JP2018105492A - スプリングシート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】折損したスプリングによりスプリングシートが破損することを抑制することができる技術を提供する。【解決手段】減衰機構を内蔵するシリンダ10に取り付けられると共に、車体と車輪との間に配置されたコイルスプリングの車輪側の端部を支持する樹脂スプリングシート60と、樹脂スプリングシート60に設けられた補強部材70と、を備え、補強部材70はコイルスプリングの座巻き部3a以外に配置されるとともにゴムシート80に囲まれ、ゴムシート80は樹脂スプリングシート60に固定されている。【選択図】図3

Description

本発明は、スプリングシート構造に関する。
従来、懸架装置(サスペンション)に備えられたコイルスプリングの圧縮荷重を、金属製のスプリングシートにて受ける技術が提案されている。
例えば特許文献1に記載された懸架装置は、金属製のコイルスプリングと、緩衝器に固定されてコイルスプリングの圧縮荷重を受ける金属製のスプリングシートとを備えている。
特開2010−144872号公報
スプリングシートを、金属よりも軽い樹脂などの材料で成形することで軽量化を図ることが考えられる。そして、樹脂などの金属よりも軽い材質で成形する場合には、折損したスプリングの破片によりスプリングシートが破損することを抑制することが必要となる。
本発明は、折損したスプリングによりスプリングシートが破損することを抑制することができるスプリングシート構造を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、減衰機構を内蔵するシリンダに取り付けられると共に、車体と車輪との間に配置されたスプリングの前記車輪側の端部を支持する樹脂スプリングシートと、前記樹脂スプリングシートに設けられた補強部材と、を備え、前記補強部材は前記スプリングの座巻き部以外に配置されるとともに弾性体に囲まれ、前記弾性体は前記樹脂スプリングシートに固定されているスプリングシート構造である。
本発明によれば、折損したスプリングによりスプリングシートが破損することを抑制することができる。
第1の実施形態に係る懸架装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係る懸架装置を車輪に取り付けた状態を示す概略図である。 (a)は、第1の実施形態に係る下スプリングシートの概略構成を示す図である。(b)は、下スプリングシートの断面図である。 (a)は、補強部材とゴムシートとを斜め上方から見た外観図である。(b)は、補強部材とゴムシートとを斜め下方から見た外観図である。(c)は、補強部材、ゴムシート及び樹脂スプリングシートの、(a)IVc-IVc部の断面図である。 (a)は、変形例に係る補強部材とゴムシートとを斜め上方から見た外観図である。(b)は、補強部材、ゴムシート及び樹脂スプリングシートの、図5(a)のVb-Vb部の断面図である。 (a)は、第2の実施形態に係るゴムシート及び樹脂スプリングシートの概略構成を示す図である。(b)は、第2の実施形態に係る樹脂スプリングシートを上方から見た図である。(c)は、第2の実施形態に係るスプリングシート本体の断面図である。 (a)は、第2の実施形態の変形例に係るゴムシート及び樹脂スプリングシートの概略構成を示す図である。(b)は、変形例に係る樹脂スプリングシートを上方から見た図である。 (a)は、第3の実施形態に係る樹脂スプリングシートを上方から見た図である。(b)は、第3の実施形態に係るスプリングシート本体を斜め下方から見た図である。 (a)は、第4の実施形態に係る補強部材、ゴムシート及び樹脂スプリングシートの概略構成を示す図である。(b)は、第4の実施形態に係るスプリングシート本体の断面図である。 第5の実施形態に係る下スプリングシートの補強部材及びゴムシートの概略構成を示す図である。 第6の実施形態に係る下スプリングシートの補強部材及びゴムシートの概略構成を示す図である。 (a)は、第7の実施形態に係るスプリングシート本体の概略構成を示す図である。(b)は、樹脂スプリングシートの補強部材支持部の概略構成を示す図である。(c)は、スプリングシート本体の断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る懸架装置1の概略構成を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る懸架装置1を車輪30に取り付けた状態を示す概略図である。
懸架装置1は、ストラット式サスペンションであり、図1に示すように、油圧緩衝装置2と、油圧緩衝装置2の外側に配置されたコイルスプリング3とを備えている。また、懸架装置1は、コイルスプリング3における一方側(図1では下側)の端部を支持する下スプリングシート4と、コイルスプリング3における他方側(図1では上側)の端部を支持する上スプリングシート5とを備えている。また、懸架装置1は、コイルスプリング3の下端部と下スプリングシート4との間に介在する下シートラバー6と、コイルスプリング3の上端部と上スプリングシート5との間に介在する上シートラバー7とを備えている。
また、懸架装置1は、油圧緩衝装置2のピストンロッド20の他方側の端部に取り付けられて、この懸架装置1を車両の本体(以下、「車体」と称す。)(不図示)に取り付けるための車体側取付ブラケット8と、油圧緩衝装置2の後述するシリンダ10の一方側の端部に固定されて、懸架装置1を車輪30に取り付けるための車輪側取付ブラケット9とを備えている。
以上のように構成された懸架装置1は、図2に示すように、車輪側取付ブラケット9に取り付けたアーム31を介して、車輪30の、タイヤ32を保持するホイール33に固定されている。また、懸架装置1は、車体側取付ブラケット8を介して車体(不図示)に取り付けられる。
そして、懸架装置1は、車両が路面から受ける衝撃力をコイルスプリング3の弾発力により吸収するように伸縮する。そして、懸架装置1は、シリンダ10に内蔵された減衰機構を構成するピストン(不図示)の往復動時に減衰機構が発生する減衰力により、伸縮の際に生じる振動を抑制する。
{下スプリングシート}
図3(a)は、第1の実施形態に係る下スプリングシート4の概略構成を示す図である。図3(b)は、下スプリングシート4の断面図である。
第1の実施形態に係る下スプリングシート4は、減衰機構を内蔵するシリンダ10に取り付けられると共に、車体(不図示)と車輪30との間に配置されたコイルスプリング3の車輪30側の端部を支持する。そして、下スプリングシート4は、シリンダ10の周囲に設けられた金属シート40と、金属シート40の車体側に配置されたスプリングシート本体50とを備える。
(金属シート)
金属シート40は、上下方向に伸びる円筒状の第1円筒状部41と、第1円筒状部41の下方に形成された円筒状の第2円筒状部42とを有している。また、金属シート40は、第1円筒状部41と第2円筒状部42とを接続するように上下方向に対して傾斜した傾斜部43を有している。また、金属シート40は、第2円筒状部42における下端部から上下方向に直交する方向(半径方向)に外側に向かい、コイルスプリング3の荷重を受止める荷重受部44を有している。
ここで、図3(b)に示すように、シリンダ10の外シリンダ11は、シリンダ部11cと、金属シート40の第1円筒状部41が嵌め合わされる嵌合部11aと、シリンダ部11cよりも半径方向外側へ突出して金属シート40の上下方向の位置を定める位置決め部11bと、を有している。
嵌合部11aは、シリンダ部11cと略同じ形状の部位である。
位置決め部11bは、嵌合部11aよりも半径方向外側へ突出した凸部11dを有している。
なお、外シリンダ11は、金属製のパイプがプレス加工されることにより成形され、その際、位置決め部11bなどは、バルジ成形にて成形されることを例示することができる。また、シリンダ部11cや嵌合部11aを1つのパイプにて形成すると共に、このパイプに別部材の位置決め部11bを、例えば、溶接などにて固定してもよい。
そして、金属シート40の第1円筒状部41の内径と外シリンダ11の嵌合部11aの外径とは、第1円筒状部41と嵌合部11aとがしまりばめで嵌め込まれるような寸法関係である。つまり、金属シート40は、第1円筒状部41が外シリンダ11の嵌合部11aに圧入されることで外シリンダ11に固定される。
金属シート40の第2円筒状部42の内面の大きさは、外シリンダ11の位置決め部11bの外面の大きさ以上に設定されている。
金属シート40の傾斜部43は、下方に行くに従って径が徐々に拡がるように傾斜している。この傾斜部43が外シリンダ11の位置決め部11bと接触することで、金属シート40の下方への移動が抑制される。付言すれば、金属シート40が外シリンダ11に圧入される際に傾斜部43が位置決め部11bに突き当たるまで圧入されることで両者の上下方向の位置が定まる。
荷重受部44は、円環状の部位であり、図3(b)に示すように、その外径Doは、コイルスプリング3の下端部における中心径Dcよりも大きい(Do>Dc)。
(スプリングシート本体)
スプリングシート本体50について説明する。
スプリングシート本体50は、シリンダ10に取り付けられると共に、車体(不図示)と車輪30(図2参照)との間に配置されたコイルスプリング3の車輪30側の端部を支持する樹脂スプリングシート60と、樹脂スプリングシート60に設けられた補強部材70とを備える。補強部材70はコイルスプリング3の座巻き部3a以外に配置されるとともに弾性体の一例としてのゴムシート80に囲まれ、ゴムシート80は樹脂スプリングシート60に固定されている。
〔樹脂スプリングシート〕
樹脂スプリングシート60は、コイルスプリング3の端部を支持する円環状の支持部61と、支持部61の径方向の外側に形成された外側部62と、金属シート40側の面から金属シート40側に突出するリブ63とを有する。また、樹脂スプリングシート60は、上下方向に伸びる円筒状の第1円筒状部64と、第1円筒状部64の下方において上下方向に伸びる円筒状の第2円筒状部65とを有している。また、樹脂スプリングシート60は、第1円筒状部64と第2円筒状部65とを接続するように上下方向に対して傾斜した傾斜部66を有している。
支持部61は、コイルスプリング3の端部に形成された座巻き部3aに装着された下シートラバー6が載るシートラバー支持部61aと、下シートラバー6が載らないシートラバー非支持部61bとを有している。シートラバー支持部61aは、支持部61の周方向の約3/5を占めている。シートラバー支持部61aには、下シートラバー6の移動を規制する孔61cや突起61dが形成されている。
外側部62は、支持部61の最外径部から上方に行くに従って径が徐々に拡がるように全周に渡って形成されている。
リブ63は、支持部61における金属シート40側の面(下面)から下方に突出した下方リブ63aと、外側部62における金属シート40側の面から金属シート40の荷重受部44の方へ先端(下端)が上下方向に対して斜め方向となるように延びる傾斜リブ63bとを有している。
下方リブ63aは、図3(b)に示すように、周方向に延びる複数の周方向リブ63aaと、径方向に延びる複数の径方向リブ63abとを有している。
傾斜リブ63bは、図3(b)に示すように、径方向に延びるリブであって、下方リブ63aの径方向リブ63abと連続するように形成されたリブである。
第1円筒状部64、第2円筒状部65、傾斜部66の内面の大きさは、それぞれ、金属シート40の第1円筒状部41、第2円筒状部42、傾斜部43の外面の大きさ以上に設定されている。
そして、第1円筒状部64、第2円筒状部65、傾斜部66が、それぞれ金属シート40の第1円筒状部41、第2円筒状部42、傾斜部43に嵌め込まれることで、樹脂スプリングシート60は金属シート40よりもコイルスプリング3側に配置される。
なお、樹脂スプリングシート60の材料としては、ABS、エンジニアリング・プラスチック、ポリカーボネイト、ウレタン、ナイロンであることを例示することができる。
〔補強部材、ゴムシート〕
図4(a)は、補強部材70とゴムシート80とを斜め上方から見た外観図である。図4(b)は、補強部材70とゴムシート80とを斜め下方から見た外観図である。図4(c)は、補強部材70、ゴムシート80及び樹脂スプリングシート60の、図4(a)IVc-IVc部の断面図である。
補強部材70とゴムシート80とは、加硫接着にて一体化されている。言い換えれば、ゴムシート80は、補強部材70に焼き付けられている。
補強部材70は、金属、又は、炭素繊維若しくはアラミド繊維等の強化繊維樹脂にて成形された板状の部材である。補強部材70には、バーリング加工が施されることで孔71やフランジ72が形成されている。補強部材70の上面(コイルスプリング3側の面)におけるバーリング加工が施された部位(孔71の上面側の縁)は、R状(曲線状)のR状部73が成形されている。R状部73は、上面側から下面側に行くに従って孔71の径が徐々に小さくなるように形成されている。このように補強部材70に孔71やフランジ72やR状部73が形成されていることで、ゴムシート80が補強部材70から剥がれることが抑制されている。
ゴムシート80は、補強部材70における下面(金属シート40側の面)及び側面を囲むように補強部材70に焼き付けられた板状の部材である。ゴムシート80の下面(金属シート40側の面)には、吸盤状の突起81が設けられている。突起81は、基本的には円筒状であるが、外周面における上部(突起81の根元)は、上から下に行くに従って径が徐々に大きくなっている。言い換えれば、突起81の上部には、外径側から内径側に凹んだ凹部82が形成されている。
以上のように構成された樹脂スプリングシート60、補強部材70及びゴムシート80は、一体化されている。樹脂スプリングシート60は、補強部材70及びゴムシート80と共に射出成形されることで成形されている。つまり、金型内に挿入した(予め一体化されている)補強部材70及びゴムシート80の周りに合成樹脂が注入されることで樹脂スプリングシート60が成形されている。予め一体化されている補強部材70及びゴムシート80の補強部材70がスプリングシート本体50の上面(コイルスプリング3側の面)に配置される。また、補強部材70及びゴムシート80は、下シートラバー6が載らないシートラバー非支持部61bに配置される。補強部材70及びゴムシート80の周方向の大きさは、シートラバー非支持部61bの大部分を占める大きさに設定されている。そして、ゴムシート80の凹部82に合成樹脂(樹脂スプリングシート60の一部)が入り込むことで、補強部材70及びゴムシート80が樹脂スプリングシート60から脱落することが抑制されている。
以上のように構成された第1の実施形態に係る下スプリングシート4によれば、コイルスプリング3の端部に装着された下シートラバー6と接触しない部位に補強部材70が配置されているので、コイルスプリング3が折損したとしても、補強部材70がコイルスプリング3の破片を受け止める。そして、補強部材70に焼き付けられたゴムシート80により集中荷重が分散される。これにより、樹脂スプリングシート60の応力集中が抑制される。
ここで、比較例として、補強部材70及びゴムシート80を有していないために樹脂スプリングシート60のシートラバー非支持部61bにてコイルスプリング3の破片を受け止める構成を考える。コイルスプリング3の破片が樹脂のシートラバー非支持部61bに当たると、シートラバー非支持部61bに切り欠き(凹み)が生じるおそれがある。樹脂は脆性材であるがために、シートラバー非支持部61bに生じた切り欠きから亀裂が伝播する。そして、最終的には樹脂スプリングシート60が破損し(切り欠き効果により応力集中が集中して破砕し)、折損したコイルスプリング3が車輪30の方へ脱落するおそれがある。
これに対して、第1の実施形態に係る下スプリングシート4によれば、補強部材70がコイルスプリング3の破片を受け止め、ゴムシート80がコイルスプリング3による衝撃荷重を分散させた状態で樹脂スプリングシート60に入力させるので樹脂スプリングシート60に切り欠き(凹み)が生じることが抑制される。その結果、樹脂スプリングシート60の応力集中が抑制され、樹脂スプリングシート60が破損することが抑制される。
また、第1の実施形態に係る下スプリングシート4によれば、樹脂スプリングシート60に外側部62が設けられているので、折損したコイルスプリング3の破片が直接タイヤ32(図2参照)に当たることが抑制される。また、樹脂スプリングシート60には外側部62と金属シート40の荷重受部44との間に傾斜リブ63bが設けられているので、外側部62に衝撃荷重が生じたとしても吸収される。その結果、折損したコイルスプリング3の破片が当たったことに起因して樹脂スプリングシート60の外側部62が破損することが抑制される。
また、第1の実施形態に係る下スプリングシート4によれば、樹脂にて成形された樹脂スプリングシート60に、コイルスプリング3が折損した場合に折損したコイルスプリング3の破片が当たると考えられる部位に部分的に補強部材70が配置されている構成であるので、全てが金属にて成形されているスプリングシートに比べて軽量化を図ることができる。
(補強部材70及びゴムシート80の変形例)
図5(a)は、変形例に係る補強部材710とゴムシート810とを斜め上方から見た外観図である。図5(b)は、補強部材710、ゴムシート810及び樹脂スプリングシート60の、図5(a)Vb-Vb部の断面図である。
変形例に係る補強部材710は、板状の板状部711と、ビード加工が施されることによって成形されたビード部712とを備えている。ビード部712は、板状部711から上方に突出しており、上下方向に対して傾斜した傾斜部712aと、板状部711と略平行の頂部712bとを有する。
ゴムシート810は、補強部材710における板状部711及びビード部712の傾斜部712aを囲むように補強部材710に焼き付けられている。言い換えれば、ゴムシート810は、補強部材710のビード部712の頂部712bにおける上面を露出し、それ以外の部位は囲むように補強部材710に焼き付けられている。
以上のように構成された変形例に係る補強部材710及びゴムシート810においても、補強部材710がコイルスプリング3の破片を受け止め、ゴムシート810がコイルスプリング3による衝撃荷重を分散させた状態で樹脂スプリングシート60に入力させるので樹脂スプリングシート60に切り欠き(凹み)が生じることが抑制される。その結果、樹脂スプリングシート60の応力集中が抑制され、樹脂スプリングシート60が破損することが抑制される。また、補強部材710にはビード部712が設けられているので、ビード部712が設けられていない構成よりも剛性が高い。それゆえ、コイルスプリング3の破片が補強部材710の頂部712bに当っても補強部材710が割れ難い。また、ゴムシート810は、補強部材710の頂部712bの上面を露出させる以外は補強部材710の周囲を囲んでいるので、補強部材710からゴムシート810が脱落し難い。
<第2の実施形態>
図6(a)は、第2の実施形態に係るゴムシート820及び樹脂スプリングシート620の概略構成を示す図である。図6(b)は、第2の実施形態に係る樹脂スプリングシート620を上方から見た図である。図6(c)は、第2の実施形態に係るスプリングシート本体520の、図6(a)VIc-VIc部の断面図である。
第2の実施形態に係る下スプリングシート4のスプリングシート本体520は、補強部材720、ゴムシート820及び樹脂スプリングシート620を備えている。第2の実施形態に係る下スプリングシート4は、第1の実施形態に係る下スプリングシート4に対して、補強部材720、ゴムシート820及び樹脂スプリングシート620を一体化する手法が異なる。以下、第1の実施形態に係る下スプリングシート4と異なる点を中心に説明する。
第2の実施形態に係る下スプリングシート4は、ゴムシート820に設けられた2つの後述する凸部821が樹脂スプリングシート620のシートラバー非支持部61bに形成された孔621に嵌り込むことで、ゴムシート820は樹脂スプリングシート620に固定されている。第2の実施形態に係るゴムシート820は、第1の実施形態に係るゴムシート80と同様に第2の実施形態に係る補強部材720に焼き付けられている。第2の実施形態に係る補強部材720の形状は、第1の実施形態に係る補強部材70と同じである。図6(c)には、補強部材720の形状として、図4に示した補強部材70の形状と同じ形状を示しているが、図5に示した、ビード部712を有する補強部材710の形状と同じであっても良い。第2の実施形態に係る補強部材720は、第1の実施形態に係る補強部材70と同様に、スプリングシート本体520の上面(コイルスプリング3側の面)における下シートラバー6が載らない部位に配置される。
ゴムシート820の凸部821は、図6(c)に示すように、下端部から上方に行くに従って径が徐々に大きくなる略逆円錐状に形成された逆円錐状部822と、逆円錐状部822における上端部の径よりも小さな径で円柱状に形成された円柱状部823とを有している。逆円錐状部822における上端部の径は、樹脂スプリングシート620に形成された孔621の径よりも大きく、円柱状部823の径は、樹脂スプリングシート620に形成された孔621の径以下である。そして、ゴムシート820は、凸部821が樹脂スプリングシート620に形成された孔621に、円柱状部823が孔621の内側に位置するように嵌め込まれることで樹脂スプリングシート620に対して固定される。そして、逆円錐状部822における上端部の径が孔621の径よりも大きいことで、ゴムシート820は、樹脂スプリングシート620から脱落することが抑制される。
このように、第2の実施形態に係る下スプリングシート4においては、予め一体化された補強部材720及びゴムシート820が、ゴムシート820の凸部821が樹脂スプリングシート620に形成された孔621に嵌め込まれることで、樹脂スプリングシート620に固定されている。
そして、以上のように構成された第2の実施形態に係る下スプリングシート4においても、補強部材720がコイルスプリング3の破片を受け止め、ゴムシート820がコイルスプリング3による衝撃荷重を分散させた状態で樹脂スプリングシート620に入力させるので樹脂スプリングシート620に切り欠き(凹み)が生じることが抑制される。その結果、樹脂スプリングシート620の応力集中が抑制され、樹脂スプリングシート620が破損することが抑制される。また、第2の実施形態に係る下スプリングシート4によれば、全てが金属にて成形されているスプリングシートに比べて軽量化を図ることができる。
(第2の実施形態の変形例)
図7(a)は、第2の実施形態の変形例に係るゴムシート820及び樹脂スプリングシート620の概略構成を示す図である。図7(b)は、変形例に係る樹脂スプリングシート620を上方から見た図である。
ゴムシート820の凸部821は、図7(a)に示すように円弧状であっても良い。また、樹脂スプリングシート620に形成された孔621は、図7(a)に示すように円弧状であっても良い。
補強部材720及びゴムシート820を樹脂スプリングシート620と一体化した状態で、ゴムシート820と樹脂スプリングシート620との接触領域が大きいほど補強部材720及びゴムシート820が樹脂スプリングシート620から脱落することが抑制される。
<第3の実施形態>
図8(a)は、第3の実施形態に係る樹脂スプリングシート630を上方から見た図である。図8(b)は、第3の実施形態に係るスプリングシート本体530を斜め下方から見た図である。
第3の実施形態に係る下スプリングシート4においては、第2の実施形態に係る下スプリングシート4に対して、樹脂スプリングシート630に形成された孔の形状が異なる。第3の実施形態に係る補強部材及びゴムシートは、それぞれ第2の実施形態に係る補強部材720及びゴムシート820と同じであるので、同じ符号を付して説明する。
第3の実施形態に係る下スプリングシート4の樹脂スプリングシート630には、上方から見た場合に円状に形成された円状孔632と、円弧状に形成された円弧状孔633とが形成されている。円状孔632の径は、ゴムシート820の凸部821の逆円錐状部822の径以上であり、円弧状孔633における径方向の幅Wは、円柱状部823の径以上である。
そして、予め一体化されている補強部材720及びゴムシート820は、ゴムシート820に設けられた凸部821が樹脂スプリングシート620に形成された円状孔632に挿入された後に、円弧状孔633の円弧の中心を回転中心として回転されることで円柱状部823が円弧状孔633に嵌め込まれる。これにより、補強部材720及びゴムシート820は、樹脂スプリングシート620から脱落することが抑制される。
<第4の実施形態>
図9(a)は、第4の実施形態に係る補強部材740、ゴムシート840及び樹脂スプリングシート640の概略構成を示す図である。図9(b)は、第4の実施形態に係るスプリングシート本体540の断面図である。
第4の実施形態に係る下スプリングシート4のスプリングシート本体540は、補強部材740、ゴムシート840及び樹脂スプリングシート640を備えている。第4の実施形態に係る下スプリングシート4は、第1の実施形態に係る下スプリングシート4に対して、補強部材740、ゴムシート840及び樹脂スプリングシート640を一体化する手法が異なる。以下、第1の実施形態に係る下スプリングシート4と異なる点を中心に説明する。
第4の実施形態に係る補強部材740は、下面から下方に円柱状に突出した2つの突出部741を有している。突出部741の下端部(先端部)には雄ねじ742が形成されている。
ゴムシート840には、2つの突出部741をそれぞれ通す2つの貫通孔841が形成されている。貫通孔841の径は、突出部741の径よりもやや大きい。
樹脂スプリングシート640における下シートラバー6が載らないシートラバー非支持部61bには、2つの突出部741をそれぞれ通す2つの貫通孔642が形成されている。貫通孔642の径は、突出部741の径よりもやや大きい。
第4の実施形態に係るスプリングシート本体540においては、補強部材740の突出部741が、ゴムシート840の貫通孔841、樹脂スプリングシート640の貫通孔642の順に通された後に、樹脂スプリングシート640の下面側から、弾性体(例えばゴム)にて成形された弾性体座金(ワッシャ)541、金属にて成形された金属座金(ワッシャ)542が通される。そして、補強部材740の突出部741の下端部(先端部)に形成された雄ねじ742にナット543が締め付けられることで、補強部材740、ゴムシート840及び樹脂スプリングシート640は一体化されている。これにより、補強部材740及びゴムシート840は、樹脂スプリングシート640から脱落することが抑制される。
なお、第4の実施形態に係る補強部材740は、図5に示した変形例に係る補強部材710と同様に、上方に突出したビード部712を有していても良い。ビード部712が設けられていることにより、ビード部712が設けられていない構成よりも剛性が高いため、コイルスプリング3の破片が当っても割れ難い。
<第5の実施形態>
図10は、第5の実施形態に係る下スプリングシート4の補強部材750及びゴムシート850の概略構成を示す図である。
第5の実施形態に係るゴムシート850は、第2の実施形態に係るゴムシート820に対して下シートラバー6が一体化されている点が異なる。第5の実施形態に係る補強部材750は、第2の実施形態に係る補強部材720と同じである。
第5の実施形態に係るゴムシート850は、補強部材750における下面(金属シート40側の面)及び側面を囲む囲み部851と、コイルスプリング3の座巻き部3aに装着されるシートラバー部852とを有する。そして、第5の実施形態に係るゴムシート850と補強部材750とは加硫接着(焼付)にて一体化されている。
シートラバー部852は、コイルスプリング3の線材を収容する収容溝853が形成されている。収容溝853は、シートラバー部852の周方向に形成されている。また、シートラバー部852は、コイルスプリング3の下端部の端末が配置される端末部854と、シートラバー部852の周方向における中央部に設けられてコイルスプリング3のシートラバー部852からの脱落を防止する脱落防止部855とを有する。端末部854、脱落防止部855は、コイルスプリング3の線材の上方を覆うように線材の中心側に突出した突出片856を有している。
このように、第5の実施形態に係るゴムシート850は、コイルスプリング3の端部に形成された座巻き部3aに装着されるシートラバー部852をも有しているので、第2の実施形態のように下シートラバー6がゴムシート820と別体である構成よりも部品点数を削減することができる。その結果、第5の実施形態に係るゴムシート850を用いることにより部品管理や組み立て工数を削減することができる。
なお、第5の実施形態に係る補強部材750は、図5に示した変形例に係る補強部材710と同様に、上方に突出したビード部712を有していても良い。そして、第5の実施形態に係るゴムシート850は、図5に示した変形例に係るゴムシート810と同様に、ビード部712の頂部712bの上面を露出させる以外は補強部材750の周囲を囲むように補強部材750に焼き付けられていても良い。
また、第5の実施形態に係るゴムシート850及び補強部材750と、第5の実施形態に係る樹脂スプリングシート(不図示)とを、第1の実施形態に係るスプリングシート本体50と同様に射出成形にて一体化しても良い。
<第6の実施形態>
図11は、第6の実施形態に係る下スプリングシート4の補強部材760及びゴムシート860の概略構成を示す図である。
第6の実施形態に係る下スプリングシート4は、第2の実施形態に係る下スプリングシート4に対して、補強部材760及びゴムシート860を樹脂スプリングシート(不図示)に対して動かないようにする点が異なる。以下、第2の実施形態に係る下スプリングシート4と異なる点を中心に説明する。
第6の実施形態に係るゴムシート860は、第2の実施形態に係るゴムシート820に対して、第2の実施形態に係る樹脂スプリングシート620の下シートラバー6が載らないシートラバー非支持部61bの領域に加えて下シートラバー6が載るシートラバー支持部61aの領域まで配置される大きさに形成されている点が異なる。つまり、第6の実施形態に係るゴムシート860は、樹脂スプリングシート(不図示)の下シートラバー6が載らないシートラバー非支持部61bの領域に配置される第1領域部861と、下シートラバー6が載るシートラバー支持部61aの領域に配置される第2領域部862とを有する。また、第6の実施形態に係るゴムシート860は、第2の実施形態に係るゴムシート820に対して、下面から下方に突出する凸部が設けられていない点が異なる。また、第6の実施形態に係る樹脂スプリングシートには、第2の実施形態に係る樹脂スプリングシート620に対して、シートラバー非支持部61bに孔621が形成されていない点が異なる。なお、第6の実施形態に係る補強部材760は、第2の実施形態に係る補強部材720と同じである。
そして、第6の実施形態に係るゴムシート860及び補強部材760は、ゴムシート860の第2領域部862が、下シートラバー6と樹脂スプリングシートとの間に挟まれる。ゴムシート860がコイルスプリング3の圧縮荷重を受けるので、ゴムシート860及び補強部材760は、樹脂スプリングシートに対して動くのが抑制される。
このように、第6の実施形態に係る下スプリングシート4においては、ゴムシート860に下面から下方に突出する凸部を設ける必要がないし、樹脂スプリングシートにゴムシート860を固定するための孔を形成する必要がないので、ゴムシート860や樹脂スプリングシートを簡易な形状とすることができる。
<第7の実施形態>
図12(a)は、第7の実施形態に係るスプリングシート本体570の概略構成を示す図である。図12(b)は、樹脂スプリングシート670の補強部材支持部672の概略構成を示す図である。図12(c)は、スプリングシート本体570の断面図である。
第7の実施形態に係るスプリングシート本体570は、樹脂スプリングシート670と、補強部材770と、ゴムシート870とを備えている。第7の実施形態に係るスプリングシート本体570は、第1の実施形態に係るスプリングシート本体50に対して、樹脂スプリングシート670、補強部材770及びゴムシート870を一体化する手法が異なる。以下、第1の実施形態に係るスプリングシート本体50と異なる点を中心に説明する。
補強部材770は、板状の板状部771と、ビード加工が施されることによって成形されたビード部772とを備えている。板状部771には、ビード部772の両側にそれぞれ貫通孔771aが形成されている。ビード部772は、板状部771から上方に突出しており、上下方向に対して傾斜した傾斜部772aと、板状部771と略平行の頂部772bとを有する。
樹脂スプリングシート670のシートラバー非支持部61bは、シートラバー支持部61aにおける下シートラバー6を載せる面よりも下方に凹んだ凹部671を有している。また、樹脂スプリングシート670のシートラバー非支持部61bは、補強部材770を支持する2つの補強部材支持部672を備えている。補強部材支持部672は、凹部671の底面671aから上方に突出すると共に補強部材770の板状部771の下面を載せる台座673と、台座673の上面から上方に円柱状に突出した突出部674とを有している。突出部674が補強部材770に形成された貫通孔771aに通されて補強部材770の板状部771の下面が台座673に載ることで、補強部材770の樹脂スプリングシート670に対する位置が定まる。補強部材770が樹脂スプリングシート670に支持された状態で、頂部772bの上面がシートラバー支持部61aにおける下シートラバー6を載せる面と略同一となるように、凹部671の深さ、台座673の高さ、ビード部772の高さ等が定められている。
樹脂スプリングシート670は、第1の実施形態に係る樹脂スプリングシート60とは異なり、単独で(補強部材770、ゴムシート870とは別に)、例えば射出成形にて成形されている。
ゴムシート870は、補強部材770が樹脂スプリングシート670に支持された状態で、樹脂スプリングシート670の凹部671内に、弾性体(例えばエラストマ)を注入する射出成形を行なうことで成形されている。つまり、金型内にセットされた、樹脂スプリングシート670に支持された補強部材770と、樹脂スプリングシート670との間の隙間に弾性体(例えばエラストマ)が注入されることでゴムシート870が成形されている。射出成形を行なう際、樹脂スプリングシート670の突出部674が補強部材770に形成された貫通孔771aに通された状態で補強部材770の板状部771の下面が台座673に載せられると共に、補強部材770の頂部772bの上面が金型で押される。これにより、ゴムシート870は、補強部材770のビード部772の頂部772bにおける上面を露出させ、それ以外の部位は囲むように成形される。
そして、以上のように構成された第7の実施形態に係る下スプリングシート4においても、補強部材770がコイルスプリング3の破片を受け止め、ゴムシート870がコイルスプリング3による衝撃荷重を分散させた状態で樹脂スプリングシート670に入力させるので樹脂スプリングシート670に切り欠き(凹み)が生じることが抑制される。その結果、樹脂スプリングシート670の応力集中が抑制され、樹脂スプリングシート670が破損することが抑制される。また、補強部材770にはビード部772が設けられているので、ビード部772が設けられていない構成よりも剛性が高い。それゆえ、コイルスプリング3の破片が補強部材770の頂部772bに当っても補強部材770が割れ難い。また、ゴムシート870は、補強部材770の頂部772bの上面を露出させる以外は補強部材770と樹脂スプリングシート670との間の隙間に注入されているので、補強部材770及び樹脂スプリングシート670からゴムシート870が脱落し難い。
1…懸架装置、3…コイルスプリング、4…下スプリングシート、6…下シートラバー、10…シリンダ、20…ピストンロッド、40…金属シート、50,520,530,540、570…スプリングシート本体、60,620,630,640,670…樹脂スプリングシート、70,710,720,740,750,760,770…補強部材、80,810,820,840,850,860,870…ゴムシート

Claims (8)

  1. 減衰機構を内蔵するシリンダに取り付けられると共に、車体と車輪との間に配置されたスプリングの前記車輪側の端部を支持する樹脂スプリングシートと、
    前記樹脂スプリングシートに設けられた補強部材と、
    を備え、
    前記補強部材は前記スプリングの座巻き部以外に配置されるとともに弾性体に囲まれ、前記弾性体は前記樹脂スプリングシートに固定されている
    スプリングシート構造。
  2. 前記補強部材と前記弾性体とが加硫接着にて一体化されている
    請求項1に記載のスプリングシート構造。
  3. 前記樹脂スプリングシートに前記補強部材を支持させ、前記樹脂スプリングシートと前記補強部材との間の隙間に前記弾性体を注入する射出成形にて成形されている
    請求項1に記載のスプリングシート構造。
  4. 前記弾性体の凹部に前記樹脂スプリングシートの一部が入り込むことで、前記弾性体は前記樹脂スプリングシートに固定されている
    請求項2に記載のスプリングシート構造。
  5. 前記弾性体に設けられた凸部が前記樹脂スプリングシートに形成された孔に嵌り込むことで、前記弾性体は前記樹脂スプリングシートに固定されている
    請求項2に記載のスプリングシート構造。
  6. 前記弾性体は、前記スプリングの前記座巻き部と前記樹脂スプリングシートとの間に配置されるシートラバーと一体である
    請求項1から5のいずれか1項に記載のスプリングシート構造。
  7. 前記スプリングの前記座巻き部と前記樹脂スプリングシートとの間に配置されるシートラバーと、前記樹脂スプリングシートとの間に挟まれることで、前記弾性体は前記樹脂スプリングシートに固定される
    請求項1に記載のスプリングシート構造。
  8. 前記補強部材と前記弾性体とがともに、前記樹脂スプリングシートに締付具にて締め付けられている
    請求項1に記載のスプリングシート構造。
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