JP3178022B2 - ミシン及び刺繍縫い用アタッチメント並びに刺繍縫い用アタッチメント付きミシン - Google Patents

ミシン及び刺繍縫い用アタッチメント並びに刺繍縫い用アタッチメント付きミシン

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JP3178022B2
JP3178022B2 JP22648991A JP22648991A JP3178022B2 JP 3178022 B2 JP3178022 B2 JP 3178022B2 JP 22648991 A JP22648991 A JP 22648991A JP 22648991 A JP22648991 A JP 22648991A JP 3178022 B2 JP3178022 B2 JP 3178022B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシン本体に、アタッ
チメントを着脱可能に装着するようにしたミシン及びミ
シン本体に着脱可能に装着される刺繍縫い用アタッチメ
ント並びに刺繍縫い用アタッチメント付きミシンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近の卓上型ミシンの中には、専用の刺
繍縫い用アタッチメントをミシン本体に装着することに
よって、刺繍縫いを行えるようにしたものがある。この
刺繍縫い用アタッチメントは、布を保持する刺繍枠と、
この刺繍枠をX軸方向とY軸方向に移動させるX軸送り
モータ及びY軸送りモータ等の種々の部品を備えていて
かなりの重量があるので、誤って床等に落とすと、破損
したり故障しやすい。
【0003】そのため、取扱い説明書に使用上の注意事
項として記載されているように、ミシン本体を持ち運ぶ
ときには、刺繍縫い用アタッチメントの脱落防止のため
に、必ずミシン本体から刺繍縫い用アタッチメントを取
り外さなければならないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
によっては取扱い説明書に記載されている正規の取扱い
方をせず、ときには誤ってミシン本体に刺繍縫い用アタ
ッチメントを装着したまま持ち上げてしまうことがあ
る。この場合、持ち上げたミシン本体が僅かに傾いた程
度でも、刺繍用アタッチメントは自身の重みでミシン本
体から抜け落ちてしまい、その落下の衝撃で破損した
り、故障するおそれがある。また、万一使用者の足の上
にでも落下すれば、怪我をするおそれもある。
【0005】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、従ってその目的は、たとえアタッチメントをミシ
ン本体に装着したまま持ち上げたとしても、アタッチメ
ントの脱落を確実に防止できて、アタッチメントの破損
・故障防止及び安全性向上を図り得るミシン及び刺繍縫
い用アタッチメント並びに刺繍縫い用アタッチメント付
きミシンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のミシンは、ミシ
ン本体のフリーアーム部にアタッチメントを着脱可能に
装着するようにしたものにおいて、前記ミシン本体を
前記アタッチメントを前記フリーアーム部の伸長方向に
沿って装着位置に案内する案内手段と、前記アタッチメ
ントが前記ミシン本体に装着されたときに前記アタッチ
メントに嵌合される被係合部と、前記アタッチメントが
前記ミシン本体に装着されたときに前記アタッチメント
のロック部材に係止されて前記アタッチメントを前記ミ
シン本体にロックする被係止部とを備え、前記被係止部
は、前記アタッチメントに設けられた操作部材により前
記ロック部材がロック位置からアンロック位置に切換配
置されることにより前記ロック部材の係止が解除される
ように構成されていることを特徴とするものである。
【0007】この場合、前記アタッチメントを、前記フ
リーアーム部に嵌合されるように構成し、前記案内手段
を、前記フリーアーム部の表面のうち前記フリーアーム
部の伸長方向に延びる2個の案内から構成すると共
に、前記案内面のそれぞれと対向する前記アタッチメン
トの2面を前記案内面に沿わせることにより前記アタッ
チメントを装着位置へ案内するように構成すると良い
(請求項2の発明)
【0008】また、前記係合部を、前記アタッチメン
トの電気コネクタに嵌合される電気コネクタから構成す
ることも良い構成である(請求項3の発明)。更に、
記被係止部は、前記フリーアーム部よりも下方部に設け
ると良い(請求項4の発明)
【0009】更にまた、前記被係止部を、凹状に構成す
ることも良い構成である(請求項5の発明)。また、本
発明の請求項6の刺繍縫い用アタッチメントは、ミシン
本体のフリーアーム部に着脱可能に装着されるアタッチ
メント本体を備え、前記アタッチメント本体は前記フ
リーアーム部に設けられた案内手段により前記フリーア
ーム部の伸長方向に沿って前記ミシン本体に対する装着
位置に案内されるように構成された外殻ケースと、前記
フリーアーム部に装着されたときに前記ミシン本体に嵌
合する係合部と、前記フリーアーム部に装着されたとき
に前記ミシン本体の被係止部に係止して前記アタッチメ
ント本体を前記ミシン本体にロックし、ロック位置とア
ンロック位置との間を移動可能に構成されたロック部材
と、前記ロック部材をロック位置からアンロック位置に
切換配置する操作部材とを備えていることを特徴とす
【0010】さらに、本発明の請求項11の刺繍縫い用
アタッチメント付きミシンは、ミシン本体と、このミシ
ン本体のフリーアーム部に着脱可能に装着される刺繍縫
い用アタッチメントとを備え、前記ミシン本体は、前記
フリーアーム部の伸長方向に沿って前記刺繍縫い用アタ
ッチメントを前記ミシン本体に対する装着位置に案内す
る案内手段を有し、前記刺繍縫い用アタッチメントと前
記ミシン本体との間には、前記刺繍縫い用アタッチメン
トが前記ミシン本体に装着されたときに嵌合する一対の
係合部と、前記刺繍縫い用アタッチメントが前記ミシン
本体に装着されたときに前記刺繍縫い用アタッチメント
と前記ミシン本体とをロックし、ロック位置とアンロッ
ク位置との間を移動可能に構成されたロック部材と、前
記ロック 部材をロック位置からアンロック位置に切換配
置する操作部材とが設けられていることを特徴とする
【0011】
【作用】本発明の請求項1のミシンによれば、案内手段
により案内させながらアタッチメントをミシン本体のフ
リーアーム部に装着することができるので、ミシン本体
に対するアタッチメントの装着位置がずれることがな
い。そのため、アタッチメントミシン本体に装着され
たときに、前記ミシン本体の被係合部をアタッチメント
簡単且つ正確に嵌合させることができる。また、ミシ
ン本体に装着されたアタッチメントはロック部材により
ミシン本体にロックされ、操作部材を操作しなければロ
ック位置にあるロック部材をアンロック位置に切換配置
することができない。このため、アタッチメントを装着
したままミシン本体を持ち上げても、アタッチメントが
ミシン本体から抜け落ちることを確実に防止でき、安全
性が大幅に向上する
【0012】また、請求項2のミシンによれば、案内手
段として特別な部材を設けずに済み、しかも、アタッチ
メントを装着位置に向かって確実に案内することができ
更に、本発明のミシンでは、案内手段によりアタッ
チメントを確実に装着位置に案内しつつミシン本体に装
着することができる構成としたため、請求項3のミシン
のように、被係合部が電気コネクタである場合でも、前
記電気コネクタをアタッチメントの電気コネクタに確実
に嵌合することができる
【0013】更にまた、請求項4のミシンによれば、被
係止部をフリーアーム部の下方部に設けたため、縫製作
業の邪魔になる凹凸をフリーアーム部に設けなくても済
また、請求項5のミシンによれば、被係止部の構成
を簡単にすることができる
【0014】本発明の請求項6の刺繍縫い用アタッチメ
ントによれば、案内手段により案内させながらアタッチ
メント本体をミシン本体のフリーアーム部に装着するこ
とができるので、ミシン本体に対するアタッチメント本
体の装着位置がずれることがない。そのため、アタッチ
メント本体をミシン本体に装着したときに、アタッチメ
ント本体の係合部をミシン本体に簡単且つ正確に嵌合さ
せることができる。また、ミシン本体に装着されたアタ
ッチメント本体はロック部材によりミシン本体にロック
され、操作部材を操作しなければロック位置にあるロッ
ク部材をアンロック位置に切換配置することができな
い。このため、アタッチメント本体を装着したままミシ
ン本体を持ち上げても、アタッチメント本体がミシン本
体から抜け落ちることを確実に防止でき、安全性が大幅
に向上する
【0015】さらに、本発明の請求項11の刺繍縫い用
アタッチメント付きミシンによれば、案内手段により案
内させながら刺繍縫い用アタッチメントをミシン本体に
装着することができるので、ミシン本体に対する刺繍縫
い用アタッチメントの装着位置がずれることがない。そ
のため、刺繍縫い用アタッチメントをミシン本体に装着
したときに、刺繍縫い用アタッチメントとミシン本体に
設けられた一対の係合部を簡単且つ正確に嵌合させるこ
とができる。また、ミシン本体に装着された刺繍縫い用
アタッチメントはロック部材によりミシン本体にロック
され、操作部材を操作しなければロック位置にあるロッ
ク部材をアンロック位置に切換配置することができな
い。このため、刺繍縫い用アタッチメントを装着したま
まミシン本体を持ち上げても、刺繍縫い用アタッチメン
トがミシン本体から抜け落ちることを確実に防止でき、
安全性が大幅に向上する
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。まず、図2に基づいて刺繍縫い用アタッチメン
ト1を装着するミシン本体2の概略構成について説明す
る。ミシン本体2は、ベッド部3と、このベッド部3の
右端部から上方左方に延びるアーム部4とから構成され
ている。このアーム部4の先端部下部には縫い針5を備
えた針棒6が設けられている。この針棒6は、ミシン本
体2内に設けられたミシンモータ(図示せず)の駆動力
によって上下動されるようになっている。
【0017】そして、前記アーム部4の先端部下部のう
ち針棒6の直ぐ後方には、押え棒7が上位置と下位置と
の間で位置切換え可能に設けられ、この押え棒7の下端
部に布押え8が着脱可能に取り付けられている。また、
アーム部4の上面部にはミシンハンドル9が設けられて
おり、このミシンハンドル9を持ってミシン本体2の持
ち運びをするようになっている。
【0018】また、前記ベッド部3には筒形のフリーア
ーム部たるフリーアームベッド3aが左方向に突出する
ように設けられ、このフリーアームベッド3a上に針板
10が設けられている。通常の縫製を行う場合には、フ
リーアームベッド3aに補助テーブル(図示せず)を装
着する。そして、この補助テーブルを取り外せば、フリ
ーアームベッド3aに袋物や筒物を通して縫うことがで
き、また、刺繍縫いを行う場合には、このフリーアーム
ベッド3aに刺繍縫い用アタッチメント1を装着する。
【0019】次に、刺繍縫い用アタッチメント1の概略
構成について述べる。刺繍縫い用アタッチメント1は、
針板10上に加工布を保持するための刺繍枠11を備え
ている。この刺繍枠11は、アタッチメント本体1aに
設けられた水平移動機構12により水平方向に自在に移
動されるようになっている。この水平移動機構12は、
X軸方向移動体13を、刺繍縫い用アタッチメント1
外殻ケースに内蔵されたX軸送りモータ(図示せず)に
よりX軸方向(左右方向)に移動させると共に、前記刺
繍枠11を支持するY軸方向移動体14を同じく内蔵さ
れたY軸送りモータ(図示せず)によりX軸方向移動体
13に沿ってY軸方向(前後方向)に移動させる。
【0020】そして、刺繍縫い用アタッチメント1をフ
リーアームベッド3aに装着した状態では、アタッチメ
ント本体1aの底板部15がフリーアームベッド3a下
面とミシン本体2の底板部16との隙間17に挿入さ
れ、フリーアームベッド3aがアタッチメント本体1a
に形成された凹部18に嵌まり込んだ状態となる。従っ
て、フリーアームベッド3aの前後側面部に凹部18の
前後の内側面部を沿わせながらアタッチメント本体1a
を装着方向(右方向)へスライドさせることにより、ア
タッチメント本体1aがフリーアームベッド3aに装着
される。従って、本実施例においては、フリーアームベ
ッド3aの前後側面部が案内手段たる案内面として機能
する
【0021】また、アタッチメント本体1aがフリーア
ームベッド3aに装着された状態では、アタッチメント
本体1aの右側面部のコネクタ(図示せず)がベッド部
3の左側面部のコネクタ19(図3参照)に差し込まれ
た状態となり、これにより刺繍縫い用アタッチメント1
とミシン本体2とが電気的にも接続される。従って、本
実施例においては、アタッチメント本体1aの右側面部
のコネクタが係合部として、ベッド部3のコネクタ19
被係合部として機能する。また、両コネクタから一対
の係合部が構成される
【0022】一方、アタッチメント本体1aの底板部1
5にはロック部材20が設けられており、フリーアーム
ベット3aに刺繍縫い用アタッチメント1を装着したと
きに、刺繍縫い用アタッチメント1をミシン本体2にロ
ックするようになっている。また、アタッチメント本体
1aには操作部材21が組み込まれており、この操作部
材21を操作して前記ロック部材20をロック位置から
アンロック位置へと切換配置させて、刺繍縫い用アタッ
チメント1とミシン本体2とのロックを解除するように
なっている。以下、前記ロック部材20と操作部材21
について詳細に説明する。
【0023】まず、ロック部材20は、弾性変形可能な
合成樹脂より形成されており、刺繍縫い用アタッチメン
ト1の底板部15の上面よりも一段下がった部位に底板
部15と一体に形成されている。そして、このロック部
材20の先端部には、先端側に傾斜面20bを有する係
止爪部20aが下向きに形成されている。
【0024】このロック部材20の係止爪部20aに対
応して、ミシン本体2の底板部16には被係止部たる係
止穴22が形成されており、刺繍縫い用アタッチメント
1を装着したときに、前記ロック部材20の係止爪部2
0aが係止穴22と係止してロック状態になる。
【0025】また、操作部材21は、上端に操作部たる
操作ボタン23が固定された縦リンク24と、この縦リ
ンク24の下端部にかしめピン25を介して回動可能に
連結された横リンク26とから構成されている。これら
縦リンク24,横リンク26からリンク機構が構成され
ている。
【0026】前記操作ボタン23は、アタッチメント本
体1aの上面部に設けられたガイド孔28内に配置され
ている。このとき、前記操作ボタン23は、アタッチメ
ント本体1aの上面部から僅かに突出するように構成さ
れており、前記操作ボタン23を押せば、縦リンク24
がそれに伴って下方へと押し下げられるようになってい
る。一方、横リンク26は、中央部に設けられた図示し
ない固定軸(刺繍縫い用アタッチメント1側に固定され
ている)を介して回動可能に支持され、縦リンク24が
押し下げられたときに前記固定軸を中心に前端側が持ち
上がる向きに回動するようになっている。また、横リン
ク26の前端部には、前記ロック部材20の下面に接触
するように上方に突出する突部26aが形成されてい
る。
【0027】次に、上記構成の作用について説明する。
刺繍縫いを行う場合には、まず、補助テーブルをミシン
本体2のフリーアームベッド3aから取り外した後、刺
繍縫い用アタッチメント1をフリーアームベッド3aの
左側に仮置きする。この状態で、フリーアームベッド3
aの前後両側面部に凹部18の前後の内側面部をそれぞ
れ沿わせながら刺繍縫い用アタッチメント1を机上面2
7に沿ってそのまま右方向に滑らせるようにしてスライ
ドさせる。この結果、刺繍縫い用アタッチメントは前後
にずれることなくフリーアームベッド3aに装着され
る。そして、アタッチメント本体1aの底板部15をフ
リーアームベッド3a下面とミシン本体2の底板部16
との隙間17に挿入して、刺繍縫い用アタッチメント1
をフリーアームベッド3aに装着する。
【0028】この装着の際、ロック部材20がその弾性
範囲内で撓んで、アンロック位置からロック位置へと移
動するので、ロック部材20の係止爪部20aはミシン
本体の底板部16の係止穴22に嵌り込んで係止状態に
なり、刺繍縫い用アタッチメント1はミシン本体2にロ
ックされる。更に、装着状態では、刺繍縫い用アタッチ
メント1の凹部18がフリーアームベッド3aに嵌まり
込むと共に、刺繍縫い用アタッチメント1の右側面部の
コネクタ(図示せず)がベッド部3の左側面部のコネク
タ19に差し込まれた状態になる。これにより、刺繍縫
い用アタッチメント1は、ミシン本体2に電気的にも接
続されるので、この後は刺繍ミシンとして機能するよう
になる。
【0029】逆に、刺繍縫い用アタッチメント1をミシ
ン本体2から取り外すときは、操作部材21の操作ボタ
ン23を手で押し下げて、ロック部材20をロック位置
からアンロック位置へと切換配置させる。この操作によ
り、縦リンク24が押し下げられるので、横リンク26
が固定軸(図示せず)を中心に回動し、その突部26a
が上方へ持ち上がる。これにより、ロック部材20が横
リンク26の突部26aにより押し上げられるので、ロ
ック部材20の係止爪部20aが係止穴22から持ち上
がりロックが解除されることになる。この状態で、刺繍
縫い用アタッチメント1を机上面27上を滑らせながら
そのまま左方向に引き出せば良い。
【0030】この様に、一度刺繍縫い用アタッチメント
1をミシン本体2に装着した後は、操作部材21を操作
してロック部材20をロック位置からアンロック位置へ
と切換配置しなければロックは解除されない。このた
め、例えば、使用者が誤って刺繍縫い用アタッチメント
1を装着したままでミシン本体2を持ち上げたとして
も、刺繍縫い用アッタチメント1がその自重により抜け
落ちることはなく、刺繍縫い用アタッチメント1の破損
・故障を防止でき、安全性が大幅に向上する。
【0031】また、刺繍縫い用アタッチメント1とミシ
ン本体2とのロックを解除する場合には、操作ボタン2
3を押すだけのワンタッチ操作で簡単にロック解除する
ことができるので、使い勝手を損なうことがない。
【0032】尚、本実施例では刺繍縫い用アタッチメン
ト1側にロック部材20を設けるようにしたが、これと
は逆にミシン本体2側にロック部材を設けるようにして
も良い。この場合、刺繍縫い用アタッチメント1側の底
板部15にロック部材と係止させる係止穴を設ければ良
い。
【0033】また、本実施例では、刺繍縫い用アタッチ
メント1のミシン本体2への装着の際、ロック部材20
が自身の弾性によりアンロック位置からロック位置へと
移動するようにしたが、操作部材21の操作によりアン
ロック位置からロック位置へと切換わるような構成とし
ても良い。
【0034】その他、本発明は、補助テーブルの装着構
造にも、本実施例と同様のロック機構を設ける構成とし
ても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可
能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように、本発明
のミシンは、案内手段により案内させながらアタッチメ
ントをミシン本体に装着するように構成したので、ミシ
ン本体に対するアタッチメントの装着位置がずれること
がなく、ミシン本体の被係合部をアタッチメントに簡単
且つ正確に嵌合させることができる。また、ミシン本体
に装着されたアタッチメントはロック部材によりミシン
本体にロックされ、しかも、そのロックは操作部材を操
作しなければ解除できないように構成したので、ロック
部材によるロックを強固なものとすることができ、アタ
ッチメントを装着したままミシン本体を持ち上げても、
アタッチメントがミシン本体から抜け落ちることを確実
に防止でき、アタッチメントの破損・故障防止及び安全
性向上を図り得るという優れた効果を奏する。
【0036】また、本発明の刺繍縫い用アタッチメント
は、案内手段により案内させながらアタッチメント本体
をミシン本体に装着するように構成したので、ミシン本
体に対するアタッチメント本体の装着位置がずれること
がなく、アタッチメント本体とミシン本体に設けられた
一対の係合部を正確に嵌合させることができる。また
ミシン本体に装着されたアタッチメント本体はロック部
材によりミシン本体にロックされ、しかもそのロックは
操作部材を操作しなければ解除できないように構成した
ので、ロック部材によるロックを強固なものとすること
ができ、アタッチメント本体を装着したままミシン本体
を持ち上げたとしても、アタッチメント本体がミシン本
体から抜け落ちることを確実に防止でき、破損・故障防
止及び安全性向上を図り得るという優れた効果を奏す
る。
【0037】さらに、本発明の刺繍縫い用アタッチメン
ト付きミシンは、案内手段により案内させながら刺繍縫
い用アタッチメントをミシン本体に装着するように構成
したので、ミシン本体に対する刺繍縫い用アタッチメン
トの装着位置がずれることがなく、刺繍縫い用アタッチ
メントとミシン本体に設けられた一対の係合部を正確に
嵌合させることができる。また、ミシン本体に装着され
た刺繍縫い用アタッチメントとミシン本体とはロック部
材によりロックされ、しかも、そのロックは操作部材を
操作しなければ解除できないように構成したので、ミシ
ン本体と刺繍縫い用アタッチメントとのロックを強固な
ものとすることができ、刺繍縫い用アタッチメントを装
着したままミシン本体を持ち上げたとしても、刺繍縫い
用アタッチメントがミシン本体から抜け落ちることを確
実に防止でき、刺繍縫い用アタッチメントの破損・故障
防止及び安全性向上を図り得るという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の拡大縦断正面図
【図2】刺繍縫い用アタッチメントを装着したミシンの
全体斜視図
【図3】刺繍縫い用アタッチメントをミシン本体に装着
する前の状態を部分的に破断して示す斜視図
【符号の説明】
1は刺繍縫い用アタッチメント(アタッチメント)、1
aはアタッチメント本体、2はミシン本体、3aはフリ
ーアームベッド、9はミシンハンドル、11は刺繍枠、
12は水平移動機構、19はコネクタ(係合部)、20
はロック部材、20aは係止爪部、20bは傾斜面、2
1は操作部材、22は係止穴(被係止部)、23は操作
ボタン(操作部)、24は縦リンク(リンク機構)、2
6は横リンク(リンク機構)、26aは突部、27は机
上面、28はガイド孔である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 1/00 - 83/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン本体のフリーアーム部にアタッチ
    メントを着脱可能に装着するようにしたミシンにおい
    て、 記ミシン本体は、前記アタッチメントを前記フリーア
    ーム部の伸長方向に沿って装着位置に案内する案内手段
    と、前記アタッチメントが前記ミシン本体に装着された
    ときに前記アタッチメントに嵌合される被係合部と、前
    記アタッチメントが前記ミシン本体に装着されたときに
    前記アタッチメントのロック部材に係止されて前記アタ
    ッチメントを前記ミシン本体にロックする被係止部とを
    備え、 前記被係止部は、前記アタッチメントに設けられた操作
    部材により前記ロック部材がロック位置からアンロック
    位置に切換配置されることにより前記ロック部材の係止
    が解除されるように構成されていることを特徴とする
    シン。
  2. 【請求項2】 前記アタッチメントは、前記フリーアー
    ム部に嵌合されるように構成され、 前記案内手段は、前記フリーアーム部の表面のうち前記
    フリーアーム部の伸長方向に延びる2個の案内から構
    成され、前記案内面のそれぞれと対向する前記アタッチ
    メントの2面を前記案内面に沿わせることにより前記ア
    タッチメントを装着位置へ案内するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 【請求項3】 前記係合部は、前記アタッチメントの
    電気コネクタに嵌合される電気コネクタから構成されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のミシン。
  4. 【請求項4】 前記被係止部は、前記フリーアーム部よ
    りも下方部に設けられていることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載のミシン。
  5. 【請求項5】 前記被係止部は、凹状に構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    ミシン。
  6. 【請求項6】 ミシン本体のフリーアーム部に着脱可能
    に装着されるアタッ チメント本体を備えた刺繍縫い用ア
    タッチメントにおいて、 前記アタッチメント本体は、前記フリーアーム部に設け
    られた案内手段により前記フリーアーム部の伸長方向に
    沿って前記ミシン本体に対する装着位置に案内されるよ
    うに構成された外殻ケースと、前記フリーアーム部に装
    着されたときに前記ミシン本体に嵌合する係合部と、前
    記フリーアーム部に装着されたときに前記ミシン本体の
    被係止部に係止して前記アタッチメント本体を前記ミシ
    ン本体にロックし、ロック位置とアンロック位置との間
    を移動可能に構成されたロック部材と、前記ロック部材
    をロック位置からアンロック位置に切換配置する操作部
    材とを備えていることを特徴とする刺繍縫い用アタッチ
    メント
  7. 【請求項7】 前記外殻ケースは、前記フリーアーム部
    に嵌合される凹部を有すると共に、前記案内手段は前記
    フリーアーム部の表面のうち装着方向に延びる2個の案
    内面から構成され、 前記アタッチメント本体は、前記外殻ケースの凹部の内
    側面のうち前記案内面のそれぞれと対向する2面を前記
    案内面に沿わせることにより装着位置へ案内されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項6記載の 刺繍
    縫い用アタッチメント。
  8. 【請求項8】 前記係合部は、前記ミシン本体の電気コ
    ネクタに嵌合する電気コネクタから構成されていること
    を特徴とする請求項6または7記載の刺繍縫い用アタッ
    チメント。
  9. 【請求項9】 前記操作部材は、アタッチメント本体に
    設けられた押釦式の操作部を操作することにより前記ロ
    ック部材をロック位置からアンロック位置に切換配置さ
    せるように構成されていることを特徴とする請求項6な
    いし8のいずれかに記載の刺繍縫い用アタッチメント。
  10. 【請求項10】 前記操作部材は、リンク機構を介して
    前記ロック部材をロック位置からアンロック位置に切換
    配置させるように構成されていることを特徴とする請求
    項6ないし9のいずれかに記載の刺繍縫い用アタッチメ
    ント。
  11. 【請求項11】 ミシン本体と、このミシン本体のフリ
    ーアーム部に着脱可能に装着される刺繍縫い用アタッチ
    メントとを備えた刺繍縫い用アタッチメント付きミシン
    において、 前記ミシン本体は、前記フリーアーム部の伸長方向に沿
    って前記刺繍縫い用アタッチメントを前記ミシン本体に
    対する装着位置に案内する案内手段を備え、 前記刺繍縫い用アタッチメントと前記ミシン本体との間
    には、前記刺繍縫い用アタッチメントが前記ミシン本体
    に装着されたときに嵌合する一対の係合部と、前記刺繍
    縫い用アタッチメントが前記ミシン本体に装着されたと
    きに前記刺繍縫い用アタッチメントと前記ミシン本体と
    をロックし、ロック位置とアンロック位置との間を移動
    可能に構成されたロック部材と、前記ロック部材をロッ
    ク位置からアンロック位置に切換配置する操作部材とが
    設けられていることを特徴とする刺繍縫い用アタッチメ
    ント付きミシン
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