JP2007229723A - ヘミング加工用ローラ、ローラヘミング装置及びローラヘミング方法 - Google Patents

ヘミング加工用ローラ、ローラヘミング装置及びローラヘミング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】縁部が湾曲しているワークに好適なローラヘミング技術を提供することを課題とする。
【解決手段】ローラヘミング装置10は、ワーク11を載せるワーク載せ部材20と、ローラ回転軸31に対して第1の角度θ1で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面32及びローラ回転軸31に対して第2の角度θ2で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面33とを有するヘミング加工用ローラ30と、このヘミング加工用ローラ30を、ワーク11から立てたフランジ12に沿って相対的に移動させるローラ移動機構40と、一次曲げ面32でフランジ12を曲げるときに二次曲げ面33を案内するガイド部21とを備える。
【効果】二次曲げ面33とガイド部21との間に周速差が発生しないため、二次曲げ面33やガイド部21に傷や摩耗が発生する心配がない。
【選択図】図1

Description

本発明はワークに立てたフランジをローラで折り曲げるローラヘミング技術に関する。
ワークに立てたフランジをローラで折り曲げる技術は、ローラヘミング法と呼ばれ、各種の手法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特公平7−90299号公報(図1、図3)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図10は従来の技術の基本原理を説明する図であり、図10(a)に示されるように、ローラヘミング装置100は、ガイド面101が設けられている下型102と、ロボットハンド103に回転自在に支持されている平ローラ104とからなる。
下型102にフランジ106を有するアウタパネル107を載せ、このアウタパネル107にインナパネル108を載せる。そして、平ローラ104をガイド面101に沿わせながら回転させて、想像線で示すフランジ106を実線で示す位置まで約45°折り曲げる。この工程は、仮曲げ工程や一次曲げ工程と呼ばれる。
次に、図10(b)に示されるように、ロボットハンド103により平ローラ104の向きを変更する。そして、平ローラ104を回転させて、想像線で示すフランジ106を実線で示す位置まで完全に折り曲げる。この工程は、本曲げ工程や二次曲げ工程と呼ばれる。
図11は従来の技術の問題点を説明する図であり、図11(a)に示すように、ワーク110は前縁部111及び後縁部112が湾曲しているボンネットであったとする。一次曲げ工程後には、フランジ113の基部114よりもフランジ113の先端部115が、湾曲中心116から遠くなる。すなわち、基部114の半径をR1、先端部115の半径をR2とすれば、R1<R2となる。この結果、基部114の周長より、先端部115の周長が大きくなる。
同様の周長差は、図11(b)に示すガイド面120にも存在する。ガイド面120の一方の縁(湾曲中心に近い方の縁)121の半径をR3、他方の縁122の半径をR4とすれば、R3<R4となる。この結果、一方の縁121の周長より、他方の縁122の周長が大きくなる。
仮に、一方の縁121に対して平ローラ123が滑らずに回転するとすれば、他方の縁122と平ローラ123との間に滑りが必然的に発生する。ガイド面120を含む下型124は硬い鋼で構成し、平ローラ123も硬い鋼で構成される。そのため、ガイド面120と平ローラ123の少なくとも一方は摩耗して、ヘミング加工の継続が困難になる。
特許文献1の技術は、図11(a)に示すような、前縁部111や後縁部112が湾曲しているワーク110を対象とするヘミング加工には適用できない。
本発明は、縁部が湾曲しているワークに好適なローラヘミング技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ワークに立てたフランジを、折り曲げるヘミング加工に用いるローラであって、このヘミング加工用ローラは、ローラ回転軸に対して第1の角度で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面と、ローラ回転軸に対して第2の角度で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面とを有し、前記一次曲げ面により前記フランジをフランジ総曲げ角の半分程度曲げ、前記二次曲げ面で前記フランジを完全に曲げるところの二段階のヘミング加工に用いることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ワークに立てたフランジを、折り曲げるヘミング加工に用いるローラヘミング装置において、
このローラヘミング装置は、ワークを載せるワーク載せ部材と、ローラ回転軸に対して第1の角度で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面及びローラ回転軸に対して第2の角度で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面とを有するヘミング加工用ローラと、このヘミング加工用ローラを前記フランジに沿ってワークに相対的に移動させるローラ移動機構と、前記一次曲げ面で前記フランジを曲げるときに前記二次曲げ面を案内するガイド部とを含むことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ワークに立てたフランジをローラで折り曲げるローラヘミング加工方法であって、
ローラ回転軸に対して第1の角度で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面及びローラ回転軸に対して第2の角度で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面とを有するヘミング加工用ローラと、前記一次曲げ面で前記フランジを曲げるときに前記二次曲げ面を案内するガイド部とを準備する準備工程と、
前記ガイド部に前記二次曲げ面を沿わせながら、前記一次曲げ面で前記フランジをフランジ総曲げ角の半分程度曲げる一次曲げ工程と、
前記二次曲げ面でフランジを完全に曲げる二次曲げ工程とからなることを特徴とする。
請求項1に係るヘミング加工用ローラは、縁部が湾曲しているワークに好適なローラであって、テーパ面からなる一次曲げ面及びテーパ面からなる二次曲げ面を備える。一次曲げ面で一次曲げを実施するときに、二次曲げ面をガイド部に沿わせることができる。このときに二次曲げ面とガイド部との間に周速差が発生しないため、二次曲げ面やガイド部に傷や摩耗が発生する心配がない。
請求項2に係るローラへミング装置は、縁部が湾曲しているワークに好適なローラヘミング装置であって、テーパ面からなる一次曲げ面及びテーパ面からなる二次曲げ面を有するヘミング加工用ローラを備える。
一次曲げ面で一次曲げを実施するときに、二次曲げ面をガイド部に沿わせることができる。このときに二次曲げ面とガイド部との間に周速差が発生しないため、二次曲げ面やガイド部に傷や摩耗が発生する心配がない。
請求項3に係るローラへミング方法は、縁部が湾曲しているワークに好適なローラヘミング方法であって、テーパ面からなる一次曲げ面及びテーパ面からなる二次曲げ面を有するヘミング加工用ローラでヘミングを実施する。
一次曲げ面で一次曲げを実施するときに、二次曲げ面をガイド部に沿わせることができる。このときに二次曲げ面とガイド部との間に周速差が発生しないため、二次曲げ面やガイド部に傷や摩耗が発生する心配がない。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係るローラヘミング装置の側面図であり、ローラヘミング装置10は、ワーク11を載せるワーク載せ部材20と、ローラ回転軸31に対して第1の角度θ1で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面32及びローラ回転軸31に対して第2の角度θ2で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面33とを有するヘミング加工用ローラ30と、このヘミング加工用ローラ30を、ワーク11から直角又はほぼ直角に立てたフランジ12に沿って相対的に移動させるローラ移動機構40と、一次曲げ面32でフランジ12を曲げるときに二次曲げ面33を案内するガイド部21とを備える。
ワーク載せ部材20は、下型と呼ばれる丈夫な部材、好ましくは硬い鋼で製造した金型であって、上面端部にガイド部21を有すると共に、下面に第1ガイド溝22及び第2ガイド溝23を備える。
ローラ移動機構40は、ロボットアーム41と、このロボットアーム41に設けるL字フレーム42と、このL字フレーム42の上部に設け、ヘミング加工用ローラ30を回転可能に支えるローラ支持ブロック43と、L字フレーム42の下部に設けたシリンダユニット44と、このシリンダユニット44のピストンロッド45に設けたガイド支持ブロック46と、このガイド支持ブロック46に回転自在に設けたガイドローラ47とからなる。
ガイドローラ47は第1ガイド溝22と第2ガイド溝23に選択的に嵌合させる回転体である。シリンダユニット44は、油圧シリンダが好適であり、ガイドローラ47をヘミング加工用ローラ30に接近させる役割を果たす。
図2は本発明に係るローラヘミング装置の平面図であり、フランジ12が凹状に湾曲しており、このようなフランジ12に倣って、ガイド部21、第1ガイド溝22及び第2ガイド溝23を湾曲させる。
図3は本発明に係るヘミング加工用ローラの側面図であり、図3(a)に示すように、ヘミング加工用ローラ30は、ローラ回転軸31に対して第1の角度θ1で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面32と、ローラ回転軸31に対して第2の角度で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面33とを有する。
一次曲げ面32と二次曲げ面33とがなす角度は、θ0と定義する。
角度θ0、第1の角度θ1及び第2の角度θ2について、説明する。
角度θ0は、後述の図4(b)から容易に理解できるように、フランジの一次曲げ角度に相当し、フランジの総曲げ角の約半分に相当する角度である。一般にフランジの総曲げ角は約90°である。このときにはθ0は45°程度に設定される。
第2の角度θ2は、図2において、湾曲させたガイド部21に対応して決定される。すなわち、湾曲させたガイド部21に二次曲げ面33を回転させても、ガイド部21と二次曲げ面33との間に、周速差がでないようにテーパ角度を設定する。このときのテーパ角度が第2の角度θ2になる。
図3(a)に示される角度θ0、θ1、θ2を、図3(b)に示される三角形ABCに移すことができる。角Aがθ1、角Bがθ2とすれば、θ0は角Cの外角になり、θ0=θ1+θ2の関係となる。この式から、第1の角度θ1は、(θ0−θ2)の計算式で定めることができる。
以上に述べたヘミング加工用ローラ30及びローラヘミング装置10の作用を図4(一次曲げ工程を説明する図)、図5(二次曲げ工程を説明する図)に基づいて説明する。
図4(a)において、ワーク載せ部材20に、ワーク11を載せてクランプする。ワーク11にはフランジ12が立っている。ヘミング加工用ローラ30を矢印のごとく移動させて、ガイド部21に当てる。同時にガイドローラ47を矢印のごとく移動させて、第1ガイド溝22に当てる。
図4(b)において、ヘミング加工用ローラ30を図表から図奥へ回転させながら移動する。第1ガイド溝22にガイドローラ47が嵌合しているため、ヘミング加工用ローラ30が図面左右に振れる心配はない。一次曲げ面32の作用で、想像線で示すフランジ12は実線で示すように、一次曲げが施される。
図4(b)の平面図である図4(c)に示すように、フランジ12は一次曲げ面32の作用で一次曲げされている。ガイド部21は湾曲しているが、二次曲げ面33がテーパ面であるため、ガイド部21と二次曲げ面33との間ではスリップは発生しない。そのため、ガイド部21や二次曲げ面33に有害な摩耗や擦り傷が発生する心配はない。
一次曲げに続いて二次曲げを実施する。
図5(a)において、ヘミング加工用ローラ30を上昇させる。そしてガイドローラ47を下降させる。ヘミング加工用ローラ30及びガイドローラ47を図左に移動し、ガイドローラ47は第2ガイド溝23に嵌合する。
図5(b)において、想像線で示すフランジ12を、二次曲げ面33で実線の位置まで完全に曲げる。
図5(b)の平面図である図5(c)に示すように、フランジ12は二次曲げ面33の作用で二次曲げされている。フランジ12は湾曲しているが、二次曲げ面33がテーパ面であるため、フランジ12と二次曲げ面33との間では、ほとんどスリップは発生しない。そのため、フランジ12に有害な擦り傷が発生する心配はない。
次に、別実施例に係るローラヘミング装置を説明する。
図6は図1の別実施例図であり、図1のヘミング加工用ローラ30を、ヘミング加工用ローラ30Bに変更した。その他は図1の符号を流用することで、詳細な説明は省略する。
すなわち、ヘミング加工用ローラ30Bはワーク11に向かって下へ斜めに設ける。
図7は図6の平面図であり、ワーク11のフランジ12は、ヘミング加工用ローラ30B側へ凸になるように湾曲している。これは、ボンネットの前縁に相当する。
ガイド部21、第1ガイド溝22及び第2ガイド溝23もヘミング加工用ローラ30B側へ凸になるように湾曲している。
図8は図3の別実施例図であり、図8(a)に示すように、ヘミング加工用ローラ30Bは、ローラ回転軸31に対して第1の角度θ1で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面32と、ローラ回転軸31に対して第2の角度で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面33とを有する。θ0は、一次曲げ面32と二次曲げ面33とがなす角度である。
角度θ0、第1の角度θ1及び第2の角度θ2について、説明する。
角度θ0は、フランジの一次曲げ角度に相当し、フランジの総曲げ角の約半分に相当する角度である。一般にフランジの総曲げ角は約90°である。このときにはθ0は45°程度に設定される。
第2の角度θ2は、湾曲させたガイド部21に対応して決定される。すなわち、湾曲させたガイド部21に回転させても、二次曲げ面33とガイド部21との間に、周速差がでないようにテーパ角度を設定する。このときのテーパ角度が第2の角度θ2になる。
図8(a)に示される角度θ0、θ1、θ2を、図8(b)に示される台形DEFGに移すことができる。辺DGと辺EFとは平行である。角Dがθ1、角Eの外角が(θ0+θ2)となる。この結果、θ1=(θ0+θ2)の関係が成立し、第1の角度θ1は、(θ0+θ2)と定めることができる。
以上に述べたヘミング加工用ローラ30Bの作用を図9に基づいて説明する。
図9(a)において、ヘミング加工用ローラ30Bを図表から図奥へ回転させながら移動する。
図9(a)の平面図である図9(b)に示すように、フランジ12は一次曲げ面32の作用で一次曲げされている。ガイド部21は湾曲しているが、二次曲げ面33がテーパ面であるため、ガイド部21と二次曲げ面33との間ではスリップは発生しない。そのため、ガイド部21や二次曲げ面33に有害な摩耗や擦り傷が発生する心配はない。
一次曲げに続いて二次曲げを実施する。
図9(c)において、ヘミング加工用ローラ30Bを図表から図奥へ回転させながら移動する。
図9(c)の平面図である図9(d)に示すように、フランジ12は二次曲げ面33の作用で二次曲げされている。
尚、本発明は、車両のボンネット、ルーフなどの湾曲した縁を折り曲げるヘミング技術に好適である。ワークは縁が湾曲していれば、種類は問わない。
また、ローラ移動機構40は、駆動源をロボットアームとしたが、電動モータや油圧シリンダを駆動源とした移動機構であってもよい。
さらには、ガイド部21は、ワーク載せ部材20に一体形成する他、ワーク載せ部材20から分離し、独立して設けてもよい。
本発明は、車両のボンネットのヘミング加工に好適である。
本発明に係るローラヘミング装置の側面図である。 本発明に係るローラヘミング装置の平面図である。 本発明に係るヘミング加工用ローラの側面図である。 本発明に係る一次曲げ工程の説明図である。 本発明に係る二次曲げ工程の説明図である。 図1の別実施例図である。 図6の平面図である。 図3の別実施例図である。 別実施例のための工程説明図である。 従来の技術の基本原理を説明する図である。 従来の技術の問題点を説明する図である。
符号の説明
10…ローラヘミング装置、11…ワーク、12…ワークに立てたフランジ、20…ワーク載せ部材、21…ガイド部、22…第1ガイド溝、23…第2ガイド溝、30、30B…ヘミング加工用ローラ、31…ローラ回転軸、32…一次曲げ面、33…二次曲げ面、40…ローラ移動機構、41…ロボットアーム、47…ガイドローラ、θ1…第1の角度、θ2…第2の角度。

Claims (3)

  1. ワークに立てたフランジを、折り曲げるヘミング加工に用いるローラであって、このヘミング加工用ローラは、ローラ回転軸に対して第1の角度で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面と、ローラ回転軸に対して第2の角度で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面とを有し、前記一次曲げ面により前記フランジをフランジ総曲げ角の半分程度曲げ、前記二次曲げ面で前記フランジを完全に曲げるところの二段階のヘミング加工に用いることを特徴とするヘミング加工用ローラ。
  2. ワークに立てたフランジを、折り曲げるヘミング加工に用いるローラヘミング装置において、
    このローラヘミング装置は、ワークを載せるワーク載せ部材と、ローラ回転軸に対して第1の角度で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面及びローラ回転軸に対して第2の角度で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面とを有するヘミング加工用ローラと、このヘミング加工用ローラを前記フランジに沿ってワークに相対的に移動させるローラ移動機構と、前記一次曲げ面で前記フランジを曲げるときに前記二次曲げ面を案内するガイド部とを含むことを特徴とするローラヘミング装置。
  3. ワークに立てたフランジをローラで折り曲げるローラヘミング加工方法であって、
    ローラ回転軸に対して第1の角度で傾斜するテーパ面からなる一次曲げ面及びローラ回転軸に対して第2の角度で傾斜するテーパ面からなる二次曲げ面とを有するヘミング加工用ローラと、前記一次曲げ面で前記フランジを曲げるときに前記二次曲げ面を案内するガイド部とを準備する準備工程と、
    前記ガイド部に前記二次曲げ面を沿わせながら、前記一次曲げ面で前記フランジをフランジ総曲げ角の半分程度曲げる一次曲げ工程と、
    前記二次曲げ面でフランジを完全に曲げる二次曲げ工程とからなることを特徴とするローラヘミング加工方法。
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