JP4580404B2 - 光増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、光増幅装置およびその制御方法に関し、特に、波長多重(Wavelength Division Multiplexing:WDM)伝送システムにおいて光を増幅する際に用いられる光増幅器に関する。
マルチメディアネットワークの進展に伴い、通信トラフィックの需要は飛躍的に増大し、光増幅装置を用いて光を多中継増幅するWDM伝送システムが、マルチメディア社会における通信システムの経済化を図る上で、大きな役割を果たしている。
WDM伝送システムで想定される伝送損失は、0〜20dB程度と非常に幅広い。従来においては、このように想定される幅広い伝送損失を補償する光増幅装置をWDM伝送システムに適用するにあたって、適用される箇所で求められる伝送損失に対する補償量に応じて、多品種の光増幅装置がメニュー化されている。
しかしながら、多品種のメニュー化を行う場合には、多品種の在庫所有によるコストアップと、光増幅装置の品種選定に要する人件費および時間が発生する、という問題がある。このため、少品種の光増幅装置で上記の伝送損失を広範囲で補償できるようにすることが望まれている。
このような要求により、光増幅装置としては、その動作条件に置き換えると、広い入力ダイナミックレンジに対して、一定の出力パワー、平坦な利得波長特性、および低い雑音指数(Noise Figure:NF)という3つの性能を実現することが求められるようになってきている。
上記のようなWDM伝送システムに用いられる光増幅装置に要求される性能を実現するための従来技術として、例えば、下記の特許文献1に記載されているような光増幅器が知られており、WDM伝送システムにおける標準的な構成となっている。この構成では、2段構成の光増幅器の前段増幅部と後段増幅部の間に、増幅とは一見相反する、可変光減衰器(Variable Optical Attenuator :VOA)が配置され、前後段の増幅部としては、EDF(Erbium Doped Fiber)等の希土類ドープファイバが用いられる。
このような2段構成の光増幅器を用いずに所定の出力レベルを得るように光増幅装置を設計する場合、以下の3つの増幅方法が考えられる。
(1)図17に示すように、EDFからなる増幅媒体12および励起光源13を有する光増幅部単体として、光増幅装置を構成する。WDMカプラ11は、励起光源13から出力される励起光とWDM光を合波して、増幅媒体12に入力する。
このとき、増幅媒体12の入力レベル(1波長当たりのパワー)が、例えば、I1からI2に変動すると、出力レベルPiを維持するために利得を減少させる必要がある。そこで、励起光パワーを変化させる。しかし、この利得の変化のため、利得波長特性も変動することになるので、WDM光のチャネルで特性が変動してしまう。
(2)図18に示すように、EDFと励起光源を含み、利得一定制御(Automatic Gain Control:AGC)される光増幅部21と、光増幅部21の後段に配置されたVOA22とから、光増幅装置を構成する。
この場合、入力レベルによらずに利得を一定に制御して、利得波長特性についても一定
にすることができる。しかし、入力レベルが比較的高いレベルI2であるときには、利得一定制御のために励起光パワーを比較的高くする必要があることに加えて、増幅により得られた光レベルをVOA22で減衰させる必要がある。このため、励起光パワーの効率的な利用に支障をきたす。
(3)図19に示すように、VOA31と、VOA31の後段に配置され、図18の光増幅部21と同様の構成を有する光増幅部32とから、光増幅装置を構成する。この場合、増幅される前の段階で入力光が減衰しているため、後段の光増幅部32で増幅したとしても、NFを劣化させてしまう。
これに対して、図20は、特許文献1に記載されているような、前後段の光増幅部の間にVOAを介装した光増幅装置の構成を示している。この構成では、前後段に利得一定制御される2つの光増幅部41および43が配置され、光増幅部41および43の間には、出力レベル一定制御のためのVOA42が設けられている。
この場合、入力光レベルのダイナミックレンジを広げつつ、利得一定制御を行って利得波長特性を一定にすることができ、さらに、励起光パワーを効率的に利用しつつ、良好なNFを保つことができる。したがって、上記(1)〜(3)の構成に比べて、より望ましい光増幅装置が実現される。
図21は、このような2段構成を応用した光増幅器の構成例を示している。この光増幅器は、ビームスプリッタ51、58、WDMカプラ52、56、EDF53、57、利得等化器(Gain Equalizer:GEQ)54、VOA55、光モニタ回路59、62、励起光源60、61、AGC制御部63、VOA減衰量決定回路64、AGC目標値決定回路65、および入力レベル算出部66を備える。
このうち、WDMカプラ52、EDF53、および励起光源60は、前段の光増幅部に対応し、WDMカプラ56、EDF57、および励起光源61は、後段の光増幅部に対応する。光モニタ回路59は、前段の光増幅部に入力される入力光パワーを検出し、光モニタ回路62は、後段の光増幅部から出力される出力光パワーを検出する。
入力レベル算出部66は、外部から入力される波長数情報67に基づき、検出された入力光パワーを波長数で除算して、1波長当たりの入力光パワーである入力レベルを算出する。AGC目標値決定回路65は、光入力レベルの変動に対して出力レベルが変動しないように、利得目標値を決定する。そして、AGC制御部63は、前段の光増幅部に入力される入力光のレベルと、後段の光増幅部から出力される出力光のレベルとの比、すなわち、光増幅器の利得が一定になるように、励起光源60および61を制御する。
一方、VOA減衰量決定回路64は、光入力レベルの変動分に応じて、前後段の間に設けられたVOA55の減衰量を変化させることで、出力波長特性の平坦性を維持しつつ、所定の光出力レベルを保つ制御を行う。
AGC制御部63による利得一定制御によれば、図20に示したように、前後段の光増幅部のそれぞれに対して利得一定制御を行う場合に比べて、制御回路を共用化しつつ、制御応答性が改善されるという効果が得られる。
また、前後段の光増幅部の間に利得等化器54を設けて、光増幅器で一定に制御された利得波長特性に相当する損失波長特性を与えることにより、最終的に光レベルの波長軸上での平坦な利得を実現することができる。
図22は、前後段の光増幅部における2つのEDFを併せた利得波長特性を示しており
、図23は、この利得波長特性を相殺するためのGEQの損失波長特性を示している。この場合、図24に示すように、光増幅器からの出力の利得波長特性を、波長配置によらずに平坦化させることができる。
下記の特許文献2および3は、光ファイバを利用した2段構成の光増幅器に関する。
特許第3551418号明細書 特開平11−307851号公報 特開平09−214034号公報
上述した従来の光増幅器には、次のような問題がある。
光増幅器の入力パワー範囲は、波長数と入力レベルの変動を考えると、例えば、波長数1〜40の範囲で16dB変動し、入力レベルが15dB変動する場合、合計で21dB変動することになる。このため、図21の光モニタ回路59が受光する光パワーのダイナミックレンジが非常に広大になり、受光電気回路の構成が複雑になったり、ダイナミックレンジの両端で感度が劣化したりする問題が生じる。
本発明の課題は、2段構成の光増幅器において、入力光パワーを検出する光モニタ回路を使用することなく、一定の出力レベルを維持することである。
図1は、本発明の光増幅器の構成図である。図1の光増幅器は、第1光増幅手段101、可変光減衰手段102、第2光増幅手段103、吸収比率検出手段104、励起光制御手段105、および減衰量制御手段106を備える。
第1光増幅手段101は、入力光を第1励起光を用いて増幅し、可変光減衰手段102は、第1光増幅手段101から出力される光を減衰させ、第2光増幅手段103は、可変光減衰手段102から出力される光を第2励起光を用いて増幅する。
吸収比率検出手段104は、第1光増幅手段101における第1励起光の吸収比率情報と、第2光増幅手段103における第2励起光の吸収比率情報とを検出し、励起光制御手段105は、第1励起光の吸収比率情報と第2励起光の吸収比率情報を用いて、第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御する。減衰量制御手段106は、第2光増幅手段103から出力される光の出力レベルが一定になるように、可変光減衰手段102の減衰量を制御する。
励起光の吸収比率は、光増幅に用いられる増幅媒体における励起光の吸収量(損失)に相当する。後述するように、励起光の吸収比率が決まれば増幅媒体の利得波長特性が決まるため、第1励起光および第2励起光の吸収比率が分かれば、第1光増幅手段101および第2光増幅手段103の利得和を一定に保つ制御が可能になる。さらに、可変光減衰手段102により、第2光増幅手段103に入力光を減衰させることで、入力レベルの変動に対しても、一定の出力レベルを得ることが可能になる。
第1光増幅手段101は、例えば、後述する図2および図7のWDMカプラ201、EDF202、および励起光源211に対応し、可変光減衰手段102は、例えば、VOA205に対応し、第2光増幅手段103は、例えば、WDMカプラ206、EDF207、および励起光源216に対応する。吸収比率検出手段104は、例えば、光モニタ回路212、213、217、218、および励起光吸収比率検出部214、219に対応し、励起光制御手段105は、例えば、励起光吸収比率制御部221に対応する。
図2の光増幅器において、減衰量制御手段106は、例えば、VOA減衰量決定回路222および目標出力トータルパワー算出部223に対応し、図7の光増幅器において、減衰量制御手段106は、例えば、VOA減衰量決定回路701および目標出力トータルパワー算出部702に対応する。
本発明によれば、2段構成の光増幅器において、波長数および/または入力レベルの大きな変動に対しても、入力光パワーを検出することなく、一定の出力レベルを維持することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図2は、入力光モニタ回路を使用せずに駆動される光増幅器の構成例を示している。この光増幅器は、WDMカプラ201、203、206、208、EDF202、207、GEQ204、VOA205、ビームスプリッタ209、210、215、励起光源211、216、光モニタ回路212、213、217、218、220、励起光吸収比率検出部214、219、励起光吸収比率制御部221、VOA減衰量決定回路222、および目標出力トータルパワー算出部223を備える。
このうち、WDMカプラ201、EDF202、および励起光源211は、前段の光増幅部に対応し、WDMカプラ206、EDF207、および励起光源216は、後段の光増幅部に対応する。励起光源211および216としては、例えば、レーザダイオードが用いられる。前後段の光増幅部、GEQ204、およびVOA205の配置は、図21に示した光増幅器の前後段の光増幅部、GEQ54、およびVOA55と同様である。
前段のビームスプリッタ210は、励起光源211からの励起光を2つに分岐して、一方をWDMカプラ201に出力し、他方を光モニタ回路212に出力する。光モニタ回路212は、ビームスプリッタ210から入力される光パワーを検出して、検出結果を示す信号を励起光吸収比率検出部214に出力し、光モニタ回路213は、WDMカプラ203から入力される光パワーを検出して、検出結果を示す信号を励起光吸収比率検出部214に出力する。
励起光吸収比率検出部214は、図3に示すように、入力励起光パワー検出部301、残留励起光パワー検出部302、および励起光吸収比率算出回路303からなる。入力励起光パワー検出部301は、光モニタ回路212からの信号に基づいて、EDF202に入力される入力励起光パワーを検出し、検出結果を示す信号を励起光吸収比率算出回路303に出力する。残留励起光パワー検出部302は、光モニタ回路213からの信号に基づいて、EDF202からの出力光に残留している残留励起光パワーを検出し、検出結果を示す信号を励起光吸収比率算出回路303に出力する。
励起光吸収比率算出回路303は、入力励起光パワーと残留励起光パワーから励起光吸収比率を算出する。励起光吸収比率は、対数表示の入力励起光パワーと残留励起光パワーの差で表され、EDF202における励起光の吸収量に相当する。真数表示の場合は、励起光吸収比率は、入力励起光パワーに対する残留励起光パワーの割合に対応している。こうして算出された励起光吸収比率は、図2の励起光吸収比率制御部221に出力される。
同様に、後段のビームスプリッタ215は、励起光源216からの励起光を2つに分岐して、一方をWDMカプラ206に出力し、他方を光モニタ回路217に出力する。光モニタ回路217は、ビームスプリッタ215から入力される光パワーを検出して、励起光
吸収比率検出部219に出力し、光モニタ回路218は、WDMカプラ208から入力される光パワーを検出して、励起光吸収比率検出部219に出力する。
励起光吸収比率検出部219は、励起光吸収比率検出部214と同様の構成を有し、EDF208の入力励起光パワーと残留励起光パワーから励起光吸収比率を算出して、励起光吸収比率制御部221に出力する。
励起光吸収比率制御部221は、EDF202および208の励起光吸収比率の和を一定に制御することで、これらのEDFの利得和を一定に保つ。ただし、ここでは、励起光源211および216の励起光波長が同一であるものとする。
図4は、EDFの動作原理を示している。EDFの動作状態は、EDFの励起状態を示す平均反転分布率tに応じて変化する。曲線401、402、403、404、および405は、それぞれ、t=0.7、t=0.65、t=0.6、t=0.55、およびt=0.5の場合のEDFの利得波長特性を表している。この例から分かるように、tが大きくなるほど、励起光波長(例えば、1.48μm)の吸収比率が小さくなる。言い換えれば、tが大きくなるほど、励起光波長の負の利得がゼロに近づく。
励起光波長帯と伝送波長帯の利得の関係を考えると、励起光波長の吸収比率が小さくなるほど、つまり、励起光波長の負の利得がゼロに近づくほど、伝送波長帯の利得が大きくなる、という関係にある。また、励起光波長の吸収比率が決まれば、利得波長特性が決まることが分かる。
この性質を用いて、励起光吸収比率制御部221は、2つのEDFの吸収比率の和が目標値に近づくように、励起光源211および216の励起光パワーを調整することで、2つのEDFの利得和を一定に保つ制御を行う。このような励起光パワーの制御により、この光増幅器はAGC増幅器として動作し、波長数によらず、一定の利得を得ることができる。
しかし、このままでは、図5の内部レベルダイアグラムに示すように、入力レベル変動に対しても同一の利得で動作するため、結果として出力レベルが変動してしまう。これを防ぐために、VOA減衰量決定回路222および目標出力トータルパワー算出部223により、VOA205の減衰量を調整する制御を行う。
目標出力トータルパワー算出部223は、外部から入力される波長数情報224と目標出力レベルから目標出力トータルパワーを算出して、VOA減衰量決定回路222に出力する。目標出力トータルパワーは、1波長当たりの目標出力光パワーである目標出力レベルに波長数を乗算することで、算出される。
光モニタ回路220は、ビームスプリッタ209から入力される光パワーを検出して、検出結果を示す信号をVOA減衰量決定回路222に出力する。VOA減衰量決定回路222は、光モニタ回路220から入力される光増幅器の出力光パワーが、目標出力トータルパワーに近づくように、VOAの減衰量を決定する。これにより、図6の内部レベルダイアグラムに示すように、入力レベルの変動に対しても、一定の出力レベルを得ることが可能になる。
このように、励起光パワーの制御と減衰量の制御を併用することで、波長数および入力レベルの変動に対しても、入力光パワーを検出することなく、一定の平坦な出力レベルを維持することができる。また、励起光源の前方向パワーを検出することで、励起光源の劣化を検出することも可能になる。
図2の光増幅器では、出力パワーに占める自然放出光(Amplified Spontaneous Emission:ASE)の割合が、1波長動作時においても充分小さく無視できる場合を想定している。これに対して、出力パワーに占めるASEの割合が無視できず、ASE補正が必要な場合は、VOAに対して別の制御方法が適用される。
図7は、ASE補正を行う光増幅器の構成例を示している。この光増幅器は、図2の光増幅器において、VOA減衰量決定回路222および目標出力トータルパワー算出部223をVOA減衰量決定回路701および目標出力トータルパワー算出部702に置き換えた構成を有する。励起光吸収比率制御部221による励起光源211および216の制御方法については、図2の光増幅器と同様である。
ここで、具体例として、伝送される光の波長帯域が1531.9nmから1563.9nmであり、それぞれの波長は100GHz間隔で配置され、最大波長数が40である場合を考える。入力レベルは−30dBm/chから−15dBm/chまで変動し、目標出力レベルは0dBm/chであるものとする。また、励起光源211および216の励起光波長はともに1.48μmであり、EDF202および207の長さはそれぞれ9mおよび12mであるものとする。
この場合、入力レベルの下限(−30dBm/ch)における所要の増幅器利得は30dBである。そこで、図8に示すように、2つのEDFの利得和の波長特性801から伝送系の光部品損失を差し引いた利得波長特性802の最小利得が30dBとなるように、EDFの動作点を決定する。そして、利得波長特性802を平坦な利得波長特性803に変換するため、GEQ204の損失波長特性は図9のように決定される。
図8の利得波長特性801を伝送帯域外まで伸ばすと、図10のような特性が得られる。この例では、励起光波長の1.48μmにおける利得は−11.2dBであるから、2つのEDFの励起光吸収比率の和が11.2dBとなるように励起光パワーを制御すれば、所定のEDF利得和が得られることが分かる。この制御により、この光増幅器はAGC増幅器として動作し、波長数によらず、一定の利得を得ることができる。
次に、入力レベルの変動に対しても出力レベルを一定に保つ制御方法について説明する。
目標出力トータルパワー算出部702は、外部から入力されたASE補正値情報703を保持しており、この情報を用いて、目標出力レベルから算出される目標出力トータルパワーを補正する。ASE補正値情報703は、図11に示すように、波長数および入力レベルに対するASE補正値を表す。曲線1101、1102、1103、1104、および1105は、ぞれぞれ、波長数が1、2、4、8、および16のときの入力レベルとASE補正値の対応関係を表している。
目標出力トータルパワー算出部702は、ASE補正値情報703と波長数情報224から、現在の波長数における入力レベルと目標出力トータルパワーの対応関係を求める。目標出力レベルは0dBm/chであるから、例えば、1波長動作時は、図11の曲線1101がそのまま目標出力トータルパワーを表し、図12に示すような対応関係が得られる。
ところで、入力レベルの変動に対しても一定の出力レベルを維持するためには、図20に示したように、入力レベルが増加した分だけVOAの減衰量を増加させる必要がある。このような入力レベルとVOA減衰量の関係をグラフにすると、図13に示すような傾き1の直線になる。この関係を用いて、図12の横軸を入力レベルからVOA減衰量に置き
換えると、図14に示すような、VOA減衰量と目標出力トータルパワーの対応関係を表す曲線1403が得られる。
そこで、VOA減衰量決定回路222は、得られたVOA減衰量と目標出力トータルパワーの対応関係を用いて、出力レベルを一定に保つためのVOA減衰量を決定する。まず、VOA減衰量決定回路222は、現在のVOA減衰量における出力トータルパワーをプロットする。例えば、現在のVOA減衰量が2dBであり、出力トータルパワーが6dBmであるとすると、図14の点1401の位置が初期値となる。このときの減衰量では、曲線1403上の目標出力トータルパワーに対して、出力トータルパワーが1.7dB程度高めにずれていることが分かる。
ここで、VOA減衰量の増加と出力パワーの減少は1対1の関係にあると考えてよいので、点1401を通る傾き−1の直線1404を求める。そして、この直線1404と曲線1403の交点1402を求め、その点におけるVOA減衰量である5.5dBを目標値に決定する。
図15は、40波長動作時における前後段EDFの入力励起光パワー、残留励起光パワー、および励起光吸収比率の詳細を示している。この場合、入力レベルの変動に対して、前後段の励起光吸収比率の和が11.2dBになるように、励起光源211および216が制御される。
図16は、40波長動作時の内部レベルダイアグラムを示している。光増幅部1601および1602は、それぞれ前段および後段の光増幅部に相当し、折れ線1611および1612は、それぞれ入力レベルが−30dBm/chおよび−15dBm/chのときの光パワーの内部変化を表している。この場合、入力レベルの下限(−30dBm/ch)ではNFは6.3dB、入力レベルの上限(−15dBm/ch)ではNFは12.6dBとなり、NFについては良好な値が得られる。
上述した実施形態では、前段および後段の励起光波長が同一である場合を想定しているが、これらの波長が異なる場合にも、励起光吸収比率を用いた制御が可能である。例えば、0.98μmおよび1.48μmにおけるEDFの励起光吸収比率は、gilesモデルに基づいて、次式により求められる。

L(0.98)=α(0.98)(1−t)−g* (0.98)t (1)
L(1.48)=α(1.48)(1−t)−g* (1.48)t (2)

各パラメータの定義は、以下の通りである。

L(0.98):0.98μmにおけるEDFの励起光吸収比率[dB]
L(1.48):1.48μmにおけるEDFの励起光吸収比率[dB]
α(0.98):0.98μmにおけるEDFの吸収係数[dB]
α(1.48):1.48μmにおけるEDFの吸収係数[dB]
* (0.98):0.98μmにおけるEDFの放射係数[dB]
* (1.48):1.48μmにおけるEDFの放射係数[dB]
t:平均反転分布率

(1)式および(2)式より、L(0.98)とL(1.48)の関係式は次のようになる。
また、吸収係数および放射係数の値としては、以下の数値を用いる。

α(0.98):6.72[dB]
α(1.48):3.61[dB]
(0.98):0[dB]
(1.48):1.3[dB]

これらの数値を(3)式に代入すると、次式が得られる。

L(1.48)=−0.57+0.73・L(0.98) (4)

前段および後段の励起光波長がともに1.48μmであれば、前段および後段の励起光吸収比率をそれぞれL(1.48前段)およびL(1.48後段)として、次式を満たすように励起光源211および216を制御すればよい。

L(1.48前段)+L(1.48後段)=11.2[dB] (5)

これに対して、前段の励起光波長が0.98μmであり、後段の励起光波長が1.48μmである場合は、前段の励起光吸収比率検出部214により検出されるのはL(0.98前段)であるため、(5)式をそのまま用いることはできない。この場合、(4)式より、次式が成り立つ。

L(1.48前段)=−0.57+0.73・L(0.98前段) (6)

そこで、(6)式のL(1.48前段)を(5)式に代入すると、次式が得られる。

−0.57+0.73・L(0.98前段)+L(1.48後段)=11.2[dB]
(7)

したがって、(7)式を満たすように、すなわち、EDF202の励起光吸収比率をEDF208と同じ励起光波長に換算した値と、EDF208の励起光吸収比率との和を一定にするように、励起光源211および216が制御される。
ところで、図2および図7の光増幅器では、前後段の光増幅部における増幅媒体としてEDFを使用しているが、希土類ドープ導波路のような別の増幅媒体を使用してもよい。
また、光増幅部に入力される励起光パワーを検出するために光モニタ回路を設けているが、その代わりに、励起光源に用いられるレーザダイオードの電流から励起光パワーを検出してもよい。この場合、励起光吸収比率検出部214および219は、電流と励起光パワーの対応関係をあらかじめ取得しておく。そして、運用時には、その対応関係に基づき現在の電流値に対応する励起光パワーを求めて、励起光吸収比率の計算に使用する。
(付記1)入力光を第1励起光を用いて増幅する第1光増幅手段と、
前記第1光増幅手段から出力される光を減衰させる可変光減衰手段と、
前記可変光減衰手段から出力される光を第2励起光を用いて増幅する第2光増幅手段と、
前記第1光増幅手段における前記第1励起光の吸収比率情報と、前記第2光増幅手段における前記第2励起光の吸収比率情報とを検出する吸収比率検出手段と、
前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を用いて、該第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御する励起光制御手段と、
前記第2光増幅手段から出力される光の出力レベルが一定になるように、前記可変光減衰手段の減衰量を制御する減衰量制御手段と
を備えることを特徴とする光増幅器。
(付記2)前記励起光制御手段は、前記第1励起光の吸収比率と前記第2励起光の吸収比率の和が一定になるように、該第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御することを特徴とする付記1記載の光増幅器。
(付記3)前記励起光制御手段は、前記第1励起光の波長と前記第2励起光の波長が異なるとき、前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を用いて、同一の波長における前記第1光増幅手段の吸収比率と前記第2光増幅手段の吸収比率を求め、該第1光増幅手段の吸収比率と第2光増幅手段の吸収比率の和が一定になるように、該第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御することを特徴とする付記1記載の光増幅器。
(付記4)前記光増幅器は、前記第2光増幅手段から出力される光の出力トータルパワーを検出する光検出手段をさらに備え、前記減衰量制御手段は、検出された出力トータルパワーが目標出力トータルパワーに近づくように前記減衰量を制御することを特徴とする付記1、2、または3記載の光増幅器。
(付記5)前記減衰量制御手段は、1波長当たりの目標出力レベルと波長数情報から前記目標出力トータルパワーを算出する算出手段を含むことを特徴とする付記4記載の光増幅器。
(付記6)前記算出手段は、波長数および1波長当たりの入力レベルと自然放出光補正値の対応関係を表す自然放出光補正値情報を用いて、前記目標出力トータルパワーを補正し、前記減衰量制御手段は、前記検出された出力トータルパワーと現在の減衰量から、補正された目標出力トータルパワーに対応する減衰量を決定することを特徴とする付記5記載の光増幅器。
(付記7)前記第2光増幅手段から出力される光の利得波長特性を平坦化する利得等価手段をさらに備えることを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の光増幅器。
(付記8)入力光を第1励起光を用いて増幅し、
増幅された光を可変減衰量に応じて減衰させ、
減衰した光を第2励起光を用いて増幅し、
前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を検出し、
前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を用いて、該第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御し、
前記第2励起光を用いて増幅された光の出力レベルが一定になるように、前記可変減衰量を制御する
ことを特徴とする光増幅方法。
本発明の光増幅器の原理図である。 第1の光増幅器の構成図である。 励起光吸収比率検出部の構成図である。 EDFの動作原理を示す図である。 第1の制御方法を示す図である。 第2の制御方法を示す図である。 第2の光増幅器の構成図である。 第2の光増幅器の利得波長特性を示す図である。 第2の光増幅器におけるGEQの損失波長特性を示す図である。 第2の光増幅器におけるEDFの利得波長特性を示す図である。 ASE補正値情報を示す図である。 入力レベルと目標出力トータルパワーとの関係を示す図である。 入力レベルとVOA減衰量との関係を示す図である。 VOA減衰量決定手順を示す図である。 励起光吸収比率を示す図である。 第2の光増幅器のパワーレベルを示す図である。 従来の第1の増幅方法を示す図である。 従来の第2の増幅方法を示す図である。 従来の第3の増幅方法を示す図である。 従来の第4の増幅方法を示す図である。 従来の光増幅器の構成図である。 従来のEDFの利得波長特性を示す図である。 従来のGEQの損失波長特性を示す図である。 従来の平坦な利得波長特性を示す図である。
符号の説明
11、52、56、201、203、206、208 WDMカプラ
12 増幅媒体
13 励起光源
21、32、41、43、1601、1602 光増幅部
22、31、42、55、205 VOA
51、58、209、210、215 ビームスプリッタ
53、57 EDF
54、204 GEQ
59、62、212、213、217、218、220 光モニタ回路
60、61、211、216 励起光源
63 AGC制御部
64、222、701 VOA減衰量決定回路
65 AGC目標値決定回路
66 入力レベル算出部
67、224 波長数情報
101 第1光増幅手段
102 可変光減衰手段
103 第2光増幅手段
104 吸収比率検出手段
105 励起光制御手段
106 減衰量制御手段
202、207 EDF
214、219 励起光吸収比率検出部
221 励起光吸収比率制御部
223、702 目標出力トータルパワー算出部
301 入力励起光パワー検出部
302 残留励起光パワー検出部
303 励起光吸収比率算出回路
401、402、403、404、405、1101、1102、1103、1104
、1105、1403 曲線
703 ASE補正値情報
801、802、803 利得波長特性
1401 初期値
1402 交点
1404 直線
1611、1612 折れ線

Claims (6)

  1. 入力光を第1励起光を用いて増幅する第1光増幅手段と、
    前記第1光増幅手段から出力される光を減衰させる可変光減衰手段と、
    前記可変光減衰手段から出力される光を第2励起光を用いて増幅する第2光増幅手段と、
    前記第1光増幅手段における前記第1励起光の吸収比率情報と、前記第2光増幅手段における前記第2励起光の吸収比率情報とを検出する吸収比率検出手段と、
    前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を用いて、前記第1励起光の吸収比率と前記第2励起光の吸収比率の和が一定になるように、該第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御する励起光制御手段と、
    前記第2光増幅手段から出力される光の出力レベルが一定になるように、前記可変光減衰手段の減衰量を制御する減衰量制御手段と
    を備えることを特徴とする光増幅器。
  2. 入力光を第1励起光を用いて増幅する第1光増幅手段と、
    前記第1光増幅手段から出力される光を減衰させる可変光減衰手段と、
    前記可変光減衰手段から出力される光を第2励起光を用いて増幅する第2光増幅手段と、
    前記第1光増幅手段における前記第1励起光の吸収比率情報と、前記第2光増幅手段における前記第2励起光の吸収比率情報とを検出する吸収比率検出手段と、
    前記第1励起光の波長と前記第2励起光の波長が異なるとき、前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を用いて、同一の波長における前記第1光増幅手段の吸収比率と前記第2光増幅手段の吸収比率を求め、該第1光増幅手段の吸収比率と第2光増幅手段の吸収比率の和が一定になるように、該第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御する励起光制御手段と、
    前記第2光増幅手段から出力される光の出力レベルが一定になるように、前記可変光減衰手段の減衰量を制御する減衰量制御手段と
    を備えることを特徴とする光増幅器。
  3. 前記光増幅器は、前記第2光増幅手段から出力される光の出力トータルパワーを検出する光検出手段をさらに備え、前記減衰量制御手段は、検出された出力トータルパワーが目標出力トータルパワーに近づくように前記減衰量を制御することを特徴とする請求項1または2記載の光増幅器。
  4. 前記減衰量制御手段は、1波長当たりの目標出力レベルと波長数情報から前記目標出力トータルパワーを算出する算出手段を含むことを特徴とする請求項記載の光増幅器。
  5. 入力光を第1励起光を用いて増幅し、
    増幅された光を可変減衰量に応じて減衰させ、
    減衰した光を第2励起光を用いて増幅し、
    前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を検出し、
    前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を用いて、前記第1励起光の吸収比率と前記第2励起光の吸収比率の和が一定になるように、該第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御し、
    前記第2励起光を用いて増幅された光の出力レベルが一定になるように、前記可変減衰量を制御する
    ことを特徴とする光増幅方法。
  6. 第1光増幅手段により、入力光を第1励起光を用いて増幅し、
    増幅された光を可変減衰量に応じて減衰させ、
    第2光増幅手段により、減衰した光を第2励起光を用いて増幅し、
    前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を検出し、
    前記第1励起光の波長と前記第2励起光の波長が異なるとき、前記第1励起光の吸収比率情報と前記第2励起光の吸収比率情報を用いて、同一の波長における前記第1光増幅手段の吸収比率と前記第2光増幅手段の吸収比率を求め、該第1光増幅手段の吸収比率と第2光増幅手段の吸収比率の和が一定になるように、該第1励起光および第2励起光の励起光パワーを制御し、
    前記第2励起光を用いて増幅された光の出力レベルが一定になるように、前記可変減衰量を制御する
    ことを特徴とする光増幅方法。
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