JP5967247B2 - 液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法 - Google Patents
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Description
まず、インクジェットプリンタの概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成を示す平面図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ1(液体噴射装置)は、一方向に沿って往復移動可能に構成されたキャリッジ2(ヘッドホルダ)と、このキャリッジ2に搭載されたインクジェットヘッド3(液体噴射ヘッド)及びサブタンクユニット4(第1流路部材)と、記録用紙Pを搬送する搬送機構5と、インクを貯留するインクカートリッジ6と、インクジェットヘッド3の液体噴射性能が低下したときにその性能を回復させるためのメンテナンスユニット7などを有している。
インクジェットヘッド3は、圧電式のアクチュエータにより、サブタンクユニット4から供給されたインクを内部の液体流路を通って、その下面に形成された複数のノズル23から噴射させる。複数のノズル23は、紙送り方向に配列されてノズル列を形成しているとともに、このノズル列が走査方向に4列並んでいる。そして、このインクジェットヘッド3の下面(図1の紙面奥側の面)が、複数のノズル23がそれぞれ開口するインク噴射面3a(液体噴射面)となっており、ノズル列ごとに、図1の左方から順に、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクが噴射される。
次に、サブタンクユニット4について説明する。図2は、サブタンクユニットを上方から見た斜視図である。図3は、サブタンクユニットを下方から見た斜視図である。図4は、キャリッジがメンテナンス位置にあるときの排気ユニット及びメンテナンスユニットの上下方向に関する断面図である。なお、以下では、図2、図3に示すように、走査方向に沿った方向を左右方向、紙送り方向の上流から下流に向かう方向を前方から後方に向かう方向、及び、左右方向及び前後方向と直交する方向を上下方向と規定して説明する。
次に、排気ユニット30について説明する。図5(a)は、ジョイントラバー取り付け位置近傍の部分拡大斜視図であるが、ジョイントラバーを外した状態を図示している。図5(b)は、図5(a)をA方向から見たときの側面図である。サブタンクユニット4及びチューブ11からなるインク供給流路に空気が混入したときには、この空気の大部分は、ダンパー室27の上部に滞留する。
次に、メンテナンスユニット7について説明する。メンテナンスユニット7は、インクジェットヘッド3のノズル23から強制的にインクを排出させる吸引パージと、サブタンクユニット4のダンパー室27の上部に滞留した空気を排気ユニット30から排出させる排気パージとを行うものであり、図1に示すように、走査方向に関するキャリッジ2の移動範囲のうち、記録用紙Pと対向する印刷領域よりも外側(図1における右側)の領域(メンテナンス位置)に配置されている。吸引パージと排気パージの詳細については後述する。
2 キャリッジ
3 インクジェットヘッド
4 サブタンクユニット
23 ノズル
27 ダンパー室
28 排気流路
29 上流側突部
29a 接続口
31 バルブ機構
34 開閉用流路
36 下流側突部
36a 接続口
37 ジョイントラバー
43 ガイド板
43a ガイド面
50、51 先端
Claims (7)
- 液体を噴射するノズルを含む液体流路を有する液体噴射ヘッドと、
前記液体流路に連通し、前記液体噴射ヘッドに液体を供給するための液体供給流路と、を備え、
前記液体供給流路は、
第1流路が形成された第1流路部材と、
第2流路が形成された第2流路部材と、
前記第1流路と連通する第1連通路を有する第1接続部と、
前記第2流路と連通する第2連通路を有する第2接続部と、
筒状であって、前記第1接続部が一端部側に挿入され、前記第2接続部が他端部側に挿入され、前記第1連通路を介して前記第1流路と連通するとともに前記第2連通路を介して前記第2流路と連通する内部流路を有する、弾性材料からなるジョイント部と、
を備え、
前記第1流路部材と前記第2流路部材は、互いに対向する2つの面を有し、前記2つの面から前記第1接続部と前記第2接続部がそれぞれ突出しており、
前記第1流路部材の前記面には、前記ジョイント部の外面に対向して前記第1接続部とともに前記ジョイント部を挟むように配置されるガイド面を有するガイド部材が設けられ、
前記ガイド部材は、前記第1接続部に沿って、前記第1接続部と前記第2接続部の合計長さよりも長く延在していることを特徴とする液体噴射装置。 - 前記ガイド面は、前記ジョイント部の外面に接触して配置されることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記ガイド面は、前記ジョイント部の外面形状に沿った形状をしていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体噴射装置。
- 前記ガイド面は、前記ジョイント部の全周を覆う形状をしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体噴射装置。
- 前記ガイド面を第1ガイド面として、前記第2流路部材には、前記ジョイント部の外面に対向し、前記第2接続部とともに前記ジョイント部を挟むように配置され、前記ジョイント部と接触して前記ジョイント部の撓みを抑制可能な第2ガイド面が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体噴射装置。
- 前記第1接続部は、その先端に前記第1連通路と連通する第1接続口が形成され、
前記第2接続部は、その先端に前記第2連通路と連通する第2接続口が形成され、
前記第1接続部の前記先端と前記第2接続部の前記先端が間隔をあけて配置され、さらに、前記第1接続口と前記第2接続口が対向して配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体噴射装置。 - 液体を噴射するノズルを含む液体流路を有する液体噴射ヘッドと、
前記液体流路に連通し、前記液体噴射ヘッドに液体を供給するための液体供給流路と、を備え、
前記液体供給流路は、
第1流路が形成された第1流路部材と、
第2流路が形成された第2流路部材と、
前記第1流路部材に一体的に形成され、前記第1流路と連通する第1連通路を有する第1接続部と、
前記第2流路部材に一体的に形成され、前記第2流路と連通する第2連通路を有する第2接続部と、
筒状であって、前記第1接続部が一端部側に挿入され、前記第2接続部が他端部側に挿入され、前記第1連通路を介して前記第1流路と連通するとともに前記第2連通路を介して前記第2流路と連通する内部流路を有する、弾性材料からなるジョイント部とを備え、前記第1流路部材と前記第2流路部材は、互いに対向する2つの面を有し、前記2つの面から前記第1接続部と前記第2接続部がそれぞれ突出しており、前記第1流路部材の前記面には、前記ジョイント部の外面に対向して前記第1接続部とともに前記ジョイント部を挟むように配置されるガイド面を有するガイド部材が設けられ、前記ガイド部材が、前記第1接続部に沿って、前記第1接続部と前記第2接続部の合計長さよりも長く延在するように形成される液体噴射装置の製造方法であって、
前記ジョイント部の前記一端部側に前記第1接続部を挿入して、前記ジョイント部と前記第1流路部材とを接続する第1接続工程と、
前記第1接続工程の後に、前記ジョイント部と前記第1流路部材とが接続された状態で、前記ジョイント部の前記他端部側に前記第2接続部を挿入して、前記ジョイント部と前記第2流路部材とを接続する第2接続工程と、
を備えることを特徴とする液体噴射装置の製造方法。
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