JP2007180356A - キャリアプレート - Google Patents

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【課題】従来の1枚あたりのチップ部品取り個数を例えば608個とした外部電極を塗布する装置において、そのチップ部品の取り個数を変更した場合であっても、チップ部品の抜きプレスを608個タイプと併用使用すること。
【解決手段】金属製のプレート本体1の厚さ方向に貫通する多数の孔4を、当該プレート本体1の平面に縦横に規則的に並列させて貫通形成し、これらの各孔4の内壁面にシリコーンゴムからなる弾性部材で弾性壁を形成することにより貫通孔5を形成しているキャリアプレートにおいて、前記貫通孔5は貫通孔5を結ぶ縦横の配列線の各交点にそれぞれ配設されているとともに、小径の貫通孔7と大径の貫通孔5とが交互に配設されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、キャリアプレートに係り、特にコンデンサーや抵抗器等の電子チップ部品の両端に、例えば、銀やパラジウム等のコーティングを施して接点を形成する際に同チップ部品を整列支持するために用いるキャリアプレートに関する。
従来、コンデンサーや抵抗器等の電子チップ部品の両端に、接点を形成する際に同チップ部品を整列支持するキャリアプレートは、金属製の矩形のプレート本体の厚さ方向に貫通する多数の孔を、プレート本体の平面に並列させて貫通形成し、これらの各孔の内壁面に弾性部材をもって弾性壁を形成することにより構成されている(例えば、特許文献1参照)。
図9は従来のキャリアプレートの1例を示している。このキャリアプレートは、周囲の肉厚の外側フレーム3の内側に薄肉のプレート本体1を一体成形したステンレスもしくはアルミニウムからなる金属製の矩形のプレート状に形成されている。プレート本体1の部分には厚さ方向に貫通する多数の孔4が所定のピッチで穿設されている。外側プレート3とプレート本体1の上下面と各孔4の内壁面に弾性部材としてのシリコーンゴムからなる柔軟部材2を形成して、各孔4の内側に貫通孔5が形成されている。外側フレーム3の所定位置には位置決め孔6が穿設されている。
従来、キャリアプレートの製造は、外側フレーム3と一体形成したプレート本体1の孔4に金型に配置した通孔形成ピンを挿通して設置した後、低粘度の室温硬化型液状シリコーンゴムをプレート本体1の外側フレーム3内に流延して室温にて硬化させるか、比較的低粘度の付加型シリコーンゴムをプレート本体1の外側フレーム3内に流延し、150℃で30分程度加熱して成型したる後、表面を研磨して形成していた(例えば、特許文献2、3参照)。
特公昭62−11488号公報 特公平3−76778号公報 特開2004−17549号公報
従来のキャリアプレートの製造においては、シリコーンゴムをプレート本体1の外側フレーム3内に流延して成型したるのち、表面を研磨して形成していたので、表面のゴム層と外側フレーム3の面は基本的には段差がない形状であった。
近年、自動車の部品などで、エンジンや車両走行の制御システム、カーナビゲーションなどの車載システムを中心に電子化およびソフト化が進み、回路実装面積削減の観点から、チップ部品の容量が大容量化するとともに、その寸法が大きくなる傾向にある。実際には、極大のチップ部品である5750(5.7 x 5.0 x 2.7mm)を超える寸法の積層セラミックコンデンサーなどのチップ部品が出現してきている。これらの極大チップ部品をキャリアプレートに挿入する際に、従来の横180mmx縦280mmx厚さ9mmのキャリアプレートをマニュアルでハンドリングし、外部電極を塗布する装置(例えば、Termination Module 2001(Electro Scientific Industries, Inc.(米国)製商品名)では、1枚あたりの取り個数を608個(縦32個x横19個の孔を形成)とすると、直径が6.83mm程度の貫通孔5の形成がプレート強度保持の関係で限度であった。従って、直径が7.00〜8.50mm程度の6.83mmを超えるような大きい寸法の挿入用の貫通孔5を要するキャリアプレートにおいては、1枚あたりの取り個数が160個(縦16個x横10個の孔を形成)となってしまい、生産性が1/4程度と大幅に落ちてしまうので、取り個数の多いキャリアプレートが望まれていた。
また、図10に示すように、キャリアプレート13の貫通孔に挿入されたチップ部品12に外部電極14を塗布した後にチップ部品12を取り出す場合には、同図に示したような押しピン11を抜きプレス(図示せず)によってキャリアプレート13の貫通孔に挿入してプレスし、チップ部品12をキャリアプレート13から排出させている。このときの抜きプレスの上板には、キャリアプレート13の1枚あたりの取り個数、例えば608個と同数の押しピン11がキャリアプレート13の貫通孔と同じピッチで配設してある。従って、キャリアプレート13のチップ部品の取り個数を変更すると、抜きプレスに取り付けた押しピン11の配設個数や位置の変更を余儀なくなせるという不具合があった。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、従来の1枚あたりのチップ部品取り個数を例えば608個とした外部電極を塗布する装置において、そのチップ部品の取り個数を変更した場合であっても、チップ部品の抜きプレスを608個タイプと併用使用することのできるキャリアプレートを提供することにある。
本発明の他の目的は、直径が7.0mmを超える貫通孔を必要とされるキャリアプレートについて、直径の大きい貫通孔を効率よく配置した極めて生産性の優れたキャリアプレートを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明の第1の態様のキャリアプレートは、金属製のプレート本体の厚さ方向に貫通する多数の孔を、当該プレート本体の平面に縦横に規則的に並列させて貫通形成し、これらの各孔の内壁面にシリコーンゴムからなる弾性部材で弾性壁を形成することにより貫通孔を形成しているキャリアプレートにおいて、前記貫通孔は貫通孔を結ぶ縦横の配列線の各交点にそれぞれ配設されているとともに、小径の貫通孔と大径の貫通孔とが交互に配設されていることを特徴とする。
本発明の第1の態様によって、例えば1枚あたりのチップ部品の取り個数を608個とした同一直径の貫通孔を有するキャリアプレートと、608個の直径が大小異なる貫通孔を有するキャリアプレートとのそれぞれの貫通孔の中心位置を同一位置に配置することができる。これにより、貫通孔を608個配設したキャリアプレートに対応する押しピンを備えた抜きプレスを、貫通孔の構成の異なる両キャリアプレートに対して併用使用することができる。これにより従前と同一構成のキャリアプレートに対して直径の大きい貫通孔を形成したキャリアプレートを得ることができる。
また、本発明の第2の態様のキャリアプレートは、金属製のプレート本体の厚さ方向に貫通する多数の孔を、当該プレート本体の平面に縦横に規則的に並列させて貫通形成し、これらの各孔の内壁面にシリコーンゴムからなる弾性部材で弾性壁を形成することにより貫通孔を形成しているキャリアプレートにおいて、前記貫通孔は貫通孔を結ぶ縦横の配列線の交点の縦横の一つおきの交点にそれぞれ配設されていることを特徴とする。
本発明の第2の態様によって、貫通孔がその貫通孔を結ぶ縦横の配列線の交点の縦横の一つおきの交点にそれぞれ配設されるので、多数の貫通孔が千鳥状に配設されることとなり、配置スペースの無駄がなくなり、同一面積に対して直径の大きい貫通孔を効率よく配置することができ、チップ部品の生産性の向上を図ることができる。
このように本発明のキャリアプレートは構成され作用するものであるので、貫通孔を結ぶ縦横の配列線の各交点のそれぞれに、小径の貫通孔と大径の貫通孔とを交互に配設することにより、従来の1枚あたりのチップ部品の取り個数を例えば608個とした外部電極を塗布する装置において、その取り個数を変更した場合であっても、チップ部品の抜きプレスを608個タイプと併用使用することができるという優れた効果を奏する。
また、本発明においては、貫通孔を結ぶ縦横の配列線の交点の縦横の一つおきの交点にそれぞれ貫通孔を配設することにより、直径が7.0mmを超える貫通孔を必要とされるキャリアプレートについて、直径の大きい貫通孔を効率よく配置した極めて生産性の優れたキャリアプレートとすることができるという優れた効果を奏する。
これにより、本発明のキャリアプレートは、極大寸法のチップ部品をも効率よく生産できるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図1から図8について説明する。
図1および図2は本発明のキャリアプレートの1実施形態を示している。図1において従来と同一部分には同一符号を付してある。
本実施形態のキャリアプレートは、直径が7.0mmを超える大きな貫通孔を形成したものであり、周囲の肉厚の外側フレーム3の内側に薄肉のプレート本体1を一体成形したステンレスもしくはアルミニウムからなる金属製の矩形のプレート状に形成されている。プレート本体1の部分には厚さ方向に貫通する小径の孔4aと大径の孔4bとが所定のピッチで穿設されている。即ち、図2に示すように、各孔4a、4bを結ぶ縦横の配列線Lv、Lhの各交点に小径の孔4aと大径の孔4bとが交互に配設されている。図2の各孔4a、4bを結ぶ縦横の配列線のピッチは図9の従来のキャリアプレートの各孔4を結ぶ縦横の配列線Lv、Lhと同一ピッチに形成されている。また、外側プレート3とプレート本体1の上下面と各孔4a、4bの内壁面に弾性部材としてのシリコーンゴムからなる柔軟部材2を形成して、各大径の孔4bの内側に大径の貫通孔5が形成され、各小径の孔4bの内側に小径の貫通孔7(ダミー孔として機能する)が形成されている。外側フレーム3の所定位置には位置決め孔6が穿設されている。
図1から図2に示す本実施形態のキャリアプレートの製造方法は、金型内に成型ピンを保持して、金型成型時に貫通孔5、7を形成してもよく、一旦ゴム層である柔軟部材2を形成した後にドリルで孔を開けてもよい。
プレート本体1の材質は限定されるものではないが、耐熱、価格、重量、強度などの観点からアルミニウムで形成するのがよい。アルミニウムとしては、2000系合金、5000系合金、6000系合金、7000系合金などの展伸材が例示されるが、強度が高い7075や7050、7N01などの7000系合金が望ましい。また、アルミニウム合金は熱処理などの調質操作により、機械的性質が変化するので、より強度が強くなる処理を施すのが望ましく、7000系合金では質別としてT6、T651、T6511、T7651などが好ましく、焼きなまし処理は強度が低くなるので好ましくない。
柔軟部材2には、ビニル基含有のポリオルガノシロキサンとハイドロジエンポリシロキサンからなる付加型シリコーンゴムが使用されている。
なお、シリコーンゴムのゴム硬度は機能面から設計されるもので通常25〜70度(JIS A)程度の間で任意に決定される。
更に説明すると、まず、付加型液状シリコーンゴムとしてKE1950-35A/B(信越化学工業株式会社製商品名)をベースに、図1の形状にてキャリアプレートを作成した。本実施形態のキャリアプレートは、大きいほうの貫通孔5の直径が7.70mmで孔数は304個、小さいほうの貫通孔7の直径が3.50mmで孔数は304個とされている。抜きプレスとしては、直径3.0mmの押しピン11を608本配設した図9のキャリアプレート用の抜きプレスを用いた。このキャリアプレートに5.6mmx5.6mmx11.2mmの寸法のセラミックチップを専用のロードプレートを用いてキャリアプレートに挿入した後、導電ペーストを塗布し、200℃で10分間乾燥してペーストを固着した後、抜きプレスでチップをキャリアプレートから排出して、チップが成型できるかどうか判定した。
本実施態様によって、例えば1枚あたりのチップ部品の取り個数を608個とした同一直径の貫通孔を有する図1に示すキャリアプレートと、608個の直径が大小異なる貫通孔5、7を有するキャリアプレートとのそれぞれの貫通孔の中心位置を同一位置に配置することができる。これにより、貫通孔を608個配設したキャリアプレートに対応する押しピンを備えた抜きプレスを、貫通孔の構成の異なる両キャリアプレートに対して併用使用することができる。これにより従前と同一構成のキャリアプレートに対して直径の大きい貫通孔5を形成したキャリアプレートを得ることができる。
更に、図1および図2に示すキャリアプレートにおいて、貫通孔5、7においてダミーとなる小径の貫通孔7を除いたチップ部品を挿入する大径の貫通孔5を実質的に千鳥状に配設することにより、セラミックチップとして極大のチップ部品を効率よく生産できることが分かった。
本実施形態におけるシリコーンゴムからなる柔軟部材2に使用されるシリコーンゴムには、キャリアプレートの使用目的、設計目的等に応じて、充填剤、増量充填剤、耐熱剤等の種々の添加剤を添加することができる。
例えば、柔軟部材2に使用されるシリコーンゴムに対する充填材の配合処方は特に制限されるものではないが、通常はベースのガム100重量部に対して補強性充填材および増量充填剤が10〜300重量部程度添加される。補強性充填材としては湿式シリカや乾式シリカ(煙霧状シリカ)が一般的である。ここでいう湿式シリカとは、二酸化けい素(SiO2 )からなる補強性シリカのことであり、製造方法としては、けい酸ナトリウムを直接硫酸で分解する直接法や、けい酸ナトリウムを塩類と反応させてけい酸塩を生成させ、次に硫酸または炭酸ガスで分解する間接法など種々の方法がある。代表的な湿式シリカとしては、Nipsil VN3(日本シリカ工業株式会社製商品名)、カープレックスCS−5(シオノギ製薬株式会社製商品名)、スターシルS(神島化学工業株式会社製商品名)、トクシールUS(株式会社トクヤマ製商品名)、シルトンR−2(水沢化学工業株式会社製商品名)、Nipsil 223 (PPG社(米国)製商品名)、Ultrasil VN3(デグッザ社(ドイツ)製商品名)、VulkasilS(バイエル社(ドイツ)製商品名)などが例示され、平均粒径が30μm以下、好ましくは5μm以下のグレードが使用される。乾式シリカは、ハロゲン化けい素の熱分解法やけい砂を加熱還元し、気化したSiOの空気酸化法、有機けい素化合物の熱分解法等により製造される二酸化けい素からなる補強性シリカで、アエロジル200やアエロジルR972(日本アエロジル株式会社製商品名)、Cab−O−Sil MS−5(キャボット社(米国)製商品名)、レオロシールQS102(株式会社トクヤマ製商品名)が例示される。本実施形態においては、必要に応じて湿式シリカと乾式シリカとを適時併用して使用してもよい。さらに、シリカ表面の活性による二次結合の防止を目的として、潤滑剤(ウエッタ)を添加してもよく、潤滑剤としては、シリコーンレジン類、アルコキシシランおよびシロキサン類、ヒドロキシシランおよびシロキサン類、シラザン類、有機酸エステル類、多価アルコール類などが例示される。
また、増量充填剤は、ゴムの機械特性、すなわち物理強度、ゴム硬度、圧縮永久歪み、研削性など柔軟部材2として機能上欠くべからざる特性を保持するために必要な成分であり、炭酸カルシウム、石英粉、けいそう土、けい酸ジルコニウム、クレー(けい酸アルミニウム)、タルク(含水けい酸マグネシウム)、ウォラストナイト(メタけい酸カルシウム)、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、アルミナ(酸化アルミニウム)、硫酸アルミニウム、硫酸バリウム、リトポン、マイカ(雲母粉)などが例示される。
また、酸化セリウムのような耐熱剤や導電性カーボンの如き帯電防止材をシリコーンゴムに添加してもよい。
本実施形態におけるアルミニウムからなるプレート本体1とシリコーンゴムからなる柔軟部材2との接着は、過酸化物加硫型シリコーンゴムであれば、例えばケムロック608(ロード・ファー・イースト株式会社製商品名)の如きシリコーンゴム用接着剤が適用できる。また、付加型シリコーンゴムには、例えばDY39−051A/B、DY39−067、DY39−115(以上、東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製商品名)やプライマーNo.4、プライマーC(以上、信越化学工業株式会社製商品名)のような付加型シリコーンゴム用の接着剤を使用することにより、より強固な接着を得ることができ、このときプレート本体1は、炭化水素系洗浄剤や臭化プロピル等で脱脂した後、接着剤が塗布され、必要に応じて100℃で30分程度、焼成して使用される。
図3および図4は本発明のキャリアプレートの他の実施形態を示している。
前記実施形態が小径の貫通孔7と大径の貫通孔5とを貫通孔を結ぶ縦横の配列線Lv、Lhの交点に交互に配設したキャリアプレートを例示したが、本実施形態のキャリアプレートは、抜きプレスの押しピンの配設を変更することを前提に、大径の貫通孔のみを千鳥状に配設することにより、小径の貫通孔のないキャリアプレートによってチップ部品の生産性の向上を図るものである。
具体的には、図3および図4に示すように、プレート本体1の孔4とその内側の柔軟部材2に形成される貫通孔5とを大径に形成するとともに、貫通孔5を結ぶ縦横の配列線Lv、Lhの交点の縦横の一つおきの交点にそれぞれ配設したものである。
これにより多数の貫通孔5が隣り合った3つの貫通孔5の中心を結んだ三角形の少なくとも一辺の角度が45度となるように貫通孔5を斜めに交差させた千鳥状に配設されることとなり、配置スペースの無駄がなくなり、同一面積に対して直径の大きい貫通孔5を効率よく配置することができ、チップ部品の生産性の向上を図ることができる。
この貫通孔5の千鳥状の配設は、例えば、図5に示した隣り合った3つの貫通孔5の中心を結んだ三角形の少なくとも一辺の角度が60度となるように貫通孔5を斜めに交差させてもよい。また、千鳥形状は図6に示した非対称型千鳥でもよいし、図7に示した両端対称型千鳥でもよいし、図8に示した逆抜千鳥でもよい。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて変更することができる。
本発明のキャリアプレートの実施形態を示す一部切断斜視図 図1の実施形態の貫通孔の配置位置を示す平面図 本発明のキャリアプレートの他の実施形態を示す一部切断斜視図 図3の実施形態の貫通孔の配置位置を示す平面図 貫通孔の他の配置位置を示す平面図 貫通孔の更に他の配置位置を示す平面図 貫通孔の更に他の配置位置を示す平面図 貫通孔の更に他の配置位置を示す平面図 従来のキャリアプレートを示す一部切断斜視図 従来のキャリアプレートの使用形態を示す一部断面図
符号の説明
1 プレート本体
2 電子部品支持体
3 外側フレーム
4 プレート本体の孔
5 貫通孔
6 位置決め孔
7 貫通孔(ダミー孔)
11 押しピン
12 チップ部品
13 キャリアプレート
14 導電ペースト層

Claims (2)

  1. 金属製のプレート本体の厚さ方向に貫通する多数の孔を、当該プレート本体の平面に縦横に規則的に並列させて貫通形成し、これらの各孔の内壁面にシリコーンゴムからなる弾性部材で弾性壁を形成することにより貫通孔を形成しているキャリアプレートにおいて、前記貫通孔は貫通孔を結ぶ縦横の配列線の各交点にそれぞれ配設されているとともに、小径の貫通孔と大径の貫通孔とが交互に配設されていることを特徴とするキャリアプレート。
  2. 金属製のプレート本体の厚さ方向に貫通する多数の孔を、当該プレート本体の平面に縦横に規則的に並列させて貫通形成し、これらの各孔の内壁面にシリコーンゴムからなる弾性部材で弾性壁を形成することにより貫通孔を形成しているキャリアプレートにおいて、前記貫通孔は貫通孔を結ぶ縦横の配列線の交点の縦横の一つおきの交点にそれぞれ配設されていることを特徴とするキャリアプレート。
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