JP2007216764A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの状態を良好に保ちつつ、低燃費および低エミッションを実現可能なハイブリッド車両を提供する。
【解決手段】エンジン24の停止時間が所定時間経過したと判定されると(ステップS10でYES)、HV−ECU42は、モータジェネレータMG1の目標回転数および駆動時間を設定する(ステップS20)。そして、HV−ECU42は、エンジン24の始動指令をエンジンECU40へ出力することなく、モータジェネレータMG1の駆動指令をMG−ECU38へ出力する。そうすると、モータジェネレータMG1が駆動され、モータジェネレータMG1を用いてエンジン24がクランキングされる(ステップS30)。
【選択図】図3

Description

この発明は、ハイブリッド車両に関し、特に、内燃機関および電動機を動力源として搭載するハイブリッド車両に関する。
近年ますます高まりつつある省エネ・環境問題を背景に、ハイブリッド車両(Hybrid Vehicle)が大きく注目されている。ハイブリッド車両は、従来のエンジンに加え、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする車両である。すなわち、エンジンを駆動することにより動力を得るとともに、直流電源からの電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換された交流電圧によりモータを回転させることによってさらに動力を得るものである。
このようなハイブリッド車両においては、直流電源の充電状態(State of Charge:SOC)が充分であり、かつ、軽負荷走行のとき、エンジンを停止してモータのみで走行することにより、低燃費および低エミッションを実現することができる。
しかしながら、エンジンを長期間にわたって停止させておくと、潤滑油の油膜切れなどが発生し、エンジンの状態が悪化する。また、エンジンに何らかの異常が発生しているときに、異常の発見が遅れるという問題も発生する。
特に、車両外部の電源を用いて直流電源を充電可能なハイブリッド車両においては、外部充電機能を有していないハイブリッド車両に比べて容量の大きい直流電源が搭載され、エンジンを停止させてモータのみで走行する割合が高い。したがって、特に、外部充電機能を有するハイブリッド車両においては、上記の問題が顕在化する。
特許第2914059号公報(特許文献1)は、このような問題に対処可能なハイブリッド車両を開示する。このハイブリッド車両では、車両の走行時および停止時にわたってエンジンの停止時間が計測される。そして、エンジン停止時間が一定値を超えると、次の走行時においてエンジンを始動させる。これにより、エンジンが長期間にわたって停止することを防止し、上記の問題を解決している(特許文献1参照)。
特許第2914059号公報 特許第3551192号公報 特許第3651425号公報 特許第2970280号公報
しかしながら、上記のハイブリッド車両では、エンジンを始動させる頻度によっては、低燃費や低エミッションの実現を阻害し得る。また、走行状態と関係なくエンジンを始動させることは、利用者に違和感を与える。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、エンジンの状態を良好に保ちつつ、低燃費および低エミッションを実現可能なハイブリッド車両を提供することである。
また、この発明の別の目的は、エンジンの異常診断を適切に行ないつつ、低燃費および低エミッションを実現可能なハイブリッド車両を提供することである。
また、この発明の別の目的は、エンジンの状態を良好に保ちつつ、利用者に与える違和感を軽減可能なハイブリッド車両を提供することである。
また、この発明の別の目的は、エンジンの異常診断を適切に行ないつつ、利用者に与える違和感を軽減可能なハイブリッド車両を提供することである。
この発明によれば、ハイブリッド車両は、車両の動力源として搭載される内燃機関および第1の電動機と、内燃機関内に潤滑油を循環させるポンプと、内燃機関の停止時間が所定時間を超えると、内燃機関を始動させることなくポンプを駆動させる制御装置とを備える。
好ましくは、ハイブリッド車両は、内燃機関のクランク軸に回転軸が連結される第2の電動機と、第2の電動機を駆動する駆動装置とをさらに備える。ポンプは、クランク軸に連結されて駆動される。制御装置は、第2の電動機を駆動するように駆動装置を制御する。
さらに好ましくは、制御装置は、外気温度および潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、第2の電動機の回転数を設定する。
また、好ましくは、制御装置は、外気温度および潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、第2の電動機の駆動時間を設定する。
好ましくは、ポンプは、電力によって駆動される電動ポンプを含む。
さらに好ましくは、制御装置は、外気温度および潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、電動ポンプの回転数を設定する。
また、好ましくは、制御装置は、外気温度および潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、電動ポンプの駆動時間を設定する。
好ましくは、制御装置は、第1の所定間隔でポンプを駆動させ、第1の所定間隔よりも長い第2の所定間隔で内燃機関を始動させる。
また、この発明によれば、ハイブリッド車両は、車両の動力源として搭載される内燃機関および第1の電動機と、内燃機関のクランク軸と車両の駆動軸との間に設けられる動力伝達装置と、クランク軸に連結されて駆動され、内燃機関内に潤滑油を循環させる第1のポンプと、駆動軸に連結されて駆動され、動力伝達装置内に潤滑油を循環させる第2のポンプと、内燃機関内を循環する潤滑油の流路と動力伝達装置内を循環する潤滑油の流路との間に設けられるバイパス路とを備える。
好ましくは、ハイブリッド車両は、バイパス路に設けられる開閉弁と、内燃機関の停止時間が所定時間を超えると、第1の所定間隔で開閉弁に開指令を出力する制御装置とをさらに備える。
さらに好ましくは、制御装置は、外気温度および潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、開閉弁の開時間を設定する。
また、好ましくは、制御装置は、外気温度および潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、第1の所定間隔を設定する。
好ましくは、制御装置は、第1の所定間隔よりも長い第2の所定間隔で内燃機関を始動させる。
好ましくは、ハイブリッド車両は、第1の電動機に供給される電力を蓄える蓄電装置と、車両外部の電源を用いて蓄電装置を充電可能な充電手段とをさらに備える。
この発明においては、内燃機関の停止時間が所定時間を超えると、制御装置は、内燃機関を始動させることなくポンプを駆動させるので、燃料の燃焼を伴なわずに内燃機関の各部に潤滑油が行き渡る。また、ポンプが駆動されることにより油圧がかかるので、油圧システムの異常診断などが可能となる。
また、この発明においては、第1のポンプは、クランク軸に連結されて駆動され、内燃機関内に潤滑油を循環させる。第2のポンプは、駆動軸に連結されて駆動され、動力伝達装置内に潤滑油を循環させる。そして、内燃機関内を循環する潤滑油の流路と動力伝達装置内を循環する潤滑油の流路との間にバイパス路が設けられるので、走行中に内燃機関が停止していても、第2のポンプによりバイパス路を介して内燃機関内に潤滑油が供給される。また、内燃機関内に油圧がかけられるので、油圧システムの異常診断などが可能となる。
したがって、これらの発明によれば、内燃機関の状態を良好に保ちつつ、低燃費および低エミッションを実現することができる。また、内燃機関の異常診断を適切に行なうことができる。さらに、内燃機関は始動しないので、利用者に違和感を与えることがない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1によるハイブリッド車両の全体ブロック図である。図1を参照して、ハイブリッド車両10は、動力伝達ギヤ12と、ディファレンシャルギヤ14と、駆動輪16R,16Lと、プラネタリギヤ18と、動力取出ギヤ20と、チェーンベルト22と、モータジェネレータMG1,MG2と、エンジン24と、クランクシャフト25と、レゾルバ26〜28と、ダンパ30と、蓄電装置32と、インバータ34,36と、MG−ECU(Electronic Control Unit)38と、エンジンECU40と、HV−ECU42とを備える。また、ハイブリッド車両10は、ポンプ70,72と、AC/DCコンバータ74と、コネクタ76とをさらに備える。
クランクシャフト25は、ダンパ30を介してプラネタリギヤ18およびモータジェネレータMG1に接続される。ダンパ30は、クランクシャフト25のねじり振動の振幅を抑制する。動力取出ギヤ20は、チェーンベルト22を介して動力伝達ギヤ12に接続される。また、動力取出ギヤ20は、プラネタリギヤ18のリングギヤ54と結合され、リングギヤ54から受ける動力をチェーンベルト22を介して動力伝達ギヤ12に伝達する。動力伝達ギヤ12は、ディファレンシャルギヤ14を介して駆動輪16R,16Lに動力を伝達する。
プラネタリギヤ18は、クランクシャフト25と同軸のキャリア軸64に軸中心を貫通された中空のサンギヤ軸60に結合されたサンギヤ52と、キャリア軸64と同軸のリングギヤ軸62に結合されたリングギヤ54と、サンギヤ52とリングギヤ54との間に配置され、サンギヤ52の外周を自転しながら公転する複数のプラネタリピニオンギヤ56と、キャリア軸64の端部に結合され、各プラネタリピニオンギヤ56の回転軸を軸支するプラネタリキャリア58とから構成される。
このプラネタリギヤ18では、サンギヤ52、リングギヤ54およびプラネタリキャリア58にそれぞれ結合されたサンギヤ軸60、リングギヤ軸62およびキャリア軸64の3軸が動力の入出力軸とされ、3軸のいずれか2軸へ入出力される動力が決定されると、残りの1軸に入出力される動力は、決定された2軸へ入出力される動力に基づいて定まる。
エンジン24は、エンジンECU40からの制御信号に基づいて、吸気管に設けられるスロットルバルブや、点火装置、噴射装置など(いずれも図示せず)を動作させて動力を発生し、その発生した動力をクランクシャフト25へ出力する。
モータジェネレータMG1,MG2は、3相交流電動機から成る。モータジェネレータMG1,MG2の各々は、外周面に複数個の永久磁石を有するロータと、回転磁界を形成する3相コイルが巻回されたステータとを含む。モータジェネレータMG1のロータは、サンギヤ軸60に結合され、モータジェネレータMG2のロータは、リングギヤ軸62に結合される。この各モータジェネレータMG1,MG2は、永久磁石による磁界と3相コイルによって形成される磁界との相互作用によりロータを回転駆動する電動機として動作するとともに、永久磁石による磁界とロータの回転との相互作用により3相コイルの両端に起電力を生じさせる発電機として動作する。
そして、モータジェネレータMG1は、エンジン24によって駆動される発電機として動作し、かつ、エンジン24の始動を行ない得る電動機として動作するものとしてハイブリッド車両10に組込まれ、モータジェネレータMG2は、駆動輪16R,16Lを駆動する電動機としてハイブリッド車両10に組込まれる。
ポンプ70は、エンジン24内に潤滑油を循環させるためのオイルポンプである。ポンプ72は、プラネタリギヤ18を含むトランスアクスル内に潤滑油を循環させるためのオイルポンプである。ポンプ70,72は、クランクシャフト25に連結されて駆動され、クランクシャフト25からトルクを受けて油圧を発生する。
蓄電装置32は、充放電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池から成る。蓄電装置32は、インバータ34,36へ直流電力を供給する。また、車両が走行モードのとき、蓄電装置32は、エンジン24の出力を用いてモータジェネレータMG1により発電された電力および回生制動時にモータジェネレータMG2により発電された電力によって充電される。さらに、車両が停止モードのとき、蓄電装置32は、車両外部の商用電源80から供給される電力によって充電される。
なお、「走行モード」は、図示されないイグニッションキー(または車両システムを起動/停止するためのパワースイッチ、以下同じ。)がオン状態であって車両が走行可能なときの車両状態を示す。また、「停止モード」は、イグニッションキーがオフ状態であって車両が走行可能でないときの車両状態を示す。
なお、蓄電装置32として、大容量のキャパシタを用いてもよい。
インバータ34,36は、蓄電装置32から直流電圧を受け、その受けた直流電圧を交流電圧に変換してそれぞれモータジェネレータMG1,MG2へ出力する。また、インバータ34,36は、モータジェネレータMG1,MG2によって発電された交流電圧を直流電圧に変換して蓄電装置32を充電する。
AC/DCコンバータ74は、HV−ECU42からの信号ENに応じて動作し、コネクタ76に与えられる商用電源80からの電力を蓄電装置32の電圧レベルに変換して蓄電装置32へ出力する。コネクタ76は、車両の停止モード時に商用電源80を用いて蓄電装置32を充電する際に、商用電源80からの電力を入力するための端子である。商用電源80を用いて蓄電装置32の充電が行なわれるとき、商用電源80側のコネクタ82がコネクタ76に接続され、コネクタ76に商用電源80の商用電圧が印加される。
MG−ECU38は、モータジェネレータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な制御指令をHV−ECU42から受ける。また、MG−ECU38は、図示されない電流センサからモータジェネレータMG1,MG2のモータ電流の検出値を受け、図示されない電圧センサから蓄電装置32の電圧の検出値を受ける。そして、MG−ECU38は、HV−ECU42からの制御指令および上記各検出値に基づいて、インバータ34を駆動するための制御信号PWM1およびインバータ36を駆動するための制御信号PWM2を生成し、その生成した制御信号PWM1,PWM2をそれぞれインバータ34,36へ出力する。
エンジンECU40は、エンジン24を駆動制御するのに必要な制御指令をHV−ECU42から受ける。そして、エンジンECU40は、HV−ECU42からの制御指令に基づいて、エンジン24を駆動するための制御信号を生成し、その生成した制御信号をエンジン24へ出力する。また、エンジンECU40は、エンジン24から受けるエンジン24内の潤滑油の温度TOおよび油圧POをHV−ECU42へ出力する。
HV−ECU42は、アクセル開度を示す信号APやブレーキ踏込量を示す信号BP、車両速度SV、蓄電装置32のSOCを示す信号SOC、レゾルバ26〜28からのキャリア軸64、サンギヤ軸60およびリングギヤ軸62それぞれの回転角度検出値などを受ける。そして、HV−ECU42は、走行モード時、上記各信号および各検出値に基づいて、モータジェネレータMG1,MG2およびエンジン24を駆動制御するのに必要な制御指令を生成し、その生成した制御指令をMG−ECU38およびエンジンECU40へ出力する。
また、HV−ECU42は、予め設定された時間継続してエンジン24が停止していると、モータジェネレータMG1を所定の目標回転数で所定時間だけ駆動するための制御指令を生成し、その生成した制御指令をMG−ECU38へ出力する。これにより、エンジン24は、モータジェネレータMG1によってクランキングされる。ここで、この場合、HV−ECU42は、エンジン24を始動するための制御指令をエンジンECU40へ出力しない。したがって、エンジン24は、モータジェネレータMG1によってクランキングされても始動しない。
なお、上記の所定の目標回転数および所定時間は、エンジンECU40から受ける潤滑油の温度TOおよび図示されない温度センサから受ける外気温度TEに基づいて決定される。そして、HV−ECU42は、モータジェネレータMG1が所定の目標回転数で所定時間だけ動作した後、エンジンECU40から受ける潤滑油の油圧POに基づいてエンジン24の異常診断を行なう。
また、HV−ECU42は、停止モード時に商用電源80を用いて蓄電装置32の充電が行なわれるとき、AC/DCコンバータ74の駆動を許可するための信号ENを生成し、その生成した信号ENをAC/DCコンバータ74へ出力する。なお、商用電源80を用いた蓄電装置32の充電は、たとえば、商用電源80を用いた蓄電装置32の充電を指示する充電ボタン(図示せず)が利用者によって操作されたり、コネクタ76にコネクタ82が接続され、かつ、蓄電装置32のSOCが低下しているときに実行され得る。
このハイブリッド車両10においては、車両の停止モード時、車両外部の商用電源80を用いて蓄電装置32を充電することができる。したがって、このハイブリッド車両10は、走行モード時、商用電源80を用いて充電された蓄電装置32からの電力を用いてモータジェネレータMG2のみで長距離走行することができる(以下、エンジン24を停止してモータジェネレータMG2のみを用いた走行を「EV走行」とも称する。)。一方、一回の走行距離が短く、かつ、商用電源80を用いて蓄電装置32がこまめに充電されると、エンジン24が動作する機会がほとんど無くなるという事態が発生し得る。
エンジン24の停止時間が長期間になると、上述のように、潤滑油の油膜切れなどが発生し、エンジンの状態が悪化し得る。しかしながら、このハイブリッド車両10においては、エンジン24が長期間継続して停止していると、モータジェネレータMG1が駆動され、モータジェネレータMG1を用いてエンジン24がクランキングされる。これにより、ポンプ70が駆動され、エンジン24の潤滑状態が確保される。ここで、HV−ECU42は、エンジン24を駆動制御するための制御指令をエンジンECU40へ与えない。したがって、モータジェネレータMG1を用いてエンジン24がクランキングされても、エンジン24は始動しない。
図2は、図1に示したエンジン24の拡大図である。図2を参照して、ポンプ70は、クランクシャフト25の端部に接続される。そして、ポンプ70は、クランクシャフト25からトルクを受けてエンジン24の潤滑油の油圧を発生し、流路106から流路108へ向かう方向に潤滑油を流す。
ポンプ70の下流には、温度センサ102および油圧センサ104が設けられる。温度センサ102は、潤滑油の温度TOを検出し、その検出した温度TOをエンジンECU40へ出力する。油圧センサ104は、潤滑油の油圧POを検出し、その検出した油圧POをエンジンECU40へ出力する。
このように、このエンジン24においては、クランクシャフト25が回転しているとき、ポンプ70が油圧を発生し、エンジン24の潤滑が行なわれる。
図3は、図1に示したHV−ECU42によるエンジン24の潤滑制御に関するフローチャートである。なお、このフローチャートによる処理は、一定時間毎または所定の条件が成立するごとにメインルーチンから呼び出されて実行される。
図3を参照して、HV−ECU42は、エンジン24が停止してからの経過時間を計時し、停止時間が予め設定された所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS10)。なお、上記の所定時間は、エンジン24を良好な状態に維持可能な時間である。そして、HV−ECU42は、エンジン24の停止時間が所定時間を経過していないと判定すると(ステップS10においてNO)、以下の一連の処理を行なうことなくメインルーチンに処理を戻す。
ステップS10においてエンジン24の停止時間が所定時間を経過したと判定されると(ステップS10においてYES)、HV−ECU42は、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOに基づいて、モータジェネレータMG1を用いてエンジン24をクランキングする際のモータジェネレータMG1の目標回転数および駆動時間(クランキング時間)を設定する(ステップS20)。より具体的には、HV−ECU42は、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOが高いほど、モータジェネレータMG1の目標回転数を低く設定し、駆動時間を短く設定する。これは、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOが高いほど潤滑油の粘度が低くなるので、より少ないパワーでエンジン24の潤滑状態を確保できるからである。なお、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOのいずれかのみを用いるようにしてもよい。
そして、HV−ECU42は、エンジン24を始動するための制御指令をエンジンECU40へ出力することなく、設定された目標回転数でモータジェネレータMG1を駆動するための制御指令を生成してMG−ECU38へ出力する。これにより、設定された目標回転数でMG−ECU38によりモータジェネレータMG1が駆動され、エンジン24がクランキングされる(ステップS30)。
モータジェネレータMG1によるエンジン24のクランキングは、設定された駆動時間が経過するまで行なわれる(ステップS40においてNO)。そして、設定された駆動時間が経過すると(ステップS40においてYES)、HV−ECU42は、油圧センサ104によって検出された潤滑油の油圧POに基づいて、エンジン24の油圧が正常であるかを判定する(ステップS50)。より具体的には、HV−ECU42は、予め設定された値まで油圧POが上昇しなかった場合、油圧が異常であると判定する。HV−ECU42は、油圧が正常であると判定すると(ステップS50においてYES)、モータジェネレータMG1を停止させるための制御指令をMG−ECU38へ出力する。これにより、モータジェネレータMG1は停止する(ステップS60)。
ステップS50において油圧が異常であると判定されると(ステップS50においてNO)、HV−ECU42は、モータジェネレータMG1を停止させるための制御指令をMG−ECU38へ出力する。これにより、モータジェネレータMG1は停止する(ステップS70)。その後、HV−ECU42は、エンジン24の起動を禁止する制御指令をエンジンECU40へ出力し、エンジン24の起動を禁止する(ステップS80)。そして、HV−ECU42は、エンジン24に異常が発生している旨の警告をたとえば利用者が視認可能な表示装置に出力する(ステップS90)。
以上のように、この実施の形態1においては、車両外部の商用電源80を用いて蓄電装置32を充電できる。したがって、EV走行時間が長くなり、低燃費および低エミッションを実現できる。一方、EV走行時間が長くなることにより、エンジン24の停止時間が長くなる。しかしながら、この実施の形態1においては、エンジン24の停止時間が所定時間を超えると、HV−ECU42は、エンジン24を始動させることなくモータジェネレータMG1を用いてエンジン24をクランキングさせる。これにより、クランクシャフト25に連結されたポンプ70が駆動され、エンジン24において燃料を燃焼させることなくエンジン24の各部に潤滑油が行き渡る。したがって、この実施の形態1によれば、エンジン24の状態を良好に保ちつつ、低燃費および低エミッションを実現することができる。
また、ポンプ70が駆動されることにより油圧がかかるので、エンジン24の油圧システムの異常診断が可能となる。さらに、エンジン24は始動しないので、利用者に違和感を与えることはない。
また、さらに、この実施の形態1においては、外気温度TEおよび/または潤滑油の温度TOに基づいて、エンジン24のクランキングを行なうモータジェネレータMG1の目標回転数および駆動時間(クランキング時間)が設定される。したがって、安定した潤滑状態を確保することができ、特に温度が高いときは、より少ないパワーで潤滑状態を確保することができる。
[実施の形態2]
図4は、この発明の実施の形態2によるハイブリッド車両の全体ブロック図である。図4を参照して、ハイブリッド車両10Aは、図1に示したハイブリッド車両10の構成において、ポンプ70に代えて電動ポンプ84を備え、HV−ECU42に代えてHV−ECU42Aを備える。
電動ポンプ84は、図示されない補機電源から電力の供給を受け、HV−ECU42Aから制御指令CTL1を受ける。そして、電動ポンプ84は、制御指令CTL1に基づいて駆動され、エンジン24内の潤滑油を循環させる。
HV−ECU42Aは、予め設定された時間継続してエンジン24が停止していると、電動ポンプ84を所定の目標回転数で所定時間だけ駆動するための制御指令CTL1を生成し、その生成した制御指令CTL1を電動ポンプ84へ出力する。なお、所定の目標回転数および所定時間は、エンジンECU40から受ける潤滑油の温度TOおよび図示されない温度センサから受ける外気温度TEに基づいて決定される。
なお、HV−ECU42Aのその他の機能は、実施の形態1におけるHV−ECU42と同じである。また、ハイブリッド車両10Aのその他の構成は、実施の形態1によるハイブリッド車両10と同じである。
このハイブリッド車両10Aにおいては、エンジン24が長期間継続して停止していると、電動ポンプ84が駆動される。これにより、エンジン24を始動させることなく、エンジン24の潤滑状態が確保される。
図5は、図4に示したエンジン24近傍の拡大図である。図5を参照して、電動ポンプ84は、エンジン24に近接して配置され、エンジン24の外部に引出された潤滑油の流路110,112に接続される。そして、電動ポンプ84は、HV−ECU42Aからの制御指令CTL1に応じてエンジン24の潤滑油の油圧を発生し、流路110から流路112へ向かう方向に潤滑油を流す。
図6は、図4に示したHV−ECU42Aによるエンジン24の潤滑制御に関するフローチャートである。なお、このフローチャートによる処理も、一定時間毎または所定の条件が成立するごとにメインルーチンから呼び出されて実行される。
図6を参照して、このフローチャートは、図3に示したフローチャートにおいて、ステップS20,S30,S60およびS70に代えてそれぞれステップS25,S35,S65およびS75を含む。すなわち、ステップS10においてエンジン24の停止時間が予め設定された所定時間を経過したと判定されると(ステップS10においてYES)、HV−ECU42Aは、外気温度TEおよび温度センサ102によって検出された潤滑油の温度TOに基づいて、電動ポンプ84の目標回転数および駆動時間を設定する(ステップS25)。より具体的には、HV−ECU42Aは、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOが高いほど、電動ポンプ84の目標回転数を低く設定し、駆動時間を短く設定する。なお、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOのいずれかのみを用いるようにしてもよい。
そして、HV−ECU42Aは、設定された目標回転数で電動ポンプ84を駆動するための制御指令CTL1を電動ポンプ84へ出力する。これにより、設定された目標回転数で電動ポンプ84が駆動される(ステップS35)。
また、ステップS50において油圧が正常であると判定されると(ステップS50においてYES)、HV−ECU42Aは、電動ポンプ84へ制御指令CTL1を出力して電動ポンプ84を停止させる(ステップS65)。同様に、ステップS50において油圧が異常であると判定されると(ステップS50においてNO)、HV−ECU42Aは、電動ポンプ84へ制御指令CTL1を出力して電動ポンプ84を停止させる(ステップS75)。
以上のように、この実施の形態2においては、エンジン24の停止時間が所定時間を超えると、HV−ECU42Aは、電動ポンプ84を駆動する。これにより、エンジン24において燃料を燃焼させることなくエンジン24の各部に潤滑油が行き渡る。したがって、この実施の形態2によっても、エンジン24の状態を良好に保ちつつ、低燃費および低エミッションを実現することができる。
さらに、この実施の形態2によれば、エンジン24をクランキングしないので、より少ないエネルギーでエンジン24の潤滑状態を確保することができる。
また、実施の形態1と同様に、エンジン24の油圧システムの異常診断が可能となり、さらに、利用者に違和感を与えることもない。また、外気温度TEや潤滑油の温度TOが変化しても、安定した潤滑状態を確保することができ、特に温度が高いときは、より少ないパワーで潤滑状態を確保できる。
[実施の形態3]
この実施の形態3では、エンジン24が長期間停止している場合、消費エネルギーを考慮しつつ定期的にエンジン24の検査が行なわれる。
図7は、この発明の実施の形態3によるハイブリッド車両におけるエンジン24近傍の拡大図である。図7を参照して、実施の形態3によるハイブリッド車両は、ポンプ70に加えて電動ポンプ84も備える。そして、ポンプ70および電動ポンプ84は、流路108によって接続され、潤滑油をエンジン24内の各部に供給する流路112の一端が電動ポンプ84に接続される。
この実施の形態3においては、長期間継続してエンジン24が停止していると、定期的にエンジン24の検査が実施される。ここで、検査には以下に示す3種類の検査が存在する。すなわち、検査は、電動ポンプ84を駆動させての検査(検査1)と、モータジェネレータMG1を用いてエンジン24をクランキングさせての検査(検査2)と、実際にエンジン24を駆動させての検査(検査3)とからなる。そして、これらの各検査は、後述の方法により優先度を設けて実施される。より具体的には、検査実施時の消費エネルギーが最も少ない検査1の実施頻度が高く、検査実施時の消費エネルギーが最も多い検査3の実施頻度が低くなるように検査が実施される。
図8は、この実施の形態3におけるエンジン24の検査の流れを示すフローチャートである。なお、このフローチャートによる処理も、一定時間毎または所定の条件が成立するごとにメインルーチンから呼び出されて実行される。
図8を参照して、この実施の形態3におけるHV−ECU42Bは、エンジン24が停止してからの経過時間を計時し、停止時間が予め設定された所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS110)。HV−ECU42Bは、エンジン24の停止時間が所定時間を経過していないと判定すると(ステップS110においてNO)、以下の一連の処理を行なうことなくメインルーチンに処理を戻す。
ステップS110においてエンジン24の停止時間が所定時間を経過したと判定されると(ステップS110においてYES)、HV−ECU42Bは、予め設定された時間ごとにエンジン24の検査を実施する。そして、HV−ECU42Bは、エンジン24の検査実施タイミングであると判定すると(ステップS120においてYES)、電動ポンプ84を駆動させての検査(検査1)を3回実施済みであるか否かを判定する(ステップS130)。
HV−ECU42Bは、検査1を3回実施済みでないと判定すると(ステップS130においてNO)、電動ポンプ84を駆動して検査1を実施する(ステップS140)。これにより、クランクシャフト25は回転しないけれども、エンジン24内に潤滑油が循環されるので、油圧系が正常か否かを検査できる。
ステップS130において、電動ポンプ84を駆動させての検査(検査1)を3回実施済みであると判定されると(ステップS130においてYES)、HV−ECU42Bは、モータジェネレータMG1を用いてエンジン24をクランキングさせての検査(検査2)を2回実施済みであるか否かを判定する(ステップS150)。
HV−ECU42Bは、検査2を2回実施済みでないと判定すると(ステップS150においてNO)、モータジェネレータMG1を駆動するための制御指令を生成してMG−ECU38へ出力し、エンジン24をクランキングさせて検査2を実施する(ステップS160)。これにより、エンジン24は駆動されないけれども、エンジン24内に潤滑油が循環され、かつ、機械部分も動作するので、さらに詳細な検査を実施できる。
そして、HV−ECU42Bは、電動ポンプ84を駆動させての検査(検査1)の回数を0にリセットする(ステップS170)。これにより、次回から再び3回連続して検査1が実施される。
ステップS150において、モータジェネレータMG1を用いてエンジン24をクランキングさせての検査(検査2)を2回実施済みであると判定されると(ステップS150においてYES)、HV−ECU42Bは、モータジェネレータMG1を駆動するための制御指令を生成してMG−ECU38へ出力するとともにエンジン24を駆動するための制御指令をエンジンECU40へ出力し、エンジン24を始動させて検査3を実施する(ステップS180)。これにより、完全な状態でエンジン24を検査できる。
そして、HV−ECU42Bは、検査1および検査2の回数をいずれも0にリセットする(ステップS190)。これにより、次回再び検査1が実施される。
このように、HV−ECU42Bは、電動ポンプ84を駆動させての検査(検査1)を3回実施すると、モータジェネレータMG1を用いてエンジン24をクランキングさせての検査(検査2)を1回実施する。そして、HV−ECU42Bは、検査2を2回実施すると、エンジン24を始動させての検査(検査3)を実施する。
なお、ポンプ70に加えて電動ポンプ84を設けることにより、上記のように効率的な検査を実施することができるほか、燃費の低減も図ることができる。すなわち、ポンプ70の吐出量は、クランクシャフト25の回転数に応じて決定されるので、全ての回転数域で最適な吐出量を確保することは難しい。そのため、ポンプ70には不必要に吐出量が多い回転数域が存在し、その分エンジン24の負荷が大きくなるので燃費が悪化する。そこで、ポンプ70に加えて電動ポンプ84を設け、ポンプ70の吐出量を抑制するとともに、吐出量の不足分を電動ポンプ84で補う。これにより、全ての回転数域で最適な吐出量を確保することができ、かつ、燃費を低減できる。
以上のように、この実施の形態3においては、エンジン24の停止時間が所定時間を超えると、上記の検査1〜3を定期的に行なうようにしたので、エンジン24の異常を早期に発見することができる。また、検査実施時の消費エネルギーが少ない順に各検査に優先度を設けて実施するようにしたので、検査に伴なう消費エネルギーを低減することができる。
なお、検査1〜3の実施回数は、上記の回数に限定されるものではなく、検査の精度と検査に伴なう消費エネルギーとを考慮して、その他の回数を設定してもよい。
[実施の形態4]
図9は、この発明の実施の形態4によるハイブリッド車両の全体ブロック図である。図9を参照して、ハイブリッド車両10Cは、図1に示したハイブリッド車両10の構成において、ポンプ72に代えてポンプ86を備え、HV−ECU42に代えてHV−ECU42Cを備える。
ポンプ86は、プラネタリギヤ18を含むトランスアクスル内に潤滑油を循環させるためのオイルポンプである。ポンプ86は、動力伝達ギヤ12に連結されて駆動される。すなわち、ポンプ86は、車両の駆動軸に連結されて駆動され、車両の駆動軸からトルクを受けて油圧を発生する。したがって、ポンプ86は、エンジン24が停止していても、車両の走行中は油圧を発生させてトランスアクスル内に潤滑油を循環させる。
また、ポンプ86は、エンジン24が停止しているときにHV−ECU42Cからの制御指令CTL2が活性化されると、以下に説明するように、エンジン24内の潤滑油も循環させる。
図10は、図9に示したハイブリッド車両10Cにおける潤滑油の系統を示す概略ブロック図である。図10を参照して、トランスアクスルTAは、プラネタリギヤ18や動力伝達ギヤ12を含む動力伝達装置であり、ポンプ86は、トランスアクスルTA内に設けられる。そして、トランスアクスルTA内の流路114と、エンジン24内の流路108との間にバイパス路116が設けられ、バイパス路116上に開閉弁118が設けられる。
開閉弁118は、図示されないHV−ECU42Cからの制御指令CTL2に応じて開閉動作を行なう。すなわち、開閉弁118は、開動作を指示する制御指令CTL2を受けると潤滑油を通流させ、閉動作を指示する制御指令CTL2を受けるとバイパス路116を遮断する。
図11は、HV−ECU42Cによる開閉弁118の開閉制御に関するフローチャートである。なお、このフローチャートによる処理も、一定時間毎または所定の条件が成立するごとにメインルーチンから呼び出されて実行される。
図11を参照して、HV−ECU42Cは、エンジン24が停止してからの経過時間を計時し、停止時間が予め設定された所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS210)。HV−ECU42Cは、エンジン24の停止時間が所定時間を経過していないと判定すると(ステップS210においてNO)、メインルーチンに処理を戻す。
ステップS210においてエンジン24の停止時間が所定時間を経過したと判定されると(ステップS210においてYES)、HV−ECU42Cは、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOに基づいて、開閉弁118の開時間および動作間隔を設定する(ステップS220)。より具体的には、HV−ECU42Cは、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOが高いほど、開閉弁118の開時間および動作間隔を短く設定する。これは、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOが高いほど潤滑油の粘度が低くなるので、より少ない時間でエンジン24の潤滑状態を確保できるからである。なお、外気温度TEおよび潤滑油の温度TOのいずれかのみを用いるようにしてもよい。
そして、HV−ECU42Cは、設定された開時間および動作間隔に基づいて、開閉弁118の開閉動作を行なうための制御指令CTL2を生成し、その生成した制御指令CTL2を開閉弁118へ出力する(ステップS230)。これにより、エンジン24が停止していても、バイパス路116を介してエンジン24内に定期的に油圧が発生し、エンジン24の潤滑状態が確保される。
なお、上記においては、エンジン24の停止時にトランスアクスルTA内のポンプ86によりバイパス路116を介してエンジン24内に潤滑油を供給するものとしたが、ポンプ70の故障時に開閉弁118を開状態にしてポンプ86によりエンジン24内に潤滑油を供給するようにしてもよい。また、反対に、ポンプ86の故障時にポンプ70が駆動されていれば、開閉弁118を開状態にしてポンプ70によりバイパス路116を介してトランスアクスルTA内に潤滑油を供給するようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態4においては、エンジン24を循環する潤滑油の流路とトランスアクスルTAを循環する潤滑油の流路との間にバイパス路116が設けられる。これにより、走行中にエンジン24が停止していても、車両の駆動軸に連結されて駆動されるトランスアクスルTA内のポンプ86により、バイパス路116を介してエンジン24内に潤滑油が供給される。したがって、この実施の形態4によれば、エンジン24の状態を良好に保ちつつ、低燃費および低エミッションを実現することができる。
また、ポンプ86によりエンジン24に油圧がかけられるので、エンジン24の油圧システムの異常診断が可能となる。さらに、エンジン24は始動しないので、利用者に違和感を与えることはない。
また、さらに、外気温度TEおよび/または潤滑油の温度TOに基づいて、開閉弁118の開時間および動作間隔を設定するようにしたので、安定してエンジン24の潤滑状態を確保することができる。
なお、上記の各実施の形態においては、ハイブリッド車両は、プラネタリギヤ18によりエンジン24の動力を車両の駆動軸とモータジェネレータMG1とに分割して伝達可能なシリーズ/パラレル型としたが、この発明は、モータジェネレータMG1を駆動するためにのみエンジン24を用い、モータジェネレータMG1により発電された電力を使うモータジェネレータMG2でのみ車両の駆動力を発生するシリーズ型のハイブリッド車両にも適用することができる。
また、上記においては、AC/DCコンバータ74を用いて車両外部の商用電源80から蓄電装置32を充電するものとしたが、モータジェネレータMG1,MG2の各々の3相コイルの中性点に商用電源80からの電力を与え、インバータ10,20を単相PWMコンバータの各相アームとしてそれぞれ動作するようにスイッチング制御して蓄電装置32を充電するようにしてもよい。この方法によれば、AC/DCコンバータ74を備える必要はない。
なお、上記において、エンジン24は、この発明における「内燃機関」に対応し、モータジェネレータMG2は、この発明における「第1の電動機」に対応する。また、ポンプ70および電動ポンプ84の各々は、この発明における「ポンプ」に対応し、HV−ECU42,42A〜42Cの各々は、この発明における「制御装置」に対応する。さらに、モータジェネレータMG1は、この発明における「第2の電動機」に対応し、インバータ34は、この発明における「駆動装置」に対応する。
また、さらに、トランスアクスルTAは、この発明における「動力伝達装置」に対応し、ポンプ70は、この発明における「第1のポンプ」に対応する。また、さらに、ポンプ86は、この発明における「第2のポンプ」に対応し、AC/DCコンバータ74およびコネクタ76は、この発明における「充電手段」を形成する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1によるハイブリッド車両の全体ブロック図である。 図1に示すエンジンの拡大図である。 図1に示すHV−ECUによるエンジンの潤滑制御に関するフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるハイブリッド車両の全体ブロック図である。 図4に示すエンジン近傍の拡大図である。 図4に示すHV−ECUによるエンジンの潤滑制御に関するフローチャートである。 この発明の実施の形態3によるハイブリッド車両におけるエンジン近傍の拡大図である。 この実施の形態3におけるエンジンの検査の流れを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるハイブリッド車両の全体ブロック図である。 図9に示すハイブリッド車両における潤滑油の系統を示す概略ブロック図である。 HV−ECUによる開閉弁の開閉制御に関するフローチャートである。
符号の説明
10,10A,10C ハイブリッド車両、12 動力伝達ギヤ、14 ディファレンシャルギヤ、16R,16L 駆動輪、18 プラネタリギヤ、20 動力取出ギヤ、22 チェーンベルト、24 エンジン、25 クランクシャフト、26〜28 レゾルバ、30 ダンパ、32 蓄電装置、34,36 インバータ、38 MG−ECU、40 エンジンECU、42,42A,42C HV−ECU、52 サンギヤ、54 リングギヤ、56 プラネタリピニオンギヤ、58 プラネタリキャリア、60 サンギヤ軸、62 リングギヤ軸、64 キャリア軸、70,72,86 ポンプ、74 AC/DCコンバータ、76,82 コネクタ、80 商用電源、84 電動ポンプ、102 温度センサ、104 油圧センサ、106,108,110,112,114 流路、116 バイパス路、118 開閉弁、MG1,MG2 モータジェネレータ、TA トランスアクスル。

Claims (14)

  1. 車両の動力源として搭載される内燃機関および第1の電動機と、
    前記内燃機関内に潤滑油を循環させるポンプと、
    前記内燃機関の停止時間が所定時間を超えると、前記内燃機関を始動させることなく前記ポンプを駆動させる制御装置とを備えるハイブリッド車両。
  2. 前記内燃機関のクランク軸に回転軸が連結される第2の電動機と、
    前記第2の電動機を駆動する駆動装置とをさらに備え、
    前記ポンプは、前記クランク軸に連結されて駆動され、
    前記制御装置は、前記第2の電動機を駆動するように前記駆動装置を制御する、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記制御装置は、外気温度および前記潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、前記第2の電動機の回転数を設定する、請求項2に記載のハイブリッド車両。
  4. 前記制御装置は、外気温度および前記潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、前記第2の電動機の駆動時間を設定する、請求項2に記載のハイブリッド車両。
  5. 前記ポンプは、電力によって駆動される電動ポンプを含む、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  6. 前記制御装置は、外気温度および前記潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、前記電動ポンプの回転数を設定する、請求項5に記載のハイブリッド車両。
  7. 前記制御装置は、外気温度および前記潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、前記電動ポンプの駆動時間を設定する、請求項5に記載のハイブリッド車両。
  8. 前記制御装置は、第1の所定間隔で前記ポンプを駆動させ、前記第1の所定間隔よりも長い第2の所定間隔で前記内燃機関を始動させる、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  9. 車両の動力源として搭載される内燃機関および第1の電動機と、
    前記内燃機関のクランク軸と前記車両の駆動軸との間に設けられる動力伝達装置と、
    前記クランク軸に連結されて駆動され、前記内燃機関内に潤滑油を循環させる第1のポンプと、
    前記駆動軸に連結されて駆動され、前記動力伝達装置内に潤滑油を循環させる第2のポンプと、
    前記内燃機関内を循環する潤滑油の流路と前記動力伝達装置内を循環する潤滑油の流路との間に設けられるバイパス路とを備えるハイブリッド車両。
  10. 前記バイパス路に設けられる開閉弁と、
    前記内燃機関の停止時間が所定時間を超えると、第1の所定間隔で前記開閉弁に開指令を出力する制御装置とをさらに備える、請求項9に記載のハイブリッド車両。
  11. 前記制御装置は、外気温度および前記潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、前記開閉弁の開時間を設定する、請求項10に記載のハイブリッド車両。
  12. 前記制御装置は、外気温度および前記潤滑油の温度の少なくとも一方に基づいて、前記第1の所定間隔を設定する、請求項10に記載のハイブリッド車両。
  13. 前記制御装置は、前記第1の所定間隔よりも長い第2の所定間隔で前記内燃機関を始動させる、請求項10に記載のハイブリッド車両。
  14. 前記第1の電動機に供給される電力を蓄える蓄電装置と、
    車両外部の電源を用いて前記蓄電装置を充電可能な充電手段とをさらに備える、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
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