JP2007223220A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007223220A
JP2007223220A JP2006048884A JP2006048884A JP2007223220A JP 2007223220 A JP2007223220 A JP 2007223220A JP 2006048884 A JP2006048884 A JP 2006048884A JP 2006048884 A JP2006048884 A JP 2006048884A JP 2007223220 A JP2007223220 A JP 2007223220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
branch
ink supply
supply pipe
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006048884A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhisa Nakajima
篤久 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2006048884A priority Critical patent/JP2007223220A/ja
Priority to CN2007100858099A priority patent/CN101045390B/zh
Priority to US11/677,311 priority patent/US8066357B2/en
Priority to EP07250741A priority patent/EP1826010A1/en
Publication of JP2007223220A publication Critical patent/JP2007223220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17506Refilling of the cartridge
    • B41J2/17509Whilst mounted in the printer

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】インクジェットヘッドが移動する際に、分岐部に接続されるインク供給管の先端部に作用する力を軽減して、インク供給管の破損を極力防止すること。
【解決手段】インクジェットヘッドの複数のインク導入口へそれぞれインクを供給するインク供給部は、インクカートリッジに接続されたインク供給管10と、インク供給管10の先端部が接続された分岐部11と、分岐部11から複数のインク導入口までそれぞれ延びる複数の分岐管12を有する。そして、分岐部11及び複数の分岐管12は、インクジェットヘッドと一体的に移動するように構成され、インク供給管10の先端部と分岐部11とが相対回転自在に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、被記録媒体に対してインクを噴射して記録するインクジェットプリンタに関する。
従来から、記録用紙等の被記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動しつつ、被記録媒体に対してインクを噴射するインクジェットヘッドを備えた、シリアルタイプのインクジェットプリンタが広く知られている。その中でも、例えば、特許文献1に記載のインクジェットプリンタは、固定的に設けられたインクカートリッジ(インク供給源)と、搬送される記録用紙の幅方向に往復移動可能に設けられたインクジェットヘッドを備えている。インクカートリッジとインクジェットヘッドは、可撓性を有するチューブを介して接続されており、インクカートリッジからチューブを介して供給されたインクは、往復移動するインクジェットヘッドのノズルから記録用紙に対して噴射される。
特開2005−288753号公報(図3)
ところで、同じ種類(同色)のインクを噴射するインクジェットヘッドが複数設けられている場合には、1つのインクカートリッジから複数のインクジェットヘッドにそれぞれインクを供給するために、1本のチューブからなるインク供給経路を複数の経路に分岐させる分岐部が必要になる。しかし、この分岐部がインクジェットヘッド側に設けられて、分岐部がインクカートリッジと一体的に移動する場合には、インクジェットヘッドの移動時に、分岐部に接続されているチューブの先端部に繰り返し応力が生じる。
一方で、インクカートリッジからインクジェットヘッドへのインクの供給を円滑に行うためには、チューブの径はできるだけ大きいことが好ましい。また、チューブは一般的に合成樹脂材料などで形成されることが多いが、その場合には大気がチューブを透過してチューブ内のインクに混入してしまうことがある。そこで、大気がチューブを透過するのを極力防止するために、チューブの肉厚はできるだけ大きいことが好ましい。しかし、このように、チューブの径や肉厚を大きくすると、その分、チューブの剛性が大きくなってしまうため、インクジェットヘッドが移動する際にチューブに作用する力をその撓み変形で吸収することが難しくなる。そのため、チューブの先端部に生じる応力が大きくなり、疲労破壊による割れなどが生じやすくなる。
本発明の目的は、インクジェットヘッドが移動する際に、分岐部に接続されるインク供給管の先端部に作用する力を軽減して、インク供給管の破損を極力防止することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明のインクジェットプリンタは、所定の一方向に移動しつつインクを噴射するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドの複数のインク導入口へそれぞれインクを供給するインク供給部を備え、前記インク供給部は、インク供給源に接続されたインク供給管と、前記インク供給管の先端部が接続されて、このインク供給管により形成されたインク供給経路を複数に分岐させる分岐部と、前記分岐部から前記インクジェットヘッドの複数のインク導入口までそれぞれ延びる複数の分岐管を有し、前記分岐部及び前記複数の分岐管は、前記インクジェットヘッドと一体的に前記所定の一方向へ移動するように構成され、前記インク供給管の先端部と前記分岐部とが、相対回転自在に接続されていることを特徴とするものである。
このインクジェットプリンタにおいては、インク供給源のインクが、インク供給管と分岐部を介して、インクジェットヘッドの複数のインク導入口へそれぞれ供給される。ここで、インク供給源から延びるインク供給管の先端部と、インクジェットヘッドと一体的に移動する分岐部とが、相対回転自在に接続されているため、インクジェットヘッドの移動時に、分岐部に接続されるインク供給管の先端部に作用する力が小さくなり、インク供給管の破損が極力防止される。
第2の発明のインクジェットプリンタは、前記第1の発明において、前記分岐部は、前記インクジェットヘッドの前記複数のインク導入口との距離がそれぞれ等距離となる位置に配置されていることを特徴とするものである。この構成によれば、インクジェットヘッドの移動時に、インク供給管を介して分岐部に作用する力が複数の分岐管に均等に分散されるため、一部の分岐管に集中して外力が作用するのを防止できる。また、インク供給管から分岐して複数の導入口にそれぞれ供給されるインクの圧力、流量等がほぼ均一となる。
第3の発明のインクジェットプリンタは、前記第1又は第2の発明において、前記分岐管は金属製であることを特徴とするものである。このように、分岐管が金属製である場合には、大気(エア)が分岐管を透過して内部に混入することがない。また、分岐管の剛性が高くなるため、インクジェットヘッドが移動する際に生じる分岐管のたわみが小さくなる。そのため、分岐部の位置がふらつきにくくなり、インク供給管の先端部が分岐部に対して安定して回動できるようになる。
第4の発明のインクジェットプリンタは、前記第1〜第3の何れかの発明において、前記インク供給管の先端部は、直角的に折れ曲がったL字形状に形成されていることを特徴とするものである。このように、インク供給管の先端部がL字形状である場合には、インク供給管をインクジェットヘッドの移動平面に沿うように設置することが可能となるため、インクジェットヘッドの移動時にインク供給管の先端部に作用する力をさらに小さくすることができる。
第5の発明のインクジェットプリンタは、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記分岐部は、前記インク供給管の先端部が挿入される挿入孔とこの挿入孔から分岐して前記複数の分岐管にそれぞれ連なる複数の分岐流路を有する分岐部本体と、前記インク供給管の先端部と前記分岐部本体の挿入孔の間に介在し、前記インク供給管の先端部の前記分岐部本体に対する回転を許容しつつ、前記インク供給管と前記挿入孔との間をシールする環状のシール部とを備えていることを特徴とするものである。この構成によれば、さらに、インク供給管の先端部と分岐部とが相対回転自在に接続されるとともに、両者の間がシール部によりシールされて、外部へのインクの漏れや、エアや異物の侵入が防止される。
第6の発明のインクジェットプリンタは、前記第5の発明において、前記インク供給管の先端部には、前記インク供給管の前記挿入孔からの抜け落ちを防止する抜け止め部が設けられていることを特徴とするものである。この構成によれば、インクジェットヘッドの移動時における、インク供給管の分岐部からの抜け落ちが確実に防止される。
第7の発明のインクジェットプリンタは、それぞれが前記インク導入口を備えた複数の前記インクジェットヘッドを有し、前記インク供給部は、前記複数のインクジェットヘッドの複数の前記インク導入口へそれぞれインクを供給するように構成されていることを特徴とするものである。この構成によれば、1つのインク供給源から複数のインクジェットヘッドのインク導入口へそれぞれインクを供給するインク供給部において、インク供給源に接続されたインク供給管の先端部とインク供給経路を分岐させる分岐部とが相対回転自在に接続されていることから、インクジェットヘッドの移動時にインク供給管の先端部に作用する力が小さくなる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、本実施形態のインクジェットプリンタ100は、本体フレーム1に図1の左右方向(走査方向)に移動可能に設けられたキャリッジ2と、このキャリッジ2に搭載されて、キャリッジ2と一体的に左右方向に移動しながら記録用紙Pに対してインクを噴射するインクジェットヘッド3と、その内部にインクが収容されたインクカートリッジ4(インク供給源)と、インクカートリッジ4内のインクをインクジェットヘッド3に供給するインク供給部5とを備えている。また、記録用紙Pは、図示しない搬送機構により図1の前方(用紙搬送方向)へ搬送される。
キャリッジ2は、本体フレーム1の2つの側壁1aに亙って平行に配設された2本のガイド軸7,8に沿って、走査方向に往復移動可能に設けられている。また、このキャリッジ2には、8つのインクジェットヘッド3が走査方向に並べて配置されている。これら8つのインクジェットヘッド3は、4つのインクカートリッジ4に収容された4種類のインク(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK))のうちの何れか1種類のインクを噴射するものであり、これら4種類のインクにより記録用紙Pにカラー画像を記録可能である。
各インクジェットヘッド3の上面にはインク導入口3aが設けられており、インク供給部5によりインクカートリッジ4のインクがインク導入口3aに供給される。また、各インクジェットヘッド3の記録用紙Pと対向する下面には、複数のノズル(図示省略)が用紙搬送方向(図1の上下方向)に配列されている。そして、インク導入口3aから導入されたインクがこれら複数のノズルにそれぞれ供給されるようになっている。尚、走査方向に隣接する2つのインクジェットヘッド3は、それらのノズル列が走査方向から見て互いに重ならならないようにずれて配置されており、これら2つのインクジェットヘッド3から1つのヘッド組6が構成されている。つまり、2つのインクジェットヘッド3からなるヘッド組6が、走査方向に4組並べて配置されている。さらに、1つのヘッド組6の2つのインクジェットヘッド3のノズルからは同種類(同色)のインクが噴射される。そして、4つのヘッド組6のノズルから4種類のインクがそれぞれ噴射されるようになっている。
本体フレーム1の底部1bにはホルダ8が固定的に設けられており、このホルダ8には、4種類のインクがそれぞれ収容された4つのインクカートリッジ4が、着脱自在に装着されている。また、ホルダ8の外側には、4つのインクカートリッジ4にそれぞれ接続された4つのポンプ9が設けられている。そして、これら4つのポンプ9により4つのインクカートリッジ4から導出されたインクがそれぞれ加圧されて、次述のインク供給部5を介して1つのヘッド組6を構成する2つのインクジェットヘッド3へ供給される。
図1に示すように、インク供給部5は4組のヘッド組6に対応して4つ設けられており、各インク供給部5は、1つのインクカートリッジ4に収容されている1種類のインクを、1つのヘッド組6に属する2つのインクジェットヘッド3にそれぞれ供給するように構成されている。図1、図2に示すように、各インク供給部5は、ポンプ9を介してインクカートリッジ4に接続されたインク供給管10と、このインク供給管10により形成された1つのインク供給経路を2つに分岐させる分岐部11と、この分岐部11から、1つのヘッド組6を構成している2つのインクジェットヘッド3の2つのインク導入口3aまでそれぞれ延びる2本の分岐管12とを有する。
図3に示すように、インク供給管10は、合成樹脂材料等の可撓性を有する材料で形成されたチューブ15と、このチューブ15の先端部に部分的に内挿された接続管16とを有する。チューブ15の先端部には、接続管16が内挿された部分を径方向外側から挟み込むクリップ17と、全周に亙って締め付けるリング状の固定具18がそれぞれ取り付けられており、これらクリップ17及び固定具18により、接続管16はチューブ15の先端部に固定されている。また、図1に示すように、チューブ15の基端部はポンプ9の吐出口に接続され、一方、チューブ15の先端部は接続管16を介して分岐部11に接続されている。
図3に示すように、分岐部11は、その内部にインク流路が形成された分岐部本体20を有する。この分岐部本体20内のインク流路は、チューブ15の先端部に固定された接続管16が挿入される挿入孔21と、この挿入孔21から分岐して2本の分岐管12にそれぞれ連なる2つの分岐流路22とからなる。挿入孔21は分岐部本体20の上端から下方に延びており、この挿入孔21の下端から2つの分岐流路22が分岐部本体20の両側面までそれぞれ水平に延びている。そして、インク供給管10から分岐部11内に流入したインクは、挿入孔21から2つの分岐流路22に分かれて、2本の分岐管12へそれぞれ流れるようになっている。また、図1、図2に示すように、2本の分岐管12を介して2つのインクジェットヘッド3と接続されている分岐部11は、これら2つのインクジェットヘッド3の2つのインク導入口3aとの距離が、平面視及び側面視で、それぞれ等距離となる位置に配置されている。
図2に示すように、2本の分岐管12は、途中部において直角に折れ曲がるL字形状にそれぞれ形成されている。尚、分岐管12は、比較的高い剛性を有する金属製の管である。そのため、大気(エア)が分岐管12を透過してその内部のインクに混入することがない。
各分岐管12の両端は、分岐部本体20の側面とインクジェットヘッド3の上面にそれぞれ固定されており、分岐流路22の開放端とインクジェットヘッド3のインク導入口3aにそれぞれ連通している。そして、分岐部本体20内の2つの分岐流路22のインクは、2本の分岐管12を介して、同色のインクを噴射する2つのインクジェットヘッド3にそれぞれ供給される。また、分岐部11は2本の分岐管12を介して2つのインクジェットヘッド3に固定されていることから、キャリッジ2(インクジェットヘッド3)が走査方向に移動するときには、図4に示すように、分岐部11及び2本の分岐管12もインクジェットヘッド3とともに走査方向に一体的に移動することになる。
ところで、図3に示すように、分岐部本体20の挿入孔21の上端側部分には環状のシール部材25(シール部)が設けられており、この環状のシール部材25内に接続管16が摺動回転自在に挿通されている。そして、このようなシール部材25が挿入孔21と接続管16の間に介在することによって、接続管16と分岐部本体20との間からインクが外部への漏れるのが防止されるとともに、外部から、エアや、紙粉やほこり等の異物がインク中に混入するのも防止される。
さらに、接続管16はシール部材25に対して摺動回転自在であり、接続管16の分岐部本体20に対する回転が許容されていることから、接続管16(インク供給管10)と分岐部本体20(分岐部11)とが相対回転自在に接続されることになる。つまり、図4に示すように、インクジェットヘッド3の移動時に、固定的に設けられたインクカートリッジ4に接続されたインク供給管10の先端部が、インクジェットヘッド3と一体的に移動する分岐部11に対して回動できることから、インク供給管10のチューブ15の先端部に作用する力が小さくなり、チューブ15の破損が極力防止される。
このシール部材25としては種々の構造のものを採用できるが、例えば、回転軸の軸受部における液体漏れを防止する場合などに広く採用されている一般的なシール部材(例えば、オイルシールなど)と同等の構造を有するものを用いることができる。即ち、シール部材25が、ゴム材料で形成された環状のリップ部と、このリップ部を接続管16の外周面に押しつけるスプリングとを備えており、スプリングにより押圧されたリップ部が、接続管16の外周面に相対的に摺動可能な状態で全周に亙って密着するように構成されていてもよい。
尚、図3に示すように、接続管16の先端部には、その全周に亙って径方向外側に突出した鍔部16aが形成され、この鍔部16aはシール部材25の下面に係合している。そのため、インクジェットヘッド3の往復移動時に、接続管16に対して上方へ引っ張る力が作用した場合でも、鍔部16aが抜け止め部として作用することから、接続管16のシール部材25(分岐部11)からの抜け落ちが確実に防止される。
また、前述したように、分岐部11は、2本の分岐管12を介して接続される2つのインク導入口3aとの距離が、それぞれ等距離となる位置に配置されている。そのため、インクジェットヘッド3の往復移動時に、インク供給管10を介して分岐部本体20に作用する力が複数の分岐管12に均等に分散されるため、一方の分岐管12に外力が集中して作用するのが防止される。また、分岐部11が、2つのインクジェットヘッド3にそれぞれ均等にインクを割り振ることができるため、1つのインク供給管10から分岐して2つのインク導入口3aにそれぞれ供給されるインクの、圧力、流量等の流動条件を極力均一にすることができる。
さらに、分岐管12は、剛性の高い金属製の管であることから、インクジェットヘッド3が往復移動する際に生じる分岐管12のたわみは小さくなる。そのため、分岐部11の位置がふらつきにくくなって、接続管16が分岐部本体20に対してより安定して回動できるようになり、チューブ15の先端部に作用する力がさらに小さくなる。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]図5に示すように、接続管16Aが途中部で直角的に折れ曲がったL字形状に形成されていてもよい(変更形態1)。この場合には、図6に示すように、インク供給管10Aのチューブ15を水平面(インクジェットヘッド3の移動平面)に沿って設置することが可能となるため、インクジェットヘッド3の往復動作時にチューブ15に作用する力をさらに小さくすることができる。
2]前記実施形態のインク供給部5は、1つのインクカートリッジ4から2つのインクジェットヘッド3の2つのインク導入口3aにそれぞれ同色のインクを供給するように構成されたものであるが、1つのインクジェットヘッドが複数のインク導入口を備えており、インク供給部が、これら複数のインク導入口にそれぞれインクを供給するものであってもよい。
例えば、図7に示すインクジェットプリンタ100Bにおいて、1つのインクジェットヘッド3Bが2つのインク導入口3aを備えており、インク供給部5Bは、1つのインクジェットヘッド3Bの2つのインク導入口3aにそれぞれインクを供給するように構成されている(変更形態2)。つまり、インク供給管10の先端部が分岐部11に相対回転自在に接続されており、さらに、分岐部11は2本の分岐管12を介して1つのインクジェットヘッド3Bの2つのインク導入口3aと接続されている。この構成でも、インクジェットヘッド3Bの移動時に、分岐部11に接続されるインク供給管10の先端部に作用する力が小さくなることから、インク供給管10(チューブ15)の破損を極力防止できる。
3]前記実施形態では、分岐部11は、2本の分岐管12を介してインクジェットヘッド3に固定されているが(図2参照)、分岐部11がキャリッジ2に固定されることによって、インクジェットヘッド3と一体的に移動するように構成されていてもよい。
4]分岐部におけるインク供給経路の分岐数は2つに限られるものではなく、分岐部が3以上の経路に分岐させるものであってもよい。
5]前記実施形態では、チューブ15の先端部に固定された接続管16が、分岐部11に相対回転自在に接続されているが、接続管16が省略されて、チューブ15の先端部が直接分岐部11に接続されていてもよい。あるいは、インク供給管がチューブ15のような可撓性部分を有さず、インク供給管全体が剛直な管であってもよい。
6]前記実施形態では、インクカートリッジ4を収容するホルダ8が本体フレーム1の底部1bの、走査方向端部側の位置に設けられているが(図1参照)、底部1b上の走査方向中央部に設けられていてもよい。この構成によれば、インク供給管10の長さをより短くすることができる。
7]前記実施形態では、インクカートリッジ4を収容するホルダ8が本体フレーム1の底部1bに固定的に設けられているが、ホルダ8が、底部1bの面に直交する軸(図1の紙面に直交する軸)周りに回動可能に設けられていてもよい。この構成によれば、キャリッジ2の走査方向の移動に応じてホルダ8が回動可能となるため、インク供給管10のポンプ9と接続される側の端部にかかる負荷が小さくなり、インク供給管10の破損をより一層防止することができる。
本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの概略平面図である。 図1の矢印Aの方向から見たときの、インクジェットヘッド及びインク供給部の側面図である。 インク供給管の先端部及び分岐部の縦断面図である。 分岐部及び分岐管がインクジェットヘッドと一体的に移動している状態を示す図である。 変更形態1のインク供給管の先端部及び分岐部の縦断面図である。 変更形態1のインクジェットヘッド及びインク供給部の側面図である。 変更形態2のインクジェットプリンタの概略平面図である。
符号の説明
3,3B インクジェットヘッド
3a インク導入口
4 インクカートリッジ
5,5B インク供給部
10,10A インク供給管
11 分岐部
12 分岐管
15 チューブ
16,16A 接続管
16a 鍔部
20 分岐部本体
21 挿入孔
22 分岐流路
25 シール部材
100,100B インクジェットプリンタ

Claims (7)

  1. 所定の一方向に移動しつつインクを噴射するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドの複数のインク導入口へそれぞれインクを供給するインク供給部を備え、
    前記インク供給部は、
    インク供給源に接続されたインク供給管と、
    前記インク供給管の先端部が接続されて、このインク供給管により形成されたインク供給経路を複数に分岐させる分岐部と、
    前記分岐部から前記インクジェットヘッドの複数のインク導入口までそれぞれ延びる複数の分岐管を有し、
    前記分岐部及び前記複数の分岐管は、前記インクジェットヘッドと一体的に前記所定の一方向へ移動するように構成され、
    前記インク供給管の先端部と前記分岐部とが、相対回転自在に接続されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記分岐部は、前記インクジェットヘッドの前記複数のインク導入口との距離がそれぞれ等距離となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記分岐管は金属製であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記インク供給管の先端部は、直角的に折れ曲がったL字形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記分岐部は、
    前記インク供給管の先端部が挿入される挿入孔とこの挿入孔から分岐して前記複数の分岐管にそれぞれ連なる複数の分岐流路を有する分岐部本体と、
    前記インク供給管の先端部と前記分岐部本体の挿入孔の間に介在し、前記インク供給管の先端部の前記分岐部本体に対する回転を許容しつつ、前記インク供給管と前記挿入孔との間をシールする環状のシール部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記インク供給管の先端部には、前記インク供給管の前記挿入孔からの抜け落ちを防止する抜け止め部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
  7. それぞれが前記インク導入口を備えた複数の前記インクジェットヘッドを有し、
    前記インク供給部は、前記複数のインクジェットヘッドの複数の前記インク導入口へそれぞれインクを供給するように構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のインクジェットプリンタ。
JP2006048884A 2006-02-24 2006-02-24 インクジェットプリンタ Pending JP2007223220A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006048884A JP2007223220A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 インクジェットプリンタ
CN2007100858099A CN101045390B (zh) 2006-02-24 2007-02-16 喷墨打印机
US11/677,311 US8066357B2 (en) 2006-02-24 2007-02-21 Ink-jet printer
EP07250741A EP1826010A1 (en) 2006-02-24 2007-02-22 Ink-jet printer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006048884A JP2007223220A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 インクジェットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007223220A true JP2007223220A (ja) 2007-09-06

Family

ID=38009511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006048884A Pending JP2007223220A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 インクジェットプリンタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8066357B2 (ja)
EP (1) EP1826010A1 (ja)
JP (1) JP2007223220A (ja)
CN (1) CN101045390B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072942A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Seiko Epson Corp 流路形成部材及びその製造方法
JP2016500820A (ja) * 2012-10-30 2016-01-14 シクパ ホルディング ソシエテ アノニムSicpa Holding Sa リザーバ内の材料の重量を監視するためのシステムおよび方法
JP2016185709A (ja) * 2012-05-02 2016-10-27 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置
JP2019064147A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ブラザー工業株式会社 ヘッドユニット及び液体吐出装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM282839U (en) * 2005-07-29 2005-12-11 Yi-Tzung Yan Unsophisticated filling component for ink cartridge

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63145071A (ja) * 1986-12-10 1988-06-17 Canon Inc インクジェット記録装置
JPS63254048A (ja) * 1987-04-13 1988-10-20 Nec Corp インクジエツトプリンタのインク供給機構
JP2003112429A (ja) * 2001-10-03 2003-04-15 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
JP2005169928A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Ishii Hyoki Corp インクジェットヘッド送液装置

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4223323A (en) * 1978-12-15 1980-09-16 Ncr Corporation Ink jet printer
US4429320A (en) * 1979-09-21 1984-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus
US4383263A (en) * 1980-05-20 1983-05-10 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejecting apparatus having a suction mechanism
US4394669A (en) * 1980-07-22 1983-07-19 Canon Kabushiki Kaisha Liquid jet recording apparatus
US4342042A (en) * 1980-12-19 1982-07-27 Pitney Bowes Inc. Ink supply system for an array of ink jet heads
JPS57129753A (en) * 1981-02-06 1982-08-11 Canon Inc Ink-jet printer
US4527175A (en) * 1981-12-02 1985-07-02 Matsushita Electric Industrial Company, Limited Ink supply system for nonimpact printers
US4558326A (en) * 1982-09-07 1985-12-10 Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. Purging system for ink jet recording apparatus
DE3446998A1 (de) * 1983-12-26 1985-07-04 Canon K.K., Tokio/Tokyo Tintenstrahl-aufzeichnungsgeraet
US4620198A (en) * 1985-11-20 1986-10-28 Xerox Corporation Multicolor ink jet printhead
US4893137A (en) * 1986-12-10 1990-01-09 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and ink cartridge
US4999652A (en) * 1987-12-21 1991-03-12 Hewlett-Packard Company Ink supply apparatus for rapidly coupling and decoupling a remote ink source to a disposable ink jet pen
US4831389A (en) * 1987-12-21 1989-05-16 Hewlett-Packard Company Off board ink supply system and process for operating an ink jet printer
US4968998A (en) * 1989-07-26 1990-11-06 Hewlett-Packard Company Refillable ink jet print system
US5963238A (en) * 1991-06-19 1999-10-05 Hewlett-Packard Company Intermittent refilling of print cartridge installed in an inkjet printer
US5777648A (en) * 1991-06-19 1998-07-07 Hewlett-Packard Company Inkjet print cartridge having an ink fill port for initial filling and a recharge port with recloseable seal for recharging the print cartridge with ink
US5748216A (en) * 1991-06-19 1998-05-05 Hewlett-Packard Company Inkjet print cartridge having valve connectable to an external ink reservoir for recharging the print cartridge
JPH06171104A (ja) 1992-12-03 1994-06-21 Canon Inc インクジェット記録装置
US5675367A (en) * 1992-12-23 1997-10-07 Hewlett-Packard Company Inkjet print cartridge having handle which incorporates an ink fill port
US5369429A (en) * 1993-10-20 1994-11-29 Lasermaster Corporation Continuous ink refill system for disposable ink jet cartridges having a predetermined ink capacity
US5801735A (en) * 1995-09-05 1998-09-01 Xerox Corporation Automated system for refilling ink jet cartridges
US5912688A (en) * 1995-10-02 1999-06-15 Hewlett-Packard Company Spring bag based, off axis ink delivery system and pump trigger
US5732751A (en) * 1995-12-04 1998-03-31 Hewlett-Packard Company Filling ink supply containers
US6183078B1 (en) * 1996-02-28 2001-02-06 Hewlett-Packard Company Ink delivery system for high speed printing
US5821966A (en) * 1996-06-17 1998-10-13 Xerox Corporation Ink jet cartridge with improved sealing between ink container and printhead
US5691754A (en) * 1996-08-19 1997-11-25 Hewlett-Packard Company Rigid tube off-axis ink supply
US6106109A (en) * 1997-03-03 2000-08-22 Hewlett-Packard Company Printer apparatus for periodic automated connection of ink supply valves with multiple inkjet printheads
US5975677A (en) * 1997-04-30 1999-11-02 Hewlett-Packard Co. Multiple cartridge printhead assembly for use in an inkjet printing system
JP3985559B2 (ja) * 2002-03-19 2007-10-03 セイコーエプソン株式会社 吐出装置、並びに液晶表示装置の製造方法、有機el装置の製造方法、電子放出装置の製造方法、pdp装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方法、カラーフィルタの製造方法、有機elの製造方法、スペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト形成方法および光拡散体形成方法
JP2004122633A (ja) 2002-10-03 2004-04-22 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタのインク供給装置およびインクジェットプリンタ
JP4345548B2 (ja) 2004-03-31 2009-10-14 ブラザー工業株式会社 シリアルプリンタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63145071A (ja) * 1986-12-10 1988-06-17 Canon Inc インクジェット記録装置
JPS63254048A (ja) * 1987-04-13 1988-10-20 Nec Corp インクジエツトプリンタのインク供給機構
JP2003112429A (ja) * 2001-10-03 2003-04-15 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
JP2005169928A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Ishii Hyoki Corp インクジェットヘッド送液装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072942A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Seiko Epson Corp 流路形成部材及びその製造方法
JP2016185709A (ja) * 2012-05-02 2016-10-27 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置
JP2016500820A (ja) * 2012-10-30 2016-01-14 シクパ ホルディング ソシエテ アノニムSicpa Holding Sa リザーバ内の材料の重量を監視するためのシステムおよび方法
US10078004B2 (en) 2012-10-30 2018-09-18 Sicpa Holding Sa System and method for monitoring weight of material in reservoir
JP2019064147A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ブラザー工業株式会社 ヘッドユニット及び液体吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8066357B2 (en) 2011-11-29
CN101045390B (zh) 2010-05-26
CN101045390A (zh) 2007-10-03
US20070200905A1 (en) 2007-08-30
EP1826010A1 (en) 2007-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8272723B2 (en) Ink cartridge and image forming apparatus employing the ink cartridge
JP2007223220A (ja) インクジェットプリンタ
US9994039B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JP6519225B2 (ja) ダミー部材及び液体噴射装置
JP5304110B2 (ja) 液体カートリッジユニット
US9352563B2 (en) Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
JP6632221B2 (ja) 液体吐出ヘッド
US9085156B1 (en) Printer
JP2007290182A (ja) 画像形成装置と記録ヘッドのインクの排出方法
JP2008200966A (ja) インクジェット式記録装置用カプラおよびインクジェット式記録装置
US11660867B2 (en) Liquid ejection head
JP4600094B2 (ja) 弁装置及び液体噴射装置
JP2007160913A (ja) インクジェット式記録装置用ジョイント部およびインクジェット式記録装置
JP4826844B2 (ja) 液体吐出装置
JP2007230125A (ja) 液体噴射装置
JP2007021726A (ja) インクジェットプリンタ
US11254124B2 (en) Liquid ejecting device including first endmost liquid ejecting head having liquid ejecting portion positioned deviated toward second endmost liquid ejecting head
JP2023135006A (ja) 流路ユニット及び液体吐出装置
JP2008194963A (ja) 流体噴射装置及び流体噴射装置の流体払拭部
JP7135602B2 (ja) タンク及び液体消費装置
JP4552477B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP5967247B2 (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法
JP2005271553A (ja) インクジェットプリンタ
JP2006159469A (ja) 液体噴射装置
JP2007185861A (ja) 液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601