JP2007236242A - 田植機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】田植機1の後部に多条植え用の植付装置4を付設し、座席13周りのフロア12aやステップ12bを形成する後部車体カバー12を車体フレーム3に載置した田植機において、後部車体カバー12の後部側にアシストバー60L・60Rを設け、該アシストバー60L・60Rの高さは、施肥機を使用する際の施肥機上端の高さと同等とした。また、前記後部車体カバー12のフロア12aに乗降するための補助ステップ61L・61Rを設け、前記アシストバー60L・60Rを後部車体カバー12の側部側で補助ステップの近傍まで延長した。
【選択図】図1
Description
また、田植機への乗車時には、車体フレーム側面中央部に設けられた補助ステップに足を掛けてから、車体フレーム上に移動することとなるが、補助ステップから車体フレーム上へ移動する際につかむことのできる手摺りも同様に必要となっている。
そこで本発明は、斯かる課題に鑑み、後部車体カバーのステップ上での作業の邪魔にならず、また、作業中にバランスを崩しても姿勢を立て直すことができ、田植機への乗降時に体を支えることも可能な田植機を提供する。
図1は本発明の一実施例に係る田植機の全体的な構成を示した側面図、図2は田植機の平面図、図3は後部車体カバー付近の右前方斜視図である。図4はアシストバーとトップリンクの関係を示した左後方斜視図、図5は実施例2に斯かる施肥機を搭載した田植機の側面図、図6は同じく平面図である。
図1及び図2に示すように、田植機の走行機体1は後部に昇降リンク機構27を介して植付装置4が配置され、該走行機体1は車体フレーム3前部上方にエンジン2を搭載し、前下部にフロントアクスルケースを介して前輪6を支持させると共に、後部にリヤアクスルケース7を介して後輪8を支持している。
そして、エンジン2はボンネット9に覆われ、該ボンネット9後部のダッシュボード5上に操向ハンドル14を配置し、該ボンネット9両側とその後部の車体フレーム3上を後部車体カバー12で覆い、操向ハンドル14後方位置に座席13を配置する。前記ボンネット9の両側を前ステップとし、座席13前部を中ステップとし、座席13左右両側を後ステップとしている。また、前記ボンネット9の両側には予備苗載台10・10が配設されている。
そして、前記ダッシュボード5の側部には走行変速レバー等のレバー類が、ダッシュボード5の下部のステップ上には変速ペダル等のペダル類が配設されている。
該苗載台16は前高後低に配設され、該苗載台16の後下部は下ガイドレール18、苗載台16の前上部は上ガイドレール19によって左右往復摺動自在に支持されている。詳しくは、該下ガイドレール18及び上ガイドレール19は、植付伝動フレーム20によって後述する支持フレーム65・66・・・等を介して支持されている。そして、植付伝動フレーム20より連結パイプを介してチェーンケース21を後方へ突出させ、該チェーンケース21の後部に一方向に回動するロータリーケース22を配置し、該ロータリーケース22の両側に一対の植付爪17・17を配置している。
こうして、乗用田植機は、前進走行とともに苗載台16を左右に往復摺動させ、該往復動に同期させて植付爪17・17を駆動して一株分の苗を切り出し、連続的に植え付け作業を行う構成となっている。
後部車体カバー12は、ボンネット9後部より、車体フレーム3の後端部まで延設されている。該後部車体カバー12は、前部に平状にフロア12aが形成され、後部車体カバー12の後部は上方に一段高く構成されており、座席13が載置されその後方は作業用スペースとなるステップ12bが形成されている。
図3等に示すように、アシストバーは左右幅方向で二つに分割して後部車体カバー12の後部に設けられている。つまり、アシストバー60L・60Rが後部車体カバー12の後部の車体フレーム3から上方に左右一対突設されており、該アシストバー60L・60Rは、複数(本実施例では二本)の棒状部材を屈曲して構成しており、複数本で構成することにより、単一物で構成した場合よりも、運搬などの取り扱いが容易となり、強度もアップする構成としている。
アシストバー60L・60Rは左右対称に構成して配置されるので、進行方向右側について説明する。アシストバー60は平面視L字状、正面視及び側面視門形にパイプが折り曲げ形成されている。アシストバー60は後垂直部60c、後水平部60a、横傾斜部60b、横垂直部60dからなり、一側の機体左右中央側に配置される後垂直部60cの下端が、図4に示すように、リヤアクスルケース7の両側から立設した車体フレーム3を構成する門形のフレーム28にボルト等により着脱可能に固設されている。該後垂直部60cの上端から後水平部60aが外側方に水平に延設され、ステップ12bの外側位置より前方へ折り曲げられて横傾斜部60bが延設され、該横傾斜部60bは後が高く前が低くなるように車体前下方へ延設される。該横傾斜部60bの前部は座席13側部位置より下方に折り曲げられて横垂直部60dが下方に延設される。該横垂直部60dの下端は乗降するための補助ステップ61の後側の近傍であって、後部車体カバー12を固設した車体フレーム3の側面にボルト等により着脱可能に固定される。
該アシストバー60は、以上のように形成されることから、上面から見て後部車体カバー12のステップ12bの後部と側部を取り囲むように配置されることとなる。
操縦者は地面から座席13に移動する際、車体フレーム3側方に設けられた補助ステップ61L・61Rに足をかけて、フロア12a上へ乗り込むことができ、降りるときには支えとなる。その際、車体フレーム3側方であって、補助ステップ61L・61Rより機体後部に設けられたアシストバー60L・60Rの横傾斜部60bおよび横垂直部60dを使用することにより、より容易に田植機に乗ることが可能となる。
このように構成することにより、アシストバーと手摺りを個別で設ける場合に比べ、部品点数を少なくすることが可能となり、部品の運搬や取り付けが容易となる。また、作業者が後部車体カバー12のステップ12bで移動した場合でも、ステップ12bの後端部であれば後水平部60aにより、側面部であれば横傾斜部60bにより常に身体を支えることが可能となる。
このように構成することにより、図1の一点鎖線で示すように、作業者(操縦者)がステップ12bに移動するときに容易にアシストバー60L・60Rを握ることが可能であり、走行機体1後部に配置された植付装置4の苗載台16に苗マットを苗継ぎ作業をする際に、前記アシストバー60L・60R上に苗マットを一旦置いたり、膝などの足の一部を当てたりして、作業者の体重を支えることで姿勢を安定させ、落下を防止して作業ができる。
また、前記横傾斜部60bは前方に向かうにつれて低くなるように傾斜をつけている。このように前記アシストバー60L・60Rの高さを、前方が低くなるよう構成することにより、補助ステップ61L・61Rに乗ったときに、体がアシストバー60L・60Rと接触しないため、邪魔にならない。
また、作業者が着座状態で後方に向いて作業をする際に邪魔にならず、後方視界の妨げにもならない。
このように構成することにより、植付装置の昇降リンク機構27のうち最も上部にあるトップリンク25が昇降する際に、アシストバー60L・60Rが邪魔にならず、かつ、上部では隙間が狭いため、二本のアシストバー60L・60Rの切れ目でも作業者の姿勢を支えることが可能である。
このように構成することにより、作業者が補助ステップ、またはアシストバーのどちらかに視線を送った際に、同色である他方の部位も同時に認識でき、乗降時において車体カバー等と区別して補助ステップとアシストバーの両方を使用し乗降することが容易になる。
なお、本実施例ではアシストバー60L・60R全体に彩色を施しているが、アシストバー60L・60Rのうち、手摺りとなる前記横傾斜部60bおよび横垂直部60dのみ彩色を施してもよい。
前記座席13後方に施肥機100が配設されている。該施肥機100の側方で車体フレーム側方にアシストバー160L・160Rが前後方向に配設されている。
該アシストバー160L・160Rは側面視門型に形成されており、アシストバー160L・160Rの前下端は補助ステップ61L・61Rの後部近傍の車体フレーム3に固設され、アシストバー160L・160Rの後下端はステップ12bの外側に位置して車体フレーム3に固設される。操縦者は地面から座席13に移動する際、前記アシストバー160L・160Rを把持しながら、車体フレーム3側方に設けられた補助ステップ61L・61Rに足をかけて、座席13のある面へ移動する。
このように構成することにより、作業者の乗降を容易にするだけでなく、側面からの転落を防止することが可能となる。また、後部車体カバー12のステップ12bでは施肥機100が作業者の圃場への転落防止を可能としている。
このように構成することにより、作業者が補助ステップ、またはアシストバーのどちらかに視線を送った際に、同色である他方の部位も同時に認識でき、乗降時において補助ステップとアシストバーの両方を使用し乗降することが容易になる。
3 車体フレーム
4 植付装置
12 後部車体カバー
60L・60R アシストバー
61L・61R 補助ステップ
Claims (4)
- 田植機の後部に多条植え用の植付装置を付設し、座席周りのフロアやステップを形成する後部車体カバーを車体フレームに載置した田植機において、
後部車体カバーの後部側にアシストバーを設け、該アシストバーの高さは、施肥機を使用する際の施肥機上端の高さと同等としたことを特徴とする田植機。 - 前記アシストバーを左右幅方向で分割し、アシストバーの上側の隙間より下側の隙間を大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の田植機。
- 前記アシストバーの後部は上面視後部車体カバーの後部側を取り囲むように配置したことを特徴とする請求項1に記載の田植機。
- 前記後部車体カバーのフロアに乗降するための補助ステップを設け、前記アシストバーを後部車体カバーの側部側で補助ステップの近傍まで延長したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の田植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006061109A JP2007236242A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006061109A JP2007236242A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 田植機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007236242A true JP2007236242A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38582410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006061109A Pending JP2007236242A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007236242A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62186713A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-15 | 井関農機株式会社 | 乗用型苗植機 |
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JP2002142517A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-21 | Iseki & Co Ltd | トラクタのリヤステップ支持装置 |
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2006
- 2006-03-07 JP JP2006061109A patent/JP2007236242A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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