JP2004273481A - 光増幅装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光増幅部11は、光増幅用の活性物質をドープした増幅媒体11aと、励起光を発出する励起光源11bとから構成される。利得一定制御部12は、利得及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標利得を得るために、入力光信号のレベル変動に対応して設定すべき目標励起光パワーを求め、励起光源11bを駆動するための駆動信号及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標励起光パワーを発出させるための目標駆動信号を求めて、光増幅部11に対するフィードフォワード制御系による利得一定制御を行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光増幅装置に関し、特にWDM(Wavelength Division Multiplexing)光信号を増幅する光増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複数の異なる波長の光信号を多重化して伝送するWDM通信が注目され、実用に至っている。WDMシステムに用いられる重要なデバイスの1つとしては、EDFA(Erbium−Doped Fiber Amplifier)がある。
【0003】
EDFAは、エルビウム(Er3+)添加ファイバ(EDF:Erbium−Doped Fiber)を増幅用媒体とした光増幅器であり、励起光源(半導体レーザ)より出力された励起光をファイバに照射して光信号を進行させ、そのとき生じる誘導放出によって、光信号のレベルを増幅させるものである。
【0004】
一方、励起光源は、駆動信号が与えられることで、所要の励起光を出力するが、経時劣化等によって励起光源の特性は変化するため、駆動信号と励起光パワーとの相関関係は変化してくる。例えば、励起光源から励起光パワーp1を出力させるためには駆動信号d1であったものが、経時劣化によって励起光源の特性が変わると、励起光パワーp1を出力させるためには駆動信号d2(d1<d2)が必要であるというようなことが起きる。したがって、励起光源の駆動制御を行う場合には、励起光源の特性変化に見合った駆動信号で常に制御をかける必要がある。
【0005】
従来、励起光源の駆動制御としては、環境温度に対して所要の励起光を出力させるためのデータにもとづき、このデータによって駆動したときの励起光を基準値とし、運用時の励起光と基準値とを比較することで、励起光源の温度補償及び劣化補償を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−217836号公報(段落番号〔0017〕〜〔0033〕,第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術では、励起光源の実際の劣化具合を認識してはおらず、また、入力光信号の変化については何ら考慮されていないために、劣化補償精度が低く、適用できるシステム環境が限られるといった問題があった。
【0008】
図11は従来技術の装置を概略的なブロック構成で示した図である。従来装置100は、温度センサ101、データ記憶部102、105、励起制御部103、受光素子104、差動アンプ106、CPU107から構成される。
【0009】
データ記憶部102は、所定温度に対して、励起制御部103から一定の励起光を出力させるためのデータ(CPU107によって定期的に書き替えられる)を記憶している。温度センサ101が周辺温度を検知すると、検知結果にもとづき、データ記憶部102は該当するデータを出力し、励起制御部103は受信したデータにもとづき励起光を出力する。また、受光素子104は、励起光を電気信号に変換し、データ記憶部105はそのフォトカレントをデータとして記憶する。
【0010】
励起制御部103は、最初、データ記憶部102からのデータにもとづき励起光を出力する。そして、このときのフォトカレントとデータ記憶部105で記憶されているフォトカレントとの誤差が差動アンプ106を通じて励起制御部103に与えられ、励起制御部103はこの誤差をなくすように励起光出力を調整する。
【0011】
従来装置100では、CPU107によってデータを更新して、温度補償だけでなく、劣化補償まで行うものとしているが、励起光源が実際に劣化してくる状態を検出してのデータ更新ではないので、駆動信号と励起光パワーとの相関関係が異なってくる時期に、CPUによるデータ更新タイミングを合わせることは難しいといえる。また、複数ユニットに同一の励起光源を使用した場合でも、ユニット毎に劣化状態は異なるので、各ユニットに設定される一律なデータでは、正確な劣化補償を行うことはできないので、従来装置100で励起光源の劣化補償までカバーすることは実質的には困難である。
【0012】
また、入力光信号がWDM信号の場合、波長多重されている波長数が変化したときは、利得変動及び過渡応答による悪影響を抑制するため、変化後の波長数に合せた励起光パワーを出力する必要があるが(例えば、40波→10波に波長多重数が減少したならば、励起光パワーも40波対応の励起光パワーP40から10波対応の励起光パワーP10にすみやかに変化させなければならない)、従来装置100ではこのような入力光信号の変化に対しては考慮されてはいない。このため、波長数変化にもとづいて、入力光信号のレベルが変動するWDM信号のような光信号を扱うことができないので、従来装置100を適用できる環境は限られてしまう。
【0013】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、入力光変化に応じて励起光源を駆動し、かつ励起光源の特性変化を補償して伝送品質の向上を図った光増幅装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、光信号を増幅する光増幅装置10において、光増幅用の活性物質をドープした増幅媒体11aと、励起光を発出する励起光源11bと、から構成され光増幅を行う光増幅部11と、利得及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標利得を得るために、入力光信号のレベル変動に対応して設定すべき目標励起光パワーを求め、励起光源11bを駆動するための駆動信号及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標励起光パワーを発出させるための目標駆動信号を求めて、光増幅部11に対するフィードフォワード制御系による利得一定制御を行う利得一定制御部12と、を有することを特徴とする光増幅装置10が提供される。
【0015】
ここで、光増幅部11は、光増幅用の活性物質をドープした増幅媒体11aと、励起光を発出する励起光源11bとから構成される。利得一定制御部12は、利得及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標利得を得るために、入力光信号のレベル変動に対応して設定すべき目標励起光パワーを求め、励起光源11bを駆動するための駆動信号及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標励起光パワーを発出させるための目標駆動信号を求めて、光増幅部11に対するフィードフォワード制御系による利得一定制御を行う。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の光増幅装置の原理図である。光増幅装置10は、WDM信号の光増幅を行う装置であり、光増幅部11、利得一定制御部12、劣化アラーム発出部13から構成される。また、分波器C1、アイソレータIs1、Is2、受光素子(PD:Photo Diode)1a、1bを含む。
【0017】
光増幅部11は、光増幅用の活性物質をドープした増幅媒体11a(以下、EDF11a)、励起光を発出する励起光源11b、合波器C2から構成される。また、利得一定制御部12は、利得−励起光パワー相関部12a、駆動信号−励起光パワー相関部12b、駆動信号出力部12cから構成される。
【0018】
分波器C1は、入力光信号を2方向に分岐し、一方はアイソレータIs1側へ、他方はPD1a側へ出力する。アイソレータIs1へ流れる光信号は、アイソレータIs1を通過して、合波器C2を介して励起光と合波され、EDF11aで増幅された後、アイソレータIs2を通過して出力する。
【0019】
なお、アイソレータIs1、Is2は、図の矢印方向にのみ光を通し、逆方向には光を通さないデバイスであり、光ファイバ上の反射光がEDF11aに戻ってきて雑音を生じないようにS/N劣化防止のために設けられている。
【0020】
一方、PD1a側へ流れた光信号は、PD1aによって光/電気変換されて光電流(フォトカレント)となり、利得一定制御部12に入力される。利得−励起光パワー相関部12aは、受信したフォトカレントにもとづき、利得及び励起光パワーの相関にもとづいて、入力光信号のレベル変動(入力光信号がWDM信号の場合、波長数が変化すると光信号のレベルも変動するので、以降ではレベル変動のことを波長数変化とも呼ぶ)に対応して設定すべき目標励起光パワーを求める。
【0021】
駆動信号−励起光パワー相関部12bは、励起光源11bを駆動するための駆動信号及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標励起光パワーを発出させるための目標駆動信号を求める。
【0022】
なお、駆動信号−励起光パワー相関部12bは、駆動信号を変化させて励起光パワーを定期的に測定することで(励起光源11bのバック光をPD1bでフォトカレントに変換して、このフォトカレントから励起光パワー(バックパワー)を測定)、駆動信号及び励起光パワーの相関関数を取得する。そして、この相関関数にもとづき、目標励起光パワーから目標駆動信号を求める(図7で後述)。
【0023】
駆動信号出力部12cは、APC(Automatic Power Control)を行って、目標駆動信号を出力する。また、駆動信号出力部12cは、APCリミッタ処理を行って、上限値を超えない範囲の駆動信号を出力する。劣化アラーム発出部13は、相関関数の相関スロープ(傾き)から励起光源11bの劣化度合いを認識して、アラーム発出制御を行う。
【0024】
なお、利得一定制御部12は、フィードフォワードの制御系によって、利得一定制御を行う。すなわち、入力光信号と利得制御を施した後の出力光信号(EDF11a出力後の光信号)との差分情報から利得一定制御を行うフィードバック型ではなく、入力光信号のレベル変動から利得一定制御を直接施すフィードフォワード型の構成をとっており、制御の安定性に優れている(図5で後述)。
【0025】
次にWDM信号の波長数変化によって生じる過渡応答現象について説明する。過渡応答とは、制御系に入力を与えた場合、それが原因となって応答を生じ、この応答が新しい定常状態に達するまでに示す過渡的な経過のことをいう。入力するWDM信号の波長数の変化(入力光信号のレベル変化)に励起光制御がすみやかに対応できない例では、このことは、光サージとなって現れ、伝送エラーを引き起こす原因となる。
【0026】
図2はWDM信号の波長数変化にもとづく励起光パワーの変化を示す図である。OADM(Optical Add Drop Multiplex)111は、例えば、λ1〜λ39の39波が波長多重されている光信号に、1波のλ40をAddして、λ1〜λ40の40波を波長多重して出力する。光アンプ112には、λ1〜λ40の40波のWDM信号を増幅するために必要な励起光が入射され、λ1〜λ40のWDM信号を増幅する。
【0027】
このような状態から回線障害等が生じて、λ1〜λ39の光信号が断したとする。λ1〜λ39の光信号がOADM111に入力されなくなった場合でも、Addするλ40は生かさなければならない。このため、光アンプ112では、40波対応から1波対応への励起光パワーに即座に落として、1波対応の励起光によってλ40の光信号を増幅して送出する必要がある(すなわち、入力光信号のレベル変動に対応した励起光を送出するということ)。
【0028】
図3、図4はWDM信号の波長数変化によって生じる光サージを示す図である。図3のように、波長数の変化時、励起光パワーの切替え制御が遅いと、光アンプ112では1波の入力に対して40波相当の励起光が入射する時間が長くなるので、利得が急激に変動してしまい、瞬間的に光アンプ112の出力部から高レベルな残存光(光サージ)が現れることになる。この光サージが伝送されると伝送エラーを起したり、また光アンプ112が多段接続されているような場合では、光サージが累積して増幅されることで、受信器が損壊してしまうといったおそれがある。
【0029】
一方、図4のように、励起光パワーの切替え制御が速く行われると、1波の入力に対して40波相当の励起光が入射する時間も短くなるので、利得の急激な変動を抑えることができ、光サージも抑制することができる。すなわち、入力光信号が変化した場合、励起光の切替え制御が遅いと、過渡応答特性も遅くなって(利得変動時間が長くなり)、高レベルの光サージが現れ、励起光の切替え制御が速いと、過渡応答特性も速くすることができ(利得変動時間が短い)、光サージを抑えることができる。
【0030】
次に利得一定制御を行う際の制御系について説明する。光アンプでは、WDM信号を一定の利得で一括して増幅している。このようにEDFの利得を一定に保つことにより、EDFが持つ波長特性に起因する、異なる波長の各光信号に対する利得の偏差を管理することができる。一方、このような利得一定制御を行う場合には、フィードバック型とフィードフォワード型の2つの制御系がある。
【0031】
図5はフィードバック型とフィードフォワード型の制御系を示す図である。(A)はフィードバック型、(B)はフィードフォワード型を示している。フィードバック制御では、入力値と出力値とを比較して、誤差を検出して制御量を調整するタイプである。すなわち、(A)では、入力光信号のレベルと、光アンプ112で増幅した後の光信号のレベルとを、励起制御部113で比較して、利得が一定となるように励起光パワーを調整する。
【0032】
一方、フィードフォワード制御では、あらかじめ用意した制御情報にもとづき、制御結果を見越して、制御量を決め打ちするタイプである。すなわち、(B)では、入力光信号のレベルと励起光パワーとの相関情報をあらかじめ用意しておき、この相関情報にもとづき、励起制御部113は、利得が一定となるように励起光パワーを出力する。
【0033】
(A)、(B)いずれの場合も、利得一定制御を実行できるが、(A)に示すフィードバック制御では、利得制御後の光信号をフィードバックする線路がある分、時間遅延が生じるため、この遅延時間より速い入力変化に対しては追従できず、出力を安定に供給できないおそれがある。また、図3、図4で上述したような過渡応答特性を速めようとして(入力光の波長数変化による光サージを抑制しようとして)、システムの周波数帯域を上げると、制御が不安定化し、発振してしまうなどといった問題点がある。
【0034】
一方、(B)に示すフィードフォワード制御では、フィードバックする線路がないため、時間遅延や発振のおそれがなく、速応性に優れている。このため、入力光信号の波長数変化に対しても光サージを抑制して、安定な利得一定制御を行うことが可能である。以上説明したことにより、本発明の光増幅装置10では、フィードフォワード型の制御系を用いて、励起光源11bを駆動し、かつ励起光源11bの特性変化の補償を行う構成とする。これにより、光増幅制御の品質及び信頼性の向上を図るものである。
【0035】
次に本発明の利得一定制御部12の動作について詳しく説明する。図6は利得−励起光パワーの相関を示す図である。縦軸は利得、横軸は励起光パワーである。利得−励起光パワー相関部12aは、設定すべき目標利得と目標励起光パワーとの相関を、入力光信号のレベル毎(入力WDM信号の波長多重数毎)に管理している。
【0036】
例えば、1波から最大で88波の波長が多重されるWDM信号に対しては、波長多重数に応じて、88個の光信号のレベル値があるので、これらのレベル値に対して、利得を一定にするための励起光パワー情報を有している。すなわち、1つの目標利得に対して、この目標利得を得るための88個の励起光パワーの情報を有している。
【0037】
図6の場合、グラフG1ではWDM信号が88波多重されている場合であって、設定すべき目標利得を利得Gidealとすると、このとき目標利得Gidealを得るためには励起光源11bから励起光パワーLex88が出力される必要がある。また、グラフG2では、WDM信号が44波多重されている場合であって、目標利得Gidealを得るためには、励起光源11bから励起光パワーLex44が出力される必要がある。
【0038】
このように、利得−励起光パワー相関部12aでは、目標利得Gideal(この値は入力光信号のレベル変動があっても一定値である)を得るための、入力光信号のレベル変動に対応した励起光パワーの情報を管理している。
【0039】
図7は駆動信号−励起光パワーの相関を示す図である。縦軸は励起光パワーL、横軸は駆動信号I(電流値)である。駆動信号−励起光パワー相関部12bは、励起光パワーと、駆動信号との相関(I−Lカーブ)を管理している。利得−励起光パワー相関部12aから送られた情報が励起光パワーLexならば、初期状態のときの相関関数を用いると、対応する駆動信号は駆動信号I1となる。
【0040】
また、この情報は、駆動信号−励起光パワー相関部12bから駆動信号出力部12cへ送られて、駆動信号出力部12cから駆動信号I1の電流が励起光源11bへ送出される。このような一連の制御によって、入力光信号のレベルに変動が生じた場合でも、利得を一定に保つことができる。
【0041】
次に図7に示したI−Lカーブについて説明する。駆動信号の電流値をI、そのときの励起光パワーをL(I)とすると、励起光源11bに半導体レーザを用いた場合、発振しきい値をIth、変換効率をηと表すと、励起光パワーと駆動信号との間には、以下の1次近似式(相関関数)が成立する。
【0042】
【数1】
L(I)=η・(I−Ith) (1)
一方、励起光源11bにおいては、経時劣化等の原因によって、上式に示す発振しきい値Ithと変換効率ηの双方に変化が生じる。したがって、利得−励起光パワー相関部12aで求めた励起光パワーから駆動信号を求める場合には、経時劣化に対応した相関関数を使用して、駆動信号を求める必要がある。
【0043】
ここで、初期状態のときの相関関数L1(I)に対し、発振しきい値をIth1、変換効率をη1とすると、
【0044】
【数2】
L1(I)=η1・(I−Ith1) (2)
であり、ある経時劣化が生じた場合の相関関数L2(I)に対し、発振しきい値をIth2、変換効率をη2とすると、
【0045】
【数3】
L2(I)=η2・(I−Ith2) (3)
となる。ここで、利得−励起光パワー相関部12aで求められた励起光パワーがLexであった場合、初期運用状態では相関関数L1(I)により駆動信号の値はI1である。ところが、運用後、経時劣化が生じると、I−Lカーブの傾きが小さくなってくるため、運用開始時には励起光パワーLexに対して駆動信号I1であったものが、経時劣化後には相関関数L2(I)により、励起光パワーLexに対して駆動信号I2が必要となる。したがって、このような相関関数の変化を考慮していないと、経時劣化が生じている場合でも駆動信号I1を出し続けることになり、利得を一定に保持することはできなくなる。
【0046】
次に経時劣化によって変化する相関関数の生成方法について説明する。駆動信号−励起光パワー相関部12bでは、駆動信号の電流値を変化させて励起光パワーを定期的に測定することで、初期状態から変化する相関関数を生成する。例えば、図7に示す相関関数L2(I)を生成する場合を考える。駆動信号−励起光パワー相関部12bは、まず、駆動信号Iaの出力指示を駆動信号出力部12cに与え、駆動信号出力部12cは、駆動信号Iaを励起光源11bに出力する。
【0047】
このとき、PD1bは、励起光源11bからのバック光を検出し、バック光のフォトカレントを駆動信号−励起光パワー相関部12bへ送信する。駆動信号−励起光パワー相関部12bは、このフォトカレントを励起光パワーに換算して、駆動信号Iaを出力した場合の励起光パワーLaを取得する。同様にして、駆動信号−励起光パワー相関部12bは、駆動信号Ibを出力して、このときの励起光パワーLbを得る。
【0048】
駆動信号−励起光パワー相関部12bは、上記の操作によって、2点(Ia、La)、(Ib、Lb)を得ることができたので、相関関数L2(I)のI−Lカーブを作成することができる。したがって、装置運用時には、このように生成した最新の相関関数を使用して、励起光パワーに対応する駆動信号を求める。
【0049】
例えば、運用中経時劣化が生じて、デフォルトの相関関数L1(I)から、相関関数L2(I)へ変化している場合では、相関関数L2(I)は自律的に測定して求めてあるので、相関関数L2(I)を使って、目標励起光パワーLexに対応する目標駆動信号I2を求めることができる。
【0050】
これにより、励起光源11bに経時劣化が生じている場合でも、その状態に応じて、所要の励起光パワーを出力させるための駆動信号を得ることができるので劣化補償を行うことが可能になる。また、実際に経時劣化を引き起こしている励起光源11bから駆動信号−励起光パワー相関情報を取得しているので、外部から設定値を与えてデータを更新する従来技術とくらべて、はるかに高精度の劣化補償を行うことが可能になる。
【0051】
図8は利得一定制御の動作フローを示す図である。
〔S1〕利得−励起光パワー相関部12aは、入力光信号のレベルをPD1aからのフォトカレントによって認識する(具体的には、フォトカレントをさらに電圧に変換し、ログアンプを用いて対数変換を施す。例えば、入力電圧をVIN、出力電圧をVOUTとすれば、VOUT = k・log VINと対数変換する)。
〔S2〕利得−励起光パワー相関部12aは、認識したレベルにもとづき、目標利得を実現するための目標励起光パワーを取得する。
〔S3〕駆動信号−励起光パワー相関部12bは、I−Lカーブ(相関関数)作成用の駆動信号送出指示を駆動信号出力部12cへ与え、駆動信号出力部12cは該当の駆動信号を励起光源11bへ出力する。
〔S4〕駆動信号−励起光パワー相関部12bは、励起光源11bのバックパワーをPD1bからのフォトカレントによって認識する。
〔S5〕駆動信号−励起光パワー相関部12bは、励起光源11bの特性変化に見合った(経時劣化状態に対応した)I−Lカーブを生成する。
〔S6〕駆動信号−励起光パワー相関部12bは、利得−励起光パワー相関部12aで求められた目標励起光パワーに対応する目標駆動信号の値を、最新のI−Lカーブから求める。
〔S7〕駆動信号−励起光パワー相関部12bは、ステップS6で求めた駆動信号送出指示を駆動信号出力部12cへ与え、駆動信号出力部12cは該当の駆動信号を励起光源11bへ出力する。これにより、入力光信号にレベル変動があった場合でも利得を一定に制御することができ、かつ励起光源11bに経時劣化が生じた場合でも劣化補償を行うことが可能になる。
【0052】
次に劣化アラーム発出部13について説明する。図7に示したように、経時劣化が生じるとI−Lカーブの傾きが小さくなってくるので、所望の励起光パワーを出力させるためには、駆動信号の値も大きな値が必要となってくる。
【0053】
ところが、励起光源11bには駆動信号の上限値があるため、使用できるI−Lカーブにも限りがでてくる。すなわち、駆動信号の上限値を超えない程度の傾きを持つI−Lカーブが使用限界となる(なお、実際には、駆動信号出力部12cでは、駆動信号の上限値を超えないようにAPCリミッタ処理を行っているので、I−Lカーブからそのまま求めた駆動信号上限値を超える値が出力されるようなことはない)。
【0054】
したがって、劣化アラーム発出部13では、駆動信号−励起光パワー相関部12bから、I−Lカーブの傾き(相関関数の相関スロープ)情報を得て、傾き情報があらかじめ設定した値を超えた場合には、励起光源11bの劣化状態が相当程度進んでいるものとして、アラームを保守者に通知するようにする。
【0055】
次に光増幅装置10の構成変形例について説明する。図9は光増幅装置の構成を示す図である。図1の光増幅装置10では、励起光源11bのバック光をPD1bで受ける構成であったが、図に示す光増幅装置10aでは、EDF11aの増幅出力部とアイソレータIs2の入力部の間にWDMカプラC3を設けて、WDMカプラC3で分岐された励起光をPD1bで受ける構成としている。その他の構成は光増幅装置10と同じなので説明は省略する。
【0056】
図10は光増幅装置の構成を示す図である。光増幅装置10bに対し、図1の光増幅装置10と異なる点は、アイソレータIs2の出力部に分波器C4を設け、分波器C4の一方の分岐出力部にWDMカプラC5を設ける構成とした点である。分波器C4でWDMカプラC5側へ分岐された(光信号+励起光)は、WDMカプラC5によって、励起光のみがPD1b側へ分岐され、この励起光をPD1bで受けている。その他の構成は光増幅装置10と同じなので説明は省略する。
【0057】
(付記1) 光信号を増幅する光増幅装置において、
光増幅用の活性物質をドープした増幅媒体と、励起光を発出する励起光源と、から構成され光増幅を行う光増幅部と、
利得及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標利得を得るために、入力光信号のレベル変動に対応して設定すべき目標励起光パワーを求め、前記励起光源を駆動するための駆動信号及び励起光パワーの相関にもとづいて、前記目標励起光パワーを発出させるための目標駆動信号を求めて、前記光増幅部に対するフィードフォワード制御系による利得一定制御を行う利得一定制御部と、
を有することを特徴とする光増幅装置。
【0058】
(付記2) 前記利得一定制御部は、入力光信号の波長多重数変化から生じるレベル変動毎の利得及び励起光パワーの相関を有し、目標利得に対し、波長多重数変化から生じるレベル変動に対応した目標励起光パワーを求めることを特徴とする付記1記載の光増幅装置。
【0059】
(付記3) 前記利得一定制御部は、駆動信号を変化させて励起光パワーを定期的に測定することで、励起光源の特性変化に見合った、駆動信号及び励起光パワーの相関関数を生成し、前記相関関数にもとづき、目標励起光パワーから目標駆動信号を求めることを特徴とする付記1記載の光増幅装置。
【0060】
(付記4) 前記相関関数の相関スロープから前記励起光源の劣化度合いを認識して、アラーム発出制御を行う劣化アラーム発出部をさらに有することを特徴とする付記3記載の光増幅装置。
【0061】
(付記5) 光信号の増幅を行う際に利得を一定に制御する利得制御方法において、
入力光信号のレベルを認識し、
認識したレベルにもとづき、目標利得を実現するための目標励起光パワーを取得し、
駆動信号及び励起光パワーの相関を表す相関関数を作成するための駆動信号を定期的に送出して、励起光パワーを取得し、
駆動信号及び取得した励起光パワーから、励起光源の特性変化に見合った相関関数を生成し、
生成した相関関数にもとづき、前記目標励起光パワーに対応する目標駆動信号を求め、
目標駆動信号により励起光源を駆動することで、フィードフォワード制御系による利得一定制御を行うことを特徴とする利得制御方法。
【0062】
(付記6) 前記相関関数の相関スロープから前記励起光源の劣化度合いを認識して、アラーム発出制御を行うことを特徴とする付記5記載の利得制御方法。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光増幅装置は、利得及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標利得を得るために、入力光信号のレベル変動に対応して設定すべき目標励起光パワーを求め、励起光源を駆動するための駆動信号及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標励起光パワーを発出させるための目標駆動信号を求めて、光増幅部に対するフィードフォワード制御系による利得一定制御を行う構成とした。これにより、入力光変化に応じた励起光源の駆動及び励起光源の特性変化の補償を行うことができるので、伝送品質及び信頼性の向上を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光増幅装置の原理図である。
【図2】WDM信号の波長数変化にもとづく励起光パワーの変化を示す図である。
【図3】WDM信号の波長数変化によって生じる光サージを示す図である。
【図4】WDM信号の波長数変化によって生じる光サージを示す図である。
【図5】フィードバック型とフィードフォワード型の制御系を示す図である。(A)はフィードバック型、(B)はフィードフォワード型を示す図である。
【図6】利得−励起光パワーの相関を示す図である。
【図7】駆動信号−励起光パワーの相関を示す図である。
【図8】利得一定制御の動作フローを示す図である。
【図9】光増幅装置の構成を示す図である。
【図10】光増幅装置の構成を示す図である。
【図11】従来技術の装置を概略的なブロック構成で示した図である。
【符号の説明】
10 光増幅装置
11 光増幅部
11a EDF
11b 励起光源
12 利得一定制御部
12a 利得−励起光パワー相関部
12b 駆動信号−励起光パワー相関部
12c 駆動信号出力部
13 劣化アラーム発出部
1a、1b PD
C1 分波器
C2 合波器
Is1、Is2 アイソレータ
Claims (5)
- 光信号を増幅する光増幅装置において、
光増幅用の活性物質をドープした増幅媒体と、励起光を発出する励起光源と、から構成され光増幅を行う光増幅部と、
利得及び励起光パワーの相関にもとづいて、目標利得を得るために、入力光信号のレベル変動に対応して設定すべき目標励起光パワーを求め、前記励起光源を駆動するための駆動信号及び励起光パワーの相関にもとづいて、前記目標励起光パワーを発出させるための目標駆動信号を求めて、前記光増幅部に対するフィードフォワード制御系による利得一定制御を行う利得一定制御部と、
を有することを特徴とする光増幅装置。 - 前記利得一定制御部は、入力光信号の波長多重数変化から生じるレベル変動毎の利得及び励起光パワーの相関を有し、目標利得に対し、波長多重数変化から生じるレベル変動に対応した目標励起光パワーを求めることを特徴とする請求項1記載の光増幅装置。
- 前記利得一定制御部は、駆動信号を変化させて励起光パワーを定期的に測定することで、励起光源の特性変化に見合った、駆動信号及び励起光パワーの相関関数を生成し、前記相関関数にもとづき、目標励起光パワーから目標駆動信号を求めることを特徴とする請求項1記載の光増幅装置。
- 前記相関関数の相関スロープから前記励起光源の劣化度合いを認識して、アラーム発出制御を行う劣化アラーム発出部をさらに有することを特徴とする請求項3記載の光増幅装置。
- 光信号の増幅を行う際に利得を一定に制御する利得制御方法において、
入力光信号のレベルを認識し、
認識したレベルにもとづき、目標利得を実現するための目標励起光パワーを取得し、
駆動信号及び励起光パワーの相関を表す相関関数を作成するための駆動信号を定期的に送出して、励起光パワーを取得し、
駆動信号及び取得した励起光パワーから、励起光源の特性変化に見合った相関関数を生成し、
生成した相関関数にもとづき、前記目標励起光パワーに対応する目標駆動信号を求め、
目標駆動信号により励起光源を駆動することで、フィードフォワード制御系による利得一定制御を行うことを特徴とする利得制御方法。
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