JP5617325B2 - 流体噴射装置 - Google Patents

流体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5617325B2
JP5617325B2 JP2010101333A JP2010101333A JP5617325B2 JP 5617325 B2 JP5617325 B2 JP 5617325B2 JP 2010101333 A JP2010101333 A JP 2010101333A JP 2010101333 A JP2010101333 A JP 2010101333A JP 5617325 B2 JP5617325 B2 JP 5617325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
head
target
fluid
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010101333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011230334A (ja
Inventor
岡本 克巳
克巳 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2010101333A priority Critical patent/JP5617325B2/ja
Publication of JP2011230334A publication Critical patent/JP2011230334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5617325B2 publication Critical patent/JP5617325B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、インクジェット式プリンター等の流体噴射装置に関する。
従来、流体噴射装置の一つとしてインクジェット式プリンターが広く知られている。また、こうしたプリンターの一種として、長尺状のラインヘッドを記録紙の搬送経路上に記録紙の幅方向全体に亘るように配置したラインプリンターが広く知られている。こうしたラインプリンターでは、搬送ローラーから搬送力を付与された記録紙がラインヘッドの配設位置を搬送方向の上流側から下流側に通過する際に、ラインヘッドから記録紙に対してインク(流体)を噴射することにより、記録紙に対して画像を形成するようになっている。
ところで、一般に、ラインプリンターにおいては、搬送ローラーの偏心等の要因によって、当該搬送ローラーの周長に応じた周期性を有するように記録紙の搬送速度が変動することがある。そこで、特許文献1に記載のラインプリンターでは、各色のインクに個別に対応する複数のラインヘッドが記録紙の搬送方向に間隔を隔てて設けられると共に、搬送ローラーによる記録紙の搬送速度の変動を相殺するように、各々のラインヘッドからのインクの吐出タイミングを制御している。その結果、各々のラインヘッドが記録紙に対して形成する各色の画像が正確に重ね合わされるため、記録紙に対して鮮明なカラー画像が形成されるようになっている。
特開2007−283644号公報
しかしながら、特許文献1に記載のラインプリンターでは、搬送ローラーによる記録紙の搬送速度の変動に応じてラインヘッドからのインクの吐出タイミングを制御しているため、複雑な制御構成を要するという問題があった。
そこで、近年では、各々のラインヘッドの配置間隔を搬送ローラーの周長と同一となるように設定することが提案されている。この構成では、各々のラインヘッドの配置間隔が記録紙の搬送速度の変動周期と一致する。そのため、搬送ローラーによる記録紙の搬送速度が周期的に変動する場合であっても、その記録紙が各々のラインヘッドを通過する際の当該記録紙の搬送速度は同一となる。したがって、搬送ローラーによる記録紙の搬送速度の変動を考慮することなく、各々のラインヘッドが記録紙に対して形成する各色の画像を簡易な制御構成で正確に重ね合わせることができるようになっている。
ところで、記録紙に対する印刷処理モードの種別によっては、記録紙に対して形成される画像の画質を多少犠牲にしたとしても、流体の噴射による画像形成のための処理速度の更なる高速化が要求されることがあり得る。この点、上記の構成では、各々のラインヘッドが搬送ローラーの周長と同一の間隔となるように離間した各位置に固定状態で配置されている。そのため、高い処理速度が要求される印刷処理モードにおいても、記録紙が搬送方向において離間配置された全てのラインヘッドの位置を下流側に通過して印刷処理を完了させるまでには多大な時間を要してしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複雑な制御構成を要することなく、ターゲットに対して形成する画像の画質に応じた適切な処理条件でターゲットに対して流体の噴射により画像形成処理を施すことができる流体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の流体噴射装置は、ターゲットを搬送する搬送ローラーと、前記搬送ローラーによって搬送される前記ターゲットに対してノズルから流体を噴射する流体噴射ヘッドとを備え、前記流体噴射ヘッドは、前記ターゲットの搬送方向と交差する方向に沿うように並列して配置された複数の単位ヘッドから構成されると共に、前記複数の単位ヘッドのうち、第1の単位ヘッド及び当該第1の単位ヘッドに対して前記ターゲットの搬送方向において隣接して配置される第2の単位ヘッドは、前記第1の単位ヘッドの前記ノズルと当該ノズルに対して前記ターゲットの搬送方向において対応する位置に形成された前記第2の単位ヘッドの前記ノズルとの間に前記搬送ローラーの周長の整数倍の間隔を隔てて前記ターゲットの搬送方向に離間して配置される第1の配置態様、及び前記第1単位ヘッドの前記ノズルと当該ノズルに対して前記ターゲットの搬送方向において対応する前記第2の単位ヘッドの前記ノズルとの間に前記第1の配置態様よりも小さな間隔を隔てて前記ターゲットの搬送方向に離間し、前記第1の配置態様よりも前記搬送方向の上流側に配置される第2の配置態様において、前記ターゲットに対して流体を噴射可能に構成される。
上記構成によれば、第1の単位ヘッド及び第2の単位ヘッドが第1の配置態様にある場合、搬送ローラーの周長に応じた周期性を有するようにターゲットの搬送速度が変動したとしても、ターゲットが各々の単位ヘッドのノズル形成位置を通過する際のターゲットの搬送速度を一致させることができる。そのため、搬送ローラーによるターゲットの搬送速度の変動を考慮することなく、各々の単位ヘッドがターゲットに対して形成する画像を正確に重ね合わせることができる。
一方、第1の単位ヘッド及び第2の単位ヘッドが第2の配置態様にある場合、各々の単位ヘッドのノズルはターゲットの搬送方向に近接して配置される。そのため、ターゲットが各々の単位ヘッドのノズル形成位置を通過する際に要する所要時間が低減されることにより、ターゲットに対する流体の噴射に基づく画像形成のための処理速度を向上することができる。
すなわち、上記構成によれば、流体噴射ヘッドがターゲットに対して流体を噴射する際の第1の単位ヘッド及び第2の単位ヘッドの配置態様を適宜選択することにより、複雑な制御構成を要することなく、ターゲットに対して形成する画像の画質に応じた適切な処理条件でターゲットに対して流体の噴射により画像形成処理を施すことができる。
また、本発明の流体噴射装置において、前記流体噴射ヘッドは、前記複数の単位ヘッドのうち、一部の単位ヘッドが前記第1の配置態様となるように固定状態に配置されると共に、その他の単位ヘッドが前記第2の配置態様となるように固定状態に配置され、前記第2の配置態様となるように配置された前記単位ヘッドは、前記第1の配置態様となるように配置された前記単位ヘッドに対して、前記ターゲットの搬送方向の上流側となる位置に設けられる。
上記構成によれば、第2の配置態様にある各々の単位ヘッドのノズルから連続的に流体が噴射されることによって画像形成のための処理が完了したターゲットの乾燥時間を十分に確保することができる。
また、本発明の流体噴射装置は、前記単位ヘッドの配置態様が前記第1の配置態様と前記第2の配置態様との間で切り替わるように、前記単位ヘッドを前記ターゲットの搬送方向に移動させる移動機構を更に備える。
上記構成によれば、単位ヘッドの配置態様毎に個別に単位ヘッドを設ける場合と比較して、単位ヘッドの設置数を低減できるため、装置全体の小型化に寄与することができる。
また、本発明の流体噴射装置において、前記移動機構は、前記単位ヘッドの配置態様を前記第1の配置態様から前記第2の配置態様に切り替える場合、前記複数の単位ヘッドのうち、前記ターゲットの搬送方向において最も上流側に位置する前記単位ヘッドに接近させるようにその他の単位ヘッドを移動させる。
上記構成によれば、単位ヘッドが第2の配置態様に切り替わった場合に、各々の単位ヘッドはターゲットの搬送方向の上流側寄りの位置に配置される。そのため、第2の配置態様にある各々の単位ヘッドのノズルから連続的に流体が噴射されることによって印刷が完了したターゲットの乾燥時間を十分に確保することができる。
また、本発明の流体噴射装置は、前記流体噴射ヘッドが前記ターゲットに対して形成する画像の画質が相対的に高い場合には前記ターゲットに対して流体を噴射させる単位ヘッドの配置態様を前記第1の配置態様とする一方で、前記流体噴射ヘッドが前記ターゲットに対して形成する画像の画質が相対的に低い場合には前記ターゲットに対して流体を噴射させる単位ヘッドの配置態様を前記第2の配置態様とする制御手段を更に備える。
上記構成によれば、ターゲットに形成する画像の画質に応じて、ターゲットに対して流体を噴射させる単位ヘッドの配置態様が変更される。そのため、ターゲットに対して形成する画像の画質に応じた適切な処理条件でターゲットに対して流体の噴射により画像形成処理を施すことができる。
第1の実施形態におけるインクジェット式プリンターの概略構成を示す模式正面図。 図1における2−2線矢視図。 用紙の搬送速度の周期的な変動を示すグラフ。 第2の実施形態におけるインクジェット式プリンターの概略構成を示す模式正面図。 図4における5−5線矢視図。 単位ヘッドが第2の配置態様にあるインクジェット式プリンターの概略構成を示す模式正面図。 図6における7−7線矢視図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を流体噴射装置の一種であるインクジェット式プリンター(以下、単に「プリンター」という)に具体化した第1の実施形態を図1〜図3を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は各図中に矢印で示す前後方向、左右方向、上下方向をそれぞれ示すものとする。
図1に示すように、プリンター11は、ターゲットとしての用紙Pを搬送する搬送ユニット12と、用紙Pに流体としてのインクを噴射することにより画像形成のための処理(以下、「印刷処理」という。)を施す流体噴射ヘッドとしてのラインヘッド13と、ラインヘッド13にインクを供給するインク供給ユニット14とを備えている。
搬送ユニット12は、一対の給紙ローラー15と、無端状の搬送ベルト16と、矩形板状のプラテン17と、搬送ローラーとしての駆動ローラー18と、従動ローラー19と、一対の排紙ローラー20とを備えている。搬送ベルト16は、プラテン17を囲繞するように駆動ローラー18及び従動ローラー19に巻き掛けられている。そして、駆動ローラー18が制御手段としての制御部22からの制御指令に基づいて回転駆動することにより、搬送ベルト16が図1における反時計回り方向に周回移動するようになっている。その結果、用紙Pは、給紙ローラー15、搬送ベルト16、及び排紙ローラー20によって搬送方向Xに沿って搬送されることになる。
ラインヘッド13は、用紙Pの搬送方向Xに離間して配置された2つのヘッドユニット13a,13bによって構成されている。そして、各ヘッドユニット13a,13bは、用紙Pの搬送方向Xと直交する幅方向Yに沿う長手方向の寸法が用紙Pの幅寸法よりも長い平面視矩形状をなす支持部23と、支持部23に支持された単位ヘッド24とをそれぞれ備えている。図2に示すように、単位ヘッド24には、インクを噴射するためのノズル25が用紙Pの幅方向Yの全域に亘って延びるように配置されている。また、単位ヘッド24の下面(底面)となるノズル形成面24aには、これらのノズル25によって用紙Pの幅方向Yに沿って延びる1列のノズル列25Aが形成されている。
なお、ヘッドユニット13a,13bは、例えばシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のカラー印刷を行う場合には、色毎に個別に対応するように4組の単位ヘッド24がそれぞれ設けられると共に、各単位ヘッド24にはインク供給ユニット14が個別に接続される。そして、本実施形態では、制御部22からの制御指令に基づいて、支持部23に支持された4つの単位ヘッド24が搬送ベルト16によって搬送される用紙Pに対して4色のインク滴を噴射させることにより、用紙Pに対する印刷処理が実行されるようになっている。
ちなみに、これらのヘッドユニット13a,13bのうち、用紙Pの搬送方向Xの上流側(図1では右側)に位置するヘッドユニット13aは、各単位ヘッド24の筐体が用紙Pの搬送方向Xとなる左右方向において互いに密着するようにして支持部23によって支持されている。また、このヘッドユニット13aでは、左右方向に隣接する単位ヘッド24のノズル25が同方向に等間隔となるように配置されている。そして、この場合、これらのノズル25の間隔L1は、各単位ヘッド24を左右方向に並列して配置した際に、各単位ヘッド24のノズル25が同方向に形成し得る最小の間隔に相当している。すなわち、ヘッドユニット13aでは、左右方向に隣接する単位ヘッド24同士は、同方向において対応するノズル25同士が最小の間隔を隔てた配置態様(第2の配置態様)となっている。
一方、これらのヘッドユニット13a,13bのうち、用紙Pの搬送方向Xの下流側(図1では左側)に位置するヘッドユニット13bは、各単位ヘッド24の筐体が用紙Pの搬送方向Xとなる左右方向に間隔を隔てるようにして支持部23によって支持されている。また、このヘッドユニット13bでは、左右方向に隣接する単位ヘッド24のノズル25が同方向に等間隔となるように配置されている。そして、この場合、これらのノズル25同士の間隔L2は、駆動ローラー18の周長と同一となるように設定されている。すなわち、ヘッドユニット13bでは、左右方向に隣接する単位ヘッド24同士は、同方向において対応するノズル25同士が駆動ローラー18の周長の整数倍(本実施形態では1倍)の間隔を隔てた配置態様(第1の配置態様)となっている。
図1に示すように、インク供給ユニット14は、インクを収容したインクカートリッジ26と、インクカートリッジ26からラインヘッド13側に向けてインクを供給するインク供給チューブ27と、インクを加圧供給するための加圧ポンプ28とを備えている。なお、インクカートリッジ26は、図示しないカートリッジホルダーに着脱可能に装着されることによってインク供給チューブ27に接続されている。また、本実施形態では、ラインヘッド13を構成する2つヘッドユニット13a,13bのうち、用紙Pの搬送方向の上流側に位置するヘッドユニット13aには滲みを生じ難い顔料インクが供給される一方で、用紙Pの搬送方向の下流側に位置するヘッドユニット13bには発色性の高い染料インクが供給されるようになっている。
次に、上記のように構成されたインクジェット式プリンター11の作用について、特に、制御部22が用紙Pに対する印刷処理を制御する際の作用に着目して以下説明する。
さて、制御部22は、用紙Pに対して印刷を行う場合には、駆動ローラー18を駆動させて搬送ベルト16による用紙Pの搬送を開始する。そして、用紙Pが給紙ローラー15によって搬送ベルト16上に給送されると、搬送ベルト16上に載置された用紙Pは搬送ベルト16の周回移動に伴って搬送方向の下流側に向けて搬送される。
ここで、制御部22が駆動ローラー18を一定の回転速度で回転駆動させるように駆動ローラー18を駆動制御した場合であっても、駆動ローラー18の偏心等の要因によって駆動ローラー18の回転速度に変動を生じることがあり得る。この場合、駆動ローラー18の回転速度は、駆動ローラー18の一回転を周期とするように変動する。すなわち、駆動ローラー18の回転速度は、駆動ローラー18の周長に応じた変動周期を有している。そして、駆動ローラー18の回転速度に変動が生じると、搬送ベルト16の周回速度も同様に変動する。そのため、図3に示すように、搬送ベルト16による用紙Pの搬送速度は、駆動ローラー18の周長に応じた変動周期となるように変動する。
この点、本実施形態のプリンター11では、ラインヘッド13を構成する2つのヘッドユニット13a,13bのうち、用紙Pの搬送方向Xの下流側に位置するヘッドユニット13bは、単位ヘッド24のノズル25が用紙Pの搬送方向Xにおいて駆動ローラー18の周長と等しい間隔を隔てて配置されている。そのため、このヘッドユニット13bでは、用紙Pの搬送方向Xにおいて隣接する2つの単位ヘッド24のうち、上流側に位置する単位ヘッド24(第1単位ヘッド)のノズル形成位置(図3ではAと示す)を通過する際の用紙Pの搬送速度と、下流側に位置する単位ヘッド24(第2単位ヘッド)のノズル形成位置(図3ではBと示す)を通過する際の用紙Pの搬送速度とが等しくなる。
そこで、制御部22は、用紙Pに対して高画質の印刷処理を施す場合には、ラインヘッド13を構成する2つのヘッドユニット13a,13bのうち、用紙Pの搬送方向Xの上流側に位置するヘッドユニット13aからは下流側に搬送される用紙Pに対してインクを噴射させることなく、下流側に位置するヘッドユニット13bから用紙Pに対してインクを噴射させる。すると、このヘッドユニット13bを構成する各単位ヘッド24は、互いに等しい速度で搬送される用紙Pに対してインクを噴射する。そのため、各単位ヘッド24は、搬送ベルト16による用紙Pの搬送速度の変動に伴って、用紙Pに対して噴射する各色のインクの着弾位置がずれることが回避される。したがって、各単位ヘッド24が用紙Pに形成する各色の画像は正確に重ね合わされるため、用紙Pに対して高画質の印刷処理を施すことが可能となる。
また、このヘッドユニット13bにおいては、各単位ヘッド24は、用紙Pの搬送方向Xにおいて駆動ローラー18の周長に相当する距離を隔てて配置されている。そのため、滲みを生じ易い染料インクが単位ヘッド24から用紙Pに対して噴射される場合であっても、こうした染料インクは、上流側に位置する単位ヘッド24のノズル形成位置から下流側に隣接する単位ヘッド24のノズル形成位置まで用紙Pが搬送される間に用紙Pに対して十分に定着する。したがって、単位ヘッド24から用紙Pに対して染料インクを重ね打ちする場合であっても、染料インクが用紙Pに対して滲むように拡散して画像を乱すことが回避される。
一方、本実施形態のプリンター11では、ラインヘッド13を構成する2つのヘッドユニット13a,13bのうち、用紙Pの搬送方向Xの上流側に位置するヘッドユニット13aは、単位ヘッド24のノズル25が用紙Pの搬送方向において最小間隔となるように配置されている。そのため、このヘッドユニット13aにおいては、用紙Pの搬送方向Xの上流端に位置する単位ヘッド24のノズル形成位置と、用紙Pの搬送方向Xの下流端に位置する単位ヘッド24のノズル形成位置とが、用紙Pの搬送方向Xにおいて近接している。
そこで、制御部22は、用紙Pに対して画質よりもスループットを優先する印刷処理を施す場合には、ラインヘッド13を構成する2つのヘッドユニット13a,13bのうち、用紙Pの搬送方向Xの上流側に位置するヘッドユニット13aから用紙Pに対してインクを噴射させる。すると、このヘッドユニット13aを構成する各単位ヘッド24は、搬送ベルト16によって搬送される用紙Pに対して間断なくインクを噴射する。すなわち、搬送ベルト16によって搬送される用紙Pが、ヘッドユニット13aを構成する全ての単位ヘッド24のノズル形成位置を通過するまでに要する所要時間が短縮されるため、用紙Pに対して高スループットの印刷処理を施すことが可能となる。
なお、このヘッドユニット13aにおいては、単位ヘッド24から用紙Pに対して滲みを生じ難い顔料インクが噴射される。そのため、用紙Pが上流側に位置する単位ヘッド24のノズル形成位置から下流側に隣接する単位ヘッド24のノズル形成位置に至るまで短時間で搬送される場合であっても、こうした顔料インクは用紙Pに対して十分に定着する。したがって、単位ヘッド24から用紙Pに対して顔料インクを間断なく重ね打ちする場合であっても、顔料インクが用紙Pに対して滲むように拡散して画像を乱すことが回避される。
本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)ヘッドユニット13bにおいては、各々の単位ヘッド24のノズル25は用紙Pの搬送方向Xにおいて駆動ローラー18の周長の整数倍の間隔を隔てて配置されている。そのため、駆動ローラー18の周長に応じた周期性を有するように用紙Pの搬送速度が変動したとしても、用紙Pが各々の単位ヘッド24のノズル形成位置を通過する際の用紙Pの搬送速度を一致させることができる。したがって、駆動ローラー18による用紙Pの周期的な搬送速度の変動を考慮することなく、各々の単位ヘッド24が用紙Pに対して形成する画像を正確に重ね合わせることができる。一方、ヘッドユニット13aにおいては、各々の単位ヘッド24のノズル25は用紙Pの搬送方向Xに近接して配置される。そのため、用紙Pが各々の単位ヘッド24のノズル形成位置を通過する際に要する所要時間が低減されることにより、用紙Pに対する印刷処理速度を向上することができる。すなわち、単位ヘッド24の配置態様が異なる二つのヘッドユニット13a,13bのうち、用紙Pに対してインクを噴射させるヘッドユニットを適宜選択することにより、複雑な制御構成を要することなく、用紙Pに対して形成する画像の画質に応じた適切な印刷処理条件で用紙Pに対して印刷処理を施すことができる。
(2)単位ヘッド24が第2の配置態様となるように配置されたヘッドユニット13aは、単位ヘッド24が第1の配置態様となるように配置されたヘッドユニット13bに対して、用紙Pの搬送方向Xの上流側となる位置に設けられている。そのため、第2の配置態様にある各々の単位ヘッド24のノズル25から間断なくインクが噴射されることによって印刷が完了した用紙Pの乾燥時間を十分に確保することができる。
(3)制御部22は、用紙Pに対して形成する画像の画質に応じて、用紙Pに対してインクを噴射させるヘッドユニット13a,13bを変更する。換言すると、制御部22は、用紙Pに形成する画像の画質に応じて、用紙Pに対してインクを噴射させる単位ヘッド24の配置態様を変更する。したがって、用紙Pに対して形成する画像の画質に応じた適切な印刷処理条件で用紙Pに対して印刷処理を施すことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図4〜図7に基づき以下説明する。なお、第2の実施形態は、単位ヘッド24の配置態様を第1の配置態様と第2の配置態様との間で相互に切り替えるように、単位ヘッド24を用紙Pの搬送方向Xに移動させる移動機構29を更に備える点が第1の実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
また、上記の移動機構29は、ラインヘッド13を構成する複数の単位ヘッド24のうち、用紙Pの搬送方向Xにおいて最も上流側に位置する単位ヘッド24を除いた各単位ヘッド24に対して個別に対応するように設けられている。そして、これらの移動機構29は、それぞれ同じ構成を有している。そのため、明細書の説明理解の便宜上、これらの移動機構29のうち、用紙Pの搬送方向Xにおいて最も下流側に位置する単位ヘッド24を移動させる移動機構29のみを説明し、他の移動機構29については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
さて、図4及び図5に示すように、移動機構29は、用紙Pの搬送方向Xに長く延びる帯状板30を備えている。帯状板30には、当該帯状板30の長手方向に沿うようにラック31が形成されている。そして、帯状板30の長手方向の一端側には、単位ヘッド24が連結体32を介して連結されている。一方、帯状板30の長手方向の他端側には、当該帯状板30の長手方向と直交する上下方向に沿う軸線を中心に回転するピニオン33がラック31に対して噛合されている。
また、ピニオン33には移動モーター34が動力伝達可能に連結されると共に、移動モーター34は制御部22によって正逆両方向への回転が制御されるようになっている。そして、移動モーター34の駆動に伴ってピニオン33が回転することにより、ピニオン33とラック31とが噛合した状態の帯状板30は水平姿勢を維持しつつ用紙Pの搬送方向Xに往復移動するようになっている。
また、本実施形態のラインヘッド13における支持部23の下面側には、各単位ヘッド24の上端部を挿入可能な矩形状の凹部35が形成されている。この凹部35は、用紙Pの搬送方向Xと直交する幅方向Yに沿う長手方向(前後方向)の寸法が単位ヘッド24の長手方向の寸法に対応すると共に、用紙Pの搬送方向Xに沿う短手方向(左右方向)の寸法が第1実施形態のヘッドユニット13bにおける最も上流側の単位ヘッド24の右側面と最も下流側の単位ヘッド24の左側面との間の間隔寸法に対応している。なお、図示はしないが、その凹部35の内面には、その凹部35内に上端部を各々挿入させた各単位ヘッド24を吊下げ係止可能な係止機構が形成されている。そして、各単位ヘッド24は、当該単位ヘッド24の上端部が支持部23の凹部35内に挿入された状態で係止機構により吊下げ係止されつつ、用紙Pの搬送方向Xとなる左右方向に沿ってスライド移動可能となっている。
また、支持部23には、凹部35の内底面と支持部23の上面との間を上下方向に貫通する貫通部36が形成されている。この貫通部36は、凹部35の長手方向(前後方向)の中間位置を当該凹部35の短手方向(左右方向)の略全域に亘って延びるように形成されている。そして、この貫通部36に対して複数のインク供給チューブ27の下流側端部が挿通されると共に、それらの各下流側端部が対応する単位ヘッド24に対してインクを供給可能に個別に接続されている。
そして、制御部22は、用紙Pに対して画質よりもスループットを優先させる印刷処理を施す場合には、移動モーター34を駆動させることにより、ピニオン33を反時計回り方向(図5に示す矢印R1の方向)に回転させる。すると、図6及び図7に示すように、帯状板30は、用紙Pの搬送方向Xの上流側(図6に示す右方向)に向けて水平移動する。また同時に、帯状板30に連結された単位ヘッド24は、帯状板30に連動して支持部23に対して用紙Pの搬送方向Xの上流側に向けてスライド移動する。その結果、ラインヘッド13を構成する各単位ヘッド24は、各単位ヘッド24の筐体が用紙Pの搬送方向Xにおいて互いに密着するようになる。
すなわち、制御部22は、ラインヘッド13を構成する各単位ヘッド24のうち、用紙Pの搬送方向Xにおいて最も上流側に位置する単位ヘッド24に接近させるようにその他の単位ヘッド24を移動させることにより、単位ヘッド24の配置態様を第2の配置態様に設定する。そして、制御部22は、単位ヘッド24の配置が完了すると、搬送ベルト16による用紙Pの搬送を開始すると共に、搬送ベルト16によって搬送される用紙Pに対して各単位ヘッド24からインクを噴射させることにより、用紙Pに対する印刷処理を実行する。
一方、制御部22は、用紙Pに対して高画質の印刷処理を施す場合には、移動モーター34を駆動させることにより、ピニオン33を時計回り方向(図5に示す矢印R2の方向)に回転させる。すると、図4及び図5に示すように、帯状板30は、用紙Pの搬送方向Xの下流側(図5に示す左方向)に向けて水平移動する。また同時に、帯状板30に連結された単位ヘッド24は、帯状板30に連動して支持部23に対して用紙Pの搬送方向Xの下流側に向けてスライド移動する。その結果、ラインヘッド13を構成する各単位ヘッド24は、用紙Pの搬送方向Xにおいて対応するノズル25同士が駆動ローラー18の周長の整数倍(本実施形態では1倍)の間隔を隔てるようになる。
すなわち、制御部22は、ラインヘッド13を構成する各単位ヘッド24のうち、用紙Pの搬送方向Xにおいて最も上流側に位置する単位ヘッド24から離間させるようにその他の単位ヘッド24を移動させることにより、単位ヘッド24の配置態様を第2の配置態様から第1の配置態様に切り替える。そして、制御部22は、単位ヘッド24の配置が完了すると、搬送ベルト16による用紙Pの搬送を開始すると共に、搬送ベルト16によって搬送される用紙Pに対して各単位ヘッド24からインクを噴射させることにより、用紙Pに対する印刷処理を実行する。
したがって、本実施形態によれば、上記第1の実施形態の効果(1)、(3)に加えて以下に示す効果を得ることができる。
(4)移動機構29は、単位ヘッド24の配置態様を第1の配置態様と第2の配置態様との間で切り替えるように、単位ヘッド24を用紙Pの搬送方向Xに移動させる。そのため、単位ヘッド24の配置態様毎に個別に単位ヘッド24を設ける場合と比較して、単位ヘッド24の設置数を低減できるため、装置全体の小型化に寄与することができる。
(5)移動機構29は、単位ヘッド24の配置態様を第1の配置態様から第2の配置態様に切り替える場合、複数の単位ヘッド24のうち、用紙Pの搬送方向Xにおいて最も上流側に位置する単位ヘッド24に接近させるように、その他の単位ヘッド24を移動させる。そのため、単位ヘッド24の配置態様が第2の配置態様に切り替わった場合に、各単位ヘッド24は用紙Pの搬送方向Xの上流側寄りの位置に配置される。したがって、第2の配置態様にある各単位ヘッド24のノズルから連続的にインクを噴射させることによって印刷が完了した用紙Pの乾燥時間を十分に確保することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記第2の実施形態において、単位ヘッド24の配置態様が第1の配置態様と第2の配置態様との間で切り替わる際に、ラインヘッド13を構成する各単位ヘッド24の移動態様としては任意の移動態様を採用することができる。すなわち、ラインヘッド13を構成する全ての単位ヘッド24が、ラインヘッド13における用紙Pの搬送方向Xでの中央位置に向けて移動するようにしてもよい。また、ラインヘッド13を構成する各単位ヘッド24のうち、用紙Pの搬送方向Xの下流端に位置する単位ヘッド24を固定すると共に、当該単位ヘッド24に向けてその他の単位ヘッド24を移動させるようにしてもよい。
・上記第2の実施形態において、移動機構29は、ラック31やピニオン33を用いたギア機構に限定されない。すなわち、単位ヘッド24を用紙Pの搬送方向Xに移動可能な構成であれば任意の移動機構を採用することができる。
・上記第1の実施形態において、単位ヘッド24が第2の配置態様となるように配置されたヘッドユニット13aを、単位ヘッド24が第1の配置態様となるように配置されたヘッドユニット13bに対して、用紙Pの搬送方向Xの下流側となる位置に配設してもよい。
・上記第1の実施形態において、ラインヘッド13を構成する各ヘッドユニット13a,13bに対して供給するインクとしては、任意の性状を有するインクを採用することができる。ただし、単位ヘッド24が第1の配置態様となるように配置されたヘッドユニット13bに対して供給するインクは、用紙Pに対して滲み難い性状のインクを用いることが望ましい。また、ラインヘッド13を構成する各ヘッドユニット13a,13bに対して、同一の性状を有するインクを供給する構成としてもよい。
・上記各実施形態において、用紙Pに対して高画質の印刷処理を施す場合の単位ヘッド24の配置態様(第1の配置態様)においては、用紙Pの搬送方向Xにおいて対応するノズル25同士の間隔は、駆動ローラー18の周長の整数倍となるように設定されているのであれば、駆動ローラー18の周長よりも長く設定してもよい。
・上記各実施形態において、流体噴射装置として、インク以外の他の流体を噴射したり吐出したりする流体噴射装置を採用しても良い。微小量の流滴を吐出させる流体噴射ヘッド等を備える各種の流体消費装置に流用可能である。なお、流滴とは、上記流体噴射装置から吐出される流体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう流体とは、流体消費装置が噴射させることができるような材料であれ良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、流体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインク等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種流体組成物を包含するものとする。流体消費装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する流体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる流体を噴射する流体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置を採用してもよい。
11…流体噴射装置としてのプリンター、13…流体噴射ヘッドとしてのラインヘッド、18…搬送ローラーとしての駆動ローラー、22…制御手段としての制御部、24…単位ヘッド、25…ノズル、29…移動機構、P…ターゲットとしての用紙。

Claims (5)

  1. ターゲットを搬送する搬送ローラーと、
    前記搬送ローラーによって搬送される前記ターゲットに対してノズルから流体を噴射する流体噴射ヘッドとを備え、
    前記流体噴射ヘッドは、前記ターゲットの搬送方向と交差する方向に沿うように並列して配置された複数の単位ヘッドから構成されると共に、前記複数の単位ヘッドのうち、第1の単位ヘッド及び当該第1の単位ヘッドに対して前記ターゲットの搬送方向において隣接して配置される第2の単位ヘッドは、前記第1の単位ヘッドの前記ノズルと当該ノズルに対して前記ターゲットの搬送方向において対応する位置に形成された前記第2の単位ヘッドの前記ノズルとの間に前記搬送ローラーの周長の整数倍の間隔を隔てて前記ターゲットの搬送方向に離間して配置される第1の配置態様、及び前記第1単位ヘッドの前記ノズルと当該ノズルに対して前記ターゲットの搬送方向において対応する前記第2の単位ヘッドの前記ノズルとの間に前記第1の配置態様よりも小さな間隔を隔てて前記ターゲットの搬送方向に離間し、前記第1の配置態様よりも前記搬送方向の上流側に配置される第2の配置態様において、前記ターゲットに対して流体を噴射可能に構成されることを特徴とする流体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の流体噴射装置において、
    前記流体噴射ヘッドは、前記複数の単位ヘッドのうち、一部の単位ヘッドが前記第1の配置態様となるように固定状態に配置されると共に、その他の単位ヘッドが前記第2の配置態様となるように固定状態に配置され、
    前記第2の配置態様となるように配置された前記単位ヘッドは、前記第1の配置態様となるように配置された前記単位ヘッドに対して、前記ターゲットの搬送方向の上流側となる位置に設けられることを特徴とする流体噴射装置。
  3. 請求項1に記載の流体噴射装置において、
    前記単位ヘッドの配置態様が前記第1の配置態様と前記第2の配置態様との間で切り替わるように、前記単位ヘッドを前記ターゲットの搬送方向に移動させる移動機構を更に備えることを特徴とする流体噴射装置。
  4. 請求項3に記載の流体噴射装置において、
    前記移動機構は、前記単位ヘッドの配置態様を前記第1の配置態様から前記第2の配置態様に切り替える場合、前記複数の単位ヘッドのうち、前記ターゲットの搬送方向において最も上流側に位置する前記単位ヘッドに接近させるようにその他の単位ヘッドを移動させることを特徴とする流体噴射装置。
  5. 請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の流体噴射装置において、
    前記流体噴射ヘッドが前記ターゲットに対して形成する画像の画質が相対的に高い場合には前記ターゲットに対して流体を噴射させる単位ヘッドの配置態様を前記第1の配置態様とする一方で、前記流体噴射ヘッドが前記ターゲットに対して形成する画像の画質が相対的に低い場合には前記ターゲットに対して流体を噴射させる単位ヘッドの配置態様を前記第2の配置態様とする制御手段を更に備えることを特徴とする流体噴射装置。
JP2010101333A 2010-04-26 2010-04-26 流体噴射装置 Expired - Fee Related JP5617325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010101333A JP5617325B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 流体噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010101333A JP5617325B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 流体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011230334A JP2011230334A (ja) 2011-11-17
JP5617325B2 true JP5617325B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=45320167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010101333A Expired - Fee Related JP5617325B2 (ja) 2010-04-26 2010-04-26 流体噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5617325B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103660655B (zh) * 2012-09-20 2015-08-19 桂川电机株式会社 具透明度与高色浓度的uv喷墨印表机亮面列印方法
DE102018202658A1 (de) * 2017-03-27 2018-09-27 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren zum Einsetzen eines Tintendruckkopfes in einen Halter

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2768788B2 (ja) * 1990-02-26 1998-06-25 キヤノン株式会社 記録装置
JP2000289234A (ja) * 1999-04-12 2000-10-17 Canon Aptex Inc 画像形成方法およびその装置
JP2002248745A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Ricoh Co Ltd インクジェット画像形成装置
JP4880259B2 (ja) * 2004-08-06 2012-02-22 キヤノンファインテック株式会社 記録装置、記録システム、記録方法、およびプログラム
JP2008302624A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Seiko Epson Corp 液体吐出装置の製造方法、液体吐出装置の調整方法、液体吐出装置、液体吐出装置の液体吐出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011230334A (ja) 2011-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5531856B2 (ja) 位置調整機構及び記録装置
JP5703588B2 (ja) 液体噴射装置
JP2011218606A (ja) 液体噴射装置
JP5617325B2 (ja) 流体噴射装置
US8851627B2 (en) Liquid ejecting apparatus
CN102514371A (zh) 记录装置
JP5347458B2 (ja) 記録装置
JP5569020B2 (ja) 液体噴射装置
JP5703683B2 (ja) 液体噴射装置
JP2012081658A (ja) 液体吐出装置、及び、液体吐出方法
JP5214514B2 (ja) 搬送装置及び流体噴射装置
JP6112125B2 (ja) 液体噴射装置
JP5861357B2 (ja) 液体噴射装置
JP2011224824A (ja) 液体噴射装置
JP5217777B2 (ja) 液体噴射装置、及び液体噴射方法
JP2010052142A (ja) 液体噴射装置、及び液体噴射方法
JP2011131563A (ja) 流体噴射装置、流体受容方法
JP2011037593A (ja) 付加処理装置及び付加処理方法
JP2010228300A (ja) 流体噴射装置およびクリーニング方法
JP2010228118A (ja) 流体噴射装置のメンテナンス方法及び流体噴射装置
JP2012106458A (ja) 液体吐出装置、及び、液体吐出方法
JP5760694B2 (ja) 液体吐出装置
JP2011161826A (ja) 液体噴射装置
JP5640544B2 (ja) 液体噴射装置、及び液体噴射装置におけるワイピング方法
JP5803455B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5617325

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees