JP2007206587A - 現像器 - Google Patents

現像器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007206587A
JP2007206587A JP2006027993A JP2006027993A JP2007206587A JP 2007206587 A JP2007206587 A JP 2007206587A JP 2006027993 A JP2006027993 A JP 2006027993A JP 2006027993 A JP2006027993 A JP 2006027993A JP 2007206587 A JP2007206587 A JP 2007206587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
discharge port
opening
developing device
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006027993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5181421B2 (ja
Inventor
Hisaya Iwata
尚也 岩田
Tomoyoshi Chihara
朋義 千原
Tetsuji Okamoto
哲二 岡本
Akitsugu Kawamura
明嗣 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006027993A priority Critical patent/JP5181421B2/ja
Priority to US11/655,919 priority patent/US7509080B2/en
Priority to KR1020070011157A priority patent/KR100887222B1/ko
Priority to CN2009101416530A priority patent/CN101561647B/zh
Priority to CNB2007100065881A priority patent/CN100547496C/zh
Publication of JP2007206587A publication Critical patent/JP2007206587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5181421B2 publication Critical patent/JP5181421B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0887Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
    • G03G15/0891Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers
    • G03G15/0893Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers in a closed loop within the sump of the developing device
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0877Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0877Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
    • G03G15/0881Sealing of developer cartridges
    • G03G15/0886Sealing of developer cartridges by mechanical means, e.g. shutter, plug
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
    • G03G2215/0177Rotating set of developing units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0802Arrangements for agitating or circulating developer material
    • G03G2215/0816Agitator type
    • G03G2215/0819Agitator type two or more agitators

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】大型化することなく、排出口からの現像剤の排出を安定させる。
【解決手段】余剰となった現像剤は、矢印Mに示すような流れで、排出口64から貯留室62に排出される。このとき、開閉部材60が開いた状態では、上端が開き、下端側が排出口64の下端部に向かって傾斜面60Dを形成する。このため、溢れ出す現像剤を、傾斜面60Dがガイドして排出口64に導く。したがって、現像剤がスムーズに排出される。換言すると、開閉部材60は排出口64の開閉と、現像剤を排出口64に導くガイドと、の両方の役目をはたしている。
【選択図】図17

Description

本発明は、現像器に関する。
トリクル方式では、トナーとキャリアとを予め混ぜた現像剤を現像剤カートリッジ内に収容し、現像剤カートリッジから現像器にトナー供給すると同時に少しずつ新しいキャリアも供給する。このとき現像器内の現像剤量が増加するので、ある一定量以上たまると余剰となった現像剤を現像器外へ排出する。よって、現像剤の劣化、すなわち帯電量が所定値以下に下降することなく安定する。
このようなトリクル方式において、特許文献1のように、回転式現像装置の回転動作を利用して、現像器の排出口から余剰となった現像剤を排出する構成が提案されている。(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1の構成は、単色モードで印字を行っている時など、現像器が回転しない状態が続くと現像器の回転が適切に行われている場合と比較して、現像器内の現像剤量のコントロールが困難であり、現像剤で現像器が充満する。このためトルクアップや濃度低下等の不具合が発生しやすくなる。また、余剰現像剤を排出するため回転動作を頻繁に入れると生産性が低下する。
また、特許文献2には、攪拌搬送オーガの一部で現像剤を滞留させて、現像剤の水位が上昇した所を上部にある排出口から余剰となった現像剤を排出させる構成が提案されている。(特許文献2参照)。
しかし、特許文献2の構成は、現像器の上部の排出口から排出した余剰となった現像剤は、水平方向に移動しにくい。このため、現像剤を回収部まで搬送する搬送部材が無いと、現像剤を多く貯留できない(貯留性能に限界がある)。したがって、やはり単色モードで印字を行っている時など、現像器が回転しない状態が続くと余剰となった現像剤を排出できいなので、現像剤で現像器が充満する。このためトルクアップや濃度低下等の不具合が発生しやすくなる。また、現像剤を排出するため回転動作を頻繁に入れると生産性が低下する。或いは、現像剤を回収部まで搬送する搬送部材を設けるとコストアップとなる。
今までの問題に対して、特許文献3には、排出口を、現像器筐体の側面と攪拌搬送オーガとの間に上方が開口するように設け、溢れ出した現像剤を貯留室に貯留するとともに回転動作に伴い回収部に回収し、さらに、過剰に現像剤が排出されるのを防止するため、排出口に回転に伴い自重で開閉する開閉部材を取り付けた構成が提案されている。(特許文献3参照)。
しかし、特許文献3に記載の構成は、現像剤の水位変動に応じてスムーズに排出をするためには、開閉部材が現像剤の溢れ出しや貯留室での現像剤の溜め込みを阻害しないようにする必要がある。よって、開閉部材の開閉動作のストロークを十分確保する必要がある。さらに、排出口を十分高くするとともに十分広くする必要がある。
また、特許文献4には、排出口面を水平面より傾斜させることで、現像剤の交換が不要であるという高メンテナンス性と高画質維持特性とを、簡易な構成で実現させた構成が提案されている。(特許文献4参照)。
しかし、特許文献4の構成では、開閉部材は、排出口面の傾斜の延長線上に回転支点を持つ必要がある。そして、現像剤の自重による排出を行う場合、排出口面の傾斜角度を大きくしないと排出口に現像像剤が溜まってしまう。しかし、傾斜角度を大きくすると、開閉部材の取り付けのために上部空間を広くする必要があった。
特開平09−218575号公報 特開2000−112229号公報 特開2003−114578号公報 特開2003−323028号公報
このように、現像剤の排出を安定させることは、現像器の大型化に繋がっていた。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、大型化することなく、排出口からの現像剤の排出を安定させることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、少なくともトナーとキャリアとを含む現像剤を収容し像担持体に形成された潜像を現像するとともに、回転体に保持され、前記回転体の回転によって順次前記像担持体の現像位置に対向させられる現像器において、当該現像器の内部に設けられ、回転する搬送軸と、前記搬送軸の外周に形成され、該搬送軸の回転に伴い、前記現像剤を軸方向に搬送する現像剤搬送部と、前記搬送軸と対向する内壁面に設けられ、前記現像器内部から現像剤を排出する排出口と、前記排出口から排出された前記現像剤を貯留する貯留室と、前記回転体の回転に伴い自重によって前記排出口を開閉し、前記現像位置で開いた状態となる開閉部材と、を備え、前記開閉部材は、開閉支点が前記現像位置における該開閉部材の下端部にあることを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、現像剤搬送部によって搬送された現像剤を、排出口から排出することで、現像器内の現像剤の量を一定に保っている。
さて、開閉部材は、開閉支点が下端部にあり、上端側が開閉する構成となっている。よって、開閉部材が開いた状態では、排出口に向かって傾斜面を形成する。このため、排出される現像剤を、この傾斜面がガイドして排出口に導く。したがって、現像剤がスムーズに排出口から排出される。また、換言すると、開閉部材は排出口を開閉する部材と、現像剤を排出口に導く部材と、の両方の役目をはたしている。
このように、現像器が大型化することなく、現像剤の排出をスムーズに安定させている。また、開閉部材の開閉ストロークを必要以上に大きくすることによる現像剤の過剰排出も防止できる。
請求項2に記載の発明は、前記開閉部材は、前記開閉支点側と反対側の端部を重くしたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、開閉部材は、開閉支点側と反対側の端部を重くしている。よって、開閉部材の開閉がよりスムーズである。また、開いた状態では、開閉部材が開く方向に、より力が係るので、開閉部材が開いた状態をより維持し易くなる。
請求項3に記載の発明は、少なくともトナーとキャリアとを含む現像剤を収容し像担持体に形成された潜像を現像するとともに、回転体に保持され、前記回転体の回転によって順次前記像担持体の現像位置に対向させられる現像器において、当該現像器の内部に設けられ、回転する搬送軸と、前記搬送軸の外周に形成され、該搬送軸の回転に伴い、前記現像剤を軸方向に搬送する現像剤搬送部と、前記搬送軸と対向する内壁面に形成され、前記内壁面から現像剤を排出する排出口と、前記排出口から排出された前記現像剤を貯留する貯留室と、前記回転体の回転に伴い自重によって前記排出口を開閉し、前記現像位置で開いた状態となる板状の開閉部材と、を備え、前記開閉部材は、搬送方向上流側の端部の前記排出口と反対面に、搬送方向に向かって断面が狭くなる整流部が形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、現像剤搬送部によって搬送された現像剤が、排出口から排出することで、現像剤の水位を一定に保っている。
さて、現像剤搬送部によって搬送された現像剤は、板状の開閉部材の搬送方向上流側の端部に当たる。この端部の排出口と反対面には、搬送方向に向かって断面が狭くなる整流部が形成されている。そして、整流部によって、端部に当たった現像剤が、この端部近傍に滞留することなくスムーズに流れ、排出口からスムーズに安定して排出される。
また、整流部は端部の排出口と反対面に形成されているので、開閉部材が閉じた状態では、端部に当たった現像剤は排出口と反対側に流れ、端部近傍に滞留しない。また、現像剤の流れによって開閉部材を閉じる方向に力がかかるので、閉じた状態をより維持しやすい。
請求項4に記載の発明は、前記開閉部材の前記整流部は、前記端部の前記排出口と反対面に形成された斜面であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、開閉部材の端部の排出口と反対面に形成された斜面によって、端部に当たった現像剤が滞留することなく流れ、排出口からスムーズに排出される。
請求項5に記載の発明は、前記開閉部材の前記整流部は、前記端部の前記排出口と反対面に形成された階段部であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、開閉部材の端部の排出口と反対面に形成された階段部によって、端部に当たった現像剤が滞留することなく流れ、排出口からスムーズに排出される。
請求項6に記載の発明は、前記開閉部材は、搬送方向下流側の端部の形状が、搬送方向上流側の前記端部の前記整流部を180°回転した形状になっていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明では、開閉部材の、搬送方向上流側の端部とは逆の、搬送方向下流側の端部の形状は、搬送方向上流側の端部の整流部を180°回転した形状(点対称)になっている。つまり、開閉部材を180°回転させて、すなわち、端部を左右逆に取り付けても(搬送方向下流側の端部を上流側の端部としても)、搬送方向上流側の端部には、同じように整流部が設けられる。よって、組み立て作業が容易である。
請求項7に記載の発明は、前記搬送軸は、前記現像剤搬送部の端部より搬送方向下流側に、前記現像剤搬送部とは逆向きの螺旋状の現像剤逆方向搬送部を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明では、搬送軸の現像剤搬送部の端部より搬送方向下流側に、現像剤搬送部とは逆向きの螺旋状の現像剤逆方向搬送部を備えている。
このように、端部に現像剤逆方向搬送部を設けることによって、側壁に現像剤が押し付けられることがない。
請求項8に記載の発明は、前記排出口の搬送方向上流側近傍の前記現像剤搬送部と前記内壁面との間隔を狭くしたことを特徴としている。
請求項8に記載の発明では、排出口の搬送方向上流側近傍の現像剤搬送部と内壁面との間隔を狭くしたので、排出口の搬送方向上流側近傍の現像剤の搬送力が高くなる。よって、現像剤は、よりスムーズに排出口から排出される。
なお、現像剤搬送部と内壁面との間隔を、全域にわたって狭くすると、現像剤搬送部の撓みや反りやなどによって、内壁面を擦ってしまう可能性が高くなる。よって、現像剤の搬出に効果の大きい排出口の搬送方向上流側近傍の間隔を狭くすることで、現像剤搬送部が内壁面を擦ってしまうことを防止しつつ、現像剤をよりスムーズに排出口から排出している。
請求項9に記載の発明は、前記排出口の搬送方向上流側近傍の前記現像剤搬送部の外周を大きくし、前記現像剤搬送部と前記内壁面との間隔を狭くしたことを特徴としている。
請求項9に記載の発明では、排出口の搬送方向上流側近傍の現像剤搬送部の外周を大きくして、現像剤搬送部と内壁面との間隔を狭くしたことにより、排出口の搬送方向上流側近傍の現像剤の搬送力を高くし、スムーズに排出口から現像剤を排出させている。
請求項10に記載の発明は、前記排出口の搬送方向上流側近傍の前記内壁面を前記現像剤搬送部に近づけ、前記現像剤搬送部と前記内壁面との間隔を狭くしたことを特徴としている。
請求項10に記載の発明では、排出口の搬送方向上流側近傍の内壁面を現像剤搬送部に近づけて、現像剤搬送部と内壁面との間隔を狭くしたことにより、排出口の搬送方向上流側近傍の現像剤の搬送力を高くし、スムーズに排出口から現像剤を排出させている。
以上説明したように本発明によれば、大型化することなく、排出口からの現像剤の排出を安定させることができる。
以下、本発明に係る現像器を説明する。なお、本発明の本質と直接関係しないものについては、図示及び説明を省略する。
図1は、各色の現像器12を備える回転式現像装置10が設けられた画像形成装置01の要部を示す構成図である。画像形成装置01は、電子写真プロセスにより、記録用紙等の記録媒体に画像を形成する。現像方式は、所謂2成分系の現像方式を採用している。また、トリクル方式を採用している。
トリクル方式とは、現像剤カートリッジ80にトナーとキャリアとを予め混合した現像剤を収容し、現像剤カートリッジ80からトナーとキャリアとを同時に現像器12に供給するともに、余剰となった現像剤を排出し、現像剤の劣化を防止する方式である。
さて、図1に示すように画像形成装置01は、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム102が、図中の矢印R1方向に回転可能に支持されている。矢印R1方向に回転する感光体ドラム102の表面は、帯電手段(図示略)によって帯電する。帯電した感光体ドラム102は露光手段(図示略)によって、画像情報に応じたレーザー光などを照射して露光することで、感光体ドラム102に静電潜像を形成する。この静電潜像を回転式現像装置10の現像器12によって現像し、感光体ドラム102上にトナー像を形成する。
回転式現像装置10は、中心部分に回転体11を備えている。回転体11は、ブラック用の現像器12K、イエロー用の現像器12Y、マゼンタ用の現像器12M、シアン用の現像器12C、を保持している。また、回転体11の回転軸はモータ、ギア機構などの駆動手段(図示せず)により、矢印R2方向に自在に回転可能となっている。
なお、以降、各色を区別する場合は符号の後に、Y,M,C,Kのいずれかを付し、各色を区別する必要がない場合は、Y,M,C,Kを省略する。
さて、感光体ドラム102上にブラックのトナー像を形成する時は、回転体11を回転させ、感光体ドラム102と近接する現像位置P1(図2参照)にブラック用の現像器12Kを配置して現像を行う。同様に、イエローのトナー像を形成する時は、回転体11を矢印R2方向に略90°回転して現像位置P1にイエロー用の現像器12Yを配置して現像を行う。同様に、マゼンタ、シアンのトナー像を形成する場合には、更に略90°ずつ、回転体11を矢印R2方向に回転させて現像位置P1に現像器12M、12Cを配置して現像を行う。
このように感光体ドラム102に順番に各色トナー像を形成し、その都度、中間転写体(図示略)に転写する。そして、中間転写体に各色トナーが重ね合わされてフルカラートナー像となり、この中間転写体上のフルカラートナー像は一括して記録用紙(図示略)などに転写される。
なお、図2に示すように、現像器12が感光体ドラム102に現像する位置が現像位置P1である。また、現像位置P1から矢印R2方向に90度回転した位置が位置P2であり、同様に位置P2から90度回転した位置が位置P3、位置P3から90度回転した位置が位置P4である。そして、位置P4から90度回転した位置が現像位置P1である。なお、図2は簡略化して模式的に図示した図である。
つぎに、現像器12について説明する。なお、現像器12単体の図のいずれも現像位置P1(図2参照)の状態を図示している。
図3に示すように、現像器12は、第一室20、第二室22、第三室24の三つに分かれている。第一室20と第二室22、第二室22と第三室24とは連通している。また、第三室24には、現像剤カートリッジ80が連通している。また、第一室20、第二室22、第三室24は、現像剤カートリッジ80から供給された、トナーとキャリアとからなる現像剤で充填されている。
第一室20には、現像ロール28と第一攪拌搬送オーガ30とを備えている。第二室22には、第二攪拌搬送オーガ40を備えている。第三室24には、補給用オーガ50を備えている。また、それぞれ図に垂直な軸を回転軸として回転する。換言すると、図4に示すように、回転する棒状の現像ロール28、第一攪拌搬送オーガ30、第二攪拌搬送オーガ40、補給用オーガ50が平行に並んでいる。
なお、現像ロール28は、現像位置P1において、感光体ドラム102に対向する位置にある。(図2参照)。図3に示すように、現像ロール28は、筐体13の横側壁に回転可能に軸支されており、図示しないギア機構で回転するようになっている。また、現像ロール28は、スリーブ内に磁石を内包するマグネットローラである。したがって、現像ロール28は、現像剤に含まれるキャリアを磁力によって吸着して磁気ブラシを形成するとともに、キャリアにトナーが吸着する。そして、層規制部材29よって現像ロール28上に現像剤が層形成される。
また、図3と図4とに示すように、現像ロール28と平行に第一攪拌搬送オーガ30と第二攪拌搬送オーガ40とが配置され、筐体13の横側壁に軸支されている。この第一攪拌搬送オーガ30、第二攪拌搬送オーガ40のシャフト32、42の端部には、図示しないギア機構が設けられており、現像ロール28と同方向へ回転するようになっている。
図4に示すように、第一攪拌搬送オーガ30のシャフト32の外周には現像剤搬送部34が形成されている。現像剤搬送部34は螺旋形状となっている。同様に、第二攪拌搬送オーガ40のシャフト42の外周には現像剤搬送部44が形成されている。現像剤搬送部44は、前記現像剤搬送部34と反対方向に傾いた螺旋形状となっている。
したがって、現像ロール28の回転に伴い、第一攪拌搬送オーガ30、第二攪拌搬送オーガ40が回転すると、第一攪拌搬送オーガ30は現像剤を矢印A方向に搬送しながら攪拌し、現像ロール28に現像剤を供給する。また、第二攪拌搬送オーガ40は、矢印B方向(矢印Aと反対方向)に現像剤を搬送しながら攪拌する。
図3と図4とに示すように、筐体13には、第一攪拌搬送オーガ30と第二攪拌搬送オーガ40との間を長手方向に仕切る、すなわち第一室20と第二室22とを仕切る仕切板14が設けられている。
図4に示すように、この仕切板14の長手方向の両端部には、それぞれ巡回口14A、14Bが形成されている。よって、第一攪拌搬送オーガ30で攪拌搬送された現像剤が、巡回口14Aを通って第二室22へ搬送され、第二攪拌搬送オーガ40で攪拌搬送された現像剤が巡回口14Bを通って、第一室20へ搬送されるようになっている。すなわち、仕切板14を境に現像剤が循環する。
また、第一攪拌搬送オーガ30、第二攪拌搬送オーガ40、それぞれの現像剤の搬送方向側の端部には、現像剤搬送部34,44とは逆巻きの現像剤逆方向搬送部36,46が設けられている。
現像剤逆方向搬送部36,46は、現像剤搬送部34,44のピッチより狭くなっているとともに、傾斜角度も現像剤搬送部34,44より小さい。よって、現像剤の搬送能力はパイラル部34,44より低い。なお、第一攪拌搬送オーガ30の現像剤搬送部34と第二攪拌搬送オーガ40現像剤搬送部44とは、略同じ搬送能力となっている。
このように、両端部に現像剤逆方向搬送部36,46を設けることによって、筐体13の横側壁に現像剤が押し付けられることなく、現像剤搬送部34,44と現像剤逆方向搬送部36,46との境界部で現像剤が滞留する。そして、両端部の巡回口14A,14Bからスムーズに排出されるので、仕切板36を境に現像剤が第一室20と第二室22との間をスムーズに循環する。
また、図5(A)に示すように、第二攪拌搬送オーガ40の現像剤搬送部44の上流側端部側の三巻き分44Lのみ外径を若干大きくし(本実施形態では約0.5mm大きく)、現像剤の搬送力を高めている。
図4に示すように、第二攪拌搬送オーガ40と平行に、補給用オーガ50が横側壁に軸支されている。また、補給用オーガ50と第二攪拌搬送オーガ40との間には、仕切板16が形成されている。
図3に示すように、補給用オーガ50の上部には、すなわち、第三室24の上部には、現像剤カートリッジ80が取り付けられている。
図8に示すように、現像剤カートリッジ80は円筒状をしており、内部が収容室82と回収室84とに分かれている。収容室82の内部にはコイルバネ状の搬送部材99があり、この搬送部材99の回転運動によって、現像剤を補給口86から第三室24にトナーを補給するようになっている。(図3、図4参照)。
図4に示すように、補給された現像剤は、補給用オーガ50で搬送され、仕切板16に形成された供給口16Aから第二室22に補給される。また、画像形成時の画像密度に応じて、制御部(図示略)が第三室24の補給用オーガ50を回転させて現像剤を第二室22に補給する。
図4、図5(A)、図6に示すように、第三室24は、第二攪拌搬送オーガ40の現像剤搬送部44の搬送方向(矢印B方向)下流側端部の手前までとなっており、第一室20、第二室22より短くなっている。そして、この短くなった部分は貯留室62となっている。
図9に示すように、この貯留室62の上部は、現像剤カートリッジ80の回収室84(図8参照)と連通している。
図7と図9とに示すように、第二攪拌搬送オーガ40の現像剤搬送部44と現像剤逆方向搬送部46との境界部に対向する内壁面、すなわち、貯留室62(図5参照)と第二室22との間を仕切る仕切板16には、排出口64が形成されている。
さて、図2、図7、図9などに示すように、排出口64と第二攪拌搬送オーガ40との間には、板状の開閉部材60が設けられている。開閉部材60は、現像位置P1における、開閉部材60の下端部に形成された回動軸61を回動中心に回動する。また、回動軸61は、排出口64の下端の下に配置されている。
そして、図2、図7、図9、図13に示すように、回転体11の回転(重力の作用方向の変化)によって自重で上端が矢印Nで示すように回動することで、排出口64を開閉する。なお、現像位置P1のときは、開閉部材60は開放した状態となる。
また、図9、図13に示すように、開閉部材60は、ストッパー68に当たることで、所定の角度まで開いて止まる。
図13、図14に示すように、開閉部材60の上端部は折り返され厚くなっており、上端部の方が下端部より重くなっている(回動軸61と反対側の端部の方を重くしている)。つまり、開閉部材60の重心は中心より上方にある。
さらに、図10に示すように、開閉部材60の、現像剤の搬送方向(矢印B方向)上流側の端部は、現像剤の搬送方向(矢印B方向)に向かって尖ったくさび状となるように、斜面60Aが形成されている。なお、この斜面60Aは、排出口64の反対側の面に形成されている。また、反対側の端部(搬送方向の下流側端部)には、排出口64側に斜面60Bが形成され、左右の端部(上流側と下流側の端部)は点対称の形状となっている。つまり、180°回転しても同形状となっている。
つぎに、回転体11の回転(重力の作用方向の変化)に伴う、開閉部材60の開閉動作と、余剰となった現像剤の、排出口64から排出について説明する。
図2に示すように、現像位置P1では、開閉部材60が開いている。したがって、現像剤の水位が所定の高さより高くなろうとすると、余剰となった現像剤が排出口64から排出される(図6、図12、図17(A)なども参照)。排出口64から排出された現像剤は貯留室62に貯留される。
90°回転して位置P2となると、開閉部材60は自重によって排出口64を閉じる。よって、現像剤が排出口64から貯留室62には排出されない。
さらに90°回転して位置P3となると、重力により貯留室62の現像剤が現像剤カートリッジ80の回収室84に送られる。
さらに90°回転して位置P4となると、開閉部材60は自重によって開く。しかし、排出口64は上方に位置しているので、現像剤は排出口64から貯留室62には排出されない。
そして、さらに90°回転すると元の現像位置P1となる。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
現像位置P1において、図6、図12、図17(A)に示すように、第二攪拌搬送オーガ40によって、矢印Bの方向に現像剤が送られ、矢印Mに示すような流れで、余剰となった現像剤が排出口64から貯留室62に排出される。
このとき、図17(A)に示すように、開閉部材60が開いた状態では、上端が開き、下端側が排出口64の下端部に向かった傾斜面60Dを形成する。このため、排出される現像剤を、傾斜面60Dが排出口64に導く。したがって、現像剤がスムーズに排出される。換言すると、開閉部材60は排出口64の開閉と、現像剤を排出口64に導くガイドと、の両方の役目をはたしている。
また、図5(A)に示すように、第二攪拌搬送オーガ40の現像剤搬送部44の上流側端部側の三巻き分44Lは外径を若干大きくし、三巻き分44Lと仕切板16との隙間を狭くしているので、仕切板16のより近くにある現像剤を搬送できる。このように、現像剤の搬送力を高めているので、よりスムーズに排出口64から排出される。
なお、現像剤搬送部の全域に渡って外径を大きくすると、より搬送力は高まる。しかし、現像剤搬送部の全域に渡って仕切板(内壁面)と隙間が狭くなる。このため、第二攪拌搬送オーガの撓みや反り、或いはスパイラス部の外径の成形精度(公差)などによって、仕切板(内壁面)と擦ってしまう可能性が高くなる。よって、本実施形態は、現像剤の排出に効果の大きな三巻き分44Lのみの外径を大きくすることで、仕切板16(内壁面)と擦ることを防止しつつ、現像剤をよりスムーズに排出させている。
なお、本実施形態では、現像剤搬送部44の外径を大きくしたが、図5(B)に示すように、三巻き分44Lに対向する仕切板16Aを近づけ、仕切板16Aとの隙間を狭くしても良い。このとき、図5(C)に示すように、傾斜面16Bを設け段差をなくした方が、現像剤がよりスムーズに流れるので、好適である。
さらに、図10(A)に示すように、開閉部材60の搬送方向上流側の端部には、搬送方向に向かって尖ったくさび状となるような斜面60Aが形成されている。したがって、図中の矢印Mと矢印mとで示すように、現像剤が開閉部材60の搬送方向上流側端部に当たって塞き止められて滞留することなく、すりきられるように分かれてスムーズに搬送されて排出口64から排出される。
また、斜面60Aは排出口64と反対側に形成され、排出口64側の面はフラットである。このため、図10(B)に示すように、開閉部材60が閉じた状態では、矢印mで示すように、仕切板16(排出口64)と反対側に現像剤が流れる。このため、現像剤の流れが開閉部材60を押し開くことなく、むしろ閉じる方向に力がかかるので、好適である。
なお、上記の効果をより高くするためには、斜面60Aは鋭角である方が望ましい。
さらに、反対側の端部(搬送方向の下流側端部)は、排出口64側に傾斜60Bが形成されている。つまり、左右の端部(上流側と下流側の端部)は点対称の形状であり、180°回転しても同形状となる。よって、開閉部材60を180°回転させて取り付けても、すなわち、左右を逆に取り付けても、同様に上流側の端部が排出口64と反対側が斜面となる。したがって、組み立て作業が容易である。
なお、開閉部材60の搬送方向上流側の端部は、現像剤が滞留することなくスムーズに搬送されるように、搬送方向に向かって徐々に狭くなっていく(断面が徐々に小さくなっていく)構成であれば良い。例えば、図11、図15の開閉部材160のように、搬送方向上流側の端部に階段部160Aが形成された構成であっても良い。この場合も、反対側の端部は点対称の階段部160Bが形成され、左右を逆に取り付けても良い構造とすることが望ましい。
さらに、図17(A)から(C)へと順番に示すように、現像器12の回転によって現像剤が、開閉部材60を閉じるように覆いかぶさってくるので、開閉部材60がスムーズに閉じる。
また、図13、図14などに示すように、開閉部材60は上端部(回動軸61と反対側)が折り返されて重くなっており、重心は中心より上方(回動軸61と反対側)にある。このため、開閉部材60の開閉動作がよりスムーズとなっている。また、現像位置P1において、開閉部材60が開いた状態を維持しやすい。
なお、開閉部材の重心を中心より上方する構成は本実施形態に限定されない。その他の構成であっても良い。例えば、図15に示すように、上端部に錘162を取り付けても良い。或いは、上底260Aが下底260Bより長い台形状の開閉部材260であっても良い。
今まで説明したように、現像剤の排出がスムーズで安定しているので、排出をスムーズに安定させるために、排出口64の高さを高くしたり開閉部材60の開閉ストロークを大きくしたりする等が必要ない。よって、現像器が大型化していない。さらに、開閉部材60の開閉ストロークを必要以上に大きくしていないので、回転動作に伴い、余計な現像剤が排出されることも無い。(現像剤が過剰排出されない)。
本発明の実施形態の現像器を備える回転式現像装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態の現像器を備える現像装置を模式的に示し、回転体の回転に伴う、開閉部材の開閉動作と、余剰となった現像剤の排出口から排出と、について説明する説明図である。 現像器の内部を横方向から見た断面図である。 現像器の内部を上方から見た断面図である。 (A)は、排出口付近を拡大した拡大図であり、(B)は排出口近傍のその他の構成例を示す図であり、(C)は(B)のC部の変形例を示す図である。 現像器の内部の排出口付近の図である。 現像器内部の排出口付近の斜視図である。 現像剤カートリッジを模式的に示す図である。 現像器の内部を横方向から見た、排出口部分を含む断面図である。 (A)は開閉部材が開いた状態の断面の模式図であり、(B)は閉じた状態の断面の模式図である。 (A)は開閉部材が開いた状態の断面の模式図であり、(B)は閉じた状態の断面の模式図である。 現像器内部の排出口付近の斜視図である。 開閉部材と排出口を示す斜視図である。 開閉部材を示す斜視図である。 他の開閉部材を示す斜視図である。 他の開閉部材を示す斜視図である。 (A)は、現像器が現像位置ある状態での現像剤の流れを説明する図であり、更に、現像器が回転して開閉部材が閉まる様子を(B)から(C)へと説明する図である。
符号の説明
01 画像形成装置
10 回転式現像装置
11 回転体
12 現像器
16 仕切板(内壁面)
40 第二攪拌搬送オーガ
42 シャフト(搬送軸)
44 現像剤搬送部
46 現像剤逆方向搬送部
60 開閉部材
60A 斜面
60D 傾斜面
61 回動軸(開閉支点)
62 貯留室
64 排出口
102 感光体ドラム(像担持体)
160 開閉部材
160A 階段部
P1 現像位置

Claims (10)

  1. 少なくともトナーとキャリアとを含む現像剤を収容し像担持体に形成された潜像を現像するとともに、回転体に保持され、前記回転体の回転によって順次前記像担持体の現像位置に対向させられる現像器において、
    当該現像器の内部に設けられ、回転する搬送軸と、
    前記搬送軸の外周に形成され、該搬送軸の回転に伴い、前記現像剤を軸方向に搬送する螺旋状の現像剤搬送部と、
    前記搬送軸と対向する内壁面に設けられ、前記内壁面から現像剤を排出する排出口と、
    前記排出口から排出された前記現像剤を貯留する貯留室と、
    前記回転体の回転に伴い自重によって前記排出口を開閉し、前記現像位置で開いた状態となる板状の開閉部材と、
    を備え、
    前記開閉部材は、開閉支点が前記現像位置における該開閉部材の下端部にあることを特徴とする現像器。
  2. 前記開閉部材は、前記開閉支点側と反対側の端部を重くしたことを特徴とする請求項1に記載の現像器。
  3. 少なくともトナーとキャリアとを含む現像剤を収容し像担持体に形成された潜像を現像するとともに、回転体に保持され、前記回転体の回転によって順次前記像担持体の現像位置に対向させられる現像器において、
    当該現像器の内部に設けられ、回転する搬送軸と、
    前記搬送軸の外周に形成され、該搬送軸の回転に伴い、前記現像剤を軸方向に搬送する螺旋状の現像剤搬送部と、
    前記搬送軸と対向する内壁面に形成され、前記内壁面から現像剤を排出する排出口と、
    前記排出口から排出された前記現像剤を貯留する貯留室と、
    前記回転体の回転に伴い自重によって前記排出口を開閉し、前記現像位置で開いた状態となる板状の開閉部材と、
    を備え、
    前記開閉部材は、搬送方向上流側の端部の前記排出口と反対面に、搬送方向に向かって断面が狭くなる整流部が形成されていることを特徴とする現像器。
  4. 前記開閉部材の前記整流部は、前記端部の前記排出口と反対面に形成された斜面であることを特徴とする請求項3に記載の現像器。
  5. 前記開閉部材の前記整流部は、前記端部の前記排出口と反対面に形成された階段部であることを特徴とする請求項3に記載の現像器。
  6. 前記開閉部材は、搬送方向下流側の端部の形状が、搬送方向上流側の前記端部の前記整流部を180°回転した形状になっていることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の現像器。
  7. 前記搬送軸は、前記現像剤搬送部の端部より搬送方向下流側に、前記現像剤搬送部とは逆向きの螺旋状の現像剤逆方向搬送部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像器。
  8. 前記排出口の搬送方向上流側近傍の前記現像剤搬送部と前記内壁面との間隔を狭くしたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の現像器。
  9. 前記排出口の搬送方向上流側近傍の前記現像剤搬送部の外周を大きくし、前記現像剤搬送部と前記内壁面との間隔を狭くしたことを特徴とする請求項8に記載の現像器。
  10. 前記排出口の搬送方向上流側近傍の前記内壁面を前記現像剤搬送部に近づけ、前記現像剤搬送部と前記内壁面との間隔を狭くしたことを特徴とする請求項8に記載の現像器。
JP2006027993A 2006-02-06 2006-02-06 現像器 Expired - Fee Related JP5181421B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006027993A JP5181421B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 現像器
US11/655,919 US7509080B2 (en) 2006-02-06 2007-01-22 Developing unit with developer opening/closing member
KR1020070011157A KR100887222B1 (ko) 2006-02-06 2007-02-02 현상기
CN2009101416530A CN101561647B (zh) 2006-02-06 2007-02-06 显影单元
CNB2007100065881A CN100547496C (zh) 2006-02-06 2007-02-06 显影单元

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006027993A JP5181421B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 現像器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007206587A true JP2007206587A (ja) 2007-08-16
JP5181421B2 JP5181421B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=38334202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006027993A Expired - Fee Related JP5181421B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 現像器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7509080B2 (ja)
JP (1) JP5181421B2 (ja)
KR (1) KR100887222B1 (ja)
CN (2) CN100547496C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127993A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Samsung Electronics Co Ltd 現像装置、イメージングユニットおよび画像形成装置
JP2013145345A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、画像形成装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789553B2 (ja) * 2005-09-08 2011-10-12 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP5925240B2 (ja) * 2014-04-18 2016-05-25 シャープ株式会社 搬送装置、現像装置および画像形成装置
JP5847883B2 (ja) * 2014-05-13 2016-01-27 シャープ株式会社 搬送装置、現像装置および画像形成装置
JP6204286B2 (ja) * 2014-07-17 2017-09-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2022051114A (ja) * 2020-09-18 2022-03-31 ヒューレット-パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 狭窄部を備えた現像剤搬送装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04371979A (ja) * 1991-06-20 1992-12-24 Fujitsu Ltd 電子写真装置の現像装置
JPH11249402A (ja) * 1998-03-06 1999-09-17 Hitachi Koki Co Ltd 現像装置
JP2004151586A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Canon Inc 現像装置
JP2004325849A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Canon Inc 現像装置
JP2005099134A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Canon Inc 現像装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07333978A (ja) 1994-06-05 1995-12-22 Ricoh Co Ltd 回転型現像装置
JP3535298B2 (ja) 1996-02-09 2004-06-07 富士ゼロックス株式会社 回転式現像装置
JPH09236985A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JP3690117B2 (ja) * 1998-02-13 2005-08-31 富士ゼロックス株式会社 現像装置
JP2000105494A (ja) 1998-07-30 2000-04-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000112229A (ja) 1998-09-30 2000-04-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JP2002072642A (ja) 2000-09-05 2002-03-12 Konica Corp 現像装置及び画像形成装置
US6597881B2 (en) * 2000-10-16 2003-07-22 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2002258611A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Fuji Xerox Co Ltd 回転式現像装置
JP2003114578A (ja) 2001-07-31 2003-04-18 Canon Inc 現像装置
JP2003323028A (ja) 2002-04-30 2003-11-14 Canon Inc 回動型現像体及び画像形成装置
US6987940B2 (en) * 2002-04-30 2006-01-17 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus
JP4525167B2 (ja) * 2004-05-14 2010-08-18 富士ゼロックス株式会社 現像剤回収機構及び画像形成装置
JP2006163292A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Ricoh Co Ltd 現像装置
US7502578B2 (en) * 2005-02-28 2009-03-10 Kyocera Mita Corporation Electrophotographic development apparatus
JP4789553B2 (ja) * 2005-09-08 2011-10-12 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP4862419B2 (ja) * 2006-02-14 2012-01-25 富士ゼロックス株式会社 現像器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04371979A (ja) * 1991-06-20 1992-12-24 Fujitsu Ltd 電子写真装置の現像装置
JPH11249402A (ja) * 1998-03-06 1999-09-17 Hitachi Koki Co Ltd 現像装置
JP2004151586A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Canon Inc 現像装置
JP2004325849A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Canon Inc 現像装置
JP2005099134A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Canon Inc 現像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127993A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Samsung Electronics Co Ltd 現像装置、イメージングユニットおよび画像形成装置
KR101563151B1 (ko) * 2008-11-25 2015-10-26 삼성전자주식회사 현상장치, 이미징 유닛 및 화상형성장치
JP2013145345A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置、画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070183813A1 (en) 2007-08-09
US7509080B2 (en) 2009-03-24
CN101561647A (zh) 2009-10-21
KR100887222B1 (ko) 2009-03-06
JP5181421B2 (ja) 2013-04-10
CN101017351A (zh) 2007-08-15
KR20070080225A (ko) 2007-08-09
CN101561647B (zh) 2011-08-24
CN100547496C (zh) 2009-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4884245B2 (ja) 現像装置、及び画像形成装置
JP4999166B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP4749850B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5181421B2 (ja) 現像器
JP2006163292A (ja) 現像装置
JP4645689B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP7013907B2 (ja) 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、機械装置
JP5509698B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP4788263B2 (ja) 現像器
JP6986228B2 (ja) 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2004133339A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP4677243B2 (ja) 画像形成装置
JP2008203814A (ja) 現像装置、画像形成装置
JP2010243766A (ja) 現像装置、およびこれを用いた画像形成装置
JP2009063991A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2009009022A (ja) 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2005215483A (ja) 現像装置
JP4890273B2 (ja) 現像装置
JP2011191581A (ja) 現像装置、この現像装置を有したプロセスカートリッジ、及びこの現像装置もしくはプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
JP5533082B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2007218992A (ja) 現像器
JP2004191785A (ja) 現像装置
JP5679280B2 (ja) 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2005266280A (ja) 現像装置
JP4614691B2 (ja) 画像形成装置における現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121231

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5181421

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees