JP2007198406A - スプリングシートラバー - Google Patents

スプリングシートラバー Download PDF

Info

Publication number
JP2007198406A
JP2007198406A JP2006014124A JP2006014124A JP2007198406A JP 2007198406 A JP2007198406 A JP 2007198406A JP 2006014124 A JP2006014124 A JP 2006014124A JP 2006014124 A JP2006014124 A JP 2006014124A JP 2007198406 A JP2007198406 A JP 2007198406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
spring
spring seat
coil spring
seat rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006014124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4767024B2 (ja
Inventor
Nobuhiko Sugihara
伸彦 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurashiki Kako Co Ltd filed Critical Kurashiki Kako Co Ltd
Priority to JP2006014124A priority Critical patent/JP4767024B2/ja
Publication of JP2007198406A publication Critical patent/JP2007198406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4767024B2 publication Critical patent/JP4767024B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

【課題】コイルスプリングの端部に当接するスプリングシートラバーにおいて、ゴム部材のへたりによって該コイルスプリングの位置ずれが生じるのを防止する。
【解決手段】ゴム部材4内に芯部材5,5,…を埋設する。該芯部材5,5,…は上面視で扇状に形成されていて、ゴム部材4内に複数個、埋設されている。また、前記各芯部材5は、横断面視で略U字状に形成されている。スプリングシートラバー1の底部2上には、凹溝2bがリング状に形成されており、前記芯部材5の上側の上板部5aにも、該凹溝2bに対応して溝部5cが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コイルスプリングと該コイルスプリングの端部を受ける支持部材との間に配設されるスプリングシートラバーに関する。
従来より、車両用サスペンションのコイルスプリングと該コイルスプリングの端部を受ける支持部材との間に配設されるスプリングシートラバーとして、例えば、特許文献1に示すように、シート状に形成されたゴム部材の一面側に上面視でリング状の溝部を形成し、該溝部内に前記コイルスプリングの一端側を当接させることで、該コイルスプリングの位置ずれを防止しつつ、スプリングシートラバーによる緩衝効果が得られるようにしたものが知られている。
特開2000−153704号公報
ところで、上述のようなスプリングシートラバーでは、ゴム部材によってコイルスプリングを支持することになるため、該コイルスプリングの重みや入力される荷重によってゴム部材にへたりが生じて、スプリングシートラバー全体が大きく変形すると、該コイルスプリングがスプリングシートラバー上の所定位置からずれる場合がある。そうすると、前記コイルスプリングの圧縮量が変わってコイルスプリングとしての機能を十分に果たさなくなる可能性がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コイルスプリングの端部に当接するスプリングシートラバーにおいて、ゴム部材のへたりによってコイルスプリングの位置ずれが生じるのを防止することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るスプリングシートラバーでは、その内部にシートラバーの厚み方向に弾性変形可能なように断面略U字状のばね部材を埋設することで、ゴム部材のへたりによってスプリングシートラバー全体が大きく変形しないようにした。
具体的には、請求項1の発明では、コイルスプリングと該コイルスプリングの端部を受ける支持部材との間に配設されるスプリングシートラバーを対象とする。そして、シート状のゴム部材と、前記コイルスプリングから受ける荷重によって厚み方向に弾性変形するように前記ゴム部材内に埋設された断面U字状のばね部材と、を備えているものとする。
この構成により、コイルスプリングの自重や該コイルスプリングに入力される荷重は、へたりの生じやすいゴム部材だけでなく、スプリングシートラバー内に埋設された断面U字状のばね部材によっても弾性支持されることになる。すなわち、スプリングシートラバーのゴム部材の厚みを薄くすることができるため、前記コイルスプリングの自重や入力荷重によって該ゴム部材に生じるへたりを小さくできるとともに、ゴム部材にへたりが生じた場合でもコイルスプリングはゴム部材内に埋設された前記ばね部材によって弾性支持されるため、スプリングシートラバー全体が大きく変形してコイルスプリングの位置がずれるのを防止できる。
また、上述のように、前記ばね部材は、シートの厚み方向に弾性変形可能に埋設されていて、コイルスプリングの自重や入力荷重によって容易に弾性変形を生じるため、該ばね部材によって緩衝効果を得ることができる。なお、上述のように、前記ばね部材をスプリングシートラバー内に埋設することで、該ばね部材の周囲に配設されたゴム部材によっても、緩衝効果を得ることができる。
上述の構成において、前記ばね部材は、コイルスプリングの径方向内方若しくは外方に向かって開口するように前記ゴム部材内に埋設されているのが好ましい(請求項2の発明)。こうすれば、コイルスプリングの自重や入力荷重によって、ばね部材はより容易に弾性変形を生じるようになるため、該ばね部材による緩衝効果をより確実に得ることができる。
また、前記ゴム部材は、前記ばね部材のU字形に沿って被覆するように設けられていて、該ゴム部材の前記ばね部材埋設部分の内部に、該ばね部材と同じ方向に開口するすぐり部が形成されていてもよい(請求項3の発明)。こうすることで、比較的荷重が低い状態でのばね部材の変形が容易になるため、初期のばね定数の低いスプリングシートラバーを得ることができる。
また、前記前記ゴム部材の前記コイルスプリングに当接する部分には凹溝が形成されていて、前記ばね部材にも該凹溝に対応する部位に溝部が形成されているのが好ましい(請求項4の発明)。こうすれば、スプリングシートラバー上でのコイルスプリングの位置決めが容易になるとともに、上述のようにゴム部材だけでなく該ゴム部材内に埋設されるばね部材にも溝部を形成することで、ゴム部材にへたりが生じても、該ばね部材の溝部によってコイルスプリングの位置ずれを防止することができる。
以上より、本発明に係るスプリングシートラバーによれば、その内部に厚み方向に変形可能なように断面U字状のばね部材を埋設したので、ゴム部材のへたりを小さくすることができ、コイルスプリングの位置ずれが生じるのを防止できる。特に、前記ばね部材をコイルスプリングの径方向内方若しくは外方に向かって開口するように配設すれば、該ばね部材の変形が容易になって、より高い緩衝効果が得られる。
また、断面略U字状のばね部材の内側にすぐり部が設けられるようにゴム部材を形成することで、初期のばね定数の低いスプリングシートラバーを実現することができる。
さらに、ゴム部材だけでなく、前記ばね部材にも位置決め用の溝部を形成することで、該ゴム部材に発生するへたりの影響を受けることなく、該コイルスプリングを確実に所定の位置に位置付けておくことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意味するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るスプリングシートラバー1の斜視図である。このスプリングシートラバー1は、図2にも示すように、円盤状の底部2の上面側の外周端部に全周に亘って縦壁部3が形成されるようにゴム部材4を盆状に一体形成したもので、例えば円柱状のショックアブソーバ(図示省略)に取り付けられた盆状のスプリングシート(支持部材)上に配設された状態で、該底部2上に車両用サスペンションのコイルスプリングS(図中に破線で示す)の下端側が位置付けられるようになっている。これにより、前記スプリングシートラバー1は、コイルスプリングSの下端側を当接支持するようになっている。
なお、以下の各実施形態では、サスペンション側に取り付けられる(コイルスプリングSの下側に位置付けられる)スプリングシートラバーについて説明しているが、この限りではなく、車体側に取り付けられる(コイルスプリングSの上側に位置付けられる)ものに適用してもよい。
前記スプリングシートラバー1は、その円盤状の底部2の略中央に、前記ショックアブソーバの挿通する貫通孔2aが形成されているとともに、前記縦壁部3の設けられた該底部2の上面側には、貫通孔2aを囲むように横断面視で略半円状の凹溝2bが形成されている。この凹溝2bは、その内側に前記コイルスプリングSの一端側が位置付けられるように、上面視で該コイルスプリングSの径と同等の径を有するリング状に形成されている。
そして、本発明の特徴部分であるが、前記スプリングシートラバー1には、そのゴム部材4の内部に、前記図2(a)に破線で示すように、上面視で略扇状の樹脂製の芯部材5,5,…(ばね部材)が複数(本実施形態では4つ)、埋設されている。これらの各芯部材5は、前記図2(b)に示すように、横断面視で略U字状に形成されていて、スプリングシートラバー1の底部2内に、その内周側に開口側が位置付けられるように配設されている。すなわち、前記芯部材5,5,…は、スプリングシートラバー1内にその厚み方向に弾性変形可能に埋設されていて、これにより、コイルスプリングSを下方から弾性支持できるようになっている。
ここで、前記芯部材5,5,…は、スプリングシートラバー1に要求される耐久性や強度等に応じて、大きさや形状、配置する位置及び個数等を変えるようにすればよい。
また、前記各芯部材5の上側の上板部5aには、それぞれ、2つの貫通孔5b,5bが形成されている。このように、該上板部5aに2つの貫通孔5b,5bを設けることによって、芯部材5とゴム部材4とを一体成形する際にゴム材料を断面U字状の該芯部材5の内側に容易に入り込ませることができ、成形性を向上することができるとともに、前記貫通孔5b,5bにピン等を挿通させれば、ゴム成形時の芯部材5の位置決め用としても利用することができる。
さらに、前記芯部材5の上板部5aには、前記底部2の上面側にリング状に形成された凹溝2bに対応するように、溝部5cが形成されている。これにより、前記底部2上にコイルスプリングSが載置された状態でゴム部材4にへたりが生じても、前記芯部材5の上板部5aに形成された溝部5cによってコイルスプリングSの位置決めを行うことができ、該コイルスプリングSの位置ずれを確実に防止することができる。
以上より、この実施形態によれば、ゴム部材4の内部に、スプリングシートラバー1の厚み方向に弾性変形可能な樹脂製の芯部材5を埋設したため、コイルスプリングSの自重や該コイルスプリングSに入力される荷重等は、前記芯部材5によっても弾性的に支持されることになる。これにより、ゴム部材4の厚みを薄くして該ゴム部材4に発生するへたりを小さくできるとともに、該ゴム部材4にへたりが発生しても、前記コイルスプリングSは芯部材5によって支持されるため、コイルスプリングSの位置ずれを確実に防止することができる。
また、上述のような構成にすることで、前記スプリングシートラバー1の厚み方向に弾性変形可能に埋設された断面U字状の芯部材5によって緩衝効果が得られるとともに、該芯部材5の周囲に配設されたゴム部材4によっても緩衝効果を得ることができる。
(実施形態2)
図3に示すように、実施形態2に係るスプリングシートラバー11は、その内部に埋設される芯部材15,15,…がそれぞれ鉛直部15a及び水平部15bを有するような横断面視で略L字状に形成されたもので、上述の実施形態1とは、この点が異なるだけなので、同一の部分には同一の符号を付し、実施形態1と異なる部分について以下で詳しく説明する。
すなわち、前記図3に示すように、スプリングシートラバー11内に埋設される芯部材15のうち、その鉛直部15aが前記スプリングシートラバー11の縦壁部13内に、水平部15bが該スプリングシートラバー11の底部12内に、それぞれ位置付けられるようになっている。これにより、スプリングシートラバー11の底部12だけでなく、縦壁部13の内部にも芯部材15が埋設されることになるため、スプリングシートラバー11全体の剛性を高めることができるとともに該縦壁部13のゴム部材14に発生するへたりを小さくすることができる。
前記水平部15bは、その先端側が厚み方向に2分されるような横断面視で略U字状に形成されている。すなわち、前記芯部材15の水平部15bは、スプリングシートラバー11内にその厚み方向に弾性変形可能に埋設されていて、これにより、コイルスプリングSを弾性支持するようになっている。
また、前記水平部15bの上側の上板部15cには、上述の実施形態1と同様、前記底部12の上面側にリング状に形成された凹溝12bに対応するように溝部15eが形成されている。これにより、前記底部12上にコイルスプリングSが載置された状態でゴム部材14にへたりが生じても、前記芯部材15の上板部15cに形成された溝部15eによってコイルスプリングSの位置決めを行うことができ、該コイルスプリングSの位置ずれを確実に防止することができる。
なお、前記水平部15bの上板部15cには、上述の実施形態1と同様、成形性向上及び芯部材15の位置決めのための2つの貫通孔15d,15dが形成されている。
以上より、この実施形態によれば、スプリングシートラバー11の縦壁部13の内部にも芯部材15が埋設されるため、該縦壁部13でのゴム部材14のへたりを小さくできるとともに、スプリングシートラバー11全体の剛性を高めることができる。
(実施形態3)
図4に示すように、実施形態3に係るスプリングシートラバー21は、実施形態2と同様に上面視で略扇状に形成された芯部材25において、横断面視で略U字状に形成された水平部25bの上板部25cの先端が下板部25fよりも大きく突出したもので、上述の実施形態2とは、上板部25cが下板部25fよりも大きく突出している点や該上板部25cの先端側が厚肉に形成されている点が異なるだけなので、同一の部分には同一の符号を付し、実施形態2と異なる部分についてのみ以下で詳しく説明する。
すなわち、芯部材25の水平部25bは、横断面視で略U字状に形成されていて、その上板部25cの先端が下板部25fよりも大きく外方(スプリングシートラバー21の内方)に突出している。そして、このような芯部材25の形状に沿うように、すなわち前記下板部25fに対応して段差が形成されるように、ゴム部材24が該芯部材25を囲んで一体形成されている。これにより、前記上板部25cの上下方向の変形が容易になるとともに、前記下板部25fを覆うゴム材料を減らすことができ、製造コストの低減を図れる。
なお、前記上板部25cにおいて、前記下板部25fよりも外方に突出している部分は、大きな荷重が入力されると該下板部25fに支持されることなくオーバーハング状態になるため、所定の剛性を確保できるように他の部分よりも厚肉に形成されている。
また、前記芯部材25の上板部25cには、上述の実施形態2と同様、上面視でリング状に形成された凹溝22bに対応するように、溝部25eが形成されているが、この溝部25eは、前記下板部25fと上下方向にオーバーラップする部分に設けられている。これにより、コイルスプリングからの荷重が直接伝わる部分が下板部25fに支持されることなくオーバーハング状態になるのを防止できる。
(実施形態4)
図5に示すように、実施形態4に係るスプリングシートラバー31は、芯部材35の水平部35bが該シートラバー31の外周側に向かって開口するように横断面視で略U字状に形成されたもので、上述の実施形態2とは、該水平部35bの形状が異なるだけなので、同一の部分には同一の符号を付し、実施形態2と異なる部分についてのみ以下で詳しく説明する。
すなわち、芯部材35は、その水平部35bの先端側が下方に位置するようにヘアピン状に折曲されて、上板部35cの方が下板部25fよりも大きく外方(スプリングシートラバー31の外方)に突出するように形成されている。そして、上述のような芯部材25の形状に沿うように該芯部材35の周りにはゴム部材34が一体形成されている。また、前記芯部材35の水平部35bの内側には、前記図5に示すように、ゴム材が充填されている。
なお、前記芯部材35の上板部35cには、上述の実施形態1〜3と同様、上面視でリング状に形成された凹溝32bに対応するように、溝部35eが形成されているが、この溝部35eも、実施形態3と同様に前記下板部35fと上下方向にオーバーラップする部分に設けられている。
以上のような構成にすることで、前記図5に示すように、水平部35bの上板部35cの先端が下板部35fよりも大きく突出していて、且つ該上板部35cの先端側に鉛直部35aの重量が作用するため、該上板部35cの変形が容易になって、上述の実施形態2とは異なるばね定数を有するスプリングシートラバーを得ることができる。また、上述のように、前記水平部35bの上板部35cよりも外方への突出量が抑えられた下板部35fの形状に沿うようにゴム部材34を形成することで、ゴム材料を節約することができ、製造コストの低減を図れる。
(実施形態5)
図6に示すように、実施形態5に係るスプリングシートラバー41は、芯部材35の略U字状の水平部35bの内側にすぐり部46を設けたもので、上述の実施形態4とはこの点が異なるだけなので、同一の部分には同一の符号を付し、実施形態4と異なる部分についてのみ以下で詳しく説明する。
すなわち、前記スプリングシートラバー41は、水平部の先端側が鉛直部側の下方に位置付けられるように横断面視で略U字状に形成された芯部材35の形状に沿ってゴム部材44が一体形成されたもので、これにより、該芯部材35の水平部35cの内側には、シートラバー41の外周側(鉛直部側)に向かって開口するすぐり部46が形成されている。
このように、前記スプリングシートラバー41にすぐり部46を設けることにより、図7に実線で示すように、比較的荷重の小さい領域での芯部材35の上板部35cの変形が容易になるため、初期のばね定数の低いシートラバー41を得ることができる。
(その他の実施形態)
本発明の構成は、前記各実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、前記各実施形態では、芯部材5,15,25,35を上面視で扇状に形成し、ゴム部材4,14,24,34,44内に複数個、埋設するようにしているが、この限りではなく、図8に示すように、芯部材55を上面視でリング状に一体形成し、該リング状の芯部材55をゴム部材54内に埋設してもよい。
また、前記各実施形態では、芯部材5,15,25,35を樹脂製としているが、この限りではなく、例えば金属製など、弾性変形可能な材料であればどのような材料であってもよい。
さらに、前記各実施形態では、車両用サスペンションのコイルスプリングSの端部を受けるスプリングシートラバー1,11,…に適用しているが、この限りではなく、サスペンション以外に用いられるコイルスプリングの端部を受けるスプリングシートラバーに適用してもよい。
以上説明したように、本発明におけるスプリングシートラバーは、ゴム部材内に断面U字状に形成された樹脂製の芯部材を埋設することで、ゴム部材のへたりの影響によるコイルスプリングの位置ずれを防止できるから、例えば、車両のサスペンション装置に特に有用である。
本発明の実施形態1に係るスプリングシートラバーを示す斜視図である。 スプリングシートラバーの(a)上面図、(b)II−II線断面図である。 実施形態2に係る図2相当図である。 実施形態3に係る図2(b)相当図である。 実施形態4に係る図2(b)相当図である。 実施形態5に係る図2(b)相当図である。 実施形態5に係るスプリングシートラバーのたわみ−荷重線図である。 芯部材をリング状に形成した場合の図2(a)相当図である。
符号の説明
1、11、21、31、41、51 スプリングシートラバー
2、12 底部
2b、12b、22b、32b 凹溝
4、14、24、34、44、54 ゴム部材
5、15、25、35、55 芯部材(ばね部材)
5e、15e、25e、35e 溝部
46 すぐり部
S コイルスプリング

Claims (4)

  1. コイルスプリングと該コイルスプリングの端部を受ける支持部材との間に配設されるスプリングシートラバーであって、
    シート状のゴム部材と、
    前記コイルスプリングから受ける荷重によって厚み方向に弾性変形するように前記ゴム部材内に埋設された断面U字状のばね部材と、を備えていることを特徴とするスプリングシートラバー。
  2. 請求項1において、
    前記ばね部材は、コイルスプリングの径方向内方若しくは外方に向かって開口するように前記ゴム部材内に埋設されていることを特徴とするスプリングシートラバー。
  3. 請求項2において、
    前記ゴム部材は、前記ばね部材のU字形に沿って被覆するように設けられていて、該ゴム部材の前記ばね部材埋設部分の内部に、該ばね部材と同じ方向に開口するすぐり部が形成されていることを特徴とするスプリングシートラバー。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つにおいて、
    前記ゴム部材の前記コイルスプリングに当接する部分には凹溝が形成されていて、前記ばね部材にも該凹溝に対応する部位に溝部が形成されていることを特徴とするスプリングシートラバー。
JP2006014124A 2006-01-23 2006-01-23 スプリングシートラバー Expired - Fee Related JP4767024B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006014124A JP4767024B2 (ja) 2006-01-23 2006-01-23 スプリングシートラバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006014124A JP4767024B2 (ja) 2006-01-23 2006-01-23 スプリングシートラバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007198406A true JP2007198406A (ja) 2007-08-09
JP4767024B2 JP4767024B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=38453209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006014124A Expired - Fee Related JP4767024B2 (ja) 2006-01-23 2006-01-23 スプリングシートラバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4767024B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038361A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Hyundai Motor Co Ltd 懸架装置用エネルギー回生装置
JP2018105492A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社ショーワ スプリングシート構造
WO2020235311A1 (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 Kyb株式会社 スプリングガイド及びサスペンション装置
JP2020193703A (ja) * 2019-05-21 2020-12-03 Kyb株式会社 スプリングガイド及びサスペンション装置
CN115087816A (zh) * 2020-02-10 2022-09-20 Kyb株式会社 弹簧引导件以及悬架装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53117893A (en) * 1976-12-09 1978-10-14 Wheelabrator Frye Inc Vibration finishing device and method of treating parts
JPS62251219A (ja) * 1986-04-23 1987-11-02 Mazda Motor Corp 自動車のサスペンシヨン装置
JPH0256706A (ja) * 1988-08-22 1990-02-26 Seiko Epson Corp 磁気ヘッドコアの製造方法
JPH06280913A (ja) * 1993-03-23 1994-10-07 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd スプリングシートラバー
JP2001248674A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Nissan Motor Co Ltd 緩衝装置用スプリングシート
JP2001295827A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Kawasaki Heavy Ind Ltd コイルスプリングの取付け座金およびボンネットの押上げ機構
JP2003028222A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Murakami Corp コイルスプリング圧縮保持具
JP2005220976A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Toyo Tire & Rubber Co Ltd スプリングシートラバー及びその成形方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53117893A (en) * 1976-12-09 1978-10-14 Wheelabrator Frye Inc Vibration finishing device and method of treating parts
JPS62251219A (ja) * 1986-04-23 1987-11-02 Mazda Motor Corp 自動車のサスペンシヨン装置
JPH0256706A (ja) * 1988-08-22 1990-02-26 Seiko Epson Corp 磁気ヘッドコアの製造方法
JPH06280913A (ja) * 1993-03-23 1994-10-07 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd スプリングシートラバー
JP2001248674A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Nissan Motor Co Ltd 緩衝装置用スプリングシート
JP2001295827A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Kawasaki Heavy Ind Ltd コイルスプリングの取付け座金およびボンネットの押上げ機構
JP2003028222A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Murakami Corp コイルスプリング圧縮保持具
JP2005220976A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Toyo Tire & Rubber Co Ltd スプリングシートラバー及びその成形方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038361A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Hyundai Motor Co Ltd 懸架装置用エネルギー回生装置
JP2018105492A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社ショーワ スプリングシート構造
WO2020235311A1 (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 Kyb株式会社 スプリングガイド及びサスペンション装置
JP2020193703A (ja) * 2019-05-21 2020-12-03 Kyb株式会社 スプリングガイド及びサスペンション装置
CN113825657A (zh) * 2019-05-21 2021-12-21 Kyb株式会社 弹簧引导件以及悬架装置
JP7307646B2 (ja) 2019-05-21 2023-07-12 Kyb株式会社 スプリングガイド及びサスペンション装置
CN113825657B (zh) * 2019-05-21 2024-03-01 Kyb株式会社 弹簧引导件以及悬架装置
CN115087816A (zh) * 2020-02-10 2022-09-20 Kyb株式会社 弹簧引导件以及悬架装置
CN115087816B (zh) * 2020-02-10 2024-05-17 Kyb株式会社 弹簧引导件以及悬架装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4767024B2 (ja) 2011-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10293672B2 (en) Engine mount and method of manufacturing the same
JP4767024B2 (ja) スプリングシートラバー
WO2014148364A1 (ja) スプリングラバーシート及びストラット型サスペンション
JP2008024158A (ja) コイルスプリングの位置決め構造
EP3203108B1 (en) Vibration isolation device
JP6545505B2 (ja) サスペンション装置
US20150115561A1 (en) Vehicle suspension arm
US20160166064A1 (en) Headrest support structure
WO2016159130A1 (ja) スプリングガイド及びサスペンション装置
JP6463199B2 (ja) ラバーシート及びサスペンション装置
JP2010083194A (ja) サスペンションのコイルスプリングのアッパマウント
JP2010060022A (ja) 防振ブッシュ
JP2007132386A (ja) 防振装置
JP2002130351A (ja) 車両用サスペンションのスプリングシート
JP2017150641A (ja) サスペンション装置
JP2007155080A (ja) 油圧緩衝器のベースバルブ構造
JP4108942B2 (ja) シートスプリングラバー
JP2008082368A (ja) ダイナミックダンパ及びその製造方法
JP2010209866A (ja) 排気管支持部材
JP2008223785A (ja) 防振装置
JP2007335089A (ja) 誘導加熱調理器
JP2005265109A (ja) ストラットマウント
KR102452687B1 (ko) 차량용 스트러트형 현가장치의 인슐레이터 부시
JP7284715B2 (ja) ストラットマウント
JP6943424B2 (ja) ボールジョイント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110614

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees