JP2007234994A - 電子部品モジュールおよびリードフレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子部品のリードフレームへの実装精度を向上させる。
【解決手段】圧電発振器20は、リードフレーム30の一側面に圧電振動子22が実装してあり、他側面に圧電振動子22を駆動する発振回路を備えた集積回路24が実装してある。リードフレーム30は、圧電振動子22を実装する部品実装部が凹部32として形成してある。凹部32の側壁は、圧電振動子22を凹部32に案内するガイド部となっている。このガイド部は、凹部32の外方側から凹部32側に向けて漸次肉厚が薄くなる傾斜壁34として形成してある。
【選択図】図1
【解決手段】圧電発振器20は、リードフレーム30の一側面に圧電振動子22が実装してあり、他側面に圧電振動子22を駆動する発振回路を備えた集積回路24が実装してある。リードフレーム30は、圧電振動子22を実装する部品実装部が凹部32として形成してある。凹部32の側壁は、圧電振動子22を凹部32に案内するガイド部となっている。このガイド部は、凹部32の外方側から凹部32側に向けて漸次肉厚が薄くなる傾斜壁34として形成してある。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の電子部品を一体化させた電子部品モジュールに係り、特にリードフレームの表裏面に電子部品を接合した電子部品モジュールおよびリードフレームに関する。
水晶発振器や水晶フィルタなどの圧電デバイスは、基準クロック信号の発生や高周波信号の抽出のため、多くの電子機器に採用されている。そして、近年は、携帯電話機の小型化をはじめとする電子機器の小型化に対応して、圧電デバイスの小型化が図られており、さらなる小型化、薄型化の要求が強まっている。そこで、リードフレームの一側面に圧電振動子を接合し、他側面にリードフレームを薄肉化して凹部を設け、この凹部に圧電振動子を駆動する発振回路を備えた集積回路を固着し、これらの圧電振動子と集積回路との周囲を樹脂で覆った圧電発振器が提案されている(特許文献1)。このように、リードフレームに薄肉化した凹部を形成してその凹部に集積回路を配置すれば、圧電発振器の実装面積を小さくでき、薄型化も図ることができる。
特開2005−33761号公報
前記したように、圧電デバイスに対する小型化、薄型化の要求は、一層強まっている。このため、集積回路や圧電振動子などをリードフレームに実装する際の位置決めをより高精度で行なう必要がある。ところが、電子部品をリードフレームに実装する一般的なマウント装置は、位置決め精度が要求されるに精度に追従することができず、現状においては実装精度が目標位置に対して±50μm程度の誤差を有する。このため、図9に示したように、リードフレーム10に凹部12として形成した部品実装部に、マウント装置を用いて集積回路14を実装した場合、集積回路14の一部が凹部12からはみ出して周辺縁部16に乗り上げた状態で実装されることを生ずる。特に、現在、圧電振動子は、集積回路14より大きく形成されており、集積回路14のように小さくすることができない。このため、圧電振動子を実装した際に位置ずれが生ずると、圧電振動子が封止樹脂からはみ出る場合がある。したがって、圧電振動子の実装位置の精度を高めることが強く望まれている。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので、電子部品のリードフレームへの実装精度を向上させることを目的としている。
また、本発明は、電子部品モジュールの薄型化を図ることを目的としている。
また、本発明は、電子部品モジュールの薄型化を図ることを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電子部品モジュールは、リードフレームの部品実装部に接合した電子部品を備え、前記電子部品の周囲を樹脂封止した電子部品モジュールであって、前記リードフレームの部品実装部は、前記リードフレームの凹部として形成され、前記凹部の側壁に、前記電子部品を前記凹部に案内するガイド部が形成してあることを特徴としている。
このようになっている本発明は、リードフレームの部品搭載部を、プレス加工などにより凹部とするとともに、凹部の側壁にガイド部を設けて、凹部に固着(実装)する電子部品が凹部(部品搭載部)に確実に納まるようにしている。このため、電子部品の実装位置精度を高められ、電子部品が封止樹脂からはみ出すようなことをなくすことができる。
リードフレームに実装する電子部品が例えば直方体状をなし、部品実装部を方形状の凹部と形成した場合、電子部品の辺に沿う直交する2方向のいずれかに少々の位置ずれを許容できる場合、位置ずれを許容できない方向の2辺と対応した側壁のみにガイド部を形成してよい。もちろん、他の2辺に対応した側壁にもガイド部を設けてもよい。
ガイド部は、傾斜面であってよい。側面に形成するガイド部は、側面の上端部に形成したいわゆるアール(R)や面取りであってもよいが、ガイド部を傾斜面である側壁として形成すると、プレス加工によって薄いリードフレームであっても容易に形成することができる。この傾斜面の幅は、マウント装置の実装精度の誤差を考慮し、その誤差が生じても、電子部品の外縁が傾斜面に掛かるような幅であることが望ましい。例えば、実装精度が目標位置に対して±50μmである場合、傾斜面の幅は、50μmないしこれよりわずかに大きい51〜53μm程度にする。これにより、電子部品を凹部(部品実装部)に確実に実装することができる。
また、本発明に係る電子部品モジュールは、リードフレームの部品実装部に接合した電子部品を備え、前記電子部品の周囲を樹脂封止した電子部品モジュールであって、前記リードフレームの部品実装部は、前記リードフレームの凹部として形成され、前記電子部品の接合面の周縁部に、前記凹部に前記電子部品を案内するガイド部が形成してある、ことを特徴としている。電子部品を凹部に案内するガイド部は、電子部品自体に面取り、アール、傾斜面などとして形成してもよい。この場合にも、電子部品を凹部として形成した部品実装部に確実に実装することができる。
部品実装部である凹部は、リードフレームのインナリードを含んで形成することができる。凹部に実装する電子部品が例えば圧電振動子である場合、一般に圧電振動子は、圧電振動子を駆動する集積回路(IC)より大きく形成される。したがって、圧電振動子は、リードフレームに設けたダイパッドより大きくなることがある。そこで、このような場合、部品搭載部となる凹部を、ダイパッドの周囲に存在するインナリードを含む範囲に形成するとよい。これにより、大きな電子部品である圧電振動子を精度よく実装することができ、圧電振動子が封止樹脂からはみ出すのを防ぐことができる。
凹部に実装する電子部品は、圧電デバイスであり、凹部の反対側面に圧電デバイスを駆動する集積回路が取り付けてあってよい。これにより、圧電発振器や振動ジャイロセンサなどの圧電デバイスを備えたモジュールの小型化が図れる。凹部は、リードフレームを薄肉化して形成するとよい。これにより、電子部品モジュールの薄型化を図ることができる。
本発明に係るリードフレームは、電子部品を接合する部品実装部が設けてあるリードフレームであって、前記部品実装部が凹部として形成され、前記凹部の側壁に、前記電子部品を前記凹部に案内するガイド部が設けてある、ことを特徴とている。このようになっているリードフレームは、電子部品の実装精度が向上する。ガイド部は、傾斜面であってよい。ガイド部を傾斜面(傾斜壁)とすることにより、プレス加工などで容易に形成することができる。
本発明に係る電子部品モジュールおよびリードフレームの好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子部品モジュールである圧電発振器の説明図である。図1において、圧電発振器20は、電子部品である圧電振動子22と、圧電振動子22を駆動する発振回路(図示せず)を備えた集積回路(IC)24とを備えている。圧電振動子22は、パッケージ本体26と蓋体28とを有する。パッケージ本体26は、例えば複数枚のセラミックシートを積層して箱型に形成してあり、内部に水晶などの圧電基板からなる音叉型振動片やAT振動片(図示せず)が収納してある。また、蓋体28は、ガラス板や金属板、セラミック板などからなっていて、パッケージ本体26の開口部に接合され、パッケージ本体26の内部に収容した圧電振動片を気密に封止している。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子部品モジュールである圧電発振器の説明図である。図1において、圧電発振器20は、電子部品である圧電振動子22と、圧電振動子22を駆動する発振回路(図示せず)を備えた集積回路(IC)24とを備えている。圧電振動子22は、パッケージ本体26と蓋体28とを有する。パッケージ本体26は、例えば複数枚のセラミックシートを積層して箱型に形成してあり、内部に水晶などの圧電基板からなる音叉型振動片やAT振動片(図示せず)が収納してある。また、蓋体28は、ガラス板や金属板、セラミック板などからなっていて、パッケージ本体26の開口部に接合され、パッケージ本体26の内部に収容した圧電振動片を気密に封止している。
圧電振動子22は、リードフレーム30に図示しない接着剤を介して固着(実装)してある。リードフレーム30は、一側の面(図1においては下側面)に部品実装部が凹部32として形成してある。凹部32は、実施形態の場合、矩形状に形成してあり、この凹部32(部品実装部)の底面に圧電振動子22が固着してある。そして、凹部32の各側壁は、底面側から開口側(図1の下側)に向けて漸次拡開する傾斜壁(傾斜面)34となっている。この傾斜壁34は、圧電振動子22を実装する際に、圧電振動子22が部品実装部である凹部32に確実に配置できるようにするためのガイド部となっている。
凹部32は、リードフレーム30を薄肉化して形成してある。すなわち、凹部32は、底部がリードフレーム30の他の部分より薄くなっている。そして、凹部32および傾斜壁34は、実施形態の場合、プレス加工などによって形成ある。このように、凹部32と傾斜壁34とをプレス加工によって形成すると、傾斜壁34を容易に形成することができるとともに、両者を同時に形成することができる。
なお、傾斜壁34の幅は、マウント装置の実装位置精度を考慮して定める。例えば、マウント装置の実装位置精度が目標位置に対して、±50μmの誤差を有する場合、傾斜壁34の幅は、50μmないしこれよりわずかに大きき51〜53μm程度にするとよい。傾斜壁34の幅をこのようにすると、圧電振動子22を実装する際に、位置ずれが生じてもパッケージ本体26のエッジが傾斜壁34に乗り、傾斜壁34を滑るために圧電振動子22を確実に凹部32に実装することができる。
リードフレーム30は、凹部32として形成した部品搭載部の反対側(裏側)の面が集積回路24の実装部となっていて、凹部32の反対側の面に集積回路24が接着剤(図示せず)を介して固着してある。そして、集積回路24の図示しない複数のバンプは、ボンディングワイヤ36を介してリードフレーム30に設けたインナリード(図示せず)に電気的に接続してある。そして、リードフレーム30の両面に実装した圧電振動子22と集積回路24とは、周囲をエポキシやポリイミドなどの封止樹脂40によって封止してある。集積回路24を覆っている封止樹脂40は、ボンディングワイヤ36をも覆っており、ボンディングワイヤ36が露出しないようにしてある。
複数のインナリードの一部は、アウタリード38と一体に形成してある。アウタリード38は、封止樹脂40から露出していて、実施形態の場合、封止樹脂40に沿って圧電振動子22側に曲げてある。そして、アウタリード38は、先端部38aが圧電振動子22の内側、すなわち圧電振動子22の下側に折曲してあって、いわゆるJリードに形成され、アウタリード38がマザーボードなどの実装基板に接合する実装端子となっている。
なお、集積回路24と圧電振動子22とは、電気的に接続してあり、集積回路24によって圧電振動子22を駆動できるようにしてある。また、圧電振動子22をリードフレーム30に実装(固着)する場合、リードフレーム30の凹部32が上側となるように配置し、凹部32の底面に接着剤を塗布する。その後、圧電振動子22をマウント装置で吸着把持し、圧電振動子22の下部を部品実装部である凹部32に挿入して接着剤に圧接する。
このように構成してある圧電発振器20は、リードフレーム30に設けた圧電振動子22を実装する部品実装部が他の部分より薄肉の凹部32として形成してあるため、薄型化を図ることができる。また、凹部32の側壁が底面に向けて肉厚を漸次薄した傾斜壁34となっているため、圧電振動子22を凹部32の底面に確実に実装することができる。すなわち、マウント装置によって圧電振動子22を実装する場合に、圧電振動子22の下端片が傾斜壁34に当たったとしても、圧電振動子22を凹部32に押し込むようにすることにより、圧電振動子22を傾斜壁34に沿って滑らすことができ、凹部32の底面に確実に配置することができる。したがって、圧電振動子22のリードフレーム30への実装精度(位置決め精度)を高めることができ、圧電振動子22の一部が凹部32からはずれて封止樹脂40からはみ出るようなことを防ぐことができる。
なお、前記実施形態においては、圧電デバイスが圧電振動子である場合について説明したが、圧電デバイスはSAW共振器であってもよい。そして、前記実施形態においては、電子部品モジュールが圧電発振器20である場合について説明したが、電圧制御発振器であってもよく、圧電振動子と集積回路と温度センサとを樹脂封止して一体化した温度補償型圧電発振器であってもよい。また、圧電デバイスとしてや振動ジャイロとし、振動ジャイロの駆動回路と角加速度検出回路を有する集積回路とを実装したジャイロセンサモジュールにも適用することができる。さらに、前記実施形態においては、圧電デバイスと集積回路とを複合化した電子部品モジュールについて説明したが、複数の集積回路をリードフレームに実装して樹脂封止したいわゆるマルチチップモジュールにも適用することができる。
図2は、第2実施形態に係る圧電発振器の説明図である。この第2実施形態に係る圧電発振器20aは、リードフレーム30aの一側面に凹部32として形成した部品実装部を有する。この凹部32には、圧電振動子22が実装してある。凹部32は、側壁が凹部32の底面に直交した垂直壁42となっている。一方、圧電振動子22のパッケージ本体26aの下端部(図2においては、凹部32側の上端部)の外側面には、下端に向けてパッケージ本体26aが漸次小さくなるようなした傾斜面44となっている。この傾斜面44は、圧電振動子22の下端部を凹部32に案内するガイドであって、幅(高さ)が垂直壁42の高さより大きくしてある。他の構成は、第1実施形態と同様である。なお、この傾斜面44の幅(高さ)は、垂直壁42の高さよりも小さくてもよい。
このように形成した第2実施形態に係る圧電発振器20aは、リードフレーム30aの凹部32に実装する際に位置ずれが生じた場合、パッケージ本体26aに形成した傾斜面44が凹部32の側壁(垂直壁42)のエッジを滑るため、確実に凹部32に実装することができる。したがって、実装精度が向上し、圧電振動子22が封止樹脂40からはみ出るようなことを防ぐことができる。
図3は実施の形態に係るリードフレーム30の一部を模式的に示した平面図であり、図4は図3のA−A線に沿った断面図である。これらの図において、リードフレーム30は、縦枠部46と横枠部48とに囲まれた領域の中央部にダイパッド部50を有する。ダイパッド部50は、実施形態の場合、矩形状の四隅を切り欠いて略十字状に形成してある。このダイパッド部50は、図3の横方向両端が支持部52を介して縦枠部46に支持させてある。また、十字状をなすダイパッド部50の四隅の切欠き部54には、圧電振動子22の図示しない外部端子を接合する接続端子56が配置してある。これらの接続端子56は、それぞれ支持部を介して縦枠部46に支持させてある。そして、図3における上面には、斜線で示したように、ダイパッド部50の中央部と、接続端子56のダイパッド部50に近い内側部分とには、圧電振動子22を実装する部品実装部となる凹部32が形成してある。各接続端子56の下面には、本図に図示しないボンディングワイヤ36の一端が接続される。凹部32の側壁は、図4に示したように、ガイド部である傾斜壁34となっている。
このボンディングワイヤ36の他端は、ダイパッド部50の下面に実装した集積回路24のバンプ(図示せず)に接続される。ダイパッド部50の図3における上下方向の両側のそれぞれには、複数のインナリード58が配置してある。これらのインナリード58は、下面にボンディングワイヤ36の一端が接続され、ボンディングワイヤ36を介して集積回路24と電気的に接続される。また、インナリード58は、後端が縦枠部46、46間に渡して設けたダムバー59に接続してあるとともに、ダムバー59を介して横枠部48に突設したアウタリード60と一体になっている。アウタリード60は、一部を除いて圧電振動子22と集積回路24とが樹脂封止されたのちに切断除去される。
図5は他の実施形態に係るリードフレームの一部平面図であり、図6は図5のB−B線に沿った断面図、図7は図5のC−C線に沿った断面図である。この実施形態に係るリードフレーム62は、縦枠部46と横枠部48とで囲まれた領域の中央部に矩形状のダイパッド64が設けてある。ダイパッド64は、リードフレーム62の他の部分より肉厚が薄くなっている(図6参照)。また、リードフレーム62は、図5においてダイパッド64の上下方向両側に横枠部48からダイパッド64に向けて形成した複数のリード66(66a〜66f)を有する。これらのリード66は、先端側のインナリード部68と基端側のアウタリード部70とからなっている。リード66は、インナリード部68の配置位置が、ダイパッド64に圧電振動子22を実装した場合、圧電振動子22の縁部がインナリード部68の一部に掛かるようになっている。
このため、インナリード部68の先端側は、図5に斜線で示したように肉厚が薄くしてあり、ダイパッド64とともに部品実装部となる凹部32を構成している(図7参照)。この薄肉化して形成した凹部32の側壁は、凹部32の底面に向けて漸次肉厚が薄くなる傾斜壁34となっている。また、凹部32に圧電振動子22を実装した場合に、圧電振動子22の4つの角部に対応したリード66a、66c、66d、66fは、圧電振動子22から露出する厚肉の部分67が圧電振動子22の角部の2辺に沿うL字状をなし、圧電振動子22の位置決めができるようにしてある。なお、図5に図示しない集積回路24は、ダイパッド64の裏面に固着(実装)される。
このようになっているリードフレーム62は、圧電振動子22を実装する部品実装部が薄肉の凹部32となっているため、圧電発振器の薄型化を図ることができる。そして、凹部32の側壁が凹部32の底面に向けて漸次薄肉となる傾斜壁34となっているため、圧電振動子22が凹部32からずれて実装されるのを防ぐことができる。しかも、圧電振動子22の角部が配置されるリード66の凹部32の外側の厚肉の部分67が、圧電振動子22の角部の2辺に沿ったL字状になっているため、圧電振動子22の実装位置の位置決めを正確に行なうことができる。
図8は、さらに他の実施形態に係るリードフレームの要部を示す説明図である。この実施形態のリードフレーム80は、凹部32の側壁となる傾斜壁43がリードフレーム80のインナリード82をプレスにより折曲加工して形成してある。なお、図8においては、中心線72の左側と右側とで、傾斜壁34の構造が少し異なっている。すなわち、図8の中心線72より左側においては、傾斜壁34の肉厚が凹部32の底部と同様に薄肉化してある。このような凹部32と傾斜壁34とは、リードフレーム80を凹部32と傾斜壁34とに対応した部分をエッチングして薄肉化したのち、曲げ加工して形成することができる。なお、薄肉部を設けていないリードフレーム80を、プレスによって曲げ加工する際に、圧下圧力を大きくすることによっても形成することができる。
図8の中心線72の右側においては、傾斜壁34の肉厚が凹部32の底部の肉厚より厚くしてある。すなわち、傾斜壁34の肉厚は、傾斜壁34の上端側平坦部と同じ厚さにしてある。このような凹部32と傾斜壁34は、リードフレーム80をプレスによって曲げ加工することにより、容易に形成することができる。そして、このようなリードフレーム80においても、前記と同様の効果を得ることができる。
20、20a………電子部品モジュール(圧電発振器)、22………電子部品(圧電振動子)、24………集積回路、30、30a………リードフレーム、32………凹部、34、44………ガイド部(傾斜壁、傾斜面)、40………封止樹脂、42………垂直壁、66………リード、68………インナリード部、70………アウタリード部、80………リードフレーム。
Claims (9)
- リードフレームの部品実装部に接合した電子部品を備え、前記電子部品の周囲を樹脂封止した電子部品モジュールであって、
前記リードフレームの部品実装部は、前記リードフレームの凹部として形成され、前記凹部の側壁に、前記電子部品を前記凹部に案内するガイド部が形成してあることを特徴とする電子部品モジュール。 - 請求項1に記載の電子部品モジュールにおいて、
前記凹部は、方形状に形成され、
前記ガイド部は、少なくとも方形状をなす前記凹部の対向する2辺と対応した側壁に設けてある、
ことを特徴とする電子部品モジュール。 - 請求項1または2に記載の電子部品モジュールにおいて、
前記ガイド部は、傾斜面であることを特徴とする電子部品モジュール。 - リードフレームの部品実装部に接合した電子部品を備え、前記電子部品の周囲を樹脂封止した電子部品モジュールであって、
前記リードフレームの部品実装部は、前記リードフレームの凹部として形成され、
前記電子部品の接合面の周縁部に、前記凹部に前記電子部品を案内するガイド部が形成してある、
ことを特徴とする電子部品モジュール。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の電子部品モジュールにおいて、
前記凹部は、前記リードフレームのインナリードを含んで形成してあることを特徴とする電子部品モジュール。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の電子部品モジュールにおいて、
前記凹部に実装する前記電子部品は、圧電デバイスであり、
前記凹部の反対側面に前記圧電デバイスを駆動する集積回路が取り付けてある、
ことを特徴とする電子部品モジュール。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の電子部品モジュールにおいて、
前記凹部は、前記リードフレームを薄肉化して形成してあることを特徴とする電子部品モジュール。 - 電子部品を接合する部品実装部が設けてあるリードフレームであって、
前記部品実装部が凹部として形成され、
前記凹部の側壁に、前記電子部品を前記凹部に案内するガイド部が設けてある、
ことを特徴とするリードフレーム。 - 請求項8に記載のリードフレームにおいて、
前記ガイド部は、傾斜面であることを特徴とするリードフレーム。
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