JP5304110B2 - 液体カートリッジユニット - Google Patents

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本発明は、内部に充填された液体を液体流路に供給する液体カートリッジユニットに関する。
特許文献1に記載の画像形成装置においては、インクカートリッジ装填部に装填されたインクカートリッジとサブタンクとがチューブを介して接続されているとともに、サブタンクと、サブタンクの下面に配置された記録ヘッドとが接続されている。また、画像形成装置の出荷時には、インクカートリッジ及びサブタンクは空の状態であるとともに、チューブ及びインクカートリッジ装填部に設けられた供給ポンプユニット内に洗浄液が充填されており、これにより、画像形成装置の輸送時の振動や温度変化により、記録ヘッドからインクが漏れ出してしまうのが防止されている。
そして、インクカートリッジ装填部にインクカートリッジを装填し、供給ポンプユニットを駆動させると、チューブ及び供給ポンプユニット内の洗浄液がサブタンク及び記録ヘッド内に流れ込むことによって、サブタンク及び記録ヘッドに洗浄液が充填され、このように内部に洗浄液が充填されることで、空気がない状態でインクカートリッジ内のインクがチューブを介してサブタンク及び記録ヘッドに供給される。
特開2005−144708号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、チューブが高分子材料など気体を透過させる材料によって構成されている場合には、輸送時などに、チューブの壁面からチューブ内に空気が流れ込み、その結果、インクカートリッジ装填部にインクカートリッジを装填して供給ポンプユニットを駆動させたときに、サブタンク及び記録ヘッドに洗浄液とともにチューブ内に流れ込んだ空気が流れ込むことになり、この空気がサブタンク及び記録ヘッドに残留して、記録ヘッドにおけるインクの吐出特性を変動させてしまう虞がある。
ここで、チューブを例えばアルミなど、気体を透過させない材料により構成されたものにすれば、チューブ内に空気が流れ込むのは防止されるが、この場合には、チューブを高分子材料などにより構成する場合と比較して、画像形成装置の製造コストが高くなってしまう。
本発明の目的は、液体カートリッジと液体流路とを接続するためのチューブが気体を透過させる材料により構成されている場合にも、チューブに気体が流れ込んでしまうのを防止することが可能な液体カートリッジユニットを提供することである。
第1の発明に係る液体カートリッジユニットは、液体カートリッジと、気体を透過させる材料によって構成されており、一端が前記液体カートリッジに接続されたチューブと、前記チューブの他端に設けられたバルブ機構とを備えており、前記液体カートリッジは、内部に液体が充填され、前記チューブの前記一端が接続された液体パックと、前記液体パック内及び前記チューブ内の液体に圧力を付与する圧力付与手段とを備えており前記バルブ機構は、外部の液体流路に接続可能に構成されており、前記液体流路に接続されていない状態では、前記チューブと前記外部との連通を遮断することで、前記液体パック内及び前記チューブ内を密閉し、前記液体流路に接続された状態では、前記チューブと前記液体流路とを連通させるように構成され、前記チューブが、高分子材料により構成され、前記圧力付与手段が、前記液体パックをその外部から押圧する押圧手段であり、前記バルブ機構が前記液体流路に接続されていない状態で、前記液体パック内及び前記チューブ内の液体に圧力を付与することを特徴とするものである。
これによると、液体パック内の液体に圧力が付与されることにより、液体パックに接続されたチューブ内の液体にも圧力が付与され、その結果、チューブ内の液体が高圧に保持されるため、チューブが気体を透過させる材料により構成されている場合でも、外部からチューブ内に気体が入り込みにくい。
また、これによると、チューブ内の液体が高圧に保持されるため、チューブが気体を透過させる高分子材料により構成されている場合でも、外部からチューブ内に気体が入り込みにくい。また、チューブを高分子材料により構成されたものとすることによりチューブの製造コストを低減することができる。
また、これによると、圧力付与手段を、液体パックを外部から押圧する押圧手段とすることにより、圧力付与手段を容易に形成することができる。
の発明に係る液体カートリッジユニットは、第1の発明に係る液体カートリッジユニットであって、前記液体がインクであり、前記液体流路がノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドの流路であることを特徴とするものである。
これによると、インクジェットヘッドに気体が流れ込んでしまうと、ノズルからのインクの吐出特性が変動してしまう虞があるが、本発明では、チューブ内の液体に圧力が付与され、チューブ内のインクが高圧に保持されているため、外部からチューブ内に気体が入り込みにくく、気体がインクジェットヘッドに流れ込んでしまうのを防止することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態に係るプリンタの概略構成図であり、(a)が後述するカートリッジユニット7を取り付けた状態、(b)がカートリッジユニット7を取り外した状態をそれぞれ示している。図1に示すように、プリンタ1は、本体ケース2、蓋3、インクジェットヘッド4、搬送ローラ5、カートリッジ装着部6などを備えている。
本体ケース2は上面が開口した略直方体形状のケースであって、本体ケース2の内部に、インクジェットヘッド4、搬送ローラ5などが配置されている。蓋3は、本体ケース2の上面に配置されており、本体ケース2上面の開口の開閉を行うことができるよう、図1における奥側の端部を中心として回動可能となっている。そして、プリンタ1の使用者は、蓋3を回動させて本体ケース2の上面の開口を開いた状態で、カートリッジユニット7の取り付け、交換作業などを行う。
インクジェットヘッド4は、走査方向(図1の左右方向)に、記録用紙Pの全長にまたがって延びた、いわゆるライン型のインクジェットヘッドであり、その下面に形成されたノズル10(図2参照)からインクを吐出する。また、インクジェットヘッド4の上面の図1における右側の端部には、4つのバルブ機構11が形成されている。4つのバルブ機構11は、後述するように、その下端部がインクジェットヘッド4の内部のインク流路に接続されているとともに、その上端部がカートリッジユニット7のチューブ22に接続されたバルブ機構23と連結可能となっている。そして、バルブ機構11とバルブ機構23とが連結されると、インクカートリッジ21内のインクがインクジェットヘッド4に供給される。
搬送ローラ5は、記録用紙Pを紙送り方向(図1の手前方向)に搬送する。4つのカートリッジ装着部6は、カートリッジユニット7のインクカートリッジ21を装着する部分であり、プリンタ1においては、本体ケース2の前面に4つのカートリッジ装着部6が走査方向に配列されている。そして、カートリッジ装着部6にインクカートリッジ21を装着することによりインクカートリッジ21をプリンタ1に対して固定することができるようになっている。なお、これら4つのカートリッジ装着部には、図1の左側に配置されているものから順に、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが充填されたインクカートリッジ21が装着される。
そして、プリンタ1においては、搬送ローラ5により搬送される記録用紙Pにインクジェットヘッド4のノズル10からインクが吐出されることにより、記録用紙Pに画像の印刷が行われる。
次に、カートリッジユニット7について説明する。図2は、カートリッジユニット7の概略構成図である。図2に示すように、カートリッジユニット7は、インクカートリッジ21(液体カートリッジ)、チューブ22及びバルブ機構23を備えている。
インクカートリッジ21は、ケース31、インクパック32(液体パック)、押圧板33、バネ34及びギア機構35を有している。ケース31は略直方体形状を有しており、内部に空間31aが形成されている。インクパック32は、ケース31の空間31a内に配置されており、その内部にインクジェットヘッド4に供給するためのインクが充填されている。また、インクパック32は、図2における左側の端部がケース31の外部に露出しており、この部分にチューブ22の一端が接続されている。
押圧板33は、ケース31の空間31a内におけるインクパック32の上方にインクパック32に当接するように配置されており、その図2における右側の端部に設けられた軸32aを中心として回動可能となっている。バネ34は、ケース31の空間31a内に圧縮された状態で配置されており、その下端部が押圧板33の上面に接続されているとともに、その上端部が空間31aの天井面に接続されている。これにより、押圧板33はバネ34によって下方に付勢され、バネ34に付勢された押圧板33がインクパック32を下方に押圧する。その結果、インクパック32内のインクに圧力が付与され、インクパック32内のインクが高圧に保持される。なお、本実施の形態では、押圧板33とバネ34とをあわせたものが、本発明に係る圧力付与手段及び押圧手段に相当する。
ギア機構35は、押圧板33の図2における左側の端部を下方から支持するように構成されており、ギア機構35により、押圧板33がバネ34により押圧されて回動するのが妨げられる。これにより、押圧板33がインクパック32を押圧する力の大きさが調整されている。
チューブ22は、合成樹脂などの高分子材料により構成されており、一端が前述したようにインクパック32に接続されているとともに、他端がバルブ機構23に接続されている。
ここで、高分子材料は気体を透過させる材料であるため、チューブ22内のインクの圧力が低いと、外部から空気が流れ込んでしまう虞がある。しかしながら、本実施の形態では、チューブ22内のインクが高圧に保持されていることにより、外部からチューブ22内に空気が流れ込みにくくなっている。また、チューブ22を高分子材料により構成することにより、チューブ22を例えばアルミなど気体を透過させない材料により構成した場合と比較して、チューブ22の製造コストを低減することができる。
次に、インクジェットヘッド4の内部のインク流路に接続されたバルブ機構11、及び、チューブ22に接続されたバルブ機構23について説明する。図3、図4は、バルブ機構11、23の断面図であり、図3がバルブ機構11とバルブ機構23とが連結されていない状態、図4がバルブ機構11とバルブ機構23とが連結されている状態をそれぞれ示している。
図3に示すように、バルブ機構11は、筒状体41、リップ42、案内部材43、弁部材44、バネ45を備えている。筒状体41は、内部にインク流路41aが形成された略円筒形状の部材である。そして、インク流路41aは、その下端がインクジェットヘッド4の内部に形成されたインク流路に接続されているとともに、その上端が開口している。
リップ42は、ゴムなどの弾性材料によって構成された部材であり、筒状体41の上端部に設けられている。また、リップ42には、その略中央部に、上下方向にリップ42を貫通する貫通孔42aが形成されている。案内部材43は、内部に空間43aが形成された略円筒形状の部材であって、リップ42が配置された筒状体41の上端部に設けられている。案内部材43は、後述するようにバルブ機構11とバルブ機構23とを連結する際にバルブ機構23の後述する筒状体51を案内するためのものである。
弁部材44は、インク流路41a内に配置されており、その上端部が他の部分よりも径が大きくなり、平面視でリップ42の貫通孔42aよりも外側まで延びた大径部44aとなっている。これにより、弁部材44(大径部44a)の上面がリップ42の下面に当接可能となっており、弁部材44の上面がリップ42の下面に当接した状態では、リップ42と弁部材44とにより筒状体41の上端の開口が塞がれ、インク流路41a及びインクジェットヘッド4と外部との連通が遮断される。
また、弁部材44の上面には、突起44b及びリブ44cが形成されている。突起44bは、弁部材44の上面の略中央部から上方に延びている。リブ44cは、弁部材44の上面に、突起44bを中心とする略十字の平面形状を有している。
バネ45は、インク流路41a内において弁部材44の下方に配置されており、大径部44aの下面を上方に押圧することで弁部材44をリップ42に向かって付勢する。これにより、弁部材44は、後述するように筒状体51に押圧されていない状態で、その上面がリップ42の下面に当接する。
バルブ機構23は、筒状体51、弁部材52、Oリング53及びバネ54を備えている。筒状体51は、内部にインク流路51aが形成された、案内部材43の空間43aよりも若干小さい径を有しているとともに、その下端部において他の部分よりも径が小さくなった、平面視で略円形の筒状の部材である。また、筒状体51の下端部の径が他の部分よりも小さくなっているのにともなって、インク流路51aはその下端部においてその径が小さくなっている。また、筒状体51は、その上端部がチューブ22に接続されているとともに下端が開口している。
弁部材52は球体であって、インク流路51a内に配置されている。Oリング53は、インク流路51aにおける径が小さくなった部分に配置されており、弁部材52の下方に位置している。そして、弁部材52及びOリング53は、弁部材52がOリング53に当接可能となるように構成されており、弁部材52がOリング53に当接した状態では、弁部材52とOリング53とにより筒状体51の下端の開口が塞がれる。
バネ54はインク流路51aにおける弁部材52の上方に配置されており、弁部材52を下方に付勢している。そして、後述するように、弁部材52が弁部材44の突起44bに押圧されていない状態では、弁部材52がバネ54に付勢されてOリング53と当接している。
バルブ機構23をバルブ機構11に挿入すると、図4に示すように、筒状体51の下面がリブ44cの上面に当接するとともに、弁部材44が筒状体51によって下方に押圧される。すると、弁部材44は、バネ45の付勢力に抗して下方に移動してリップ42と当接しなくなり、弁部材44の上面とリップ42の下面との間に空隙ができる。
さらに、リブ44cが略十字の平面形状を有していることから、インク流路51aの開口の一部はリブ44cと対向しておらず、筒状体51の開口とリブ44cとの間には空隙ができ、この空隙を介して、インク流路51aとインク流路41aとが連通する。そして、このように、筒状体51の開口とリブ44cとの間に空隙ができるので、筒状体51の側面にインク流路51aとインク流路41aとを連通させるための穴や切り欠きなどを形成する必要がなく、筒状体51の側面とリップ42の貫通孔42aの壁面とが接触した状態で摺動しても、リップ42が損傷しにくい。
そして、この状態では、筒状体51のインク流路51aと筒状体41のインク流路41aとが、インク流路51aの開口とリブ44cとの間の空隙、及び、リップ42の下面と弁部材44の上面との空隙を介して互いに連通する。これにより、インクパック32内のインクはチューブ22及びバルブ機構11、23を介してインクジェットヘッド4に供給される。
一方、バルブ機構23をバルブ機構11から取り外す際には、図4の状態からバルブ機構23を上方に引き抜く。すると、筒状体51がリップ42の貫通孔42aから引き抜かれ、バルブ機構23がバルブ機構11から取り外される。
本実施の形態係るプリンタ1は、インクジェットヘッド4にインクが充填されているとともに、カートリッジユニット7が取り付けられていない状態で出荷される。そして、プリンタ1の設置時などに、使用者が、上述したように、インクカートリッジ21をカートリッジ装着部6に装着するとともに、バルブ機構23とバルブ機構11とを連結させることにより、プリンタ1にカートリッジユニット7を取り付ける。
このとき、カートリッジユニット7は、バルブ機構23がバルブ機構11に連結される前の状態では、前述したように、インクパック32が押圧板33に押圧されることにより、温度などの周辺環境の変化によらず、インクパック32及びこれに連通するチューブ22内のインクが高圧に保持されているので、チューブ22が気体を透過させる合成樹脂材料により構成されている場合でも、チューブ22内に空気が流れ込みにくい。これにより、インクジェットヘッド4へのインクの供給時に、インクジェットヘッド4に空気が流れ込みにくく、インクジェットヘッド4に空気が流れ込むことによるノズル10からのインクの吐出特性の変動が防止される。
また、カートリッジユニット7を取り付ける前の状態では、インクジェットヘッド4とチューブ22とが接続されていないので、チューブ22内に空気が存在していたとしても、この空気の膨張や収縮によってインクジェットヘッド4内のインクに影響を与えることがない。
また、バルブ機構23がバルブ機構11と連結されていない状態では、弁部材52とOリング53とによりインク流路51a及びこれに連通するチューブ22の外部との連通が遮断されているので、チューブ22内のインクが高圧に保持されていてもチューブ22内のインクが外部に漏れ出すことはない。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、本実施の形態と同様の構成を有するものについては同じ符号を付し、適宜その説明を省略する。
一変形例では、図5に示すように、インクカートリッジ21の空間31a内にバネ34が設けられておらず、代わりに押圧板33の上方に空気パック61が配置されている。空気パック61は合成樹脂などの柔軟性のある材料からなり、内部に空気が充填されている。また、空気パック61は、押圧されて変形した状態で空間31a内に配置されており、これにより、充填された空気の圧力により押圧板33を押圧している。なお、この場合には、空気パック61と押圧板33とをあわせたものが本発明に係る圧力付与手段に相当する(変形例1)。
この場合でも、インクパック32が押圧板33に押圧されることにより、周辺温度の変化などに関わらず、インクパック32内及びこれに連通するチューブ22内のインクが高圧に保持されており、チューブ22が気体を透過させる材料により構成されている場合であっても、チューブ22内に空気が流れ込みにくい。
また、本実施の形態では、押圧板33でインクパック32を押圧することにより、インクパック32及びこれに連通するチューブ22内のインクを高圧に保持したが、これには限られず、インクパック32を押圧する以外の方法で、インクパック32内のインクの圧力を付与することが可能な圧力付与手段により、インクパック32及びチューブ22内のインクを高圧に保持してもよい。
また、チューブ22の端に設けられるバルブ機構の構成は、本実施の形態のものには限られず、インクジェットヘッド4に接続されていない状態で、チューブ22と外部との連通を遮断し、インクジェットヘッド4に接続した状態で、チューブ22とインクジェットヘッド4とを連通させるものであれば、別の構成であってもよい。
また、以上の説明では、カートリッジユニット7は、インクカートリッジ21内のインクをインクジェットヘッド4に供給するものであったが、これには限られず、カートリッジユニットは、インク以外の液体が充填された液体カートリッジ内の液体を所定の液体流路に供給するものであってもよい。
本発明における実施の形態に係るプリンタの概略構成図であり、(a)がカートリッジユニットを取り付けた状態、(b)がカートリッジユニットを取り外した状態をそれぞれ示している。 カートリッジユニットの概略構成図である。 2つのバルブ機構が連結されていない状態でのバルブ機構の断面図である。 2つのバルブ機構が連結されている状態を示す図である。 変形例1の図2相当の図である。
符号の説明
4 インクジェットヘッド
7 カートリッジユニット
21 インクカートリッジ
22 チューブ
23 バルブ機構
32 液体パック
33 押圧板
34 バネ
35 ギア機構
61 空気パック

Claims (2)

  1. 液体カートリッジと、
    気体を透過させる材料によって構成されており、一端が前記液体カートリッジに接続されたチューブと、
    前記チューブの他端に設けられたバルブ機構とを備えており、
    前記液体カートリッジは、
    内部に液体が充填され、前記チューブの前記一端が接続された液体パックと、
    前記液体パック内及び前記チューブ内の液体に圧力を付与する圧力付与手段とを備えており
    前記バルブ機構は、
    外部の液体流路に接続可能に構成されており、
    前記液体流路に接続されていない状態では、前記チューブと前記外部との連通を遮断することで、前記液体パック内及び前記チューブ内を密閉し、
    前記液体流路に接続された状態では、前記チューブと前記液体流路とを連通させるように構成され
    前記チューブが、高分子材料により構成され、
    前記圧力付与手段が、
    前記液体パックをその外部から押圧する押圧手段であり、
    前記バルブ機構が前記液体流路に接続されていない状態で、前記液体パック内及び前記チューブ内の液体に圧力を付与することを特徴とする液体カートリッジユニット。
  2. 前記液体がインクであり、
    前記液体流路がノズルからインクを吐出するインクジェットヘッドのインク流路であることを特徴とする請求項1に記載の液体カートリッジユニット。
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