JP4774846B2 - 光増幅装置およびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、光増幅装置およびその制御方法に関するものである。
光増幅装置は、光通信システムにおいて信号光を光増幅するものであり、特に光ADMや光XCを含む光ネットワークにおいては重要な光デバイスである。光ネットワークにおいては、光ADMや光XCの作用により信号光の波数やレベルが変動することから、光増幅装置は、入力信号光の波数やレベルに関わりなく、出力光レベルを所定値とすることが要求される。また、光増幅装置は、利得スペクトルが所定の波長範囲において平坦であることが要求され、また、光SN比が良好であることも要求される。
特許文献1に開示された光増幅装置は、各々信号光を光増幅する複数段の光増幅部を備え、各段の光増幅部の間に可変光減衰器が設けられている。このような光増幅装置では、利得スペクトルの平坦化および光SN比の劣化抑制を図るため、各段の光増幅部の光増幅率を一定に保つ必要がある。そこで、この光増幅装置では、各段の光増幅部における入力光パワーおよび出力光パワーそれぞれのモニタ結果に基づいて、各段の光増幅部の光増幅率を制御する。
すなわち、各段の光増幅部において、入力光パワーモニタ値Pin,出力光パワーモニタ値Poutおよび目標増幅率Gの間に「Pout=G・Pin」なる関係が成り立つように、その光増幅部に励起光を供給するレーザダイオードに対して駆動電流を操作する。また、各段の光増幅部において、発生する自然放出光の影響を考慮する場合には、入力光パワーモニタ値Pin,出力光パワーモニタ値Pout,目標増幅率Gおよび自然放出光パワーSの間に「Pout=G・Pin+S」なる関係が成り立つように、その光増幅部に励起光を供給するレーザダイオードに対して駆動電流を操作する。
特開2000−252923号公報
しかしながら、上記のような光増幅装置は、部品点数が多いことから、コスト増を招き、また、大型のものとなる。また、1つの制御部により複数段の光増幅部を制御する場合には、制御部の負荷が大きくなり、高速な制御が困難となる。例えば、CPUを用いてデジタル制御を行う場合には、制御演算量が多くなり、入出力光パワーのモニタや駆動電流の制御が遅れることになる。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、複数段の光増幅部を備え簡易な構成で高速な制御が可能な光増幅装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
発明に係る光増幅装置は、(1) 入力端から出力端へ向かって順に設けられ、各々信号光を光増幅する複数段の光増幅部と、(2) 複数段の光増幅部それぞれに対応して設けられ、励起光を出力するレーザダイオードを含み、対応する光増幅部に該励起光を供給する励起光源部と、(3) 複数段の光増幅部の段間に設けられ、信号光に減衰を与える光減衰部と、(4) 入力端に入力する光のパワーをモニタする入力光モニタ部と、(5) 入力光モニタ部によるモニタにより得られた入力光パワー光減衰部における減衰率、全体の目標増幅率、および、複数段の光増幅部それぞれの目標増幅率に基づいて、励起光源部に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流をフィードフォワード制御する制御部と、を備えることを特徴とする。このとき、制御部は、光減衰部における減衰率に基づいて、複数段の光増幅部それぞれに入力される自然放出光のパワーを算出し、この算出結果に基づいて補正を行って、励起光源部に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流を制御するのが好適である。
発明に係る光増幅装置の制御方法は、(1) 入力端から出力端へ向かって順に設けられ、各々信号光を光増幅する複数段の光増幅部と、(2) 複数段の光増幅部それぞれに対応して設けられ、励起光を出力するレーザダイオードを含み、対応する光増幅部に該励起光を供給する励起光源部と、(3) 複数段の光増幅部の段間に設けられ、信号光に減衰を与える光減衰部と、を備える光増幅装置を制御する方法であって、入力端への入力光パワーをモニタし、得られた入力光パワー光減衰部における減衰率、全体の目標増幅率、および、複数段の光増幅部それぞれの目標増幅率に基づいて、励起光源部に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流をフィードフォワード制御することを特徴とする。このとき、光減衰部における減衰率に基づいて、複数段の光増幅部それぞれに入力される自然放出光のパワーを算出し、この算出結果に基づいて補正を行って、励起光源部に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流を制御するのが好適である。

本発明によれば、簡易な構成で高速な制御が可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
先ず、本発明に係る光増幅装置およびその制御方法の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る光増幅装置1の構成図である。この図に示される光増幅装置1は、入力端11に入力した信号光を光増幅して出力端12から出力するものであって、N段の光増幅部21〜21、(N−1)個の光減衰部(可変光減衰器)22〜22N−1、N個の励起光源部23〜23、(N−1)個の減衰率制御部24〜24N−1、入力光モニタ部31、出力光モニタ部32および制御部41を備える。
Nは2以上の整数である。また、以下に現れるnは、特に断わらない限り、光増幅部および励起光源部それぞれについては1以上N以下の任意の整数であり、可変光減衰器および減衰率制御部それぞれについては1以上(N−1)以下の任意の整数である。
N段の光増幅部21〜21は、入力端11から出力端12へ向かって順に設けられ、各々信号光を光増幅する。各光増幅部21は、希土類元素(例えばEr元素)が光導波領域に添加された増幅用光ファイバを含むものであるのが好適である。各励起光源部23は、光増幅部21に対応して設けられ、励起光を出力するレーザダイオードを含み、対応する光増幅部21に該励起光を供給する。各可変光減衰器22は、第n段の光増幅部21と第(n+1)段の光増幅部21n+1との間に設けられ、信号光に減衰を与える。各減衰率制御部24は、可変光減衰器22に対応して設けられ、可変光減衰器22における信号光の減衰率を制御する。
入力光モニタ部31は、入力端11に入力する光のパワーをモニタする。すなわち、入力光モニタ部31は、入力端11と初段の光増幅部21との間に設けられた光カプラにより分岐された入力光の一部をフォトダイオードにより検出することで、入力光パワーをモニタする。また、出力光モニタ部32は、出力端12から出力される光のパワーをモニタする。すなわち、出力光モニタ部32は、最終段の光増幅部21と出力端12との間に設けられた光カプラにより分岐された出力光の一部をフォトダイオードにより検出することで、出力光パワーをモニタする。
各光増幅部21の光増幅率をGとし、各可変光減衰域22の減衰率をAとすると、光増幅装置1の全体の光増幅率Gtotalは下記(1)式で表される。
Figure 0004774846
制御部41は、入力光モニタ部31によるモニタにより得られた入力光パワーPin(すなわち、初段の光増幅部21の入力光パワーPin)、出力光モニタ部32によるモニタにより得られた出力光パワーPout、および、全体の光増幅率Gtotalの目標値に基づいて、下記(2)式が成り立つように、各励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流をフィードバック制御する。
Figure 0004774846
ただし、上記(2)式に拠る制御のみでは、光増幅装置1の全体の光増幅率Gtotalを目標値とすることができるが、各光増幅部21の光増幅率Gが所望値となるとは限らない。そこで、増幅用光ファイバを含む光増幅部21の入力光パワーPinおよび光増幅率Gと、この光増幅部21に対応する励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iとの間で、下記(3)式の近似式が成り立つことを利用する。図2は、入力光パワーPinおよび光増幅率Gと、励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iと、の間の関係を示すグラフである。ここで、KおよびYそれぞれは定数である。KをLD傾きと呼び、YをLDオフセット電流と呼ぶ。
Figure 0004774846
この(3)式で表される特性を利用することで、励起光源部23〜23それぞれに含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流の配分を決定することができる。以下では、各光増幅部21で発生する自然放出光の影響を考慮しない場合および考慮する場合それぞれについて、制御部41による制御の方法について説明する。
各光増幅部21で発生する自然放出光の影響を考慮しない場合は以下のとおりである。初段の光増幅部21の光増幅率を目標値Gとするには、この光増幅部21に対応する励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iは、下記(4)式で表される値に設定される必要がある。
Figure 0004774846
第2段の光増幅部21の入力光パワーPinは下記(5)式で表される。したがって、第2段の光増幅部21の光増幅率を目標値Gとするには、この光増幅部21に対応する励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iは、下記(6)式で表される値に設定される必要がある。
Figure 0004774846

Figure 0004774846
ただし、初段の光増幅部21の入力光パワーPinに基づいて、第2段光増幅部21に対応する励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを上記(6)式で算出しても、温度特性や波長特性などによって所望の光増幅率Gを得ることが困難である場合がある。そこで、より正確に制御するためには、初段の光増幅部21の入力光パワーPinと第2段の光増幅部21の出力光パワーPoutとの間に下記(7)式が成り立つように、駆動電流Iを操作する必要がある。
Figure 0004774846
そして、この際に、上記の(4)式および(6)式から、下記(8)式の関係を保ちつつ、励起光源部23,23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流I,Iを増減させれば、光増幅部21,21の光増幅率G,Gをより正確に目標値とすることができる。つまり、可変光減衰器22の減衰率Aに基づいて、励起光源部23,23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流I,Iを制御することで、光増幅部21,21の光増幅率G,Gをより正確に目標値とすることができる。
Figure 0004774846
一般的に、第n段の光増幅部21の光増幅率を目標値Gとするには、この光増幅部21に対応する励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iは、下記(9)式で表される値に設定される必要がある。また、この際に、第n段の光増幅部21の出力光パワーPoutが下記(10)式の値となるように、駆動電流Iを操作する必要がある。
Figure 0004774846

Figure 0004774846
したがって、各可変光減衰器22の減衰率Aに基づいて、下記(11)式の関係を保ちつつ、各励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを増減させれば、各光増幅部21の光増幅率Gをより正確に目標値とすることができる。
Figure 0004774846
各光増幅部21で発生する自然放出光の影響を考慮する場合は以下のとおりである。この場合、1つの制御部41により励起光源部23〜23それぞれを制御することから、初段から第(n−1)段までの各光増幅部で発生した自然放出光が第n段の光増幅部21に与える影響を考慮する必要がある。各光増幅部21で発生する自然放出光のパワーをSとする。
初段の光増幅部21で発生した自然放出光は、可変光減衰器22で減衰された後、第2段の光増幅部21に入力される。第2段の光増幅部21に入力する光のパワーPinは下記(12)式で表される。したがって、第2段の光増幅部21の光増幅率を目標値Gとするには、この光増幅部21に対応する励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iは、下記(13)式で表される値に設定される必要がある。
Figure 0004774846

Figure 0004774846
また、第3段の光増幅部21に入力する光のパワーPinは下記(14)式で表される。したがって、第3段の光増幅部21の光増幅率を目標値Gとするには、この光増幅部21に対応する励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iは、下記(15)式で表される値に設定される必要がある。
Figure 0004774846

Figure 0004774846
一般的に、第n段の光増幅部21の光増幅率を目標値Gとするには、この光増幅部21に対応する励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iは、下記(16)式で表される値に設定される必要がある。ただし、ここでは、nは4以上N以下の整数である。
Figure 0004774846
また、光増幅装置1の出力端12から出力される自然放出光のパワーSallは下記(17)式で表される。
Figure 0004774846
したがって、最終段の光増幅部21の出力光パワーPoutが下記(18)式の値となるように、下記(19)式の関係を保ちつつ、各励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを増減させれば、各光増幅部21の光増幅率Gをより正確に目標値とすることができる。
Figure 0004774846

Figure 0004774846
以上のように、第1実施形態に係る光増幅装置1およびその制御方法では、各光増幅部21で発生する自然放出光の影響を考慮しない場合および考慮する場合の何れにおいても、1つの入力光モニタ部31,1つの出力光モニタ部32および1つの制御部41により、N段の光増幅部21〜21それぞれの光増幅率が制御される。本実施形態では、部品点数が少ないことから、コストを削減することができ、また、小型のものとすることができる。また、1つの制御部によりN段の光増幅部21〜21それぞれを制御する場合であっても、制御部41の負荷が小さく、高速な制御が可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る光増幅装置およびその制御方法の第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態に係る光増幅装置2の構成図である。この図に示される光増幅装置2は、入力端11に入力した信号光を光増幅して出力端12から出力するものであって、N段の光増幅部21〜21、(N−1)個の可変光減衰器22〜22N−1、N個の励起光源部23〜23、(N−1)個の減衰率制御部24〜24N−1、入力光モニタ部31および制御部42を備える。
前の第1実施形態に係る光増幅装置1の構成と比較すると、この第2実施形態に係る光増幅装置2は、出力光モニタ部32が設けられていない点で相違し、また、制御部41に替えて制御部42が設けられている点で相違する。制御部42は、入力光モニタ部31によるモニタにより得られた入力光パワー、および、各可変光減衰器22における減衰率Aに基づいて、各励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流をフィードフォワード制御する。
この第2実施形態においても、上記(3)式で表される特性を利用することで、励起光源部23〜23それぞれに含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流の配分を決定することができる。以下では、各光増幅部21で発生する自然放出光の影響を考慮しない場合および考慮する場合それぞれにで、制御部42による制御の方法について説明する。
各光増幅部21で発生する自然放出光の影響を考慮しない場合は以下のとおりである。入力光モニタ部31によるモニタにより得られた入力光パワーPin(すなわち、初段の光増幅部21の入力光パワーPin)を用いて、フィードフォワード制御により、各励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを下記(20)式で決定する。励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを(20a)式で決定し、励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを(20b)式で決定し、第3段以降の励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを(20c)式で決定する。このようにすることにより、各光増幅部21の光増幅率Gを目標値とすることができる。
Figure 0004774846
各光増幅部21で発生する自然放出光の影響を考慮する場合は以下のとおりである。入力光モニタ部31によるモニタにより得られた入力光パワーPin(すなわち、初段の光増幅部21の入力光パワーPin)を用いて、フィードフォワード制御により、各励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを下記(21)式で決定する。励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを(21a)式で決定し、励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを(21b)式で決定し、励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを(21c)式で決定し、第4段以降の励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iを(21d)式で決定する。このようにすることにより、各光増幅部21の光増幅率Gを目標値とすることができる。
Figure 0004774846
以上のように、第2実施形態に係る光増幅装置2およびその制御方法では、各光増幅部21で発生する自然放出光の影響を考慮しない場合および考慮する場合の何れにおいても、1つの入力光モニタ部31および1つの制御部42により、N段の光増幅部21〜21それぞれの光増幅率が制御される。本実施形態では、部品点数が少ないことから、コストを削減することができ、また、小型のものとすることができる。また、1つの制御部によりN段の光増幅部21〜21それぞれを制御する場合であっても、制御部42の負荷が小さく、高速な制御が可能となる。
なお、上記説明では、各励起光源部23に含まれるレーザダイオードが各1つの場合について説明したが、これに限られるものではなく、レーザダイオードは各励起光源部に複数含まれていても良い。この場合には、光増幅部における増幅率が所望の値となるように、個々のレーザダイオードについて前記(3)式の近似式を求め、同様に制御すれば良い。
また、上記説明では、光減衰部が可変光減衰器である例について記載したが、このように能動的に光減衰率を設定可能なものに限られるわけではなく、光伝送路や他の受動型光部品のように、例えば周囲の環境温度が変化することで減衰率が変化するものの場合でも、予め環境温度変化による減衰率の変化を計測しておけば、これらの値を使用することで本発明の効果を得ることができる。
第1実施形態に係る光増幅装置1の構成図である。 光増幅部21における入力光パワーPinおよび光増幅率Gと、励起光源部23に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流Iと、の間の関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る光増幅装置2の構成図である。
符号の説明
1,2…光増幅装置、11…入力端、12…出力端、21…光増幅部、22…可変光減衰器、23…励起光源部、24…減衰率制御部、31…入力光モニタ部、32…出力光モニタ部、41,42…制御部。

Claims (4)

  1. 入力端から出力端へ向かって順に設けられ、各々信号光を光増幅する複数段の光増幅部と、
    前記複数段の光増幅部それぞれに対応して設けられ、励起光を出力するレーザダイオードを含み、対応する光増幅部に該励起光を供給する励起光源部と、
    前記複数段の光増幅部の段間に設けられ、信号光に減衰を与える光減衰部と、
    前記入力端に入力する光のパワーをモニタする入力光モニタ部と、
    前記入力光モニタ部によるモニタにより得られた入力光パワー前記光減衰部における減衰率、全体の目標増幅率、および、前記複数段の光増幅部それぞれの目標増幅率に基づいて、前記励起光源部に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流をフィードフォワード制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする光増幅装置。
  2. 前記制御部は、前記光減衰部における減衰率に基づいて、前記複数段の光増幅部それぞれに入力される自然放出光のパワーを算出し、この算出結果に基づいて補正を行って、前記励起光源部に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流を制御する、ことを特徴とする請求項記載の光増幅装置。
  3. 入力端から出力端へ向かって順に設けられ、各々信号光を光増幅する複数段の光増幅部と、
    前記複数段の光増幅部それぞれに対応して設けられ、励起光を出力するレーザダイオードを含み、対応する光増幅部に該励起光を供給する励起光源部と、
    前記複数段の光増幅部の段間に設けられ、信号光に減衰を与える光減衰部と、
    を備える光増幅装置を制御する方法であって、
    前記入力端への入力光パワーをモニタし、前記入力光パワー、前記光減衰部における減衰率、全体の目標増幅率、および、前記複数段の光増幅部それぞれの目標増幅率に基づいて、前記励起光源部に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流をフィードフォワード制御する、
    ことを特徴とする光増幅装置の制御方法。
  4. 前記光減衰部における減衰率に基づいて、前記複数段の光増幅部それぞれに入力される自然放出光のパワーを算出し、この算出結果に基づいて補正を行って、前記励起光源部に含まれるレーザダイオードに供給される駆動電流を制御する、ことを特徴とする請求項記載の光増幅装置の制御方法。
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