JP2007219879A - 試作品受発注仲介システム - Google Patents

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Abstract

【課題】試作依頼の受発注の適切な仲介をインターネットを介して行う。
【解決手段】複数の発注者端末と複数の受注者端末とに、ネットワークを介して通信可能に接続されたサーバと、受注者に関する受注者情報及び受注者情報の項目毎に設定された項目係数を記憶した記憶手段とから成るシステムとする。サーバは、発注者端末から発注依頼が送信されると、その発注依頼に含まれる発注依頼情報と、前記受注者情報とに基づき、項目係数を用いて、各受注者に関する評点を算出する。サーバはさらに、この評点が高い順に受注者を配列した受注者リストを作成し、発注を行った発注者端末に提示する。これにより、発注者が試作品を製作するうえで最適な取引相手(受注者)を容易に決定することができる。発注者情報の項目や項目係数を適宜に設定することによって、より多角的な要素が考慮された、即ち信頼度の高い受注者リストを得ることができるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットをはじめとするデータ通信ネットワークを利用して、試作品の製作の発注及び受注を支援するシステムに関する。特に、ある発注に対して最適な受注者を提示することにより、試作品作製の発注と受注を、発注者及び受注者双方の希望や意向を満足させる形でマッチングさせるためのシステムに関する。また、このシステムに用いるプログラム及びこのプログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、技術革新の急速な進展や国境を越えた世界市場での競争の激化に伴い、製品の独自性とともに、開発のスピードアップがものづくりにおける決定的な要因となっており、その重要性はますます高まる一方である。そして、このような開発期間の短期化を図るためには、製品のアイデアを最初に形にする試作プロセスをいかに効率的に行うかが鍵となる。
製品の種類や開発の環境によっては、アイデアを製品化するための試作品の作製及びその試作品に基づく製品製造を外注依頼することが多い。従来では、試作品の作製を依頼するにあたっては、発注者は試作を行ってくれそうな会社に逐一電話でアポイントを取り、担当者と顔を合わせて説明し、同時に見積を依頼するといった手間が必要であった。場合によっては複数の会社に相見積を取るということも行われており、実際に試作品が仕上がる迄にかなりの日数が掛かってしまっていた。
また、このように試作品が仕上がる迄に手間や時間が求められてしまうので、発注者は急ぐがゆえに、試作品を製作する会社の質やその条件を十分に検討できないことが多かった。そのため、品質面や価格面で妥協が強いられるという事態がしばしば生じていた。
また同時に、あるアイデアを製品化するうえで、それを試作してくれるのに最適な会社を効率よく探し出すのは困難であった。
しかし、インターネットの発達に伴い、距離的に離れている複数の箇所から大量の情報を即時に遣り取りすることができ、また、それらを簡便に管理することができるようになってきた。近年ではこのインターネットを利用することによって上述したような企業間での取引を支援するためのシステムが開発され、実用化されている。このようなシステムの一例として特許文献1には、仲介時間の短縮化及び効率化を図ることを目的とした取引仲介システムが開示されている。このシステムでは、サーバを仲介することによって、物品を提供する側とその購入を希望する側とが、多数対多数の形態でネットワーク上にて各種の交渉を行うことができる。また、サーバを介して見積を依頼することもでき、複数の物品提供者が提示した見積りの中から、購入条件にあった最適なものを選択することができる。また、特許文献1では、見積りを依頼する場合、価格と納期をパラメータとした見積評価値が算出されるから、最適な取引が行えるとしている。
特開2002-169991号公報
先に述べたように、これまでには、特許文献1に記されているものをはじめ、インターネットを利用した企業向けの受注、発注仲介を行うシステムは数多くあった。しかし、いずれも単に仲介という場が与えられているに過ぎないことが多く、必ずしも利用者にとって望ましい取引相手が見つかるというわけではなかった。
インターネットを利用した仲介サービスにおいて満足度の高い取引をなかなか行うことができないということは、利用者にしてみれば、そのサービスを利用する魅力が低いということになってしまう。これは結局、サービス参加者数や参加企業数の低迷を招き、それが更に再びサービスの魅力を押し下げる結果になるという悪循環につながってしまうこともあった。
特許文献1のシステムのように、取引において取引先に何らかの手法を用いて重み付けを行うことによって、複数存在する取引相手や条件のうちから、より望ましいものを自動的に順位付けて提示する支援が行われるものはあったものの、それは必ずしも精度が高いものではなく、満足のいくものではなかった。
特に、試作品の製作の受発注を仲介する場合には、価格や納期が重要視される物品の売買取引の仲介とは異なり、発注者の立場からすれば、低価格且つ納期が短いという点もさることながら、品質の信頼度、そして取引相手として信頼度の高い受注者と取引を行いたいという希望がある。
以上のような問題を解決するために成された本発明に係るシステムは、
複数の発注者端末と複数の受注者端末とにネットワークを介して通信可能に接続されたサーバと、各種情報を記憶する記憶手段と、を有する試作品受発注仲介システムであって、
前記記憶手段が、
各受注者について、受注者の対応可能な分野を示す受注者分野情報と、試作依頼を受注可能な程度を示す混雑情報とを含む複数の受注者情報項目から成る受注者情報、及び、該受注者情報項目毎に設定された項目係数を記憶しており、
前記サーバが、
a)前記記憶手段に保存されている受注者情報を、前記受注者端末から送信される更新用の受注者情報項目に基づき更新する受注者情報処理手段と、
b)前記発注者端末から送信される、少なくとも試作依頼を希望する試作品の分野を示す依頼品分野情報と、該試作品の希望納期を示す希望納期情報とを含む発注依頼項目から成る発注依頼情報に基づき発注依頼を受け付け、受け付けた発注依頼の発注依頼情報を前記記憶手段に記憶する発注受付手段と、
c)前記受注者情報と前記発注依頼情報とに基づき、前記項目係数を用いて該発注依頼に関して各受注者の評点を算出する評点算出手段と、
d)前記評点の順に受注者が並べられた受注者リストを作成し、該受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に提示するリスト提示手段と、
を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る試作品受発注仲介システムは、前記サーバが更に、e)前記受注者リストの提示に基づき前記発注者端末から送信される、受注者を指定する受注者指定情報に基づき、前記発注依頼情報を含む正式発注依頼情報を該指定された受注者の受注者端末に送信する試作発注処理手段を備えることを特徴とする。
更に、本発明に係る試作品受発注仲介システムでは、単体の受注者に加え、複数の受注者から成るグループであるグループ受注者を形成し、ある発注依頼をグループ受注者が受注するという形態にも対応することができる。
この場合、上述した試作品受発注仲介システムにおいて、前記記憶手段に保存されている受注者情報の受注者情報項目がグループ所属情報を含むようにするとよい。
更にまた、本発明に係る試作品受発注仲介システムでは、発注者及び受注者との間にアドバイザを介在させた受発注形態に対応することも可能である。
このような形態に好適な構成として、本発明では、上記構成の試作品受発注仲介システムにおいて、前記ネットワークに更にアドバイザ端末が通信可能に接続されており、
前記サーバのリスト提示手段が、前記受注者リストを該アドバイザ端末に提示し、該アドバイザ端末において指定された一又は複数の受注者に基づき新たな受注者リストを作成し、該受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に提示することを特徴とする試作品受発注仲介システムとすることができる。
なお、本発明においていう発注者及び受注者は、それぞれ個人のみならず、企業をも指すものとする。すなわち、適宜に発注企業、受注企業と読み替えることもできる。
本発明に係る試作品受発注仲介システムでは、発注者が発注者端末から発注依頼情報を送信すると、予め記憶手段に保存されている受注者の対応可能な分野を示す受注者分野情報と、試作依頼を受注可能な程度を示す混雑情報とを含む複数の受注者情報項目から成る受注者情報と項目係数とによって各受注者の評点が算出され、評点の高い順から受注者が並べられた受注者リストが作成されて、そのリストが発注者端末の画面に表示されるから、発注者は、依頼したい試作作製を行うのに最適な受注者を容易に選択することができる。
このことによって、試作品の完成に要する時間を効果的に短期間化することができるようになる。
また、サーバが記憶手段に保存されている受注者情報を、前記受注者端末から送信される更新用の受注者情報項目に基づき更新する受注者情報処理手段を備えているから、受注者の混雑情報等の受注者情報の最新性が保たれる。そして、その受注者情報に基づいてリストの順位が決定されるので、本当に受注が可能な受注者がリストの上位に表示されることになり、発注者の希望と受注者の状態に食い違いが存在するために交渉が失敗してしまう可能性を低めることができる。
評点の算出に使用する受注者情報項目に、受注者評価情報といったその他の項目を適宜に追加設定することによって、受注者に関してより多角的な面が考慮された評点の算出が可能となり、ひいては信頼性の高い受注者リストを得ることができるようになる。
また、前記受注者情報項目がグループ所属情報を含む構成とすることで、複数の受注者によって形成されるグループ受注者を設けた構成にも対応することができる。一般的に言って、グループ受注者の方が単体の受注者と比較して、より広い技術分野に対応することができ、また問題解決も迅速であることが多い。本構成により、このような実情を反映させることができるため、受注者リストが発注者にとって一層価値の高いものとなる。結果として、質の高い試作品を得ることができ、発注者の満足度を高めることができる。もちろんこのことは受注者の満足度も高めることになり、システム自体の魅力が向上する。
さらに、本発明に係る試作品受発注仲介システムにおいて、前記ネットワークに更にアドバイザ端末が通信可能に接続されており、前記サーバのリスト提示手段が、前記受注者リストを該アドバイザ端末に提示し、該アドバイザ端末において指定された一又は複数の受注者に基づき新たな受注者リストを作成し、該受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に提示する構成とすることにより、発注者と受注者の間に経験に富むアドバイザを配置し、該アドバイザが両者の取り持ちを行うというシステム形態において、アドバイザに求められる受注者リスト作成の手間を劇的に軽減させることができる。アドバイザは、サーバによって提示された受注者リストを参考にしつつ、ある試作依頼に適した受注者を充分に吟味して、その結果新たな受注者リストを発注者に対して提示することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る試作品受発注仲介システムの全体構成図である。
サーバ1に対し、複数の発注者端末3a、3b、…と、複数の受注者端末4a、4b、4c、…とがネットワークNを介して通信可能に接続されている。ここにおいていうネットワークは、通常はインターネットであるが、WANなどの他のデータ通信ネットワークを用いることも可能である。なお、図1では発注者端末を2台、受注者端末を3台しか描いていないが、これは例であって、もちろん実際にはより多くの(又は少ない)端末が接続可能である。
サーバ1は、CPU2やメモリ及び記憶部10が相互に接続されることによって構成されている。また、サーバ1はこれらの他に、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイから成る表示部、文字・数字入力キー及び各種機能キーなどを備えているキーボードや、ポインティングデバイスであるマウスから成る入力部などを更に備えていてもよい。記憶部10はプログラムやデータなどが予め記憶されている磁気記録媒体、光学記録媒体、半導体メモリなどから成る記憶媒体を備えている。この記憶媒体は、記憶部5に対して固定的に設けられたものであってもよいし、着脱自在であってもよい。また、記憶部10には、OS(Operating System)11、試作品受発注仲介プログラム12が保存されている。さらに、サーバ1は、受注者情報処理手段13、発注受付手段14、評点算出手段15、リスト提示手段16を備えているが、これらは通常は、試作品受発注仲介プログラム12がCPU2によって実行されることによりソフトウェア的に実現される機能である。
サーバ1には、記憶手段5がアクセス可能に接続されている。記憶手段5は通常、ハードディスクなどの磁気媒体である。記憶手段5には、受注者基本情報51、受注者情報52及び項目係数53が含まれている。なお、本発明において、記憶手段5は、図1に示すようにサーバ1の外部に設けられていても良いし、サーバ1に一体的に設けられていてもよい。記憶部10及び記憶手段5が同一の記憶媒体とすることもできる。
発注者端末3a、…及び受注者端末4a、…は、いずれもCPUやメモリ、ハードディスク等の記憶媒体を具備する一般的なコンピュータである。液晶モニタ等から成る表示部37、47や、キーボードやマウスから成る入力部38、48を備えている。本発明に係るシステムにおいて、発注者端末3及び受注者端末4の各端末には、いずれも、一般的な、若しくは本システム専用のブラウザソフトが予めインストールされており、サーバ1から送信される情報を適宜に解析して表示させる。
記憶手段5に保存されている受注者基本情報51、受注者情報52及び項目係数53について説明する。このうち、受注者基本情報51及び受注者情報52は本発明のシステムに前もって登録されている各受注者に関して記憶されている。
受注者基本情報51とは、受注者の名前(社名)、住所、連絡先、企業紹介、技術者の数といった、受注者についての基本的な情報である。
受注者情報とは、本発明のシステムにおいて受注を行う会社に関する情報であって、複数の受注者情報項目から成る。受注者情報項目には少なくとも受注者の対応可能な分野を示す受注者分野情報と、試作依頼を受注可能な程度を示す混雑情報とが含まれている。
受注者分野情報には、例えば「小物板金、切削、切断、メッキ」といった、その受注者が得意とする又は受注可能な加工や製作の分野名が登録されている。
混雑情報は、「即日加工OK、比較的すいている、大変混み合っている、休業日」といった所定の混雑段階で成る。混雑情報は例えば日別に設定されるものであり、将来の予定を含めることもできる。
本発明に係る試作品受発注仲介システムにおいては、受注者情報項目は受注者分野情報及び混雑情報に限られるはなく、自由に設定することができる。例えば、過去の発注者によって付与された評価の集計結果である受注者評価情報を受注者情報項目として含めることもできる。
また、グループ受注を可能とする受発注形態に対応するシステムでは、その受注者がどのグループに所属しているのか、又は(グループに全く所属していないのか)を示すグループ所属情報を受注者情報項目として含めるのがよい。
本発明の試作品受発注仲介システムでは、受注者情報項目を適切に設定することにより、後述する受注者リストにおける受注者の順位が変化するため(つまり、受注者の評点が変化するため)、受注者の評価を多面的に行うことができるようになる。
項目係数53は、各受注者情報項目について設定され、各受注者情報項目の重みを決定するために設けられる数値または数値の組である。項目係数53は受注者の評点を算出する際(後述)に利用される。また、項目係数53には、各受注者情報項目の状態に応じた重み係数を含めても良い。この重み係数の詳細については後述する。
項目係数53はシステムの管理者等によって予め設定されるものであるが、適宜に変更可能である。
例えば、発注者が受注者を選択する際に、受注者情報項目のうち、重視したい項目の重みを相対的に大きくしたりすることにより、各発注者の好みに合わせてカスタマイズできるようにしてもよい。この場合には、記憶手段5において項目係数53を発注者別に保存することができる。もちろん、発注者が項目係数53の値を変更可能な構成であっても、標準となる項目係数53を記憶しておくことが望ましい。
以下、本発明の試作品受発注仲介を利用する場合の具体動作の例について説明する。
まず、サーバ1においてCPU2が本発明の試作品受発注仲介プログラム12を実行すると、サーバ1はインターネット等のデータ通信ネットワークNに接続されているコンピュータからアクセス可能なウェブサーバとして機能する。すなわち、サーバ1は、記憶部10や記憶手段5といった所定の記憶領域にHTML文書や画像等(以下、「ページデータ」とする)を外部からの求めに応じて公開可能に保存する。
また、以下において、各種端末から本発明に係るシステムのウェブページを開く(ウェブページを表示させる)という表現は、端末から送信される所定のリクエストに基づきサーバ1のCPU2がページデータを動的に生成し、そのページデータを端末の表示部に表示させること、又は、CPU2が所定の記憶領域に予め保存されているページデータ端末に送信して、端末の表示部に表示させることのいずれかの動作であるものとする。
<受注者の操作>
本発明のシステムを稼働させる前段階として、システム管理者(本発明のシステムを利用したサービスを提供をする者)は予め複数の企業と契約しておき、記憶手段5に受注者基本情報51及び受注者情報52を保存しておく。また、この保存が完了した受注者には、受注者情報等を設定するためのログイン名及びパスワードを作成・付与し、通知しておく。
受注者が受注者端末4aを用いて、受注者情報52等の更新(変更)を行う方法を説明する。まず受注者は、受注者端末4aにおいてブラウザアプリケーションソフト(以下、単に「ブラウザ」とする)を起動し、該ブラウザの所定の箇所にURL(Uniform Resource Locator)を入力して、所定の移動ボタンを押す。すると、サーバ1はトップページのページデータを前記受注者端4aに送信する。ページデータを受信した受注者端末4aの表示部47aのブラウザには、図2に示すような試作品受発注仲介システムのトップページ100が表示される。なお、このトップページは、発注者端末3、及び受注者端末4のいずれからも表示可能である。すなわち、本システムを利用する際に、発注者及び受注者はまず同一のトップページを表示させるのである。
トップページ100において、受注者が適宜操作部48aを操作して、予め通知されている受注者用のログイン名及びパスワードを入力して「ログイン」ボタン106を押すと、案件一覧画面や、受注者基本情報変更画面、受注者情報変更画面といった画面が表示される(図示せず)。
受注者が受注者端末4aの表示部47aに表示されているブラウザにおいて所定の操作を行うと、図3に示すような受注者分野情報を変更するための受注者分野情報変更画面110が表示される。ここでは、受注者が受注可能な分野を登録することができる。この画面において受注者は、必要に応じて操作部48aを操作して受注可能な分野の変更を行った後、「登録する」ボタン111を押す。すると、更新用の受注者分野情報がサーバ1に対して送信され、サーバ1のCPU2は、記憶手段5に保存されている受注者情報52を更新する。受注者が更新を行いたくない場合には「キャンセル」ボタン112を押すことにより、受注者分野情報変更画面110が閉じる、又は所定の画面に切り替わる。なお、図3では例として幾つかの試作分野を示しているが、より多くの分野を登録可能としてもよいことはもちろんである。
図4は、前記受注者情報変更画面で所定の操作を行うことによって受注者端末4aに表示される受注者情報に含まれる混雑情報を変更するための混雑情報登録画面120である。この混雑情報登録画面120において受注者は、必要に応じて操作部48aを操作し、日々の混雑具合を設定し、変更する。その後、「登録する」ボタン121をクリックすることによって、更新用の混雑情報がサーバ1に対して送信され、サーバ1のCPU2は、記憶手段5に保存されている受注者情報52を更新する。受注者が更新を行いたくない場合には「キャンセル」ボタン122を押すことにより、受注者情報52に変更が加えられることなく混雑情報登録画面120が閉じる。
図4では2006年3月の混雑情報を設定する画面が示されているが、「>>4月」というハイパーリンクが設定されたテキストをクリックすることにより、2006年4月のカレンダーが表示される。即ち、将来の混雑情報も設定することができる。
このようにして設定、変更された受注者基本情報51及び受注者情報52の一部は、下に述べるように、発注者が発注者端末3において閲覧可能となる。
<発注者の操作>
まず、発注者が、本発明のシステムを利用して試作品製作の発注を行う場合に取る手順の一例について図5にフローチャート形式で示す。
開始→(ステップS1)試作相談→(ステップS2)概略見積依頼→(ステップS3)受注企業選定→(ステップS4)正式見積依頼→(ステップS5)注文→(ステップS6)納入先指定→(ステップS7)検収報告→(ステップS8)入金→終了
ここで、入金手続以外は、基本的には発注者端末3からネットワークNを介したサーバ1とのやりとりによって行われる。なお、試作相談や概略見積依頼のステップを省略することもできる。
本発明に係る試作品受発注仲介システムは、この一連の流れにおいて主に受注企業選定に係る課題を解決するために成された発明である。
試作品の作製を依頼したい発注者は、発注者端末3aにおいてブラウザを起動し、該ブラウザにおいて所定のURLを入力する。すると、サーバ1はトップページのページデータを前記発注者端末3aに送信する。ページデータを受信した発注者端末3aの表示部37aのブラウザには、図2に示す試作品受発注仲介システムのトップページ100が表示される。
トップページ100の一部には、これまでに本システムが処理を行った各種記録の統計が、記憶手段5からCPU2によって読み出されて算出されて表示される。この統計は、例えば、受注者端末から見積相談依頼を受信してから、受注企業やアドバイザがその相談に対する回答を送信するのに要した時間である「見積相談スピード」や、試作品が完成するまでに要した時間である「試作日数」や、本発明のシステムに登録されている受注者(受注企業)に含まれている技術者の総数である「総技術者数」などがある。図2に示すトップページ100の例では、「見積相談スピード:平均1.8時間」、「試作日数:平均11.4日間」、「総技術者数:885人」と表示されている。
このような最新の統計がトップページ100の一部に表示されていることにより、初めて本システムを利用する発注者に対して信頼感を与えることが可能となる。また、図2では詳細な記載は省略しているが、トップページ100において過去の受注実績を表示したり、ある企業を紹介する項目が表示されるようにすることもできる。
発注者は発注者端末3の入力部38aを適宜に操作して、トップページ100上に設けられ表示されているボタンを押すことにより、所望の情報が表示されるページに移動する(ページをブラウザに表示させる)ことができる。
発注者が本発明のシステムをはじめて利用する際には、発注者端末3の入力部38を操作することによって、住所、電話番号、電子メールアドレス、(企業であれば)企業情報といった各種の項目から成る発注者基本情報を登録する。登録の際には、サーバ1のCPU2は発注者用のログイン名とパスワードを生成し、該発注者端末に提示する。セキュリティを向上させるため、ログイン名とパスワードは電子メールやFAXなどの他の通信手段によって発注者に通知することも可能である。
なお、受注者の場合とは異なり、この登録は発注者が発注者端末のブラウザ上で行うことができる。登録された発注者情報は記憶手段5の所定領域に保存される。発注者がこの登録を行っておくことにより、システムとして発注者に関する情報を記録することができるうえ、以後、トップページ100に配置されている「ログイン」ボタン102を押してログイン名とパスワードを入力するだけで発注者基本情報が記憶手段5から自動的に、適宜読み出されて使用されるから記入工程を簡略化させることができるようになる。
ここでは、発注者が「試作する」ボタン103を押したものとする。(これは、図5のフローチャートにおいて、ステップS1及びS2を省略した場合に相当する。)すると、発注者端末3aの表示部37aのブラウザには、図6に示す試作品作製依頼画面130が表示される。発注者はこの試作品作製依頼画面130において、試作を依頼したい製品の分野を表す試作分野を、チェックボックスを利用して特定する。その他、案件名、詳細内容、試作数量、希望納期等を記入する。記入が完了した後、発注者が「送信する」ボタン131を押すと、これらの発注依頼項目が、依頼品分野情報、希望納期情報等の発注依頼情報として、サーバ1に対して送信される。発注依頼情報を受信したサーバ1のCPU2はまず、該発注依頼情報を記憶手段5の所定の領域に保存する。これをもって、発注受付完了とする。
次いで、CPU2は、今受け付けた発注依頼情報と、記憶手段5に保存されている受注者情報52とに基づき、本システムに登録されている受注者毎に評点を算出する。この評点の算出には、項目係数53を利用する。
以下、図7を参照しつつ、評点の算出方法の一例について説明する。図7に示す例では、受注者情報を構成する項目である、試作分野、試作グループへの所属の有無、混雑状況が考慮されるものとする。
「試作分野一致」…受注者の受注者分野情報に含まれる受注可能な分野と、発注依頼情報の依頼品分野情報に含まれる試作分野とを比較し、一致する項目数(一致件数)をカウントする。通常は両者の分野は選択される所定の項目(図3、図6参照)によって成るため、この比較は容易に行える。また、図6の試作品作製依頼画面130において発注者が試作分野として「その他」を選択し、任意の語句を入力している場合には、語句解析を適宜に行うことによって、一致件数を算出することもできる。
「試作グループへの所属の有無」…所属している、又は所属していないのどちらかであるから、重み係数は例えば所属:1、無所属:0とする。
「混雑状況」…受注者情報の混雑情報と、発注依頼情報の希望納期情報とを比較し、予め設定されている重み係数に基づき最終的な一つの重み係数を算出する。例えば、重み係数を即日加工ok:0.6、比較的すいている:0.3、大変混み合っている:0.1、休業日:0と設定しておき、発注受付日の翌日から希望納期日までの混雑情報の平均値を算出する。希望納期日まで5日間あり、その間、「即日加工ok」が4日、「大変混み合っている」が1日あったとすると、(0.6×4+0.1×1)/5より、最終的な重み係数は0.5と算出される。
そして、各項目について予め設定されている項目係数を、上記の一致件数又は各重み係数と乗じ、それらを足し合わせることにより、その受注者の評点を算出する。
CPU2は記憶手段5に保存されている全ての受注者に関してそれぞれ評点を算出し、評点が高い順に受注者を並べたリスト(受注者リスト)を作成する。更にCPU2はこの受注者リストを、本発注を行った発注者端末に対して送信する。図8に、発注者端末3aにおける受注者リスト表示画面140を示す。通常、受注者リスト表示画面140には、図8の例のように、受注者リストの上位の数者のみ(1〜3者程度)を表示させるのが好適である。
発注者は、発注者端末3aの入力部38aを操作することにより、受注者リスト表示画面140から、リストに掲載されている受注者の詳細を確認(「詳細を見る」ボタンを押す)したり、いずれかの受注者を選択(「選択」ボタンを押す)し、ステップS4(図5)の正式見積依頼に進むことができる。
ここで、CPU2が作成した受注者リストは、発注者端末に対応するメールアドレスに宛てて電子メールによってCPU2が送信するようにしてもよい。電子メールアドレスには、携帯電話のメールアドレスも含めるとよい。
発注者端末3aは、「選択」ボタンが押されたことを示す受注者決定情報をサーバ1に対して送信する。サーバ1のCPU2は受注者決定情報を受信すると、既に記憶手段5に保存されている発注依頼情報を含む正式見積依頼情報を作成し、選択された受注者の受注者端末4に送信する。ここで「正式見積依頼情報を送信する」とは、受注者が受注者端末4から正式にログインした際に、所定の画面で正式見積依頼が来ていることを知らせる画面が表示されるということであってもよいし、又は/及び受注者端末4に対応して予め登録されているメールアドレスに宛てて正式見積依頼情報や、正式見積依頼情報をブラウザで閲覧するためのURLが記載された電子メールを送信するということであっても良い。ここにおいて言う電子メールには、携帯電話に宛てた電子メールも当然含まれる。
この後は、図5のフローチャートの流れに沿って、ステップS5以降を実行すればよい。
なお、CPU2が各受注者について評点を算出した後、受注者リストを作成して発注者に提示するのではなく、評点が最も高かった企業を自動的に受注者として決定し、その受注者の受注者端末4に正式見積依頼情報を送信するようにしてもよい。CPU2はまた、発注者端末3に対し、決定した受注者の名称やその受注者に関する情報を送信する。
このようにして、本発明に係る試作品受発注仲介システムでは、発注者及び受注者ともに極めてわかりやすく自然な操作によって、試作品の発注及び受注を、双方が満足できる形態で仲介することができる。
なお、以上の説明は、一例に過ぎず、本発明の精神の範囲内において、適宜に変更・改良を行うことができることは言うまでもない。以下、変形例を挙げる。
<仲介アドバイザを設けた構成>
上記の例では、発注者と受注者の間に、サーバ1のみが存在している仲介システム形態であったが、受発注に係る交渉を円滑にすることを目的として、求めに応じて又は自発的に発注者や受注者にアドバイスを与えることができる人物であるアドバイザを設けた形態とすることもできる。この場合、図9に示すように、サーバ1、発注者端末3、受注者端末4の他に、ネットワークNに通信可能に接続された一般的なコンピュータであるアドバイザ端末7を設ける。
本形態では、サーバ1が受注者リストを生成すると、まずそのリストをアドバイザ端末7に対して送信する。アドバイザはアドバイザ端末7の表示部においてその受注者リストを検討し、必要であればリストを再作成したり、並べ替えを行う指示を、サーバ1に対して行う。その指示を受けたCPU2は新たな受注者リストを作成し、それを発注者端末に送信する。
こうすることにより、経験の豊かなアドバイザが受注者リストを作成するのに要する手間や労力を劇的に軽減せしめることができるようになり、結果的により質の高い受注者リストが発注者に対して提示されることになる。
<受注者評価を含める構成>
受注者情報項目に受注者評価情報を含めた構成とすることもできる。例えば、試作品作製の取引が完了した時、又は完了する前に、CPU2が発注者端末3に所定の受注者評価画面を提示し、例えば「非常に満足」「満足」「普通」「不満」といった評価段階を予め設定しておき、いずれかの段階を発注者に選択してもらうようにする。
発注者が発注者端末3の入力部38aを操作することにより、サーバ1に対して評価段階を送信すると、サーバ1のCPU2は、記憶手段5に記憶されている、その受注者に関する受注者評価情報を更新する。この受注者評価情報は、次回この受注者が本システムにおいて評点を算出される際に利用される。
<過去の受注案件の有無を考慮した構成>
本システムを利用するうえで、特定の受注者が常に高い評点を得てしまい、登録している他の受注者に不平等感を与えてしまうことも考えられる。このような場合には、同じ受注者に連続して発注が行く傾向を緩和させることを目的として、受注者情報項目に、過去一定期間内(例えば現時点から過去1〜2週間以内など)の受注案件の有無に応じた重み係数を設定しておくとよい。すなわち、過去一定期間内に受注案件が無い受注者は重み係数が高くなるように、他方、過去一定期間内に受注案件がある受注者には重み係数が低くなるように設定する。
本発明に係る試作品受発注仲介システムは受注者情報項目を適宜に設定することにより、地場産業の振興支援といった、特定の地域に含まれる又は特定の趣旨に合致する企業や組織の発展を狙ったものとして利用することができる。
例えばある地域内の企業と地域外の企業とで異なる重み係数を設定しておくことにより、所定地域内の企業の方が評点が高くなり、受注者リストの上位に位置する傾向を高めるようにすることができる。
なお、本発明に係る試作品受発注仲介システムによる仲介は、試作品の受発注という分野に限定されるものではない。本発明に係るシステムを利用して、各種製品の製造依頼の仲介を行ってもよいことは明らかである。
本発明に係る試作品受発注仲介システムのシステム構成の一例。 本発明に係るシステムによって提供されるウェブサイトのトップページの表示例。 受注者分野情報変更画面の例。 混雑情報登録画面の例。 本発明のシステムを利用する際の発注者の作業の流れを示すフローチャート。 試作品作製依頼画面の例。 評点算出方法例を示す図。 受注者リストの表示画面例。 本発明に係る試作品受発注仲介システムにアドバイザ端末を含めた形態のシステム構成例。
符号の説明
1…サーバ
2…CPU
10…記憶部
11…OS
12…試作品受発注仲介プログラム
13…受注者情報処理手段
14…発注受付手段
15…評点算出手段
16…リスト提示手段
3…発注者端末
4…受注者端末
5…記憶手段
7…アドバイザ端末
N…データ通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 複数の発注者端末と複数の受注者端末とにネットワークを介して通信可能に接続されたサーバと、各種情報を記憶する記憶手段と、を有する試作品受発注仲介システムであって、
    前記記憶手段が、
    各受注者について、受注者基本情報、受注者の対応可能な分野を示す受注者分野情報と試作依頼を受注可能な程度を示す混雑情報とを含む複数の受注者情報項目から成る受注者情報、及び、該受注者情報項目毎に設定された項目係数を記憶しており、
    前記サーバが、
    a)前記記憶手段に保存されている受注者情報を、前記受注者端末から送信される更新用の受注者情報項目に基づき更新する受注者情報処理手段と、
    b)前記発注者端末から送信される、少なくとも試作依頼を希望する試作品の分野を示す依頼品分野情報と、該試作品の希望納期を示す希望納期情報とを含む発注依頼項目から成る発注依頼情報に基づき発注依頼を受け付け、受け付けた発注依頼の発注依頼情報を前記記憶手段に記憶する発注受付手段と、
    c)前記受注者情報と前記発注依頼情報とに基づき、前記項目係数を用いて該発注依頼に関して各受注者の評点を算出する評点算出手段と、
    d)前記評点の順に受注者が並べられた受注者リストを作成し、該受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に提示するリスト提示手段と、
    を備えることを特徴とする試作品受発注仲介システム。
  2. 前記サーバが更に、
    e)前記受注者リストの提示に基づき前記発注者端末から送信される、受注者を指定する受注者指定情報に基づき、前記発注依頼情報を含む正式発注依頼情報を該指定された受注者の受注者端末に送信する試作発注処理手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の試作品受発注仲介システム。
  3. 前記記憶手段に保存されている受注者情報の受注者情報項目が受注者評価情報を含み、
    前記サーバが更に、
    f)前記発注者端末に対して、受注者の評価を入力可能な受注者評価画面を提示する評価入力画面提示手段と、
    g)前記発注者端末から送信される受注者評価情報に基づき、前記記憶手段に記憶されている該受注者に関する受注者評価情報を更新する受注者評価処理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の試作品受発注仲介システム。
  4. 前記記憶手段に保存されている受注者情報の受注者情報項目が、グループ所属情報を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の試作品受発注仲介システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の試作品受発注仲介システムにおいて、前記ネットワークに更にアドバイザ端末が通信可能に接続されており、
    前記サーバのリスト提示手段が、前記受注者リストを該アドバイザ端末に提示し、該アドバイザ端末において指定された一又は複数の受注者に基づき新たな受注者リストを作成し、該受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に提示する
    ことを特徴とする試作品受発注仲介システム。
  6. 前記サーバのリスト提示手段が、作成した受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に対応するメールアドレスに宛てて電子メールで送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の試作品受発注仲介システム。
  7. サーバに対して発注者端末と受注者端末とがネットワークを介して通信可能な試作品受発注仲介システムに利用するものであって、
    前記サーバを
    a)前記記憶手段に保存されている受注者情報を、前記受注者端末から送信される更新用の受注者情報項目に基づき更新する受注者情報処理手段と、
    b)前記発注者端末から送信される、少なくとも試作依頼を希望する試作品の分野を示す依頼品分野情報と、該試作品の希望納期を示す希望納期情報とを含む発注依頼項目から成る発注依頼情報に基づき発注依頼を受け付け、受け付けた発注依頼の発注依頼情報を前記記憶手段に記憶する発注受付手段と、
    c)前記受注者情報と前記発注依頼情報とに基づき、前記項目係数を用いて該発注依頼に関して各受注者の評点を算出する評点算出手段と、
    d)前記評点の順に受注者が並べられた受注者リストを作成し、該受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に提示する又は該発注者端末に対応するメールアドレスに宛てて電子メールで送信するリスト提示手段と、
    して機能させるための試作品受発注仲介プログラム。
  8. サーバに対して発注者端末と受注者端末とアドバイザ端末とがネットワークを介して通信可能な試作品受発注仲介システムに利用するものであって、
    前記サーバを
    a)前記記憶手段に保存されている受注者情報を、前記受注者端末から送信される更新用の受注者情報項目に基づき更新する受注者情報処理手段と、
    b)前記発注者端末から送信される、少なくとも試作依頼を希望する試作品の分野を示す依頼品分野情報と、該試作品の希望納期を示す希望納期情報とを含む発注依頼項目から成る発注依頼情報に基づき発注依頼を受け付け、受け付けた発注依頼の発注依頼情報を前記記憶手段に記憶する発注受付手段と、
    c)前記受注者情報と前記発注依頼情報とに基づき、前記項目係数を用いて該発注依頼に関して各受注者の評点を算出する評点算出手段と、
    前記受注者リストを該アドバイザ端末に提示し、該アドバイザ端末において指定された一又は複数の受注者に基づき新たな受注者リストを作成し、該受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に提示する又は該発注者端末に対応するメールアドレスに宛てて電子メールで送信するリスト提示手段と、
    して機能させるための試作品受発注仲介プログラム。
  9. サーバに対して発注者端末と受注者端末とがネットワークを介して通信可能な試作品受発注仲介システムに利用するものであって、請求項7に記載の試作品受発注仲介プログラムを記録した、前記サーバによって読み取り可能な記録媒体。
  10. サーバに対して発注者端末と受注者端末とアドバイザ端末とがネットワークを介して通信可能な試作品受発注仲介システムに利用するものであって、請求項8に記載の試作品受発注仲介プログラムを記録した、前記サーバによって読み取り可能な記録媒体。
  11. 複数の発注者端末と複数の受注者端末とにネットワークを介して通信可能に接続されたサーバと、各種情報を記憶する記憶手段と、を有する製品製造受発注仲介システムであって、
    前記記憶手段が、
    各受注者について、受注者基本情報、受注者の対応可能な分野を示す受注者分野情報と製造依頼を受注可能な程度を示す混雑情報とを含む複数の受注者情報項目から成る受注者情報、及び、該受注者情報項目毎に設定された項目係数を記憶しており、
    前記サーバが、
    前記記憶手段に保存されている受注者情報を、前記受注者端末から送信される更新用の受注者情報項目に基づき更新する受注者情報処理手段と、
    前記発注者端末から送信される、少なくとも製造依頼を希望する製造物の分野を示す依頼品分野情報と、該製品の希望納期を示す希望納期情報とを含む発注依頼項目から成る発注依頼情報に基づき発注依頼を受け付け、受け付けた発注依頼の発注依頼情報を前記記憶手段に記憶する発注受付手段と、
    前記受注者情報と前記発注依頼情報とに基づき、前記項目係数を用いて該発注依頼に関して各受注者の評点を算出する評点算出手段と、
    前記評点の順に受注者が並べられた受注者リストを作成し、該受注者リストを前記発注依頼情報を送信した発注者端末に提示するリスト提示手段と、
    を備えることを特徴とする製品製造受発注仲介システム。

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