JP2018190271A - 評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザー間で引き合わせ簡単かつスピーディーに仕事を成立させる支援する評価装置を提供する。【課題を解決するための手段】評価装置は、ユーザー(クリエイター又は制作会社)を分類して、ユーザー相互の期待値を受け付けてこれに基づいて第1評価値を算出する第1評価受付部と、ユーザー相互の再会希望値を受け付けてこれに基づいて第2評価値を算出する第2評価受付部と、ユーザー相互の失望値を受け付けてこれに基づいて第3評価値を算出する第3評価受付部と、第1評価値、第2評価値及び第3評価値に基づいてユーザー相互に対する第4評価値を算出する第4評価受付部と、を備え、第4評価値に基づいてユーザーをランキングして、ユーザーのスケジュールのマッチングに利用する。【選択図】図1

Description

本発明は、Webページ配信を実現するHTTPプロトコルを用いたサーバクライアント構成であるWorld Wide Web (WWW)環境を利用しているインターネットなどのネットワークのWebサイトを介して、ユーザーの間の引き合わせを支援する評価装置に関する。
特許文献1では、アウトソーシングにおいて、複数のWebサイトに掲載されているコンテンツに対するアクセス解析の結果を利用して、ライターの評価分析を行うことができる評価装置、評価方法及び評価プログラムと、当該評価分析に基づいてライターのレコメンドを行うことができるレコメンド装置、レコメンド方法及びレコメンドプログラムを提案している。
特許第5988345号明細書
放送、映像業界では、企業の内外の個人的知り合いや紹介によって、「仕事が欲しいクリエイター」と「クリエイターを集めたい制作会社」が仕事を成立させている。そのため、人手不足の中、スケジュールと能力において、互いに最適な仕事相手を見つけ出すことが至難の業で、アウトソーシングにおける業界最大の課題となっている。
また、例えば、放送、映像業界では第三者的な評価システムが存在していないため、クリエイターの仕事の評価は制作会社の都合に依っている。その結果、フリーランスのクリエイターは客観的なデータに基づくフィードバックを受けられず、成長する機会を失っている。
そして、クリエイターが制作会社を評価することができないので、フリーランスのクリエイターは不利な立場で制作会社と雇用関係を結ばされているだけでなく、クリエイターに最適な雇用主を見つけることができないでいる。
以上の背景から、「仕事が欲しいクリエイター」と「クリエイターを集めたい制作会社」の両者が、スケジュール及び能力に合わせて、最適な仕事を見つけ出し、簡単かつスピーディーに仕事を成立させる支援する評価システムへの要望がある。
本発明の目的は、クリエイターや制作会社などのユーザーの間の引き合わせを可能とする評価装置を提供することである。すなわちユーザーの間にチームビルディング(仲間が主体的に多様性を発揮しつつ、相互に関わりながら一丸となって共通の仕事を達成)したいユーザーの間でマッチングして良好な仕事環境を提供することにある。
本発明による評価装置は、複数のユーザーの各々を第1のグループ又は第2のグループに属するユーザーとして分類してそれらの情報を記憶する記憶部と、前記第1のグループに属する1のユーザーによる前記第2のグループに属する1のユーザーに対する期待値を受け付けてこれに基づいて第1評価値を算出する第1評価受付部と、
前記第1のグループに属する1のユーザーによる前記第2のグループに属する1のユーザーと再度業務をしたいとの希望度合いを示す評価値である再会希望値を前記第1のグループに属する各ユーザーから受け付けて、前記受け付けた再会希望値の平均値を第2のグループに属する1のユーザーに対する第2評価値として算出する第2評価受付部と、
前記第1のグループに属する1のユーザーによる前記第2のグループに属する1のユーザーに対する失望度合いを示す失望値を前記第1のグループに属する1のユーザーから受け付けて前記失望値の平均値を第2のグループに属する1のユーザーに対する第3評価値を算出する第3評価受付部と、
前記第1のグループに属する特定の1のユーザーからの前記第2のグループに属する特定の1のユーザーに対する第4評価値を、前記第1のグループに属する前記特定の1のユーザーから受け付けた前記第2のグループに属する前記特定の1のユーザーに対する期待値に基づいて算出された前記第1評価値、並びに前記第2のグループに属する前記特定の1のユーザーに対する前記第2評価値及び前記第3評価値に基づいて算出する第4評価受付部と、
前記第4評価値に基づいて前記第2のグループに属するユーザーをランキングして、その結果を前記第2のグループに属する前記特定の1のユーザーに提示する第1の提示部と、を含むことを特徴とする。
具体的に、本発明による評価装置は、簡単かつスピーディーに仕事を成立させる支援する評価装置であって、
複数のユーザーの各々を第1のグループ(クリエイター)又は第2のグループ(制作会社)に属するユーザーとして分類してそれらの情報を記憶する記憶部と、
前記第1のグループに属する1のユーザーによる前記第2のグループに属する1のユーザーに対する期待値を、ユーザー相互の期待値計数(理由の有無)を用いて重みづけ処理して前記各ユーザーの第1評価値(素点)を生成する第1解析部と、
前記第1のグループに属する1のユーザーによる前記第2のグループに属する1のユーザーに対する再会希望値の有無を前記第1のグループに属する各ユーザーから受け付けて、再会希望値の有り及び再会希望値の無しの合計ユーザー数に対する前記再会希望値の有りのユーザー数の割合を、前記第2のグループに属する1のユーザーに対する第2評価値(潜在リピート率)として算出する第2解析部と、
前記第2評価値以下である前記第2のグループに属する1のユーザーに対する第3評価値(自己評価ギャップ率)を生成する第3解析部と、
前記第1評価値と前記第2評価値と前記第3評価値の100%に対する補数との積を前記第2のグループに属する1のユーザーに対する(実際の評価である)第4評価値(最終評価値)として生成する第4解析部と、
前記第4評価値に基づいて前記第2のグループに属するユーザーをランキングして、その結果を前記第2のグループに属する1のユーザーに提示する第1の提示部と、を含むことを特徴とする。
本発明による評価装置によれば、映像、放送業界において、「仕事が欲しいフリーランサー」と「フリーランサーを集めたい会社」の両者が、Web上で相互評価をすることにより相互理解を高められ、両者をスピーディーにマッチングさせることができる。
本発明の実施例の評価装置を含む評価システムの全体構成を示すブロック図である。 実施例の評価装置によるクリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される画面表示例を示す図である。 実施例の評価装置によるクリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される画面表示例を示す図である。 実施例の評価装置によるクリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される画面表示例を示す図である。 実施例の評価装置によるクリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される「自己分析」及び「芸能人脈の有無」の選択画面の表示例を示す図である。 実施例の評価装置によるクリエイターが入力した後のWebブラウザにより表示される4角形のレーダーチャートの「自己分析」と、芸能人脈レベルが携帯電話アンテナマークの数で表現される「芸能人脈」の画面表示例を示す図である。 実施例の評価装置による制作会社が入力するためのWebブラウザにより表示される「どのような人材が活躍する現場か」の選択画面の表示例を示す図である。 実施例の評価装置を含むクリエイター及び制作会社に係る評価システムにおける操作の流れを示すフロー図である。 実施例の評価装置により通信端末のディスプレイに表示されたプロフィール及びカレンダー表示が含まれたクリエイターのマイページの一例の画面を示す図である。 図9のマイページに紐づけられたクリエイターのプロフィール画面を示す図である。 図9のマイページのカレンダー表示画面の選択した日付に紐づけられたスケジュールの一覧画面図である。 実施例の評価装置により制作会社端末のディスプレイに表示された制作会社のマイページの一例の画面を示す図である。 実施例の評価装置によるクリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される「満足度の程度」の選択画面の表示例を示す図である。 実施例の評価装置による期待値(ハートマークの数)を、ユーザー相互の期待値計数(理由の有無の反映率)を用いて重みづけ処理して各ユーザーの第1評価値(素点)を生成するための期待値と理由入力の有無の反映率との対応テーブル例を示す表である。 実施例の評価装置による相手ともう一度取引をしたいか、「今後も取引を、希望する、条件が変われば希望する、希望しない」の三段階で評価する選択画面の表示例を示す図である。 図15の「条件が変われば希望する」を選択した場合の条件データを抽出して、より詳しい内容の選択肢が表示される選択画面の表示例を示す図である。 実施例の評価装置によるフィードバック内容を言葉で表す場合の選択画面の表示例を示す図である。 実施例の評価装置によるマッチング部におけるマッチング方法を示す流れ図である。 実施例の評価システムにおけるユーザー(クリエイター、制作会社)がスケジュールを確認する際の手順を示す流れ図である。
本発明の実施例について添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、一例として、所定の手順によって登録されている複数のクリエイターの各人が複数の制作会社の各社からの案件に従事する場合の当該クリエイターと制作会社のマッチングに適用される評価装置において、クリエイターや制作会社のユーザーの間のマッチングを以下に説明する。
図1は、本発明の実施例を示し、評価装置100を含む評価システム101の全体構成を示している。
本実施例の評価システム101はさらに、クリエイター及び制作会社が有する通信端末、例えば制作会社端末102及びクリエイター端末103をも含む。制作会社端末102及びクリエイター端末103は、評価装置100に、携帯電話網、インターネット網などを含む通信網IPを介して接続される。なお、本実施例では、制作会社端末102及びクリエイター端末103の2つのユーザー端末の例を示しているが、2つ以上の多数の制作会社とクリエイターのユーザー端末に接続されて、評価装置100は使用される。なお、これら端末には、例えばスマートフォンや通信接続部を含むPC(Personal Computer)などが含まれる。
評価装置100は、ハードディスク装置やSSD(solid state drive)などにより構成される記憶装置110を含み、記憶装置110に格納された種々のソフトウエアプログラムに従い、RAMを一次記憶用ワークメモリとして利用して、CPUによって装置の処理部の全体を制御するWebサーバとして機能するコンピュータ装置である。評価装置100において、CPUは、様々な処理部(情報送受信部120、評価部130、マッチング部140)を実現する処理手順を記述した制御プログラムを記憶したROMやRAMなどの記憶手段から制御プログラムを読み出し、そのプログラムを解釈して処理部の処理を実行する。また、評価装置100はタイマーやネットワーク接続部(図示せず)を含む。ネットワーク接続部は各種データを制作会社端末102及びクリエイター端末103へ送信し、それらから各種データを受信する。
情報送受信部120は情報の送受信処理をする送受信処理モジュールであり、Webブラウザを介して、クリエイター用の登録画面や制作会社用の登録画面や評価画面を、接続されている端末に表示させて、その操作により、クリエイターDBと制作会社DBに情報を登録、修正できるように構成されている。情報送受信部120は、記憶装置110からクリエイター情報と制作会社情報とをWebブラウザを介して送受信する提示手段として機能する。
評価部130は、制作会社によるクリエイターの評価結果、及びクリエイターによる制作会社の評価結果を集計するモジュールであり、例えば、個別の評価結果をもとに様々な基準で総合判定を行うことができる。評価部130は、第1評価値(素点)を生成する第1解析部131と、第2評価値(潜在リピート率)として算出する第2解析部132と、第3評価値(自己評価ギャップ率)を生成する第3解析部133と、実評価である第4評価値(最終評価値)を生成する第4解析部134と、を含む。これら第1〜第4解析部は第1〜第4評価受付部としても機能する。
評価部130は、制作会社とクリエイターが評価アンケートに入力したデータ及び登録したデータに応じて生成したそれぞれの情報(素点、最終評価値)を、記憶装置110のクリエイターDBと制作会社DBに登録する。
マッチング部140は、マッチング優先順位設定などの処理をするマッチング処理モジュールであり、制作会社が登録した記憶装置110の制作会社DBをもとに、登録されたクリエイターDBから、所定の優先順位で、クリエイターをリストアップする。なお、マッチング部140と情報送受信部120が第1の提示部として機能する。
なお、評価装置100を運営するサービス運営者側は必要に応じて優先順位を変更することができ、また、制作会社側も条件入力時に優先順位を設定できる。
このようにして、評価装置100は、評価部130による評価分析に基づいて、制作会社が求める能力のあるクリエイターに近いクリエイターの提示を行うこともできる。
また、マッチング部140は、最終評価値が高い順に、制作会社DBに登録された案件の特性にマッチングする一又は複数のクリエイターをランキングして、その結果をクリエイターDB111に登録する。
また、情報送受信部120は分類処理部としても機能する。情報送受信部120は、Webブラウザを介した登録画面上でユーザーの自己申告(入力)に基づき「仕事が欲しいクリエイター」と「クリエイターを集めたい制作会社」をカテゴリー分けするプロセスを実行する。以下、仕事を案件とも称する。
情報送受信部120は、複数のユーザー情報をクリエイター情報と制作会社情報とに分類して、結果を記憶装置110に記憶させている。
記憶装置110には、例えば、クリエイター情報を格納するデータベースのクリエイターDB111、制作会社情報を格納するデータベースの制作会社DB112並びにクリエイター及び制作会社の案件に係るスケジュール情報を格納するスケジュールDB113が構築されている。クリエイターDB111におけるクリエイター情報は、第1分類〜第3分類に分けて記憶されている。第1分類は映像制作のジャンルの区別を、第2分類はジャンルにおける職種:ポジション)の区別を、第3分類は自己分析などの区別に係るデータである。
情報送受信部120によるWebページの登録画面を介して、「仕事が欲しいクリエイター」と「クリエイターを集めたい制作会社」のそれぞれの通信端末を介して、アンケート形式で三段階の質問に答えてもらう。回答内容に基づき、第1分類〜第3分類と呼ばれる三要素の分類を行うのである。
<各分類の操作の内容>
<第1分類の入力>
Webブラウザの登録画面を介して、ユーザーが仕事のジャンルを選択する。クリエイターが答えるときは「自分が経験したことのあるジャンル」を、制作会社が答えるときは「その案件に必要な人材のジャンル」を入力する。
図2は、クリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される画面表示例を示す。この表示例では、ジャンルの経験の有無、テレビ−バラエティ、報道、ドラマ、スポーツ、映画、CM、ミュージックビデオ、企業VP、ウェブムービー、その他の11項目から、クリエイターが選択する。クリエイターはジャンルの複数回答可能である。
<第2分類の入力>
Webブラウザの登録画面を介して、ユーザーが各ジャンルにおけるポジションとその経験年数を選択する。クリエイターが答えるときは「自分が経験したことのあるジャンルのポジション」を、制作会社が答えるときは「その案件に必要な人材のジャンルのポジション」を入力する。なお、第1分類で「未経験」を選択した場合、自動的に第2分類は省略される。
図3は、クリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される画面表示例を示す。ポジションの例は、映画、ドラマ以外では、制作スタッフとして、プロデューサー、演出、ディレクター、チーフAD、PM、AD、PA、AP、PM、キャスティング、作家、リサーチャー、TK、ヘアメイク、ヘアメイクアシスタント、スタイリスト、スタイリストアシスタント、美術プロデューサー、美術進行、デザイナー、車両、メイキング撮影、スチールがあり、技術スタッフとしては、TP、TD、カメラマン、CA、VE、音声、照明技師、照明アシスタント、SW、などがある。さらに、映画、ドラマでは、制作スタッフとして、プロデューサー、ラインプロデューサー、キャスティング、制作担当、制作主任、制作進行、TK、ヘアメイク、ヘアメイクアシスタント、スタイリスト、スタイリストアシスタント、美術プロデューサー、美術進行、デザイナー、車両、メイキング撮影、スチール、さらに、演出として、監督、助監督ファースト、助監督セカンド、助監督サード、スクリプタ、エディター、さらに、技術として、カメラマン、フォーカス、CA、VE、録音、照明技師、照明アシスタント、SW、特機(クレーンなど)、ドローン撮影、などがある。
<第3類の入力>
第3類の入力は、Webブラウザの登録画面を介して、ユーザーのクリエイター側に「通勤時間について」「自己分析」及び「芸能人脈の有無」が求められる。
図4は、クリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される「通勤時間について」の選択画面の表示例を示す。この表示例では、渋谷まで<30分以内、1時間以内、1時間以上>の中からの選択と、新橋まで<30分以内、1時間以内、1時間以上>の中からの選択、入力が求められる。
図5は、クリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される「自己分析」及び「芸能人脈の有無」の選択画面の表示例を示す。この表示例では、コミュニケーション力、企画力、指示を出す能力及び自己管理能力の4項目について各五段階での自己評価の入力が求められる。なお、選択画面にて白抜き星形を塗りつぶし星形に(タップやマウスにより)変化させることで自己評価の入力を行うことができる。
図6は、クリエイターが入力した後のWebブラウザにより表示される4角形のレーダーチャートの「自己分析」と、芸能人脈レベルが携帯電話アンテナマークの数で表現される「芸能人脈」の画面表示例を示す。
第3類の入力は、Webブラウザの登録画面を介して、ユーザーの制作会社側にも「通勤時間について」及び「どのような人材が活躍する現場か」の入力が求められる。
図7は、制作会社が入力するためのWebブラウザにより表示される「どのような人材が活躍する現場か」の選択画面の表示例を示す。
<評価装置を含む評価システムにおける操作の流れ>
図8は、上述のユーザーであるクリエイター及び制作会社の第1類〜第3類の入力を含む評価装置100へのユーザー登録からクリエイター及び制作会社の間のスケジュールのマッチングに至る評価システムにおける操作の流れを示すフロー図である。
<クリエイターの操作の流れ>
図8に示すように、クリエイターは、ユーザー通信端末から評価システムの会員登録によって、通信端末のWebブラウザによる登録画面を介して、アカウント、IDなどを取得する(ステップS1)。
次に、ステップS2において、該登録画面を介し、基礎情報として、名前、性別、生年月日、住所、連絡先、口座情報などを入力し、職種、業界歴、ジャンルなどクリエイター情報を入力し、さらに、企画力、コミュニケーション力、管理能力、自己管理力、芸能人人脈レベルの自己評価アンケート(五段階評価)を入力する。
その後、ステップS3において、上記の入力内容でクリエイターのWeb上のマイページが完成し、評価装置100に登録される。図9は、通信端末のディスプレイに表示されたクリエイターのマイページの一例のカレンダー表示を含む画面200を示す。図10は、図9のマイページに紐づけられたクリエイターのプロフィール画面201を示す。
次に、ステップS4において、Webページ上のカレンダー画面においてクリエイターによる空きスケジュール(日付毎又は期間毎)の登録がなされ、空きスケジュール情報がスケジュールDB113(図1)に格納される。なお、スケジュールはカレンダー表示と同期可能であり、複数登録可能である。Webページ上のカレンダー画面において空きスケジュールの日付毎に周囲と異なる色、例えば空色に変えることができる。
次に、ステップS5において、空きスケジュールの日付毎に、該日付がタップ又はクリックにより選択されたときに、Webページ上のカレンダー画面において、登録された制作会社の条件合致案件が一覧表示される。ここで、所定日付部分を選択することで、クリエイターは一覧の中から希望案件を選択できる。図11は、マイページのカレンダー表示画面の選択した日付(2017年02月10日)に紐づけられたスケジュールの一覧画面202の一例を示す。なお、空きスケジュールの日付以外のカレンダー画面日付においても、登録された制作会社のクリエイター条件合致案件を組み込むことができる。
次に、ステップS6において、クリエイターは選択日付の希望の案件を選択して、応募することができる。ここで、クリエイターは評価装置のチャットやメールの機能を用いて、制作会社の担当者とコミュニケーションを取ることができる。
次に、ステップS7において、クリエイターは応募に対する選考待ちして、制作会社からの選考の有無により、選考さなれなければ、ステップS4に戻り、スケジュール登録を行う。ここで、クリエイターは選考されなければ、ステップS8において、クリエイターは制作会社と案件に係る契約(例えば、評価装置のチャットやメールの機能を用いて契約や案件のアポイントメントを取得する)することができる。
次に、クリエイターは案件当日の勤務を行う。
次に、ステップS9において、クリエイターはWebブラウザによる評価画面を介して、終了案件に係る制作会社を評価する。その後、運営者はクリエイターに報酬を支払う。
次に、ステップS10において、クリエイターは評価システムの運営者からクリエイターに報酬の通知を受ける。
次に、ステップS11において、クリエイターは次の案件を再希望か否かを選択し、希望であれば、ステップS4に戻り、スケジュール登録を行う。クリエイターは希望でなければ、終了する。
なお、登録済であるクリエイターは次回から、ステップS4の空きスケジュール登録から評価システムを実行できる。
<制作会社の操作の流れ>
図8に示すように、制作会社の担当者は、評価システムの会員登録によって、Webブラウザの登録画面を介して、アカウント、IDなどを取得する(ステップS12)。
次に、ステップS13において、制作会社は該登録画面を介し、基礎情報として、制作会社の会社概要、過去実績、クレジット又は口座情報、さらに、担当者の名前や実績、経歴などを入力する。
次に、ステップS14において、上記の入力内容で制作会社のWeb上のマイページが完成し、評価装置100に登録される。図12は、制作会社端末102に表示されたプロフィール及びカレンダーが含まれた制作会社のマイページの一例の画面203を示す。
その後、ステップS15において、Web上のマイページのカレンダーの日付(期間)ごとに案件登録として当該案件に必要な情報、日時(期間)及び場所や、クリエイターへの要望条件(期間、役職、報酬、必要レベル(制作会社が希望する人材の能カ(企画力、コミュニケーション力、管理能力、自己管理力、芸能人脈の五段階評価))を入力する。
次に、ステップS16において、Webページ上のカレンダー画面において所定日付部分を選択することで、当該日付案件に条件合致した登録された応募クリエイターが(後述するマッチング部140のランキングに従って)表示される。
次に、ステップS17において、ここで、制作会社の担当者は評価装置のチャットやメールの機能を用いて、応募クリエイターとコミュニケーションを取ることができる。また、制作会社による当該クリエイターの選考が行われる。
次に、ステップS18において、制作会社による当該クリエイターの選考が失敗した場合、ステップS14に戻り、案件登録を行う。クリエイターが選考されれば、ステップS19において、制作会社はクリエイターと契約(例えば、評価装置のチャットやメールの機能を用いて案件の契約相談を実行)することができる。
次に、契約完了後、制作会社が評価装置100を含むシステムの運営者に報酬を支払う。
その後、制作会社の下でクリエイターは案件当日の勤務を行う。
次に、ステップS20において、制作会社の担当者はWebブラウザによる評価画面を介して、当該案件に係るクリエイターを評価する。
次に、ステップS21において、制作会社の担当者は次の案件登録を再希望か否かを選択し、再希望であれば、ステップS15に戻り、案件登録を行う。担当者は希望しなければ、終了する。
なお、制作会社は次回から、ステップS15の案件登録から評価システムを実行できる。
<クリエイターと制作会社の相互評価の評価部130による動作>
図1に示す評価部130は、Webブラウザを介した登録画面上でのユーザーの自己申告(入力)に基づき「仕事が欲しいクリエイター」と「クリエイターを集めたい制作会社」をカテゴリー分けして評価するプロセスを実行する。制作会社とクリエイターが労務終了後に互いをオープンな形で相互評価することで、ユーザー同士のフィードバックを実現し「みんなで作る仕事環境」が達成しやすくなる効果が得られる。
<クリエイターによる制作会社の評価>
クリエイターによる制作会社の評価は、労務終了後の満足度、再会希望値、及びフィードバックの三段階の各々のパラメータを用いてそれらの特性値を算出する。評価の都度、解析が行われる。
<満足度>
クリエイターにより満足度の程度をハートマーク1〜5の5段階で選択し、その理由を自由に入力してもらう。
図13は、クリエイターが入力するためのWebブラウザにより表示される「満足度の程度」の選択画面の表示例を示す。
図1の評価部130の第1解析部131による解析Aにおいて、満足度を以下の独自平均計算に基づき、各ユーザーの満足度の素点として算出する。
素点算出のための独自平均計算は、ハートマークの数に理由入力の有無によって、重み付け処理して、満足度の素点(第1評価値)を算出する。なお、当該5段階の第1評価値は情報送受信部120(第2の提示部)を介して全ユーザーに公開され、クリエイターのプロフィール画面に表示される。
第1解析部131は、Webブラウザを介して受け付けた期待値(ハートマークの数)を、ユーザー相互の期待値計数(理由の有無の反映率)を用いて重みづけ処理して各ユーザーの第1評価値(素点)を生成する。図14は、期待値(ハートマークの数)と理由入力の有無の反映率との対応テーブル例を示す。
図14の対応テーブルに従えば、例えば、
理由ありハートマーク5が9人、理由ありハートマーク4が7人、理由ありハートマーク3が4人、理由ありハートマーク2が3人、理由ありハートマーク1が2人の場合であって、
理由なしハートマーク5が7人、理由なしハートマーク4が6人、理由なしハートマーク3が2人、理由なしハートマーク2が1人、理由なしハートマーク1が3人の場合では、
評価の合計=5×9人×1+4×7人×1.1+3×4人×1.2+2×3人×1.3+1×2人×1.4+5×7人×1+4×6人×1+3×2人×1+2×1人×0.5+1×3人×0.5=168.3
評価した人の母数=(9人×1+7人×1.1+4人×1.2+3人×1.3+2人×1.4+7人×1+6人×1+2人×1+1人×0.5+3人×0.5=45.2
素点=評価の合計÷評価した人の母数=168.3÷45.2=3.72(小数点第3位以下は切り捨て)
以上、この制作会社の素点は3.72となる。
<再会希望値>
再会希望値は、図1の評価部130の第2解析部132及び第3解析部133による解析BA及び解析BBにおいて解析される。
評価装置100の評価装置130の第2解析部132が、今後も取引を希望するか否かのパラメータすなわち再度業務をしたいとの希望度合を示す再会希望値を受け付けて、その平均値を第2評価値(潜在リピート率:リピータ率ともいう)として算出する。
図15は、相手ともう一度取引をしたいか、「今後も取引を、希望する、条件が変われば希望する、希望しない」の三段階で評価する選択画面の表示例を示す。
制作会社とクリエイターが労務終了後にその相手ともう一度取引をしたいか三つの選択肢から一つを選ぶことにより、制作会社とクリエイターの互いの要望が一致していたかを判断することができる。なお、誰がどの相手にどのような評価をしたかは制作会社(運営側)へ公開されるが一般には非公開とする。評価した相手には匿名の情報としてフィードバックが行われる。
<リピータ率を算出(解析BA)>
図15の選択画面における「今後も取引を希望する」「条件が変われば希望する」を選んだ人の割合を算出する。すなわち、「今後も取引を希望する」及び「条件が変われば希望する」と選択した場合を1として、「希望しない」を選択した場合を0として、その合計値の平均値を算出する。ただし、評価された回数が20回未満のときは、リピータ率は80%で固定する。
例えば、44人中、38人が「今後も取引を希望する」「条件が変われば希望する」を選んだ場合、
リピータ率=38÷44=0.86
以上、この制作会社のリピータ率は86%となる。
図16は、図15の「条件が変われば希望する」を選択した場合の条件データを抽出して、より詳しい内容の選択肢が表示される選択画面の表示例を示す。図16の選択画面においては、「条件が変われば希望する」を選択したときにおいて、「賃金への不満□人間関係への不満」「事前説明とのギャップへの不満」「その他」と、より詳しい内容の選択肢が表示される。
<「条件が変われば希望する」を選択したときのリスト表示の変化>
図16の「賃金への不満」にチェックを入れた場合、クリエイターが見る案件リストにおいて、その制作会社が提示する賃金がアップした時のみ表示されるようになる。クリエイターが見る案件リストに表示されるときは「賃金アップしました!」とキャッチコピーで説明が付くようにする。一方、制作会社が見る案件リストにおいて、賃金に不満を持った時より安い賃金をその制作会社が提示した時のみ、案件リストにクリエイターが表示されるようになる。
図16の「人間関係への不満」にチェックを入れた場合、クリエイターが見る案件リストにおいて、その制作会社の担当者が変わった時のみ表示されるようになる。制作会社が見る案件リストにおいても、その制作会社の担当者が変わった時のみ表示されるようになる。
<自己評価ギャップ率を算出(解析BB):失望値>
図16の「事前説明とのギャップへの不満」にチェックを入れた場合、評価装置100の評価装置130の第3解析部133が、クリエイターによる制作会社に対する失望度合いを示す失望値を受け付けて、その平均値を第3評価値(自己評価ギャップ率)として生成する(解析BB)。
この場合、事前説明とのギャップを選択した人数/評価をした人数=自己評価ギャップ率(解析BB)という数値を算出する。
この場合、クリエイターが見る案件リストにおいて、その制作会社の自己評価ギャップ率が30%以内の時のみ表示される。リストに表示されるときは「事前説明のギャップが改善されました!」とキャッチコピーで説明が付く。
この場合、制作会社が見る案件リストにおいて、そのクリエイターの自己評価ギャップ率が30%以内の時のみ表示される。
<最終評価値を算出(解析C):最終的なハートマークの値の算出>
解析Cは全体に表示される最終評価(ハート表記)に反映される数値であって、解析Aの結果(素点)と解析BAの結果(リピータ率)と自己評価ギャップ率(解析BB)とを用いて次の計算式で得られる。
解析Aの結果(素点)×解析BAの結果(リピータ率)×(100%−自己評価ギャップ率(解析BB))=最終評価(最終的なハートマークの値)
例えば、解析Aの結果が3.72で、解析BAの結果が86%で、解析BBの結果が10%の制作会社の場合、
3.72×0.86×(1−0.1)=2.87(小数点第3位以下は切り捨て)
以上、この制作会社のハートマークは2.87となる。
上記の解析は、評価部130における、第1評価値(素点)を生成する第1解析部131と、第2評価値(潜在リピート率)として算出する第2解析部132と、第3評価値(自己評価ギャップ率)を生成する第3解析部133と、実評価である第4評価値(最終評価値)を生成する第4解析部134とによって、実行される。特に、第4解析部134は、第1評価値と第2評価値と第3評価値の100%に対する補数との積を制作会社に対する(実際の評価である)第4評価値(最終評価値)として生成している。なお、当該第4評価値は、第1の提示部の情報送受信部120として制作会社(運営側)へ公開されるが一般には非公開とされる。
<フィードバック>
クリエイターから制作会社へのフィードバック内容を言葉と数値で表す。(フィードバック内容は一般公開されない)
図17は、フィードバック内容を言葉で表す場合の選択画面の表示例を示す。図17のフィードバック内容の各項目(選択枝)を下記のように数値%で対応させてリスト化することもできる。
(フィードバックの表示例)、
86%−−リピート希望率、
76%−−特になし、
3%−−賃金が見合っていなかった、
11%−−指示が不明確だった、
10%−−各業務の責任者が不明確だった、
8%−−約束の時間が守られていなかった、
20%−−業務過多、
2%−−キャリアに不向きな業務内容だった、
9%−−発注元のミスによる業務の非効率化、
22%−−決定事項の遅延による業務の非効率化、
13%−−セクハラがあった、
0%−−モラハラがあった、
0%−−パワハラがあった、
3%−−プライベートが侵害された、
等がある。
<制作会社によるクリエイターの評価>
制作会社によるクリエイターの評価(満足度、再会希望値、及びフィードバックの三段階)は、上記のクリエイターによる制作会社の評価と基本的に同様であるが、主に上記の(解析Aの結果(素点)×解析BAの結果(リピータ率))の積の結果によって評価される。
<マッチング方法>
図18は、マッチング部140におけるマッチング方法を示す流れ図である。以下、マッチング方法をについて説明する。
まず、ステップS31において、マッチング部140は、スケジュールDB113からクリエイターの空きスケジュールと制作会社の案件スケジュールの情報の読込みを行なうとともに、スケジュール一致率の算出を行なう。
ステップS32において、マッチング部140は、クリエイターDBと制作会社DBからクリエイターの「自分が経験したことのあるジャンル」データと制作会社の「案件に必要な人材のジャンル」データの読込みを行なうとともに、第1分類(ジャンル)の一致率の算出を行なう。
ステップS33において、マッチング部140は、クリエイターDBと制作会社DBからクリエイターの「自分が経験したことのあるジャンルのポジション」データと制作会社の「案件に必要な人材のジャンルのポジション」データの読込みを行なうとともに、第2分類(職種:ポジション)の一致率の算出を行なう。
さらにステップS34において、マッチング部140は、クリエイターDBと制作会社DBからクリエイターの「通勤時間、自己評価、芸能人脈の各レベル」データと制作会社の「案件に必要な人材の通勤時間、自己評価、芸能人脈の各レベル」データの読込みを行なうとともに、第3分類(自己評価など)の一致率の合計の算出を行なう。
このようにして、分類による一致率の算出が終了したならば、ステップS35において、マッチング部140は、予め規定されている各分類の一致率の優先度、第3分類>第2分類>第1分類の順で、各分類の所属するクリエイターを、スケジュール一致率の高い組(日ごと)に関して降順にランキングし、ランキング結果をスケジュールDB113に、カレンダー表示形式で登録する。例えば、スケジュール一致率の高いスケジュールの日にち毎に分類の一致率の順でクリエイターを並べるように登録する。
このように、第1の提示部としてのマッチング部140と情報送受信部120は、「クリエイター」の第1のスケジュール情報と「制作会社」の第2のスケジュール情報を取得し、前記第1のスケジュール情報と第2のスケジュール情報との一致率を算出し、上記第4評価値及び当該算出された一致率に基づいて「クリエイター」をランキングして、その結果を「制作会社」に提示することができる。
<スケジュール一致率について>
<単発(1日)の案件>と<レギュラー案件>で異なるスケジュールの一致率の算出を行う。
<単発(1日)の案件について>
「クリエイター」の空きスケジュールと「制作会社」が求める案件スケジュールの一致率を算出する際に、時間単位を用いる。
例えば、9月8日14:00〜22:00の単発(1日)案件に対して、クリエイターAの空きスケジュールが16:00〜23:00である場合、
クリエイターAの一致率=クリエイターのスケジュール6時間÷制作会社のスケジュール8時間=0.75
従って、クリエイターAのスケジュール一致率は75%となる。
<レギュラー案件について>
「クリエイター」の空きスケジュールと「制作会社」が求めるスケジュールの一致率を算出する際に、日単位を用いる。まず、定例会議のスケジュールが一致する人を抽出する。その人たちに関して、定例会議以外の拘束日程の一致率を算出する。
例えば、定例会議が火曜日、拘束日程が週4日のレギュラー案件に対して、クリエイターBの空きスケジュールが火曜日+週3日である場合、
クリエイターBの一致率=クリエイターの空きスケジュール3日÷拘束日程4日=0.75
従って、クリエイターBのスケジュール一致率は75%となる。拘束日程の指定も可能。その場合も指定されていない曜日日数で一致率を算出する。
なお、レギュラー案件についてのスケジュール一致率を算出する際に、レギュラー案件に含まれる各日毎に単発案件のスケジュール一致率の算出方法に従ってスケジュール一致率を算出してもよい。その場合、当該算出された各日のスケジュール一致率に基づいて、レギュラー案件全体のスケジュール一致率を算出してもよい。
<スケジュール確認手順>
図19は、図1の評価システムにおけるユーザー(クリエイター、制作会社)がスケジュールを確認する際の手順を示すフローチャートである。
各ユーザーはユーザー通信端末(制作会社端末102、クリエイター端末103)を用い、スケジュール確認の要求を評価装置100に送信する(S41)。評価装置100の情報送受信部120はユーザーから発信された要求を受け付け、ユーザー認証を実行する(S42)。つづいて、マッチング部140のスケジュール管理部機能によりそのユーザーのスケジュール情報がスケジュールDB113から読み出され(S43)、これを情報送受信部120へ送る。スケジュール情報は情報送受信部120からユーザー通信端末へ送信される(S44)。
ユーザーは送信されたスケジュール情報を、ユーザー通信端末を介して取得し、そのスケジュール情報がカレンダー表示される(S45)。ユーザーは、カレンダー表示されたスケジュールその他の情報を見ることにより、自らのスケジュールおよび案件の情報を確認することができる(S46)。
<初回のシステム利用時の最終評価について>
初回利用時のユーザーは蓄積のデータがないので、最終評価の数値が存在しないことになってしまう。
そこで、解決策として、登録時のアンケートに基づいて第1〜第3分類の分析を行う。
その分類から類似しているクリエイター(制作会社)を割り出し、その最終評価を仮評価として採用する。5回評価を受けることができた段階で、仮評価から実際の最終評価に数字を差し替える。例えば、サービス提供開始時は、全ユーザー仮評価4.00からスタートして、5回評価を受けるまで(4回目の評価まで)は、仮評価と最終評価の平均値を用いる。
<まとめ>
以上、本実施例によれば、第1に、本サービスの実現として、登録されたクリエイターの情報と制作会社の情報やリクエスト(フィードバック)を照合し、システムが現時点でチームビルディングが可能な最適なクリエイター一覧を、制作会社に対して提示するため、制作会社は現時点で自分に合ったクリエイターを容易に探す事ができる。
第2に、本サービスの実現として、仕事の終了後、クリエイターと制作会社がお互いを評価し、その結果がデータベースへ反映される仕組みを自動化することで、制作会社が利用すればするほど、マッチングの精度が向上されて自分により合ったクリエイターの一覧が表示されるサービスが実現される。
また、クリエイターの評価を組み込む事により、クリエイターが自分で設定した報酬に対して制作会社が評価を行うことになる。つまり、クリエイターが良い仕事をすれば、高い報酬でも制作会社がつくことになる仕組みになる。
第3に、生産性向上として、制作会社競争力が強化される。例えば、日時や時間などのクリエイターと制作会社の通信利用状況の情報をサーバで管理できるので、時期や時間に応じたクリエイターの取り揃えや最適雇用人数の推測が可能となり雇用の最適化が実現できる。
100 評価装置
101 評価システム
102 制作会社端末
103 クリエイター端末
110 記憶装置
111 クリエイターDB
112 制作会社DB
113 スケジュールDB
120 情報送受信部
130 評価部
131 第1解析部
132 第2解析部
133 第3解析部
134 第4解析部
140 マッチング部

Claims (3)

  1. 複数のユーザーの各々を第1のグループ又は第2のグループに属するユーザーとして分類してそれらの情報を記憶する記憶部と、
    前記第1のグループに属する1のユーザーによる前記第2のグループに属する1のユーザーに対する期待値を受け付けてこれに基づいて第1評価値を算出する第1評価受付部と、
    前記第1のグループに属する1のユーザーによる前記第2のグループに属する1のユーザーと再度業務をしたいとの希望度合いを示す評価値である再会希望値を前記第1のグループに属する各ユーザーから受け付けて、前記受け付けた再会希望値の平均値を第2のグループに属する1のユーザーに対する第2評価値として算出する第2評価受付部と、
    前記第1のグループに属する1のユーザーによる前記第2のグループに属する1のユーザーに対する失望度合いを示す失望値を前記第1のグループに属する1のユーザーから受け付けて前記失望値の平均値を第2のグループに属する1のユーザーに対する第3評価値を算出する第3評価受付部と、
    前記第1のグループに属する特定の1のユーザーからの前記第2のグループに属する特定の1のユーザーに対する第4評価値を、前記第1のグループに属する前記特定の1のユーザーから受け付けた前記第2のグループに属する前記特定の1のユーザーに対する期待値に基づいて算出された前記第1評価値、並びに前記第2のグループに属する前記特定の1のユーザーに対する前記第2評価値及び前記第3評価値に基づいて算出する第4評価受付部と、
    前記第4評価値に基づいて前記第2のグループに属するユーザーをランキングして、その結果を前記第2のグループに属する前記特定の1のユーザーに提示する第1の提示部と、を含むことを特徴とする評価装置。
  2. 前記第1評価値を、前記第1のグループ及び前記第2のグループに属するユーザーに提示する第2の提示部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  3. 前記第1の提示部は、前記第1のグループに属する1のユーザーの第1のスケジュール情報と前記第2のグループに属する1のユーザーの第2のスケジュール情報を取得し、前記第1のスケジュール情報と前記第2のスケジュール情報との一致率を算出し、前記第4評価値及び当該算出された一致率に基づいて前記第1のグループに属するユーザーをランキングして、その結果を前記第2のグループに属する1のユーザーに提示することを特徴とする請求項1又は2に記載の評価装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021051419A (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 オープンワーク株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム
JP7394294B2 (ja) 2020-11-13 2023-12-08 株式会社サンロフト 日報管理装置およびコンピュータプログラム

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