JP2007171990A - 定着装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明は、発熱部材11a、11bの発熱により温度が上がる加熱部11と、商用電源が用いられて発熱部材11aに電力を供給する主電源14と、商用電源より充電され発熱部材11bに電力を供給する補助電源15として用いられる複数のセル15a、15bから構成される大容量キャパシタとを有する加熱装置において、複数のセル15a、15bの接続を少なくとも放電時に可変する構成としたものである。
【選択図】図1
Description
電子写真方式では、普通紙やOHP紙などの被加熱体である被加熱体上に未定着トナー像を形成し、この被加熱体上の未定着トナー像を定着装置により熱と圧力で固定する定着工程がある。この定着装置としては、高速性、安全性等の面からヒートローラ方式が現在最も多く採用されている。
しかし、従来の定着装置で待機時の加熱ローラへの供給電力をゼロにすると、再使用時には加熱ローラの昇温時間がかかるために待ち時間が長くなり、使用者の使い勝手が悪化してしまう。このため、速やかに加熱ローラの温度を上昇させる構成が省エネ型の画像形成装置を実現する上で必要とされ、例えば上記ZESMでは再立ち上げには10秒以下が要求されている。
さらに、定着装置の発熱部材に対する供給電力を単純に増やした際に問題となるのが安全性である。発熱部材に大電力を投入することで加熱ローラの温度は急上昇するが、システムが暴走して発熱部材に対する供給電力の制御が不能になった際に発火の危険が格段に高くなる。これは、加熱ローラの昇温があまりに早すぎると、温度ヒューズやサーモスタットなどの安全装置が作動するまでに、加熱ローラの温度が紙の発火点温度を超えてしまうためである。
上記のように、これまでは加熱ローラを短時間で昇温させようとしても、投入エネルギーの上限は上げられないのが実状であった。
しかし、二次電池は、充電に時間がかかり、フルに充電するには数時間がかかってしまうため、一日に何度も使用することができない。
このような大容量コンデンサを補助電源として用いると、定着装置が立ち上がる数秒から数十秒の短時間に商用電源の電力の限界を超える電力を定着装置に供給することができる。また、大容量コンデンサは、保持電力を短時間に使い切ってしまうため、放電開始から所定の時間後に供給電力が低減し、加熱ローラの温度上昇が小さくて安全な構成を実現することができる。このため、立ち上がり時間の短い定着装置を実現して信頼性、耐久性及び安全性を高くすることが可能である。
特許文献4には、主電源の他に補助電源を用いた省エネルギー型の定着装置が記載されている。この定着装置では、補助電源としての二次電池は、単一の電源から2つのレベルの電力を供給するもので、最大の供給電力を主電源のみの供給電力より高めることを主眼としたものではない。
特許文献6には、主電源の他に補助電源として大容量キャパシタを用いた加熱装置が記載されている。この加熱装置によれば、立ち上がり時に補助電源で商用電源をアシストすることで立ち上がり時間を短くすることができ、省エネルギーとなる。
立ち上げ時間を短くするには、定着ローラ(加熱ローラ)の熱容量を低減すると共に定着ローラに大電力での電力供給を行う必要がある。そして、補助電源により大電力を得るには、配線及び回路の負荷を考えると、大電流よりも高電圧の補助電源を用いることが望ましい。
本発明の他の目的は、補助電力源の出力電圧を下げることで感電を防止でき、安全性の高い加熱装置、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、補助電源の体積を減らすことができ、設置スペースを小さくして低価格にすることができる加熱装置、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、温度のオーバーシュートを低減することができる加熱装置、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
感光体1は帯電装置2と現像ローラ4aとの間で露光手段によりミラー3を介して露光光Lbで走査されるようになっており、感光体1上の露光光Lbが照射される位置を露光部7と呼ぶ。転写装置5は感光体1の下面と対向しており、感光体1上の転写装置5と対向する位置を転写部8と呼ぶ。
未定着のトナー像tを担持する転写紙Pは、定着ローラ11及び加圧ローラ13のニップ部を通過する間に定着ローラ11及び加圧ローラ13による加熱及び加圧によりトナー像tが定着される。
(1)充電時間が短い。:
二次電池として一般的なニッケル−カドミウム電池を用いた補助電源では、急速充電を行っても充電に数時間の時間を要するため、一日の大電力供給可能回数が数時間おきに数回しか実現できず、実用的ではなかった。これに対して、コンデンサを用いた補助電源では、数十秒〜数分程度の急速な充電が可能であるため、補助電源を用いた加熱の回数を実用的な回数にまで増やすことができる。このため、本実施形態のようにコンデンサを補助電源として用いた場合には、一般的なニッケル−カドミウム電池を補助電源として用いた場合に比べて、同一時間内での補助電源を用いた定着ローラの加熱の回数が増える。
(2)寿命が長い。:
ニッケル−カドミウム電池は、充放電の繰り返し回数が500から1000回であるため、加熱用補助電源としては寿命が短く、交換の手間やコストが問題となる。これに対して、コンデンサを用いた補助電源は、1万回以上のほぼ永久的な寿命を有し、繰り返しの充放電による劣化も少ない。従って、非加熱動作(待機)と加熱動作を繰り返す加熱装置や画像形成装置に特に有利である。また、鉛蓄電池のように液交換や補充なども必要としないため、メンテナンスがほとんどいらない。
(3)安全性が高い。:
二次電池は、化学反応を利用しているため、最大容量まで充電した後、放電の必要が無い場合、充電回路に接続し続けると、化学反応によるガスなどにより容器が膨張して破裂するなどの危険がある。これに対し、キャパシタを用いた補助電源は化学反応ではなく物理現象を利用しているので、ガスの発生などは無く安全である。
図10は実施形態4における定着装置12の回路構成を示す。主電源14から発熱部材14aへの通電を制御する制御手段としての制御部22は、通電制御用スイッチ20及びはCPUなどの制御装置からなり、温度センサ18からの検知信号に基づいて、定着ローラ21の表面温度が設定温度以下の時には通電制御用スイッチ20をオンさせて主電源14から定着ローラ21の発熱部材11aへ電力を供給させるが、定着ローラ21の表面温度が設定温度を超えた時には通電制御用スイッチ20をオフさせて主電源14から定着ローラ21の発熱部材11aへの電力供給をオフさせることで、定着ローラ21の表面温度を一定の温度に制御する。
定着ローラ21の弾性層としては、耐熱性の高い弾性体であればよく、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を挙げることができる。この中でも特に、耐熱性と耐久性の点からシリコーンゴムが定着ローラ21の弾性層として好ましい。定着ローラ21の弾性層の厚みとしては、用いる材料のゴム硬度にもよるが、0.1〜1mm程度が好ましい。定着ローラ21の弾性層の厚みが0.1mmより薄い場合にはトナー層や転写紙の凹凸を吸収しきれず、光沢ムラなどの画像不良が生じる。また、定着ローラ21の弾性層が1mmよりも厚いと定着ローラ21の熱容量が大きくなり、立ち上がり時の時間が長くなるので、好ましくない。
また、実施形態4では、弾性層の厚さが0.1mm以上であるので、高画質を確保することができる。
さらに、実施形態4では、弾性層の最外層に離型層を設けたので、加熱部とトナー像との分離性を向上させることができる。
また、実施形態5では、補助電源15の放電時にはキャパシタセル15a、15bを並列に接続するので、加熱部としての定着ローラ21の温度の安定性を向上させることができる。
この実施形態7によれば、補助電源15の少なくとも放電時には複数のキャパシタセル15a〜5fを発熱部材11bの印加電圧が発熱部材11bの最低発熱電圧以上になるように接続するので、発熱部材11bの印加電圧は発熱部材11bの最低発熱電圧を確保して発熱部材11bを確実に発熱させることができる。 本発明の実施形態8は、上記実施形態3において、定着ローラ11の代りに上記実施形態4における加熱ローラ21を用いるようにしたものであり、実施形態4と同様な効果が得られる。
次に比較例3について説明する。比較例3は、実施例2において、複数のキャパシタセル15a〜5fを図5(c)に示すようにつないで補助ヒータ11bに電力供給を行った。この比較例3では、補助ヒータ11bの印加電圧が補助ヒータ11bの最低発熱電圧以下となり、補助ヒータ11bは発熱せず、定着装置12への連続通紙により定着ローラ21の表面温度がさらに低下し、定着不良が生じた。
このように本実施形態9によれば、補助電源の出力電圧を、誤って人が触れても感電しない電圧に下げることで感電を防止でき、安全性が高い。また、作業者の装置内部へのアクセスを自動的に検知して電圧を強制的に低減することができ、感電のおそれが少ない安全な加熱装置を実現できる。さらに、200V以下では、直流は交流よりも人体を流れにくく、約4倍の安全性があるため、同じ電圧で同じ電力供給性能を有していながら、安全性がより高い補助電源を実現することができる。
図22は本実施形態14の動作例を示す。本実施形態14は、加熱ローラ11の高速昇温が可能であり、補助電源25の充電時間が短い。電気二重層キャパシタなどの急速充電が可能な大容量コンデンサ等からなる補助電源25が十分に充電されていない朝一番に電源(主電源24)を投入する朝一昇温時には、商用電源からのみ発熱部材11aへ電力が供給される。そして、加熱ローラ11の温度を高くする必要がない待機状態では、主電源24から充電器26、充放電切換手段27を介して補助電源25へ電力を供給して充電をしておく。
加熱ローラに供給する電力を単純に増やす方法としては、電源を2系統にして電力を増やしたり、二次電池や燃料電池などを使うことも考えられる。これらの方法では、システムが暴走した際には温度ヒューズやサーモスタットなどの安全回路で電源回路を直接に遮断して電力供給を終了させる安全装置が欠かせないが、加熱ローラの昇温時間が短くなるとこれら安全回路の反応時間が遅くて加熱ローラの昇温速度に追いつかなくなる。このため、安全回路が作動する頃には加熱ローラの温度が高くなり過ぎ、最悪の場合には記録紙が発火してしまうこともありうる。
例えば、従来10秒で所定温度まで昇温可能であった加熱ローラの昇温について説明すると、加熱ローラとして直径30mmで肉厚1mmのアルミ製定着ローラを用いた場合、加熱ローラの温度を約180℃まで上げるのに必要な熱量は約12000Jである。従来の定着装置で通常用いられるハロゲンヒータは、100Vの電圧で約1200Wの電力を供給することが可能であるため、約10秒で上記加熱ローラを昇温させることができた。
また、システムが暴走しても一定時間後には補助電源25から発熱部材11bへの電力供給が自然に低下し、加熱ローラ11が高温になりすぎる危険がないため、システム暴走時の安全性が高くて短時間昇温可能な加熱装置を実現できる。
また、商用電源の供給電力の制限を越える最大供給電力を加熱装置に投入できるため、立ち上がり時間が短い装置を提供できる。
このように本実施形態15によれば、複雑な制御をしなくて済むため、回路の簡素化、加熱ローラ11の温度のオーバーシュートの低減を図ることができる。
補助電源25は1300Fのキャパシタセルを8個直列に接続し、昇圧手段35は初期の20Vの入力電圧Vinを100Vまで昇圧して1200Wを補助発熱部材11bに供給していたとする。昇圧手段35のロスがなく、昇圧手段35の昇圧の倍率が一定とすると、30秒後には昇圧手段35の入力電圧Vinが13Vに低下し、補助発熱部材11bへ供給される電力は400w程度まで低下する。
このように本実施形態16によれば、発熱部材11bへ大きな電力を供給することができるため、加熱ローラ11の昇温時間の短縮が可能となる。
図27は本発明の実施形態17における定着装置の回路構成を示し、図28は該定着装置の概略を示す。この実施形態17では、上記実施形態14とは以下に述べるように異なり、その他は同じである。主発熱部材11aと補助発熱部材11bは、ハロゲンヒータからなり、輻射熱で金属ローラからなる加熱ローラ11を加熱する。補助発熱部材11aは、主発熱部材11aよりも抵抗値が小さく、大電流を流すことが可能である。
主発熱11aへの供給電力を越える大電力で補助発熱部材11bのハロゲンヒータを使用することで、加熱ローラ11の昇温時間を短縮することができる。また、補助電源25の有するエネルギーを短時間で無駄なく取り出すことが可能である。
また、ハロゲンヒータ11bへの電圧が高いため、ハロゲンヒータ11bに流れる最大電流が小さくても大電力をハロゲンヒータ11bへ供給することが可能であり、短時間で加熱ローラ11を昇温することが可能である。
また、商用電源の制限を越える最大供給電力を加熱装置に投入できるため、立ち上がり時間が短い装置を提供できる。
また、商用電源の制限を越える最大供給電力を加熱装置に投入できるため、加熱装置の立ち上がり時間が短い画像形成装置を提供できる。
図32は、本実施形態19において補助電源25から昇圧手段へ入力される入力電圧Vinと、補助発熱部材11bへ昇圧手段から出力される出力電圧Voutの時間的な変化、及び加熱ローラ11の温度の時間的な変化を示す。
2 帯電装置
4 現像装置
5 転写装置
11a、11b 発熱部材
11、21 定着ローラ
14、24 主電源
15、25 補助電源
15a〜15f キャパシタセル
18 温度センサ
19 構成切替手段
31 抵抗体
32 切替手段
33 DC/ACコンバータ
34 モータ
251,252、253,254 キャパシタセル
25、25b 補助電源モジュール
35、35a、35b 昇圧手段
36 温度検知手段
37 残電力検知手段
Claims (35)
- 発熱部材の発熱により温度が上がる加熱部と、商用電源が用いられて前記発熱部材に電力を供給する主電源と、商用電源より充電され前記発熱部材に電力を供給する補助電源として用いられる複数のセルから構成される大容量キャパシタとを有する加熱装置において、前記複数のセルの接続を少なくとも放電時に可変する構成としたことを特徴とする加熱装置。
- 請求項1記載の加熱装置において、前記複数のセルを並列と直列に切り替える構成としたことを特徴とする加熱装置。
- 請求項1または2記載の加熱装置において、該装置の状況を検知する検知手段を有し、この検知手段の検知情報により前記複数のセルの接続を切り替えることを特徴とする加熱装置。
- 請求項3記載の加熱装置において、前記検知手段として前記加熱部の温度を検知する温度検知手段を用いたことを特徴とする加熱装置。
- 請求項4記載の加熱装置において、前記加熱部が所定の温度以上の時に前記複数のセルを並列に接続して該複数のセルから前記加熱部に電力を供給することを特徴とする加熱装置。
- 請求項4記載の加熱装置において、前記加熱部が所定の温度に達しない時に前記複数のセルを直列に接続して該セルから前記加熱部に電力を供給することを特徴とする加熱装置。
- 請求項3記載の加熱装置において、前記検知手段の検知情報の代りに被加熱体の連続加熱枚数情報を用いることを特徴とする加熱装置。
- 請求項7記載の加熱装置において、前記複数のセルの並列接続の列数を可変にして前記複数のセルの接続を可変する構成としたことを特徴とする加熱装置。
- 大容量キャパシタの複数のセルの接続を可変する構成とした請求項7記載の加熱装置において、前記加熱部が弾性層を有することを特徴とする加熱装置。
- 請求項9記載の加熱装置において、前記弾性層の厚さが0.1mm以上であることを特徴とする加熱装置。
- 請求項9または10記載の加熱装置において、前記弾性層の最外層に離型層を設けたことを特徴とする加熱装置。
- 定常的な電力供給可能な主電源から電力が供給されることによって発熱する主発熱部材と、充電可能な補助電源と、この補助電源から電力が供給されることにより発熱する補助発熱部材と、前記主発熱部材及び前記補助発熱部材により加熱される加熱部材とを有する加熱装置において、前記補助電源の出力電圧を所定の指示に応じて降下させることを特徴とする加熱装置。
- 請求項12記載の加熱装置において、前記補助電源に対して接続可能な電気的負荷と、この電気的負荷を前記補助電源に選択的に接続する選択的接続手段とを備え、この選択的接続手段が前記指示に応じて前記電気的負荷を前記補助電源に接続することを特徴とする加熱装置。
- 請求項13記載の加熱装置において、前記電気的負荷が抵抗発熱体であることを特徴とする加熱装置。
- 請求項13記載の加熱装置において、前記電気的負荷がモータであることを特徴とする加熱装置。
- 請求項12記載の加熱装置において、前記補助電源は直列に接続された複数の電源からなり、この複数の電源の一部を前記指示に応じて切り離して前記補助電源の出力電圧を降下させることを特徴とする加熱装置。
- 請求項12〜16のいずれか1項に記載の加熱装置において、当該装置内部への作業者のアクセスを検知するアクセス検知手段を有し、このアクセス検知手段の検知結果を前記指示とすることを特徴とする加熱装置。
- 請求項17記載の加熱装置において、前記アクセス検知手段は保守作業員の能動的な前記補助電源に対する放電指示を検知することを特徴とする加熱装置。
- 請求項12〜18のいずれか1項に記載の加熱装置において、前記補助電源の高い出力電圧が直流電圧であることを特徴とする加熱装置。
- 電力の供給によって発熱する発熱部材を有し、この発熱部材に対して電力を供給する電力供給手段として充電可能な補助電源を少なくとも有する加熱装置において、前記補助電源の出力電圧を昇圧する昇圧手段を有することを特徴とする加熱装置。
- 請求項20記載の加熱装置において、前記補助電源が電気二重層キャパシタであることを特徴とする加熱装置。
- 請求項20または21記載の加熱装置において、前記昇圧手段の入力電圧が低下するにつれて前記昇圧手段の出力電圧が低下することを特徴とする加熱装置。
- 請求項20〜22のいずれか1項に記載の加熱装置において、前記昇圧手段の出力電圧を制御する制御手段を有することを特徴とする加熱装置。
- 請求項23記載の加熱装置において、前記制御手段が前記昇圧手段の出力電圧を時間的に一定になるように制御することを特徴とする加熱装置。
- 請求項20記載の加熱装置において、前記発熱部材は、定常的な電力供給可能な主電源から電力が供給されることによって発熱する主発熱部材と、前記補助電源から前記昇圧手段を介して電力が供給されることにより発熱する補助発熱部材とを有し、前記補助電源から前記昇圧手段を介して前記補助発熱部材へ供給する電力が、前記主電源から前記主発熱部材へ供給する電力よりも大きいことを特徴とする加熱装置。
- 定常的な電力供給可能な主電源から電力が供給されることによって発熱する主発熱部材と、充電可能な補助電源と、この補助電源の出力電圧を昇圧する昇圧手段と、この昇圧手段から電力が供給されることにより発熱する補助発熱部材と、前記主発熱部材及び前記補助発熱部材により加熱される加熱部材とを有する加熱装置において、前記補助電源に関する情報を検知する検知手段を有し、この検知手段からの検知情報に応じて前記昇圧手段の出力電圧を制御することを特徴とする加熱装置。
- 請求項26記載の加熱装置において、前記補助電源が電気二重層キャパシタであることを特徴とする加熱装置。
- 請求項26または27記載の加熱装置において、前記検知手段は前記加熱部材の温度を検知する温度検知手段であることを特徴とする加熱装置。
- 請求項28記載の加熱装置において、前記温度検知手段の検知温度が所定の温度よりも高い場合に前記出力電圧を第1の電圧よりも低減することを特徴とする加熱装置。
- 請求項28記載の加熱装置において、前記温度検知手段の検知温度が所定の温度よりも高い場合に前記出力電圧を第1の電圧より低く切り替えることを特徴とする加熱装置。
- 請求項28記載の加熱装置において、前記補助電源の残電力量を検知する残電力量検知手段を有し、この残電力量検知手段の検知結果に応じて前記出力電圧を変化させることを特徴とする加熱装置。
- 請求項31記載の加熱装置において、前記残電力量検知手段で検知した前記補助電源の残電力量が所定の値よりも高い場合に前記出力電圧を第2の電圧より低くすることを特徴とする加熱装置。
- 被加熱体上の未定着物を定着させる定着手段を有する定着装置において、前記定着手段として請求項1〜32のいずれか1項に記載の加熱装置を備えたことを特徴とする定着装置。
- 記録媒体上に画像を形成する像形成手段と、前記記録媒体上の画像を加熱する像加熱手段とを有する画像形成装置において、前記像加熱手段として請求項1〜32のいずれか1項に記載の加熱装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 記録媒体上に未定着画像を形成する像形成手段と、前記記録媒体上の未定着画像を加熱して前記記録媒体に定着させる定着手段とを有する画像形成装置において、前記定着手段として請求項1〜32のいずれか1項に記載の加熱装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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