JP2016126078A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)充放電の繰り返し回数が数万回以上でほぼ無制限であり、充電特性の劣化がほとんどなく定期的なメンテナンスが不要である。
(2)充電時間が、二次電池であるバッテリーで数時間を要するのに対して数秒から数十秒程度にすることが可能である。また、電気二重層キャパシタでは数十から数百アンペアの大電流を流すことが可能であるため、短時間での電力供給が可能である。
このように、大容量キャパシタを補助電源として用いると、定着器が立ち上がる数秒から数十秒の短時間に商用電源の電力の限界を超える電力を供給することができる。このため、立ち上がり時間の短い定着器を信頼性と耐久性が高く実現することが可能である。
本発明は、キャパシタの出力をキャパシタの特性状態に応じて昇圧倍率を制御する。それにより、短期的には損失の少ないエネルギー利用を行い、また長期的には安定した機械性能の維持を可能とする。
図2は定着装置10の回路のブロック図、図3は定着装置10の概略構成図である。図中1は加熱部(図の例は加熱ローラ)であり、発熱体1a、1bを有している。図中2は主電源装置、3は補助電源装置である。また図中4は補助電源への充電器、5は補助給電制御手段、6は主電源からの電力供給を制御する主電力制御手段、7は加圧部材である。
(1)第1に充電時間が短い。二次電池として一般的なニッケル−カドミウム電池を用いた補助電源では、急速充電を行っても数時間の時間を要するため、一日の大電力供給可能回数が数時間おきに数回しか実現できず、実用的ではなかった。これに対し、コンデンサを用いた補助電源では数十秒〜数分程度の急速な充電が可能であるため、補助電源を用いた加熱の回数を実用的な回数にまで増やすことができる。
(2)第2に寿命が長い。ニッケル−カドミウム電池は充放電の繰り返し回数が500から1000回であるため加熱時用補助電源としては寿命が短く、交換の手間やコストが問題となる。これに対し、コンデンサを用いた補助電源は1万回以上の寿命を有し、繰り返しの充放電による劣化も少ない。また、鉛蓄電池のように液交換や補充なども必要ないため、メンテナンスがほとんどいらない。
図2に示すように、電力は主電源装置2から発熱体1aに供給されるように構成してあるとともに、発熱体1bに対しても補助電源装置3からも電力を供給可能である。主電源装置2及び補助電源装置3の両方からの電力を同時に加熱部1に供給することで、主電源装置2による供給電力を上回る大量の電力を加熱部1に供給できる。このため、図4に示すように加熱部1の温度上昇時間は、主電源のみを用いるより、主電源装置2と補助電源装置3を同時に用いた方が昇温時間を短くすることができる。
図8は、昇圧倍率の切り替えをジョブ中に実施する形態を示す。定着装置10が冷えている放電初期に高い昇圧倍率を使って昇圧装置8からの出力電圧を高くし、ハロゲンヒータからの出力電力を大きくすることで定着ローラの温度落込を小さくする。また、数十枚程度の連続印刷で装置温度が上がって必要な電力が少なくなると、低い昇圧倍率を選択して昇圧装置8の電圧を下げることで放電時間を長くできる。
なお、図10に示すとおり、キャパシタからの補助電力を定着装置以外の負荷(図10の例ではモータM)に供給する構成でもかまわない。この場合は商用電源である主電源装置2から供給する電力に余裕ができるため、その分を定着装置10の加熱部1に利用することで定着装置10での使用可能な電力をふやすことができる。なお図中22は一方のモータMの電源装置である。他方のモータMは、補助電源装置3を電源としている。
1a :主発熱体
1b :補助発熱体
2 :主電源装置
3 :補助電源装置
4 :充電器
5 :補助給電制御手段
8 :昇圧装置
10 :定着装置
14 :金属ローラ基体
20 :制御装置
41 :感光体
42 :帯電装置
43 :ミラー
44 :現像装置
44a :現像ローラ
46 :クリーニング装置
46a :ブレード
47 :転写部
48 :転写装置
49 :レジストローラ
110 :給紙コロ
150 :露光部
Lb :露光光
M :モータ
P :記録媒体
Claims (6)
- キャパシタを有し、商用電源からの電力を蓄電する補助電源、前記キャパシタの内部抵抗及び静電容量を検出するキャパシタ特性検知手段、前記商用電源からの電力供給によって発熱する発熱体、及び前記商用電源からの供給電力に加えて前記補助電源からの電力供給によって稼働する負荷システムを有し、未定着画像を記録媒体に定着させる加熱装置と、
前記補助電源の出力電圧を昇圧して電力供給するための昇圧装置と、
を備え、
前記キャパシタ特性検知手段による前記キャパシタの内部抵抗の検知結果が所定の値よりも小さい場合には、前記昇圧装置は基準倍率よりも高い昇圧倍率に切り替える、
ことを特徴とする定着装置。 - 前記キャパシタ特性検知手段による前記キャパシタの内部抵抗の検知結果が所定の値よりも大きい場合には、前記昇圧装置は基準倍率よりも低い倍率に切り替える、
ことを特徴とする請求項1記載の定着装置。 - 前記キャパシタ特性検知手段による前記キャパシタの内部抵抗の検知結果が所定の値よりも小さく、かつ、前記キャパシタの静電容量の検知結果が所定の値よりも小さい場合には、前記昇圧装置は基準倍率で利用する、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の定着装置。 - 前記キャパシタ特性検知手段による内部抵抗の検知結果が所定の値よりも小さく、かつ、前記キャパシタの静電容量の検知結果が所定の値よりも大きい場合には、前記昇圧装置は基準倍率よりも高い倍率に切り替える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記キャパシタ特性検知手段によるキャパシタセル温度の検知結果が所定の値よりも低い場合には、前記昇圧装置は基準倍率よりも低い倍率に切り替える、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の定着装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2014265257A JP2016126078A (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 定着装置、画像形成装置 |
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2014
- 2014-12-26 JP JP2014265257A patent/JP2016126078A/ja active Pending
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