JP2007165440A - 強誘電体メモリ、及び強誘電体メモリの製造方法 - Google Patents

強誘電体メモリ、及び強誘電体メモリの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属配線と層間絶縁膜との接触による水素の発生を防止することで、強誘電体キャパシタの劣化を防止した、強誘電体メモリ、及び該強誘電体メモリの製造方法を提供する。
【解決手段】下部電極8及び上部電極10とこれら一対の電極間に挟持された強誘電体層9とからなる強誘電体キャパシタ2と、層間絶縁膜25,14中に設けられる金属配線33とを備えた強誘電体メモリ1である。金属配線33は、層間絶縁膜25,14に接する部位が拡散防止膜30によって覆われている。また、拡散防止膜30は、水素バリア性を有する水素バリア膜としての機能も備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、強誘電体メモリ、及び強誘電体メモリの製造方法に関する。
強誘電体メモリとして、例えば1T1C型と呼ばれるものでは、強誘電体キャパシタと、この強誘電体キャパシタを動作させるための駆動トランジスタとが備えられている。
ところで、一般に強誘電体キャパシタを製造する工程においては、強誘電体層の劣化防止が重要な課題となっている。すなわち、強誘電体キャパシタの製造工程では、強誘電体層を形成した後、層間絶縁膜の形成やドライエッチングなどの工程の際、水素雰囲気(還元雰囲気)下に曝されることがある。このように強誘電体層が還元雰囲気、例えば水素(H)や水(HO)等に曝されると、強誘電体層は一般に金属酸化物からなるため、強誘電体層を構成する酸素が還元されてしまい、強誘電体キャパシタの電気特性が著しく低下してしまう。
そこで、従来では水素ダメージの防止策として、強誘電体キャパシタの周辺を水素バリア膜(SiNやAlなど)で覆っている。例えば、前記強誘電体キャパシタを覆っている第1層間絶縁膜上に水素バリア膜を設け、さらにこの水素バリア膜上に第2層間絶縁膜を設けていた(例えば特許文献1参照)。また、水素バリア膜を覆っている第2層間絶縁膜には強誘電体キャパシタに導通するコンタクトプラグが埋め込まれていて、該コンタクトプラグに接続する金属配線が前記第2層間絶縁膜上に設けられている。
特開2003−68987号公報
ところで、一般的に前記金属配線としては、例えばAl配線が用いられ、前記第2層間絶縁膜としては、例えば酸化珪素(SiO)が用いられる。このように、Al配線と酸化珪素とが接触していると、酸化珪素中に残留(存在)する水分とAlとが反応し、Alが酸化されて、水素(H)が発生してしまう。
したがって、上記特許文献1では、第2層間絶縁膜上に金属配線が設けられているので、第2層間絶縁膜中の残留水分と金属配線が接触して、上述した水素が発生することにより強誘電体層が劣化されてしまうおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、金属配線と層間絶縁膜との接触による水素の発生を防止することで、強誘電体キャパシタの劣化を防止した、強誘電体メモリ、及び該強誘電体メモリの製造方法を提供することにある。
本発明の強誘電体メモリは、下部電極及び上部電極とこれら一対の電極間に挟持された強誘電体層とからなる強誘電体キャパシタと、層間絶縁膜中に設けられる金属配線とを備えた強誘電体メモリにおいて、前記金属配線は、前記層間絶縁膜に接する部位が拡散防止膜によって覆われていることを特徴とする。
本発明の強誘電体メモリによれば、層間絶縁膜に接する部位が拡散防止膜によって覆われた金属配線を備えているので、例えばAlからなる金属配線とSiOからなる層間絶縁膜とが直接接触するのが防止され、層間絶縁膜中に残留(存在)している残留水分と前記金属配線との化学反応による水素の発生が防止される。
したがって、金属配線と層間絶縁膜とが接触した際の水素の発生を防止することで、強誘電体キャパシタを構成する強誘電体層への水素によるダメージが軽減され、劣化が少ない信頼性ある強誘電体メモリとなる。
また、上記強誘電体メモリにおいては、前記拡散防止膜は、水素バリア性を有する水素バリア膜としての機能も備えているのが好ましい。
このようにすれば、金属配線を覆っている拡散防止膜を、例えば強誘電体キャパシタを覆っている層間絶縁膜上に設けることで、該強誘電体キャパシタへの水素の浸入を防止することができ、水素によって強誘電体キャパシタが劣化されるのをより良好に防止することができる。
ここで、前記層間絶縁膜が上下に積層された2つの層間絶縁膜から構成され、前記金属配線がこれら2つの層間絶縁膜内に設けられ、前記強誘電体キャパシタが下層の層間絶縁膜中に設けられている場合、各層間絶縁膜の間には前記拡散防止膜が設けられているのが好ましい。
このとき、強誘電体キャパシタが設けられた層間絶縁膜とこの層間絶縁膜上に積層された層間絶縁膜との間には水素バリア膜として機能する拡散防止膜が設けられているので、水素による強誘電体キャパシタへのダメージを防止し、強誘電体キャパシタの劣化が防止されたものとなる。
また、上記強誘電体メモリにおいては、前記金属配線は、前記強誘電体キャパシタの上部電極に電気的に接続されるのが好ましい。
ここで、強誘電体キャパシタの上部電極に接続される金属配線と層間絶縁膜との接触によって水素が発生すると、水素の発生源が強誘電体キャパシタに近接しているため、強誘電体キャパシタが水素によるダメージを受けやすくなる。そこで、本発明を採用すれば、強誘電体キャパシタにおける金属配線が上記拡散防止膜によって覆われているので、特に金属配線と層間絶縁膜により発生する水素による強誘電体キャパシタの劣化を良好に防止できる。
本発明の強誘電体メモリの製造方法は、下部電極及び上部電極とこれら一対の電極間に挟持された強誘電体層とからなる強誘電体キャパシタと、層間絶縁膜中に設けられる金属配線とを備えた強誘電体メモリの製造方法において、前記強誘電体キャパシタを第1絶縁膜により覆い、該第1絶縁膜に前記強誘電体キャパシタの上部電極を露出させるコンタクトホールを形成し、該コンタクトホール内に前記上部電極に電気的に接続する導電部を形成する工程と、前記第1絶縁膜上に、前記導電部を露出させる第1拡散防止膜を設ける工程と、前記第1導電部上に積層するようにして前記金属配線となる導電層を前記第1拡散防止膜上に設け、該導電層をエッチングし前記金属配線を形成する工程と、該金属配線の上面及び側面を覆うようにして第2拡散防止膜を設ける工程と、該第2拡散防止膜を設けた後、前記金属配線を覆って第2絶縁膜を設ける工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明の強誘電体メモリの製造方法によれば、第1拡散防止膜上に設けられた導電層をエッチングしているので、導電部上を除く部位が前記第1拡散防止膜によって覆われてなる金属配線が形成される。また、前記金属配線の上面及び側面が第2拡散防止膜を設けた後、前記金属配線を第2絶縁膜で覆っているので、上述したような層間絶縁膜(第1、第2の絶縁膜)に接する部位が拡散防止膜(第1、第2拡散防止膜)によって覆われた金属配線を備えた強誘電体メモリを製造することができる。
よって、この強誘電体メモリは、金属配線と層間絶縁膜とが接触した際の水素の発生が防止され、強誘電体キャパシタを構成する強誘電体層への水素によるダメージが軽減され劣化が少なく、信頼性の高いものとなる。
以下に、本発明の強誘電体メモリの製造方法、及び強誘電体メモリの一実施形態について説明する。
はじめに、本発明の強誘電体メモリの一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る強誘電体メモリの概略構成を示す側断面図であり、図中符号1は強誘電体メモリである。この強誘電体メモリ1は、DRAMセルと同様に、蓄積容量に情報としての電荷をため込む構造を有したもので、強誘電体キャパシタ2と、この強誘電体キャパシタ2を動作させるための駆動トランジスタ(駆動素子部)3とを備えて構成されたもので、前記駆動トランジスタ3を基体4に形成したものである。
図1に示すように、前記強誘電体キャパシタ2は、上部電極10及び下部電極8からなる一対の電極間に強誘電体層9が挟持されてなるものである。
基体4は、シリコン基板5を備えて構成されたもので、シリコン基板5の表層部には、駆動トランジスタ3が形成されている。この駆動トランジスタ3としては、公知の構成が適用でき、例えば薄膜トランジスタ(TFT)、あるいはMOSFETを用いることができる。図示の例ではMOSFETを用いており、ソース領域SR、ドレイン領域DRとチャネル領域(図示せず)とが形成され、さらにチャネル領域上にはゲート絶縁膜を介してゲート電極3aが形成されている。
このような構成により、前記の駆動トランジスタ3は基体4に形成されたものとなっている。ここで、本実施形態に係る強誘電体メモリ1は、メモリセルが1つのトランジスタと1つの強誘電体キャパシタとを有する、いわゆる1T1Cセル方式と呼ばれるものである。そして、各メモリセルは、各強誘電体キャパシタ2に対応する駆動トランジスタ3は、シリコン基板5に形成された、図示されないLOCOSあるいはトレンチアイソレーションなどの素子分離領域によって分離されている。
また、この基体4には、駆動トランジスタ3を覆ってシリコン基板5上に第1層間絶縁膜6が形成されている。第1層間絶縁膜6は、酸化珪素(SiO)からなるもので、必要に応じてCMP(化学的機械的研磨処理)等によって平坦化されたものである。
そして、前記第1層間絶縁膜6が形成されてなる基体4の上には、前記したように強誘電体キャパシタ2が形成されている。
強誘電体キャパシタ2は、上述したように第1層間絶縁膜6上に形成された前記下部電極8と、この下部電極8上に形成された前記強誘電体層9と、強誘電体層9上に形成された前記上部電極10と、からなるスタック型ものである。下部電極8及び上部電極10は、白金(Pt)やイリジウム(Ir)、酸化イリジウム(IrO)等によって形成されており、強誘電体層9は、Pb(Zr、Ti)O(PZT)や(Pb、La)(Zr、Ti)O(PLZT)、さらに、これら材料にニオブ(Nb)等の金属が加えられたものなどによって形成されている。
ここで、前記下部電極8の底部には、前記第1層間絶縁膜6を貫通した状態に形成されたコンタクトホールが通じている。
具体的には、前記第1層間絶縁膜6には、複数の第1コンタクトホール11が形成されており、これら第1コンタクトホール11内には、タングステン(W)等からなる第1プラグ(第1導電部)12が埋設されている。ここで、第1コンタクトホール11は、前記駆動トランジスタ3のドレイン領域DRに連通するキャパシタ用コンタクトホール11aと、前記駆動トランジスタ3のソース領域SRに通じる下地用コンタクトホール11bとからなっている。
そして、このような構成によって下部電極8は、キャパシタ用コンタクトホール11a内に形成された第1プラグ12に接続されている。そして、前記第1プラグ12は前記駆動トランジスタ3におけるドレイン領域DRに接続されており、これによって強誘電体キャパシタ2を駆動トランジスタ3によって動作させるようになっている。
ここで、前記強誘電体キャパシタ2には、その上面(すなわち上部電極10)及び側面を覆って水素バリア膜7が設けられている。また、この水素バリア膜7は、前記強誘電体キャパシタ2に覆われることなく露出した前記第1層間絶縁膜6の表面を覆った状態となっている。
このような水素バリア膜7としては、水素バリア性を有した酸化物からなり、絶縁性の水素バリア材料を用いることができる。具体的には、この水素バリア材料としては、アルミニウム(Al)の酸化物、チタン(Ti)の酸化物等を採用することができ、本実施形態では、酸化アルミニウム(AlOx)を用いている。
また、水素バリア膜7はその厚さが20nm以上100nm以下程度に形成されている。20nm未満では水素バリア膜7の水素バリア効果が十分に得られなくなるおそれがあり、100nmを越えると、後述するコンタクトホール形成のためのエッチングの負荷が大きくなってしまうからである。
また、前記強誘電体キャパシタ2を覆うようにして、前記第1層間絶縁膜6上に前記第2層間絶縁膜14が設けられている。この第2層間絶縁膜14を構成する材料としては、前記第1層間絶縁膜6と同様に酸化珪素(SiO)を用いることができる。なお、上述したように、前記強誘電体キャパシタ2は水素バリア膜7によって覆われているので、例えば第2層間絶縁膜14を形成する際に水素が発生した場合でも、強誘電体層9の水素による劣化が防止されたものとなっている。
また、前記第2層間絶縁膜14には、複数の第2コンタクトホール17が形成されており、これら第2コンタクトホール17内には、タングステン(W)等からなる第2プラグ(第2導電部)20が埋設されている。ここで、第2コンタクトホール17は、前記強誘電体キャパシタ2における上部電極10に連通する第2キャパシタ用コンタクトホール17aと、前記駆動トランジスタ3のソース領域SRに通じる下地用コンタクトホール11bに連通する第2下地用コンタクトホール17bとからなっている。
第2プラグ20は、前記第2下地用コンタクトホール17bが下地用コンタクトホール11bに連通して形成されていることにより、この下地用コンタクトホール11b内に設けられた第1プラグ12に接続し導通したものとなっている。
また、前記第2キャパシタ用コンタクトホール17aは、前記水素バリア膜7を貫通した状態に設けられており、該水素バリア膜7は上部電極10と第2プラグ20との接続部分を除いて、前記強誘電体キャパシタ2を覆っている。
また、前記第2層間絶縁膜14上には、前記上部電極10に接続されている第2プラグ20を介して接続された金属配線33が形成されていて、この金属配線33により上部電極10への通電を行うようになっている。この金属配線としては、窒化チタン(TiN)、アルミ合金、窒化チタン(TiN)を順に積層したもの(以下, 「窒化チタン(TiN)、アルミ合金、窒化チタン(TiN)」を導電層ともいう)が用いられている。
そして、金属配線33を覆うようにして、前記第2層間絶縁膜14上に第3層間絶縁膜25が設けられている。
ところで、後述する導電層からなる金属配線33とSiOからなる層間絶縁膜14,25とが接触すると、前記層間絶縁膜14,25中に存在する水分が金属配線33側に拡散し、該金属配線33に含まれるアルミ(Al)合金に接触することで、化学反応(2Al + 3H0 → Al + 3H)が起こり、結果として水素(H)が発生する。すると、この水素によって強誘電体キャパシタ2の強誘電体層9が劣化し、強誘電体キャパシタ2の電気特性を低下させるおそれがある。
そこで、金属配線33は、層間絶縁膜14,25に接する部位が拡散防止膜30によって覆われた状態となっている。ここで、拡散防止膜30とは層間絶縁膜中に存在する水分が前記金属配線33中に拡散することを防止するための膜である。
前記拡散防止膜30は、層間絶縁膜を構成する酸化珪素(SiO)に比べ緻密な膜で構成されているため、層間絶縁膜(酸化珪素)中に存在している水分の拡散を防止することができる。なお、本実施形態に係る拡散防止膜30は第1拡散防止膜30aと第2拡散防止膜30bとから構成されている。
ここで、前記第1拡散防止膜30a、及び第2拡散防止膜30bは同一材料から構成されていて、アルミニウム(Al)の酸化物、チタン(Ti)の酸化物等からなっている。本実施形態では、前記第1水素バリア膜7と同様に酸化アルミニウム(AlOx)によって形成されている。すなわち、拡散防止膜30は前記水素バリア膜7と同一の材料から構成されていることから、上述した水分の拡散防止性とともに水素バリア性を備えたものとなっている。なお、前記第1拡散防止膜30a、及び第2拡散防止膜30bの膜厚は、20nm以上100nm以下程度に形成されている。20nm未満では水素バリア効果が十分に得られなくなるおそれがあり、100nmを越えると、後述するコンタクトホール形成時にエッチングの負荷が大きくなってしまうからである。
具体的には、前記金属配線33の下面側には前記第1拡散防止膜30aが形成されている。ここで、上述したように、金属配線33の下面側には前記第2プラグ20が接続されていることから、前記第2プラグ20との接続部分を除く部位が第1拡散防止膜30aにより覆われている。
また、前記金属配線33の上面、及び側面には前記第2拡散防止膜30bが形成されている。これにより、前記金属配線33の上面、及び側面と前記第3層間絶縁膜との間には、前記第2拡散防止膜30bが介在した状態となっている。この構成によれば、前記金属配線33が前記第2プラグ20との接続部分を除いた下面、上面、及び側面が前記拡散防止膜30によって覆われたものとなっているので、前記Alと層間絶縁膜中の水分(H0)とが接触することがなく、したがって水素の発生を防止し、上述した強誘電体キャパシタ2の電気特性が低下するといった不具合が防止されたものとなっている。
また、前記第3層間絶縁膜25には、前記第2下地用コンタクトホール17bに連通する第3コンタクトホール27が形成されている。そして、この第3コンタクトホール27内には、タングステン(W)等からなる第3プラグ40が埋設されている。なお、上述した第3コンタクトホール27aは第2拡散防止膜30bを貫通した状態に設けられていて、これにより前記第3プラグ40と前記第2プラグ20とが良好な接続を可能としている。よって、第3層間絶縁膜25の表面には、前記第1〜3プラグを介して前記ソース領域SRに導通する第2金属配線53が設けられたものとなっている。
また、前記第2層間絶縁膜14と前記第3層間絶縁膜25との間には、上述した水素バリア膜としての機能も備えた、拡散防止膜(第2拡散防止膜30b)30が設けられている。すなわち、前記金属配線33を覆って第2層間絶縁膜14上に前記第3層間絶縁膜25を設ける際に生じた水素による強誘電体キャパシタ2へのダメージを前記第2拡散防止膜30bによって防止することができる。
また、前記第2金属配線53は、前記金属配線33と同材料(窒化チタン(TiN)、アルミ合金、窒化チタン(TiN)から構成される導電層)からなるものであって、層間絶縁膜25に接する部位が拡散防止膜50によって覆われている。具体的に、前記拡散防止膜50は、前記第3層間絶縁膜25と接触している第2金属配線53の底面を覆う第3拡散防止膜50a、及び前記第2金属配線53の上面、及び側面を覆う第4拡散防止膜50bとから構成されている。なお、これら第3、4拡散防止膜50a,bは、前記第1、2拡散防止膜30a,bと同一材料から構成されていて、水素バリア性を備えている。なお、図示を省略しているが、前記第2金属配線53は、SiOからなる層間絶縁膜によってその表面が覆われたものとなっている。
よって、第2金属配線53においても、周辺を覆う層間絶縁膜と接触することがなく、該層間絶縁膜中に存在する水分とAlとによる化学反応が生じることがなく、したがって水素が発生しないので、水素による強誘電体層9の劣化が防止されたものとなる。
本実施形態に係る強誘電体メモリ1によれば、層間絶縁膜14,25に接する部位が拡散防止膜30,50によって覆われた金属配線33,35を備えているので、上述したようにAl(金属配線)とSiO(層間絶縁膜)とが直接接触するのが防止され、層間絶縁膜14,25中に存在している水分と金属配線を形成するAlとの化学反応による水素の発生を防止できる。
したがって、上記水素の発生を防止することで、強誘電体層9への水素によるダメージが軽減され、電気特性の劣化が少ない強誘電体キャパシタ2を備えた信頼性の高いものとなる。
また、上記拡散防止膜30が水素バリア性を備えた水素バリア膜としても機能するので、強誘電体メモリ1を製造する工程で生じる水素雰囲気(水素)に強誘電体キャパシタ2が曝されるのを防止することで、製造工程中ににおける電気特性の劣化が少ない強誘電体メモリ1となる。
(強誘電体メモリの製造方法)
次に、このような構成の強誘電体メモリ1の製造方法を基に、本発明の強誘電体メモリ1の製造方法の一実施形態を説明する。
まず、図2(a)に示すように、予め公知の手法によってシリコン基板5に駆動トランジスタ3を形成し、続いて該駆動トランジスタ3を覆って第1層間絶縁膜6としてSiOをCVD法等によって堆積する。この第1層間絶縁膜6の厚さについては、次工程で平坦化を行った際、強誘電体キャパシタ2が露出しないようにするため、1500nm程度とする。
ここで、前記第1層間絶縁膜6を化学機械研磨法などによって平坦化する。このように第1層間絶縁膜6を平坦化処理することにより、特に強誘電体キャパシタ2の直上の第1層間絶縁膜6を薄厚化することができ、したがって後述する強誘電体キャパシタ2に通じる第1コンタクトホール11の形成を容易にすることができる。また、平坦化処理を化学機械研磨法で行うので、工程が比較的容易になり、処理を安定化させることができる。
なお、強誘電体キャパシタ2の形成に先立ち、前記第1層間絶縁膜6を形成した後、これらをエッチングして図2(b)に示すように、第1コンタクトホール11を形成する。
具体的には、公知の手法によって第1層間絶縁膜6上にレジストパターン(図示せず)を形成し、さらにこのレジストパターンをマスクにしてRIE(反応性イオンエッチング)法や、ICP(誘導結合プラズマ)によるエッチング法、ECR(電子サイクロトロン共鳴)プラズマによるエッチング法などでエッチングすることにより、前記駆動トランジスタ3のドレイン領域DRに連通するキャパシタ用コンタクトホール11aと、前記駆動トランジスタ3のソース領域SRに通じる下地用コンタクトホール11bとを形成する。
そして、これら第1コンタクトホール11内に導電材料を埋め込む。この導電材料の成膜・埋め込みについては、まず、密着層としてチタン(Ti)及び窒化チタン(TiN)をスパッタ法等によって成膜し、続いてタングステン(W)を成膜することで行う。このようにして、前記第1コンタクトホール11内に導電材料を埋め込んで前記第1プラグ12を形成する。よって、図2(b)に示すように、駆動トランジスタ3のソース領域SR及びドレイン領域DRにそれぞれ第1プラグ12が設けられた基体4が形成される。
次に、前記第1プラグ12に積層するようにして、前記第1層間絶縁膜6上に前記強誘電体キャパシタ2を形成する。
具体的には、例えばゾルゲル材料やMOD材料を用いたスピンコート法やディッピング法、スパッタ法、MOCVD法、レーザアブレーション法を用いることで、前記下部電極8、前記強誘電体層9、及び前記上部電極10を構成材料を順に積層し、該積層体上にレジストパターンを形成して、該レジストパターンをマスクにしてRIE(反応性イオンエッチング)法や、ICP(誘導結合プラズマ)によるエッチング法を用いることで、図2(c)に示す強誘電体キャパシタ2を形成する。
続いて、図2(d)に示すように、前記強誘電体キャパシタ2の上面及び側面を覆うようにして、前記第1絶縁膜6上に水素バリア膜7を設ける。
具体的には、AlOx等からなる水素バリア膜7を例えばスパッタ、CVD法により形成する。このAlOxからなる水素バリア膜7の厚さについては前述したように20nm以上100nm以下程度に形成する。このとき、前記強誘電体キャパシタ2に覆われることなく露出した前記第1層間絶縁膜6の表面は前記水素バリア膜7によって覆われる。
このようにして水素バリア膜7を設けた後、前記強誘電体キャパシタ2を覆って第2層間絶縁膜14を形成する。具体的には、SiOをCVD法等によって堆積した後、前記層間絶縁膜14をCMP(化学的機械的研磨)処理によって平坦化している。これにより、前記第1層間絶縁膜6と前記第2層間絶縁膜14との間には、水素バリア膜7が介在した状態となる。
そして、公知の手法によって前記第2層間絶縁膜14上にレジストパターン(図示せず)を形成し、さらにこのレジストパターンをマスクにしてRIE(反応性イオンエッチング)法や、ICP(誘導結合プラズマ)によるエッチング法、ECR(電子サイクロトロン共鳴)プラズマによるエッチング法などで第2層間絶縁膜14と前記水素バリア膜7とを一括してエッチングして、所望の位置に第2コンタクトホール17を形成する。
具体的には、第2コンタクトホール形成工程では、前記強誘電体キャパシタ2における上部電極10に連通する第2キャパシタ用コンタクトホール17aと、前記駆動トランジスタ3のソース領域SRに導通する第1プラグ12に連通する下地用コンタクトホール17bとを形成している。
そして、これら第2コンタクトホール17内に密着層としてチタン(Ti)及び窒化チタン(TiN)をスパッタ法等によって成膜し、続いてタングステン(W)を成膜して、図2(e)に示す第2プラグ20を形成する。よって、前記駆動トランジスタ3のソース領域SRには、第1プラグ12とこれに導通する第2プラグ20とからなる二段プラグが形成される。
続いて、前記第2絶縁膜14上に第1拡散防止膜30aを設ける。
具体的には、図3(a)に示すようにAlOx等からなる第1拡散防止膜30aを、例えばスパッタ、CVD法により形成する。このAlOxからなる第1拡散防止膜30aの厚さについては、前述したように20nm以上100nm以下程度に形成する。
その後、前記第1拡散防止膜30aを公知の方法を用いてエッチングにより、前記駆動トランジスタ3のドレイン領域DRに接続する第1プラグ12の直上の部位を除去する。
次に、図3(b)に示すように、前記第1プラグ12上に積層するようにして、前記金属配線33として、窒化チタン(TiN)、アルミ合金、窒化チタン(TiN)(「窒化チタン(TiN)、アルミ合金、窒化チタン(TiN)」を導電層ともいう)を順に第1拡散防止膜30a上に設ける。
このような成膜方法としては、例えば、スパッタ法、MOCVD法を挙げることができる。このとき、前記導電層33Aは、上述した水素バリア膜7が除去されている部分において、前記第1プラグ12に導通した状態となっている。
次いで、前記導電層33Aをエッチングによってパターニングすることにより、図3(c)に示すように、前記金属配線33を形成する。具体的には、導電層33A上にレジストパターン(図示せず)を形成し、さらにこのレジストパターンをマスクにしてRIE(反応性イオンエッチング)法や、ICP(誘導結合プラズマ)によるエッチング法を用いることで前記金属配線33を形成している。
本実施形態では、少なくとも第2層間絶縁膜14に到達するまで導電層33Aをエッチングすることにより、前記金属配線33を形成している。すなわち、前記第2層間絶縁膜14までオーバーエッチングすることで前記金属配線33を形成している。このとき、前記金属配線33は、前記第1プラグ12上を除く部位が前記第1拡散防止膜30aにより覆われたものとなる。本実施形態では、前記金属配線33が設けられていない第2層間絶縁膜14の面は、上述したオーバーエッチングによって段差が生じている。
このとき、金属配線33に覆われていない第2層間絶縁膜14上に設けられた第1拡散防止膜30aは除去されてしまうが、後の工程で第2拡散防止膜30bにより再び覆われることから問題はない。このように、金属配線33をエッチングする際のオーバーエッチを許容することで、エッチング量のマージンを大きくすることが可能となり、安定性の高いエッチング工程となる。
続いて、図4に示すように、前記金属配線33の上面及び側面を覆うようにして、前記第1層間絶縁膜6上に第2拡散防止膜30bを設ける。
具体的には、前記第1拡散防止膜30aと同様にAlOxを例えばスパッタ、CVD法により成膜することにより前記第2拡散防止膜30bを形成する。この第2拡散防止膜30bの厚さについては、前述したように20nm以上100nm以下程度に形成する。
この工程により、前記金属配線30に覆われることなく露出した前記第2層間絶縁膜14の表面は前記第2拡散防止膜30bによって覆われたものとなる。なお、上述したように、オーバーエッチングによって段差をなす第2層間絶縁膜14の面をそれぞれ連続させる側面部14aが前記第2拡散防止膜30bによって覆われたものとなる。
このようにして第2拡散防止膜30bを設けた後、図5に示すように、前記金属配線33を覆って第3層間絶縁膜25を形成する。具体的には、SiOをCVD法等によって堆積している。これにより、前記第3層間絶縁膜25と前記第2層間絶縁膜14との間、又は前記第3層間絶縁膜6と前記金属配線33との間には、前記拡散防止膜(第1拡散防止膜30a、第2拡散防止膜30b)30が設けられたものとなる。
そして、公知の手法によって前記第3層間絶縁膜25上にレジストパターン(図示せず)を形成し、さらにこのレジストパターンをマスクにして上述したエッチングを行うことで第3層間絶縁膜25と前記第2拡散防止膜30bとを一括してエッチングして、所望の位置に第3コンタクトホール27を形成し、該第3コンタクトホール27内に導電材料を埋め込むことにより、前記第2プラグ20に電気的に接続される第3プラグ40を形成する。よって、第1〜3プラグ12,20,40を介して前記駆動トランジスタ3のソース領域SRに電気的に導通可能となる。
続いて、上記金属配線33及び該金属配線33を覆う拡散防止膜30を形成した工程と同様にして、前記第3プラグ40との接続部を露出させるように、図1に示した第3拡散防止膜55aを形成し、該第3拡散防止膜55a上に第2金属配線53を形成し、そして該第2金属配線53を覆って第4拡散防止膜50bを形成する。そして、この第2金属配線53を層間絶縁膜により覆うことにより、本発明の強誘電体メモリ1を備えた装置が完成される。
このような強誘電体メモリ1の製造方法によれば、第1拡散防止膜30a上に設けられた金属配線の導電層33Aをエッチングしているので、第2プラグ導電部上を除く部位が前記第1拡散防止膜によって覆われてなる金属配線が形成される。また、前記金属配線の上面及び側面が第2拡散防止膜を設けた後、前記金属配線を第2絶縁膜で覆っているので、上述したような層間絶縁膜(第1、第2の絶縁膜)に接する部位が拡散防止膜(第1、第2拡散防止膜)によって覆われた金属配線を備えた強誘電体メモリを製造することができる。
よって、この強誘電体メモリは、金属配線と層間絶縁膜とが接触した際の水素の発生が防止され、強誘電体キャパシタを構成する強誘電体層への水素によるダメージが軽減され劣化が少なく、信頼性の高いものとなる。
このような強誘電体メモリ1は、携帯電話、パーソナルコンピュータ、液晶装置、電子手帳、ページャ、POS端末、ICカード、ミニディスクプレーヤ、液晶プロジェクタ、およびエンジニアリング・ワークステーション(EWS)、ワードプロセッサ、テレビ、ビューファイダ型またはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、電子卓上計算機、カーナビゲーション装置、タッチパネルを備えた装置、時計、ゲーム機器、電気泳動装置など、様々な電子機器に適用することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、1T1C方式の強誘電体メモリについて説明したが、本発明は2T2C方式の強誘電体メモリについても適用可能である。
強誘電体メモリの概略構成を示す側断面図である。 (a)〜(e)は、強誘電体メモリの製造工程を説明する図である。 (a)〜(c)は、図2に続く製造工程を説明する図である。 図3に続く強誘電体メモリの製造工程を説明する図である。 図4に続く強誘電体メモリの製造工程を説明する図である。
符号の説明
1…強誘電体メモリ、2…強誘電体キャパシタ、6…第1絶縁膜、8…下部電極、9…強誘電体層、10…上部電極、11…第1コンタクトホール(コンタクトホール)、13…第2水素バリア膜、14…第2層間絶縁膜(層間絶縁膜)、17…第2コンタクトホール、20…第2プラグ(導電部)、25…第3層間絶縁膜(層間絶縁膜)、30…拡散防止膜、33…導電層、50…拡散防止膜

Claims (5)

  1. 下部電極及び上部電極とこれら一対の電極間に挟持された強誘電体層とからなる強誘電体キャパシタと、層間絶縁膜中に設けられる金属配線とを備えた強誘電体メモリにおいて、
    前記金属配線は、前記層間絶縁膜に接する部位が拡散防止膜によって覆われていることを特徴とする強誘電体メモリ。
  2. 前記拡散防止膜は、水素バリア性を有する水素バリア膜としての機能も備えていることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ。
  3. 前記層間絶縁膜が上下に積層された2つの層間絶縁膜から構成され、前記金属配線がこれら2つの層間絶縁膜内に設けられ、前記強誘電体キャパシタが下層の層間絶縁膜中に設けられている場合、各層間絶縁膜の間には前記拡散防止膜が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の強誘電体メモリ。
  4. 前記金属配線は、前記強誘電体キャパシタの上部電極に電気的に接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の強誘電体メモリ。
  5. 下部電極及び上部電極とこれら一対の電極間に挟持された強誘電体層とからなる強誘電体キャパシタと、層間絶縁膜中に設けられる金属配線とを備えた強誘電体メモリの製造方法において、
    前記強誘電体キャパシタを第1絶縁膜により覆い、該第1絶縁膜に前記強誘電体キャパシタの上部電極を露出させるコンタクトホールを形成し、該コンタクトホール内に前記上部電極に電気的に接続する導電部を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜上に、前記導電部を露出させる第1拡散防止膜を設ける工程と、
    前記第1導電部上に積層するようにして前記金属配線となる導電層を前記第1拡散防止膜上に設け、該導電層をエッチングし前記金属配線を形成する工程と、
    該金属配線の上面及び側面を覆うようにして第2拡散防止膜を設ける工程と、
    該第2拡散防止膜を設けた後、前記金属配線を覆って第2絶縁膜を設ける工程と、を備えたことを特徴とする強誘電体メモリの製造方法。





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