JP2010083194A - サスペンションのコイルスプリングのアッパマウント - Google Patents

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Abstract

【課題】シートラバー、ガイドブラケットおよびバンプストッパを一部品化すると共に、バンプストッパの脱落を防止できるアッパマウントを提供する。
【解決手段】ガイドブラケット6は、金属製または樹脂製であり、外周面がコイルスプリング1をガイドする筒部61、62と、筒部61、62の下端を閉塞するように筒部61、62に一体的に設けられ筒部61、62の下端開口面積より小さな開口面積の孔64b、64dが形成された底部64と、を備える。シートラバー7は、筒部61の上端外周側に一体加硫成形により接着される。バンプストッパ8は、底部64の下面に一体加硫成形により接着される。一体化部材9、10は、バンプストッパ8と同種の材料からなり、底部64のうちバンプストッパ8と反対側の面または筒部61、62の内周面に一体加硫成形により接着され、底部64の孔64b、64dを介してバンプストッパ8と一体加硫成形される。
【選択図】図1

Description

本発明は、サスペンションのコイルスプリングのアッパマウントに関するものである。
車両のサスペンション装置においては、車軸側のアーム部材と車両ボディとの間に、コイルスプリングおよびショックアブソーバが介在している。そして、コイルスプリングの上端部と車両ボディとの間、および、コイルスプリングの下端部とアーム部材との間には、シートラバーが介在している。
ところで、コイルスプリングを車両ボディに組み付ける際には、組付け性の観点から、シートラバーを予め車両ボディに組み付けておくことが望まれる。さらに、コイルスプリング組み付け時の倒れを防止するために、例えば、特開平11−280810号公報(特許文献1)に、シートラバーに一体成形されたコイルスプリングのガイドブラケットを設けることが記載されている。
また、特開平10−297234号公報(特許文献2)の図6、特開昭59−20711号公報(特許文献3)および特開平11−182596号公報(特許文献4)には、バンプストッパが記載されている。バンプストッパは、車輪が大きな衝撃を入力した場合に、コイルスプリングの下端側の取付部材がコイルスプリングの上端側の部材に直接当接しないように、且つ、その衝撃力を緩衝するための部材である。
特開平11−280810号公報 特開平10−297234号公報 特開昭59−20711号公報 特開平11−182596号公報
ところで、アッパマウントには、シートラバーによる緩衝作用、バンプストッパによる緩衝作用、コイルスプリング組付け時のガイド機能(倒れ防止機能)が要求される。しかし、特許文献1にはバンプストッパの記載がされていない。また、特許文献4に記載のアッパマウントは、バンプストッパとして機能する部位がガイド機能を有するようにも見える。しかし、ゴム弾性体がガイド面に相当する部位を形成しているため、コイルスプリングを車両ボディに組み付ける際に、コイルスプリングがゴム弾性体に接触するとコイルスプリングがゴム弾性体に引っかかってしまう。これでは、ガイド機能を発揮できない。
また、特許文献2の図6に記載のアッパマウントおよび特許文献3の図2に記載のアッパマウントは、ブラケットによりコイルスプリングのガイド機能を有し、バンプストッパも有している。しかし、これらのアッパマウントは、バンプストッパと、ブラケットおよびシートラバーとが、別体に成形され、ナットなどにより一体的に結合されている。
また、部品コスト低減のためにはこれら複数部品の一体部品化が望まれる。そこで、特許文献3の図3に記載のアッパマウントは、シートラバー、バンプストッパおよびブラケットが一体成形されている。これにより、一部品化され、部品コストおよび組付け工数の低減を図ることができる。
しかし、特許文献3の図3に記載のアッパマウントにおいて、バンプストッパとブラケットの接合は、バンプストッパの上面とブラケットの下面との接着のみによる。バンプストッパは、激しい衝撃力を受け、その衝撃力を緩衝するための部材である。そうすると、確実にバンプストッパは、ブラケットに接合されていることが望まれる。特に、激しい衝撃力により、バンプストッパとブラケットとの接着面が剥がれると、バンプストッパが脱落することになり、問題となる。従って、バンプストッパとブラケットの接合は、より強固な接合が求められる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、シートラバー、ガイドブラケットおよびバンプストッパを一部品化すると共に、バンプストッパの脱落を防止できるアッパマウントを提供することを目的とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
(手段1)手段1に係るサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントは、
車両ボディに保持され、前記車両ボディとサスペンションのコイルスプリングの上端部との間に挟まれるサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントであって、
金属製または樹脂製であり、外周面が前記コイルスプリングの前記車両ボディへの組付け時に前記コイルスプリングをガイドする筒部と、前記筒部の下端を閉塞するように前記筒部に一体的に設けられ前記筒部の下端開口面積より小さな開口面積の孔が形成された底部と、を備えるガイドブラケットと、
前記筒部の上端外周側に一体加硫成形により接着され、前記車両ボディと前記コイルスプリングの上端部との間に介装されるシートラバーと、
前記底部の下面に一体加硫成形により接着され、前記コイルスプリングの筒状内側に設けられ、前記コイルスプリングの下端側の取付部材との衝撃を緩衝するバンプストッパと、
前記バンプストッパと同種の材料からなり、前記底部のうち前記バンプストッパと反対側の面または前記筒部の内周面に一体加硫成形により接着され、前記底部の孔を介して前記バンプストッパと一体加硫成形される一体化部材と、
を備えることを特徴とする。
手段1によれば、ガイドブラケットの筒部は、コイルスプリングの車両ボディへの組付け時に、コイルスプリングをガイドする。コイルスプリングが取り付けられたサスペンションアームのサブ組付部品を車両ボディに組み付ける際に、コイルスプリングの上端側は支持されていないため、コイルスプリングが倒れようとする。しかし、ガイドブラケットの筒部が、コイルスプリングが倒れ防止機能を発揮する。
ところで、ガイドブラケットは、金属または樹脂からなる。金属や樹脂は、ゴムに比べて、摺動性が高い。このガイドブラケットの筒部の外周面がコイルスプリングのガイド機能を発揮するため、確実にコイルスプリングを所定位置へ誘導することができる。従って、ガイドブラケットは、確実にコイルスプリングのガイド機能を発揮する。
さらに、本発明において、ガイドブラケット、シートラバー、バンプストッパ、および、一体化部材は、一部品化されている。つまり、部品点数の低減、および、組付け工数の低減に寄与する。
さらに、一体化部材は、底部の孔を介してバンプストッパと一体加硫成形されている。つまり、バンプストッパと一体化部材は、ガイドブラケットの底部を挟んだ両側に設けられている。このように、一体化部材の存在により、バンプストッパのガイドブラケットとの接合強度が向上する。具体的には、バンプストッパは、ガイドブラケットの底部との接着力と、一体化部材との協働によるガイドブラケットの底部との係合力とにより、ガイドブラケットと接合する。従って、バンプストッパは、ガイドブラケットから脱落することを防止できる。
この場合、シートラバーは、バンプストッパおよび一体化部材と同種の材料からなるようにしてもよいし、異なる材料からなるようにしてもよい。異なる材料からなる場合には、いわゆる2色成形を行うことになる。異なる材料からなる場合には、それぞれに適した材料を用いることができる。一方、同種の材料とする場合には、それぞれに要求される機能を発揮するために、形状を工夫することで対応する。
(手段2)手段2に係るサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントは、
手段1において、
前記筒部の外周面は、露出して設けられることを特徴とする。
これにより、確実に、摺動性を確保しながら、コイルスプリングのガイド機能を発揮する。ここで、筒部の外周面が露出しているとは、筒部そのものが露出しており、筒部の外周面に例えばゴムなどの金属や樹脂以外の部材が存在しないことを意味する。
(手段3)手段3に係るサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントは、
手段1または2において、
前記シートラバー、前記バンプストッパおよび前記一体化部材は、同種の材料からなり、
前記筒部は、その外周面とその内周面とを貫通する孔が形成され、
前記一体化部材は、前記筒部の内周側に一体加硫成形により接着され、前記筒部の孔を介して前記シートラバーと一体加硫成形されることを特徴とする。
手段3によれば、シートラバー、バンプストッパ、および、一体化部材は、一体加硫成形される。つまり、金型にラバーを注入する注入口を一か所とした場合であっても、一体化が可能となる。この結果、よりいっそうの低コスト化を図ることができる。
(手段4)手段3に係るサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントは、
手段1〜3の何れか一つにおいて、
前記底部の上面は、前記車両ボディに当接して支持されることを特徴とする。
これにより、バンプストッパは、ガイドブラケットの底部と車両ボディとにより支持されていることになる。つまり、バンプストッパを支持する部材の剛性を高めることができる。その結果、コイルスプリングの下端側の取付部材がバンプストッパに非常に大きな衝撃力により衝突した場合であっても、ガイドブラケットは変形することなく、バンプストッパによる衝撃緩衝作用を発揮する。これにより、ガイドブラケットの剛性を低くすることができる。例えば、ガイドブラケットを、金属よりも剛性の低い樹脂製とすることができ、ガイドブラケットを金属製とした場合にも、肉厚を小さくすることができる。その結果、ガイドブラケットの軽量化、および、部品コストの低減を図ることができる。
(手段5)手段5に係るサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントは、
手段4において、
前記底部の上面側は、上側に向かって突出する突状台座を有し、
前記突状台座の上面は、前記車両ボディに当接し、
前記底部の孔は、前記突状台座の外周面と前記底部の下面側とを貫通することを特徴とする。
手段5によれば、底部の孔が、突状台座の外周面と底部の下面側とを貫通している。従って、突状台座の上面には、一体化部材が存在しないように、もしくは、一体化部材が非常に薄く設けられるようにできる。これにより、車両ボディへの当接面である突状台座の上面には、一体化部材が全く存在しないか、非常に薄くしか存在しないため、車両ボディによる底部の支持剛性の向上の効果を確実に発揮できる。仮に、底部の車両ボディへの当接面に配置される一体化部材の肉厚が厚いと、車両ボディによる底部の支持剛性がそれほど向上しない。つまり、底部の車両ボディへの当接面に、一体化部材が全く存在しないか、非常に薄くしか存在しないようにすることは、非常に効果的となる。
(手段6)手段6に係るサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントは、
手段4または5において、
前記車両ボディのうち前記底部の上面側に当接する部位には、孔が形成され、
前記底部の上面は、前記車両ボディの孔に係合する係合突起を有することを特徴とする。
手段6によれば、底部に形成される係合突起により確実に且つ容易に、一体成型品を車両ボディに取り付けることができる。
(手段7)手段7に係るサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントは、
手段4または5において、
前記車両ボディのうち前記底部の上面側に当接する部位には、孔が形成され、
前記一体化部材は、前記車両ボディの孔に係合する係合突起を有することを特徴とする。
手段7によれば、一体化部材に形成される係合突起により確実に且つ容易に、一体成型品を車両ボディに取り付けることができる。
(手段8)手段8に係るサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントは、
手段1〜7の何れか一項において、
前記底部の下面側は、下側に開口する凹所を有し、
前記バンプストッパは、前記凹所に一体加硫成形により接着されることを特徴とする。
手段8によれば、凹所を設けることによりバンプストッパと底部との接着面積を拡大することができる。これにより、バンプストッパの底部への接着力を高めることができる。
以下、本発明のサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントを具体化した実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<第一実施形態>
第一実施形態のサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント5について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、車両組付状態における、車両のサスペンション構造の軸方向(車両上下方向)の断面図である。図2は、アッパマウント5の軸方向断面図である。図3は、ガイドブラケット6の軸方向断面図である。
図1に示すように、車両のサスペンション構造は、車両ボディ2と車輪側に設けられるサスペンションアーム3とが、コイルスプリング1およびショックアブソーバ(図示せず)により懸架されている。なお、ショックアブソーバは、コイルスプリング1の隣りに設けられている。
具体的には、コイルスプリング1の下端側は、ロアマウント4を介してサスペンションアーム3に支持されている。サスペンションアーム3は、平板状基部31と、平板状基部31から車両上側に突出する円筒状部32と、円筒状部32の上端部に上側に向かって細くなるテーパ状部33とからなる。円筒状部32の外径は、コイルスプリング1の内径よりも小さな外径からなる。
ロアマウント4は、サスペンションアーム3に保持され、サスペンションアーム3とコイルスプリング1の下端部との間に挟まれている。このロアマウント4は、中央に円形孔が形成された円盤状からなる。ロアマウント4は、サスペンションアーム3の円筒状部32に嵌合されている。このロアマウント4の内径は、コイルスプリング1の内径より小さく形成され、ロアマウント4の外径は、コイルスプリング1の外径より大きく形成されている。そして、図1に示すように、ロアマウント4の下面は、サスペンションアーム3の平板状基部31に当接している。また、ロアマウント4の上面は、コイルスプリング1の下端により押圧され、陥没するように変形している。
一方、コイルスプリング1の上端部は、アッパマウント5を介して車両ボディ2の下面に支持されている。車両ボディ2は、平板状基部21と、平板状基部21から車両下側に突出する円筒状部22と、円筒状部22の下端開口部を閉塞する蓋部23とからなる。これら、平板状基部21、円筒状部22および蓋部23は、鉄板をプレス成形されてなる。円筒状部22の外径は、コイルスプリング1の内径よりも小さな外径からなる。また、蓋部23の中央には、円筒状部22の開口面積より小さな開口の孔23aが形成されている。この蓋部23は、後述するガイドブラケット6の底部64の上面側に当接する部位である。
アッパマウント5は、図1に示すように、車両ボディ2に保持され、車両ボディ2とコイルスプリング1の上端部との間に挟まれている。具体的には、アッパマウント5が車両ボディ2に保持された状態とすると共に、ロアマウント4を介してコイルスプリング1をサスペンションアーム3に取り付けておく。その後に、コイルスプリング1の上端部をアッパマウント5に当接させて、コイルスプリング1を車両ボディ2に組付ける。
このアッパマウント5の詳細な構成について説明する。アッパマウント5は、図1および図2に示すように、ガイドブラケット6と、シートラバー7と、バンプストッパ8と、第一の一体化部材9と、第二の一体化部材10とから構成される。
ガイドブラケット6は、金属製または樹脂製からなる。本実施形態においては、ガイドブラケット6は、鉄板をプレス成形している。このガイドブラケット6は、車両ボディ2を形成する板厚よりも薄い板厚のものを用いている。図1〜図3に示すように、ガイドブラケット6は、円筒部61と、テーパ筒部62と、フランジ部63と、底部64とから構成される。ここで、円筒部61およびテーパ筒部62が本発明の筒部に相当する。
円筒部61は、円筒状からなり、この円筒部61の内径は、車両ボディ2の円筒状部22の外径よりも僅かに大きく形成されている。さらに、円筒部61の外径は、コイルスプリング1の内径より小さく形成されている。そして、円筒部61は、車両ボディ2の円筒状部22の外周側に設けられる。この円筒部61には、その外周面と内周面とを貫通する孔61aが周方向に等間隔に4箇所形成されている。この孔61aは、シートラバー7と一体化部材9とを一体的に成形且つ連結するための部位である。
テーパ筒部62は、円筒部61の下端から下側に同軸上に一体形成されている。このテーパ筒部62は、下側に向かって細くなるように形成されている。このテーパ筒部62の外周面は、露出して設けられる。そして、テーパ筒部62の外周面は、コイルスプリング1の車両ボディ2への組付け時にコイルスプリング1をガイドする。つまり、サスペンションアーム2に組付けられた状態のコイルスプリング1の上端部を車両ボディ2に組付ける時に、コイルスプリング1の上端部は支持されていないため、倒れやすい状態となる。このときに、テーパ筒部62が、コイルスプリング1の倒れ防止機能を発揮する。さらに、テーパ筒部62は、上側に向かって拡径するテーパ状に形成されているため、コイルスプリング1がテーパ筒部62に対して上側に移動するに従って、コイルスプリング1の上端部が所定の位置に位置決めされるように作用する。つまり、テーパ筒部62はコイルスプリング1のガイド機能を発揮する。
フランジ部63は、平板状からなり、円筒部61の上端縁から径方向外方に延びるように一体形成されている。このフランジ部63の上面は、露出しており、車両ボディ2の平板状基部21の下面に当接して、支持されている。
底部64は、テーパ筒部62の下端開口部を閉塞するように、テーパ筒部62に一体形成されている。この底部64の上面側は、上側に向かって突出する突状台座64aを有する。この突状台座64aは、底部64の中央部に設けられている。突状台座64aの中央には、上下方向に貫通する孔64bが形成されている。さらに、突状台座64aの上面側は、露出しており、車両ボディ2の蓋部23の下面に当接して、支持されている。つまり、突状台座64aのうち、孔64bの周縁が、車両ボディ2の蓋部23に当接している。従って、ガイドブラケット6のうちフランジ部63および突状台座64aが車両ボディ2に当接している。
また、底部64の下面側には、下側に開口する凹所64cを有する。つまり、底部64の突状台座64aと凹所64cとが、上下反対面に相互に凹凸状をなすように形成されている。さらに、突状台座64aの周面には、孔64dが周方向に等間隔に4箇所形成されている。この孔64dは、突状台座64aの外周面と凹所64cの内周面とを貫通している。さらに、この孔64dは、テーパ筒部62の下端開口面積より小さな開口面積からなる。
シートラバー7は、中央に円形孔を有する円盤状をなしている。このシートラバー7は、ガイドブラケット6の円筒部61の外周面およびフランジ部63の下面に一体加硫成形により接着されている。つまり、シートラバー7の内径は、円筒部61の外径に等しい。また、シートラバー7の外径は、フランジ部63の外径より僅かに小さく、且つ、コイルスプリング1の外径とほぼ同程度とされている。そして、このシートラバー7は、車両ボディ2とコイルスプリング1の上端部との間に介装されている。シートラバー7の下面は、コイルスプリング1の上端部により押圧され、陥没するように変形している。従って、シートラバー7は、コイルスプリング1の上端部を位置決めしつつ、十分な支持剛性を確保することができるような材料、すなわち、ある程度の硬度を有するラバーを用いている。
バンプストッパ8は、シートラバー7と同種の材料からなり、軸状をなしている。このバンプストッパ8の最外径は、ガイドブラケット6の底部64の外径と同程度、もしくは、底部64の外径より僅かに小さい。そして、バンプストッパ8は、ガイドブラケット6に一体加硫成形により接着され、コイルスプリング1の筒状内部に配置されている。さらに、バンプストッパ8は、車輪に大きな振動が入力された場合に、サスペンションアーム3のテーパ状部33が衝突することで、ストッパとして機能しつつ衝撃緩衝効果を発揮する。
詳細には、バンプストッパ8は、基部81と、緩衝部82とから構成される。基部81は、ほぼ円柱状をなし、その上端面が、ガイドブラケット6の底部64の最下面、および、凹所64cの形成面全て(側面および底面)に一体加硫成形により接着されている。緩衝部82は、基部81の下端に形成されており、ほぼ軸状をなしている。この緩衝部82の外周面は、上下方向に大径部と小径部とが交互に連続する蛇腹状をなし、上下方向に変形容易な形状をなしている。つまり、緩衝部82は、形状を工夫することにより、衝撃緩衝効果を発揮している。
第一の一体化部材9は、シートラバー7およびバンプストッパ8と同種の材料からなり、筒状をなしている。第一の一体化部材9は、底部64のうちバンプストッパ8と反対側の面、すなわち、突状台座64aの外周部、並びに、円筒部61およびテーパ筒部62の内周面に一体加硫成形により接着されている。この第一の一体化部材9のうち、底面64の突状台座64aの上面よりも上側の部分の内径は、車両ボディ2の円筒状部22の外径より大きくされている。さらに、第一の一体化部材9は、突状台座64aの周面に形成された孔64dを介して、バンプストッパ8の基部81と一体加硫成形されている。もちろん、第一の一体化部材9は、突状台座64aの孔64dの内周面にも一体加硫成形により接着されている。さらに、第一の一体化部材9は、円筒部61の孔61aを介して、シートラバー7と一体加硫成形されている。もちろん、第一の一体化部材9は、円筒部61の孔61aの内周面にも一体加硫成形により接着されている。つまり、第一の一体化部材9は、シートラバー7とバンプストッパ8を一体的に連結している。
第二の一体化部材10(本発明の「係合突起」に相当する)は、バンプストッパ8と同種の材料からなり、きのこ状をなしている。第二の一体化部材10は、バンプストッパ8の基部81の上面に一体加硫成形されており、基部81から上側に突出する。つまり、第二の一体化部材10は、突状台座64aの上面から上側に突出している。この第二の一体化部材10は、車両ボディ2の蓋部23の孔23aを挿通可能で、且つ、当該蓋部23の孔23aに係合するような突起形状からなる。詳細には、第二の一体化部材10のくびれ部の外径は、車両ボディ2の蓋部23の孔23aの内径より小さく形成され、第二の一体化部材10の頭部の外径は、蓋部23の孔23aの内径より大きく形成される。
以上説明した構成からなるアッパマウント5を含むサスペンション構成部品の車両ボディ2への組み付け方法について説明する。まず、アッパマウント5を成形する。具体的には、ガイドブラケット6をプレス加工した後に、ラバーの一体加硫成形を行う。これにより、アッパマウント5が全体として一部品として成形される。
また、ロアマウント4をサスペンションアーム3の円筒状部32に嵌合する。続いて、コイルスプリング1の下端部を、ロアマウント4の上面に位置決めしておく。一方、アッパマウント5を車両ボディ2に組み付ける。具体的には、第二の一体化部材10を車両ボディ2の蓋部23の孔23aに挿通し、係合させることで、アッパマウント5が車両ボディ2に保持される。
続いて、コイルスプリング1が組み付けられたサスペンションアーム3を車両ボディ2に組み付ける。具体的には、コイルスプリング1の上端部の筒状内部に、ガイドブラケット6のテーパ筒部62が挿入されるように、両者を位置決めする。さらに、コイルスプリング1を車両ボディ2に対して相対的に上側に移動させる。このとき、コイルスプリング1は、ガイドブラケット6のテーパ筒部62によりガイドされながら相対移動する。そして、最終的に、コイルスプリング1の上端部がシートラバー7の下面に当接し、押圧した状態で両者を固定する。このようにして、サスペンション構成部品を車両ボディ2に組み付ける。
以上説明したように、ガイドブラケット6のテーパ筒部62は、コイルスプリング1の車両ボディ2への組付け時に、コイルスプリング1をガイドする。コイルスプリング1が取り付けられたサスペンションアーム3のサブ組付部品を車両ボディ2に組み付ける際に、コイルスプリング1の上端側は支持されていないため、コイルスプリング1が倒れようとする。しかし、ガイドブラケット6のテーパ筒部62が、コイルスプリング1が倒れ防止機能を発揮する。
ところで、ガイドブラケット6は、金属または樹脂からなる。ここで、金属や樹脂は、ゴムに比べて、摺動性が高い。このガイドブラケット6のテーパ筒部62の外周面がコイルスプリング1のガイド機能を発揮するため、確実にコイルスプリング1を所定位置へ誘導することができる。従って、ガイドブラケット6は、確実にコイルスプリング1のガイド機能を発揮する。さらに、テーパ筒部62の外周面は露出している。これにより、テーパ筒部62は、確実に、摺動性を確保しながら、コイルスプリング1のガイド機能を発揮する。
さらに、本実施形態のアッパマウント5は、ガイドブラケット6、シートラバー7、バンプストッパ8、第一の一体化部材9および第二の一体化部材10は、一部品化されている。つまり、部品点数の低減、および、組付け工数の低減に寄与する。さらに、シートラバー7、バンプストッパ8、および、第一、第二の一体化部材9、10は、成形に際して、金型内にラバーを注入する注入口を一か所とした場合であっても、一体化が可能となる。この結果、よりいっそうの低コスト化を図ることができる。
さらに、第一、第二の一体化部材9、10は、底部64の孔64b、64dを介してバンプストッパ8と一体加硫成形されている。つまり、バンプストッパ8と第一、第二の一体化部材9、10は、ガイドブラケット6の底部64を挟んだ両側に設けられている。このように、第一、第二の一体化部材9、10の存在により、バンプストッパ8のガイドブラケット6との接合強度を向上させることになる。さらに、バンプストッパ8は、凹所64cの全面に接着しているため、バンプストッパ8と底部64との接着面積を拡大できる。このことにより、バンプストッパ8の底部64への接着力を高めることができる。つまり、バンプストッパ8は、ガイドブラケット6の底部64との接着力と、第一、第二の一体化部材9、10との協働によるガイドブラケット6の底部64との係合力とにより、ガイドブラケット6と接合する。従って、バンプストッパ8は、ガイドブラケット6から脱落することを防止できる。
さらに、ガイドブラケット6の底部64の上面、すなわち突状台座64aの上面は、車両ボディ2の蓋部23に当接して支持されている。これにより、バンプストッパ8は、ガイドブラケット6の底部64と車両ボディ2とにより支持されていることになる。つまり、バンプストッパ8を支持する部材の剛性を高めることができる。その結果、車輪に大きな振動が入力された場合に、サスペンションアーム3のテーパ状部33がバンプストッパ8に非常に大きな衝撃力により衝突した場合であっても、ガイドブラケット6は変形することなく、バンプストッパ8による衝撃緩衝作用を発揮する。これにより、ガイドブラケット6の剛性を低くすることができる。例えば、ガイドブラケット6を、金属よりも剛性の低い樹脂製とすることができ、ガイドブラケット6を金属製とした場合にも、肉厚を小さくすることができる。その結果、ガイドブラケット6の軽量化、および、部品コストの低減を図ることができる。
さらに、底部64の孔64dが、突状台座64aの外周面と凹所64cの周面とを貫通している。従って、突状台座64aの上面には、第一、第二の一体化部材9、10が存在しないように、もしくは、第一、第二の一体化部材9、10が非常に薄く設けられるようにできる。これにより、車両ボディ2への当接面である突状台座64aの上面には、一体化部材9、10が全く存在しないか、非常に薄くしか存在しないため、車両ボディ2による底部64の支持剛性の向上の効果を確実に発揮できる。
<第二実施形態>
第二実施形態のサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント100について、図4〜図6を参照して説明する。図4は、車両組付状態における、車両のサスペンション構造の軸方向(車両上下方向)の断面図である。図5は、アッパマウント100の軸方向断面図である。図6は、ガイドブラケット110の軸方向断面図である。ここで、第二実施形態におけるサスペンション構造において、アッパマウント100の他の部品は、第一実施形態と同一である。また、第二実施形態のアッパマウント100の構成部品において、第一実施形態と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第二実施形態のアッパマウント100は、図4および図5に示すように、ガイドブラケット110と、シートラバー7と、バンプストッパ8と、第一の一体化部材9とから構成される。つまり、第二実施形態のアッパマウント100は、第一実施形態のアッパマウント5に対して、ガイドブラケット110の形状が一部相違し、且つ、第二の一体化部材10を有しない点が相違する。
ガイドブラケット110は、樹脂製からなる。このガイドブラケット110は、図4〜図6に示すように、円筒部61と、テーパ筒部62と、フランジ部63と、底部64と、係合突起111とから構成される。つまり、係合突起111を有する点が、第一実施形態のガイドブラケット6と相違する。ただし、本実施形態の底部64の突状台座64aは、第一実施形態における底部64のうち突状台座64aの孔64bを有しない。
係合突起111は、突状台座64aの上面から上側に突出するように設けられている。この係合突起111は、車両ボディ2の蓋部23の孔23aに下側から挿通可能に弾性変形し、且つ、当該孔23aに挿通された後の状態において係合する。つまり、係合突起111は、第一実施形態の第二の一体化部材10に相当する。従って、この係合突起111により、アッパマウント100は、車両ボディ2に保持されることになる。
この場合にも、実質的に、第一実施形態と同様の効果を奏する。ただし、第二の一体化部材10によるバンプストッパ8の底部64への係合力向上の効果は、発揮しない。また、ガイドブラケット110の樹脂化により、本実施形態に示す形状を形成することが容易にできる。
<第三実施形態>
第三実施形態のサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント200について、図7〜図8を参照して説明する。図7は、アッパマウント200の軸方向断面図である。図8は、ガイドブラケット206の軸方向断面図である。ここで、第三実施形態のアッパマウント200の構成部品において、第一実施形態と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
アッパマウント200は、図7に示すように、ガイドブラケット206と、シートラバー7と、バンプストッパ210と、第一の一体化部材220と、第二の一体化部材230とから構成される。
ガイドブラケット206は、図7および図8に示すように、第一実施形態のガイドブラケット6に対して、円筒部61の孔61aを有しない点が相違する。その他は、同一構成である。
バンプストッパ210は、シートラバー7とは異なるゴム材料からなり、円柱状をなしている。例えば、このバンプストッパ210に用いるゴム材料は、シートラバー7に用いるゴム材料に比べて、ゴム硬度が高い材料としている。この場合には、バンプストッパ210は、耐久性が良好で、効果的に緩衝効果を発揮できる。シートラバー7には、低動ばね特性が要求されることがあるため、シートラバー7のゴム硬度は、比較的低い硬度の材料としている。ただし、シートラバー7とバンプストッパ210に要求される特性は多種多様である。そこで、シートラバー7とバンプストッパ210のゴム材料は、適宜、それぞれの要求に応じた特性を発揮するための適切なゴム材料を選択するとよい。
このバンプストッパ210の最外径は、ガイドブラケット206の底部64の外径と同程度、もしくは、底部64の外径より僅かに小さい。そして、バンプストッパ210は、ガイドブラケット206の底部64に一体加硫成形により接着され、コイルスプリング1の筒状内部に配置されている。さらに、バンプストッパ8は、車輪に大きな振動が入力された場合に、サスペンションアーム3のテーパ状部33が衝突することで、ストッパとして機能しつつ衝撃緩衝効果を発揮する。
第一の一体化部材220は、バンプストッパ210と同種の材料からなり、筒状をなしている。第一の一体化部材220は、底部64のうちバンプストッパ210と反対側の面、すなわち、突状台座64aの外周部、且つ、テーパ筒部62の内周面に一体加硫成形により接着されている。この第一の一体化部材220は、底面64の突状台座64aの上面よりも上側の部分には形成されていない。さらに、第一の一体化部材220は、突状台座64aの周面に形成された孔64dを介して、バンプストッパ210と一体加硫成形されている。もちろん、第一の一体化部材220は、突状台座64aの孔64dの内周面にも一体加硫成形により接着されている。つまり、第一の一体化部材220は、バンプストッパ210を一体的に連結している。
第二の一体化部材230(本発明の「係合突起」に相当する)は、バンプストッパ210と同種の材料からなり、きのこ状をなしている。第二の一体化部材230は、バンプストッパ210の上面に一体加硫成形されており、バンプストッパ210から上側に突出する。つまり、第二の一体化部材230は、突状台座64aの上面から上側に突出している。この第二の一体化部材230は、車両ボディ2の蓋部23の孔23aを挿通可能で、且つ、当該蓋部23の孔23aに係合するような突起形状からなる。詳細には、第二の一体化部材230のくびれ部の外径は、車両ボディ2の蓋部23の孔23aの内径より小さく形成され、第二の一体化部材230の頭部の外径は、蓋部23の孔23aの内径より大きく形成される。
つまり、バンプストッパ210は、第一、第二の一体化部材220、230と一体加硫成形されており、シートラバー7とは別体に成形されている。つまり、両者はいわゆる2色成形される。このように、バンプストッパ210とシートラバー7を別体に成形することで、それぞれに要求される材料を選択することができ、容易に要求される機能を発揮できる。また、バンプストッパ210は、第一、第二の一体化部材220、230と一体加硫成形されるため、第一実施形態にて説明したように、バンプストッパ210のガイドブラケット206への接合力を確実に確保できる。
本発明の第一実施形態としての車両組付状態における、車両のサスペンション構造の軸方向(車両上下方向)の断面図である。 本発明の第一実施形態としてのアッパマウント5の軸方向断面図である。 本発明の第一実施形態としてのガイドブラケット6の軸方向断面図である。 本発明の第二実施形態としての車両組付状態における、車両のサスペンション構造の軸方向(車両上下方向)の断面図である。 本発明の第二実施形態としてのアッパマウント100の軸方向断面図である。 本発明の第二実施形態としてのガイドブラケット110の軸方向断面図である。 本発明の第三実施形態としてのアッパマウント200の軸方向断面図である。 本発明の第三実施形態としてのガイドブラケット206の軸方向断面図である。
符号の説明
1:コイルスプリング、 2:車両ボディ、 3:サスペンションアーム
4:ロアマウント、 5、100、200:アッパマウント
6、110、206:ガイドブラケット
7:シートラバー、 8、210:バンプストッパ
9、220:第一の一体化部材、 10、230:第二の一体化部材
21:平板状基部、 22:円筒状部、 23:蓋部、 23a:孔
31:平板状基部、 32:円筒状部、 33:テーパ状部、
61:円筒部、 61a:孔
62:テーパ筒部、 63:フランジ部、 64:底部
64a:突状台座、 64b:孔、 64c:凹所、 64d:孔
81:基部、 82:緩衝部
111:係合突起

Claims (8)

  1. 車両ボディに保持され、前記車両ボディとサスペンションのコイルスプリングの上端部との間に挟まれるサスペンションのコイルスプリングのアッパマウントであって、
    金属製または樹脂製であり、外周面が前記コイルスプリングの前記車両ボディへの組付け時に前記コイルスプリングをガイドする筒部と、前記筒部の下端を閉塞するように前記筒部に一体的に設けられ前記筒部の下端開口面積より小さな開口面積の孔が形成された底部と、を備えるガイドブラケットと、
    前記筒部の上端外周側に一体加硫成形により接着され、前記車両ボディと前記コイルスプリングの上端部との間に介装されるシートラバーと、
    前記底部の下面に一体加硫成形により接着され、前記コイルスプリングの筒状内側に設けられ、前記コイルスプリングの下端側の取付部材との衝撃を緩衝するバンプストッパと、
    前記バンプストッパと同種の材料からなり、前記底部のうち前記バンプストッパと反対側の面または前記筒部の内周面に一体加硫成形により接着され、前記底部の孔を介して前記バンプストッパと一体加硫成形される一体化部材と、
    を備えることを特徴とするサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント。
  2. 請求項1において、
    前記筒部の外周面は、露出して設けられることを特徴とするサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント。
  3. 請求項1または2において、
    前記シートラバー、前記バンプストッパおよび前記一体化部材は、同種の材料からなり、
    前記筒部は、その外周面とその内周面とを貫通する孔が形成され、
    前記一体化部材は、前記筒部の内周側に一体加硫成形により接着され、前記筒部の孔を介して前記シートラバーと一体加硫成形されることを特徴とするサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント。
  4. 請求項1〜3の何れか一項において、
    前記底部の上面は、前記車両ボディに当接して支持されることを特徴とするサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント。
  5. 請求項4において、
    前記底部の上面側は、上側に向かって突出する突状台座を有し、
    前記突状台座の上面は、前記車両ボディに当接し、
    前記底部の孔は、前記突状台座の外周面と前記底部の下面側とを貫通することを特徴とするサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント。
  6. 請求項4または5において、
    前記車両ボディのうち前記底部の上面側に当接する部位には、孔が形成され、
    前記底部の上面は、前記車両ボディの孔に係合する係合突起を有することを特徴とするサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント。
  7. 請求項4または5において、
    前記車両ボディのうち前記底部の上面側に当接する部位には、孔が形成され、
    前記一体化部材は、前記車両ボディの孔に係合する係合突起を有することを特徴とするサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント。
  8. 請求項1〜7の何れか一項において、
    前記底部の下面側は、下側に開口する凹所を有し、
    前記バンプストッパは、前記凹所に一体加硫成形により接着されることを特徴とするサスペンションのコイルスプリングのアッパマウント。
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