JP3676418B2 - 多頭刺繍ミシン - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は複数の刺繍ヘッド及び筒形ベッドを備えた多頭刺繍ミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
縫製前の布やハンカチ等のようなフラット状の加工布だけでなく、縫製されたTシャツやセータ等のような筒状の加工布にも刺繍を行なうことができる多頭刺繍ミシン51においては、図5及び図6に示すように、複数の刺繍ヘッド52の各々の下方に同数の筒形ベッド53が設けられる。フラット状の加工布に刺繍を行なうときのために、筒形ベッド53と略同一高さにはテーブルが設けられるが、筒状の加工布に刺繍を行なうときには、このテーブルは取り外されるか又は下降されなければならない。例えば特開平6−246085号公報に開示された刺繍ミシンにおいては、図5及び図6に示すように、テーブルが、奥側の固定テーブル54と、手前側の可動テーブル55とに分割形成され、可動テーブル55は昇降駆動手段(図示略)によって下降される。
【0003】
このように可動テーブル55が取り外されるか又は下降された後、各筒形ベッド53の上方に配された刺繍枠56に筒状の加工布57の一部が張られ、該一部のすぐ下方に筒形ベッド53が入り込み、加工布57の他の部分は自重で刺繍枠56から垂下する。そして、各刺繍枠56が駆動枠58によって同時に前後左右に駆動され、刺繍ヘッド52に設けられた針59と筒形ベッド53に内蔵された釜(図示略)との協働により加工布57に縫目が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、可動テーブル55全体が一体物の大きい積層板で形成されていて非常に重かったため、これを一人の作業者が取り外すということは非常に困難であった。そこで、前記特開平6−246085号公報のように、重い可動テーブル55を昇降させるために荷重容量の大きい頑丈な昇降駆動手段(図示略)を設ける必要があり、かなりのコスト高となっていた。
【0005】
また、小ロットの刺繍を行なう場合は、複数ある刺繍ヘッド52のうちの一部のみを作動させれば済むが、この場合でも、可動テーブル55全体が取り外されるか又は下降されるため、鋏やピンセット等の小物を置くスペースが無くなり、困ることがあった。
【0006】
また、可動テーブル55全体が取り外されるか又は下降されることから、該可動テーブル55を移動中の刺繍枠56又は駆動枠58の支えに利用することはできない。このため、刺繍枠56が加工布57の重みで前垂れする(手前側ほど垂れ下がる)ことを防ぎきれず、この前垂れで加工布57が筒形ベッド53の前端に摺接すると、縫目が引っ掛かったり加工布57が刺繍枠56内で緩んだりするおそれがあった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、可動テーブルを従来の一体物に比べて実質的に軽量化することにより、一人の作業者でも容易に脱着できるようにして昇降手段を省略可能とし、或は、昇降手段を省略しないまでも簡素化可能とし、もってコストダウンを図ることにある。また、可動テーブルを取り外すか又は下降させるときに、一部の可動テーブルを筒形ベッドと略同一高さに残して、該可動テーブルを鋏やピンセット等の小物を置くスペースとして利用したり、該可動テーブルを移動中の駆動枠の支えに利用して刺繍枠の前垂れを防止したりすることも目的に含まれる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、第一の発明は、少なくとも二つの刺繍ヘッドと、各刺繍ヘッドの下方に設けられた少なくとも二つの筒形ベッドと、該筒形ベッドと略同一高さに設けられるテーブルと、各筒形ベッドの上方に配される少なくとも二つの刺繍枠と、該刺繍枠を同時に駆動する駆動枠とを備えた多頭刺繍ミシンにおいて、テーブルを、奥側の固定テーブルと、各筒形ベッド毎に分かれた手前側の少なくとも二つの可動テーブルとに分割形成し、各可動テーブルにその下面を受けるとともに後方へ突出する嵌合部をクランプにより脱着自在に取り付け、機枠の、筒形ベッドと略同一高さの上昇位置に、嵌合部を挿入する被嵌合部を設け、被嵌合部に挿入されている嵌合部から可動テーブルを取り外し、被嵌合部から嵌合部を抜き外すことにより、各可動テーブルを別々に取り外せるようにしたことを特徴としている。
【0009】
また、第二の発明は、上記と同様の刺繍ヘッドと筒形ベッドとテーブルと刺繍枠と駆動枠とを備えた多頭刺繍ミシンにおいて、テーブルを、奥側の固定テーブルと、各筒形ベッド毎に分かれた手前側の少なくとも二つの可動テーブルとに分割形成し、各可動テーブルにその下面を受けるとともに後方へ突出する嵌合部をクランプにより脱着自在に取り付け、機枠の、各筒形ベッドと略同一高さの上昇位置と、各筒形ベッドより低い下降位置とに嵌合部を挿入する被嵌合部を設け、被嵌合部に挿入されている嵌合部から可動テーブルを取り外し、該被嵌合部から該嵌合部を抜き外し、該嵌合部を別の被嵌合部に挿入し直し、該嵌合部に該可動テーブルを取り付けることにより、各可動テーブルを、前記上昇位置と下降位置とに選択的に支持できるようにしたことを特徴としている。
【0010】
また、第三の発明は、少なくとも二つの刺繍ヘッドと、各刺繍ヘッドの下方に設けられた少なくとも二つの筒形ベッドと、該筒形ベッドと略同一高さに設けられるテーブルと、各筒形ベッドの上方に配される少なくとも二つの刺繍枠と、該刺繍枠を同時に駆動する駆動枠とを備えた多頭刺繍ミシンのテーブル支持高さ変更方法であって、前記テーブルは、奥側の固定テーブルと、前記各筒形ベッド毎に分かれた手前側の少なくとも二つの可動テーブルとに分割形成されており、フラット状の加工布に刺繍を行なう場合には、機枠の前記筒形ベッドと略同一高さの上昇位置に設けられた被嵌合部に嵌合部を挿入した後、該嵌合部に可動テーブルをクランプで取り付けることにより、可動テーブルを筒形ベッドと略同一高さに支持し、筒状の加工布に刺繍を行なう場合には、クランプを緩めて嵌合部から可動テーブルを取り外し、前記被嵌合部から嵌合部を抜き外し、該嵌合部を機枠の前記筒形ベッドより低い下降位置に設けられた被嵌合部に挿入し直した後、該嵌合部に可動テーブルをクランプで取り付けることにより、可動テーブルを筒形ベッドより低い下降位置に支持することを特徴としている。
なお、テーブルの支持手段としては、次のものを検討したが、本願の各発明では(1)を採用した。
(1)ミシン機枠の上昇位置及び下降位置に設けられた被嵌合部と、該被嵌合部に嵌合できるよう各可動テーブルに設けられた嵌合部とからなるもの。この場合、嵌合部は可動テーブルに脱着自在に取り付けられたものが好ましい。
(2)各可動テーブルに結合された可動脚と、該可動脚の昇降を案内する固定脚とからなるもの。可動脚の上端は各可動テーブルの略重心位置に結合することが好ましい。この支持手段の場合、可動テーブルを昇降させる昇降駆動手段を設けることもできる。昇降駆動手段としては、可動脚に設けられたラックと、該ラックに噛み合うピニオンと、該ピニオンを回転させるモータ又は手回式ハンドルとからなるものや、リンクとバネとからなるもの。
【0011】
また、「各筒形ベッドより低い下降位置」は、高さが相異なる少なくとも二箇所にあることが好ましい。
【0012】
【作用】
本発明の多頭刺繍ミシンを使用して、縫製前の布やハンカチ等のようなフラット状の加工布に刺繍を行なう場合には、各可動テーブルを各筒形ベッドと略同一高さに支持する。この状態で、フラット状の加工布を張った刺繍枠を駆動枠により移動させながら、刺繍ヘッドの針と筒形ベッドの釜との協働によりフラット状の加工布に縫目を形成する。
【0013】
次に、縫製されたTシャツやセータ等のような筒状の加工布に刺繍を行なう場合には、各可動テーブルを各筒形ベッドと略同一高さから取り外し、さらに好ましくは各筒形ベッドより低い下降位置に支持する。このとき、可動テーブルは少なくとも二つに分割形成されており、その一つ一つは従来の一体物に比べて実質的に軽量化されているので、一人の作業者でも容易に手で持って脱着できる。従って、可動テーブルの昇降手段を省略でき、或は、昇降手段を省略しないまでも簡素化できる。
【0014】
また、一部の可動テーブルを筒形ベッドと略同一高さに残して、該可動テーブルを鋏やピンセット等の小物を置くスペースとして利用したり、該可動テーブルを移動中の刺繍枠又は駆動枠の支えに利用して刺繍枠の前垂れを防止したりすることもできる。
【0015】
そして、刺繍枠に筒状の加工布の一部を張り、該一部のすぐ下方に筒形ベッドが入り込むようにすると、加工布の他の部分は自重で刺繍枠から垂下する。このとき、下降位置に支持した可動テーブルで加工布の垂下端部を受けるようにすれば、刺繍枠の前垂れをさらに確実に防止できる。この状態で、刺繍枠を駆動枠により移動させながら、刺繍ヘッドの針と筒形ベッドの釜との協働により筒状の加工布に縫目を形成する。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を具体化した実施例を、図1〜図4に基づいて説明する。
本実施例の多頭刺繍ミシン1は、形鋼を横長の直方体状に連結してなる下部機枠2と、該下部機枠2の上に固定された上部機枠3とを有する。上部機枠3は、下部機枠2から立設された多数本の脚4と、該脚4の上端にレベル調整用ボルト5を介して支えられた、左右方向に延びる前後一対のビーム6とからなる。このビーム6の上には、例えば四つの刺繍ヘッド7がそれらのベース部7aにおいて載置及び固定され、各ベース部7aからは筒形ベッド8が前方へ突設されて各刺繍ヘッド7の下方に位置している。各刺繍ヘッド7には複数本の針9が設けられており、上部機枠3の右側に設けられた色換駆動装置10が、ロッド11を介して各刺繍ヘッド7における1本の針9を選択し縫製位置に配置するようになっている。各筒形ベッド8には釜、下糸を巻いたボビン等が内蔵されている。
【0017】
筒形ベッド8と略同一高さにはテーブルが設けられているが、このテーブルは、奥側の固定テーブル12と、各筒形ベッド8毎に分かれた手前側の少なくとも四つの可動テーブル13とに分割形成されている。固定テーブル12はビーム6の上に載置及び固定されており、左右両側では奥側のみならず手前側まで延びているため平面コ字形をなしている。各可動テーブル13は平面長方形をなし、筒形ベッド8が収まる切欠部14を有している。
【0018】
各可動テーブル13の下面の左右両側には、角パイプ材よりなる一対の嵌合部15がトグルクランプ30により脱着自在に取り付けられるとともに後方へ突出している。トグルクランプ30は、図5及び図6に示すように、可動テーブル13の下面の座31に取り付けられた支持部材32と、該支持部材32に軸着された2つのレバー33,34と、両レバー33,34を連結するコネクタ35と、一方のレバー33に設けられた取手36と、他方のレバー34に長さ調節ボルト37を介して取り付けられた押え部38とからなる。そして、図5に示すようにレバー33を引いた状態から、図6に示すようにレバー33を起こせば、それに連動してレバー34が傾動し、押え部38が嵌合部15を可動テーブル13に押し付けて止めるようになっている。嵌合部15を可動テーブル13から外すときは、反対にレバー33を倒せばよく、要するにワンタッチで脱着できる。
【0019】
この嵌合部15を次の被嵌合部16,17,18に挿入することによって、各可動テーブル13を上昇位置と下降位置とに選択的に支持できるようになっている。なお、いずれの被嵌合部16,17,18にもネジ式のクランプ19が設けられ、挿入された嵌合部15を外側から締め付けて固定できるようになっている。
【0020】
▲1▼ 固定テーブル12の下面にはブラケット材よりなる四対の被嵌合部16が取り付けられている。この被嵌合部16に嵌合部15が挿入されて、該嵌合部15に可動テーブル13が取り付けられたとき、可動テーブル13は筒形ベッド8と略同一高さの上昇位置に来る。
▲2▼ 脚4の上部には角パイプ材よりなる四対の被嵌合部17が取り付けられている。この被嵌合部17に嵌合部15が挿入されて、該嵌合部15に可動テーブル13が取り付けられたとき、可動テーブル13は筒形ベッド8の上面より例えば150mm程度低い第一の下降位置に来る。
▲3▼ 脚4の中腹部には角パイプ材よりなる四対の被嵌合部18が取り付けられている。この被嵌合部18に嵌合部15が挿入されて、該嵌合部15に可動テーブル13が取り付けられたとき、可動テーブル13は筒形ベッド8の上面より例えば300mm程度低い第二の下降位置に来る。
【0021】
固定テーブル12及び可動テーブル13の上方には、各筒形ベッド8の上方に配される四つの刺繍枠20と、該刺繍枠20を同時に駆動する駆動枠21とが設けられている。駆動枠21は、横倒しT字状の枠本体22と、該枠本体22から前方へ突設されたアーム部23とからなり、アーム部23の前端に刺繍枠20を取り付けられるようになっている。駆動枠21は、固定テーブル12に設けられた前後方向レール24と左右方向レール25に沿って前後左右に移動可能に支持されており、パルスモータ(図示略)によって駆動されるようになっている。なお、駆動枠21は、固定テーブル12の上方領域のみならず可動テーブル13の上方領域にもかかるように移動する。
【0022】
上記のように構成された多頭刺繍ミシン1を使用して、縫製前の布やハンカチ等のようなフラット状の加工布に刺繍を行なう場合には、図2及び図4の実線部分に示すように、被嵌合部16に嵌合部15を挿入してクランプ19で締め付けた後、該嵌合部15に可動テーブル13をトグルクランプ30で取り付け、各可動テーブル13を各筒形ベッド8と略同一高さに支持する。この状態で、フラット状の加工布を張った刺繍枠20を駆動枠21により移動させながら、刺繍ヘッド7の針9と筒形ベッド8の釜との協働により加工布に縫目を形成する。
【0023】
次に、縫製されたTシャツやセータ等のような筒状の加工布に刺繍を行なう場合には、トグルクランプ30を緩めて嵌合部15から可動テーブル13を取り外し、被嵌合部16から嵌合部15を抜き外し、図1及び図4の二点鎖線部分に示すように、該嵌合部15を被嵌合部17又は被嵌合部18に挿入し直してクランプ19で締め付けた後、該嵌合部15に可動テーブル13をトグルクランプ30で取り付け、各可動テーブル13を各筒形ベッド8より低い第一の下降位置又は第二の下降位置に支持する。
【0024】
このとき、可動テーブル13は四つに分割形成されており、その一つ一つは従来の一体物に比べて実質的に軽量化されているので、一人の作業者でも容易に手で持って脱着できる。従って、本実施例のように、可動テーブル13の昇降手段を省略することができる。さらに、本実施例では、可動テーブル13から嵌合部15を取り外せるようにしているので、両者の重量は分離され、それぞれ容易に手で持てる。また、可動テーブル13に一対の嵌合部15が取り付いた状態で、該嵌合部15を被嵌合部17等に挿入することもできるが、一対の嵌合部15を同時に被嵌合部17等にうまく合わせて挿入するのは困難である。しかし、本実施例のように、可動テーブル13から嵌合部15を取り外して、嵌合部15を1本ずつ被嵌合部17等に挿入するようにすれば容易に行なえる。
【0025】
また、一部の可動テーブル13(図1では右から2番目の可動テーブル13)を筒形ベッド8と略同一高さに残して、該可動テーブル13を鋏やピンセット等の小物27を置くスペースとして利用することができる。また、該可動テーブル13を移動中の刺繍枠20又は駆動枠21の支えに利用して(例えば、刺繍枠20又は駆動枠21を下側から支えるアタッチメントを可動テーブル13に移動可能に設ける。)、刺繍枠20の前垂れを防止することもできる。
【0026】
そして、刺繍枠20に筒状の加工布26の一部を張り、該一部のすぐ下方に筒形ベッド8が入り込むようにすると、加工布26の他の部分は自重で刺繍枠20から垂下する。このとき、可動テーブル13が加工布26の垂下端部をうまく受けることができるように、加工布26の大きさに応じて、前記可動テーブル13の支持位置を第一の下降位置にするか又は第二の下降位置にするか選択するとよい。この状態で、刺繍枠20を駆動枠21により移動させながら、刺繍ヘッド7の針9と筒形ベッド8の釜との協働により加工布26に縫目を形成する。このとき、可動テーブル13が加工布26の荷重の一部を負担するため、刺繍枠20を引き下げる力が軽減されて、その前垂れが確実に防止される。従って、加工布26と筒形ベッド8の前端との摺接を回避でき、縫目が引っ掛かったり加工布26が刺繍枠20内で緩んだりする不具合を防止することができる。
【0027】
その他、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば次のように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状及び構成を適宜に変更して具体化することも可能である。
【0028】
(1)各可動テーブル13を上昇位置から取り外したまま下降位置に支持しない状態で、筒状の加工布26に刺繍を行なうこともできる。この場合は、加工布26の荷重の一部を負担する作用はない。
(2)各可動テーブル13を支えながら多段階に又は無段階(連続的)に昇降させる昇降駆動手段を設けること。各可動テーブル13は実質的に軽量化されているので、この昇降駆動手段は荷重容量の小さい簡易なもので済む。
(3)各可動テーブル13の前縁部をヒンジにより下方へ折曲可能とし、折曲させたときに多頭刺繍ミシン1の奥の方へ身を乗り出しやすくすること。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の多頭刺繍ミシンによれば、可動テーブルを従来の一体物に比べて実質的に軽量化することにより、一人の作業者でも容易に脱着できるようにして昇降手段を省略可能とし、或は、昇降手段を省略しないまでも簡素化可能とし、もってコストダウンを図ることができる。また、可動テーブルを取り外すか又は下降させるときに、一部の可動テーブルを筒形ベッドと略同一高さに残して、該可動テーブルを鋏やピンセット等の小物を置くスペースとして利用したり、該可動テーブルを移動中の駆動枠の支えに利用して刺繍枠の前垂れを防止したりすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の多頭刺繍ミシンにおいて可動テーブルを下降位置に設置したときの正面図である。
【図2】同多頭刺繍ミシンにおいて可動テーブルを上昇位置に設置したときの正面図である。
【図3】同多頭刺繍ミシンの平面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】同可動テーブルのトグルクランプを示す要部斜視図である。
【図6】同トグルクランプで可動テーブルに嵌合部を取り付けたときの要部斜視図であるである。
【図7】従来の多頭刺繍ミシンにおいて可動テーブルを上昇位置に設置したときの正面図である。
【図8】同多頭刺繍ミシンにおいて可動テーブルを下降位置に設置したときの正面図である。
【符号の説明】
1 多頭刺繍ミシン
7 刺繍ヘッド
8 筒形ベッド
12 固定テーブル
13 可動テーブル
15 嵌合部
16 被嵌合部
17 被嵌合部
18 被嵌合部
19 クランプ
20 刺繍枠
21 駆動枠
26 加工布
30 トグルクランプ
Claims (3)
- 少なくとも二つの刺繍ヘッドと、各刺繍ヘッドの下方に設けられた少なくとも二つの筒形ベッドと、該筒形ベッドと略同一高さに設けられるテーブルと、各筒形ベッドの上方に配される少なくとも二つの刺繍枠と、該刺繍枠を同時に駆動する駆動枠とを備えた多頭刺繍ミシンにおいて、
前記テーブルを、奥側の固定テーブルと、前記各筒形ベッド毎に分かれた手前側の少なくとも二つの可動テーブルとに分割形成し、
前記各可動テーブルにその下面を受けるとともに後方へ突出する嵌合部をクランプにより脱着自在に取り付け、
機枠の、前記筒形ベッドと略同一高さの上昇位置に、前記嵌合部を挿入する被嵌合部を設け、
前記被嵌合部に挿入されている前記嵌合部から前記可動テーブルを取り外し、前記被嵌合部から前記嵌合部を抜き外すことにより、前記各可動テーブルを別々に取り外せるようにしたことを特徴とする多頭刺繍ミシン。 - 少なくとも二つの刺繍ヘッドと、各刺繍ヘッドの下方に設けられた少なくとも二つの筒形ベッドと、該筒形ベッドと略同一高さに設けられるテーブルと、各筒形ベッドの上方に配される少なくとも二つの刺繍枠と、該刺繍枠を同時に駆動する駆動枠とを備えた多頭刺繍ミシンにおいて、
前記テーブルを、奥側の固定テーブルと、前記各筒形ベッド毎に分かれた手前側の少なくとも二つの可動テーブルとに分割形成し、
前記各可動テーブルにその下面を受けるとともに後方へ突出する嵌合部をクランプにより脱着自在に取り付け、
機枠の、前記各筒形ベッドと略同一高さの上昇位置と、前記各筒形ベッドより低い下降位置とに前記嵌合部を挿入する被嵌合部を設け、
前記被嵌合部に挿入されている前記嵌合部から前記可動テーブルを取り外し、該被嵌合部から該嵌合部を抜き外し、該嵌合部を別の前記被嵌合部に挿入し直し、該嵌合部に該可動テーブルを取り付けることにより、前記各可動テーブルを、前記上昇位置と下降位置とに選択的に支持できるようにしたことを特徴とする多頭刺繍ミシン。 - 少なくとも二つの刺繍ヘッドと、各刺繍ヘッドの下方に設けられた少なくとも二つの筒形ベッドと、該筒形ベッドと略同一高さに設けられるテーブルと、各筒形ベッドの上方に配される少なくとも二つの刺繍枠と、該刺繍枠を同時に駆動する駆動枠とを備えた多頭刺繍ミシンのテーブル支持高さ変更方法であって、
前記テーブルは、奥側の固定テーブルと、前記各筒形ベッド毎に分かれた手前側の少なくとも二つの可動テーブルとに分割形成されており、
フラット状の加工布に刺繍を行なう場合には、機枠の前記筒形ベッドと略同一高さの上昇位置に設けられた被嵌合部に嵌合部を挿入した後、該嵌合部に可動テーブルをクランプで取り付ることにより、可動テーブルを筒形ベッドと略同一高さに支持し、
筒状の加工布に刺繍を行なう場合には、クランプを緩めて嵌合部から可動テーブルを取り外し、前記被嵌合部から嵌合部を抜き外し、該嵌合部を機枠の前記筒形ベッドより低い下降位置に設けられた被嵌合部に挿入し直した後、該嵌合部に可動テーブルをクランプで取り付けることにより、可動テーブルを筒形ベッドより低い下降位置に支持することを特徴とする多頭刺繍ミシンのテーブル支持高さ変更方法。
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