JP2011037593A - 付加処理装置及び付加処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングでターゲットを処理位置に搬送することができる付加処理装置及び付加処理方法を提供する。
【解決手段】プリンター11は、単票紙Sを搬送経路上に給送する給送装置と、単票紙Sを搬送方向Yに沿って搬送する搬送装置と、搬送経路上の記録位置P3で単票紙Sに対して記録処理を実行するヘッドユニット15と、搬送ベルト33の蛇行状態に応じてヘッドユニット15の動作を制御する制御装置18とを備える。給送装置は、蛇行状態が特定の位相となる時に単票紙Sが記録位置P3を通過するように、単票紙Sの給送を開始する。
【選択図】図2

Description

本発明は、付加処理装置及び付加処理方法に関する。
従来、記録処理(付加処理)を施す記録位置(処理位置)に記録紙(ターゲット)を給送する際、基準となる給送位置から紙幅方向にずれて給送されることがあった。そのため、記録処理を開始する前に、基準となる給送位置からのずれに応じて記録処理を実行する記録ヘッドを移動させてから記録処理を開始する記録装置(付加処理装置)があった。
こうした記録装置において、複数の記録紙に対して連続的に記録処理を実行する場合、先の記録紙が記録位置を通過して、次の記録紙が記録位置に到達するまでの間(紙間)に、基準となる給送位置からのずれに応じて記録ヘッドを移動させるようにしていた。
一方、給送された記録紙をローラーやローラーに巻き回された搬送ベルトを用いて記録位置まで搬送する場合、ローラーの製造誤差等に起因して記録紙が蛇行してしまうことがあった(例えば、特許文献1)。
特開2008−168497号公報
こうした蛇行が生じると、先の記録紙と次の記録紙とで、記録処理の実行位置が紙幅方向にずれるという問題が生じうる。そして、この問題を解決するためには、例えば記録紙の蛇行を考慮して記録紙の給送タイミングを調整することが考えられる。しかし、その場合には、記録紙が記録位置に到達するタイミングが変化してしまうため、記録ヘッドの移動や記録処理の開始タイミングなどを考慮して、適切なタイミングで記録紙が記録位置まで搬送されるようにする必要があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切なタイミングでターゲットを処理位置に搬送することができる付加処理装置及び付加処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の付加処理装置は、ターゲットを搬送経路上に給送する給送手段と、前記ターゲットを搬送方向に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路上の処理位置で前記ターゲットに対して付加処理を実行する付加処理手段と、前記搬送手段又は該搬送手段によって搬送される前記ターゲットの蛇行状態に応じて前記付加処理手段の動作を制御する制御手段とを備えた付加処理装置であって、前記給送手段は、前記蛇行状態が特定の位相となる時に前記ターゲットが前記処理位置を通過するように、前記ターゲットの給送を開始する。
この構成によれば、給送手段は、蛇行状態が特定の位相となる時にターゲットが処理位置を通過するようにターゲットの給送を開始するので、搬送手段又は該搬送手段によって搬送されるターゲットの蛇行状態に応じて制御される付加処理手段の動作に合わせて、適切なタイミングでターゲットを処理位置に搬送することができる。
本発明の付加処理装置において、前記給送手段は、前記処理位置において、前記搬送手段の前記搬送方向と交差する幅方向における変位速度がゼロになる時に、前記ターゲットの前記搬送方向の後端が前記処理位置を通過するように、前記ターゲットの給送を開始する。
この構成によれば、給送手段は、処理位置において搬送手段の幅方向における変位速度がゼロになる時にターゲットの後端が処理位置を通過するようにターゲットの給送を開始するので、蛇行周期に応じて制御される付加処理手段の動作に合わせて、複数のターゲットを適切なタイミングで連続的に処理位置に搬送することができる。
上記目的を達成するために、本発明の付加処理装置は、ターゲットを搬送経路上に給送する給送手段と、前記ターゲットを搬送方向に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路上の処理位置で前記ターゲットに対して付加処理を実行する付加処理手段と、前記搬送手段又は該搬送手段によって搬送される前記ターゲットの蛇行状態に応じて前記付加処理手段の動作を制御する制御手段とを備えた付加処理装置であって、前記制御手段は、前記蛇行状態に合わせて前記搬送方向と交差する幅方向に沿って往復移動しながら前記付加処理を実行するように前記付加処理手段を制御し、前記給送手段は、前記付加処理手段の往路移動と復路移動とが切り替わるタイミングに応じて、前記ターゲットの給送を開始する。
この構成によれば、給送手段は、付加処理手段の往路移動と復路移動とが切り替わるタイミングに応じてターゲットの給送を開始するので、幅方向に沿って往復移動しながら付加処理を実行するように制御される付加処理手段の動作に合わせて、適切なタイミングでターゲットを処理位置に搬送することができる。
本発明の付加処理装置において、前記給送手段は、前記付加処理手段の移動速度がゼロになる時に、前記ターゲットの前記搬送方向の後端が前記処理位置を通過するように、前記ターゲットの給送を開始する。
この構成によれば、給送手段は、付加処理手段の移動速度がゼロになる時にターゲットの搬送方向の後端が処理位置を通過するようにターゲットの給送を開始するので、付加処理手段が蛇行周期と一致するように幅方向に沿って往復移動しながら付加処理を実行する場合にも、複数のターゲットを適切なタイミングで連続的に処理位置に搬送することができる。
本発明の付加処理装置において、前記付加処理手段は、前記ターゲットに対して流体を噴射するノズルが前記ターゲットの搬送方向に沿って複数設けられた流体噴射ヘッドを有し、前記処理位置は、前記搬送方向の下流端に位置する前記ノズルと対向する前記搬送経路上の位置である。
この構成によれば、付加処理手段は、ターゲットに対して流体を噴射するノズルがターゲットの搬送方向に沿って複数設けられた流体噴射ヘッドを有し、処理位置は、搬送方向の下流端に位置するノズルと対向する搬送経路上の位置であるので、付加処理として液体の重ね打ちが実行される場合にも、複数のターゲットを適切なタイミングで連続的に処理位置に搬送することができる。
上記目的を達成するために、本発明の付加処理方法は、搬送経路上に給送され、搬送手段によって搬送方向に沿って搬送されるターゲットに対して、前記搬送経路上の処理位置で付加処理を実行する付加処理方法であって、前記搬送手段又は該搬送手段によって搬送される前記ターゲットの蛇行状態を把握する段階と、前記蛇行状態が特定の位相となる時に前記ターゲットが前記処理位置を通過するように、前記ターゲットの給送を開始する給送タイミングを決定する段階と、前記給送タイミングで前記ターゲットを給送する段階と、前記蛇行状態に合わせて前記処理位置を前記搬送方向と交差する幅方向に沿って往復移動させつつ、前記ターゲットに対して付加処理を実行する段階と、を備える。
この構成によれば、給送手段は、蛇行状態が特定の位相となる時にターゲットが処理位置を通過するように決定された給送タイミングでターゲットの給送を開始するので、蛇行状態に合わせて処理位置を幅方向に沿って往復移動させつつターゲットに対して付加処理を実行する場合にも、適切なタイミングでターゲットを処理位置に搬送することができる。
本実施形態におけるインクジェット式プリンターの概略側面図。 本実施形態におけるインクジェット式プリンターの概略平面図。 記録ヘッドの下面側を示す説明図。 給送タイミングを決定する際の処理フロー図。 (a)は給送タイミングを決定する際のタイミングチャートで、(b)は給送時のタイミングチャート。 給送処理を実行する際の処理フロー図。 給送タイミングの説明図で、(a)は1枚目の単票紙を給送する前の状態を示し、(b)は1枚目の単票紙の記録処理が終了した時点の状態を示す。
本発明の付加処理装置を記録装置であるラインヘッド方式のインクジェット式プリンター(以下、「プリンター」という)に具体化した実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は、各図中に矢印で示した方向を基準として示すものとする。
図1に示すように、プリンター11は、給送手段としての給送装置13と、搬送手段としての搬送装置14と、付加処理手段としてのヘッドユニット15,16と、位置補正装置17(図2参照)と、制御手段としての制御装置18(図2参照)とを備えている。なお、制御装置18は図示しないCPU、ROM、RAM、タイマー等を備え、プリンター11に備えられた各装置及び各機構の全体を制御するものである。
給送装置13は、一対のニップローラー19a,19bによって構成されるゲートローラー20と、ゲートローラー20を回転させるための駆動モーター21(図2参照)とを備える。そして、制御装置18が駆動モーター21を駆動制御することでゲートローラー20を回転させ、所定の給送タイミングでターゲットとしての単票紙Sを搬送速度Vと一致する給送速度で搬送経路上に給送する。
搬送装置14は、従動ローラー30と、駆動ローラー31と、テンションローラー32と、これら3つのローラー30〜32に巻き回された無端状の搬送ベルト33と、駆動ローラー31に動力伝達可能に接続された駆動モーター34(図2参照)とを備えている。テンションローラー32は、図示しない付勢部材によって下側に向かって付勢されることにより、搬送ベルト33の張設状態を保持している。
そして、制御装置18が駆動モーター34を駆動制御することで、搬送ベルト33は図1において時計回りとなる方向に周回移動する。したがって、従動ローラー30と駆動ローラー31との間にある搬送ベルト33の上面からなる搬送面35に単票紙Sが給送されると、搬送装置14は単票紙Sを搬送方向Y(前方向)に沿って搬送する。
図2に示すように、搬送ベルト33には複数の通気孔36が形成されているとともに、搬送面35の下方には図示しない吸引装置が配置されている。したがって、搬送面35に給送された単票紙Sは、通気孔36を通じて搬送ベルト33に吸着された状態で、搬送方向Yに沿って後方から前方に向かって搬送されるようになっている。なお、吸引装置に替えて、搬送ベルト33を帯電させるための帯電装置を備え、静電吸着力により単票紙Sを搬送ベルト33に吸着するようにしてもよい。
ヘッドユニット15,16には、その下面側に複数の記録ヘッド40が取り付けられている。各記録ヘッド40は、平面視で千鳥状になるように、すなわち搬送方向Yと直交する幅方向Xに沿って、搬送方向Yの上流側と下流側に交互に並ぶようにヘッドユニット15,16にそれぞれ配置されている。
図3に示すように、各記録ヘッド40の下面側には、搬送方向Y及び幅方向Xに沿って単票紙Sに対してインク滴を噴射する複数のノズル41が設けられ、幅方向Xに並ぶ各ノズル41によってノズル列L1〜L4が構成されている。このノズル列L1〜L4は、液体としてのインクの色毎に、搬送方向Yに沿って複数列(本実施形態ではブラックK、シアンC、マゼンダM、イエローYの4色に対応する4列)設けられている。
なお、搬送方向Y及び幅方向Xに並ぶノズル41の数は、任意に設定することができる。また、ヘッドユニット16の各記録ヘッド40の幅方向Xの両端側に位置するノズル41は、ヘッドユニット15の各記録ヘッド40の幅方向Xの両端側に位置するノズル41と搬送方向Yにおいて重なるように配置されている。
そして、搬送装置14によって搬送される単票紙Sに対して、色毎、すなわちノズル列毎に順次インク滴を噴射する付加処理としての記録処理を印刷データに基づいて実行することにより、単票紙Sに対して画像を形成するようになっている。
ところで、プリンター11においては、給送装置13が単票紙Sを幅方向Xにずれた状態で給送してしまった場合に、給送位置のずれを補正することができるように、制御装置18が位置補正装置17によってヘッドユニット15,16を幅方向Xに移動させるようになっている。
図2に示すように、位置補正装置17は、駆動源となるモーター42と、モーター42の回転駆動に伴って回動軸43を中心に回動する偏心カム44とを備えている。偏心カム44はヘッドユニット15,16の長手方向の右端に当接するように設けられている。また、ヘッドユニット15,16は幅方向Xに沿って移動可能に構成されているとともに、偏心カム44のある右方に向かって、図示しない付勢部材によって付勢されている。そして、制御装置18がモーター42を駆動制御することで偏心カム44が回動し、ヘッドユニット15,16が同図に二点鎖線で示すように、幅方向X(左右方向)に沿って移動するようになっている。
また、プリンター11には単票紙Sの給送位置のずれ幅を検出するために、エッジセンサー45が備えられている。エッジセンサー45は制御装置18と電気的に接続された反射型の光学式センサーである。
ここで、搬送方向Yにおいて、ゲートローラー20が単票紙Sをリリースする位置を給送開始位置P1、ヘッドユニット15のノズル列L1がインク滴を噴射する位置を記録位置P2、ヘッドユニット15のノズル列L4がインク滴を噴射する位置を記録位置P3とすると、エッジセンサー45は給送開始位置P1と記録位置P2の間となる検出位置Qに配置されている。本実施形態において、記録位置P3は、搬送方向Yの下流端に位置するノズル41と対向する処理位置にあたる。
エッジセンサー45は、搬送経路上に給送された単票紙Sが記録位置P2に至る前に、検出位置Qにおいて単票紙Sの右端を検出する。また、制御装置18は検出された単票紙Sの端部位置と、単票紙Sが給送されるべき基準位置とを比較して、その差異をヘッドユニット15の移動量として算出し、単票紙Sの前端が記録位置P2に至るまでにヘッドユニット15を移動させる。なお、ヘッドユニット16はヘッドユニット15の移動に連動して移動制御される。
また、プリンター11においては、搬送装置14を構成するローラー30〜32の製造誤差等によって、搬送ベルト33が所定の振幅及び周期で蛇行するという現象が生じることがある。すると、単票紙Sの搬送位置がずれることにより、インク滴の着弾位置が目的の位置からずれて記録品質が低下してしまうという問題が生じうる。
本実施形態のプリンター11は、こうした搬送位置のずれを補正するため、記録処理を実行する際に、ヘッドユニット15,16を搬送ベルト33の蛇行に追従させるべく幅方向Xに往復移動させるようになっている。
ヘッドユニット15,16の往復移動は位置補正装置17によって行われる。また、搬送ベルト33の蛇行状態を検出するため、プリンター11には蛇行センサー51及びホーム位置センサー52が備えられている。
蛇行センサー51は、制御装置18と電気的に接続された反射型の光学式センサーで、搬送方向Yにおいて給送開始位置P1と記録位置P2の間となる位置に配置されている。そして、蛇行センサー51は搬送ベルト33の右端位置を検出する。また、制御装置18は蛇行センサー51の検出結果に基づいて搬送ベルト33の蛇行幅Wd及び蛇行周期Tdを算出し、ヘッドユニット15,16の移動量と移動タイミングを決定する。
なお、ヘッドユニット15,16の移動量及び移動タイミングは、搬送ベルト33の蛇行幅Wd及び蛇行周期Tdと一致するように決定される。そして、制御装置18は、搬送ベルト33の蛇行状態に合わせて幅方向Xに沿って往復移動しながら記録処理を実行するようにヘッドユニット15,16の動作を制御することで、搬送位置のずれを補正するようになっている。
ホーム位置センサー52は、制御装置18と電気的に接続された反射型の光学式センサーで、搬送ベルト33の周回移動におけるホーム位置を示すために搬送ベルト33の左端に設けられたタブ33aを検出する。また、制御装置18はホーム位置センサー52によるホーム位置の検出時(タブ33aの検出時)を基準として、ヘッドユニット15の往復移動を開始するタイミングや給送装置13の給送タイミングを決定する。
ここで、制御装置18がヘッドユニット15の移動タイミングに加えて給送装置13の給送タイミングを決定するのは、以下の理由による。すなわち、制御装置18は搬送ベルト33の蛇行状態に応じてヘッドユニット15を往復移動させるべく制御を行うため、搬送ベルト33の蛇行周期Tdに合わせて、ヘッドユニット15の移動を開始する必要がある。
具体的には、搬送ベルト33の記録位置における蛇行状態がヘッドユニット15の移動開始位置に対応して設定された特定の位相になった時に、ヘッドユニット15の移動を開始する。例えば、ヘッドユニット15の移動開始位置が幅方向Xにおける移動範囲内の右端寄りに設定されている場合には、記録位置における搬送ベルト33の幅方向Xの変位が右方向に最大となった時に、ヘッドユニット15の左方向への往路移動を開始するように設定することができる。
そのため、ヘッドユニット15の移動を開始するにあたって、搬送ベルト33の蛇行状態が特定の位相になるまでの待ち時間が生じる。したがって、給送装置13が単票紙Sの給送を開始するタイミングも、その待ち時間に合わせて調整する必要がある。
また、ヘッドユニット15は給送位置のずれを補正するために単票紙Sが記録位置P2に至るまでに移動し、記録処理を実行している間、すなわち単票紙Sが記録位置P2〜P3を通過している間は搬送位置のずれを補正するために往復移動することになる。そのため、複数の単票紙Sに対して連続的に記録処理を行う場合には、前の単票紙Sに対する記録処理が終了した後、すなわち、前の単票紙Sの後端が記録位置P3を通過した後には、次の単票紙Sの給送位置のずれを補正するために、ヘッドユニット15が速やかに移動を開始する必要がある。
しかし、前の単票紙Sの後端が記録位置P3を通過した時のヘッドユニット15の移動方向と、次の単票紙Sのための移動方向が逆方向であった場合には、ヘッドユニット15の移動方向を転換するために時間を要する。そのため、プリンター11においては、ヘッドユニット15の往路移動と復路移動とが切り替わるタイミングに応じて単票紙Sの給送を開始するようにしている。具体的には、先の単票紙Sの後端が記録位置P3を通過した時に、ヘッドユニット15の移動速度がゼロになるように、ヘッドユニット15の移動タイミングと給送タイミングとを調整している。そうすれば、次の単票紙Sのずれ方向に拘わらず、移動速度がゼロの同じ条件でヘッドユニット15の移動を開始することができるためである。
このように、搬送ベルト33の蛇行状態に応じてヘッドユニット15の制御を行う場合、その制御に時間を要するため、搬送ベルト33の蛇行状態に応じて単票紙Sの給送タイミングを決定することで、単票紙Sを記録位置に搬送するタイミングを調整するようにしている。
次に、給送装置13による単票紙Sの給送タイミングの決定方法について具体的に説明する。単票紙Sの給送タイミングは、図4及び図5(a)に示すように、記録処理に先だって搬送ベルト33の蛇行状態を検出した上で決定される。なお、単票紙Sの給送タイミングは搬送ベルト33に固有の蛇行状態に応じて決定されるため、ローラー30〜32の製造誤差を考慮してプリンター11の工場出荷時に決定することもできるし、使用に伴うローラー30〜32の摩耗等を考慮して定期的に決定しなおすこともできる。
図4に示すように、始めにステップS11として制御装置18が搬送装置14の駆動を開始し、搬送ベルト33の周回移動が開始される。そして、ステップS12としてホーム位置センサー52がタブ33aを検出すると、制御装置18はホーム位置を検出したと判断してYesの判定を行い、ステップS13としてタイマー動作を開始する(図5(a)におけるT=T0の時点)。
続いて、ステップS14として蛇行センサー51が搬送ベルト33の蛇行状態の検出を開始する。そして、制御装置18は蛇行センサー51の検出結果に基づいて蛇行状態として蛇行幅Wd及び蛇行周期Tdを把握し、ステップS15として給送装置13による単票紙Sの給送タイミングを決定して、処理を終了する。
なお、単票紙Sの給送タイミングは、以下のように決定される。
まず、1枚目の単票紙S1の給送開始タイミングTsは、図5(a)に示すように、単票紙S1の前端が給送開始位置P1でリリースされてから単票紙S1の後端が記録位置P3を通過するまでの搬送時間Taの終了時Teが、搬送ベルト33の蛇行幅Wdが最大となるタイミングと一致するように、搬送時間Taの開始時Ts1として決定される。すなわち、記録位置P3において幅方向Xにおける搬送ベルト33の変位速度がゼロになる時に単票紙Sの後端が記録位置P3を通過するように、給送開始タイミングTs1が決定される。なお、図5において、蛇行センサー51、搬送ベルト33及びヘッドユニット15については、記録位置P3における変位状態を示している。
搬送時間Taは、給送開始位置P1から記録位置P3までの離間距離Lh(図2参照)と、給送される単票紙S1の搬送方向Yの長さLt(図2参照)と、搬送ベルト33による搬送速度Vとから、搬送時間Ta=(Lh+Lt)/Vにより算出される。すなわち、搬送時間Taは、単票紙S1の前端が給送開始位置P1を離れてから単票紙S1の後端が給送開始位置P1を離れるまでの通過時間Ttと、単票紙Sの後端が給送開始位置P1を離れてから記録位置P3に到達するまでの到達時間Thとの和に相当する(Ta=Tt+Th)。
また、同じサイズの複数の単票紙Sを連続して給送する場合、2枚目以降の単票紙Sの給送開始タイミングTsも、記録位置P3において幅方向Xにおける搬送ベルト33の変位速度がゼロになる時に単票紙Sの後端が記録位置P3を通過するように決定される。具体的には、図5(a)に示すように、通過時間Ttと、ヘッドユニット15が給送位置のずれを補正するための移動時間Tmとの和として算出される搬送時間Tb=Tt+Tmが、蛇行周期Tdの1/2×n倍(nは自然数)となるように、移動時間Tm、すなわち連続する単票紙Sの給送間隔を設定する。そして、2枚目の給送開始タイミングTsはTs2=Ts1+Tb、3枚目の給送開始タイミングTsはTs3=Ts1+Tb×2というように、2枚目の以降の給送開始タイミングTsm=Ts1+Tb×(m−1)(ただし、mは2以上の整数)が決定される。
なお、ヘッドユニット15は、必ずしも移動時間Tmの間中移動を継続させる必要はない。例えば、単票紙Sの給送位置がずれていない場合には移動させる必要がないし、ヘッドユニット15の移動速度を一定として、ずれ幅が小さい場合には移動の前又は後に静止状態で待機させるようにしてもよい。
次に、単票紙Sの給送処理及び記録処理について説明する。
記録処理の実行時には、図6に示すように、始めにステップS21として制御装置18が搬送装置14の駆動を開始し、搬送ベルト33の周回移動が開始される。また、給送装置13は1枚目の単票紙S1をゲートローラー20でニップして、図7(a)に示すように単票紙Sの前端が給送開始位置P1に位置する状態で待機させる。
そして、ステップS22としてホーム位置センサー52がタブ33aを検出すると、制御装置18はホーム位置を検出したと判断してYesの判定を行い、ステップS23としてタイマー動作を開始する(T=T0)。
そして、ステップS24として、タイマーの計時時刻がT=Ts(ここではTs1)になると、制御装置18はYesの判定を行う。そして、ステップS25として駆動モーター21を駆動制御し、1枚目の単票紙S1の給送を開始する。これにより、単票紙S1は給送開始位置P1から搬送速度Vと一致する給送速度で給送される。
給送された単票紙S1が給送開始位置P1と記録位置P2の間となる検出位置Qに至ると、エッジセンサー45が単票紙S1の右端位置を検出する。すると、制御装置18はエッジセンサー45の検出結果に基づいて、基準位置からの給送位置のずれ幅d1を算出する。また、制御装置18は単票紙S1の給送位置のずれを補正するために、図5(b)に示すように、単票紙S1が記録位置P2に至るまでにヘッドユニット15を幅方向Xに沿ってずれ幅d1分移動させる。
単票紙S1が記録位置P2に至ると、ヘッドユニット15は搬送ベルト33の蛇行幅Wd及び蛇行周期Tdと同期するように往復移動しながら記録処理を開始する。すなわち、制御装置18により、搬送ベルト33の蛇行状態に合わせて記録位置P2〜P3を幅方向Xに沿って往復移動させつつ、単票紙S1に対して記録処理が実行される。そして、図7(b)に示すように単票紙S1の後端が記録位置P3を通過すると、1枚目の単票紙S1に対する記録処理が終了する。
なお、1枚目の単票紙S1と連続的に2枚目の単票紙S2が給送される場合には、ステップ26で制御装置18がNoの判定を行う。そして、ステップS24に戻って、タイマーの計時時刻がT=Ts(ここではTs2=Ts1+Tb)になると、ステップS25として2枚目の単票紙S2の給送を開始する。
給送された単票紙S2は、エッジセンサー45でその右端位置が検出され、図7(b)に示すように、制御装置18が1枚目の給送位置に対するずれ幅d2を算出する。また、制御装置18は、単票紙S2の給送位置のずれを補正するために、単票紙S2が記録位置P2に至るまでにヘッドユニット15を幅方向Xに沿ってずれ幅d2分移動させ、同図に二点鎖線で示す位置にヘッドユニット15を配置させる。そして、単票紙S2が記録位置P2に至ると、ヘッドユニット15は搬送ベルト33の蛇行状態に合わせて往復移動しながら記録処理を開始する。
同様に、3枚目以降の単票紙Sが給送される場合には、ステップ26でさらに制御装置18がNoの判定を行い、ステップ24に戻る。そして、制御装置18は前の給送開始時T=Tsから搬送時間Tb経過毎にT=Tsになったと判断して、移動時間Tmとして設定された一定の給送間隔を空けつつ、ステップ25として給送を開始する。そして、ステップS26として制御装置18が所定枚数の単票紙Sの給送を終了したと判断すると、制御装置18はYesの判定を行って処理を終了する。
このように、給送装置13は搬送ベルト33の蛇行状態が特定の位相となる時、すなわち記録位置P3において幅方向Xにおける搬送ベルト33の変位速度がゼロになる時に、単票紙Sの後端が記録位置P3を通過するように、単票紙Sの給送を開始する。そして、ヘッドユニット15の動作も搬送ベルト33の蛇行状態に合わせて制御されているため、給送装置13はヘッドユニット15の往路移動と復路移動とが切り替わる時、すなわちヘッドユニット15の移動速度がゼロになる時に、単票紙Sの搬送方向Yの後端が記録位置P3を通過するように、単票紙Sの給送を開始することとなる。
したがって、搬送ベルト33の蛇行状態に応じて制御されるヘッドユニット15の動作に合わせて、適切なタイミングで単票紙Sを記録位置P2〜P3に搬送することができる。
また、同じサイズの複数枚の単票紙Sを連続的に給送する場合、ヘッドユニット15は記録処理に先だって単票紙S毎に給送位置のずれを補正するために移動されるが、前の単票紙Sの後端が記録位置P3を通過した時にヘッドユニット15の移動速度はゼロになっている。そのため、次の単票紙Sの給送位置のずれを補正するために、移動方向を転換するための時間を設けることなく、ヘッドユニット15は速やかに移動を開始することができる。
これにより、ヘッドユニット15が移動するための移動時間Tmを短く設定することができるので、単票紙Sを連続的に給送する際の給送間隔を短くすることで、記録処理のスループットを向上させることができる。また、蛇行周期Tdを考慮して、単票紙Sのサイズ毎に一定の給送間隔を設定することで、蛇行状態に応じて制御されるヘッドユニット15の動作に合わせつつ、簡易な制御で単票紙Sの連続的な給送を行うことができる。
上記説明した実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)給送装置13は、蛇行状態が特定の位相となる時に単票紙Sが記録位置P2〜P3を通過するように単票紙Sの給送を開始するので、搬送ベルト33の蛇行状態に応じて制御されるヘッドユニット15の動作に合わせて、適切なタイミングで単票紙Sを記録位置P2〜P3に搬送することができる。
(2)給送装置13は、記録位置P3において搬送ベルト33の幅方向Xにおける変位速度がゼロになる時に単票紙Sの搬送方向Yの後端が記録位置P3を通過するように単票紙Sの給送を開始する。したがって、搬送ベルト33の蛇行周期Tdに応じて制御されるヘッドユニット15の動作に合わせて、複数の単票紙Sを適切なタイミングで連続的に記録位置P3に搬送することができる。
(3)給送装置13は、ヘッドユニット15の往路移動と復路移動とが切り替わるタイミングに応じて単票紙Sの給送を開始するので、幅方向Xに沿って往復移動しながら記録処理を実行するように制御されるヘッドユニット15の動作に合わせて、適切なタイミングで単票紙Sを記録位置P3に搬送することができる。
(4)給送装置13は、ヘッドユニット15の移動速度がゼロになる時に単票紙Sの搬送方向Yの後端が記録位置P3を通過するように単票紙Sの給送を開始するので、ヘッドユニット15が蛇行周期Tdと一致するように幅方向Xに沿って往復移動しながら記録処理を実行する場合にも、複数の単票紙Sを適切なタイミングで連続的に記録位置P3に搬送することができる。
(5)ヘッドユニット15は、単票紙Sに対してインク滴を噴射するノズル41が単票紙Sの搬送方向Yに沿って複数設けられた記録ヘッド40を有し、記録位置P3は、搬送方向Yの下流端に位置するノズル41と対向する搬送経路上の位置である。そのため、記録処理としてインク滴の重ね打ちが実行される場合にも、複数の単票紙Sを適切なタイミングで連続的に記録位置P3に搬送することができる。
(6)給送装置13は、蛇行状態が特定の位相となる時に単票紙Sが記録位置P3を通過するように決定された給送タイミングで単票紙Sの給送を開始するので、蛇行状態に合わせて記録位置P3を幅方向Xに沿って往復移動させつつ単票紙Sに対して記録処理を実行する場合にも、適切なタイミングで単票紙Sを記録位置に搬送することができる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・ヘッドユニットは2つに限らず、1つでもよいし、3つ以上としてもよい。
・単票紙Sの搬送方向Yの端部に余白が設定されている場合には、ヘッドユニット15の移動速度がゼロになる時に、インク滴が噴射されるべく設定された記録領域の後端が記録位置P3を通過するように、単票紙Sの給送を開始してもよい。
・エッジセンサー45を備えず、単票紙Sの給送位置のずれを補正しない構成としてもよい。
・記録処理時にヘッドユニット15を幅方向Xに往復移動させない構成としてもよい。例えば、蛇行センサー51の検出結果に基づいて、インク滴を噴射するノズル41を変更するように、制御装置18がヘッドユニット15の動作を制御するようにしてもよい。
・搬送装置14が搬送ベルト33を備えず、ローラーによって単票紙Sを搬送するようにしてもよい。この場合には、搬送される単票紙Sの蛇行状態に応じてヘッドユニット15や給送装置13の制御を行う。
・給送タイミングを決定する際にテスト用の単票紙Sを搬送し、エッジセンサー45によって単票紙Sの右端位置の変位状態を検出することで、搬送ベルト33の蛇行状態を把握するようにしてもよい。この場合には、蛇行センサー51を備えなくてもよいので、装置の構成を簡素化することができる。
・付加処理は記録処理に限らず、例えばターゲットに折り目を付ける加工処理や幅方向にカットする切断処理などを付加処理として施すようにしてもよい。
・上記実施形態では、付加処理装置をインクジェット式プリンターに具体化したが、この限りではなく、電子写真方式等他の方式のプリンター、FAX装置、コピー装置等を付加処理装置として具体化してもよい。さらに、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよく、微小量の液滴を吐出させる記録ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうち何れか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
P3…処理位置としての記録位置、S…ターゲットとしての単票紙、X…幅方向、Y…搬送方向、11…付加処理装置としてのプリンター、13…給送手段としての給送装置、14…搬送手段としての搬送装置、15…付加処理手段としてのヘッドユニット、18…制御手段としての制御装置、40…流体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、41…ノズル。

Claims (6)

  1. ターゲットを搬送経路上に給送する給送手段と、
    前記ターゲットを搬送方向に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送経路上の処理位置で前記ターゲットに対して付加処理を実行する付加処理手段と、
    前記搬送手段又は該搬送手段によって搬送される前記ターゲットの蛇行状態に応じて前記付加処理手段の動作を制御する制御手段とを備えた付加処理装置であって、
    前記給送手段は、前記蛇行状態が特定の位相となる時に前記ターゲットが前記処理位置を通過するように、前記ターゲットの給送を開始することを特徴とする付加処理装置。
  2. 前記給送手段は、前記処理位置において、前記搬送手段の前記搬送方向と交差する幅方向における変位速度がゼロになる時に、前記ターゲットの前記搬送方向の後端が前記処理位置を通過するように、前記ターゲットの給送を開始することを特徴とする請求項1に記載の付加処理装置。
  3. ターゲットを搬送経路上に給送する給送手段と、
    前記ターゲットを搬送方向に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送経路上の処理位置で前記ターゲットに対して付加処理を実行する付加処理手段と、
    前記搬送手段又は該搬送手段によって搬送される前記ターゲットの蛇行状態に応じて前記付加処理手段の動作を制御する制御手段とを備えた付加処理装置であって、
    前記制御手段は、前記蛇行状態に合わせて前記搬送方向と交差する幅方向に沿って往復移動しながら前記付加処理を実行するように前記付加処理手段を制御し、
    前記給送手段は、前記付加処理手段の往路移動と復路移動とが切り替わるタイミングに応じて、前記ターゲットの給送を開始することを特徴とする付加処理装置。
  4. 前記給送手段は、前記付加処理手段の移動速度がゼロになる時に、前記ターゲットの前記搬送方向の後端が前記処理位置を通過するように、前記ターゲットの給送を開始することを特徴とする請求項3に記載の付加処理装置。
  5. 前記付加処理手段は、前記ターゲットに対して流体を噴射するノズルが前記ターゲットの搬送方向に沿って複数設けられた流体噴射ヘッドを有し、
    前記処理位置は、前記搬送方向の下流端に位置する前記ノズルと対向する前記搬送経路上の位置であることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の付加処理装置。
  6. 搬送経路上に給送され、搬送手段によって搬送方向に沿って搬送されるターゲットに対して、前記搬送経路上の処理位置で付加処理を実行する付加処理方法であって、
    前記搬送手段又は該搬送手段によって搬送される前記ターゲットの蛇行状態を把握する段階と、
    前記蛇行状態が特定の位相となる時に前記ターゲットが前記処理位置を通過するように、前記ターゲットの給送を開始する給送タイミングを決定する段階と、
    前記給送タイミングで前記ターゲットを給送する段階と、
    前記蛇行状態に合わせて前記処理位置を前記搬送方向と交差する幅方向に沿って往復移動させつつ、前記ターゲットに対して付加処理を実行する段階と、を備えることを特徴とする付加処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016199405A (ja) * 2016-08-05 2016-12-01 株式会社東芝 紙葉類取出装置および紙葉類処理装置
CN109263279A (zh) * 2018-10-12 2019-01-25 森大(深圳)技术有限公司 onepass喷墨打印方法、装置、设备及存储介质

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