JP2007161122A - 自動車の窓シール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】仕切バーにより仕切られた窓開口の第1、第2開口の各開口縁に対する各シール体の組付作業が容易にできるようにする。
【解決手段】窓開口15を第1、第2開口21,22に仕切る仕切バー23と、第1、第2開口21,22の開口縁に取り付けられる第1、第2シール体35,36と、これら第1、第2シール体35,36の各上面に突設される第1、第2シールリップ39,40とを備える。第1シールリップ39から延出させた延出リップ42を仕切バー23と第2シールリップ40とのそれぞれ車外側OUTの近傍に位置させる。第1開口21の開口縁に対する第1シール体35の組み付け時に、第1開口21側から第2開口22側に向かって第1シール体35と共に移動する延出リップ42を、仕切バー23と第2シールリップ40との車外側OUTに向けて案内する案内体44を設ける。組み付け完了時、延出リップ42は案内体44に接合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、窓開口を第1、第2開口に仕切る仕切バーを設け、上記第1、第2開口の開口縁に第1、第2シール体を取り付けた自動車の窓に関し、より詳しくは、上記仕切バーの上端部付近における上記第1、第2シール体の間をシールするようにした自動車の窓シール構造に関するものである。
上記自動車の窓シール構造には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、上記窓は、車体を構成するドアに適用されている。この窓は、ドアに形成された窓開口の上、下開口縁部に架設されてこの窓開口を第1、第2開口に仕切る仕切バーと、上記第1、第2開口に嵌入される第1、第2ガラスと、上記第1、第2開口の開口縁に取り付けられ、これら各開口縁と上記第1、第2ガラスの外縁部との間をそれぞれシールする第1、第2シール体と、これら第1、第2シール体の各上面からそれぞれ上方に向けて突設される第1、第2シールリップとを備えている。
上記第1、第2シール体の互いの対向部分からそれぞれ互いに逆方向に延出する延出リップが設けられている。また、上記仕切バーの上端縁に切り欠きが形成され、この切り欠き内で上記両延出リップが車体の幅方向で互いに重ね合わされている。これにより、上記第1、第2シールリップの間を通って車外側から車内側に雨水が浸入するということは、上記両延出リップによって防止され、所望のシール性能が得られるようになっている。
特開平10−157459号公報
ところで、上記従来の技術において、上記第1、第2開口の開口縁に対し上記第1、第2シール体を組み付ける組付作業をするときには、上記切り欠き内で上記両延出リップを重ね合わせることが必要とされる。ここで、これら延出リップは、一般に、上記窓開口の開口縁部(ドアサッシ)に圧接するときの追従性を考慮し、厚みを薄くすることなどにより変形し易いものとされている。
このため、上記組付作業において、上記各延出リップを互いに重ね合わせようとして、これら各延出リップを上記切り欠き内に嵌入させようとするとき、上記延出リップの延出端が少しでも上記切り欠きの開口縁に当接したとすると、上記延出リップが容易に屈曲しがちとなる。よって、上記切り欠きへの延出リップの嵌入作業が煩雑になって、上記両延出リップを上記切り欠き内で互いに所望状態に重ね合わせる作業が煩雑になるおそれがある。
即ち、仕切バーにより仕切られた窓開口の第1、第2開口の各開口縁に対し上記第1、第2シール体を組み付けて、所望のシール性能を得ようとする場合において、上記した各開口縁に対する各シール体の組付作業は極めて煩雑になるおそれがある。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、仕切バーにより仕切られた窓開口における第1、第2開口の各開口縁に対し、第1、第2シール体を組み付けて、所望のシール性能を得ようとする場合において、上記した各開口縁に対する各シール体の組付作業が容易にできるようにすることである。
請求項1の発明は、車体1に形成された窓開口15の上、下開口縁部に架設されてこの窓開口15を第1、第2開口21,22に仕切る仕切バー23と、上記第1、第2開口21,22の開口縁に取り付けられる第1、第2シール体35,36と、これら第1、第2シール体35,36の各上面からそれぞれ上方に向けて突設される第1、第2シールリップ39,40とを備えた自動車の窓シール構造において、
上記第1シールリップ39の上記第2開口22側の端部を延出させて延出リップ42を形成し、この延出リップ42を上記仕切バー23と第2シールリップ40とのそれぞれ車外側OUTの近傍に位置させ、
上記第1開口21の開口縁に対する第1シール体35の組み付け時に、上記第1開口21側から第2開口22側に向かって上記第1シール体35と共に移動する上記延出リップ42を、上記仕切バー23と第2シールリップ40とのそれぞれ車外側OUTに向けて案内する案内体44を設け、上記組み付け完了時に、上記延出リップ42が上記案内体44に接合するようにしたものである。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車体に形成された窓開口の上、下開口縁部に架設されてこの窓開口を第1、第2開口に仕切る仕切バーと、上記第1、第2開口の開口縁に取り付けられる第1、第2シール体と、これら第1、第2シール体の各上面からそれぞれ上方に向けて突設される第1、第2シールリップとを備えた自動車の窓シール構造において、
上記第1シールリップの上記第2開口側の端部を延出させて延出リップを形成し、この延出リップを上記仕切バーと第2シールリップとのそれぞれ車外側の近傍に位置させている。
このため、上記第1、第2シールリップの間を通って、車外側から車内側に雨水が浸入するということは、上記延出リップによって防止され、所望のシール性能が得られる。
また、上記第1開口の開口縁に対する第1シール体の組み付け時に、上記第1開口側から第2開口側に向かって上記第1シール体と共に移動する上記延出リップを、上記仕切バーと第2シールリップとのそれぞれ車外側に向けて案内する案内体を設け、上記組み付け完了時に、上記延出リップが上記案内体に接合するようにしている。
このため、上記仕切バーにより仕切られた窓開口における第1、第2開口の各開口縁に対し第1、第2シール体を組み付けて、上記した所望のシール性能を得ようとする場合には、まず、上記第2開口の開口縁に上記第2シール体を組み付ける。この第2シール体の組付作業では、上記第1シール体と係わり合うことなく、上記窓開口の前部を作業空間として用いることができ、よって、上記第2シール体の組付作業が容易にできる。
次に、上記第1シール体の組付作業をするが、この際、この第1シール体を第1開口側から第2開口側に向かって移動させ、上記第1シール体と共に移動する延出リップを上記案内体に案内させる。すると、上記延出リップは、上記仕切バーと第2シールリップとのそれぞれ車外側に自動的に容易に位置決めされ、前記した所望のシール性能が得られる。
即ち、上記仕切バーにより仕切られた窓開口における第1、第2開口の各開口縁に対し、第1、第2シール体を組み付けて、所望のシール性能を得ようとする場合において、上記した各開口縁に対する各シール体の組付作業が容易にできることとなる。
本発明の自動車の窓シール構造に関し、仕切バーにより仕切られた窓開口における第1、第2開口の各開口縁に対し、第1、第2シール体を組み付けて、所望のシール性能を得ようとする場合において、上記した各開口縁に対する各シール体の組付作業が容易にできるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、自動車の窓は、車体に形成された窓開口の上、下開口縁部に架設されてこの窓開口を第1、第2開口に仕切る仕切バーと、上記第1、第2開口に嵌入される第1、第2ガラスと、上記第1、第2開口の開口縁に取り付けられ、これら各開口縁と上記第1、第2ガラスの外縁部との間をそれぞれシールする第1、第2シール体と、これら第1、第2シール体の各上面からそれぞれ上方に向けて突設される第1、第2シールリップとを備えている。
上記第1シールリップの上記第2開口側の端部を延出させて延出リップが形成され、この延出リップが上記仕切バーと第2シールリップとのそれぞれ車外側の近傍に位置させられている。上記第1開口の開口縁に対する第1シール体の組み付け時に、上記第1開口側から第2開口側に向かって上記第1シール体と共に移動する上記延出リップを、上記仕切バーと第2シールリップとのそれぞれ車外側に向けて案内する案内体が設けられている。上記組み付け完了時には、上記延出リップは上記案内体に接合させられる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は、自動車の車体で、この車体1の一部はドア2で構成され、このドア2は右側のサイドドアである。また、矢印Frは、この自動車の進行方向の前方を示している。
上記ドア2は、このドア2の下部を構成するドア本体3と、上部を構成してこのドア本体3に支持されるドア窓4とを備えている。上記ドア本体3は、車体1の幅方向でわずかの空間6をあけて互いに対面する板金製のアウタ、インナパネル7,8を備えている。これら両パネル7,8の前、後、下縁同士がそれぞれ互いに結合され、これら両パネル7,8の各上縁間には車体1の長手方向(前後方向)に延びるスリット9が形成されている。
上記窓4は、上記ドア本体3の上縁部から上方に突出するサッシ11を有している。このサッシ11は、上記ドア本体3の上縁部の前、後端から上方に突出する前、後サッシ部材12,13と、これら前、後サッシ部材12,13の各上縁部に架設されてほぼ水平に延びる上サッシ部材14とを備えている。これら各サッシ部材12−14は互いに一体的に形成され、これら各サッシ部材12−14で囲まれた空間が窓開口15とされている。
上記各サッシ部材12−14は、それぞれ車体1の幅方向で互いに対面する板金製のアウタ、インナパネル17,18を備え、これら両パネル17,18の各外縁部同士が互いに結合され、各内縁部の間には、これら各部材12−14の長手方向に沿って延びるサッシ溝19が形成されている。
上記窓開口15の上、下開口縁部である上サッシ部材14とドア本体3の上縁部とに架設されて、この窓開口15を第1、第2開口21,22に仕切る仕切バー23が設けられている。この仕切バー23は縦方向に延び、その上、下端部は、それぞれ上記上サッシ部材14とドア本体3の上縁部とのそれぞれ長手方向の中途部に連結具24により連結されている。
上記仕切バー23は、この仕切バー23の下部側を構成する板金製の仕切バー本体26と、この仕切バー本体26の上端部に締結具27により取り付けられて上方に延出し、その延出端が上記連結具24により上記上サッシ部材14に連結される金属製のバーブラケット28とを備えている。上記仕切バー本体26の上記第1開口21に対向する面には、その長手方向に沿って延びる第1溝29が形成され、この第1溝29は、上記第1開口21の上下方向の全体に対向するよう形成されている。また、上記仕切バー本体26の上記第2開口22に対向する面には、その長手方向に沿って延びる第2溝30が形成され、この第2溝30は、上記第2開口22の上下方向の全体に対向するよう形成されている。
上記第1、第2開口21,22を閉じるようこれら第1、第2開口21,22に嵌入される第1、第2ガラス33,34と、上記第1、第2開口21,22の開口縁に取り付けられ、これら各開口縁と上記第1、第2ガラス33,34の外縁部との間をそれぞれシールする第1、第2シール体35,36とが設けられている。
具体的には、上記第1ガラス33の各外縁部は、上記ドア本体3のスリット9と、上記前サッシ部材12および上サッシ部材14の各サッシ溝19と、仕切バー23の第1溝29とに嵌入されている。また、上記第1シール体35は、その長手方向の各断面における一部分が上記各サッシ溝19および第1溝29に嵌入されて、上記前サッシ部材12、上サッシ部材14、および仕切バー23に取り付けられる。また、上記第1シール体35は、上記第1ガラス33の外縁部を内嵌させて、これら第1ガラス33を支持している。そして、上記第1ガラス33は、上記第1シール体35に対し上下に摺動可能とされている。つまり、上記第1ガラス33は上記第1開口21を開閉可能とする可動式とされ、上記第1シール体35は、上記第1ガラス33の摺動を許容するゴム製のガラスランとされている。
一方、上記第2ガラス34の各外縁部は、上記後サッシ部材13および上サッシ部材14の各サッシ溝19と、仕切バー23の第2溝30と、上記ドア本体3の上縁部に取り付けられた固定サッシ37のサッシ溝38とに嵌入されている。また、上記第2シール体36は全体として矩形の枠形状とされている。そして、この第2シール体36は、その長手方向の各断面における一部分が上記各サッシ溝19、第2溝30、および固定サッシ37のサッシ溝38に嵌入されて、上記後サッシ部材13、上サッシ部材14、仕切バー23、および固定サッシ37に取り付けられる。また、上記第2シール体36は、上記第2ガラス34の外縁部を内嵌させて、この第2ガラス34を支持している。つまり、上記第2ガラス34は上記第2開口22を閉じた状態に固定する固定式とされ、上記第2シール体36は、上記第2開口22の開口縁に上記第2ガラス34を固定するゴム製のウェザーストリップとされている。
上記第1、第2シール体35,36の各上面からそれぞれ上方に向けて一体的に突設される第1、第2シールリップ39,40が設けられている。上記第1シールリップ39は、上記第1シール体35の上記第2開口22側の端部(後端部)上面に突設されている。一方、上記第2シールリップ40は、上記第2シール体36の上面の車体1の長手方向におけるほぼ全体にわたり突設されている。上記第2シールリップ40の突出端縁の長手方向の各部は、上記上サッシ部材14の天井内面に圧接するよう接合させられている。上記第1、第2シールリップ39,40は、上記上サッシ部材14内で、車外側OUTの雨水が上記第1、第2シール体35,36の上縁部を越えて車内側INに浸入しようとすることを防止する。
上記第1シールリップ39の上記第2開口22側の端部(後端部)がこの第2開口22側(後方)に延出させられて延出リップ42が形成されている。この延出リップ42は、上記仕切バー23の上端部であるバーブラケット28と上記第2シールリップ40の上記第1開口21側の端部(前端部)とのそれぞれ車外側OUTの近傍に位置させられている。この場合、上記延出リップ42は、上記バーブラケット28の車外側OUTの面とはわずかに離反しているが、上記第2シールリップ40の車外側OUTの面には接合させられている。
上記第1開口21の開口縁に対する第1シール体35の組み付け時に、図1,4,5中一点鎖線で示すように、上記第1開口21側から第2開口22側に向かって(後方に向かって)上記第1シール体35と共に上記延出リップ42を移動させたとする。この場合において、この延出リップ42を、上記仕切バー23の上端部と第2シールリップ40の上記第1開口21側の端部とのそれぞれ車外側OUTに向けて案内する案内体44が上記仕切バー23の上端部に取り付けられている。
上記案内体44はスポンジ製で、車体1の平面視(図1)で直角三角形状の柱形状とされている。上記案内体44における斜面が、上記のように移動する延出リップ42を摺接させて車外側OUTに案内する案内面45とされている。具体的には、この案内面45は、上記第1開口21側から第2開口22側に向かうに従い(後方に向かうに従い)車外側OUTに向かうよう直線的に傾斜している。
上記組み付け完了時には、図1に示すように、上記延出リップ42は、上記案内体44の三角形状における頂部に線接合させられている。
予め組み付けられた上記ドア2のドア本体3、窓4のサッシ11、および固定サッシ37に対し、上記仕切バー23、第1、第2ガラス33,34、第1、第2シール体35,36、第1、第2シールリップ39,40、延出リップ42、および案内体44を組み付けるときの組付作業につき説明する。
まず、上記後サッシ部材13、上サッシ部材14の後部、および固定サッシ37に対し、上記第2ガラス34と第2シール体36とを組み付ける。次に、上記上サッシ部材14とドア本体3の上縁部とに対し、上記案内体44が取り付けられた仕切バー23を架設し、この仕切バー23の上、下端部を上記上サッシ部材14とドア本体3の上縁部とにそれぞれ連結具24により連結する。すると、上記第1開口21と第2開口22とが形成され、上記仕切バー23、第2ガラス34、第2シール体36、第2シールリップ40、および案内体44の組み付けが完了する。
次に、上記第1ガラス33を上記ドア本体3の空間6内に嵌入して、上記ドア本体3の空間6に設けられた不図示のレールに組み付ける。次に、上記第1開口21の開口縁に上記第1シール体35を組み付ける。この際、まず、上記案内体44の前方に延出リップ42が位置するよう上記第1シール体35の後上部を位置させる。
次に、図1,4,5中一点鎖線で示すように、上記第1シール体35と共に延出リップ42を後方移動させる。すると、上記延出リップ42は案内体44の案内面45に案内されて、上記仕切バー23の上端部と第2シールリップ40の上記第1開口21側の端部とのそれぞれ車外側OUTに向けて案内される。
そして、上記状態で、上記前サッシ部材12、上サッシ部材14の前部、および仕切バー23に対し第1シール体35を組み付ける。次に、上記第1ガラス33を上昇させて、上記第1シール体35に上下に摺動可能となるよう嵌入させる。すると、上記第1ガラス33、第1シール体35、第1シールリップ39、および延出リップ42の組み付けが完了し、つまり、上記組付作業が完了する。
上記構成によれば、第1シールリップ39の上記第2開口22側の端部を延出させて延出リップ42を形成し、この延出リップ42を上記仕切バー23と第2シールリップ40とのそれぞれ車外側OUTの近傍に位置させている。
このため、上記第1、第2シールリップ39,40の間を通って、車外側OUTから車内側INに雨水が浸入するということは、上記延出リップ42によって防止され、所望のシール性能が得られる。
また、上記第1開口21の開口縁に対する第1シール体35の組み付け時に、上記第1開口21側から第2開口22側に向かって上記第1シール体35と共に移動する上記延出リップ42を、上記仕切バー23と第2シールリップ40とのそれぞれ車外側OUTに向けて案内する案内体44を設け、上記組み付け完了時に、上記延出リップ42が上記案内体44に接合するようにしている。
このため、上記仕切バー23により仕切られた窓開口15における第1、第2開口21,22の各開口縁に対し第1、第2シール体35,36を組み付けて、上記した所望のシール性能を得ようとする場合には、まず、上記第2開口22の開口縁に上記第1ガラス33と第2シール体36とを組み付ける。この第2シール体36の組付作業では、上記第1ガラス33や第1シール体35と係わり合うことなく、上記窓開口15の前部を作業空間として用いることができ、よって、上記第2シール体36の組付作業が容易にできる。
次に、上記第1シール体35の組付作業をするが、この際、この第1シール体35を第1開口21側から第2開口22側に向かって移動させ、上記第1シール体35と共に移動する延出リップ42を上記案内体44に案内させる。すると、上記延出リップ42は、上記仕切バー23と第2シールリップ40とのそれぞれ車外側OUTに自動的に容易に位置決めされ、前記した所望のシール性能が得られる。
即ち、上記仕切バー23により仕切られた窓開口15における第1、第2開口21,22の各開口縁に対し、第1、第2シール体35,36を組み付けて、所望のシール性能を得ようとする場合において、上記した各開口縁に対する各シール体35,36の組付作業が容易にできることとなる。
なお、以上は図示の例によるが、上記第1ガラス33を固定式とし、第2ガラス34を可動式にしてもよい。また、上記第1シールリップ39は上記第1シール体35の上面の長手方向におけるほぼ全体にわたり形成してもよい。また、上記案内体44は、上記仕切バー23の一部を屈曲させるなどして、この仕切バー23に一体的に形成してもよい。
図3のI−I線矢視部分破断図である。 ドアを車内側から見た側面図である。 図2の部分拡大部分破断図である。 図3で示したものの部分斜視図である。 図2のV−V線矢視断面図である。 図2のVI−VI線矢視断面図である。 図2のVII−VII線矢視断面図である。
符号の説明
1 車体
2 ドア
3 ドア本体
4 窓
11 サッシ
15 窓開口
21 第1開口
22 第2開口
23 仕切バー
33 第1ガラス
34 第2ガラス
35 第1シール体
36 第2シール体
39 第1シールリップ
40 第2シールリップ
42 延出リップ
44 案内体
45 案内面
OUT 車外側
IN 車内側

Claims (1)

  1. 車体に形成された窓開口の上、下開口縁部に架設されてこの窓開口を第1、第2開口に仕切る仕切バーと、上記第1、第2開口の開口縁に取り付けられる第1、第2シール体と、これら第1、第2シール体の各上面からそれぞれ上方に向けて突設される第1、第2シールリップとを備えた自動車の窓シール構造において、
    上記第1シールリップの上記第2開口側の端部を延出させて延出リップを形成し、この延出リップを上記仕切バーと第2シールリップとのそれぞれ車外側の近傍に位置させ、
    上記第1開口の開口縁に対する第1シール体の組み付け時に、上記第1開口側から第2開口側に向かって上記第1シール体と共に移動する上記延出リップを、上記仕切バーと第2シールリップとのそれぞれ車外側に向けて案内する案内体を設け、上記組み付け完了時に、上記延出リップが上記案内体に接合するようにしたことを特徴とする自動車の窓シール構造。
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