部を有する標準刺繍枠を移送する刺繍枠
    移送装置において、 前記標準刺繍枠の連結部とは異なる構造の連結部を有し
    前記キャリッジの取付部に直接的に連結不能な非標準刺
    繍枠を前記取付部に装着するためのアタッチメントを備
    え、 前記アタッチメントは、前記非標準刺繍枠の連結部が連
    結される枠取付部と、前記キャリッジの取付部に連結さ
    れるキャリッジ連結部とを有することを特徴とする刺繍
    枠移送装置。
  2. 【請求項2】 枠部の大きさや形状が異なる複数種類の
    標準刺繍枠の各々の連結部に設けられた被検出部を検出
    するために、前記キャリッジの取付部は検出スイッチを
    有し、前記キャリッジに装着された前記標準刺繍枠の種
    類を前記検出スイッチにより検出可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の刺繍枠移送装置。
  3. 【請求項3】 前記アタッチメントは、非標準刺繍枠の
    種類毎に設けられていると共に、前記キャリッジ連結部
    は、前記キャリッジの検出スイッチにより検出される被
    検出部を備え、前記アタッチメントに連結される非標準
    刺繍枠の種類を前記検出スイッチにより検出可能に構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の刺繍枠移送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記アタッチメントは、連結される非標
    準刺繍枠の種類が表示されていることを特徴とする請求
    項3記載の刺繍枠移送装置。
  5. 【請求項5】 前記アタッチメントの枠取付部は、対応
    する非標準刺繍枠とは異なる種類の非標準刺繍枠が連結
    されることを妨げるように構成されていることを特徴と
    する請求項3記載の刺繍枠移送装置。
  6. 【請求項6】 所定位置にある前記キャリッジに前記標
    準刺繍枠を装着したときの前記標準刺繍枠の縫製範囲の
    中心位置と、前記所定位置にある前記キャリッジに前記
    アタッチメントを介して前記非標準刺繍枠を装着したと
    きの前記非標準刺繍枠の縫製範囲の中心位置とが同じに
    なるように、前記アタッチメントは構成されていること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の刺繍
    枠移送装置。
  7. 【請求項7】 前記標準刺繍枠は、前記移送機構による
    移動の前後方向或いは左右方向の少なくとも一方におい
    て、前記非標準刺繍枠の縫製範囲よりも大きい縫製範囲
    を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    に記載の刺繍枠移送装置。
  8. 【請求項8】 キャリッジに着脱可能に装着され前記キ
    ャリッジの取付部に直接的に連結される連結部及び加工
    布を保持する枠部を有する標準刺繍枠を移送する刺繍枠
    移送装置における前記キャリッジに着脱可能に装着され
    るアタッチメントであって、前記標準刺繍枠の連結部と
    は異なる構造の連結部を有し前記キャリッジの取付部に
    直接的に連結不能な非標準刺繍枠の連結部が連結される
    枠取付部と、前記キャリッジの取付部に連結されるキャ
    リッジ連結部とを有することを特徴とするアタッチメン
    ト。
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