JPS62186713A - 乗用型苗植機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、予備苗載台と補助座席を装備する乗用型苗
植機に関するものである。

〔従来技術〕

この種の従来技術としては、走行車体の後部の後槽用フ
ェンダ−に補助座席を設けたものがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

併し乍ら、上記従来技術においては、後輪用フェンダ−
に補助座席を設けたものであるから、該フェンダ−を補
助座席に着座する作業者を支え得るような強度のものと
せねばならず、高価なものとなるばかりか、フェンダ−
上に作業者が着座するので安全性においても問題があっ
た。

〔問題を解決するための手段〕

この発明は、上記問題点を解決すべく乗用型走行車体２
の前部または後部に苗植作業機４を装着した乗用型苗植
機において、乗用型走行車体２の後部に機体に固設の支
持フレーム２２に支持された予備苗載台２１を設けると
共に、１核支持フレーム２２に補助座席２５を設けたこ
とを特徴とする乗用型苗植機としたものである。

〔発明の効果〕

この発明は、上記技術手段により、予備苗載台２１を支
持する支持フレーム２２を利用して補助座席２５を機体
に設けたものであるから、安価にして、安全性の優れた
乗用型苗植機を得ることができるものである。

〔実施例〕

以下、図面に示すこの発明の一実施例について説明する
。

１は乗用型苗植機であって、乗用型走行車体２の後部に
リンク機構３を介して苗植装置４を後記の苗タンク１５
が第１図の実線の位置から仮想線の位置まで移動するよ
う上下動自在に装着して構成されている。

走行車体２は、中央部に走行ミッションケース５ａを設
けて、その前部に前部フレーム５ｂを延設しボンネット
６で覆ったエンジン７を設け、走行ミッションケース５
ａの前部左右両側には操向用の駆動前＠８，８を設け、
走行ミッションケース５ａの後部に伝動ケース５ｃを固
着して更にその後部にデフケース５ｄを固着し、その左
右両側に駆動後輪９，９を設け、ボンネット６の後部に
ステアリングポストを立設して燥縦ハンドル１０を取付
け、その後方の機体中央部に操縦席１１を設けている。

そして、前記ボンネット６の左右両側及び操縦席１１の
前後並びに左右両側には同一平面よりなるステップ１２
が設けられている。苗植装置４は、前記リンク機構３の
後端に連結されるフレームを兼ねた主植付伝動ケース１
３に所望の間隔で後方に向けて延びる副植付伝動ケース
１４・・・を設け、これらケースの上部に前方が」三位
になるように傾斜し８条分の苗を並列して載置し得る苗
タンク１５を左右往復動するように支架し、副植付伝動
ケース１４・・・の後部に回転式１省植付具１６を取付
け、下部側には、整地フロート１７゜１７．１７．１７
を装着して８条植えの＋Ｗ植装置となっている。

１８．１８は走行車体２の前部左右両側に設けられた前
部予備苗載台であって、各々走行ミッションヶ−５８と
前部フレーム５ｂとに基部が固着された左右支持フレー
ム１９ａ、１９ａの縦フレーｌ、１９ｂ、１９ｂに固着
された５段の苗載部２０・・・により構成されている。

そして、各段の＋’Ｍ載部２ｏ・・・は各々予備苗が収
納された育苗箱が２個載置できるようになっており、左
右の前部予備苗載台１８，１８に全部で２０個の育醒箱
が載置できるようになっている。

２１．２１は走行車体２の後部左右両側に設けられた後
部予備苗載台であって、各々走行ミッションケース５ａ
の左右両側にその基部が固着されたループ状支持フレー
ム２２に固着されたループ状の縦フレーム２２ａ、２２
ａに固着された７段の苗載部２３・・・により構成され
ている。そして、各部の苗載部２３・・・は各々育苗箱
が１個載置できるようになっており、左右の後部予備苗
載台２１゜２１に全部で１４個の育苗箱が載置できるよ
うになっている。

２４．２４は補強支持フレームであって、各々基部がデ
フケース５ｄに固設され、その上端が前記ループ状支持
フレーム２２に固設されている。

２５．２５は補助座席であって、各々前記ループ状の縦
フレーム２２ａ、２２ａに固設されて後記のフェンダ−
２６，２６から離れた上方に支持されている。

２６．２６は左右駆動後輪９，９を各々上方より覆うフ
ェンダ−であり、２７．２７は前記ステップ１２よりも
一段低く設けられた補助ステップであり、２８は左右フ
ェンダ−２６，２６と連続して設けられた後側壁であっ
て、各フェンダ−２６，２６と補助ステップ２７．２７
と後側壁２８とステップ１２とはＦＲＰ等の同一部材に
て一体的に形成されている。

上記のように構成された乗用型苗植機１を水田圃場に入
れて、苗タンク１５及び前部予備苗載台１８．１８・後
部予備苗載台２１．２１に苗を載置した後にエンジンに
て各部を駆動せしめれば、乗用型走行車体２で苗植装置
４が牽引され、苗植付具１６が左右に往復動される苗タ
ンク１５から苗を一株分づつ分割して整地フロート１７
．１７゜１７．１７にて整地された土壌面に植付けて行
く。

作業中、苗タンク１５上にＩ！！置された］宵が残り少
なくなれば、補助座席２５．２５に座っている補助作業
者が前部予備苗載台１８．１８又は後部予備苗載台２１
．２１から予備苗を順次苗タンク１５上に供給すれば、
連続して苗植作業が行なわれる。

そして、前部及び後部予備苗載台１８，１８゜２１．２
１の予備ＩＩｉも全て無くなれば５機体の前？ａＳを畦
に着けて停止し、操縦者又は補助作業者が同一平面より
なるステップ１２を通って畦から予備苗を前部及び後部
予備苗載台１８，１８，２１゜２１と苗タンク１５上に
供給して、再び苗植作業を行なう。

この苗植作業時及び苗供給作業時において、操縦席の周
囲にステップ１２が設けられている為に、各作業が非常
に能率良く行なうことができ、更に、該ステップ１２の
外側方には前部及び後部予備苗載台１８，１８，２１．
２１の支持フレーム１９ａ、１９ａ、２２が設けられて
いる為に安全に作業が行なえる。また、ループ状フレー
ム２２は左右フェンダ−２６及び後側壁２８よりも適宜
高い位置にてループ状に設けられているので、安全ガー
ド若しくは手摺としても使用できるものである。

第３図及び第４図は第２実施例を示し、後部予備苗載台
２１が、走行ミッションケース５ａの左右両側にその基
部が固着された後部左右支持フレーム２９．２９とデフ
ケース５ｄにその基部が固着された後部中央支持フレー
ム３０とによって支持されている。そして、後部左右支
持フレーＡｓ　２９．２９と後部中央支持フレーム３０
の中央部を後部横フレーム３１にて連結してあり、これ
ら後部左右支持フレーＡ２９．２９と後部横フレーム３
１とが安全ガード若しくは手摺を兼用している。

また、後部予備苗載台２１は、３段の苗叔部２３・・・
により構成されており、各苗載部２３・・・に各々６個
の育苗箱イが載置できるようになっており、後部予備苗
載台２１全体で１８個の育苗箱が載置できる。補助座席
２５．２５は各々後部支持フレーム２９．２９と後部横
フレーム３１との間を連結する座席支持フレーム３２．
３２に固設されている。尚、左右の前部予備苗載台１８
，１８は各々７個の育苗箱イが載置できるようになって
いる。

第５図、第６図は第３実施例を示し、左右支持フレーム
１９ａ、１９ａより各々上方に向けて立設された縦フレ
ーム１９ｃ、１９ｃに各々４段の苗載部２０・・・を固
設し、各苗載部２０には各々４個の育苗箱が載せれるよ
うにして、前部予備苗載台１８．１８を構成している。

そして、左右支持フレーム１９ａ、１９ａより後方に向
けて各々支持フレーム１９ｄ、１９ｄを延設し、各支持
フレーム１９ｄ、１９ｄにコ字状フレーム１９ｅ、１９
ｅを固設して、該コ字状フレーム１９ｅ、１９ｅに各々
ステップ３３．３３及び補助座席２５．２５を固設して
いる。

また、左右支持フレーム１９ａ、１９ａの前側には、ス
テップ１２よりも低い位置に補助ステップ１９ｆ、１９
ｆが各々設けられており１機体前部からの乗り降りが容
易に行なえるようにしている。

尚、３４は主植付伝動ケース１３の左右側方部にその両
端が固着された鉄パイプよりなる手摺を兼用したガード
体である。そして、前記の補助座席２５．２５及びステ
ップ３３．３３は各々苗タンク１５の左右側端よりも機
体外方に設けられており、苗タンク１５の両側方の苗載
部にも容易に苗を供給することができるようになってい
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を実施した乗用型苗植機の側面図、第
２図はその平面図、第３図、第４図は各々第２実施例を
示す側面図と平面図、第５図、第６図は各々第３実施例
を示す側面図と平面図である。尚、図中の符号は次のと
おりである。 １・・・乗用型苗植機　　　２・・・乗用型走行車体３
・・・リンク機構　　　　４・・・苗植作業機２１・・
・予備苗載台　　　２２・・・支持フレーム２５・・・
補助座席

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 乗用型走行車体２の前部または後部に苗植作業機４を装
   着した乗用型苗植機において、乗用型走行車体２の後部
   に機体に固設の支持フレーム２２に支持された予備苗載
   台２１を設けると共に、該支持フレーム２２に補助座席
   ２５を設けたことを特徴とする乗用型苗植機。