JP3690087B2 - ミシン - Google Patents

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JP3690087B2
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needle plate
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lever
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智 守 也 越
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Aisin Corp
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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は、ミシンに関し、特に切換レバーの操作により縁かがり縫いと他の縫い(例えば二重環縫い)を選択できるにしたミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記したようなミシンとしては、例えば、実開平5−91576号公報に開示されたものがある。このミシンにおいては、縁かがり縫い(二重環縫い)を行う場合、まず切換レバーが第1の位置(第2の位置)に偏移される。そして、フレーム上に縁かがり縫い(二重環縫い)専用針板が載置される。しかして、切換レバーの先端部には突起が形成されており、この突起が、各専用針板に形成された穴に係合することにより、前記した各専用針板の載置が完全になされる。もし、切換レバーが第1の位置(第2の位置)に偏移された状態で、フレーム上に二重環縫い(縁かがり縫い)専用針板が載置されようとすると、その穴に突起が嵌合できないので、針板の取り違えが判明できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したミシンにおいては、各針板に前記したような穴を形成する他、各針板のフレームに対する位置決め用の穴を、別途、形成する必要がある。その際に、かような位置決め用の穴に嵌合する突起も、また、フレーム側に形成せねばならない。そして、縁かがり縫い(二重環縫い)専用針板上の2つの穴間のピッチを、フレーム上の突起と第1の位置(第2の位置)にある切換レバー上の突起との間のピッチに等しくせねばならない。かくして、上記したミシンにおいては、部品の精度管理や組み付け時の精度管理をシビアに行う必要があり、実用化には困難が伴う。
【0004】
それ故に、本発明は、かかる従来技術の不具合を解消せんことを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために請求項1記載の発明において講じた技術的手段は、切換レバーが第1位置及び第2位置に夫々偏移されたときに夫々縁かがり縫い及び他の縫いがなされるように駆動され、前記縁かがり縫い及び前記他の縫いがなされる前に夫々第1針板及び第2針板が機枠の一方側に設けられた針板機構に装架されるようにしたミシンにおいて、前記切換レバーが第1位置に偏移されたときに前記針板機構に前記第2針板が装架されていた場合に、前記切換レバーと連動するリンク機構の遊端部が前記第2針板を前記針板機構から排除するようにしたことである。
【0006】
【作用および効果】
上記した第1の構成においては、切換レバーが第1位置に偏移されたときに針板機構に第2針板が装架されていた場合、切換レバーと連動するリンク機構の遊端部が第2針板を針板機構から排除するようにしたので、他の縫いのための第2針板が針板機構に装架された状態で縁かがり縫いの駆動がなされて、上ルーパが上下動することにより第2針板と衝突するような事態を避けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係るミシンの一実施形態を添付図面にもとづいて説明する。
【0008】
図1において、ミシン10は機枠11を備える。機枠11はベッド部12とアーム部13とから形成されている。しかして、アーム部13は、ベッド部12の右側部から起立した後ベッド部12と平行して左側に延在して、顎部13aにて終焉する。針14が装架された置顎部13aは、ベッド部12の左側部内に配設された針板機構20の針板21(若しくは22)と所定の間隔をおいて対峙している。
【0009】
ミシン10は、機枠11の右側下部に装架されたレバー30のが図2のC位置にあるときは二重環縫いを行い、図2のS位置にあるときは縁かがり縫いを行うようになっている。すなわち、レバー30の一端部30aは機枠11の表面に露呈しており、他端部は、ベッド部12内において図示されない機構と連係している。そして、レバー30がC位置にあるときは、軸41の先端部に連結された上ルーパ42は、図2に示す実線位置に保持されて、図示されない環ルーパと針14とが共同して二重環縫いを行うようになっている。また、レバー30がS位置にあるときは、図示されない下ルーパと実線位置と破線位置との間を上下方向に往復動する上ルーパ42とが共同して縁かがり縫いを行うようになっている。
【0010】
図3に明瞭に示されるように、レバー30の中間部30bが、アーム部12の内部表面にネジ53にて枢支された第1リンク体51の下方延在腕51aと連結されている。しかして、第1リンク体51の左方延在位腕51bにはピン52が固定されており、このピン52は、アーム部12の内部表面にネジ54にて枢支された第2リンク体55の右腕部に形成されたスリット55b内に摺動係合している。そして、第2リンク体55の左腕部の先端部には平面部55aが形成されている。
【0011】
更に図2を参照して第1リンク体51及び第2リンク体55について説明すると、レバー30のが図2のC位置にあってミシンが二重環縫いを行うときは、第1リンク体51及び第2リンク体55は、実線位置にある。このとき、第2リンク体55の左腕部の先端の平面部55aは、二重環縫い用針板22の下面に突設された突起22aと僅かな間隔をおいて対峙している。もし、ミシン10が縁かがり縫いを行わせる場合、二重環縫い用針板22を縁かがり縫い用針板21に置き換えずに、レバー30を図2のS位置に偏移させると、第1リンク体51及び第2リンク体55が破線位置に偏移し、第2リンク体55の左腕部の先端の平面部55aが、二重環縫い用針板22の下面に突設された突起22aと係合して押し上げ、二重環縫い用針板22が針板機構20から排除される。かくして、使用者は、縁かがり縫い針板21の装着の失念に気が付き、縁かがり縫い針板21をミシン駆動前に正しく装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミシンの一実施形態例の透視的正面図である。
【図2】図1に示すミシンの要部の正面図である。
【図3】リンク機構の先端部と各針板の関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 針板機構
21 縁かかり縫い専用針板(第1針板)
22 二重環縫い専用針板(第2針板)
30 レバー
55 リンク体(リンク機構)
55a 遊端部

Claims (1)

  1. 切換レバーが第1位置及び第2位置に夫々偏移されたときに夫々縁かがり縫い及び他の縫いがなされるように駆動され、前記縁かがり縫い及び前記他の縫いがなされる前に夫々第1針板及び第2針板が機枠の一方側に設けられた針板機構に装架されるようにしたミシンにおいて、前記切換レバーが第1位置に偏移されたときに前記針板機構に前記第2針板が装架されていた場合に、前記切換レバーと連動するリンク機構の遊端部が前記第2針板を前記針板機構から排除するようにしたミシン。
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