JP2007185861A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送部に湾曲を形成することなく液体収容部から円滑に液体を供給することができる共に、コスト増とならず、且つ組み立てや分解が容易な液体噴射装置を提供すること
。
【解決手段】液体噴射ヘッド101を搭載し、移動可能なキャリッジ102と、液体を収容する液体収容部104aと、液体収容部から液体噴射ヘッドに液体を供給する搬送部110と、を有し、搬送部が、異なった位置に配置された液体収容部のそれぞれと接続される複数の支線搬送部111、112と、これら複数の支線搬送部と接続される本線搬送部113と、複数の支線搬送部と本線搬送部とを中継するための中継流路部120と、を有し、支線搬送部と本線搬送部とが中継流路部に対し脱着可能な構成となっている液体噴射装置100。
【選択図】図3
。
【解決手段】液体噴射ヘッド101を搭載し、移動可能なキャリッジ102と、液体を収容する液体収容部104aと、液体収容部から液体噴射ヘッドに液体を供給する搬送部110と、を有し、搬送部が、異なった位置に配置された液体収容部のそれぞれと接続される複数の支線搬送部111、112と、これら複数の支線搬送部と接続される本線搬送部113と、複数の支線搬送部と本線搬送部とを中継するための中継流路部120と、を有し、支線搬送部と本線搬送部とが中継流路部に対し脱着可能な構成となっている液体噴射装置100。
【選択図】図3
Description
本発明は、ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射装置に関するものである。
従来より、記録用紙に印字等するためにインクジェット式記録装置が用いられている。
具体的には、インクカートリッジに収容されているインクをインクジェット式記録ヘッドを介して記録用紙に吐出することで印字等を行う構成となっている。
また、インクジェット式記録ヘッドは、記録用紙に対して移動しながらインクを吐出する必要があるため、記録用紙に対して移動可能なキャリッジに搭載されている。
このようなインクジェット式記録ヘッドにインクを供給するインクカートリッジをインクジェット式記録ヘッドと同様にキャリッジ上に搭載する場合があり、この場合は「オンキャリッジタイプ」と呼ばれている。
具体的には、インクカートリッジに収容されているインクをインクジェット式記録ヘッドを介して記録用紙に吐出することで印字等を行う構成となっている。
また、インクジェット式記録ヘッドは、記録用紙に対して移動しながらインクを吐出する必要があるため、記録用紙に対して移動可能なキャリッジに搭載されている。
このようなインクジェット式記録ヘッドにインクを供給するインクカートリッジをインクジェット式記録ヘッドと同様にキャリッジ上に搭載する場合があり、この場合は「オンキャリッジタイプ」と呼ばれている。
一方、インクカートリッジをキャリッジ上には搭載せず、他の場所に配置し、そこからチューブを介してインクジェット式記録ヘッドにインクを供給する場合があり、この場合は「オフキャリッジタイプ」と呼ばれている(例えば、特許文献1)。
「オフキャリッジタイプ」のインクジェット式記録装置は、インクカートリッジを可動部品であるキャリッジ上に搭載しないため、重量に制限がなく、大量のインクを収容できる大型のインクカートリッジを備えることができるという利点がある。
「オフキャリッジタイプ」のインクジェット式記録装置は、インクカートリッジを可動部品であるキャリッジ上に搭載しないため、重量に制限がなく、大量のインクを収容できる大型のインクカートリッジを備えることができるという利点がある。
図6は、このような「オフキャリッジタイプ」のインクジェット式記録装置10の要部を示す概略説明図である。
図6に示すように、インクジェット式記録装置の両側には、各色毎のインクを収容するインクカートリッジ11a等がそれぞれ4個ずつ配置されている。
そして、図6の左側に配置されている4個のインクカートリッジ11e乃至インクカートリッジ11hには、第1のチューブ12aが接続されている。この第1のチューブ12aは4個のインクカートリッジ11e等に対応する4本のチューブから成っている。
一方、図6の右側に配置されている4個のインクカートリッジ11a乃至インクカートリッジ11dには、第2のチューブ12bが接続されている。この第2のチューブ12bは、4個のインクカートリッジ11a等に対応する4本のチューブから成っている。
図6に示すように、インクジェット式記録装置の両側には、各色毎のインクを収容するインクカートリッジ11a等がそれぞれ4個ずつ配置されている。
そして、図6の左側に配置されている4個のインクカートリッジ11e乃至インクカートリッジ11hには、第1のチューブ12aが接続されている。この第1のチューブ12aは4個のインクカートリッジ11e等に対応する4本のチューブから成っている。
一方、図6の右側に配置されている4個のインクカートリッジ11a乃至インクカートリッジ11dには、第2のチューブ12bが接続されている。この第2のチューブ12bは、4個のインクカートリッジ11a等に対応する4本のチューブから成っている。
そして、これら第1のチューブ12a及び第2のチューブ12bは、図6に示すように合体し、第3のチューブ12cとなっている。この第3のチューブ12cは、8個のインクカートリッジ11a乃至インクカートリッジ11hに対応した8本のチューブから成っている。
そして、この第3のチューブ12cは、図6に示すように、キャリッジ13を介してインクジェット式記録ヘッド14に接続されている。このインクジェット式記録ヘッド14は上述のように、図6の矢印X方向に移動しながらインクを吐出することで記録用紙に印字等をすることができる構成となっている。
そして、この第3のチューブ12cは、図6に示すように、キャリッジ13を介してインクジェット式記録ヘッド14に接続されている。このインクジェット式記録ヘッド14は上述のように、図6の矢印X方向に移動しながらインクを吐出することで記録用紙に印字等をすることができる構成となっている。
ところで、図6のインクジェット式記録装置10では、図6の左側のインクカートリッジ11e等から配置されている第1のチューブ12aや、右側のインクカートリッジ11a等から配置されている第2のチューブ12b、そして、これらを合体した第3のチューブ12cを配置するためのチューブ保持部15が形成されている。
すなわち、第1のチューブポンプ12a、第2のチューブ12b及び第3のチューブ12cは、チューブ保持部15上に配置されることで安定して配置されている。
特開2005−96404号公報(図1等)
すなわち、第1のチューブポンプ12a、第2のチューブ12b及び第3のチューブ12cは、チューブ保持部15上に配置されることで安定して配置されている。
しかし、図6に示すように、インクカートリッジ11a等は4個が右側、他の4個が左側に配置されているため、右側のインクカートリッジ11a等から配置されている第2のチューブ12bが、第1のチューブ12aと合体し、第3のチューブ12cと成るためには、図6に示すように、180°(度)回転して折り返して配置する必要がある。
つまり、第2のチューブ12bが折れ曲がるとチューブが閉塞し、インクが供給されないこととなるため、第2のチューブ12bには、一定の曲率を設け、円弧状に湾曲させる折り返し部12ba(図6参照)が設けられている。
このため、第2のチューブ12bは、この折り返し部12baの分だけ長くする必要があった。
また、折り返し部12baがキャリッジ13に当接しないための図示しないカバー等を配置する必要もあった。
さらに、折り返し部12baが折り曲がらないようにするための機構等も必要となった。
このように折り返し部12baを長くしたり、折り返し部12baのためにカバー等を配置すると、その分、コスト増となるという問題があった。
また、カバー等の部品を配置すると組み立てや分解が工数が増加するという問題もあった。
つまり、第2のチューブ12bが折れ曲がるとチューブが閉塞し、インクが供給されないこととなるため、第2のチューブ12bには、一定の曲率を設け、円弧状に湾曲させる折り返し部12ba(図6参照)が設けられている。
このため、第2のチューブ12bは、この折り返し部12baの分だけ長くする必要があった。
また、折り返し部12baがキャリッジ13に当接しないための図示しないカバー等を配置する必要もあった。
さらに、折り返し部12baが折り曲がらないようにするための機構等も必要となった。
このように折り返し部12baを長くしたり、折り返し部12baのためにカバー等を配置すると、その分、コスト増となるという問題があった。
また、カバー等の部品を配置すると組み立てや分解が工数が増加するという問題もあった。
そこで、本発明は、チューブ等の搬送部に折り返し部12ba等の湾曲を形成することなくインクカートリッジ11a等の液体収容部から円滑にインク等の液体を供給することができる共に、コスト増とならず、且つ組み立てや分解が容易な液体噴射装置を提供することを目的とする。
前記目的は、本発明によれば、ターゲットに液体を吐出する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドを搭載し、移動可能なキャリッジと、前記液体を収容する液体収容部と、前記液体収容部から前記液体噴射ヘッドに前記液体を供給する搬送部と、を有する液体噴射装置であって、前記液体収容部が複数配置されると共に、異なった位置に配置され、前記搬送部が、前記異なった位置に配置された液体収容部のそれぞれと接続される複数の支線搬送部と、これら複数の支線搬送部と接続される本線搬送部と、前記複数の支線搬送部と前記本線搬送部とを中継するための中継流路部と、を有し、前記支線搬送部と前記本線搬送部とが前記中継流路部に対し脱着可能な構成となっていることを特徴とする液体噴射装置により達成される。
前記構成によれば、液体収容部が複数配置されると共に、異なった位置に配置され、搬送部が、異なった位置に配置された液体収容部のそれぞれと接続される複数の支線搬送部と、これら複数の支線搬送部と接続される本線搬送部と、複数の支線搬送部と前記本線搬送部とを中継するための中継流路部とを有している。
すなわち、異なった位置に配置されている液体収容部に対して配置されている複数の支線搬送部を中継流路部に接続することで、本線搬送部を介して液体を液体噴射ヘッドに供給することができる構成となっている。
このように、液体収容部に対して配置されている支線搬送部を搬送された液体は、中継流路部内で本線搬送部に導かれる。
したがって、従来のように搬送部である例えば、チューブに一定の曲率を設け、円弧状に湾曲させる折り返し部(図6参照)を形成する必要がないので、搬送部を長く形成したり、折り返し部がキャリッジに当接しないためのカバー等を形成したりする必要がない。
このため、部品点数が増加せず、これによりコスト増とならない液体噴射装置となる。
また、前記構成によれば、支線搬送部と本線搬送部とが中継流路部に対し脱着可能な構成となっているので、支線搬送部等を容易に中継流路部から取り外し又は装着できるので、組み立てや分解も容易な液体噴射装置となる。
すなわち、異なった位置に配置されている液体収容部に対して配置されている複数の支線搬送部を中継流路部に接続することで、本線搬送部を介して液体を液体噴射ヘッドに供給することができる構成となっている。
このように、液体収容部に対して配置されている支線搬送部を搬送された液体は、中継流路部内で本線搬送部に導かれる。
したがって、従来のように搬送部である例えば、チューブに一定の曲率を設け、円弧状に湾曲させる折り返し部(図6参照)を形成する必要がないので、搬送部を長く形成したり、折り返し部がキャリッジに当接しないためのカバー等を形成したりする必要がない。
このため、部品点数が増加せず、これによりコスト増とならない液体噴射装置となる。
また、前記構成によれば、支線搬送部と本線搬送部とが中継流路部に対し脱着可能な構成となっているので、支線搬送部等を容易に中継流路部から取り外し又は装着できるので、組み立てや分解も容易な液体噴射装置となる。
好ましくは、前記中継流路部には、前記複数の支線搬送部を接続する複数の支線搬送接続部が形成され、前記複数の支線搬送接続部の開口が、それぞれ異なった位置に配置されている各前記支線搬送部のそれぞれの配置方向に向かって形成されていることを特徴とする液体噴射装置である。
前記構成によれば、中継流路部には、複数の支線搬送部を接続する複数の支線搬送接続部が形成され、複数の支線搬送接続部の開口が、それぞれ異なった位置に配置されている各支線搬送部のそれぞれの配置方向に向かって形成されている。
このため、各支線搬送部である例えば、チューブ等を湾曲等させることなく、配置されたそのままの方向で中継流路部に装着等することができるので、より組み立てや分解がし易い構成となっている。
このため、各支線搬送部である例えば、チューブ等を湾曲等させることなく、配置されたそのままの方向で中継流路部に装着等することができるので、より組み立てや分解がし易い構成となっている。
好ましくは、前記複数の液体収容部が、前記キャリッジの移動方向の両端部にそれぞれ配置され、前記複数の支線搬送接続部の開口は、それぞれ、前記キャリッジの移動方向の一端部側に配置される前記液体収容部に接続される前記支線搬送部である一端部側支線搬送部の配置方向と、前記キャリッジの移動方向の他端部側に配置される前記液体収容部に接続される前記支線搬送部である他端部側支線搬送部の配置方向に向かって形成されていることを特徴とする液体噴射装置である。
前記構成によれば、複数の液体収容部が、キャリッジの移動方向の両端部にそれぞれ配置され、複数の支線搬送接続部の開口は、それぞれ、キャリッジの移動方向の一端部側に配置される液体収容部に接続される支線搬送部である一端部側支線搬送部の配置方向と、キャリッジの移動方向の他端部側に配置される液体収容部に接続される支線搬送部である他端部側支線搬送部の配置方向に向かって形成されている。
このため、液体収容部をキャリッジの移動方向の両端部にそれぞれ配置しても、支線搬送部である例えば、チューブ等を湾曲等させることなく、中継流路部に装着等できるので、液体収容部の配置が制限されず、設計し易い液体噴射装置となる。
このため、液体収容部をキャリッジの移動方向の両端部にそれぞれ配置しても、支線搬送部である例えば、チューブ等を湾曲等させることなく、中継流路部に装着等できるので、液体収容部の配置が制限されず、設計し易い液体噴射装置となる。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の液体噴射装置の実施の形態にかかるインクジェット式記録装置(以下「記録装置」という)100を示す概略斜視図である。また、図2は、図1の記録装置100の要部を示す概略説明図である。
図1及び図2に示すように、記録装置100は、ターゲットである例えば、記録用紙Kに液体である例えば、インクを吐出するインクジェット式記録ヘッド(以下「記録ヘッド」という)101を有している。すなわち、記録ヘッド101は、液体噴射ヘッドの一例である。
また、記録装置100は、記録ヘッド101を搭載し、図1及び図2に示すX1方向に移動可能なキャリッジ102を有している。
具体的には、キャリッジ102は、図示しないキャリッジモータにより駆動されるタイミングベルト(図示せず)を介して、図2のガイド軸103に案内されて図2のX1方向に往復運動する構成となっている。
また、記録装置100は、このように往復運動するキャリッジ102に搭載されている記録ヘッド101に対向するように図1に示す記録用紙Kが配置されているため、記録ヘッド101が移動しながらインクを吐出することで記録用紙Kに印字等をすることができる構成となっている。
図1及び図2に示すように、記録装置100は、ターゲットである例えば、記録用紙Kに液体である例えば、インクを吐出するインクジェット式記録ヘッド(以下「記録ヘッド」という)101を有している。すなわち、記録ヘッド101は、液体噴射ヘッドの一例である。
また、記録装置100は、記録ヘッド101を搭載し、図1及び図2に示すX1方向に移動可能なキャリッジ102を有している。
具体的には、キャリッジ102は、図示しないキャリッジモータにより駆動されるタイミングベルト(図示せず)を介して、図2のガイド軸103に案内されて図2のX1方向に往復運動する構成となっている。
また、記録装置100は、このように往復運動するキャリッジ102に搭載されている記録ヘッド101に対向するように図1に示す記録用紙Kが配置されているため、記録ヘッド101が移動しながらインクを吐出することで記録用紙Kに印字等をすることができる構成となっている。
また、本実施の形態では、図1に示すように、インクを収容する液体収容部である例えば、インクカートリッジ104a乃至インクカートリッジ104hが記録装置本体105に配置されている。
すなわち、本実施の形態では、インクカートリッジがキャリッジ102に配置される「オンキャリッジタイプ」の記録装置ではなく、インクカートリッジ104a等がキャリッジ102に配置されない「オフキャリッジタイプ」の記録装置100である。
したがって、上述のように、キャリッジ102上にインクカートリッジ104a等を配置する場合のように、インクカートリッジの大きさの制限を受けないため、大型のインクカートリッジ104a等を配置することができる。
そのため、業務用のように、大量の記録用紙Kに印字等を行い、大量のインクを消費する場合に適した記録装置100となっている。
すなわち、本実施の形態では、インクカートリッジがキャリッジ102に配置される「オンキャリッジタイプ」の記録装置ではなく、インクカートリッジ104a等がキャリッジ102に配置されない「オフキャリッジタイプ」の記録装置100である。
したがって、上述のように、キャリッジ102上にインクカートリッジ104a等を配置する場合のように、インクカートリッジの大きさの制限を受けないため、大型のインクカートリッジ104a等を配置することができる。
そのため、業務用のように、大量の記録用紙Kに印字等を行い、大量のインクを消費する場合に適した記録装置100となっている。
また、本実施の形態では、インクカートリッジ104a等は8個配置され、それぞれのインクカートリッジ104a等には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ、グレー、マットブラックの各色のインクが収容されている。
また、これらの8個のインクカートリッジ104a等は、4個ずつ分けて配置されており、具体的には、図1のキャリッジ102の移動方向であるX1方向において記録装置本体105の両端部に配置されている。
すなわち、図1の記録装置本体105の右側端部に、4個のインクカートリッジ104a乃至104dが配置され、記録装置本体105の左側端部に4個のインクカートリッジ104e乃至104hが配置されている。
このように本実施の形態では、インクカートリッジ104a等が複数配置されていると共に、異なった位置に配置されている。
また、これらの8個のインクカートリッジ104a等は、4個ずつ分けて配置されており、具体的には、図1のキャリッジ102の移動方向であるX1方向において記録装置本体105の両端部に配置されている。
すなわち、図1の記録装置本体105の右側端部に、4個のインクカートリッジ104a乃至104dが配置され、記録装置本体105の左側端部に4個のインクカートリッジ104e乃至104hが配置されている。
このように本実施の形態では、インクカートリッジ104a等が複数配置されていると共に、異なった位置に配置されている。
ところで、本実施の形態のような「オフキャリッジタイプ」の記録装置100ではインクを吐出する記録ヘッド101とインクカートリッジ104a等が離れて配置されているため、インクカートリッジ104a等から記録ヘッド101にインクを供給する搬送部110(図2参照)を有している。
搬送部110は、具体的には、各インクカートリッジ104a等からインクを導くゴム等から成る可撓性チューブで形成されている。
また、搬送部110は、図2に示すように、記録装置本体105の左側端部に配置されている4個のインクカートリッジ104e乃至104hと接続される支線搬送部である例えば、第1の支線111を有している。
第1の支線111は、具体的には、4本のチューブからなり、4本のチューブはそれぞれインクカートリッジ104e乃至104hとそれぞれ接続されている。
搬送部110は、具体的には、各インクカートリッジ104a等からインクを導くゴム等から成る可撓性チューブで形成されている。
また、搬送部110は、図2に示すように、記録装置本体105の左側端部に配置されている4個のインクカートリッジ104e乃至104hと接続される支線搬送部である例えば、第1の支線111を有している。
第1の支線111は、具体的には、4本のチューブからなり、4本のチューブはそれぞれインクカートリッジ104e乃至104hとそれぞれ接続されている。
また、搬送部110は、図2に示すように、記録装置本体105の右側端部に配置されている4個のインクカートリッジ104a乃至104dと接続される支線搬送部である例えば、第2の支線112を有している。
第2に支線112は、具体的には、4本のチューブからなり、4本のチューブはそれぞれインクカートリッジ104a乃至104dとそれぞれ接続されている。
このように、本実施の形態では、搬送部110は、異なった位置に配置されたインクカートリッジ104a等と接続される複数の支線搬送部である例えば、第1の支線111及び第2の支線112を有している。
第2に支線112は、具体的には、4本のチューブからなり、4本のチューブはそれぞれインクカートリッジ104a乃至104dとそれぞれ接続されている。
このように、本実施の形態では、搬送部110は、異なった位置に配置されたインクカートリッジ104a等と接続される複数の支線搬送部である例えば、第1の支線111及び第2の支線112を有している。
また、搬送部110は、図2に示すように、第1の支線111及び第2の支線112と後述する中継流路部120を介して接続される本線搬送部である例えば、本線113を有している。
本線113は、具体的には、第1の支線111と第2の支線112のチューブの合計である8本のチューブからなり、キャリッジ102に搭載されている記録ヘッド101に直接8色のインクを供給する構成となっている。
すなわち、本線113の4本のチューブには、第1の支線111の4本にチューブによって導かれたインクが供給され、本線の他の4本のチューブには、第2の支線112の4本のチューブによって導かれたインクが供給されている。インクの流れについては、中継流路部120の説明で詳細に説明する。
本線113は、具体的には、第1の支線111と第2の支線112のチューブの合計である8本のチューブからなり、キャリッジ102に搭載されている記録ヘッド101に直接8色のインクを供給する構成となっている。
すなわち、本線113の4本のチューブには、第1の支線111の4本にチューブによって導かれたインクが供給され、本線の他の4本のチューブには、第2の支線112の4本のチューブによって導かれたインクが供給されている。インクの流れについては、中継流路部120の説明で詳細に説明する。
ところで、本実施の形態では、図2に示すように、これら本線113、第1に支線111及び第2の支線112を中継するための中継流路部120が設けられている。
また、これら本線113、第1に支線111、第2の支線112及び中継流路部120を保持するための保持具106が設けられている。
この保持具106上に、中継流路部120等が配置されているため、中継流路部120等が記録装置100において安定的に配置されている。
また、これら本線113、第1に支線111、第2の支線112及び中継流路部120を保持するための保持具106が設けられている。
この保持具106上に、中継流路部120等が配置されているため、中継流路部120等が記録装置100において安定的に配置されている。
図3は、図2の中継流路部120及びその近傍の構成を示す概略拡大図である。
図3に示すように、第1の支線111、第2の支線112及び本線113には、それぞれ、中継流路部120に装着するための第1の支線装着具111a、第2の支線装着具112a及び本線装着具113aを有している。
一方、中継流路部120も第1の支線装着具111a、第2の支線装着具112a及び本線装着具113aに対応して、それぞれ、第1の支線接続部121、第2の支線接続部122及び本線接続部123を有している。
すなわち、第1の支線接続部121等は、第1の支線111等を接続する複数の支線搬送接続部の一例となっている。
図3に示すように、第1の支線111、第2の支線112及び本線113には、それぞれ、中継流路部120に装着するための第1の支線装着具111a、第2の支線装着具112a及び本線装着具113aを有している。
一方、中継流路部120も第1の支線装着具111a、第2の支線装着具112a及び本線装着具113aに対応して、それぞれ、第1の支線接続部121、第2の支線接続部122及び本線接続部123を有している。
すなわち、第1の支線接続部121等は、第1の支線111等を接続する複数の支線搬送接続部の一例となっている。
このように第1の支線111が第1の支線装着具111aを中継流路部120の第1の支線接続部121に装着し、本線113が本線装着具113aを中継流路部120の本線接続部123に装着することで、図3の矢印F1に示すように、第1の支線111を流れてきたインクが本線113に供給される構成となっている。
図4は、第1の支線111、中継流路部120及び本線113等のインクの流れを示す概略拡大図である。
すなわち、第1の支線111から中継流路部120に供給されたインクは、図4の矢印F1に示すように流れて、本線113に供給されることになる。
すなわち、第1の支線111から中継流路部120に供給されたインクは、図4の矢印F1に示すように流れて、本線113に供給されることになる。
また、第2の支線112が第2の支線装着具112aを中継流路部120の第2の支線接続部122に装着し、本線113を本線接続部123に装着することで、図3の矢印F2に示すように、第2の支線112を流れてきたインクが本線113に供給される構成となっている。
図5は、第2の支線112、中継流路部120及び本線113等のインクの流れを示す概略拡大図である。
すなわち、第2の支線112から中継流路部120に供給されたインクは、図5の矢印F2に示すように流れて、本線113に供給されることになる。
すなわち、第2の支線112から中継流路部120に供給されたインクは、図5の矢印F2に示すように流れて、本線113に供給されることになる。
このように、本実施の形態では、記録装置本体105の図1の右側端部及び左側端部という異なった位置に配置されているインクカートリッジ104a等と接続されている図2の第1の支線111及び第2の支線112を中継流路部120に接続することで、インクを本線113を介して記録ヘッド101に供給することができる構成となっている。
つまり、例えば、図2の右側端部のインクカートリッジ104a等から供給されるインクは第2の支線112から中継流路部120を介して本線113に導かれる。
したがって、図6に示す従来例のように、チューブに一定の曲率を設け、円弧状に湾曲させる必要がない。つまり、本実施の形態の図2の第2の支線112を湾曲等させることがないので第2の支線112を長く形成する必要がない。
また、第2の支線112を湾曲等させる必要がないので、湾曲等した部分がキャリッジ102に当接しないため、カバー部品を設ける必要もない。
このように部品点数が増加しないので、コスト増となることなく記録装置100を製造することができる。
つまり、例えば、図2の右側端部のインクカートリッジ104a等から供給されるインクは第2の支線112から中継流路部120を介して本線113に導かれる。
したがって、図6に示す従来例のように、チューブに一定の曲率を設け、円弧状に湾曲させる必要がない。つまり、本実施の形態の図2の第2の支線112を湾曲等させることがないので第2の支線112を長く形成する必要がない。
また、第2の支線112を湾曲等させる必要がないので、湾曲等した部分がキャリッジ102に当接しないため、カバー部品を設ける必要もない。
このように部品点数が増加しないので、コスト増となることなく記録装置100を製造することができる。
ところで、図3に示すように、第1の支線111の第1の支線装着具111a、第2の支線112の第2の支線装着具112a及び本線113の本線装着具113aは、それぞれ、第1の支線接続部121、第2の支線接続部122及び本線接続部123と脱着可能な構成となっている。
すなわち、第1の支線111、第2の支線112及び本線113が、中継流路部120と脱着可能な構成となっている。
したがって、第1の支線111等を容易に中継流路部120から取り外し又は装着できるので、組み立てや分解も容易な記録装置100となる。
すなわち、第1の支線111、第2の支線112及び本線113が、中継流路部120と脱着可能な構成となっている。
したがって、第1の支線111等を容易に中継流路部120から取り外し又は装着できるので、組み立てや分解も容易な記録装置100となる。
また、図2及び図3に示すように、中継流路部120の第1の支線接続部121、第2の支線接続部122及び本線接続部123の開口、すなわち、第1の支線装着具111a、第2の支線装着具112a及び本線装着具113aとの接続用開口部121a、122a、123aは、図2及び図3に示すように、第1の支線111、第2の支線112及び本線113の配置方向に向かって形成されている。
すなわち、接続用開口部121a等は、それぞれ異なった位置に配置されている第1の支線111、第2の支線112等の配置方向に向かって形成されている。
つまり、図2の第1の支線111の配置方向が、一端部側支線搬送部の配置方向の一例であり、第2の支線112の配置方向が、他端部側支線搬送部の配置方向の一例となっている。
すなわち、接続用開口部121a等は、それぞれ異なった位置に配置されている第1の支線111、第2の支線112等の配置方向に向かって形成されている。
つまり、図2の第1の支線111の配置方向が、一端部側支線搬送部の配置方向の一例であり、第2の支線112の配置方向が、他端部側支線搬送部の配置方向の一例となっている。
このように、中継流路部120の接続用開口部122a等が第2の支線112等の配置方向に向かって形成されているので、例えば、第2の支線112等を、湾曲等させることなく、そのままの方向で中継流路部120に装着させ、又は取り外すことができるので、より組み立てや分解がし易い構成となっている。
特に、図2に示すようにインクカートリッジ104a等を記録装置本体105の右側端部と左側端部に分けて配置し、この位置がキャリッジ102の移動方向の両端部であっても第2の支線112等を湾曲等させることがなく中継流路部120に装着等できるので、インクカートリッジ104a等の配置位置が制限されず、設計し易い記録装置100となる。
特に、図2に示すようにインクカートリッジ104a等を記録装置本体105の右側端部と左側端部に分けて配置し、この位置がキャリッジ102の移動方向の両端部であっても第2の支線112等を湾曲等させることがなく中継流路部120に装着等できるので、インクカートリッジ104a等の配置位置が制限されず、設計し易い記録装置100となる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されない。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
100・・・インクジェット式記録装置、101・・・インクジェット式記録ヘッド、102・・・キャリッジ、103・・・ガイド軸、104a・・・インクカートリッジ、105・・・記録装置本体、106・・・保持具、110・・・搬送部、111・・・第1の支線、111a・・・第1の支線装着具、112・・・第2の支線、112a・・・第2の支線装着具、113・・・本線、113a・・・本線装着具、120・・・中継流路部、121・・・第1の支線接続部、121a、122a、123a・・・接続用開口部、122・・・第2の支線接続部、123・・・第3の支線接続部、K・・・記録用紙
Claims (3)
- ターゲットに液体を吐出する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドを搭載し、移動可能なキャリッジと、
前記液体を収容する液体収容部と、
前記液体収容部から前記液体噴射ヘッドに前記液体を供給する搬送部と、を有する液体噴射装置であって、
前記液体収容部が複数配置されると共に、異なった位置に配置され、
前記搬送部が、前記異なった位置に配置された液体収容部のそれぞれと接続される複数の支線搬送部と、
これら複数の支線搬送部と接続される本線搬送部と、
前記複数の支線搬送部と前記本線搬送部とを中継するための中継流路部と、を有し、
前記支線搬送部と前記本線搬送部とが前記中継流路部に対し脱着可能な構成となっていることを特徴とする液体噴射装置。 - 前記中継流路部には、前記複数の支線搬送部を接続する複数の支線搬送接続部が形成され、
前記複数の支線搬送接続部の開口が、それぞれ異なった位置に配置されている各前記支線搬送部のそれぞれの配置方向に向かって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。 - 前記複数の液体収容部が、前記キャリッジの移動方向の両端部にそれぞれ配置され、
前記複数の支線搬送接続部の開口は、それぞれ、前記キャリッジの移動方向の一端部側に配置される前記液体収容部に接続される前記支線搬送部である一端部側支線搬送部の配置方向と、前記キャリッジの移動方向の他端部側に配置される前記液体収容部に接続される前記支線搬送部である他端部側支線搬送部の配置方向に向かって形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005766A JP2007185861A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005766A JP2007185861A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 液体噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007185861A true JP2007185861A (ja) | 2007-07-26 |
Family
ID=38341360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006005766A Withdrawn JP2007185861A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007185861A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017136859A (ja) * | 2017-03-30 | 2017-08-10 | ブラザー工業株式会社 | 液体カートリッジ |
-
2006
- 2006-01-13 JP JP2006005766A patent/JP2007185861A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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