JP2007180409A - 光増幅方法および光増幅装置 - Google Patents

光増幅方法および光増幅装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007180409A
JP2007180409A JP2005379323A JP2005379323A JP2007180409A JP 2007180409 A JP2007180409 A JP 2007180409A JP 2005379323 A JP2005379323 A JP 2005379323A JP 2005379323 A JP2005379323 A JP 2005379323A JP 2007180409 A JP2007180409 A JP 2007180409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
gain
coefficient
control
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005379323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4615438B2 (ja
Inventor
Kazuo Okamura
和郎 岡村
Nobuyuki Kagi
信行 加木
Masaru Fukushima
大 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2005379323A priority Critical patent/JP4615438B2/ja
Publication of JP2007180409A publication Critical patent/JP2007180409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4615438B2 publication Critical patent/JP4615438B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lasers (AREA)

Abstract

【課題】自動利得制御による光増幅方法であって、光増幅器への光入力パワーが増加した場合と減少した場合の光出力パワーの変動を抑制すること。
【解決手段】光増幅器3の光入出力パワーを検出し、検出された光入出力パワーに基づき光増幅器3の利得と目標利得との利得偏差を求め、該利得偏差と制御係数を用いて比例演算および積分演算を行い、光増幅器3を励起する励起用光素子4の駆動電流を制御する制御値を算出し、算出された駆動電流の制御値に基づく励起用光素子4の電気制御によって、光増幅器3の利得を制御し、算出された利得偏差に基づいて前記制御係数を補正することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光増幅方法および光増幅装置に関し、より詳しくは、自動利得制御による光増幅方法及び自動利得制御回路を使用する光増幅装置に関する。
波長の異なる複数の光信号を波長多重して1心の光伝送路に同時に伝送させる波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)システムにおいては、図13に示した光増幅装置を光伝送路中に取り付けて光信号のパワーを調整した後に、シングルモード光ファイバ(SMF)や分散シフト光ファイバ(DSF)からなる光伝送路に光信号を送信するような構成が採用されている。
その光増幅装置は、光伝送路の途中に光増幅器として接続されるエレビウム添加ファイバ(EDF:Erbium Doped Fiber)101と、光カプラ102を介してEDF101を励起する励起レーザダイオード(LD:Laser Diode)103と、EDF101の入力側に取り付けられた光カプラ104に入力した光信号を電気信号に変換する第1のフォトダイオード(PD:Photo Diode)105と、EDF101の出力側に取り付けられた光カプラ106に入力した光信号を電気信号に変換する第2のフォトダイオード(PD)107と、第1、第2のフォトダイオード105,107の各々の出力信号を別々に検出する第1、第2のモニタ回路108,109と、第1及び第2のモニタ回路108,109の各出力に基づいて励起LD103の出力を制御するLD制御回路110とを有している。
第1のモニタ回路108は、第1のフォトダイオード105から出力された電気信号に基づいて第1のフォトダイオード105の光入力パワーに応じた電圧値を出力し、第2のモニタ回路109も同様に、第2のフォトダイオード107の光入力パワーに応じた電圧値を出力する。
また、LD制御回路110は、第1、第2のモニタ回路108,109から出力される電圧値に基づいて励起LD103を制御し、これによりEDF101の利得一定制御(AGC(automatic gain control))を行ってEDF101の利得を所望の値となるように制御している。
そのようなAGC制御を行う光増幅装置では、波長多重した光信号の波長数の変化などに伴い、利得(gain)を一定に保つように励起LDパワーを変化させている。
しかし、光入力パワーの変動時における光増幅器の過渡特性が不十分の場合には、図14(a)に示すような光増幅器への光入力パワーの変化に対して、図14(b)に示すように、増幅器からの光出力パワーの変化がΔtだけ遅延してしまう。この結果、光入力パワーの変動時に、図14(c)に示すように、1波当たりの光出力パワーが大きく変動してしまい、光信号の伝送品質を劣化させることがある。
そのような伝送品質の劣化を制御するための手法として、図15に示す回路が下記の特許文献1に記載されている。
図15において、光増幅器111はEDFと光カプラからなり、光増幅器111の光信号入力部には光カプラ104を介して第1のフォトダイオード105が接続され、また、光増幅器111の光信号出力部には光カプラ106を介して第2のフォトダイオード107が接続されている。また、第1、第2のフォトダイオード105,107の電気信号出力端は、それぞれ第1、第2の対数変換回路112,113に接続されている。さらに、光増幅器111には、励起エネルギーを照射するための励起LD103が光接続されている。
励起LDの出力を制御するAGC制御回路120は、第1、第2の対数変換回路112,113の出力に基づいて求めるモニタ利得と目標利得G0 との偏差ΔGを算出する差動回路121と、偏差ΔGに比例倍率kを掛けて演算する比例回路122と、偏差ΔGを所定の式で積分する積分回路123と、積分回路123と比例回路122の演算結果を加算する加算回路124と、加算回路124に基づいて励起LD103の駆動電流を制御するLD電流制御回路125と、第1の対数変換回路112の出力値に基づいて比例回路122の比例倍率kを調整する比例倍率調整回路126とを有している。
このAGC制御回路120は、光増幅器111の利得を制御することで、1波当たりの光出力パワーの変動を小さく抑えて、伝送品質への影響を軽減するものである。
この方法では、光増幅器111の光入出力パワーをPD105,107や対数変換回路112,113によりモニタし、さらに比例倍数調整回路126が光増幅器111の光入出力パワーに応じて比例回路122及び積分回路123の制御定数を調整するので、運用中の光増幅器111への光入力パワー変化にも対応した制御定数の調整が可能となり、これにより応答速度を速くしてAGC制御回路120の過渡特性を良くして、安定した光信号伝送を行うことができるという効果を奏する。
また、光増幅器111内のEDFの利得の応答時間はEDFの光入出力パワーに依存しており、このためAGC制御回路120の最適な制御定数は光入出力パワーによって異なる。図16は、比例回路122と光増幅器111の光入力パワーとの関係を示しており、光入力パワーが増加又は減少すると、比例倍率調整回路126が比例係数kを増加又は減少させて過渡特性が不十分な領域に入らず且つ発振領域に入らないように制御している。
特開2004−266251号公報
しかし、図15に示すような光増幅装置によれば、図17(a)に示すように光増幅器111への光入力パワーが増加した直後の1波当たりの光出力パワーの変動抑制効果に比べて、図17(b)に示すように光増幅器111への光入力パワーが減少した場合の1波当たりの光出力パワーの変動抑制効果が不十分であり、さらなる改善を図ることが好ましい。なお、図17(a)の入力光は、信号が1波から32波に増加した場合の光パワーの変化を示し、図17(b)の入力光は、信号が32波から1波に減少した場合の光パワーの変化を示している。
本発明は、光増幅器への光入力パワーが増加した場合と減少した場合の光出力パワーの変動抑制にも優れた効果を有する光増幅方法および光増幅装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための本発明の第1の態様は、少なくとも1つの光増幅器が光伝送路に接続され、該光伝送路を介して入力する光信号を該光増幅器で増幅するとともに、該光伝送路上の光信号の光パワーを検出し、検出した該光パワーに応じて、前記光増幅器の利得を制御する光増幅方法において、前記光増幅器の光入出力パワーを検出する光検出工程と、検出された前記光入出力パワーに基づき前記光増幅器の利得と目標利得との利得偏差を求める偏差算出工程と、前記利得偏差と制御係数を用いて比例演算および積分演算を行い、前記光増幅器を励起する励起用光素子の駆動電流を制御する制御値を算出する比例積分係数算出工程と、算出された前記駆動電流の前記制御値に基づく前記励起用光素子の電気制御によって、前記光増幅器の利得を制御する制御工程と、算出された前記利得偏差に基づいて前記制御係数を補正する比例積分係数調整工程と、を含むことを特徴とする光増幅方法である。
である。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様の光増幅方法において、前記利得制御手段の前記制御係数は、前記利得偏差の絶対値と符号の少なくとも一方に基づいて変更されることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、前記第1又は第2の態様の光増幅方法において、前記利得制御手段の前記制御係数は、前記利得偏差が負のときに変更されることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、前記第1乃至第3の態様のいずれか1つの光増幅方法において、前記利得制御手段の前記制御係数は、前記光入出力パワーが増加の場合に高くされ、前記光入出力が減少の場合に低くされることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、前記第1乃至第4の態様のいずれか1つの光増幅方法において、前記比例積分係数算出工程において、前記利得偏差の絶対値が0.03dBより大きいときに前記制御係数の前記変更前の値より前記制御係数を2倍に変更し、かつ前記利得偏差の絶対値が0.3dBより大きいときに前記変更前の値より前記制御係数を4倍に変更することを特徴とする。
本発明の第6の態様は、光伝送路を介して入力する光信号を増幅する少なくとも1つの光増幅器と、前記光伝送路上の光信号の光パワーを検出する光パワー検出手段と、検出された前記光パワーに応じて前記光増幅器の利得を制御する利得制御手段とを有する光増幅装置において、前記光増幅器の利得を検出して目標利得との利得偏差を求める偏差算出手段と、前記利得偏差と制御係数に基づいて比例演算および積分演算を行って、前記光増幅器を励起する励起用光素子の駆動電流の制御値を算出し、かつ該制御値に基づく前記励起用光素子の電流制御によって前記光増幅器の利得を制御する利得制御手段と、前記比例演算及び前記積分演算に要求される前記制御係数を前記利得偏差に基づいて変更する係数調整回路と、を備えたことを特徴とする光増幅装置である。
本発明の第7の態様は、前記第6の態様の光増幅装置において、前記係数調整回路は、前記利得偏差の絶対値と符号の少なくとも一方に基づいて前記制御係数を変更することを特徴とする。
本発明の第8の態様は、前記第6又は第7の態様の光増幅装置において、前記係数調整回路は、前記利得偏差が負のときに前記制御係数を変更することを特徴とする。
本発明によれば、光増幅器を励起する励起用光素子の駆動電流の制御のために利得偏差に基づいて比例演算及び積分演算を行う場合に、利得偏差の絶対値、符号の少なくとも一方を使用して変更される係数を用いて演算するようにした。利得偏差は光増幅器の光入力パワーと光出力パワーの双方に基づいて求められるので、本発明により光増幅器内の光パワーの変化を考慮して比例演算、積分演算を行うことになり、光増幅器の残存光の利得の変動を抑制することができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施形態に係る光増幅装置を示す構成図である。
図1において、OADM(Optical Add-Drop Multiplexer)などの波長合分波手段により所定波長の光信号が変化して伝送される光伝送路に接続されるエレビウム添加光ファイバ(EDF)1とこのEDF1に接続される第1の光カプラ2とを含む光増幅器3と、第1の光カプラ2を介してEDF1に光励起エネルギーを照射する励起レーザダイオード(LD)4と、EDF1に入力する光信号を第2の光カプラ5を介して受光して光電変換する第1のフォトダイオード(PD)6と、光増幅器3から出力する光信号を第3の光カプラ7を介して受光して光電変換する第2のフォトダイオード(PD)8と、第1、第2のフォトダイオード6,8の電気信号出力端子のそれぞれに接続される第1、第2の対数変換回路9,10と、第1、第2の対数変換回路9,10のそれぞれの出力信号を入力するAGC制御回路11とを有している。
第1の対数変換回路9は、第1のフォトダイオード6から出力される電気信号を所定の式で対数変換することにより光増幅器3の光入力信号を入力側電圧信号Vinとして出力する構成となっている。また、第2の対数変換回路10は、第2のフォトダイオード8から出力される電気出力信号を所定の式で対数変換することにより光増幅器3の光出力信号を出力側電圧信号Voutとして出力する構成となっている。
AGC制御回路11は、目標利得G0 を設定する目標利得設定回路12と、第1、第2の対数変換回路9,10からそれぞれ出力される電圧信号Vin,Vout の差と目標利得G0とに基づいて利得偏差ΔGを出力する差動回路13と、差動回路13から出力される利得偏差ΔGを入力してこれに可変の比例係数kを掛けた値を算出する比例回路14と、差動回路13から出力される利得偏差ΔGを積分係数γを用いた所定の式で積分して出力する積分回路15と、第1及び第2の対数変換回路9,10からの出力信号と差動回路13の利得偏差ΔGの少なくとも1つに基づいて比例回路14及び積分回路15の比例積分(PI)係数を調整するPI係数調整回路16と、比例回路14及び積分回路15の出力信号を加算して出力する加算回路17と、励起LD4を駆動する電流を加算回路17の出力信号に基づいて制御するLD電流制御回路18とを有している。なお、比例回路14、積分回路15及び加算回路17による制御を以下にPI制御という。
AGC制御回路11における差動回路13は、次の式(1)に基づいて利得偏差ΔGを演算する。
ΔG=G0 −(Vout−Vin) (1)
また、比例回路14は次式(2)による演算によりT1 を算出して出力し、積分回路15は式(3)による演算により値T2 を算出して出力し、また、加算回路17は式(3)による演算により値T3 を算出して出力する。
T1 =k・ΔG (2)
T2 =γ∫ΔGdt (3)
T3 =k・ΔG+γ∫ΔGdt (4)
なお、γは積分係数、kは比例係数であり、γ、kは共にPI係数調整回路16の出力に基づいて変更される。
比例回路14は、例えば図2に示すように、コンパレータ14aと固定抵抗14bと可変抵抗14cから構成され、可変抵抗14cには例えばCPUによるデジタル的な調整が可能なデジタル調整ポテンショメータ(Digital Controlled Potentiometer :DCP)を用いることにより、本実施形態に係る光増幅装置の運用中でもPI係数調整回路16の自動調整機能を用いて可変抵抗14cの抵抗値R2 の変更をステップ状に行うことを可能にしている。
比例回路14の比例係数kは、回路内の固定抵抗14bの抵抗値R1 と可変抵抗14cの抵抗値R1 の比k=R2 /R1 によって決まる。
そして、比例回路14の比例係数kを調整するPI係数調整回路16は、例えば比例係数kを次の式(5)の目標値k0になるように調整する。
0 =A・Vin+B (5)
ここで、Vinは第1の対数変換回路9からの出力電圧であり、A、Bは予め設定される定数である。また、k0は、利得偏差ΔGの符号や絶対値に応じて所定の条件でN倍、M倍される(M>0、N>0)。
EDF1における発振領域と過渡特性の不十分な領域を比例係数と光入力パワーの関係で示すと図3のようになり、比例係数kを含むPI係数は、PI係数調整回路16によって図4に示すフローに従って調整される。
まず、光増幅器3の光入力パワーPinに対応する入力側電圧値Vinが第1の対数変換回路9からPI係数調整回路16及び差動回路13に出力され、また、光増幅器3の光出力パワーPout に対応する出力側電圧値Vout が第2の対数変換回路10からPI係数調整回路16及び差動回路13に出力される(図4のS1)。また、差動回路13が式(1)により算出した利得偏差ΔGは、PI係数調整回路16に出力される(図4のS1)。
続いて、PI係数調整回路16は、式(5)に基づいて目標比例係数k0 を計算する(図4のS2)とともに、利得偏差ΔGが負か否かを判断し(図4のS3)、利得偏差ΔGが負であって利得偏差ΔGの絶対値が所定値αよりも小さい場合には目標値k0に所定値Nを掛けた値を新たな目標値k0 として設定する(図4のS3、S4、S5)一方、利得偏差ΔGが負であって利得偏差ΔGの絶対値が所定値αより大きい場合には目標値k0に所定値N×Mを掛けた値を新たな目標値k0 として設定する(図4のS3、S4、S6)。また、利得偏差ΔGが正の場合には目標値k0をM倍、N×M倍せずに初期値のままとする。なお、N、Mは倍数であって、N>0、M>0である。
ここで、図5の破線X1 に示すように増幅回路3の光パワーが増加した瞬間には、通常は利得偏差ΔGが正になり、図5の破線X2 に示すように増幅回路3の光パワーが減少した瞬間には、通常は利得偏差ΔGが負になる。
比例回路14の比例係数kを目標値k0 となるように調整する処理は以下のように行われる。
即ち、PI係数制御回路16は図2に示した比例回路14のDCP14aに接続した可変抵抗14cの抵抗値R2 を読み(図4のS7)、これを固定抵抗14bの抵抗値R1 で割って暫定的に比例係数k=R1 /R2 を演算する(図4のS8)。さらに、求めた比例係数kから目標値値k0を引いた値Δkを求め(図4のS9)、−δ<Δkの条件を満たさない場合にはPI係数調整回路16は比例回路14に対してDCP14aの可変抵抗14bの抵抗値R2 を1ステップ増加させる動作を行わせる一方(図4のS10、S11)、Δk<+δを満たさない場合にはPI係数調整回路16は比例回路14に対してDCP14aの可変抵抗14bの抵抗値R2 を1ステップ減少させる動作を行わせる(図4のS12、S13)。この動作は、Δkが所定範囲δの絶対値よりも小さくなるまで繰り返され、これにより比例係数kは目標係数値k0又はその所定範囲内に設定され、比例回路14は演算値kΔGを加算回路17に出力する(図4のS14)。
以上の動作はPI係数調整を行う必要がある間は続けられる(図4のS15)。
以上のようにPI係数調整回路16が光出力側の第2の対数変換回路10の出力信号を入力するとともに利得偏差ΔGの値を入力するようにしたのは次のような理由による。
EDF1の利得の応答時間は、EDF1内の光パワーが大きいほど速くなるが、特許文献1に記載のように、EDF1に入力する光パワーが大きくなるに応じて比例係数kを大きくし、逆に光パワーが小さくなると比例係数kを小さくするというように、光入力パワーが大きいほど比例係数kを大きくすると、図5の破線X2 と図3に示すように光入力パワーがPH からPLに減少した場合に、その変化に伴って図16(b)に示したように過度特性が悪くなる。これは、光入力パワーがPH からPLに減少した直後のEDF1の励起状態は、入力パワーが減少する直前の励起状態がほぼ保たれるという特性があるために、図3に示すように比例常数k1 をk2に小さくして励起LD4の光出力パワーを減少させるという従来の方法によれば、EDF1の内部の励起状態はほぼPH のままであるために、EDF1による利得の応答時間が早くなり、EDF1内の過渡特性が不十分になるという状況が発生し、結果としてEDF1内の残存光の変動抑制効果が不十分になる。
これに対して、本実施形態では、光入力パワーに応じてPI制御の係数を変更することに加えて、利得偏差ΔGの符号、ΔGの絶対値の大きさに応じてPI係数である比例係数k、積分係数γを変更して、利得偏差ΔGが負の場合のPI制御の係数を、同じ入力パワーで利得偏差ΔGが正の場合のPI制御の係数の所定倍とすることで、図3に示すように入力パワーがPH からPL に減少した直後のPI制御の係数をk2からk2 ’に大きくして利得変動抑制効果を十分に高めることが可能になる。
ところで、上記の光増幅装置において、PI係数を調整した後に図5の破線X1 に示すように光入力パワーPinが増加して利得偏差ΔGが正となる場合には、PI係数調整回路16は第1の対数変換回路9から信号Vinを入力し、さらに式(5)に基づいて比例係数の目標値k0を算出する(図4のS1、S2)。そして、PI係数調整回路16は、比例回路14のDCP14aの可変抵抗14cの抵抗値R2 を調整して比例係数kと目標値k0の差がδの絶対値以下になるようにし、さらに調整された比例係数kを使用して比例回路14はkΔGの算出値を加算回路17に出力する(図4のS7〜S14)。
これに対し、図5の破線X2 に示すように光入力パワーPinが減少する場合であって利得偏差ΔGが負となる場合には、PI係数調整回路16は第1の対数変換回路9から信号Vinを入力し、さらに式(5)に基づいて比例係数の目標値k0 を算出した後に、その目標値k0 を所定倍した値を新たな目標値k0 とし(図4のS1〜S6)、さらに、新たな目標値k0 となるように比例回路14のDCP14aの可変抵抗14cの抵抗値R2 を調整して比例係数kと目標値k0 の差がδの絶対値以下になるようにし、さらに調整された比例係数kを使用して比例回路14はkΔGの算出値を加算回路17に出力する(図4のS7〜S14)。
次に、光増幅器3に入力する光入力パワーPinが変化した場合のEDF1内の残存光の光出力パワー変動をシミュレートした結果を従来技術との比較において説明する。
まず、PI係数調整回路16の機能を停止させ、光入出力パワーの変化によらず比例回路14の比例係数kと積分回路15の積分係数γをそれぞれ一定とした従来技術を用いたところ、図5に示したように光増幅器3への光入力パワーが変化した場合の残存光の光出力パワーの変動は図6(a)に示すようになった。図6(a)において、光入力パワーが増加したときの残存光の利得の過渡的変化が0.50dB、光入力パワーが減少したときの残存光の利得の過渡的変化が0.56dBであり、どちらの場合も過渡的変化が0.5dB以上という結果になった。
ここで目標利得Gは27dBで、図6の縦軸の利得は、(1)式の(Vout−Vin)を示す。(1)式は、
(Vout-Vin)=G-△G=27−△G
と変形でき、図6(a)の56dBの山は、△Gが負であることを示す。この縦軸の利得の表示については、以下で説明する図7、図8、図10、図12においても同様である。
過渡的変化を抑制するにはPI係数を大きくする必要があるが、PI係数を図6(a)の場合の4倍にした場合のシミュレーション結果は図6(b)のようになり、過渡的変化は抑制できたが、PI係数が大きすぎるために光入力パワーに変化が無い状態でも振動がみられ、やや発振気味となっている。
一方、PI係数調整回路16を動作させ、利得偏差ΔGの絶対値と符号を考慮せずに、光入力パワーの変化に応じて比例回路14の比例係数kと積分回路15の積分係数γをそれぞれ変化させる図14に示す従来技術を用いたところ、光増幅器3への光入力パワーが変化した場合の残存光の光出力パワーの変動は図7(a)に示すようになった。図7(a)において、PI係数を一定にした図6(a)と比較して、光入力パワーが減少したときの残存光の利得の過渡的変化が大きくなった。これは、EDF1内1の光入力パワーが減少してもその直前の励起状態が変化しにくいからである。
過渡的変化を抑制するためにはPI係数を大きくすることが考えられるが、PI係数を図7(a)に示す場合の条件の4倍に変化させると、図7(b)に示すようなシミュレーション結果が得られるが、PI係数が大きすぎるために光入力パワーに変化が無い状態で振動がみられ、やや発振気味となっている。
これに対し、本実施形態のように、PI係数調整回路16を動作させ、利得偏差ΔGの絶対値、符号および光入力パワーの変化に応じて比例回路14の比例係数kと積分回路15の積分係数γをそれぞれ変化させたところ、図8(a)、図8(b)に示すようなシミュレーション結果が得られた。
図8(a)は、利得偏差ΔGが負で、PI係数を図7(a)の条件の4倍にし、且つ利得偏差ΔGの絶対値が0.1dBより大きい場合にPI係数をさらに2倍の8倍とした場合の結果であり、光入力パワーの増加だけでなく減少の時にも残存光の利得の過渡的変化が従来技術に比べて小さくなった。
また、図8(b)は、利得偏差ΔGが負で、PI係数を図7(a)の条件の4倍にし、且つ利得偏差ΔGの絶対値が0.1dBより大きい場合にPI係数をさらに2倍の8倍とし、これに加えて利得偏差ΔGの絶対値が2dBより大きいときはPI係数をさらに2倍の16倍とした結果であり、光入力パワーの増加だけでなく減少の時にも残存光の過渡的変化が図8(a)よりもさらに小さくなった。これにより、利得偏差ΔGの条件を複数設定することにより、残存光の利得変動がより小さくなることがわかる。
(第2の実施の形態)
図9は、図1に示す光増幅装置を使用した本発明の第2実施形態に係る光増幅方法におけるPI係数の調整を示すフローチャートを示している。
図9に示すフローチャートは、図1におけるPI係数調整回路16における比例回路14の比例係数kを調整するフローを示している。
まず、式(1)に基づいて差動回路13によって算出された利得偏差ΔGは、PI係数調整回路16に入力される(図9のS21)。
続いて、PI係数調整回路16は、光入出力パワーに関係無く目標値k0 を設定するとともに(図9のS22)、ΔGの絶対値が一定の値αよりも大きいか否かを判断し、大きい場合にのみ目標値k0 をM倍に設定し直した後に(図9のS23、S24)、比例係数kを目標値k0 に一致又は所定範囲より小さくする動作を行う(図9のS7〜S14)。
比例係数Kを目標値k0 に一致又は所定範囲内に設定させる動作は次のような処理により行われる。
即ち、比例回路14を構成する図2に示すDCP14aに接続した可変抵抗14cの抵抗値R2 を読み(図9のS7)、これを固定抵抗14bの抵抗値R1 の値で割って暫定的に比例係数k=R1 /R2 を演算する(図9のS8)。さらに、求めた比例係数kから目標値k0 を引いた値Δkを求め(図9のS9)、Δkが所定範囲δの絶対値よりも大きいか否かを判定し(図9のS10、S12)、−δ<Δkの条件を満たさない場合にはPI係数調整回路16は比例回路14に対して固定抵抗値14cの抵抗値R2 を1ステップ増加させる動作を行わせる一方(図9のS10、S11)、Δk<+δの条件を満たさない場合にはPI係数調整回路16は比例回路14に対して固定抵抗値14cの抵抗値R2 を1ステップ減少させる動作を行わせる(図9のS12、S13)。この動作は、Δkが所定範囲δの絶対値よりも小さくなるまで繰り返される。
Δkが所定範囲δの絶対値よりも小さくなった時点で、比例回路14は演算値kΔGを加算回路17に出力する(図9のS14)。
以上のような処理は、比例係数Kの調整が必要な場合に連続して行われることになる(図9のS15)。
以上のように本実施形態では、過渡的変化を抑制し、かつ入力パワーの変化が小さい通常時の安定性も確保するために、利得偏差ΔGがある一定値αよりも大きい場合のみPI制御の係数を大きくしてシミュレーションを行った。例えば、利得偏差ΔGの絶対値がα=0.03dBより大きい時に比例係数の設定値k0 にM=2を掛けた場合のEDF1の残存光の利得の変化を調べたところ、図10(a)に示すような結果が得られ、過渡的変化が図6(a)に比べて抑制されている。さらに、利得偏差ΔGの絶対値が0.3dBより大きいときにPI係数をさらに2倍のM=4としたときの残存光の利得の過渡的変化は図10(b)に示すような結果となり、利得偏差ΔGの絶対値の大きさに応じてPI係数を変えない場合に比べて、光入力パワーが増加したときの残存光の利得の過渡的変化が0.17dB、光入力パワーが減少したときの残存光の過渡的変化が0.25dBまで抑制され、かつ入力パワーが変化しない通常時の安定性をも確保できた。
(第3の実施の形態)
図11は、図1に示す光増幅装置を使用した本発明の第3実施形態に係る光増幅方法におけるPI係数の調整を示すフローチャートを示している。
図11に示すフローチャートは、図1におけるPI係数調整回路16における比例回路14の比例係数kを調整するフローを示している。
まず、光増幅器3の光入力パワーPinに対応する入力側電圧値Vinが第1の対数変換回路9からPI係数調整回路16に入力され、また、光増幅器3の光出力パワーPout に対応する出力側電圧値Vout が第2の対数変換回路10からPI係数調整回路16に入力される(図11のS31)。また、差動回路13が式(1)により算出した利得偏差ΔGは、PI係数調整回路16に入力される(図11のS31)。
続いて、PI係数調整回路16は、式(1)に基づいて目標比例係数k0 を計算するとともに(図11のS32)、利得偏差ΔGが負か否かを判断し(図11のS33)、ΔGが正の場合には比例係数kを目標値k0に一致させるか所定範囲内にする処理を行う一方(図11のS7〜S14)、ΔGが負の場合には目標値k0 を初期のM(Mは正数)倍に設定し直した後に(図11のS34)、比例係数kを目標値k0に一致させるか所定値範囲内に設定する処理を行う(図11のS6〜S14)。
比例係数kを目標値k0 に一致させる処理は次のように行われる。
即ち、図2に示した比例回路14の可変抵抗14cの抵抗値R2 を読み(図11のS7)、これを固定抵抗14bの抵抗値R1 で割って暫定的に比例係数k=R1 /R2 を演算する(図11のS8)。さらに、求めた比例係数kから目標値k0 を引いた値Δkを求め(図11のS9)、Δkが所定範囲δの絶対値よりも大きいか否かを判定し(図11のS10、S12)、−δ<ΔKを満たさない場合にはPI係数調整回路16は比例回路14に対して可変抵抗14cの抵抗値R2 を1ステップ増加させる動作を行わせる一方(図11のS10、S11)、ΔK<+δを満たさない場合にはPI係数調整回路16は比例回路14に対して可変抵抗14cの抵抗値R2 を1ステップ減少させる動作を行わせる(図11のS12、S13)。この動作は、Δkが所定範囲δの絶対値よりも小さくなるまで繰り返される。
Δkが所定範囲δの絶対値よりも小さくなった時点で、比例回路14は演算値KΔGを加算回路17に出力する(図11のS14)。
以上のような処理は、比例係数kの調整が必要な状態で連続して行われることになる(図11のS15)。
利得偏差ΔGが負の場合、即ち光入力パワーが所定条件で減少したときの残存光の利得の過渡的変化のみを抑制するために、利得偏差ΔGが負の場合には正の場合に比べてPI係数を3倍、4倍、5倍して残存光の利得をシミュレートしたところ、図12(a)、図12(b)、図12(c)に示すような結果が得られた。図12(a)〜(c)によれば、利得偏差ΔGの符号を考慮しない場合のシミュレーション結果を示す図7(a)に比べて光入力パワーが減少したときの残存光の利得の過渡的変化が抑制され、かつ光入力パワーの変化が小さい通常の安定性も確保することができた。
なお、上記の各実施形態に係る光増幅装置は、光伝送路に少なくとも1つ接続されることもある。
この発明は、これら実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。例えば、この発明では、AGC制御回路がアナログによる実施の形態を説明しているが、これに限らずAGC制御回路がデジタル回路であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る光増幅装置を示す構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る光増幅装置のAGC制御回路を構成する比例回路の回路図である。 図3は、本発明の実施形態に係る光増幅装置のAGC制御回路を構成する比例回路の比例係数と光入力パワーの関係を示す図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る比例積分係数の制御を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る光増幅装置での光入力パワーの変化を示す波形図である。 図6は、従来の光増幅装置において光入力パワーが変化した場合の残存光の光出力パワー変動を示す波形図である。 図7は、別の従来の光増幅装置において光入力パワーが変化した場合の残存光の光出力パワー変動を示す波形図である。 図8は、本発明の第1実施形態に係る光増幅装置において光入力パワーが変化した場合の残存光の光出力パワー変動を示す波形図である。 図9は、本発明の第2実施形態に係る光増幅方法における比例積分係数の制御を示すフローチャートである。 図10は、本発明の第2実施形態に係る光増幅方法において光入力パワーが変化した場合の残存光の光出力パワー変動を示す波形図である。 図11は、本発明の第3実施形態に係る比例積分係数の制御を示すフローチャートである。 図12は、本発明の第3実施形態に係る光増幅方法において光入力パワーが変化した場合の残存光の光出力パワー変動を示す波形図である。 図13は、第1の従来の光増幅装置を示す構成図である。 図14は、図13に示した光増幅装置における光入力パワー、光出力パワー、1波当たりの光出力パワーの波形図である。 図15は、第2の従来の光増幅装置を示す構成図である。 図16は、図15に示す光増幅装置のAGC制御回路を構成する比例回路の比例係数と光入力パワーの関係を示す図である。 図17は、図15に示す光増幅装置において光入力パワーが変化した場合の残留波長出力の変化を示す波形図である。
符号の説明
1:EDF
2、5、7:光カプラ
3:増幅器
6、8:フォトダイオード
4:励起レザーダイオード
9、10:対数変換回路
11:AGC制御回路
12:目標利得設定回路
13:差動回路
14:比例回路
15:積分回路
16:PI係数制御回路
17:加算回路
18:LD電流制御回路

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの光増幅器が光伝送路に接続され、該光伝送路を介して入力する光信号を該光増幅器で増幅するとともに、該光伝送路上の光信号の光パワーを検出し、検出した該光パワーに応じて、前記光増幅器の利得を制御する光増幅方法において、
    前記光増幅器の光入出力パワーを検出する光検出工程と、
    検出された前記光入出力パワーに基づき前記光増幅器の利得と目標利得との利得偏差を求める偏差算出工程と、
    前記利得偏差と制御係数を用いて比例演算および積分演算を行い、前記光増幅器を励起する励起用光素子の駆動電流を制御する制御値を算出する比例積分係数算出工程と、
    算出された前記駆動電流の前記制御値に基づく前記励起用光素子の電気制御によって、前記光増幅器の利得を制御する制御工程と、
    算出された前記利得偏差に基づいて前記制御係数を補正する比例積分係数調整工程と、
    を含むことを特徴とする光増幅方法。
    である。
  2. 前記利得制御手段の前記制御係数は、前記利得偏差の絶対値と符号の少なくとも一方に基づいて変更されることを特徴とする請求項1に記載の光増幅方法。
  3. 前記利得制御手段の前記制御係数は、前記利得偏差が負のときに変更されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光増幅方法。
  4. 前記利得制御手段の前記制御係数は、前記光入出力パワーが増加の場合に高くされ、前記光入出力が減少の場合に低くされることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の光増幅方法。
  5. 前記比例積分係数算出工程において、前記利得偏差の絶対値が0.03dBより大きいときに前記制御係数の前記変更前の値より前記制御係数を2倍に変更し、かつ前記利得偏差の絶対値が0.3dBより大きいときに前記変更前の値より前記制御係数を4倍に変更することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の光増幅方法。
  6. 光伝送路を介して入力する光信号を増幅する少なくとも1つの光増幅器と、前記光伝送路上の光信号の光パワーを検出する光パワー検出手段と、検出された前記光パワーに応じて前記光増幅器の利得を制御する利得制御手段とを有する光増幅装置において、
    前記光増幅器の利得を検出して目標利得との利得偏差を求める偏差算出手段と、
    前記利得偏差と制御係数に基づいて比例演算および積分演算を行って、前記光増幅器を励起する励起用光素子の駆動電流の制御値を算出し、かつ該制御値に基づく前記励起用光素子の電流制御によって前記光増幅器の利得を制御する利得制御手段と、
    前記比例演算及び前記積分演算に要求される前記制御係数を前記利得偏差に基づいて変更する係数調整回路と、
    を備えたことを特徴とする光増幅装置。
  7. 前記係数調整回路は、前記利得偏差の絶対値と符号の少なくとも一方に基づいて前記制御係数を変更することを特徴とする請求項6に記載の光増幅装置。
  8. 前記係数調整回路は、前記利得偏差が負のときに前記制御係数を変更することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の光増幅装置。
JP2005379323A 2005-12-28 2005-12-28 光増幅方法および光増幅装置 Expired - Fee Related JP4615438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379323A JP4615438B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 光増幅方法および光増幅装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379323A JP4615438B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 光増幅方法および光増幅装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007180409A true JP2007180409A (ja) 2007-07-12
JP4615438B2 JP4615438B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=38305275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005379323A Expired - Fee Related JP4615438B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 光増幅方法および光増幅装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4615438B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244351A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 光デバイスの制御方法および光デバイス制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6465892A (en) * 1987-09-07 1989-03-13 Mitsubishi Electric Corp Laser output controlling apparatus
WO2004040719A1 (ja) * 2002-11-01 2004-05-13 Fujitsu Limited 光増幅器の制御装置及び制御方法
JP2004266251A (ja) * 2003-02-12 2004-09-24 Furukawa Electric Co Ltd:The 光増幅方法、その装置およびその装置を用いた光増幅中継システム
JP2005277061A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Furukawa Electric Co Ltd:The 光増幅装置の利得制御方法及びそれを用いた光増幅装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6465892A (en) * 1987-09-07 1989-03-13 Mitsubishi Electric Corp Laser output controlling apparatus
WO2004040719A1 (ja) * 2002-11-01 2004-05-13 Fujitsu Limited 光増幅器の制御装置及び制御方法
JP2004266251A (ja) * 2003-02-12 2004-09-24 Furukawa Electric Co Ltd:The 光増幅方法、その装置およびその装置を用いた光増幅中継システム
JP2005277061A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Furukawa Electric Co Ltd:The 光増幅装置の利得制御方法及びそれを用いた光増幅装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244351A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 光デバイスの制御方法および光デバイス制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4615438B2 (ja) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1283567B1 (en) Automatic gain control device of optical fiber amplifier
CN101479896B (zh) 可变增益光放大器
US6377394B1 (en) Optical amplifier gain control
US20080068700A1 (en) Optical amplifying method, optical amplifying apparatus, and optical amplified transmission system using the apparatus
KR100498940B1 (ko) 광섬유 증폭기의 자동 이득 제어 장치
JP2006202844A (ja) 波長多重用光増幅器
US8908264B2 (en) Reducing transients in an optical amplifier
JP2007081405A (ja) チャンネル出力平坦化機能を有する光増幅装置
JP3914236B2 (ja) 光増幅器
JP4603361B2 (ja) 光増幅器の制御装置
JP4615438B2 (ja) 光増幅方法および光増幅装置
JP4294459B2 (ja) 光増幅器
JP4101155B2 (ja) 光増幅装置
JP2005150435A (ja) 光増幅器および光増幅器の制御方法
JP4484565B2 (ja) チルト補償機能を有する多段光増幅器
JP4774846B2 (ja) 光増幅装置およびその制御方法
JP2009004526A (ja) 光増幅器
JP2014236208A (ja) 光増幅器の制御方法および光増幅装置
JP6012579B2 (ja) 光増幅装置
JP4580404B2 (ja) 光増幅器
JP2000294858A (ja) 光ファイバー増幅器
JP4773703B2 (ja) 光増幅器
JP2010008568A (ja) 光出力制御装置
JP4268153B2 (ja) 光増幅器、光増幅器の制御方法及び光増幅中継通信システム
WO2005117215A1 (ja) 光増幅器およびその利得制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20081017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100517

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100818

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101020

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees