JP2002142517A - トラクタのリヤステップ支持装置 - Google Patents
トラクタのリヤステップ支持装置Info
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Abstract
させる。このリヤステップからの補助作業を行い易くす
る。 【解決手段】 シート1を支持するシートケース2の左
右両側に、サイドフロア3を配置し、このサイドフロア
3の後側上部にリヤステップ4を設けたトラクタにおい
て、このリヤステップ4の後側に、下端部をリヤフロア
フレーム5に支持し、上部をリヤステップ4の上方部側
に屈曲させた屈曲部6を形成し、上端部に左右横方向に
渡るガードハンドル7を支持する支持ステー8を設けた
ことを特徴とするリヤステップ支持装置の構成。
Description
ステップ支持装置に関し、苗植機や、施肥、播種機、そ
の他管理作業機等を装着して作業する乗用管理作業用の
トラクタに利用できる。
の移動を少くして、横側のサイドフロア上を移動するだ
けで車体後部の作業装置部に対する補助作業操作を行い
易くするために、このサイドフロアの後端上部にリヤス
テップを設ける形態の技術が知られている。
アの後側上部にリヤステップを配置する形態のトラクタ
では、リヤステップ部が車体の左右外側部に広く拡張さ
れるために、支持構成が不安定となり、このリヤステッ
プ上から後側の作業機に対する補助作業を行うときは不
安定な作業姿勢となり易い。
は、シート1を支持するシートケース2の左右両側に、
サイドフロア3を配置し、このサイドフロア3の後側上
部にリヤステップ4を設けたトラクタにおいて、このリ
ヤステップ4の後側に、下端部をリヤフロアフレーム5
に支持し、上部をリヤステップ4の上方部側に屈曲させ
た屈曲部6を形成し、上端部に左右横方向に渡るガード
ハンドル7を支持する支持ステー8を設けたことを特徴
とするリヤステップ支持装置の構成とする。
パー9を有し、下部にはこの施肥ホッパー9から肥料を
繰出す繰出装置10を有する施肥装置11を、前記リヤ
ステップ4の後側に沿わせるように配置したことを特徴
とするものである。請求項3に記載の発明は、前記支持
ステー8には、作業支持台12を設けたことを特徴とす
るものである。
プ4を支持するリヤフロアフレーム5の左右両側部と、
車体中央下部の車体フレーム13部との間を、筋交14
で連結したことを特徴とするものである。
4の上方部にはガードハンドル7があって、これを手で
把持しながら補助作業を行うことができるため、サイド
フロア3上からの補助作業を安定した姿勢で容易に安全
に行うことができる。しかも、このガードハンドル7を
支持する支持ステー8は、リヤステップ4の後部におい
て屈曲部6を形成して、このリヤステップ4の直上方部
に張り出す形態としているため、この支持ステー8の後
側に装着される作業機器部の邪魔になり難く、車体後端
部の狭い前後間隔において、補助作業時は足元を踏載せ
るリヤステップ4部を広く維持すると共に、上部のガー
ドハンドル7の位置を前側寄りに位置させて、補助作業
を行い易くすることができる。
上部の施肥ホッパー9部の前後幅を広くして肥料収容の
容量を大きくすることができる。又、この車体の後側に
苗植装置のような作業機をも昇降可能に装着する場合に
は、この施肥装置11の後方への張出を少くして、作業
機の邪魔にならないようにして、機体の前後長さを短縮
化でき、操作、作業性を容易にできる。
8に作業支持台12が設けられるため、狭い間隔部を有
効に利用して、この作業支持台12上とガードハンドル
7部との間に補給用の肥料袋等を載置し支持させて、施
肥ホッパー9への肥料補給作業を行い易くしたり、又、
補助作業者の足元を支持して補助作業を行い易くするこ
とができる。
部を支持するリヤフロアフレーム5の左右両側部が、前
記上側の支持ステー8やガードハンドル7による構成
と、下側の筋交4を介して中央下部の車体フレーム13
部に支持されるため、作業者がこのリヤステップ4上を
踏圧したり支持ステー8上のガードハンドル7を把持し
て補助作業する場合の作業姿勢を安定させることができ
る。
置や施肥装置等を装着して作業する乗用形態の管理作業
機用のトラクタに利用することができる。以下実施例に
係る図面の符号を用いて説明する。
には、フロントアクスルハウジング15を有して、この
左右両側部にはステアリングハンドル16で操向自在の
前車輪17を軸装し、後部には、リヤアクスルハウジン
グ18を有して、この左右両側部には、後車輪19を軸
装している。これら前車輪17及び後車輪19は、運転
シート1下のシートケース2で覆われたエンジンルーム
に搭載のエンジン20によって連動駆動して走行でき
る。
にはミッションケース21が配置され、車体フレーム1
3の後端部上にはリヤフレーム22が立設されて、これ
らミッションケース21上とリヤフレーム22上との間
に渡って、縦桟や横桟等からなるフロアフレーム23が
支架される。このフロアフレーム23の上側に、シート
ケース2や、このシートケース2と前側のステアリング
ポスト24との間のセンタフロア25、及びこれらの左
右両側部のサイドフロア3等を取付支持させる。
3は、シートケース2の後部両側部で上方に屈曲される
形態で、後端部を高くした段差を形成して、後車輪19
との間に間隔部を維持するように形成し、かつ後端に略
平坦なリヤステップ4を形成している。このリヤステッ
プ4部はフロアフレーム23後端部のリヤフロアフレー
ム5で支持される。
トリンク26を介して苗植装置27を連結でき、リフト
シリンダ28の伸縮で昇降制御できる。この苗植装置2
7は、センタフロート29とサイドフロート30を有し
て土壌面を滑走でき、苗植フレーム31の後側には苗植
付爪32を配置して多条植え形態とし、上部には前上部
に渡って傾斜の苗タンク33を設け、一定幅域を左右往
復移動できる構成としている。この苗タンク33の上端
部に供給したマット状の苗を後下部へ繰出しながら、こ
の苗繰出部で作用する植付爪32で分離しながら植付る
ことができる。
側方部には、フロントアクスルハウジング15上に支持
枠34を介して支持される補助苗棚35を設け、この補
助苗棚35に収容させた苗を前記苗タンク33へ補給し
て、苗植作業を継続的に行うことができる。
シート1を支持するシートケース2の左右両側に、サイ
ドフロア3を配置し、このサイドフロア3の後側上部に
リヤステップ4を設けたトラクタにおいて、このリヤス
テップ4の後側に、下端部をリヤフロアフレーム5に支
持し、上部をリヤステップ4の上方部側に屈曲させた屈
曲部6を形成し、上端部に左右横方向に渡るガードハン
ドル7を支持する支持ステー8を設けたことを特徴とす
るリヤステップ支持装置の構成とする。
はガードハンドル7があって、これを手で把持しながら
補助作業を行うことができるため、サイドフロア3上か
らの補助作業を安定した姿勢で容易に安全に行うことが
できる。しかも、このガードハンドル7を支持する支持
ステー8は、リヤステップ4の後部において屈曲部6を
形成して、このリヤステップ4の直上方部に張り出す形
態としているため、この支持ステー8の後側に装着され
る作業機器部の邪魔になり難く、車体後端部の狭い前後
間隔において、補助作業時は足元を踏載せるリヤステッ
プ4部を広く維持すると共に、上部のガードハンドル7
の位置を前側寄りに位置させて、補助作業を行い易くす
ることができる。
施肥ホッパー9を有し、下部にはこの施肥ホッパー9か
ら肥料を繰出す繰出装置10を有する施肥装置11を、
前記リヤステップ4の後側に沿わせるように配置したこ
とを特徴とするもので、施肥装置11は上部の施肥ホッ
パー9部の前後幅を広くして肥料収容の容量を大きくす
ることができる。又、この車体の後側に苗植装置のよう
な作業機をも昇降可能に装着する場合には、この施肥装
置11の後方への張出を少くして、作業機の邪魔になら
ないようにして、機体の前後長さを短縮化でき、操作、
作業性を容易にできる。
8には、作業支持台12を設けたことを特徴とするもの
で、前記支持ステー8に作業支持台12が設けられるた
め、狭い間隔部を有効に利用して、この作業支持台12
上とガードハンドル7部との間に補給用の肥料袋等を載
置し支持させて、施肥ホッパー9への肥料補給作業を行
い易くしたり、又、補助作業者の足元を支持して補助作
業を行い易くすることができる。
プ4を支持するリヤフロアフレーム5の左右両側部と、
車体中央下部の車体フレーム13部との間を、筋交14
で連結したことを特徴とするもので、リヤステップ4部
を支持するリヤフロアフレーム5の左右両側部が、前記
上側の支持ステー8やガードハンドル7による構成と、
下側の筋交4を介して中央下部の車体フレーム13部に
支持されるため、作業者がこのリヤステップ4上を踏圧
したり支持ステー8上のガードハンドル7を把持して補
助作業する場合の作業姿勢を安定させることができる。
のステアリングポスト24部から後部のシートケース2
部の左右両側部に渡るサイドフロアフレーム部36の外
側に、サブフロアフレーム部37を取付ている。このフ
ロアフレーム23の上部にサイドフロア3が取付けられ
る。このサイドフロア3は、該サイドフロアフレーム部
36上に位置するサイドステップ部38と、サブフロア
フレーム部37上に位置するサブステップ部39とから
構成される。
サブフロアフレーム部37等の後端部は、シートケース
2の後側部で左右横方向のリヤフロアフレーム5で連結
されて、このリヤフロアフレーム5上の該サブフロアフ
レーム部37上側にリヤステップ4が取付けられる。
又、このリヤフロアフレーム5の全幅でシート1の後側
に渡ってもリヤステップ40を取付けることもできる。
置27の苗植条数の形態によって、サイドフロアフレー
ム部36の幅域に対する苗植条数(例えば4〜6条植え
形態)の仕様を基準にして、これより多い苗植条数(6
〜8条植え形態)の仕様では、サイドフロアフレーム部
36の外側にサブフロアフレーム部37を付加させるこ
とによって、サブステップ部39をサイドステップ部3
8の外側に増設させて、車体フレーム13等の主要構成
部分の共用化を図ることができる。
設する形態では、特にリヤフロアフレーム5の左右横方
向の幅を広くするから、このリヤフロアフレーム5の両
端部と車体中央部の車体フレーム13部との間を筋交1
4で連結して、サイドフロア3の後端部のリヤステップ
4の支持剛性を高めることができる。
側には、支持ステー8が取付けられて、これら左右の支
持ステー8の上端部間に渡って横方向のガードハンドル
7が連結されるために、全体として環状形態の構成とし
て、軽量化の構成でありながら、リヤステップ4部の剛
性を高めることができる。
前記リヤステップ4乃至40の後側部において、リヤフ
ロアフレーム5の複数箇所に固定される。この支持ステ
ー8は、リヤステップ4の上側部で前側に屈曲して、更
に上方に向かうように屈曲し、略クランク状の屈曲部6
に形成される。この支持ステー8の上端にはL字状形態
の連結パイプ41が一体に取付けられる。この連結パイ
プ41には作業支持台12が取付けられ、側端部にはこ
の作業支持台12上の外側面に沿うサイドアーム42を
有し、この上端部にガードハンドル7の左右両端部の連
結部43を差込んで、これら差込部間にセットピン44
を差込んでガードハンドル7を連結する構成としてい
る。
は、片足を前記リヤステップ4や40、又は作業支持台
12上に載せた姿勢にすることができ、又、作業中にガ
ードハンドル7を把持しうる。更には施肥ホッパー9に
供給する肥料袋や、前記補助苗棚35から取出した苗箱
等を載せて、肥料補給や苗タンク33への苗補給等を楽
な姿勢で容易に行うことができる。
パー9とを左右横方向に渡って幅広く形成したもので、
各苗植条に沿って施肥するために、繰出ロール形態の繰
出装置10を横方向に並べて横一軸上で一体的に連動で
きる構成とし、各繰出装置10の上部にのぞませる施肥
ホッパー9は左右に幅広くして一体的構成として、肥料
収容の容量を大きくするように構成としている。又、下
部には一側端の送風機45からの圧風を案内する風筒4
6を有し、各繰出装置10から土壌面に渡って設けられ
る施肥ホース47に送風させる構成としている。このよ
うな施肥装置11が、リヤフレーム22の上端部に取付
けられる。
近接させて装着する。このとき支持ステー8の上部は屈
曲部6によって前側へ逃げた形態であるため、後方への
突出乃至張出しを少なくすることができ、苗植装置27
がリフトリンク26によって上昇されたときでも、苗タ
ンク33の前上端部が接触し難い形態とすることができ
る。又、これによって施肥ホッパー9や苗タンク33
と、リヤステップ4との間隔を短縮して、肥料補給や苗
補給を行い易くすることができる。
二基毎に配置されて、前側のガードハンドル7の下側か
ら上下に操作して、繰出装置10の伝動を入り切りでき
る。畦際のように一部の苗植条を停止する場合は、この
クラッチレバー48の操作で施肥不要な位置の繰出装置
10を停止することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 シート1を支持するシートケース2の左
右両側に、サイドフロア3を配置し、このサイドフロア
3の後側上部にリヤステップ4を設けたトラクタにおい
て、このリヤステップ4の後側に、下端部をリヤフロア
フレーム5に支持し、上部をリヤステップ4の上方部側
に屈曲させた屈曲部6を形成し、上端部に左右横方向に
渡るガードハンドル7を支持する支持ステー8を設けた
ことを特徴とするリヤステップ支持装置。 - 【請求項2】 上部に施肥ホッパー9を有し、下部には
この施肥ホッパー9から肥料を繰出す繰出装置10を有
する施肥装置11を、前記リヤステップ4の後側に沿わ
せるように配置したことを特徴とする請求項1に記載の
トラクタのリヤステップ支持装置。 - 【請求項3】 前記支持ステー8には、作業支持台12
を設けたことを特徴とする請求項1、又は2に記載のト
ラクタのリヤステップ支持装置。 - 【請求項4】 前記リヤステップ4を支持するリヤフロ
アフレーム5の左右両側部と、車体中央下部の車体フレ
ーム13部との間を、筋交14で連結したことを特徴と
する請求項1,2、又は3に記載のトラクタのリヤステ
ップ支持装置。
Priority Applications (1)
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JP2000343409A JP4862215B2 (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 乗用作業機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Related Child Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020005613A (ja) * | 2018-07-12 | 2020-01-16 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | 移植機 |
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- 2000-11-10 JP JP2000343409A patent/JP4862215B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4862215B2 (ja) | 2012-01-25 |
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