JP2006240039A - 送液装置及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリッジに搭載された記録ヘッドにインクを供給する供給チューブの支持強度を高めると共に屈曲性を容易にして、キャリッジを安定して走行させ、良質な画像を安定して形成する。
【解決手段】 キャリッジ4に搭載した4個のサブタンク2と大容量のインクカートリッジ21に連結された供給ポンプ22とを連結するインク供給チューブ群23を、4本のインク供給チューブ24を1列に並べてシート材25に粘着部材26で固定して形成する。インク供給チューブ群23はキャリッジ4を走行させたとき安定したループ状の屈曲をすることができ、キャリッジ4が走行するときの付加を低減して、キャリッジ4を安定して等速走行させることができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、記録媒体にインクを吐出して文字や画像を記録する記録ヘッドにインクを供給する送液装置及びインクジェット記録装置、特に記録ヘッドにインクを供給する供給チューブの支持強度を高めると共に屈曲性を容易にして、記録ヘッドを安定して走行させることに関するものである。
インクジェット記録装置は、キャリッジに搭載された記録ヘッドと、駆動モータとプーリー及び駆動ベルト等を有する駆動伝達機構により回転する搬送ベルトと、給紙トレイを有し、給紙トレイに収納された記録媒体を搬送ベルトで搬送しながら、搬送している記録媒体に記録ヘッドからインクを吐出して文字や画像を記録する。
近年、インクジェット記録装置の記録速度が高速化して、短時間で大量の記録ができるようになっている。このためインクの消費量が増大し、キャリッジに搭載したカートリッジに収納したインクだけでは大量の記録を行うのに限界がある。このため、例えば特許文献1に示すように、大容量のインクカートリッジをキャリッジとは別の位置に固定し、このインクカートリッジに貯蔵したインクを、ポンプ等の送液装置を用いてインク供給チューブを介してキャリッジに搭載したサブタンクに補給して、大量の記録に適用できるようにしている。
インクジェット記録装置がカラー画像を形成する装置であると、各色毎のインクを大容量のインクカートリッジからキャリッジに搭載したサブタンクに補給する必要があるため、大容量のインクカートリッジからサブタンクにインクを補給するインク供給チューブは複数本必要になる。この複数本のインク供給チューブが1本ずつばらばらの状態だと互いに絡まったり、キャリッジとキャリッジを案内するガイドレールの間に挟まったりしてキャリッジの走行性能に影響を与えてしまう。これを防ぐためインク供給チューブの剛性や強度を高めると、複数本のインク供給チューブがキャリッジと一緒になって主走査方向に移動するとき、複数本のインク供給チューブが抵抗になりキャリッジの等速性に影響を与えてしまう。
このキャリッジの等速性に影響を与えてことを防止するため、例えば図6に示すように、複数本のインク供給チューブ24をシート状に配列してそれぞれ熱溶着してインク供給チューブ列27を構成し、強度を高めると共にシートと同様な柔軟性を持たせて容易にループ状に屈曲できるようにして、キャリッジが走行するときに等速性に影響を及ぼさないようにしている。
特開2001−315349号公報
前記のように複数本のインク供給チューブ23をシート状に配列して構成したインク供給チューブ列27は、各インク供給チューブ24を熱溶接する必要があるため非常に高価になってしまうという短所がある。
この発明は、このような短所を防止し、キャリッジ等の走行体に搭載された記録ヘッドにインクを供給する供給チューブの支持強度を高めると共に屈曲性を容易にして、キャリッジ等の走行体を安定して走行させることができる送液装置と、それを使用して良質な画像を安定して形成することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とするものである。
この発明の送液装置は、走行体に搭載された複数の液貯溜容器に、走行体とは独立して固定された複数の液収納容器に収容された液体を液供給手段で供給する送液装置において、前記液供給手段と走行体に搭載された複数の液貯溜容器との間を、複数の液供給チューブを1列に並べてシート材に固定して形成した液供給チューブ群で連結したことを特徴とする。
この発明のインクジェット記録装置は、主走査方向に走行するキャリッジに搭載され、複数のノズルを有する記録ヘッドにインクを供給する複数のインク貯溜容器に、キャリッジと独立して固定された複数のインク収納容器に収容されたインクをインク供給手段で供給するインクジェット記録装置において、前記インク供給手段とキャリッジに搭載された複数のインク貯溜容器との間を、複数のインク供給チューブを1列に並べてシート材に固定して形成したインク供給チューブ群で連結したことを特徴とする。
この複数の液供給チューブやインク供給チューブをシート材に粘着部材で固定することが望ましい。
この発明の送液装置は、キャリッジ等の走行体に搭載された複数の液貯溜容器と走行体とは独立して設けた複数の液収納容器に連結された液供給手段との間を、複数の液供給チューブを1列に並べてシート材に固定して形成した液供給チューブ群で連結し、連結した液供給チューブ群で走行体に搭載された複数の液貯溜容器に液供給することにより、4本の液供給チューブは整列した状態を保つことができ、走行体を走行させたとき安定したループ状の屈曲をすることができるとともに各液供給チューブ間の内輪外輪差による突っ張りといった現象を防いで走行体が走行するときの付加を低減し、走行体を安定して等速走行させることができる。
この送液装置をインクジェット記録装置に使用し、キャリッジに搭載した複数のインク貯溜容器と、キャリッジと独立して固定された複数のインク収納容器に連結されたインク供給手段との間を、複数のインク供給チューブを1列に並べてシート材に固定して形成したインク供給チューブ群で連結して、インク収納容器に収容されたインクをキャリッジに搭載した複数のインク貯溜容器に供給することにより、キャリッジが走行するときの付加を低減してキャリッジを安定して等速走行させることができ、良質な画像を安定して形勢することができる。
また、シート材の厚さを適切に選択することにより、適切な支持強度や屈曲性を得ることができ、液供給チューブ群やインク供給チューブ群を長期間安定して使用することができる。
また、液供給チューブやインク供給チューブをシート材に粘着部材で固定するから、複数の液供給チューブやインク供給チューブのいずれかに異常が生じても簡単に取り外して交換することができ、容易に保守を行うことができる
図1はこの発明のインクジェット記録装置の構成図である。図に示すように、インクジェット記録装置1は、シアンC,マゼンタM、イェローY,ブラックBkの各色のインクをそれぞれ収納した4個のサブタンク2と、複数のノズルを有し各サブタンク2からインクが供給される4個の記録ヘッド3と、サブタンク2と記録ヘッド3を搭載したキャリッジ4と、記録紙を収納した給紙トレイ5a,5bや手差しテーブル6から記録紙を印字部7に搬送する搬送ローラ8と、文字等を記録した記録紙を排紙トレイ9に排出する排出ローラ10を有する。ホスト装置から送られた画像データを記録紙に記録するときは、キャリッジ4を主ガイドロッド11と従ガイドロッド12に沿って主走査方向に走査しながら、搬送ローラ8により印字部7に送られた記録紙に記録ヘッド3のノズルから画像データに応じてインクを噴射して文字や画像を記録し、文字や画像を記録した記録紙を排紙トレイ9に排出する。
キャリッジ4は、図2の斜視図に示すように、記録紙搬送方向下流側が主ガイドロッド11に摺動自在に取付けられ、記録紙搬送方向上流側が従ガイドロッド12に摺動自在に保持され、主走査モータ13で回転駆動される駆動プーリ14と従動プーリ(不図示)に巻き回されたタイミングベルト15により、主ガイドロッド11と従ガイドロッド12に沿って主走査方向に往復移動する。また、キャリッジ4の移動方向右端側と左端側の記録領域を外れた位置には、記録ヘッド3の吐出不良を回復するための回復装置16,17が配置されている。この回復装置16はキャップ手段とクリーニング手段を有する。キャリッジ4は印字待機中には回復装置16側に移動され、キャップ手段で記録ヘッド3をキャッピングしてノズルを湿潤状態に保ち、インク乾燥による吐出不良を防止する。また、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出することにより、全ての吐出口のインク粘度を一定にし、安定した吐出性能を維持する。回復手段17は、図3に示すように、キャップ手段18とクリーニング手段19及び吸引手段20を有し、記録ヘッド3に吐出不良が発生した場合等には、キャップ手段18で記録ヘッド3のノズルを密封し、吸引手段20でノズルからインクとともに気泡等を吸い出し、ノズルに付着したインクやゴミ等をクリーニング手段19により除去して吐出不良を回復させる。また、吸引されたインクは、本体下部に設置された廃インク溜(不図示)に排出され、廃インク溜内部のインク吸収体に吸収保持される。
このキャリッジ4に搭載した4個のサブタンク2にそれぞれインクを補給する大容量のインクカートリッジ21と供給ポンプ22が、図3に示すように、本体下部に固定され、供給ポンプ22とサブタンク2はインク供給チューブ群23で連結されている。
このインク供給チューブ群23は、図4に示すように、4本のインク供給チューブ24を1列に並べてシート材25に固定して形成されている。この4本のインク供給チューブ24をシート材25に固定する方法は、図5の断面図に示すように、4本のインク供給チューブ24を粘着剤や接着剤を有する粘着部材26でシート材25に固定する。このようにインク供給チューブ24をシート材25に粘着部材26により固定するから、インク供給チューブ24をシート材25に簡単に固定することができると共に、容易に取り外すこともできる。
このように4本のインク供給チューブ24を1列に並べてシート材25に固定して形成したインク供給チューブ群23で大容量のインクカートリッジ21に連結された供給ポンプ22とキャリッジ4に搭載したサブタンク2を接続して、インクカートリッジ21からサブタンク2にインクを補給することにより、インクジェット記録装置1で高速で多量に記録しても、安定して記録を続けることができる。
また、キャリッジ4に搭載したサブタンク2に4本のインク供給チューブ24を1列に並べてシート材25に固定して形成したインク供給チューブ群23が連結しているから、4本のインク供給チューブ24は整列した状態を保つことができ、キャリッジ4を走行させたとき安定したループ状の屈曲をすることができるとともに、各インク供給チューブ24間の内輪外輪差による突っ張りといった現象を防いでキャリッジ4が走行するときの付加を低減し、キャリッジ4を安定して等速走行させることができ、良質な画像を安定して形成することができる。
さらに、シート材25の厚さを適切に選択することにより、適切な支持強度や屈曲性を得ることができ、インク供給チューブ群23を長期間安定して使用することができる。
また、インク供給チューブ24をシート材25に粘着剤や接着剤を有する粘着部材26で固定しているから、4本のインク供給チューブ24のいずれか1本に異常が生じても簡単に取り外して交換することができ、容易に保守を行うことができる。
この発明のインクジェット記録装置の構成図である。 キャリッジの搬送機構を示す斜視図である。 回復装置とインク供給機構の構成を示す斜視図である。 インク供給機構のインク供給チューブ群を示す斜視図である。 インク供給機構のインク供給チューブ群を示す断面図である。 従来のインク供給チューブ列を示す斜視図である。
符号の説明
1;インクジェット記録装置、2;サブタンク、3;記録ヘッド、4;キャリッジ、
5;給紙トレイ、6;手差しテーブル、7;印字部、8;搬送ローラ、
9;排紙トレイ、10;排出ローラ、11;主ガイドロッド、
12;従ガイドロッド、13;主走査モータ、21;インクカートリッジ、
22;供給ポンプ、23;インク供給チューブ群、24;インク供給チューブ、
25;シート材、26;粘着部材。

Claims (4)

  1. 走行体に搭載された複数の液貯溜容器に、走行体とは独立して固定された複数の液収納容器に収容された液体を液供給手段で供給する送液装置において、
    前記液供給手段と走行体に搭載された複数の液貯溜容器との間を、複数の液供給チューブを1列に並べてシート材に固定して形成した液供給チューブ群で連結したことを特徴とする送液装置。
  2. 前記複数の液供給チューブをシート材に粘着部材で固定した請求項1記載の送液装置。
  3. 主走査方向に走行するキャリッジに搭載され、複数のノズルを有する記録ヘッドにインクを供給する複数のインク貯溜容器に、キャリッジと独立して固定された複数のインク収納容器に収容されたインクをインク供給手段で供給するインクジェット記録装置において、
    複数のインク供給手段とキャリッジに搭載された複数のインク貯溜容器との間を、複数のインク供給チューブを1列に並べてシート材に固定して形成したインク供給チューブ群で連結したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 前記複数のインク供給チューブをシート材に粘着部材で固定した請求項3記載のインクジェット記録装置。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7988270B2 (en) 2006-09-29 2011-08-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printer
US8079679B2 (en) 2007-11-22 2011-12-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

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