JP2007175111A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】代用絵柄をより有効的に活用することで、遊技の興趣向上を図ることができる遊技台を提供する。
【解決手段】スロットマシン100は、代用絵柄を用いて、遊技を進行させ、当該遊技において代用絵柄が意味する絵柄を貯留枚数表示器128を用いて報知する。詳しくは、左リール110の停止時に、貯留枚数表示器128の一番左の桁に所定の数字を表示することで、代用絵柄の意味を表示する。代用絵柄の意味は、必ずしも内部当選した入賞役を意味するものではなく、また、代用される絵柄を必ずしも一意に報知するものでもない。また、スロットマシンン100は、液晶表示部180を用いて、内部当選した入賞役を報知する。詳しくは、内部当選した入賞役に応じて異なる色が液晶表示部180に表示されるもので、遊技者はこの表示された色により、内部当選した入賞役を把握することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、スロットマシン(パチスロ)、パチンコに代表される遊技台に関する。
従来、スロットマシンやパチンコ機などの遊技台は、遊技を開始すると複数種類の絵柄が表示窓を介して移動表示される。そして、停止表示したときの絵柄組み合せに応じてメダル等の遊技媒体を付与するものである。
遊技者は、遊技中、内部当選した入賞役を直接知ることができないことから、停止していく可変表示装置の停止表示態様を観察し、入賞絵柄組み合せを構成しそうな状況を期待しながら遊技を進めている。
そこで、最後に停止するまで遊技者に何が揃うかわからなくして遊技の興趣を高めることを目的として、複数種類の絵柄に対応する特殊な絵柄として代用絵柄(一般にオールマイティ絵柄とも言う)を設けた遊技台が提唱されている。代用絵柄は、言葉の通り停止表示されることで複数種類の絵柄の代用として入賞絵柄組み合せの一部と認められている絵柄である。例えば、同一の絵柄組み合せが揃うことで入賞と判定させる入賞役に対して、一部に代用絵柄が含まれていても有効な絵柄組み合せとして入賞と判定し遊技媒体が付与されるものである。
遊技者は、遊技中は代用絵柄が、何れの種類の入賞役を構成する絵柄組み合せの代用絵柄として設定されているのか全ての可変表示装置が停止するまで知ることができなくなるので遊技の興趣が高まるのである。
近年、このような代用絵柄を搭載した遊技機において、代用絵柄により代用される絵柄を報知する遊技機が提唱されている(特許文献1参照。)。
特開2004−261258号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の遊技機では、単に代用絵柄により代用される絵柄を報知し、当該報知により大当たりか否かの演出をするだけである。
本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、代用絵柄をより有効的に活用することで、遊技の興趣向上を図ることができる遊技台を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技台は、次のように構成される。
本発明に係る遊技台は、その一態様として、複数種類の絵柄が施された複数列の回転可能なリールと、前記リールの回転を開始させるスタートスイッチと、前記複数列のリールそれぞれに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に止めるストップスイッチと、予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、前記抽選手段における内部抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御を行うリール停止制御手段と、停止時の前記リールにより表示された絵柄の組み合せが、内部当選した入賞役の絵柄組み合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段と、を有する遊技台であって、前記複数種類の絵柄には、所定の絵柄を代用して、前記入賞役の絵柄組み合せを構成可能な代用絵柄が含まれており、前記代用絵柄が停止表示された場合は、前記代用絵柄が意味する絵柄を報知する報知手段を有し、前記報知手段は、前記内部抽選結果及び前記リールの停止表示位置に応じて決定される抽選テーブルを用いた報知抽選に基づいて、報知する絵柄を決定することを特徴とする。
本発明によれば、入賞役の絵柄組み合せを構成可能な代用絵柄を用いて、代用絵柄が停止表示されたときには、内部抽選結果とリールの停止表示位置とに基づいて停止表示された代用絵柄の今回の遊技における代用絵柄が代用する絵柄を報知する。このため、報知手段の報知する代用絵柄の意味する絵柄を停止表示結果に当てはめることで遊技者は停止したリールの停止表示結果を知ることができる。すなわち代用絵柄の報知内容によって停止表示結果を異ならせることが可能となる。そのため、代用絵柄の報知内容によってビッグボーナスなどの特別な入賞役が内部当選している可能性の高い停止表示結果を構成させることや、小役、再遊技などのその他の入賞役に内部当選している可能性のある停止表示結果を構成させることもできる。これにより同じ停止表示結果であっても報知手段の報知内容によって以降の遊技操作への期待感を異ならせることが可能となる。よって、代用絵柄を有効に活用して、多様な遊技性を実現でき、遊技の興趣向上を図ることができる。
一例として、前記報知手段により報知された前記代用絵柄が意味する絵柄は、前記内部当選した入賞役に対応する絵柄組み合せを構成する絵柄であることを特徴とする。
これにより、代用絵柄が意味する絵柄は、内部当選した入賞役に対応する絵柄組み合せを構成する絵柄となっているので、報知内容から内部当選した入賞役を推測することができる。これにより特別な入賞役が、内部当選した場合に停止表示される停止表示結果(いわゆるリーチ目)がわからない遊技者であっても報知手段の報知内容にしたがって停止操作することで内部当選した入賞役を入賞させることができる。
また、一例として、前記ストップスイッチを予め定められた順序で停止操作したときに報知することを特徴とする。
これにより、ストップスイッチを特定の順序で停止操作したときだけ、代用絵柄が意味する絵柄を報知するので、当該報知を利用する又は利用しないという遊技者の意向を遊技に反映することができる。
また、一例として、前記報知手段は、前記代用絵柄が意味する絵柄を、複数種類報知することを特徴とする。
これにより、遊技者は報知があっても、複数の停止表示結果が提示されることから代用絵柄が意味する絵柄を必ずしも一意に把握することができなくなる。このため次に停止させるリールの停止表示結果により代用絵柄が意味する絵柄がいずれの絵柄であるか関心が高まり、興趣が一層向上することとなる。
また、一例として、前記報知手段は、前記代用絵柄が停止表示されなかった場合は、前記代用絵柄がない旨の報知を行うことを特徴とする。
これにより、遊技者は、代用絵柄が停止表示されなかったことを当該報知からも確認することができるとともに通常の停止表示結果を楽しむ遊技を行うことができる。逆に言えばリールの絵柄配列中の一部に代用絵柄を設けない領域を設けることで報知手段の報知を受けないようにして遊技を進める選択を遊技者は行うことができる。
また、一例として、前記報知手段は、前記代用絵柄が停止表示されなかった場合は、内部当選した入賞役に対応する絵柄組み合せを構成する絵柄を所定の確率で、報知することを特徴とする。
これにより、遊技者は、代用絵柄が停止表示されなかった場合には、報知内容から内部当選した入賞役を推測することができる。逆に言えばリールの絵柄配列中の一部に代用絵柄を設けない領域を設けることで報知手段の報知内容を内部当選した入賞役に限定する遊技を進める選択を遊技者は行うことができる。
また、一例として、前記報知手段は、前記リールが停止したときに報知することを特徴とする。
これにより、リールが停止するまで、遊技者はスリル感を味わうことができ、興趣向上を図ることができる。また、前回の遊技結果に対して今回の遊技で代用絵柄による報知を受けるか否かを選択して遊技を進めるためにも好適なタイミングである。
また、一例として、前記報知手段は、前記複数列のリールごとに、前記代用絵柄が意味する絵柄を報知することを特徴とする。
これにより、複数列のリールごとに、代用絵柄が意味する絵柄を報知するので、さらにバリエーションに富んだ遊技性を実現することができる。
本発明によれば、代用絵柄の意味する絵柄を報知する報知手段を設けることで代用絵柄をより有効的に活用することでき、遊技の興趣向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
<全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観斜視図である。スロットマシン100は、メダルの投入により遊技が開始され、遊技の結果によりメダルが払い出されるものである。
図1に示すように、スロットマシン100の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄(「キャラ」、「SHAKE」、「ベル」、「スイカ」等:図示省略) を配列した円筒状のリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、本体201の内部で回転できるように構成されている。本体201の両サイドには、取手部201cが設けられ、スロットマシン100の運搬の際に利用される。
前面扉101には、リール表示窓113が設けられており、リール110乃至112を正面から眺めると、これに施された絵柄がリール表示窓113から縦方向に3つ見えるようになっている。つまり、全リール110乃至112が停止した場合、遊技者は、3×3の合計9個の絵柄を見ることができる。これらのリール110乃至112が回転し、停止することにより、様々な絵柄の組み合せが表示されることになる。なお、本実施形態では、3個のリールを備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各リール110乃至112の裏側には、リール表示窓113上に表示される個々の絵柄を照らすためのバックライト(図示せず)が配置されている。バックライトは、例えば、7色(赤、緑、青紫の三原色と、白色等をはじめとするこれらの混合色)の光を発することが可能であり、各原色に対応したLED等を含んで構成される。
入賞ライン表示ランプ120は、遊技毎に有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ライン114 は、スロットマシン100 に投入された遊技媒体(本実施形態ではメダルを想定する。)の枚数によって変化する。例えば、図1に示すように5本の入賞ライン114を有する場合、メダルを1枚投入したときは中段の水平入賞ライン、2枚投入したときは、上段の水平入賞ラインおよび下段の水平入賞ラインを加えた3つの入賞ライン、3枚投入したときは更に2本の斜めの入賞ラインを加えた5ラインが有効となり、有効な入賞ライン114上に揃った絵柄の組み合せにより入賞が判断されることとなる。勿論、入賞ラインの数は5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110乃至112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、入賞役である再遊技に入賞したとき(例えば、リプレイ−リプレイ−リプレイの再遊技絵柄の組み合せが入賞ライン114上に揃ったとき)、遊技者へ次の遊技が再遊技であることを知らせるランプである。再遊技の場合、次遊技において遊技媒体であるメダルの投入が免除される。告知ランプ123は、特別な入賞役(例えば、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB))に内部当選した状態にあることを遊技者に報知するランプである。メダル投入ランプ124は、遊技開始にあたって遊技者にメダルの投入が必要であることを報知するランプである。メダル投入枚数表示ランプ125は、遊技者が投入したメダル枚数を表示するランプである。本実施形態では、1回の遊技に最大3枚までメダル投入できるので、縦に配置した3つのランプを用いてメダル投入枚数を表示している。無論、ランプで表示する他に7セグメント表示器等で直接メダル投入枚数を表示してもよい。
払出枚数表示器126は、メダルの払い出しのある何らかの入賞役に入賞したとき、遊技者へ払い出されるメダルの枚数を表示する表示器である。遊技回数表示器127は、ビッグボーナスゲーム中の通常ゲームの回数等を表示する表示器である。貯留枚数表示器128は、電子的に貯留(クレジット)しているメダルの枚数を表示する表示器である。また、本実施形態の払出枚数表示器126は、後述するように、各リール停止時に所定の数値を表示させることにより、代用絵柄が意味する絵柄を報知するようにもなっている。
メダル投入ボタン131、132は、貯留されたメダルをスロットマシン100へ電子的に投入するための投入ボタンであり、いわゆるベットボタンと呼ばれているものである。本実施形態では、最大メダル投入ボタン131(いわゆるマックスベットボタン)と、1回押下するごとに1枚のメダルを投入する1枚メダル投入ボタン132(いわゆるワンベットボタン)とを有し、これらのボタンのいずれかを押下することにより遊技に必要な1〜3枚のメダルがスロットマシン100へ電子的に投入される。2枚のメダルを投入する場合は、1枚メダル投入ボタン131を2回押下することとなる。投入されたメダル枚数分は、現在の貯留枚数から減算されて残枚数が貯留枚数表示器128に表示される。
メダル投入口ブロック133は、遊技を開始するに当たって遊技者が直接メダルを投入するための開口を有する。メダルを直接投入した際に、メダル投入口直下にあるメダルセレクターユニット(図示せず)内にメダルが詰まってしまった場合は、メダルキャンセルスイッチ134aを操作することによってメダルのつまりを解消させる。スタートレバー135は、遊技の開始操作として、リール110乃至112の回転を開始させるレバー型のスイッチである。
ストップボタンユニット136には、3つのストップボタン(左ストップボタン、中ストップボタン、右ストップボタン)が設けられている。各ストップボタンは、押下することによって対応するリール110乃至112を停止させるボタン型のスイッチである。各ストップボタンの内部にはランプ(図示せず)が設けられており、スタートレバー135が操作された後、リール110乃至112の停止操作が可能な状態になると全ランプが点灯し、遊技者に停止操作が可能になったことを報知する。各ストップボタンのランプは各ストップボタンが押下される毎に消灯する。無論、停止操作可能な状態とその他の状態とでランプの発光色を変化させるように構成することもできる。
精算ボタン138は、遊技者が獲得したメダルを精算して排出する精算処理を行う場合に押下されるボタンである。なお、精算ボタン138は、遊技者がメダル投入口ブロック133から投入したメダルのうち所定枚数(例えば3枚)以上のメダルまたは入賞により獲得したメダルを最大50枚まで貯留するか否かを切換える場合にも使用され、例えば、一回精算ボタン押下されて精算処理が行われると、非貯留モードが設定され、もう一度精算ボタン押下されると、貯留モードが設定される。ここに、メダルの貯留とは、メダルを直接払い出さずに、電子的にその枚数を後述する制御部に一時記憶しておくことを意味する。
キー孔139は、扉開閉用のキーを差し込む孔で、キーを差し込んで時計方向に回すとロックが解除され、スロットマシン100の前面扉101を開けることができる。タイトルパネル140は、そのスロットマシンの機種名や各種のデザインが描かれるパネルである。メダル排出口165は、メダルを排出するための開口であり、入賞時に払い出されるメダルはここから排出される。排出されたメダルは、受皿160に溜まるようになっている。
上部ランプ190、サイドランプ151及び152、中央ランプ153及び154、腰部ランプ155及び156、下部ランプ157及び158は、遊技を盛り上げるための演出用のランプであり、遊技状態に応じて点灯/消灯/点滅する。また、受皿160には、着脱可能に構成した灰皿ユニット170が設けられている。
液晶表示装置(LCD)180は、遊技に関する各種の情報(ゲームを盛り上げるためキャラクタ等を登場させるゲーム画面、スロットマシンの内部で異常が発生した場合にエラーの内容を表示するエラー画面など)を表示することができる。尚、本実施形態では、後述するように、液晶表示装置(LCD)180は、内部当選した入賞役を報知する演出を行うようになっている。
上部ランプ190の近傍の左右にスピーカの音孔(図示せず)を設けている。また、ストップボタンユニット136の直下に背面スピーカからの効果音を出力するための音孔が設けられている。背面スピーカの音孔には、装飾が施されたスピーカカバー173が装着され、ここから遊技の効果音が出力される。
<制御部>
次に、図2を参照してスロットマシン100の制御部の構成について説明する。本実施形態における制御部は、全体を制御する主制御部300と、遊技を盛り上げるための演出に関する制御等を遂行する副制御部400と、LCD180を制御する液晶表示制御部500で構成されている。尚、制御部の構成は、これに限定されることはなく、例えば、主制御部300と副制御部400をひとつにしても何ら問題ない。
(主制御部)
マイクロプロセッサ(以下、MainCPUと称す)310は、スロットマシン100における制御の中枢となるものであり、バス370を介して、周辺部との間で制御信号やデータの受渡しが行われる。
乱数発生器311は、内部抽選等に用いられる乱数を発生するもので、複数のカウンタ、クロック発振器、分周器及びラッチ回路等で構成される。乱数発生器311が発生した乱数値は、バス370を介して、RAM313の乱数記憶領域に記憶され、必要に応じてMainCPU310へ送られる。
MainCPU310には、入力インターフェース360およびバス370を介して、メダル投入口133より投入されたメダルを検知するメダルセンサ321、スタートレバー135の操作を検知するスタートレバーセンサ322、ストップボタンユニット136のいずれかのストップボタンが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検知するストップボタンセンサ323、メダル投入ボタン131及び132のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検知するメダル投入ボタンセンサ324、精算ボタン138の押下を検知する精算ボタンセンサ325、払い出されるメダルを検知するメダル払い出しセンサ326、及びインデックスセンサ327が接続されている。インデックスセンサ327は、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールに設けた遮光片がこのインデックスセンサ327を通過するたびにHレベルになる。MainCPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
ROM(リード・オンリー・メモリ)312は、各種制御を行うためのプログラムや、後述する各種テーブルデータ等を記憶している。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)313は、MainCPU310によって処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する。
また、リール110乃至112の回転と停止を行うモータ(図示せず)を駆動させるモータ駆動部330、及び、メダル払出装置(図示せず)を駆動させるホッパー駆動部331が、出力インターフェース350及びバス370を介してMainCPU310に接続されている。
遊技ランプ340及び7セグメント表示器341も、出力インターフェース350及びバス370を介してMainCPU310に接続されている。遊技ランプ340は、具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124、ストップボタンユニット136のストップボタン等に内蔵されているランプ(図示せず)を意味し、点灯、消灯、点滅等が制御される。また、7セグメント表示器341は、具体的には、払出枚数表示器126、遊技回数表示器127、貯留枚数表示器128を意味し、各表示器における表示が制御される。
出力インターフェース350は、MainCPU310の指示に基づき、各種のコマンドを副制御部400の入力インターフェース430へ送信する。コマンドには、例えば、メダルが投入されたことを示すコマンド、スタートレバー135が操作されたことを示すコマンド、押されたストップボタンを示すコマンド、バックライト、上部ランプ、音声出力、LCD等による演出の内容を規定したコマンド等がある。
(副制御部)
マイクロプロセッサ(以下、SubCPUと称す)410は、主制御部300から送信された各種コマンドを入力インターフェース430およびバス470を介して受信し、受信したコマンドの内容に応じて副制御部400全体を制御する。
ROM411は、副制御部400全体を制御するためのプログラムやデータ等を記憶している。RAM412は、SubCPU410で処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する。
演出用発光表示部421は、出力インターフェース420を介してバス470を経てSubCPU410と接続されている。演出用発光表示部421は、具体的には、リールの絵柄を照らすバックライトや上部ランプ190、サイドランプ151及び152、中央ランプ153及び154、腰部ランプ155及び156、下部ランプ157及び158等の遊技を盛り上げるための演出用のランプであり、SubCPU410の指示に従って、バックライトや演出用のランプの点灯/点滅/消灯/照明色等が制御される。尚、本実施形態では、代用絵柄が意味する絵柄を報知する貯留枚数表示器128も演出用発光表示部421に含まれ、SubCPU410の指示に従って、制御される。
楽音信号形成部460は、SubCPU410から受け渡された制御信号やデータに基づいて、楽音信号を形成して出力する。この楽音信号は、アンプ461で増幅された後、スピーカ462から音として出力される。
出力インターフェース450は、SubCPU410の指示に基づき、各種制御データを液晶表示制御部500の入力インターフェース530へ送信する。
(液晶表示制御部)
液晶表示制御部500において、LCD用マイクロプロセッサ(以下、SubCPUと称す)510は、副制御部400の出力インターフェース450を介して出力されたSubCPU410からの制御データを、入力インターフェース530およびバス570を介して受信し、液晶表示制御部500全体を制御する。
ROM511には、ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー(以下、VDPと称す)550に指示を与えるためのプログラムをはじめ、液晶表示制御部500全体を制御するためのプログラムやデータが記憶されている。ROM511は、バス570を介してSubCPU510に接続されている。
一方、ROM552は、LCD180の表示画面に画像を表示するための表示データを複数種類格納している。VDP550は、ROM552に格納された表示データを使用して画像信号を生成し、出力インターフェース533を介してLCD180に出力する。
<絵柄配列>
図3は、各リール110乃至112に施される絵柄の配列を平面的に展開して示した図である。同図に示すように、各リール110乃至112には、複数種類の絵柄が所定コマ数(ここでは21コマ)だけ配置されている。絵柄表示窓113には、21コマの内の3コマ分が表示される。
図3の左端に示した番号1乃至21は、リール上のどの位置のコマに各絵柄が配置されているか、すなわち、リール上の絵柄配置位置を示す番号である。この番号と絵柄とは1対1で対応しており、例えば、左リール110の番号1乃至3のコマには、リプレイ絵柄、SHAKE絵柄、SHAKE絵柄が、それぞれ配置されており、また、中リール111の番号1乃至3のコマには、リプレイ絵柄、ベル絵柄、スイカ絵柄が、それぞれ配置されており、また、右リール112の番号1乃至3のコマには、ベル絵柄、リプレイ絵柄、チェリー絵柄が、それぞれ配置されている。
尚、本実施形態においては、左リール110のSHAKE絵柄が代用絵柄(オールマイティ絵柄)となっており、後述するように、遊技ごとに所定の絵柄を代用するようになっている。
<入賞役>
図4は、スロットマシン100で採用可能な入賞役の種類と、対応する絵柄組み合せと、メダルの払い出し枚数の例を示す図である。スロットマシン100の入賞役は遊技状態に応じて内部抽選する入賞役が設定されている。遊技状態は、通常遊技、特別遊技、役物遊技の3つの遊技状態が設定されており、各遊技状態において内部抽選する入賞役及び内部抽選確率が設定されている。
通常遊技中の入賞役は、図4(a)に示すように、特別な入賞役である特別遊技(BB:ビッグボーナス)、小役1乃至3、再遊技が設定されている。特別遊技中は、図4(b)に示すように、小役1乃至3、役物遊技が設定されている。役物遊技中は、図4(c)に示すように、役物1が設定されている。
(1)通常遊技における入賞役
[特別遊技(BB)]
リール表示窓113の入賞ライン114上のいずれかに「キャラ−キャラ−キャラ」の絵柄組み合せが揃った場合、配当数15枚のメダルが払い出され、特別遊技に入賞する。特別遊技に入賞すると、図4(b)に示す特別遊技が開始され、次回の遊技から、特別遊技の入賞役が適用される。この特別遊技の状態では、遊技者は大量のメダルを獲得することができる。
また、特別遊技中においては、役物遊技に入賞すると、次回の遊技から図4(c)に示す役物遊技が開始される。役物遊技を所定の回数分消化すると役物遊技が終了し、再び特別遊技へと戻る。特別遊技は、メダルの合計払出枚数が360枚を越えた場合に終了する。
[小役1乃至3]
「スイカ−スイカ−スイカ」、「ベル−ベル−ベル」、又は「チェリー−ANY−ANY」の絵柄組み合せが、リール表示窓113の入賞ライン114上に揃うと、小役に入賞し、対応する配当数のメダルが払い出され、次回の遊技は通常遊技となる。ここで、本実施形態では、代用絵柄を用いた「SHAKE−スイカ−スイカ」の絵柄組み合せにも小役1が設定されているので、「SHAKE−スイカ−スイカ」の絵柄組み合せが、入賞ライン114上に揃っても小役1に入賞するようになっている。また、代用絵柄を用いた「SHAKE−ベルーベル」の絵柄組み合せにも小役2が設定されているので、「SHAKE−ベルーベル」の絵柄組み合せが、入賞ライン114上に揃っても小役2に入賞するようになっている。尚、ANYはどの絵柄でもよいことを示している。
[再遊技]
「リプレイ−リプレイ−ベル」が、リール表示窓113の入賞ライン114上に揃うと、再遊技の入賞となり、次回の遊技がメダルの投入なしで行うことができる。また、本実施形態では、代用絵柄を用いた「SHAKE−リプレイ−ベル」の絵柄組み合せにも再遊技が設定されているので、「SHAKE−リプレイ−ベル」の絵柄組み合せが、入賞ライン114上に揃っても再遊技に入賞するようになっている。リプレイ、ベルともに各リールに均等に配置されていることからいずれの位置でリール停止操作が行われても100%入賞させることができる絵柄組み合せとなっている。
(2)特別遊技における入賞役
[小役1乃至3]
通常遊技における入賞役の小役1乃至3と同様である。
[役物遊技]
「リプレイ−ベル−リプレイ」の絵柄組み合せが、リール表示窓113の入賞ライン114上に揃うと、役物遊技に入賞し、次回の遊技から役物遊技が開始される。また、本実施形態では、代用絵柄を用いた「SHAKE−ベル−リプレイ」の絵柄組み合せにも、役物遊技が設定されているので、「SHAKE−ベル−リプレイ」の絵柄組み合せが、入賞ライン114上に揃っても役物遊技に入賞するようになっている。役物遊技は、12回の遊技又は8回の入賞により終了する。リプレイ、ベルともに各リールに均等に配置されていることからいずれの位置でリール停止操作が行われても100%入賞させることができる絵柄組み合せとなっている。
(3)役物遊技における入賞役
[役物1]
「リプレイ−リプレイ−リプレイ」の絵柄組み合せが、リール表示窓113の入賞ライン114上に揃うと、役物1に入賞し、15枚のメダルが払い出される。また、本実施形態では、代用絵柄を用いた「SHAKE−リプレイ−リプレイ」の絵柄組み合せにも、役物遊技が設定されているので、「SHAKE−リプレイ−リプレイ」の絵柄組み合せが、入賞ライン114上に揃っても役物1に入賞するようになっている。
このように、本実施形態では、一部の入賞役(小役1、小役2、再遊技、役物遊技、及び役物1)において、左リール110の代用絵柄(SHAKE絵柄)は、入賞役の絵柄組み合せを構成することができるようになっている。
尚、各入賞役の内部当選確率は遊技の状態(通常遊技、特別遊技、役物遊技)毎に設定されており、また、設定1から設定6まで複数種類存在する。そして、通常遊技においては、設定6が最も各入賞役の内部当選確率が高くなっており、以下設定1へ向かうに従って内部当選確率が低くなっている。すなわち、設定6の場合が遊技者にとって最も有利になる。
また、図5は、リール表示窓113に表示される9つの絵柄を示しており、本実施形態におけるリーチ目の一例を示している。リーチ目とは、ボーナス(特別遊技)に当選した時のみ出る特別な絵柄の組み合せで、遊技者はこのリーチ目の出現でボーナスに内部当選しているかどうかを判断できるものである。詳しくは、図5(a)は、1リール確定型のリーチ目であり、該当するリール(この場合では左リール110)に、この停止表示結果が表示された時点で他のリールの停止表示を待たずしてボーナス内部当選が確定するリーチ目である。また、図5(b)は、ハズレ確定型のリーチ目であり、該当するリール(この場合では左リール110)に、この停止表示結果が表示され、かつ最終停止表示結果が、入賞なし(ハズレ)であることを条件にボーナス内部当選が確定するリーチ目である。また、図5(c)は、小役揃い型のリーチ目であり、ボーナス内部当選中に小役に内部当選した場合にのみ停止表示されるリーチ目である。
本実施形態では、後述するように代用絵柄が意味する絵柄(例えば、SHAKE絵柄はベル絵柄を意味するなど)を報知するようになっており、リール表示窓113上に表示された代用絵柄を、代用する絵柄に置換して、図5に示すようなリーチ目になったときも、ボーナス内部当選を示唆するようになっている。従って、遊技者は、通常のリーチ目の他、代用絵柄を用いたリーチ目も活用してボーナス内部当選を把握することができるので、遊技に対する興趣を一層向上させることができる。
<演出概要>
次に、図6を参照して、スロットマシン100の演出について説明する。本実施形態に係るスロットマシン100は、上述した代用絵柄を用いて、遊技を進行させるものであるが、当該遊技において代用絵柄が意味する絵柄を、貯留枚数表示器128を用いて報知するようになっている(以下、この代用絵柄の内容を報知する演出を代用絵柄報知演出という)。尚、本実施形態においては、貯留枚数表示器128を用いた代用絵柄報知演出としているが、代用絵柄報知演出に用いられる表示器は、貯留枚数表示器128に限定されるものではなく、他の表示器、例えば、他の既存の7セグメント表示器、代用絵柄報知演出用に設けられた新たな7セグメント表示器、液晶表示装置180などであってもよい。
より詳しくは、図6に示すように、左リール110の停止時に、貯留枚数表示器128の一番左の桁(100の位;以下、左7セグ表示部という。また、真ん中の桁(10の位)を中7セグ表示部、一番右の桁(1の位)を右7セグ表示部という。)に所定の数字を表示することで、代用絵柄の意味を報知するようになっている(本実施形態においては、貯留枚数表示器128に表示される数値のうち、左7セグ表示部に表示された数値のみが代用絵柄の意味を報知するものであり、他の桁に表示された数値は代用絵柄の意味を報知するものではない)。すなわち、本実施形態の代用絵柄報知演出は、左リール110に施された代用絵柄(SHAKE絵柄)の意味を左7セグ表示部を用いて報知するものである。尚、代用絵柄報知演出は、左リール110が第1停止リールとして停止操作されたときにのみ行われるようになっている。
例えば、具体的には、左7セグ表示部に「0」が表示されたときは、リール表示窓113上に停止した左リール110の「SHAKE」絵柄を「リプレイ」絵柄に代用することを意味しており、また、左7セグ表示部に「1」が表示されたときは、リール表示窓113上に停止した左リール110の「SHAKE」絵柄を「ベル」絵柄に代用することを意味している。尚、左7セグ表示部に「3」が表示されたときは、左リール110の「SHAKE」絵柄は、「リプレイ」絵柄又は「ベル」絵柄のいずれかであることを表示しており、報知内容は、1つの絵柄に限定されない。このように、本実施形態においては、「0」「1」「2」「7」が左7セグ表示部に表示されたときは、代用絵柄の意味が一意に決定されるが、「3」「4」「6」が左7セグ表示部に表示されたときは、代用絵柄の意味が多義的に報知されるため、7セグ表示部に表示された数値のみでは、遊技者は代用絵柄の意味を一意に把握できない。また、左7セグ表示部に「5」が表示されたときは、勿論、左リール110のリール表示窓113上には、代用絵柄は表示されていないことを示すものである。
また、左7セグ表示部に表示される数値は、必ずしも代用絵柄の意味する絵柄を用いた入賞役が内部当選していることを意味するものではない。すなわち、具体的には、左7セグ表示部に「1」が表示されて、SHAKE絵柄がベル絵柄に代用されるとしても、「ベル−ベル−ベル」の小役2が確実に内部当選していることを報知するのではなく、いわゆる代用絵柄で構成される左リール110の停止表示結果を示唆するものである。後述するように所定の確率で内部当選していることを報知しているに過ぎない。
また、本実施形態に係るスロットマシン100は、液晶表示部(LCD)180を用いて、内部当選した入賞役を報知するようになっている(以下、内部当選役報知演出という)。詳しくは、内部当選した入賞役に応じて異なる色が液晶表示部180に表示されるもので、遊技者はこの表示された色により、内部当選した入賞役を把握することができるようになっている。例えば、具体的には、液晶表示部180に青色のレコードが表示されたときは、再遊技に内部当選したことを意味し、黄色のレコードが表示されたときは、小役2に内部当選したことを意味する。また、報知する入賞役は必ずしも一意の入賞役を報知するものではなく、例えば、黒色のレコードが表示されたときは、はずれを含む全入賞役が内部当選したことを意味するので、この場合には、遊技者は液晶表示部180を用いた報知のみからは内部当選した入賞役を把握することができない。尚、図6に示す所定のキャラクタは、片手又は両手(例えば、左手は黄色、右手は青色など)でレコードを表示するようになっているので、バリエーションに富んだ、複雑な内部当選役報知演出が可能となっている。
このように、本実施形態では、左7セグ表示部により、左リール110の代用絵柄の意味を報知するとともに、液晶表示部180により、内部当選した入賞役を報知するようになっているので、遊技者は両報知を参考に、遊技に取り組むことができる。ずなわち、本実施形態では、代用絵柄報知演出及び内部当選役報知演出により、変化に富んだ多様な遊技性を遊技者に提供でき、遊技の興趣向上を図ることができる。
図7は、代用絵柄の内容を報知する代用絵柄報知演出の一例を示している。図7は、リール表示窓113に停止表示された左リール110の絵柄及び貯留枚数表示器128の左7セグ表示部に表示された数値(以上、矢印の左側)、並びに左7セグ表示部に表示された数値に基づいて、置換した左リールの絵柄(矢印の右側)を示している。例えば、具体的には、図7(a)においては、左7セグ表示部に「2」が表示されたので、左リール110に停止表示されたSHAKE絵柄をスイカ絵柄に置換した状態を示している。この結果、左リールは、図5(b)に示すリーチ目の一部を構成しているので、遊技者は、中リール111及び右リール112の停止後、いずれの入賞役にも入賞しないことを期待する。このように、本実施形態では、左リール110の代用絵柄がリール表示窓113に表示された場合、左7セグ表示部に所定の数値が表示され、代用絵柄が意味する絵柄を報知するようになっているので、通常の絵柄による遊技性に加えて、代用絵柄による遊技性を楽しむことができる。
図7(b)は、リール表示窓113に停止表示された左リール110のSHAKE絵柄をリプレイ絵柄に置換した例(図5(c)を構成することから遊技者は再遊技が揃うことを期待する)、図7(c)は、リール表示窓113に停止表示された左リール110の2つSHAKE絵柄をベル絵柄に置換した例(置換した結果は、図7(a)と同じである)、図7(d)は、リール表示窓113に停止表示された左リール110の2つのSHAKE絵柄をベル絵柄に置換した例(左リール110の絵柄はすべてベル絵柄である。この場合、ベルが連続して配置されている部位は左リールには存在しない。このように配列上存在しない停止表示結果を構成させることで未公表のリーチ目としても良い)、図7(e)は、リール表示窓113に停止表示された左リール110の2つのSHAKE絵柄を全入賞役に置換した例(どの絵柄に置換されるかは不明のため置換できないものの、図5(b)のリーチ目の一部を構成することから最終的に入賞無しであることに遊技者は期待する)、図7(f)は、リール表示窓113に停止表示された左リール110のSHAKE絵柄をスイカ絵柄に置換した例(1リール確定型リーチ目が出現)を示している。
図8は、図7で示した代用絵柄報知演出に、内部当選役報知演出を加えた一例を示している。つまり、図8は、リール表示窓113に停止表示された左リール110の絵柄及び左7セグ表示部に表示された数値(以上、矢印の左側)、並びに左7セグ表示部に表示された数値に基づいて、置換した左リール110の絵柄及び液晶表示部180に表示されたレコードの色を示している(以上、矢印の右側)。例えば、具体的には、図8(a)においては、左7セグ表示部に「2」が表示されたので、左リール110に停止表示されたSHAKE絵柄をスイカ絵柄に置換した状態を示している。また、これに加えて、液晶表示部180には、緑色のレコードが表示されたので、遊技者は、この結果から、小役1に内部当選したことを推測し、中リール111及び右リール112に対して、スイカ絵柄の組み合せを入賞ライン114上に停止させようと試みるものである。図8(b)は、リール表示窓113に停止表示された左リール110のSHAKE絵柄をリプレイ絵柄に置換し、内部当選役として小役1を報知した例(初心者から見れば、リール表示窓113上にスイカ絵柄がないのでがっかりする場面ではある。上級者であった場合、正確な停止操作の結果として停止表示された場合、スイカ絵柄が存在しない→スイカ絵柄を引き込んでこなかった→他の入賞役すなわちBBに内部当選している可能性が高いということになる。また、リール配列にない停止表示結果→隠れたリーチ目?とも受け取れる)、図8(c)は、リール表示窓113に停止表示された左リール110のSHAKE絵柄をスイカ絵柄に置換し、内部当選役として小役2を報知した例(図5(b)の小役ハズレ型であることから入賞無しであることを遊技者は期待するところではあるが、代用絵柄報知演出はスイカの可能性を示唆し、内部当選役報知演出はベルの可能性を示唆しており両者の内容が矛盾していることからこの時点でBB内部当選の可能性が高いことになる)、図8(d)は、リール表示窓113に停止表示された左リール110のSHAKE絵柄をスイカ絵柄に置換し、内部当選役として全入賞役を報知した例(ハズレれば、リーチ目ではあるが図8(c)と同様に代用絵柄報知演出はスイカの可能性を示唆し、内部当選役報知演出は全入賞役の可能性を示唆しており内部当選報知演出のみでは内部当選役を絞り込むことができないものの代用絵柄報知演出から内部当選役のスイカ絵柄であることが特定できる)を示している。
尚、本実施形態においては、左リール110の停止と同時に、左7セグ表示部に数値が表示されるが、液晶表示部180に表示される内部当選役の報知に関しては、左リール110の停止と同時、又はその後(第2リール停止時又は第3リール停止時)であればよい。
以下、上述した特徴を有するスロットマシン100の動作について説明する。
<遊技の基本的制御>
図9は、本実施形態のスロットマシン100における遊技の基本的制御を示す遊技実行処理のフローチャートである。遊技の基本的制御は、主制御部300のMainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の遊技処理を繰り返し実行する。
ステップST1002では、メダル受付処理を行う。メダル受付処理は、メダル投入口133へのメダル投入の有無をメダルセンサ321からの検知信号によりメダル投入の有無を判定する。メダルの投入を検知した場合、投入されたメダルの枚数に対応してリール表示窓113の左側にある入賞ライン表示ランプ120を点灯/点滅させる。尚、メダルの投入は、スロットマシン100内にメダルが電子的に記憶され貯留されている場合、メダル投入ボタン131及び132のいずれかを押すことでも投入することができる。一回の遊技に投入できる枚数は最大3枚である。
また、主制御部300は、副制御部400にメダル投入コマンドを送信して、副制御部400にメダル投入を認識させる。副制御部400は、メダル投入コマンドに基づいてメダル投入音を発生させる演出等を行う。
ステップST1004では、遊技者によるスタートレバー135の操作有無をスタートレバーセンサ322の検知信号により判定する。尚、スタートレバー135の操作が検知されない場合、スタートレバー135が操作されるまで待機する。スタートレバー135の操作が、スタートレバーセンサ322で検知されると、主制御部300は、スタートレバー受付コマンドを副制御部400に送信する。副制御部400は、スタートレバー受付コマンドに基づいて待機中である場合は、ウエイト音等を発生させる演出を行う。
スタートレバー135の操作があると、ステップST1006へ進み、MainCPU310が乱数発生器311から乱数を取得し、取得した乱数に基づいて、乱数抽選を行う。ここでは、主として、各入賞役の内部抽選を行う。内部抽選の結果は、RAM313の所定の領域に保存され、当該遊技中に参照される。例えば、RAM313にはずれを含む各入賞役の内部抽選結果を記録する。
ステップST1008では、停止位置データの準備が行われる。ここで、停止位置データの準備とは、ステップST1006で内部抽選した結果に応じて設定されている停止位置データからリール停止制御に使われる停止位置データを選択することである。
ステップST1010では、演出用のランプ、液晶表示装置180、リールのバックライト等を用いた演出を内部当選結果や遊技状態等に基づいて抽選で決定する。また、主制御部300は、決定された演出に基づいて、演出コマンドを副制御部400に送信する。副制御部400は、送信された演出コマンドに基づいて演出選択テーブルから演出内容を選択し、各制御部での演出を実行する準備を行う。
ステップST1012では、全リール110乃至112を一斉またはランダムに回転させる。また、主制御部300は、リール回転開始コマンドを副制御部400に送信して、副制御部400に全リールの回転開始を認識させる。副制御部400は、リール回転開始コマンドに基づいて各制御部での演出を開始する。その後、所定時間が経過して全リールが定速回転になると、ステップST1014へ進み、遊技者によるストップボタンの操作の受付を開始する。
ステップST1014では、遊技者が操作したストップボタンをストップボタンセンサ323により検知し、停止操作順序に従って第1停止操作コマンド、第2停止操作コマンド、第3停止操作コマンドを副制御部400に送信して、副制御部400にどのストップボタンが操作されたかを認識させる。
ステップST1016では、主制御部300は、ストップボタンの操作された絵柄位置と停止位置データとに基づいて停止操作のあったリールを停止制御する。但し、所定時間(例えば30秒)経過しても遊技者によるストップボタンの操作を検知しない場合は、全リール110乃至112を自動的に停止させる。また、主制御部300は、停止位置情報コマンドを副制御部400に送信し、副制御部400にリール停止位置を認識させる。
ステップST1018では、全リールが停止したことを判定する。全リールが停止したときは、ステップST1020に進み、リール表示窓113上の有効化された入賞ライン114上に、ステップST1006の乱数抽選において内部当選した入賞役に対応した入賞絵柄の組み合せが揃って停止しているか否か判定する。また、主制御部300は、入賞判定後に判定結果に対応した入賞判定結果コマンドを副制御部400に送信し、副制御部400に入賞状況を認識させる。入賞判定結果コマンドには、入賞した入賞絵柄組み合せに応じて、例えばBB、役物、小役、再遊技、はずれ等のコマンドが存在する。
入賞判定後、ステップST1022へ進み、入賞した入賞役に対応して予め定めた配当数をRAM313のワークエリアにセットし、このワークエリアのデータに基づいた所定数のメダルをメダル排出口165より受皿160に払い出す処理を行う。入賞判定結果が、入賞なしであった場合は、RAM313のワークエリアには払出枚数0が設定される。このためメダルの払い出しは行われないことになる。
ステップST1024では、主制御部300の入賞演出として払出枚数表示器126に払出枚数を表示や貯留枚数表示器128の加算表示等の入賞演出が行われる。
ステップST1026では、遊技状態制御処理が行われる。これは、ステップST1006の内部抽選結果と、ステップST1020の入賞判定結果とに基づいて遊技状態を変更する処理である。例えば、BBやRBのようなボーナス入賞の場合に次回から対応する特別遊技や役物遊技を開始できるように準備し、それらの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるように準備する。また、主制御部300は、遊技状態コマンドを副制御部400に送信し、副制御部400に遊技状態を認識させる。以上により1ゲームが終了し、以降これを繰り返すことにより遊技が進行することとなる。
尚、上述した各ステップにおける副制御部400へのコマンド送信は、後述する主制御部300のタイマー割込処理において、行われる。
<タイマー割込処理>
図10は、スロットマシン100のタイマー割込処理のフローチャートである。スロットマシン100は、タイマー割込処理は、一定の割り込み周期ごとに実行される処理であり、各種センサ、スイッチの入力状態を監視し、スイッチの入力に応じて、設定表示変更処理、メダル投入受付処理、メダル払出制御処理、リール回転制御処理、表示ランプ・表示器類の表示制御処理、副制御部400へのコマンド出力処理等を実行するようになっている。
ST2002では、各種センサ・スイッチの信号状態が入力される入力ポートのデータを取得する。これは、入力インターフェース360に接続された各センサ・スイッチの状態を取得するものである。
ステップST2004では、設定変更処理中か否かを判定する。設定変更処理中であるときは、ステップST2006に進んで、設定表示変更処理を行い、その後、ステップST2018に進む。一方、設定値変更処理中でないときは、ステップST2008に進む。ここで、設定値変更処理中か否かは、具体的には、設定キースイッチセンサ(図示せず)の状態に基づくもので、設定キースイッチがONの状態で電源が立ち上げられたときは、設定値変更処理中と判断するものである。
ステップST2008では、メダル投入処理中であるか否かを判定する。ここで、メダル投入処理中か否かは、メダルセンサ320、メダル投入ボタンセンサ324の状態に基づくもので、メダルの投入が行われていない場合は、メダルセンサ320、メダル投入ボタンセンサ323が入力待ち状態となっている。メダル投入処理中であるときは、ステップST2010に進み、メダル投入受付処理を行い、その後、ステップST2018に進む。一方、メダル投入処理中でないときは、ステップST2012に進む。
ステップST2012では、メダル払出処理中であるか否かを判定する。ここで、メダル払出処理中か否かは、RAM313の所定のアドレスに書き込まれたメダル払出枚数カウンタの値に基づいて判定するもので、具体的には、払出枚数カウンタの値が0でないときは、メダル払出処理中、払出枚数カウンタの値が0のときは、メダル払出処理中でないと判定する。メダル払出枚数カウンタが0でないときは、ステップST2014に進み、メダル払出制御処理を実行する。メダル払出制御処理は、ホッパー駆動信号の出力を開始し、ホッパーから払い出されたメダルを検出する毎にメダル払出枚数カウンタの値を減算し、メダル払出枚数カウンタの値が0になったときにホッパー駆動信号の出力を停止するように制御する。一方、メダル払出処理中でないときは、ステップST2016に進む。
ステップST2016では、各リール110乃至112の回転(加速、定速、停止)の状態を制御するリール回転制御処理を行う。
ST2018では、表示ランプ・表示器類の表示状態を、上述した各々のステップの結果に応じた表示状態に更新する。
ST2020では、上述した各々のステップで設定された出力ポートのデータを出力インターフェース350を介して接続されたモータ駆動部330、ホッパー駆動部331、遊技ランプ340、セグメント表示器341に出力する。例えば、ステップST2014においてメダル払出制御処理が行われた場合には、ホッパー駆動部331にホッパー駆動信号を出力することにより、ホッパーが駆動する。
ST2022では、上述した遊技実行処理で設定されたコマンドを割り込み周期の都度、副制御部400へ送信する。
<副制御部の処理>
図11は副制御部400のコマンド判定処理を示すフローチャートである。このコマンド判定処理は、副制御部400のSubCPU410が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、同図の処理を繰り返し実行する。
ステップST3002では、主制御部300から受信したコマンドがあるか否かを判定する。受信したコマンドがあるときは、ステップST3004に進み、受信したコマンドがないときは、コマンド判定処理を終了する。
ステップST3004では、まず、受信したコマンドが、演出コマンドであるか否かを判定する。受信したコマンドが、演出コマンドであるときは、ステップST3006に進み、演出選択処理を行う。演出選択処理は、演出コマンドに基づいて演出選択テーブルから演出内容を選択し、各制御部での演出を実行する準備を行う処理である。このうち、液晶表示部180を介した演出データの設定に関する処理については、詳しくは後述する。受信したコマンドが演出コマンドでないときは、ステップST3008に進む。
ステップST3008乃至3022においては、受信した演出コマンドが、所定のコマンド(具体的には、受信したコマンドが、メダル投入コマンド、レバー受付コマンド、リール回転開始コマンド、ストップボタン受付コマンド(第1停止操作コマンド、第2停止操作コマンド、第3停止操作コマンド)、入賞判定結果コマンド、入賞演出コマンド、メダル払出・払出終了コマンド、及び遊技状態コマンドのいずれかのコマンド)であったときは、ステップST3024に進み、受信した演出コマンドが、上述した所定のコマンドでないときはステップST3028に進む。
ステップST3024では、選択された演出データの中に、受信したコマンドに関する演出データがあるか否かを判定する。受信したコマンドに関する演出データがあるときは、ステップST3026に進み、当該演出を実行する。
ステップST3028では、受信したコマンドが、停止位置情報コマンドであるか否かを判定する。受信したコマンドが、停止位置情報コマンドであるときは、ステップST3030に進み、デジタル表示処理を行う。デジタル表示処理は、上述した代用絵柄報知演出処理を行うものであり、具体的には、貯留枚数表示器128に数値を表示する処理である。尚、デジタル表示処理に関しては、詳しくは後述する。
<デジタル表示処理>
図12は、図11のステップST3030に示したデジタル表示処理を、詳しく説明するフローチャートである。ここで、本実施形態のデジタル表示処理は、第1停止リールが左リール110のときだけ、代用絵柄の内容を示す数値を報知するものであり、それ以外の停止操作の時には、「F」を報知するようになっている。また、左7セグ表示部に表示された数値により、左リール110の「SHAKE」絵柄だけが、所定の絵柄に置換されるものであり、中リール111及び右リール112の「SHAKE」絵柄に関しては、それぞれ、中7セグ表示部及び右7セグ表示部に表示された数値により、所定の絵柄に置換されるものではない。
ステップST4002では、受信した停止位置情報コマンド(リールの種類(左・中・右)及びリール停止位置を含む)が示すリールが第1停止のリールであるか否かを判定する。第1停止のリールであるか否かは、ストップボタン受付コマンド(第1停止操作コマンド、第2停止操作コマンド、第3停止操作コマンド)によりどのリールが最初に停止操作されたかを判定するものである。第1停止のリールであるときは、ステップST4004に進み、第1停止のリールでないときは、ステップST4020に進む。
ステップST4004では、受信した停止位置情報コマンドが左リール110の停止位置情報コマンドであるか否かを判定する。左リール110の停止位置情報コマンドであるとき、すなわち、第1停止のリールが左リール110であるときは、ステップST4006に進み、左リール110の停止位置情報コマンドでないときは、ステップST4020に進む。
ステップST4006では、受信した演出コマンドに応じたデジタル選択テーブルを取得する。ここで、デジタル選択テーブルは、演出コマンド(演出コマンドは内部抽選結果に基づいて決定されるので、内部演出結果といってもよい)及びリール停止位置(リール表示窓113の中段位置の絵柄の番号)に応じて、デジタル値抽選テーブルを選択するテーブルとなっている。図13にデジタル選択テーブルの一例を示す。例えば、BB内部当選を示す演出コマンドであるときは、デジタル選択テーブルのA列のデータが取得されるものである。
ステップST4008では、取得したデジタル選択テーブルにおいて、停止位置情報コマンドのリール停止位置に対するデジタル値抽選テーブルを取得する。図13に示すデジタル選択テーブルは、主制御部300において内部抽選結果とストップボタンの操作に基づいてリールが停止制御された停止表示位置に対応してデジタル値を決定するために選択されるべきデジタル値抽選テーブルの種類を定めたテーブルである。デジタル選択テーブル中「×」の欄については、内部抽選の結果として停止表示されることのない位置とされていることからデジタル値抽選テーブルの設定が行われていないことを示すものである。
また、デジタル値抽選テーブルは、停止表示位置における代用絵柄の有無と内部抽選結果とに基づき表示すべきデジタル値の範囲からデジタル値を決定するための抽選テーブルである。本実施形態では、内部抽選結果が同一のものであっても、代用絵柄がリール表示窓内に停止表示される領域d1と表示されない領域d2とでは、異なるデジタル値抽選テーブルにより構成されている(図13参照)。具体的には、デジタル値抽選テーブルは、0乃至7の数値の中から抽選処理により1つの数値を選択するテーブルである。図14にデジタル値抽選テーブルの一例を示す。例えば、デジタル値抽選テーブル「BB−D2」のときは、B列のデータを用いて、抽選処理が行われ、デジタル値「7」が選択される確率は、20000/65536となっている。
代用絵柄が停止表示される領域d1のデジタル値抽選テーブルは、比較的広範囲のデジタル値が選択されるように構成されている。これは、本実施形態のスロットマシン100の代用絵柄が、必ずしも内部抽選結果に対応した絵柄を示すものではなく停止表示結果(出目)の一部を構成するための絵柄を決定していることにある。したがって、抽選で決定された絵柄が内部抽選結果に対応したものが選択される場合もあり、無関係な絵柄を選択する場合もある。また、無関係な絵柄の場合は、停止表示結果を構成する残りの2つのいずれかの絵柄が内部抽選結果に対応している絵柄である場合もあれば、いずれにも該当しない場合も出てくる。遊技者は、内部抽選結果、代用絵柄、停止表示結果からその遊技における代用絵柄が意味する絵柄が内部抽選結果にかかわるか否か、特に特別な入賞にかかわるか否かを考える楽しみが生ずる。例えば、図13に示すデジタル選択テーブルにおいて、BB内部当選を示す演出コマンドであって、かつ、リール停止位置が2であるときは、デジタル値抽選テーブル「BB−D1」を取得する。BB−D1のデジタル選択範囲は、図14に示すように、「5」以外のデジタル値のいずれかが抽選で選択されるようになっている。ここで、「6」「7」は直接的に内部抽選結果を含む絵柄が代用絵柄に設定されることを示すものであるが、「0」「1」「2」「3」「4」のデジタル値は、内部抽選結果とは無関係な絵柄が代用絵柄に設定されることになる。この場合、全リールを停止させた結果としては、BB入賞絵柄を揃えることができなかった場合の停止表示結果はハズレとなる。遊技者は、停止表示結果がリーチ目(小役ハズレ型等)を構成しているか、通常のハズレであるかに基づいて内部抽選結果を予測することになる。
代用絵柄が停止表示されない領域d2のデジタル値抽選テーブルは、代用絵柄がないことからデジタル値表示そのものに意味はなくなってしまうことになる。このため本実施形態のスロットマシン100ではこの領域のデジタル値の範囲を内部抽選結果に矛盾しない範囲のデジタル値から選択するように構成している。このため内部抽選結果がハズレの場合は、大半は「5(代用絵柄無し)」「6(全入賞役)」で何らかの入賞役に内部当選した場合にデジタル値が他の値を表示するという単純な表示パターンを形成する。このため初心者でも内部抽選結果がわかりやすい報知形態となる。例えば、図13に示すデジタル選択テーブルにおいて、BB内部当選を示す演出コマンドであって、かつ、リール停止位置が10であるときは、デジタル値抽選テーブル「BB−D2」を取得する。BB−D2では、選択されるデジタル値の値が「5」「6」「7」のいずれかとなる。特に「7」が選択される確率が高いので高頻度(約3ゲームに1回)表示されることからBBに内部当選していることを察知することができる。
以上から、デジタル選択テーブルの領域d1で選択されたデジタル値抽選テーブルにおいては、デジタル値「5」以外の数値をそれぞれ所定の確率で選択するようになっているため、選択される数値は、内部当選した入賞役を100%正確に報知するものではない。例えば、デジタル値抽選テーブル「BB−D1」では、BBに内部当選しても、代用絵柄が意味する絵柄をキャラとして報知するのは(左7セグ表示部に「7」が表示される)、15000/65536である。また、デジタル値抽選テーブル「RPBLSK−D1」では、再遊技に内部当選しても、代用絵柄が意味する絵柄をリプレイとして報知するのは(左7セグ表示部に「0」が表示される)、5536/65536の確率である。
これに対して、デジタル選択テーブルの領域d2で選択されたデジタル値抽選テーブルにおいては、代用絵柄はリール表示窓113上に表示されないので、代用絵柄の意味を報知するのではなく、左7セグ表示部に表示される数値により、内部当選した入賞役を所定の確率で報知するようになっている。例えば、デジタル値抽選テーブル「BB−D2」では、内部当選した入賞役BBを20000/65536の確率で報知するものである(デジタル値「7」が表示されるのは、20000/65536)。
このように本実施形態のデジタル値抽選テーブルは、主に2つ大別され、1つは、領域d1において選択されたデジタル値抽選テーブルであり、当該デジタル値抽選テーブルは、代用絵柄の意味を報知するとともに、代用された絵柄は所定の確率で内部当選した入賞役となっている。また、もう1つは、領域d2において選択されたデジタル値抽選テーブルであり、当該デジタル値抽選テーブルは、内部当選した入賞役を所定の確率で報知するようになっている。
続いて、ステップST4010では、取得したデジタル値抽選テーブルを用いて抽選処理を行い、ステップST4012では、貯留枚数表示器128の左セグメント表示部に、抽選処理により選択されたデジタル値を設定表示する。
ステップST4014では、演出コマンドに応じたデジタル値表示態様選択テーブルを取得する。ここで、デジタル値表示態様選択テーブルは、貯留枚数表示器128に表示される残りの下2桁の表示態様を決定するテーブルであり、演出コマンドごとに異なる抽選データを備えている。すなわち、本実施形態においては、貯留枚数表示器128に表示される下2桁のデジタル値は、一括して表示態様が決定されるようになっている。図15にデジタル表示態様選択テーブルの一例を示す。図15に示すデジタル表示態様選択テーブルは、8つの表示態様、すなわち、はずれ(ランダム値)、ショートリーチ(結果としてはずれ)、ロングリーチ(結果としてはずれ)、コマ送りリーチ(結果としてはずれ)、ショートリーチ(結果として当たり)、ロングリーチ(結果として当たり)、コマ送りリーチ(結果として当たり)、及び全回転リーチ(結果として当たり)の表示態様を備えており、抽選により1つの表示態様が選択されるものである。例えば、演出コマンドがBBの内部当選を示すときは、はずれ(ランダム値)が、536/65536の確率で選択される。
尚、図15に示す「リーチ」とは、リールの第2停止操作後に、左7セグ表示部に表示されたデジタル値と同じデジタル値を停止操作があったリール(中リール111又は右リール112)に対応する表示部(中7セグ表示部又は右7セグ表示部)に表示することをいう(例えば、左セグメント表示部に7が表示された後、中リールを停止操作したときは、中リール表示部に7が表示される)。そして、リーチの場合、第3停止操作後に、停止操作したリールに対応する7セグメント表示部のデジタル値を、一定時間、変動表示させた後、デジタル値を停止表示するが、この一定時間には、短い時間の場合(ショートリーチ)と、長い時間の場合(ロングリーチ)がある。また、この他、コマ送りリーチの場合には、第3停止操作後に、コマ送りでゆっくり段階的にデジタル値を表示するようになっている。また、全回転リーチの場合には、第3停止操作後に、7セグ表示部のすべての桁のデジタル値を再変動させて、一斉に停止させるようになっている。また、図15に示す「当たり」とは、7セグ表示部に表示される3桁のデジタル値が揃うことをいい(例えば、777など)、「はずれ」とは、7セグ表示部に表示される3桁のデジタル値が揃わないことをいう(例えば、113など)。すなわち、図15に示す「当たり」「はずれ」は演出上のあたりはずれを意味し、内部当選結果と常に一致しているものではない。
ステップST4016では、取得したデジタル表示態様選択テーブルを用いて抽選処理を行い、ステップST4018では、抽選処理により選択された下2桁表示態様をデジタル表示パターンとして取得する。
ステップST4020では、デジタル表示パターンがあるか否かを判定する。デジタル表示パターンがあるとき、すなわち、第1停止のリールが左リール110のときは、上述したステップST4018でデジタル表示パターンを取得しているので、第1停止のリールが左リール110であって、かつ、第2停止又は第3停止の停止位置情報コマンドを受信したときは、取得したデジタル表示パターンに応じた表示パターンを設定し、リール停止に合わせて、停止操作したリールに対応する7セグメント表示部に該当するデジタル値を設定表示する。一方、デジタル表示パターンがないとき、すなわち、第1停止のリールが左リール110でないときは、ステップST4024に進む。
ステップST4024では、停止操作したリールに対応する7セグメント表示部に「F」を表示する。
<演出選択処理>
図16は、図11のステップST3006に示した演出選択処理のうち、液晶表示部180を介した演出データの設定に関する処理を詳しく説明するフローチャートである。
ステップST5002では、演出コマンドに応じてLCD演出選択テーブルを取得する。ここで、LCD演出選択テーブルは、液晶表示部180における演出内容を演出コマンドに応じて決定するテーブルであり、抽選によりいずれか1つの演出内容を選択する。また、図17に示すように、LCD演出選択テーブルは、内部当選した入賞役を100%正しく報知するものではない(例えば、具体的には、BBの内部当選を示す演出コマンドであるときに、内部抽選結果を示す「レコード左無・右虹」が選択されるのは5000/65536の確率である)。図17にLCD演出選択テーブルの一例を示す。ここで、「演出なし」とは、液晶表示部180による演出がないことを意味し、「レコード左無・右青」とは、キャラクタの左手にはレコードがなく、右手には青色のレコードが表示されていることを意味する。
従って、本実施形態のスロットマシン100によれば、左リール110に代用絵柄を設け、左リール110の代用絵柄は入賞役の絵柄を構成し得るので、遊技の多様化を図ることができ、興趣をもって遊技に臨むことができる。また、左リール110の代用絵柄の意味する絵柄を、左セグメント表示器を用いた代用絵柄報知演出により報知するので、代用絵柄の意味する絵柄を考慮しつつ、期待感をもって遊技を進めることができる。さらには、液晶表示装置180を用いた内部当選役報知演出により、内部当選した入賞役が報知されるので、遊技者は、種々の情報、すなわち、出目、代用絵柄の意味及び内部当選役、を組み合わせて、遊技に取り組むことができ、より一層変化に富んだ遊技性を体験することができる。
この結果、本実施形態では、代用絵柄をより有効的に活用することができ、遊技の興趣向上を図ることができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。
(変形例)
例えば、上記実施形態においては、左リール110のSHAKE絵柄に対してだけ、SHAKE絵柄が意味する絵柄を報知するようにしたが、本発明はこれに限定されず、中リール111及び右リール112それぞれのSHAKE絵柄に対しても、SHAKE絵柄が意味する絵柄を報知するようにしてもよい。本変形例の場合は、前述の左リール110のみで行われていた代用絵柄報知演出をリールごとにデジタル選択テーブルとデジタル値抽選テーブルとを設け、リールごとに別個に行わせることで実施することができる。図18は、各リールが停止するごとに、停止表示されたSHAKE絵柄が意味する絵柄を報知する一例を示している。例えば、左リール110を第1に停止操作し、SHAKE絵柄がリール表示窓113の中段に表示され、かつ、左7セグ表示部には「0」が表示されたときは、左リール110のSHAKE絵柄は、リプレイ絵柄を意味するものである。次に、中リール111を第2に停止操作し、SHAKE絵柄がリール表示窓113の上段に表示され、かつ、中7セグメント表示部には「1」が表示されたときは、中リール111のSHAKE絵柄は、ベル絵柄を意味するものである。最後に、右リール112を第3に停止操作し、SHAKE絵柄がリール表示窓113の上段に表示され、かつ、中7セグメント表示部には「0」が表示されたときは、右リール112のSHAKE絵柄は、リプレイ絵柄を意味するものである。このように、本変形例では、リールごとにSHAKE絵柄が意味する絵柄を報知するので、より多様な遊技性を備えて、興趣向上を図ることができる。尚、本変形例においては、さらに全リールが停止後、所定の確率でさらに全リールを再変動させて、7セグ表示部のすべての桁を再表示するようにしてもよい。このように全リールの停止後、再び、デジタル数値が変動するので、遊技者の期待感がさらに高まり、興趣が一層向上することになる。
また、上述したように、リールごとにSHAKE絵柄が意味する絵柄を報知する場合においては、図19(a)に示すように、各リールのSHAKE絵柄を、SHAKE絵柄が意味する絵柄に置換した結果、キャラ−キャラ−キャラの絵柄組み合せが揃っても、当然のことながら、BBには入賞しない(図4に示すように、BBの絵柄組み合せには、SHAKE−SHAKE−SHAKEの絵柄組み合せは存在しないため。すなわち、左リール110のSHAKE絵柄は、入賞役を構成し得る代用絵柄であるが、中リール111及び右リール112のSHAKE絵柄は、入賞役を構成し得ないので、代用絵柄ではない)。しかしながら、このような場合には、代用絵柄報知演出が、BBに内部当選していることを示唆するようにしてもよい。この結果、遊技者は、次遊技以降でBBに入賞することが可能であることがわかるので、期待感をもって遊技に取り組むことができる。
尚、図19(b)及び図19(c)も同様に、各リールのSHAKE絵柄を、SHAKEが意味する絵柄に置換した結果、所定の入賞役の絵柄組み合せになったが、当該入賞役には入賞しない例を示している。
このように本変形例では、中リール111及び右リール112のSHAKE絵柄は図4に示す入賞役の絵柄組み合せの一部を構成しないので、SHAKE絵柄が意味する絵柄に置換して、所定の入賞役の絵柄組み合せになったとしても、所定の入賞役に入賞するものではない。しかしながら、本変形例において、代用絵柄報知演出は、所定の入賞役に内部当選していることを示唆する役割を担っているので、中リール111及び右リール112のSHAKE絵柄は、内部当選役を報知する報知絵柄として扱うことができる。
(その他)
また、上記実施形態においては、ストップボタンの停止操作順序として、左リール110を第1停止リールとしたときだけ代用絵柄報知演出を実行するようにしたが、本発明はこの停止操作順序に限定されるものではなく、特定の停止操作順序のときだけ代用絵柄報知演出が実行されればよく、他の停止操作順序でもよい。
さらには、上記実施形態においては、デジタル選択テーブルの領域d1及び領域d2で選択されるデジタル値抽選テーブルを異なるように設定したが、さらに細分化してデジタル値抽選テーブルを設定するようにしてもよい。例えば、同一リール上であっても停止位置が異なる代用絵柄ごとにデジタル値抽選テーブルを異なるように設定してもよい。
本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの外観を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの各リールの絵柄配列を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの入賞絵柄組み合せを示す図である。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンにおけるリーチ目の一例である。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの演出概要を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの代用絵柄報知演出の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの代用絵柄報知演出に、内部当選役報知演出を加えた一例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの主制御部による遊技実行処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの主制御部によるタイマー割込処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係るスロットマシンの副制御部によるコマンド判定処理を示すフローチャートである。 図11のステップST3030のデジタル表示処理を詳しく示すフローチャートである。 デジタル選択テーブルの一例を示す図である。 デジタル値抽選テーブルの一例を示す図である。 デジタル値表示態様テーブルの一例を示す図である。 図11のステップST3006の演出選択処理を詳しく示すフローチャートである。 LCD演出選択テーブルの一例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るスロットマシンの演出概要を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るスロットマシンの演出概要を示す図である。

Claims (8)

  1. 複数種類の絵柄が施された複数列の回転可能なリールと、
    前記リールの回転を開始させるスタートスイッチと、
    前記複数列のリールそれぞれに対応して設けられ、前記リールの回転を個別に止めるストップスイッチと、
    予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、
    前記抽選手段における内部抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御を行うリール停止制御手段と、
    停止時の前記リールにより表示された絵柄の組み合せが、内部当選した入賞役の絵柄組み合せであるか否かに基づいて入賞を判定する入賞判定手段と、
    を有する遊技台であって、
    前記複数種類の絵柄には、所定の絵柄を代用して、前記入賞役の絵柄組み合せを構成可能な代用絵柄が含まれており、
    前記代用絵柄が停止表示された場合は、前記代用絵柄が意味する絵柄を報知する報知手段を有し、
    前記報知手段は、前記内部抽選結果及び前記リールの停止表示位置に応じて決定される抽選テーブルを用いた報知抽選に基づいて、報知する絵柄を決定することを特徴とする遊技台。
  2. 前記報知手段により報知された前記代用絵柄が意味する絵柄は、前記内部当選した入賞役に対応する絵柄組み合せを構成する絵柄であることを特徴とする請求項1記載の遊技台。
  3. 前記報知手段は、前記ストップスイッチを予め定められた順序で停止操作したときに報知することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技台。
  4. 前記報知手段は、前記代用絵柄が意味する絵柄を、複数種類報知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技台。
  5. 前記報知手段は、前記代用絵柄が停止表示されなかった場合は、前記代用絵柄がない旨の報知を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技台。
  6. 前記報知手段は、前記代用絵柄が停止表示されなかった場合は、内部当選した入賞役に対応する絵柄組み合せを構成する絵柄を所定の確率で報知することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技台。
  7. 前記報知手段は、前記リールが停止したときに報知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の遊技台。
  8. 前記報知手段は、前記複数列のリールごとに、前記代用絵柄が意味する絵柄を報知することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の遊技台。
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