JP2007205656A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007205656A JP2007205656A JP2006025868A JP2006025868A JP2007205656A JP 2007205656 A JP2007205656 A JP 2007205656A JP 2006025868 A JP2006025868 A JP 2006025868A JP 2006025868 A JP2006025868 A JP 2006025868A JP 2007205656 A JP2007205656 A JP 2007205656A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- dust
- air filter
- ventilation
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims abstract description 198
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 99
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 19
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000010981 drying operation Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 133
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 46
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims description 16
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 claims description 6
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 2
- 238000004887 air purification Methods 0.000 claims 2
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 claims 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 10
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 8
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 14
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 4
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 4
- 244000052616 bacterial pathogen Species 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 210000001331 nose Anatomy 0.000 description 3
- 230000000844 anti-bacterial effect Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 2
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 241000233866 Fungi Species 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004332 deodorization Methods 0.000 description 1
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000012717 electrostatic precipitator Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
【解決手段】内部送風路に熱交換器8および送風機10を収容し、熱交換器上流側の吸込み口4,5と、この吸込み口に対向して配置されるエアフィルタ17,20と、空気調和運転の終了後にエアフィルタに付着している塵埃を除去するフィルタ清掃運転と、室内機内の乾燥運転および殺菌運転を選択して実行する機内クリーン運転制御と、換気ファンおよび吸込口切換え機構を備え、フィルタ清掃運転で収集された塵埃排出運転と機内空気の換気運転を実行する吸排気装置と、この吸排気装置による換気運転可否選択手段と、塵埃排出可否選択手段とを備えた制御手段Nを具備する。
【選択図】図1
Description
熱交換効率の向上を図るため、理想的にはエアフィルタに付着している塵埃を定期的に除去する必要がある。本体前面を構成する前面パネルは回動自在に設けられ、これを開放するとエアフィルタが露出する。エアフィルタ下端部を摘んで引き下ろせば、エアフィルタを容易に本体から取外せる。エアフィルタに付着している塵埃を除去したあと、再びエアフィルタを本体内へ押し上げれば、元の位置に戻すことができる。
そこで、たとえば[特許文献1]および[特許文献2]には、エアフィルタに付着するゴミを自動的に除去する手段を備えた空気調和機が開示されている。具体的には、逆V字状の熱交換器に対し、筐体前面から上面にかけてエアフィルタを配置し、エアフィルタのゴミを取るゴミ取り部を設けてなる。
また、[特許文献2]の技術によれば、吸引排気装置と、吸引排気装置から室外へ排気する排気ダクトを有し、エアフィルタに付着した塵埃を吸込ノズルで吸引して、吸引排気装置により排気ダクトから室外へ排出するように構成している。
さらにまた、その部屋の居住者が、換気運転時に生じる換気ファンの運転音を好まない場合もある。このような場合、従来の技術では、エアフィルタの清掃運転が、決められた手段しか選べないという不利な条件にある。
さらに、吸込み口に対向して配置されるエアフィルタと、エアフィルタに付着した塵埃を除去して収集するエアフィルタ清掃ユニットと、換気ファンおよび吸気口切換え機構を備えエアフィルタ清掃ユニットに収集された塵埃を吸引して屋外へ排出する塵埃排出運転もしくは室内空気を吸引して屋外へ排出する換気運転を実行する吸排気装置と、この吸排気装置による換気運転を実行するまたは実行しないを選択する換気運転可否選択手段と、エアフィルタ清掃ユニットに収集される塵埃を屋外へ排出するまたは排出しないを選択する塵埃排出可否選択手段を備え、
塵埃排出可否選択手段による塵埃排出するの設定時には、換気運転可否選択手段の選択内容にかかわらず、エアフィルタ清掃運転を行ったあとに吸排気装置の塵埃排出運転を行ない、塵埃排出しないの設定時には換気運転可否選択手段の選択内容にかかわらず、エアフィルタ清掃運転を行ったあとに吸排気装置の塵埃排出運転を行わない制御手段を具備する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は空気調和機の室内機に係る概略の縦断面図と構成図である。(なお、説明中に符号を付していない部品は図示していない。以下同じ)
室内機本体1は、前側筐体を構成する前面パネル2と、後側筐体を構成する後板筐体3とから構成され、上下方向に対して幅方向に横長状をなす。室内機本体1の前面側一部に前面吸込み口4が開口され、この前面吸込み口4に対向する前面パネル2には開閉駆動機構に支持される可動パネル2Aが嵌め込まれている。
上記室内機本体1の前面下部に吹出し口6が開口され、この吹出し口6には上下に2枚の吹出しルーバー7a,7bが並行して設けられる。各吹出しルーバー7a,7bは、それぞれの回動姿勢によって上記吹出し口6を開閉し、かつ運転条件に応じて熱交換空気の吹出し方向を設定できるようになっている。
上記室内熱交換器8の前後側熱交換器部8A,8B相互間に室内送風機10が配置される。上記室内送風機10は、室内機本体1の一側端のスペースに配置されたファンモータと、このファンモータの回転軸に一方の支軸が機械的に連結される横流ファンとから構成される。上記横流ファンの軸方向長さは上記熱交換器8の幅方向寸法と同一であり、横流ファンは熱交換器8と正しく対向して配置される。
前後ドレンパン12a,12bの一部側壁外面は室内送風機10に近接して設けられ、これらで室内送風機10の横流ファンに対するノーズを構成している。ノーズとなる前後ドレンパン12a,12bの側壁部分と吹出し口6の各辺部との間は、隔壁部材14によって連結される。隔壁部材14で囲まれる空間が、ノーズと吹出し口9とを連通する吹出し通風路15となっている。
上記枠体組立16は、前部エアフィルタ17の前面側に、上面側から移動してきた上部エアフィルタ20を収容するスペースを備え、上部エアフィルタ20の上面側に、前面側から移動してきた前部エアフィルタ17を収容するスペースを備えている。さらに、枠体組立16の前部エアフィルタ17の上端と上部エアフィルタ20の前端との間に、エアフィルタ清掃ユニットSが取付けられる。
上記エアフィルタ清掃ユニットSは、前面吸込み口4と上面吸込み口5の幅方向長さである、前部エアフィルタ17および上部エアフィルタ20の幅方向長さと同一の幅方向長さに形成される。エアフィルタ清掃ユニットSの配置位置は、前面パネル2における前面部と上面部とが交差する、いわゆる角部内となり、前面パネル2と室内熱交換器8との間に必然的に形成されるデッドスペースである。
この制御部(制御手段)Nは、リモコン(遠隔操作盤)あるいは室内機本体1に設けられた各種スイッチおよびセンサからの信号を受け、その信号に応じて、室外機内の圧縮機、室内送風機10、室外送風機などの運転を制御する手段、吸込み口である可動パネル2Aの開閉や、吹出し口6から吹出される送風方向を調整するための吹出しルーバー7a,7bの制御手段、後述するエアフィルタ清掃ユニットSの運転制御手段、運転状態を表示する表示制御手段などを備えている。
上記枠体組立16の他側部には吸排気装置(いわゆる、「換気ユニット」である)11が設けられる。なお、上記制御部Nおよび吸排気装置11については後述する。
上記エアフィルタ清掃ユニットSは、後述するように前部エアフィルタ17および上部エアフィルタ20に付着する塵埃を除去する回転ブラシ30と、この回転ブラシ30を内部に収容するとともに、回転ブラシ30が除去した塵埃を収集する塵埃受け通路31を備えたダストボックス32および、上記ダストボックス32下面の開口部33を開閉自在に閉塞するシール部材34とから構成される。
上記ダストボックス32における開口部33から回転ブラシ30の一部が露出するが、この開口部33以外は全て密閉構造をなす。上記回転ブラシ30は通過してくる前部エアフィルタ17と上部エアフィルタ20のメッシュ部面と確実に接触するように組立てられる。上記塵埃受け通路31は、回転ブラシ30の側部に、かつ回転ブラシ30の軸方向に沿って設けられ、回転ブラシ30の軸心よりも下側に通路面が形成されるので、塵埃を確実に受けられる。
ダストボックス32内部で、上記塵埃受け通路31と回転ブラシ30の収容部位との間には掻き落し用突部35が突設される。この掻き落し用突部35は常時、回転ブラシ30の毛先内に、回転ブラシ30の軸方向に亘って挿入し、回転ブラシ30の回転にともなって毛先が摺接する位置にある。
さらに、ダストボックス32内部において塵埃の移動がスムーズとなるよう、塵埃接触部分に対して滑らかな表面処理を施している。特に塵埃受け通路31においては、断面積を全域に亘り推力直径が12mm以上になるよう設計され、エアフィルタ清掃運転における圧損を小さく抑え、風の流れがスムーズである。また、塵埃受け通路31内の稜線は風上側にR2mm以上の曲面を形成することで、塵埃が引っ掛って移動しない等の不具合の発生を確実に防止する。
上記ダストボックス32の左右両側部には、把手部38が一体に設けられている。ダストボックス32を枠体組立16の所定部位に取付け、もしくはここから取外しする際は、上記把手部38を持って作業すると容易である。ダストボックス32の一側部で、上面には矩形状の空気導入孔39が設けられている。この空気導入孔39は、上記塵埃受け通路31と対向して設けられ、互いに連通する。
上記枠体組立16の一側部で、上記エアフィルタ清掃ユニットSと対向する部位には、上記エアフィルタ清掃ユニットSを駆動する駆動源および駆動機構と、後述するエアフィルタ移動機構55を駆動する駆動源および駆動機構を備えた駆動部25が取付けられる。
上記第1の駆動モータ46および第2の駆動モータ47は、ギヤ組立Gのギヤ列を作動させ、前部エアフィルタ17を前面側の支持位置から移動してエアフィルタ清掃ユニットSを通過させ、上部エアフィルタ20の上面側までを往復移動させる前部移動機構52および上部エアフィルタ20を上面側の支持位置から移動してエアフィルタ清掃ユニットSを通過させ、前部エアフィルタ17の前面側までを往復移動させる上部移動機構53の駆動源である。
これら前部、上部移動機構52,53を駆動するのに必要なトルクを確保するには、本来、大型の駆動モータを1個用意すれば足りるが、大径寸法であるので電気部品箱および前面パネル2と干渉してしまう。そこで、必要トルクの半分のトルクを備えた2個の小型駆動モータ46,47を用意し、取付けスペース上の不具合を解消している。
図4は、前面パネル2を取外してエアフィルタ清掃ユニットSと近傍部位を露出した一側部(正面視で左側部)斜視図であり、図5は、吸排気装置11内部の斜視図である。
上記ダストボックス32の他側部には、塵埃排出カバーが一体に取付けられる。この塵埃排出カバーは、上記塵埃受け通路31を介して上記空気導入孔39と連通する。エアフィルタ清掃ユニットSを枠体組立16に取付けた状態で、塵埃排出カバーは枠体組立16に設けられる排出ボックス41内に収容される。
上記塵埃案内用ケース95における塵埃排出路94の中途部には風力ダンパ96が設けられ、この風力ダンパ96はダンパケース97でカバーされる。接続ホース42から塵埃排出路94に導かれた塵埃は風力ダンパ96を介してファンケーシング90に導入されるようになっている。
接続ホース42に所定圧以上の風圧が加わると、風力ダンパ96の他端は風圧で上方に押され、塵埃排出路94を開放するようになっている。また、この状態から所定圧以上の風圧が無くなれば、風力ダンパ96は再び塵埃排出路94を閉成することとなる。
上記吸排気装置11は、上記ファンケーシング90の側面中心部に開口する換気用吸気口に設けられた吸気口開閉ダンパ98と、この吸気口開閉ダンパ98を回動駆動する駆動モータdを備えた吸気口切換え機構であるダンパ切換え機構E、およびファンケーシング90内に配置される換気ファン99などの送風機構から構成される。
上記開口の一方は、上記熱交換器8の二次側空間と連通し、もう一方は前、上部エアフィルタ17,20を通過したあとで熱交換器8に導かれる以前の、熱交換器8の一次側空間と連通できる。
そして、仕切り板とダンパの開口を互いに対向させると、熱交換器8の一次側および二次側の両方と連通し、互いの開口を対向させないことで熱交換器8との連通が遮断される。このような吸気口開閉ダンパ98の位置姿勢は、上記ダンパ切換え機構Eの駆動モータdが上記制御部Nからの制御信号にもとづき駆動されることで決定する。
このような吸排気装置11において二次側換気モードを選択すると、換気用吸気口を構成するダンパ切換え機構Eにより吸気口開閉ダンパ98が切換え制御され、熱交換器8二次側と換気ファン99の吸込み側が連通し、熱交換器8を通過した熱交換器8二次側空気が換気ファン99に導かれる機内換気が行なわれる。
換気停止モードを選択すると、上記換気用吸気口を全閉状態に閉塞して熱交換器8一次および二次側と換気ファン99吸込み側との間が完全に遮断される。
エアフィルタ清掃ユニットSと吸排気装置11を連通する塵埃排出路側を構成する上記接続ホース42は、ファンケーシング90の換気用吸気口と排気口90aとの間に設けられる塵埃案内用ケース95に接続されているため、換気用吸気口を閉塞する換気停止モード時に換気ファン99を回転駆動すれば、接続ホース42を介してエアフィルタ清掃ユニットS側に負圧がかかり、塵埃排出路側と連通することになり、塵埃排出が行なわれる。
上記接続ホース42は緩やかな曲線をなすよう曲成されて、上記吸排気装置11に接続される。すなわち、接続ホース42内には前、上部エアフィルタ17,20から除去した塵埃が流通するので、途中で詰まらないように配慮される。
再び図1に示す制御部Nは、可動パネル2A、吹出しルーバー7a,7b、室内送風機10、吸排気装置11の換気ファン99およびダンパ切換え機構Eそれぞれの駆動源と、空気清浄ユニット18と、エアフィルタ清掃ユニットSおよびエアフィルタ移動機構55の駆動部25と、後述する室外機100とに電気的に接続されていて、図示しないリモコン(遠隔操作盤)からの指示信号にもとづいて必要な制御信号を送る。
図6は、空気調和機に搭載される冷凍サイクルの構成図である。
上記室外機100内には、圧縮機101と、四方切換え弁102と、室外熱交換器103と、減圧装置である電子膨張弁104と、上記室外熱交換器103と対向して室外送風機105が収容配置される。
上記圧縮機101、四方切換え弁102、室外熱交換器103、電子膨張弁104および上記室内機本体1内の室内熱交換器8は、冷媒管Pを介して連通され冷凍サイクル回路Rを構成する。
上記室内熱交換器8は、第1の熱交換器部Uと第2の熱交換器部Dが直列に接続されて冷媒が導通するよう構成される。後述する冷房運転時および除湿運転時には、冷媒は第1の熱交換器部Uから第2の熱交換器部Dに、暖房運転時には逆に、第2の熱交換器部Dから第1の熱交換器部Uに流れるようになっている。
そして、第1の熱交換器部Uと第2の熱交換器部Dとを連通する冷媒導通路の中間部に、冷媒導通路を開閉するように構成され、閉時に絞り作用を行う除湿弁Vが設けられている。
つぎに、空気調和機の作用について説明する。
使用者が上記リモコンの運転ボタンを押圧操作すると、制御部Nは室内送風機10を駆動し、空気清浄ユニット18を作用させる。可動パネル2Aの駆動源を駆動して前面パネル2から突出させ、前面吸込み口4を完全開放する。冷房運転と暖房運転との選択された運転モードに応じて吹出しルーバー7a,7bを所定の方向に回動変位させる。
同時に、室外機本体100内の圧縮機101を駆動して冷凍サイクル運転を開始し、室外送風機105および室内送風機10の駆動をなす。電子膨張弁104は絞り制御され、除湿弁Vは完全開放される。室内空気は室内機の吸込み口を構成する前面吸込み口4および上面吸込み口5から室内機本体1内に導かれ、室内機のエアフィルタを構成する前部エアフィルタ17および上部エアフィルタ20を通過する。
清浄化した室内空気は室内熱交換器8を構成する前側熱交換器部8Aと後側熱交換器部8Bを流通し、ここに導かれる冷媒と熱交換作用が行われる。そのあと、熱交換空気は吹出し通風路15に沿って導かれ、吹出し口6から吹出しルーバー7a,7bに案内されて室内へ吹出され、効率のよい空調運転を継続する。
除湿運転が設定されると、可動パネル2Aは前面吸込み口4を全開とし、各吹出しルーバー7a,7bは互いに室内に向かって斜め下方に傾斜するよう姿勢が定められる。そして、上記電子膨張弁104が全開状態となる一方で除湿弁Vが絞り制御される。また、室外送風機105は運転を停止または低速運転とする。
圧縮機101で圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、四方切換え弁102を介して室外熱交換器103に導かれるが、大部分の冷媒は、凝縮されずに通過し、室内熱交換器8に導入される。ここでは、はじめに第1の熱交換器部Uに導かれて冷媒ガスが凝縮液化する。すなわち、第1の熱交換器部Uは再熱部として機能する。
結局、室内熱交換器8においては、図7に破線ハッチングで示す第1の熱交換器部Uで冷媒を凝縮し、流通する室内空気に凝縮熱を放出する。室内空気は、図に破線矢印で示すように暖気になって吹出し通風路15に沿って導かれる。
さらに、室内熱交換器8においては、図に交差ハッチングで示す第2の熱交換器部Dで冷媒が蒸発し、流通する室内空気から蒸発潜熱を奪う。室内空気は、図に一点鎖線矢印に示すように除湿冷気になって吹出し通風路15を導かれる。
リモコンの停止ボタンが押されて上述の空調運転が終了したあとは、上記制御部Nは自動的に機内クリーン運転制御に入るよう設定されている。
上記機内クリーン運転制御は、上記各エアフィルタ17,20に付着している塵埃を除去して屋外へ排出するエアフィルタ清掃運転と、室内熱交換器8で再熱除湿をなし室内機本体1内部の乾燥をなす機内乾燥運転と、上記空気清浄ユニット18を機能させて室内機本体1内部の殺菌をなす機内殺菌運転との運転モードを選択して実行するようになっている。
はじめに、エアフィルタ清掃運転について説明する。
たとえば冷房運転を選択して冷房作用をなし、リモコンの停止ボタンを押すと、制御部Nは吸排気装置11の吸気口切換え機構であるダンパ切換え機構Eを駆動して吸気口開閉ダンパ98を回動し、換気用吸気口を全閉状態に換える。
上部エアフィルタ20は、ダストボックス32下端とシール部材34との間に形成される隙間を挿通する。上部エアフィルタ20の移動開始後に回転ブラシ30が駆動される。すなわち、上部エアフィルタ20の移動と時間差をおいて、回転ブラシ30が回転駆動されるよう設定されているので、回転ブラシ30の毛先は上部エアフィルタ20のメッシュ部のみに接触し、枠体部分に接触せずにすむ。
この直後に回転ブラシ30は掻き落し用突部35に接触して通過する。掻き落し用突部35が櫛歯状に形成されているので、回転ブラシ30に転移した塵埃は掻き落されて塵埃受け通路31に落下する。上記塵埃受け通路31は、回転ブラシ30と対向する部位が開口している以外は密閉構造となっているので、掻き落とされた塵埃が塵埃受け通路31から周辺へ飛散することはない。
ついで、上記制御部Nは、第1、第2の駆動モータ46,47に対して逆方向に回転する駆動信号を送るとともに回転ブラシ30を回転駆動する。上部移動機構53は上部エアフィルタ20を上昇移動させる。先の塵埃除去作用で全ての塵埃が上部エアフィルタ20から除去されているが、条件によっては、なお上部エアフィルタ20に塵埃が残留する場合がある。したがって、上部エアフィルタ20を上昇移動する際にも回転ブラシ30に摺接させるので、残留していた全ての塵埃は確実に除去される。
つぎに、制御部Nは第4の駆動モータ49に駆動信号を送って切換え機構61を作動させ、ギヤ列を上部移動機構53側から前部移動機構52側へ切換えてから、第1、第2の駆動モータ46,47を駆動する。前部移動機構52は駆動され、前部エアフィルタ17を上昇移動させる。前部エアフィルタ17は上端からエアフィルタ清掃ユニットSに導かれ、エアフィルタ清掃ユニットSは同様にして前部エアフィルタ17のメッシュ部に付着している塵埃を効率よく除去する。
前部エアフィルタ17は再びエアフィルタ清掃ユニットSを通過するので、残留していた全ての塵埃は確実に除去される。前部エアフィルタ17が元の位置に復帰する直前に回転ブラシ30の駆動を停止する。したがって、回転ブラシ30は前部エアフィルタ17のメッシュ部のみに接触して効率よく塵埃を除去する。このようにして前部エアフィルタ17に対する清掃が終了し、全てのエアフィルタ清掃運転が終了する。
塵埃排出運転は、吸排気装置11のダンパ切換え機構Eを駆動制御し吸気口開閉ダンパ98を回動して換気停止モードを選択したうえで、換気ファン99へ駆動信号を送る。換気ファン99の回転にともなって塵埃案内用ケース95内の塵埃排出路94に負圧がかかり、ここに設けられる風力ダンパ96を開放させる。したがって、負圧は塵埃案内用ケース95から接続ホース42と排出ボックス41を介してエアフィルタ清掃ユニットSに作用する。
塵埃受け通路31の一端部はボックスケース32a端部に設けられる空気導入孔39に連通しているので、ダストボックス32周辺の空気が空気導入孔39から塵埃受け通路31へ強制的に吸引される。そのため、塵埃受け通路31に収集される塵埃は吸引された空気によっても掻き出され、ダストボックス32から出て接続ホース42に導かれる。
さらに加えて、ダストボックス32自体の素材選択と表面処理をなすとともに、塵埃受け通路31の構成の全てを塵埃が通過し易い条件を整えたので、塵埃は塵埃受け通路31に滞ることなく、速やかに、かつ確実に排出されて接続ホース42から吸排気装置11に吸引される。
なお、室内機の据付け条件によっては、この屋外への塵埃排出運転が行えない場合がある。たとえば、室内機の設置場所と屋外が離れていて、排気ダクトHが所定長さより長くなってしまい、換気ファンで送られる送風量では塵埃の搬送が途中で止まってしまい詰まる可能性のある場合、あるいは、屋外と近接しておらず、換気ダクトの設置が出来ない場合などがある。
このような場合は、塵埃排出運転を行なわず、ダストボックス32内の塵埃受け通路31に塵埃を溜めておき、所定期間ごとに溜った塵埃を取り除くようにすることもできる。この場合においても、フィルタの清掃は定期的に行なわれるため、常に清潔な状態を保つことができる。
すなわち、冷房運転の停止直後は室内熱交換器8で凝縮したドレン水の一部が流下せずに、そのまま室内熱交換器8内に溜り易く、あるいは前ドレンパン12aや後ドレンパン12bにドレン水が残って室内機本体1内の湿度が高くなっている。そのまま放置すると、塵埃に含まれる雑菌やカビの繁殖がより強まる結果となっているので、冷房運転を停止した後は必ず、室内機本体1内部の乾燥を行うように設定されている。
具体的には、上記制御部Nは圧縮機101の運転周波数を所定値以下に保持して運転能力を低下するとともに、図8に示すように可動パネル2Aと吹出しルーバー7a,7bの位置姿勢を切換え制御する。可動パネル2Aは前面吸込み口4を半開状態とし、吹出しルーバー7a,7bは、ともに前端が後端よりもわずかに上方へ向き、室内に向かって斜め上方へ傾く姿勢に制御する。
さらに、熱交換空気は前部エアフィルタ17を介して室内熱交換器8に導かれるが、室内熱交換器8を構成する前側熱交換器部8Aが前面吸込み口4と対向して配置されるところから、ほとんどの熱交換空気は前側熱交換器部8Aの下部側に形成される第2の熱交換器部Dを流通して熱交換する。
このように、吹出し口6から吹出され可動パネル2Aの内面に沿って導かれて第2の熱交換器部Dと熱交換する空気は、常に室内機本体1内部を循環することになり、室内機本体1側から出ないところから、この熱交換空気の流れ状態をパネル内面循環気流Qiと呼ぶ。
熱交換空気は室内送風機10の吸込み圧の影響を受け、一部は前面吸込み口4上部から室内機本体1内に導入され、前部エアフィルタ17を介して室内熱交換器9に導かれる。残りのほとんど大部分の熱交換空気は上面吸込み口5から室内機本体1内へ導入され、上部エアフィルタ20を介して室内熱交換器8に導かれる。
そのあと、室内送風機10に吸込まれ吹出し通風路15に沿って送風される。この熱交換空気が吹出し口6から吹出される位置は、上部側の吹出しルーバー7aと下部側の吹出しルーバー7bとの間であるので、再び上述の径路を循環する。このように、吹出し口6から吹出され可動パネル2Aの外面に沿って導かれて第1の熱交換器部Uと熱交換する空気は、室内機本体1外面部を循環するので、この熱交換空気の流れ状態をパネル外面循環気流Qoと呼ぶ。
したがって、熱交換空気は再熱除湿されて乾燥化し、室内機本体1の内部を循環する。室内機本体1内部に配置される室内熱交換器8に溜っているドレン水は早期に蒸発し、乾燥する。そして、吹出し通風路15に面する全ての構成部品に付着していたドレン水および湿気が蒸発して乾燥化する。
つぎに、機内殺菌運転について説明する。
上記制御部Nは圧縮機101の運転を停止し、代って空気清浄ユニット18が作用するよう制御する。可動パネル2Aと吹出しルーバー7a,7bの姿勢は機内乾燥運転そのままを継続し、室内送風機10の低速運転も継続する。
なお、この機内殺菌運転の際、通常は、機内換気運転が行なわれ、機内の殺菌された空気を排気ダクトHを介して屋外へ排気する運転を行う。これにより、機内の殺菌作用を促進させることができる。
また、室内機の据付け条件などによって、機内換気運転が行えない場合は、機内換気運転を行わずに、機内殺菌運転を行うことも可能である。この場合は、機内換気運転時よりも機内の空気が清潔になるまでの時間が多くかかるが、機内のカビ、雑菌発生の抑制効果は得ることが出来る。
上記制御部Nは、上述した吸排気装置11の吸気口開閉ダンパ98を開放させ換気ファン99による換気運転を行う、または行わないと、さらに、換気運転を空調運転の運転停止に関係なく、一日24時間連続して室内換気運転を行う、常時換気運転を選択する換気運転可否選択手段を備えている。
さらに上記制御部Nは、上述したエアフィルタ清掃ユニットに収集される塵埃を屋外へ排出する、または排出しないを選択する塵埃排出可否選択手段を備えている。
また、上記塵埃を排出しないの設定時には、換気運転可否選択手段の換気運転を行う、行わないの選択内容にかかわらず、エアフィルタ清掃運転後の上記吸排気装置11の塵埃排出運転を行わないで、エアフィルタ清掃ユニットS内に塵埃を溜めるようになっている。
すなわち、室内機の設置状況に応じては、室内空気を室内機本体1に取入れて屋外へ排気する換気運転が不可能な場合がある。もしくは、換気は可能であるが特有の条件があって使用者の意思により機内換気を行わない場合がある。
この場合でも空気調和運転終了後に、機内乾燥運転、機内殺菌運転を行なうことで機内のカビ発生、雑菌の発生を抑え、清潔な状態に保つことができる。
また、室内機の設置状況に応じて、エアフィルタ清掃ユニットSに収集した塵埃を屋外へ排出することができない場合、もしくは、使用者の意思により塵埃を屋外へ排出させない場合がある。この場合、塵埃をエアフィルタ清掃ユニットSに溜めたままとし、所定期間経過ごとに使用者自身が塵埃を取出し、廃棄することとなる。
図9(A)(B)は、それぞれ一例を示している。
図9(A)は、換気が可能であるとともに塵埃排出も可能な場合の例であり、制御部Nは機内クリーン運転制御とともに、塵埃排出運転および機内換気運転の設定をなす。
冷房運転を行ったあと運転停止ボタンを押すことにより、エアフィルタ清掃ユニットSにおいて上部エアフィルタ20と前部エアフィルタ17に対するエアフィルタ清掃運転が行われる。このエアフィルタ清掃運転のあと機内乾燥運転が約30分程度行われ、そのあとオゾン脱臭と記載されている機内殺菌運転が、エアフィルタ清掃運転と機内乾燥運転を合計して1時間から差し引いた時間だけ行われる。
上記制御部Nは、空調運転にともなう室内送風機10の運転時間を積算していて、室内送風機10のファン運転時間の積算が100時間未満である場合と、100時間以上経過している場合とで、次回に行われる機内クリーン運転制御の内容を変更する。
すなわち、ファン運転時間の積算が100時間未満であるということは、前回の機内クリーン運転制御でエアフィルタ掃除運転を実行してから間もないことであり、前部エアフィルタ17と上部エアフィルタ20に付着する塵埃の量が少なく、ほとんど汚れていない状態である、と判断される。ファン運転時間の積算が100時間経過していれば、各エアフィルタ17、20に付着する塵埃の量が多く掃除の必要がある、と判断される。
また、前回の冷房運転を行って停止ボタンが押されときに、室内送風機10のファン運転時間の積算が100時間以上である場合で、次に開始される機内クリーン運転制御では、エアフィルタ掃除運転と、機内乾燥運転と、機内殺菌運転が順に実行される。運転内容は、先に説明したものと全く同一であり、換気ファン99の駆動も継続される。
図9(A)で示した各運転モードと同一の運転が実行されるが、ここでは塵埃排出運転は行なわれない。すなわち、塵埃を排出しないの設定時には、換気運転するを選択しても、フィルタ清掃運転を行ったあとは吸排気装置の換気ファン99による塵埃排出は行なわれない。
冷房運転が終わって運転停止ボタンが押されると、エアフィルタ清掃運転と機内乾燥運転および機内殺菌運転が順に行われることは変りがない。ただし、換気しないが選択されているため、吸排気装置11における換気ファン99は停止状態を継続する。
したがって、換気ファン99を駆動する塵埃排出運転の設定時には、上記換気運転可否選択手段を換気しないに選択しても、エアフィルタ清掃運転と塵埃排出運転が、それぞれ実行される。
すなわち、換気ファン99の運転開始当初は所定時間(15秒)だけ比較的高速で運転し、エアフィルタ清掃ユニットSに対する吸引圧力を高めてダストボックス32内に収集される塵埃の移動を促進する。所定時間の経過後、運転開始当初よりも速度を低下した運転を所定時間(25秒)継続して、ダストボックス32内に収集されている塵埃の全てを吸排気装置11と排気ダクトHを介して屋外へ排出する。
そのあと、吸気口切換え機構であるダンパ切換え機構Eを駆動して吸気口開閉ダンパ98の位置を機内換気状態に換え、換気ファン99を低速運転させて換気運転を行う。したがって、排気ダクトHに付着し残留している塵埃を確実に屋外へ排出でき、塵埃に対する搬送性能を向上させる。
この場合、吸気口開閉ダンパ98の位置を常時室内換気状態に固定し、換気ファンを常時所定の速度で運転する。これは、空気調和機の運転と関係なく実施されるため、換気ファン99は、室内の換気扇としての機能を果たす。このため、このモード設定時は、空調運転停止時の実行される、エアフィルタ清掃運転の後の塵埃排出運転をしない、機内乾燥運転および機内殺菌運転時の機内換気運転しないないモードに自動的に設定される。
以下に示す[表1]は、以上説明した、換気ファン99と吸気口開閉ダンパ98の制御状態の関係をまとめた表である。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
Claims (2)
- 内部送風路に熱交換器および送風機を収容し、上記熱交換器上流側に吸込み口を備えた空気調和機の室内機において、
この吸込み口に対向して配置されるエアフィルタと、
このエアフィルタに付着した塵埃を除去して収集するエアフィルタ清掃ユニットと、
換気ファンおよび吸気口切換え機構を備え、上記エアフィルタ清掃ユニットに収集された塵埃を吸引して屋外へ排出する塵埃排出運転、もしくは室内空気を吸引して屋外へ排出する換気運転を実行する吸排気装置と、
この吸排気装置による換気運転を実行するまたは実行しないを選択する換気運転可否選択手段と、
上記エアフィルタ清掃ユニットに収集される塵埃を屋外へ排出するまたは排出しないを選択する塵埃排出可否選択手段とを備え、
この塵埃排出可否選択手段により、塵埃排出するの設定時には、上記換気運転可否選択手段の選択内容にかかわらず、上記エアフィルタ清掃運転を行ったあとに上記吸排気装置の塵埃排出運転を行ない、上記塵埃排出しないの設定時には、換気運転可否選択手段の選択内容にかかわらず、上記エアフィルタ清掃運転を行ったあとに上記吸排気装置の塵埃排出運転を行なわない制御手段と
を具備することを特徴とする空気調和機の室内機。 - 内部送風路に、再熱除湿が可能な熱交換器と、オゾンを発生して脱臭をなす空気清浄ユニットおよび送風機を収容し、上記熱交換器と空気清浄ユニットの上流側に吸込み口を備えた空気調和機の室内機において、
上記吸込み口に対向して配置されるエアフィルタと、
このエアフィルタに付着した塵埃を除去して収集するエアフィルタ清掃ユニットと、
換気ファンおよび吸気口切換え機構を備え、上記エアフィルタ清掃ユニットに収集された塵埃を吸引して屋外へ排出する塵埃排出運転、もしくは室内機内の空気を吸引して屋外へ排出する換気運転を実行する吸排気装置と、
上記エアフィルタ清掃ユニットによるエアフィルタ清掃運転、上記熱交換器の再熱除湿作用により室内機本体内部の乾燥を行なう機内乾燥運転、上記空気清浄ユニットにより室内機本体内部の殺菌を行なう機内殺菌運転、上記エアフィルタ清掃運転にともなって収集された塵埃に対し上記吸排気装置を作動して屋外へ排出する塵埃排出運転および、機内殺菌運転後の機内空気を吸排気装置により屋外へ排出する換気運転の各運転モードを有し、空気調和運転の終了後に、各運転モードを選択的に実行する機内クリーン運転制御手段と、
上記吸排気装置による換気運転を実行するまたは実行しないを選択する換気運転可否選択手段と、
上記エアフィルタ清掃ユニットに収集される塵埃を屋外へ排出するまたは排出しないを選択する塵埃排出可否選択手段とを備え、
上記塵埃排出するの設定時には、換気運転可否選択手段の選択内容にかかわらず、上記エアフィルタ清掃運転を行ったあとに上記吸排気装置の塵埃排出運転を行ない、上記塵埃排出しないの設定時には、換気運転可否選択手段の選択内容にかかわらず、上記エアフィルタ清掃運転を行ったあとに上記吸排気装置の塵埃排出運転を行わないことを特徴とする空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006025868A JP4589243B2 (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006025868A JP4589243B2 (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 空気調和機の室内機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007205656A true JP2007205656A (ja) | 2007-08-16 |
JP2007205656A5 JP2007205656A5 (ja) | 2009-03-19 |
JP4589243B2 JP4589243B2 (ja) | 2010-12-01 |
Family
ID=38485280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006025868A Expired - Fee Related JP4589243B2 (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4589243B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079783A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Panasonic Corp | 換気空調装置 |
JP2009133498A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
JP2009210227A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
WO2019155685A1 (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-15 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
WO2024101430A1 (ja) * | 2022-11-09 | 2024-05-16 | ダイキン工業株式会社 | 空気処理装置 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH036229U (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-22 | ||
JPH04309400A (ja) * | 1991-04-06 | 1992-10-30 | Mouri Seisakusho:Yugen | 乾燥機 |
JPH0632926U (ja) * | 1992-09-18 | 1994-04-28 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
JPH1114093A (ja) * | 1997-06-19 | 1999-01-22 | Sharp Corp | 空気調和機 |
JP2001099479A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機電源装置 |
JP2003232560A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-22 | Sharp Corp | 空気調和機 |
JP2004283703A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機のフィルター装置 |
JP2004301363A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
WO2005026623A1 (ja) * | 2003-09-12 | 2005-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 空気調和機 |
JP2005140405A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP2005172261A (ja) * | 2003-12-08 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の制御装置 |
JP2005180760A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機の室内機 |
JP2005241093A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気送風装置 |
-
2006
- 2006-02-02 JP JP2006025868A patent/JP4589243B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH036229U (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-22 | ||
JPH04309400A (ja) * | 1991-04-06 | 1992-10-30 | Mouri Seisakusho:Yugen | 乾燥機 |
JPH0632926U (ja) * | 1992-09-18 | 1994-04-28 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
JPH1114093A (ja) * | 1997-06-19 | 1999-01-22 | Sharp Corp | 空気調和機 |
JP2001099479A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機電源装置 |
JP2003232560A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-22 | Sharp Corp | 空気調和機 |
JP2004283703A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機のフィルター装置 |
JP2004301363A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
WO2005026623A1 (ja) * | 2003-09-12 | 2005-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 空気調和機 |
JP2005140405A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP2005172261A (ja) * | 2003-12-08 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の制御装置 |
JP2005180760A (ja) * | 2003-12-18 | 2005-07-07 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機の室内機 |
JP2005241093A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気送風装置 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079783A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Panasonic Corp | 換気空調装置 |
JP2009133498A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
JP2009210227A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
WO2019155685A1 (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-15 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
JP2019138522A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
CN111684217A (zh) * | 2018-02-08 | 2020-09-18 | 富士通将军股份有限公司 | 空调机 |
AU2018407640B2 (en) * | 2018-02-08 | 2021-09-23 | Fujitsu General Limited | Air conditioner |
EP3751217A4 (en) * | 2018-02-08 | 2021-10-13 | Fujitsu General Limited | AIR CONDITIONING |
WO2024101430A1 (ja) * | 2022-11-09 | 2024-05-16 | ダイキン工業株式会社 | 空気処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4589243B2 (ja) | 2010-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4495370B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4648208B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
EP2088382A1 (en) | Air conditioner | |
JP2008134004A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2016109359A (ja) | 空気調和機 | |
JP4589243B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP5031729B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2008145090A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4866225B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4878521B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP5237905B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2007255841A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2008045822A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2008039324A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2008045824A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2007205656A5 (ja) | ||
JP4083495B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4083496B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4369220B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2002061916A (ja) | 空気調和機 | |
JP4781093B2 (ja) | 空調装置 | |
JP2008045823A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4490007B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2008057832A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2000314548A (ja) | 陽圧給気清浄機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080528 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090130 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100907 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4589243 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |