JP2007245928A - 自動車のステアリングホイール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリンホイールのベース部内にホーンスイッチ機構及びエアバッグ装置を収容した場合における種々の問題を解決可能な自動車のステアリングホイール構造を提供する。
【解決手段】支持機構70を可動プレート60におけるエアバッグ装置30周囲の複数箇所からカバー部材22側に立ち上がる縦面部64と該縦面部64の先端から外方に延びる横面部65とからなるばね受部と、該ばね受部の横面部65と固定プレートにおける該横面部65と対向する部位との間に立設され、一端が固定プレート50側の前記部位に固定され、かつ他端が可動プレート60の横面部65を貫通して抜け止めが施された軸部材71と、該軸部材71に挿通された筒状のスペーサ72と、前記ばね受部の横面部65と固定プレート50側の前記部位とのいずれか一方の部位とスペーサ72の端部との間に介設されたスプリング73とで構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ベース部にホーンスイッチ機構及びエアバッグ装置が収容された自動車のステアリングホイール構造に関し、ステアリングホイール構造の技術分野に属する。
ステアリングホイールは、周知のように、ステアリングシャフトに連結されるベース部と、該ベース部を取り囲むリム部と、前記ベース部からリム部に延びるスポーク部等で構成されている。前記ベース部には、ホーンを鳴動させるためのホーンスイッチ機構が収容される場合があり、このホーンスイッチ機構は、例えば、前記ベース部の上面を構成するカバー部材と前記ベース部の芯金との間の空間において、芯金に固定された固定プレートと、該固定プレートにほぼ平行に支持機構を介して傾動可能に支持され、かつ前記カバー部材が取り付けられた可動プレートとを有し、該可動プレートの傾動により該可動プレートに設けられた可動接点が固定プレートに設けられた固定接点に当接するように構成されている。
ここで、前記ベース部可動プレートとカバー部材との間の空間には、図13に示すようにエアバッグが収納される場合があるが、このような構造の場合、カバー部材と可動プレートとがエアバッグ装置の厚みの分離間することとなり、以下のような問題が生じる。
まず、問題点の説明に先立って、可動プレートを固定プレートに対して傾動可能に複数箇所で支持する支持機構について説明すると、該支持機構は、例えば、前記固定プレートと可動プレートとの間に立設されて先端側が前記固定プレートに固定されたボルトと、該ボルトに挿通された状態で前記両プレートの間に介設されたスプリングとを有している。
そして、問題点の説明に移ると、例えば、カバー部材の一端側(図における左端側)を押し込むと、該カバー部材の外周縁は他端側(図における右)端側の傾動支点(支持機構のボルトが可動プレートを貫通する部位)を中心として回動することとなるが、可動プレートとカバー部材とが離間していると、つまり傾動支点とカバー部材とが離間していると、一端側のカバー部材の外周縁がスポーク部側に倒れ出す量が、仮想線で示すように大きくなる。したがって、カバー部材の外周縁と前記スポーク部の内端縁とが当接しないように、カバー部材の外周縁と前記スポーク部の内端縁との間に一定量以の隙間を確保する必要があるが、この場合、ステアリングホイールの見栄えに悪影響を与えることとなる。
そこで、例えば、図14に示すように、可動プレートに、前記エアバッグ装置の周囲の複数箇所からカバー部材側に立ち上がる縦面部と、該縦面部の先端から外方に延びる横面部とからなるばね受部を設け、該横面部と固定プレートとの間にボルトを立設してスプリングを介設し、これにより、傾動支点をカバー部材側に接近させることが考えられる。
しかしながら、このような構成の場合、スプリングが長くなるので、撓みやすくなって所望の付勢力を得にくくなったり、カバー部材を押し込んだときに大きく撓んで周囲のものと干渉しやすくなる等の問題がある。
これらの問題に対処可能なものとして、例えば特許文献1に記載の支持機構がある。この支持機構は、図15に示すように、可動プレート側だけでなく、固定プレート側にも、前記可動プレートの縦面部の外側で上方に立ち上がる縦面部と、該縦面部の先端から外方に延びる横面部とからなるばね受部を設け、両ばね受部の横面部の間にボルトを立設してスプリングを介設したものであり、この特許文献1のものによれば、傾動支点をカバー部材側に接近させることが可能となると共に、スプリングを長くする必要がなくなり、その結果、前述の各問題が解決されることとなる。
特開2000−052903号公報
ところで、ステアリングホイールは、前記ベース部の外径が小さいほど(前記スポーク部の長さが長いほど)意匠上スポーティな雰囲気が強くなるが、前記特許文献1に記載のものにおいては、可動プレートの縦面部と固定プレートの縦面部との間に、両者が干渉しないように隙間を設けなければならないので、その分ベース部の外径が大きくなりスポーティな雰囲気が少なくなると共に、設計の自由度が少なくなるという問題がある。
そこで、本発明は、前述の各種問題を解決可能な自動車のステアリングホイール構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、ホーンスイッチ機構及びエアバッグ装置が収容されるベース部と、該ベース部を取り囲むリム部と、前記ベース部からリム部に延びるスポーク部とを有し、前記ベース部の上面を構成するカバー部材の外周縁と前記スポーク部の内端縁とが近接して設けられた自動車のステアリングホイール構造であって、前記ホーンスイッチ機構は、前記カバー部材と前記ベース部の芯金との間の空間において、芯金に固定された固定プレートと、該固定プレートにほぼ平行に支持機構を介して傾動可能に支持され、かつ前記カバー部材が取り付けられた可動プレートとを有し、該可動プレートの傾動により該可動プレートに設けられた可動接点が固定プレートに設けられた固定接点に当接するように構成されていると共に、該可動プレートとカバー部材との間の空間に前記エアバッグが収納されており、かつ、前記支持機構は、可動プレートにおけるエアバッグ装置周囲の複数箇所からカバー部材側に立ち上がる縦面部と該縦面部の先端から外方に延びる横面部とからなるばね受部と、該ばね受部の横面部と固定プレートにおける該横面部と対向する部位との間に立設され、一端が固定プレート側の前記部位に固定され、かつ他端が可動プレートの横面部を貫通して抜け止めが施された軸部材と、該軸部材に挿通された筒状のスペーサと、前記ばね受部の横面部と固定プレート側の前記部位とのいずれか一方の部位とスペーサの端部との間に介設されたスプリングとで構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の自動車のステアリングホイール構造において、前記スプリングは、スペーサの一端部と固定プレート側の前記部位との間に介設されていると共に、スペーサの他端部は、可動プレートのばね受部の横面部の軸部材挿通孔に挿通されており、前記スペーサは、樹脂性で、単品時の前記他端部側の内径が軸部材の外径よりも小さくされていると共に、該一端部の先端から他端部側に延びるスリットが設けられていることを特徴とする。
そして、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の自動車のステアリングホイール構造において、前記スペーサは、前記一端部側の内面に、内側に突出する突起部が設けられることにより単品時の前記一端部側の内径が軸部材の外径よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の自動車のステアリングホイール構造において、前記スリットは周方向にほぼ等間隔で複数設けられ、前記突起部は、前記一端部側の内面におけるスリットに隣接する部位に設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項2から請求項4のいずれかに記載の自動車のステアリングホイール構造において、前記スペーサの単品時の前記一端部側の外径は、スプリングの内径よりも大きくされていることを特徴とする。
そして、請求項6に記載の発明は、前記請求項2から請求項5のいずれかに記載の自動車のステアリングホイール構造において、前記スペーサは、他端部の外径が、前記可動プレートのばね受部の横面部の軸部材挿通孔の内径よりも大きくされていると共に、前記他端側の先端近傍に、底面の外径が前記軸部材挿通孔の内径よりも小さな輪溝が形成されており、かつ、前記他端部の先端から輪溝まで延びるスリットが形成されていると共に、該輪溝と前記横面部の軸部材挿通孔とが係合していることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、一例として図12に示すように、該可動プレートには、エアバッグ装置周囲の複数箇所からカバー部材側に立ち上がる縦面部と該縦面部の先端から外方に延びる横面部とからなるばね受部が備えられているので、カバー部材を押し込んたときの可動プレートの傾動中心がカバー部材側に接近することとなる。したがって、傾動時におけるカバー部材の外周縁のスポーク部側への倒れ出し量が減少し、その結果、カバー部材の外周縁と前記スポーク部の内端との隙間を小さくすることができる。
ここで、可動プレート側にこのようなばね受部を設けた場合、前述のように、固定プレートにおける該横面部と対向する部位との間隔が大きくなるが、本発明においては、該軸部材に挿通された筒状のスペーサと、前記ばね受部の横面部と固定プレート側の前記部位とのいずれか一方の部位とスペーサの端部との間に介設されたスプリングとにより、横面部と固定プレート側の前記部位との間隔が分担されるので、スプリングの長さを短くして該スプリングの撓み等を防止することができる。また、固定プレートに縦面部を設ける必要がなくなり、その結果、特許文献1のものにおいて設けられていた固定プレートの縦面部と可動プレートの縦面部との間の隙間を設ける必要がなくなり、その分ベース部の径を小さくすることができる。
したがって、本発明によれば、ステアリングホイールのベース部にエアバッグを収納した場合の前述の各種問題が解決されることとなる。
ところで、スペーサ内で軸部材が良好に摺動するには、該スペーサの内径が軸部材の外径よりも大きいことが好ましいが、この場合、振動等によりこれらが間欠的に当接することにより異音を生じる場合がある。また、これとは別に、スペーサの他端部がいずれかのプレート側に当接しているだけであると、該プレートに設けられた軸部材挿通孔と軸部材とが振動等により当接して異音を生じる場合もある。
しかし、請求項2に記載の発明によれば、前記スプリングは、スペーサの一端部と固定プレート側の前記部位との間に介設されていると共に、スペーサの他端部は、可動プレートのばね受部の横面部の軸部材挿通孔に挿通されているので、該軸部材挿通孔と軸部材との間欠的な当接による異音の発生が防止されることとなる。また、前記スペーサは、樹脂性で、単品時の前記他端部側の内径が軸部材の外径よりも小さくされていると共に、該一端部の先端から他端部側に延びるスリットが設けられているので、軸部材の挿通時には前記一端部側は、徐々に開き、挿通後は該一端部側により挟持され、軸部材と常に接した状態となり、軸部材とスペーサとの間欠的な当接によ異音の発生が防止されることとなる。したがって、いずれの異音の発生も良好に防止することができるようになる。
ところで、請求項2のような構成をとると、異音の発生は防止できるものの、スペーサと軸部材との摺動抵抗の増加によりホーン操作の押圧力が増加し、操作性を損なう虞がある。
しかし、請求項3に記載の発明によれば、前記スペーサは、前記一端部側の内面に、内側に突出する突起部が設けられることにより単品時の前記一端部側の内径が軸部材の外径よりも小さくなるように構成されているので、スペーサの内面と軸部材とは点接触するだけであり、摺動抵抗が大きく増加することがなく、操作性を損なうこともない。
さらに、請求項4に記載の発明によれば前記スリットは周方向にほぼ等間隔で複数設けられ、前記突起部は、前記一端部側の内面におけるスリットに隣接する部位に設けられているので、軸部材とスペーサの内面側とがバランスよく当接することとなり、軸部材を良好に保持することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、前記スペーサの単品時の前記一端部側の外径は、スプリングの内径よりも大きくされているので、スペーサの該一端側がスプリングにより軸部材側に締め付けられ、その結果、軸部材に対するスペーサのガタが生じにくくなる。
そして、請求項6に記載の発明によれば、前記スペーサは、他端部の外径が、前記可動プレートのばね受部の横面部の軸部材挿通孔の内径よりも大きくされていると共に、前記他端側の先端近傍に、底面の外径が前記軸部材挿通孔の内径よりも小さな輪溝が形成されており、かつ、前記他端部の先端から輪溝まで延びるスリットが形成されていると共に、該輪溝と前記横面部の軸部材挿通孔とが係合しているから、スペーサが横面部に保持されることとなる。また、この状態においては、前記他端部が軸部材の軸心から離れる方向に開くので、前記輪溝の底面と横面部の軸部材挿通孔の内周面との間隔が少なくなり、スペーサの可動プレートに対するがたつきが抑制されることとなる。
以下、本発明の実施の形態に係る自動車のステアリングホイール構造について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るステアリングホイール1は、ステアリングシャフトに連結されるベース部2と、該ベース部2を取り囲む円環状のリム部3と、ベース部2からリム部3に放射状に延びる3つのスポーク部4…4とを備えている。
このステアリングホイール1は、図2に示すように、複数の部材を集成して形成された骨格材としての芯金10を有しており、該芯金10は、前記リム部3に対応する円環状のリム部芯金11と、スポーク部4…4に対応する芯金12…12と、ベース部2に対応するベース部芯金12とで構成されている。
図1、図3(図3は、ステアリングホイール1の車幅方向中央よりも左側の部分の断面を示しており、右半分はこれと左右対称に設けられている)に示すように、ベース部2は、後述する可動プレート40に固定されたカバー部材22により覆われている。リム部芯金11及びスポーク部芯金12…12は樹脂により被覆されている。また、スポーク部芯金12…12は、該スポーク部4…4の上面を構成する樹脂製のスポーク部カバー21…21により覆われている。該リム部カバー21,21は、ボルトによりリム部芯金11に固定されている。カバー部材22の外周縁21mとスポーク部カバー21…21の内端縁21m…21mとは近接して設けられている。
ベース部芯金12の下面には、ベース部2の下壁を構成する椀状のケース部材23が取り付けられている。
ここで、図3、図4に示すように、前記ベース部2には、エアバッグ本体及びインフレータを有するエアバッグ装置30と、電気タイプのホーン装置のスイッチとしてのホーンスイッチ機構40とが収容されている。
このホーンスイッチ機構40は、前記カバー部材22とベース部芯金13との間の空間において、ベース部芯金13に固定されて3角形状に配置されて3つの固定接点50x…50x(図2参照)が設けられた固定プレート50と、該固定プレート60にほぼ平行に設けられ、固定接点50xに対向する位置に3つの可動接点60x…60x(図2参照)が設けられた可動プレート60と、該可動プレート60を前記固定プレート50に対して傾動可能に支持する支持機構70とを有し、可動プレート60の傾動により可動接点60xが固定接点50xに当接するように構成されている。
固定プレート50は、金属製で、図2〜図4に示すように、平面視略六角枠状の基準面部51と、該基準面部51からベース部芯金11側に延びる左右一対の締結片部52,52とを有しており、該締結片部52,52が、ベース部芯金13の基準面部11aからカバー部材22側に延びる左右一対のボス部13b,13bにボルトナットで締結されることによりベース部芯金13に固定されている。なお、ボス部13b,13b同士及び締結片部52,52同士は、面方向が平行でなく交差するように成されており、2点支持でも固定プレート50がベース部芯金13に対して回転しないようにされている。
可動プレート60は、金属製で、平面視略六角枠状の基準面部61を有しており、該基準面部61に、エアバッグ装置30が該面部61よりもカバー部材22側に突出した状態で図示しないボルトナットにより固定されている。
また、可動プレート60の基準面部61の左右の辺部には、カバー部材22側に延びる左右一対のボス部62,62が形成されていると共に、上辺部には、反カバー部材22側に延びるボス部63が形成されており、これらのボス部62,62,63に、前記カバー部材22の湾曲する基準面部22aから可動部材60側に延びる取付部22b,22b,22cが固定具によりそれぞれ固定されている。また、カバー部材22の基準面部22aから、エアバッグ装置30を包囲する枠状の壁部22dが可動プレート側に延びていると共に、後述するばね受部の横面部65にまで延び、ボルト部材71の頭部を囲むように形成された壁部22eが延びている。
また、可動プレート60の基準面部61の上側2ケ所の角部、及び下辺部の左右方向ほぼ中央には、エアバッグ装置30の周囲の前記各可動接点60x…60xの近傍位置からカバー部材側22に立ち上がる3つの縦面部64,64,64と、該縦面部64,64,64の先端から外側に延び、前記固定プレート50の基準面部51に平行な横面部65,65とからなるばね受部が形成されている。そして、該横面部65,65と固定プレート50の基準面部51における該横面部65,65に対向する部位との間にそれぞれ支持機構70…70が設けられている。
この支持機構70は、図5に示すように、ボルト部材71と、該ボルト部材71に挿通されたスペーサ72及びスプリング73と、固定プレートの基準面に固着されたナット部材74とを有している。
ボルト部材71は、頭部71aと、該頭部71aの先端側に設けられた大径部71bと、該大径部71bの先端側に設けられ、該大径部71bよりも小径で、螺子が形成された螺子部71cとを有しており、該螺子部71cが前記固定プレート50の基準面部51における横面部65,65に対向する部位に形成されたボルト挿通孔53に挿通されて前記大径部71bと螺子部71cとの段差面71dが固定プレート50に当接した状態で該螺子部71cにナット部材74が螺合されることにより、固定プレート50に固定されている。
また、スペーサ72は、図6〜図11に示すように、樹脂製で、前記ボルト部材71の大径部71bに挿通され、上端部が可動プレート60の横面部65のボルト挿通孔66に係合している。詳しくは、該スペーサ72は、該横面部65のボルト挿通孔66よりも大径の頭部72aと、該頭部72aの先端側(反頭部側)に設けられ、ボルト挿通孔66よりも小径の小径部72bと、該小径部72bの先端側に設けられ、ボルト挿通孔66よりも大径でリング状の大径部72cと、該大径部72cよりも先端側に設けられ、ボルト挿通孔66よりも小径の円筒部72dとを有している。
該円筒部72dの先端側には、先端から反先端側に延びる2本で一対のスリット72e,72eが、120度間隔で3組設けられている。円筒部72dにおける一対のスリット72e,72eの間の各部分72f(以下、第1延設部72f…72fという)は、他のスリット72e,72eの組との間の部分72g(以下、第2延設部72gという)と比較して先端が頭部72a側に位置していると共に、前記大径部72cから先端側に延び、径方向外方に突出する突出部72h…72hがそれぞれ形成されている。なお、前記部分72fの下端面72kは、スペーサ72におけるスプリング73の受部を構成している。
また、第2延設部72g…72gの先端部内面における前記スリット72e…72eに隣接する部位には、径方向中心に向かって突出する突起部72i…72iがそれぞれ設けられている。なお、スペーサ単品時における、スペーサ72の軸心から突起部72iの先端までの径は、ボルト部材71の大径部71bの半径よりも小さくされている。つまり、スペーサ72の円筒部72dの先端側の内径がボルト部材71の大径部71bの外径よりも実質的に小さくように構成されている。
また、突出部72h,72hの外径(スペーサ72の軸心から突出部72hの外面までの径の2倍)は、スプリング73の内径よりも遙に大きくされる一方、円筒部72dの先端側(第2延設部72g…72gの先端側)の外径はスプリング73の内径よりも若干量だけ大きくされており、スプリングの一端が、第2延設部72gに挿通された状態で前記突出部72h…72hの先端面に当接し、かつ他端が固定プレート50の基準面部51に当接し、これにより、スペーサ72を可動プレート60の横面部65に押付けている。
頭部72a及び小径部72bには、周方向で前記スリット72e,72eに対応する位置に、先端から反先端側に延びる一対のスリット72j,72jが、120度間隔で3組形成されており、頭部72aの径をボルト挿通孔66の径よりも小さくしてすぼませることができるようになっており、これにより、ボルト挿通孔66に押し込みながら挿通可能とされている。また、前記頭部72aと小径部72bと大径部72cとで小径部72bを底面とする輪溝が形成されることとなり、頭部72a側がボルト挿通孔66に挿通された後、頭部72aが元の径に戻り、輪溝とボルト挿通孔66の周縁部とが係合し、該スペーサ72が横面部65に保持されるようになっている。また、頭部72aは傾斜しており、ボルト挿通孔66への挿通の際、なめらかに押し込み可能とされている。
次に、本実施の形態の作用について説明すると、図12に示すように、可動プレート60に、エアバッグ装置30周囲の複数箇所からカバー部材22側に立ち上がる縦面部64…64と該縦面部64…64の先端から外方に延びる横面部65…65とからなるばね受部が備えられているので、カバー部材22を押し込んたときの可動プレート60の傾動中心がカバー部材22側に接近することとなる。したがって、傾動時におけるカバー部材22の外周縁のスポーク部4側への倒れ出し量が減少し、その結果、カバー部材22の外周縁と前記スポーク部4のカバー部材21の内端との隙間Xを小さくすることができる。
ここで、可動プレート60側にこのようなばね受部を設けた場合、前述のように、固定プレート50における該横面部65と対向する部位との間隔が大きくなるが、本発明においては、ボルト部材71に挿通された筒状のスペーサ72と、前記ばね受部の横面部65と固定プレート50側の前記部位とのいずれか一方の部位とスペーサ72の端部との間に介設されたスプリング73とにより、横面部65と固定プレート50側の前記部位との間隔が分担されるので、スプリング73の長さを短くして該スプリング73の撓み等を防止することができる。また、固定プレート50に縦面部64…64を設ける必要がなくなり、その結果、特許文献1のものにおいて設けられていた固定プレートの縦面部と可動プレートの縦面部との間の隙間を設ける必要がなくなり、その分ベース部2の径を小さくすることができる。したがって、本実施の形態によれば、ステアリングホイール1のベース部2にエアバッグ30を収納した場合の前述の各種問題が解決されることとなる。
また、前記スプリング73は、スペーサ72の一端部と固定プレート60の基準面部61との間に介設されていると共に、スペーサ72の他端部は、可動プレート60のばね受部の横面部65のボルト部材挿通孔66に挿通されているので、ボルト部材挿通孔66とボルト部材71との間欠的な当接による異音の発生が防止されることとなる。また、前記スペーサ72は、樹脂性で、単品時の先端側(反頭部72a側)の内径が、先端側の内面に内側に突出する突起部72i…72iが設けられることにより単品時の先端側の内径がボルト部材71の外径よりも小さくなるように構成されていると共に、先端側にスリット72e…72eが形成されているので、ボルト部材71の挿通時にスペーサ72の先端側が徐々に開き、挿通後はボルト部材71がスペーサ72の先端側の突起部72i…72iにより挟持されボルト部材71と常に接した状態となり、ボルト部材71とスペーサ72との間欠的な当接によ異音の発生が防止されることとなる。したがって、いずれの異音の発生も良好に防止することができるようになる。
その場合に、前記スペーサ72とボルト部材72とは、突起部72i…72iにより点接触するだけであり、摺動抵抗が大きく増加することがなく、操作性を損なうこともない。
また、スリット72e…72eは周方向にほぼ等間隔で複数設けられ、突起部72i…72iは、スリット72e…72eに隣接する部位に設けられているので、ボルト部材71とスペーサ72の内面側とがバランスよく当接することとなり、ボルト部材71を良好に保持することができる。
また、スペーサ72の単品時の先端側の外径は、スプリング73の内径よりも大きくされているので、スペーサ72の先端側がスプリング73によりボルト部材71側に締め付けられ、その結果、ボルト部材71に対するスペーサ72のガタが生じにくくなる。
また、スペーサ72は、頭部72a側の外径が、可動プレート60のばね受部の横面部65のボルト部材挿通孔66の内径よりも大きくされていると共に、前記頭部72a側に、底面72b(小径部)の外径がボルト部材挿通孔66の内径よりも小さな輪溝が形成されており、かつ、前記頭部側72aから輪溝まで延びるスリット72j…72jが形成されていると共に、該輪溝と横面部65のボルト部材挿通孔66とが係合しているから、スペーサ72が横面部66に保持されることとなる。また、この状態においては、前記頭部72a側がボルト部材71の軸心から離れる方向に開くので、前記輪溝の底面72bと横面部65のボルト部材挿通孔66の内周面との間隔が少なくなり、スペーサ72の可動プレート60に対するがたつきが抑制されることとなる。
なお、前記実施の形態においては、スペーサ72を横面部65に係合させ、スプリング73をスペーサ72の端部と固定プレート50側のとの間に介設したが、請求項1は、スペーサとスプリングとを入れ替えてスペーサの端部と取付面部との間にスプリングを介設するのを含む。また、いずれかのプレート側に固定されていないものも含む。
本発明は、自動車のステアリングホイール構造に広く適用することができる。
本発明の実施の形態に係るステアリングホイールの平面図である。 ステアリングホイールを構成する主要部材の単品平面図である。 図1のA−A矢視図である。 図1のB−B矢視図である。 図3における支持機構部分の拡大図である。 スペーサの単品側面図である。 図6のC−C矢視図である。 図6のD−D矢視図である。 図6のE−E矢視図である。 図6のF−F矢視図である。 図6のG−G矢視図である。 本発明の説明図である。 背景技術の説明図である。 背景技術の説明図である。 背景技術の説明図である。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ベース部
3 リム部
4 スポーク部
22 カバー部材
30 エアバック装置
40 ホーンスイッチ機構
50 固定プレート
50x 固定接点
51 基準面部
60 可動プレート
60x 可動接点
64 縦面部
65 横面部
66 ボルト部材挿通孔(横面部の軸部材挿通孔)
70 支持機構
71 ボルト部材(軸部材)
72 スペーサ
72e スリット
72i 突起部
72b 小径部(輪溝の底面)
73 スプリング

Claims (6)

  1. ホーンスイッチ機構及びエアバッグ装置が収容されるベース部と、該ベース部を取り囲むリム部と、前記ベース部からリム部に延びるスポーク部とを有し、前記ベース部の上面を構成するカバー部材の外周縁と前記スポーク部の内端縁とが近接して設けられた自動車のステアリングホイール構造であって、
    前記ホーンスイッチ機構は、
    前記カバー部材と前記ベース部の芯金との間の空間において、芯金に固定された固定プレートと、該固定プレートにほぼ平行に支持機構を介して傾動可能に支持され、かつ前記カバー部材が取り付けられた可動プレートとを有し、該可動プレートの傾動により該可動プレートに設けられた可動接点が固定プレートに設けられた固定接点に当接するように構成されていると共に、該可動プレートとカバー部材との間の空間に前記エアバッグ装置が収納されており、
    かつ、前記支持機構は、
    可動プレートにおけるエアバッグ装置周囲の複数箇所からカバー部材側に立ち上がる縦面部と該縦面部の先端から外方に延びる横面部とからなるばね受部と、該ばね受部の横面部と固定プレートにおける該横面部と対向する部位との間に立設され、一端が固定プレート側の前記部位に固定され、かつ他端が可動プレートの横面部を貫通して抜け止めが施された軸部材と、該軸部材に挿通された筒状のスペーサと、前記ばね受部の横面部と固定プレート側の前記部位とのいずれか一方の部位とスペーサの端部との間に介設されたスプリングとで構成されていることを特徴とする自動車のステアリングホイール構造。
  2. 前記請求項1に記載の自動車のステアリングホイール構造において、
    前記スプリングは、スペーサの一端部と固定プレート側の前記部位との間に介設されていると共に、スペーサの他端部は、可動プレートのばね受部の横面部の軸部材挿通孔に挿通されており、
    前記スペーサは、樹脂性で、単品時の前記他端部側の内径が軸部材の外径よりも小さくされていると共に、該一端部の先端から他端部側に延びるスリットが設けられていることを特徴とする自動車のステアリングホイール構造。
  3. 前記請求項2に記載の自動車のステアリングホイール構造において、
    前記スペーサは、前記一端部側の内面に、内側に突出する突起部が設けられることにより単品時の前記一端部側の内径が軸部材の外径よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする自動車のステアリングホイール構造。
  4. 前記請求項3に記載の自動車のステアリングホイール構造において、
    前記スリットは周方向にほぼ等間隔で複数設けられ、
    前記突起部は、前記一端部側の内面におけるスリットに隣接する部位に設けられていることを特徴とする自動車のステアリングホイール構造。
  5. 前記請求項2から請求項4のいずれかに記載の自動車のステアリングホイール構造において、
    前記スペーサの単品時の前記一端部側の外径は、スプリングの内径よりも大きくされていることを特徴とする自動車のステアリングホイール構造。
  6. 前記請求項2から請求項5のいずれかに記載の自動車のステアリングホイール構造において、
    前記スペーサは、他端部の外径が、前記可動プレートのばね受部の横面部の軸部材挿通孔の内径よりも大きくされていると共に、前記他端側の先端近傍に、底面の外径が前記軸部材挿通孔の内径よりも小さな輪溝が形成されており、かつ、前記他端部の先端から輪溝まで延びるスリットが形成されていると共に、該輪溝と前記横面部の軸部材挿通孔とが係合していることを特徴とする自動車のステアリングホイール構造。
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