JP2002274175A - 自動車ドア用ガラスインナウエザストリップ - Google Patents
自動車ドア用ガラスインナウエザストリップInfo
- Publication number
- JP2002274175A JP2002274175A JP2001073595A JP2001073595A JP2002274175A JP 2002274175 A JP2002274175 A JP 2002274175A JP 2001073595 A JP2001073595 A JP 2001073595A JP 2001073595 A JP2001073595 A JP 2001073595A JP 2002274175 A JP2002274175 A JP 2002274175A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door trim
- edge
- door
- weather strip
- upper edge
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
- B60J10/75—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for sealing the lower part of the panes
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のガラスインナウエザストリップとド
アトリムとの間の組付け作業性および組付け安定性を向
上させること。 【解決手段】 ドアインナパネル4の上縁に取付けられ
るガラスインナウエザストリップであって、上端に車内
方向に開口する断面ほぼコ字形で、その中にドアトリム
6の上縁部61を嵌合せしめる嵌合部3を有するガラス
インナウエザストリップWにおいて、嵌合部3の受け部
32には、嵌合部内奥側に突起部34を形成するととも
に開口端縁に支持リップ35を形成し、かつ両者の中間
に突起部34方向へ上昇する傾斜ガイド面36を形成
し、ガイド面36に沿ってドアトリム6を嵌合部3に嵌
入せしめ、ドアトリム6の上縁部61を、下側の突起部
34および支持リップ35と上側のカバー部31の開口
端縁とで挟み付ける構造とした。
アトリムとの間の組付け作業性および組付け安定性を向
上させること。 【解決手段】 ドアインナパネル4の上縁に取付けられ
るガラスインナウエザストリップであって、上端に車内
方向に開口する断面ほぼコ字形で、その中にドアトリム
6の上縁部61を嵌合せしめる嵌合部3を有するガラス
インナウエザストリップWにおいて、嵌合部3の受け部
32には、嵌合部内奥側に突起部34を形成するととも
に開口端縁に支持リップ35を形成し、かつ両者の中間
に突起部34方向へ上昇する傾斜ガイド面36を形成
し、ガイド面36に沿ってドアトリム6を嵌合部3に嵌
入せしめ、ドアトリム6の上縁部61を、下側の突起部
34および支持リップ35と上側のカバー部31の開口
端縁とで挟み付ける構造とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ドアのイン
ナパネルの上縁に沿って取付けられ、該上縁とドアガラ
ス内面との間の隙間をシールするガラスインナウエザス
トリップに関するものである。
ナパネルの上縁に沿って取付けられ、該上縁とドアガラ
ス内面との間の隙間をシールするガラスインナウエザス
トリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車ドアのウエストラインに沿うドア
インナパネルの上縁およびドアアウタパネルの上縁には
それぞれ、ガラスインナウエザストリップおよびガラス
アウタウエザストリップが取付けられ、ガラスインナウ
エザストリップの車外側の側面から伸出するシールリッ
プと、ガラスアウタウエザストリップの車内側の側面か
ら伸出するシールリップとで、ドアガラスを両面から挟
むようになっている。
インナパネルの上縁およびドアアウタパネルの上縁には
それぞれ、ガラスインナウエザストリップおよびガラス
アウタウエザストリップが取付けられ、ガラスインナウ
エザストリップの車外側の側面から伸出するシールリッ
プと、ガラスアウタウエザストリップの車内側の側面か
ら伸出するシールリップとで、ドアガラスを両面から挟
むようになっている。
【0003】これらウエザストリップのうちガラスイン
ナウエザストリップとしては、ドアインナパネルの上縁
に取付けられる基部の上端に、基部と一体で、車内側に
向けて開口する断面ほぼコ字形の嵌合部を設け、この嵌
合部内にドアの内面を被覆するドアトリムの上縁部を嵌
合せしめる構造としたものがある。
ナウエザストリップとしては、ドアインナパネルの上縁
に取付けられる基部の上端に、基部と一体で、車内側に
向けて開口する断面ほぼコ字形の嵌合部を設け、この嵌
合部内にドアの内面を被覆するドアトリムの上縁部を嵌
合せしめる構造としたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のガラスインナ
ウエザストリップで、その嵌合部に断面コ字形の金属イ
ンサートを埋設してドアトリムとの嵌合力を強化したも
のがあるが(例えば特開平7−40228号)、嵌合力
が強化される反面、嵌合部へのドアトリムの挿入に大き
な力を要して組付作業性に問題がある。また嵌合部にイ
ンサートを埋設したガラスインナウエザストリップの押
出成形は作業が面倒で生産性にも問題がある。一方、嵌
合部にインサートが埋設されていないガラスインナウエ
ザストリップでは(例えば特開平11−57591
号)、嵌合部のドアトリム嵌合面に抜け止めの凹凸を形
成したとしても、ドアトリムとの嵌合力が弱く、ドアト
リムの上端部に肘を掛けたりするとドアトリムがぐらつ
き、また車両走行時に嵌合部で異音が出る等の問題があ
る。
ウエザストリップで、その嵌合部に断面コ字形の金属イ
ンサートを埋設してドアトリムとの嵌合力を強化したも
のがあるが(例えば特開平7−40228号)、嵌合力
が強化される反面、嵌合部へのドアトリムの挿入に大き
な力を要して組付作業性に問題がある。また嵌合部にイ
ンサートを埋設したガラスインナウエザストリップの押
出成形は作業が面倒で生産性にも問題がある。一方、嵌
合部にインサートが埋設されていないガラスインナウエ
ザストリップでは(例えば特開平11−57591
号)、嵌合部のドアトリム嵌合面に抜け止めの凹凸を形
成したとしても、ドアトリムとの嵌合力が弱く、ドアト
リムの上端部に肘を掛けたりするとドアトリムがぐらつ
き、また車両走行時に嵌合部で異音が出る等の問題があ
る。
【0005】本発明はかかる実情に鑑み、嵌合部にイン
サートを埋設せず、ドアトリムへの組付作業が容易で、
かつ組付状態が安定でドアトリムのぐらつきや異音の発
生がないガラスインナウエザストリップを提供すること
を課題としてなされたものである。
サートを埋設せず、ドアトリムへの組付作業が容易で、
かつ組付状態が安定でドアトリムのぐらつきや異音の発
生がないガラスインナウエザストリップを提供すること
を課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車ドアの
ウエストラインに沿うドアインナパネルの上縁に取付け
られる基部と、基部の側面から伸出して先端がドアガラ
スの内面に当接するシールリップと、基部の上端に形成
されてドアトリムの上縁部に嵌合する嵌合部を備えたガ
ラスインナウエザストリップにおいて、上記嵌合部は、
車内側に向けて開口する断面ほぼコ字形で、上側のカバ
ー部と、上記基部の上端と結合する下側の受け部と、上
記カバー部と受け部とをつなぐ底部とからなり、上記受
け部は、その開口端縁が上記カバー部の開口端縁よりも
車内側に張り出す幅に形成し、上記受け部には、その開
口端縁、および上記カバー部の開口端縁よりも内奥位置
にそれぞれ、ドアトリムの上縁部の下面を支持する支持
リップ、および突起部を形成するとともに、上記開口端
縁側から上記突起部の上端に向けて上昇し、ドアトリム
の上記嵌合部への嵌入時にドアトリムの端縁をガイドす
る傾斜ガイド面を形成した。
ウエストラインに沿うドアインナパネルの上縁に取付け
られる基部と、基部の側面から伸出して先端がドアガラ
スの内面に当接するシールリップと、基部の上端に形成
されてドアトリムの上縁部に嵌合する嵌合部を備えたガ
ラスインナウエザストリップにおいて、上記嵌合部は、
車内側に向けて開口する断面ほぼコ字形で、上側のカバ
ー部と、上記基部の上端と結合する下側の受け部と、上
記カバー部と受け部とをつなぐ底部とからなり、上記受
け部は、その開口端縁が上記カバー部の開口端縁よりも
車内側に張り出す幅に形成し、上記受け部には、その開
口端縁、および上記カバー部の開口端縁よりも内奥位置
にそれぞれ、ドアトリムの上縁部の下面を支持する支持
リップ、および突起部を形成するとともに、上記開口端
縁側から上記突起部の上端に向けて上昇し、ドアトリム
の上記嵌合部への嵌入時にドアトリムの端縁をガイドす
る傾斜ガイド面を形成した。
【0007】ガラスインナウエザストリップの嵌合部を
ドアトリムの上縁部に組付けるとき、ドアトリムの上縁
部は、上記嵌合部の傾斜ガイド面に案内され、上記カバ
ー部の開口端縁を押し上げつつ嵌合部内に進入し、突起
部を乗り越えて嵌合部と嵌合する。嵌合状態で、ドアト
リムの上縁部は、上記突起部と支持リップにより下面か
ら支えられ、両支持点の中間位置で上記カバー部の開口
端縁により上面から押付けられる。
ドアトリムの上縁部に組付けるとき、ドアトリムの上縁
部は、上記嵌合部の傾斜ガイド面に案内され、上記カバ
ー部の開口端縁を押し上げつつ嵌合部内に進入し、突起
部を乗り越えて嵌合部と嵌合する。嵌合状態で、ドアト
リムの上縁部は、上記突起部と支持リップにより下面か
ら支えられ、両支持点の中間位置で上記カバー部の開口
端縁により上面から押付けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図2に示すように、自
動車ドアのウエストラインに沿うドアインナパネル4の
上縁には、該上縁と補強板40とを接合した上方へ起立
する上縁フランジ41が形成され、上縁フランジ41に
ガラスインナウエザストリップ(以下、インナウエザス
トリップという)Wが取付けられている。なお、図1
(A)において図示は省略したが、ドアアウタパネルの
上縁にはガラスアウタウエザストリップが取付けられて
おり、そのシールリップとインナウエザストリップWの
シールリップ2a,2bとでドアガラス5をその両面か
ら挟む。
動車ドアのウエストラインに沿うドアインナパネル4の
上縁には、該上縁と補強板40とを接合した上方へ起立
する上縁フランジ41が形成され、上縁フランジ41に
ガラスインナウエザストリップ(以下、インナウエザス
トリップという)Wが取付けられている。なお、図1
(A)において図示は省略したが、ドアアウタパネルの
上縁にはガラスアウタウエザストリップが取付けられて
おり、そのシールリップとインナウエザストリップWの
シールリップ2a,2bとでドアガラス5をその両面か
ら挟む。
【0009】インナウエザストリップWは、塩化ビニル
樹脂(PVC)の一体押出成形体で、断面ほぼ逆U字形
の基部1と、基部1の車外側の側面から外側斜め上方へ
伸出する2段のシールリップ2a,2bと、基部1の上
端部と一体の嵌合部3を備えている。基部1は、その内
部対向面から突出する保持リップ11が上縁フランジ4
1を挟んだ状態で上縁フランジ41に覆嵌してある。シ
ールリップ2a,2bには、下面および先端面にかけて
植毛が施してあり、先端がドアガラス5の内面に当接す
る。
樹脂(PVC)の一体押出成形体で、断面ほぼ逆U字形
の基部1と、基部1の車外側の側面から外側斜め上方へ
伸出する2段のシールリップ2a,2bと、基部1の上
端部と一体の嵌合部3を備えている。基部1は、その内
部対向面から突出する保持リップ11が上縁フランジ4
1を挟んだ状態で上縁フランジ41に覆嵌してある。シ
ールリップ2a,2bには、下面および先端面にかけて
植毛が施してあり、先端がドアガラス5の内面に当接す
る。
【0010】嵌合部3は、車内方向に向けて開口する断
面ほぼコ字形で、上側のカバー部31と、中間部が基部
1の上端と一体の受け部32と、これらの車外側の端部
をつなぐ底部33とからなる。受け部32にはカバー部
31の開口端縁よりも底部33寄りの位置に上方へ突出
する断面山形の突起部34が形成してある。受け部32
はカバー部31よりも車内側へ、かつ斜め方向に下降し
つつ延出し、開口端縁からカバー部31に向けて支持リ
ップ35が伸びている。突起部34と、支持リップ35
を形成した開口端縁との間の受け部32の上面は、開口
端縁側から突起部34の上端へ向けて上昇する傾斜ガイ
ド面36を形成している。
面ほぼコ字形で、上側のカバー部31と、中間部が基部
1の上端と一体の受け部32と、これらの車外側の端部
をつなぐ底部33とからなる。受け部32にはカバー部
31の開口端縁よりも底部33寄りの位置に上方へ突出
する断面山形の突起部34が形成してある。受け部32
はカバー部31よりも車内側へ、かつ斜め方向に下降し
つつ延出し、開口端縁からカバー部31に向けて支持リ
ップ35が伸びている。突起部34と、支持リップ35
を形成した開口端縁との間の受け部32の上面は、開口
端縁側から突起部34の上端へ向けて上昇する傾斜ガイ
ド面36を形成している。
【0011】カバー部31は底部33との連結端から斜
め下方、即ち受け部32との突起部34に近づく方向に
伸び、その開口端縁は突起部34の上端位置よりも車内
側へオフセットした位置としてあり、支持リップ35の
先端とドアトリム6を挿入する開口を挟んで対向してい
る。カバー部31の開口端縁と突起部34の上端との上
下方向の間隔はドアトリム6の上縁部61の厚さよりも
若干小さく設定してある。
め下方、即ち受け部32との突起部34に近づく方向に
伸び、その開口端縁は突起部34の上端位置よりも車内
側へオフセットした位置としてあり、支持リップ35の
先端とドアトリム6を挿入する開口を挟んで対向してい
る。カバー部31の開口端縁と突起部34の上端との上
下方向の間隔はドアトリム6の上縁部61の厚さよりも
若干小さく設定してある。
【0012】インナウエザストリップWは、シールリッ
プ2a,2b、一方の側の保持リップ11および支持リ
ップ35が軟質PVCからなり、他の部分が硬質PVC
からなり、一体押出成形により得られる。
プ2a,2b、一方の側の保持リップ11および支持リ
ップ35が軟質PVCからなり、他の部分が硬質PVC
からなり、一体押出成形により得られる。
【0013】ドアトリム6の上縁部61はドアインナパ
ネル4の上部を覆うように屈曲し車外方向に延出せしめ
てある。ドアトリム6にはその上縁部61に沿ってイン
ナウエザストリップWが取付けられる。そしてインナウ
エザストリップWが取付けられたドアトリム6は、先づ
インナウエザストリップWをインナパネル4の上縁フラ
ンジ41に覆嵌して、ドアの内面にインナパネル4を覆
うように装着される。
ネル4の上部を覆うように屈曲し車外方向に延出せしめ
てある。ドアトリム6にはその上縁部61に沿ってイン
ナウエザストリップWが取付けられる。そしてインナウ
エザストリップWが取付けられたドアトリム6は、先づ
インナウエザストリップWをインナパネル4の上縁フラ
ンジ41に覆嵌して、ドアの内面にインナパネル4を覆
うように装着される。
【0014】インナウエザストリップWのドアトリム6
への取付けは、図1(B)に示すように、ドアトリム6
の上縁部61をインナウエザストリップWのカバー部3
1の開口端縁と支持リップ35の先端との間から嵌合部
3内に挿入せしめて上縁部61の端面の下端を嵌合部3
の傾斜ガイド面36に当接させ、この状態から嵌合部3
をドアトリム6に向けて押込む。これによりドアトリム
6の上縁部61は傾斜ガイド面36に案内されカバー部
31の開口端縁を押し上げつつ突起部34を乗り越えて
底部33まで進入し、インナウエザストリップWの取付
けは完了する。
への取付けは、図1(B)に示すように、ドアトリム6
の上縁部61をインナウエザストリップWのカバー部3
1の開口端縁と支持リップ35の先端との間から嵌合部
3内に挿入せしめて上縁部61の端面の下端を嵌合部3
の傾斜ガイド面36に当接させ、この状態から嵌合部3
をドアトリム6に向けて押込む。これによりドアトリム
6の上縁部61は傾斜ガイド面36に案内されカバー部
31の開口端縁を押し上げつつ突起部34を乗り越えて
底部33まで進入し、インナウエザストリップWの取付
けは完了する。
【0015】図1(A)に示すように、ドアトリム6に
取付けられ、そしてドアインナパネル4の上縁フランジ
41に組付けられたインナウエザストリップWは、その
嵌合部3の突起部34と支持リップ35がドアトリム6
の上縁部61の下面を2個所で支え、カバー部3の開口
端縁が上記2個所の中間位置で上縁部61の上面を下方
へ押付ける。
取付けられ、そしてドアインナパネル4の上縁フランジ
41に組付けられたインナウエザストリップWは、その
嵌合部3の突起部34と支持リップ35がドアトリム6
の上縁部61の下面を2個所で支え、カバー部3の開口
端縁が上記2個所の中間位置で上縁部61の上面を下方
へ押付ける。
【0016】図1(A)に示すように、ドアトリム6の
上縁部61は、下側の突起部34および支持リップ35
と、上側のカバー部31の開口端縁とで挟み付けられて
いるから、嵌合部3内に安定に保持される。またインナ
ウエザストリップWをドアトリム6に取付けるとき、イ
ンナウエザストリップWの嵌合部3にはインサートは埋
設されておらず、かつ嵌合部3内にドアトリム6を案内
する傾斜ガイド面36を形成したから、ドアトリム6は
小さい押込み力で、かつスムーズに嵌合部3に嵌入し、
インナウエザストリップWの取付作業性が良好である。
上縁部61は、下側の突起部34および支持リップ35
と、上側のカバー部31の開口端縁とで挟み付けられて
いるから、嵌合部3内に安定に保持される。またインナ
ウエザストリップWをドアトリム6に取付けるとき、イ
ンナウエザストリップWの嵌合部3にはインサートは埋
設されておらず、かつ嵌合部3内にドアトリム6を案内
する傾斜ガイド面36を形成したから、ドアトリム6は
小さい押込み力で、かつスムーズに嵌合部3に嵌入し、
インナウエザストリップWの取付作業性が良好である。
【0017】本発明は、PVCに限らず、ポリプロピレ
ンや、熱可塑性エラストマー、あるいはEPDMゴム等
からなるインナウエザストリップにも適用され得る。な
お、ドアインナパネルの上縁に組付けられるインナウエ
ザストリップの基部にはインサートを埋設してもよい。
ンや、熱可塑性エラストマー、あるいはEPDMゴム等
からなるインナウエザストリップにも適用され得る。な
お、ドアインナパネルの上縁に組付けられるインナウエ
ザストリップの基部にはインサートを埋設してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、インナウエザストリッ
プの嵌合部にインサートを埋設せず、かつ嵌合部にドア
トリムの嵌入を案内するガイド面を設けたから、インナ
ウエザストリップのドアトリムの取付作業性が良好であ
る。かつ嵌合部内に嵌入せしめたドアトリムは、下面側
の2個所と、これら2個所の中間位置の上面側の1個所
で挟み付けられるから嵌合部内に安定に保持され、ドア
トリムはこれに乗員の肘が掛けられてもぐらつくことな
く、また車両走行時に異音が発生することはない。
プの嵌合部にインサートを埋設せず、かつ嵌合部にドア
トリムの嵌入を案内するガイド面を設けたから、インナ
ウエザストリップのドアトリムの取付作業性が良好であ
る。かつ嵌合部内に嵌入せしめたドアトリムは、下面側
の2個所と、これら2個所の中間位置の上面側の1個所
で挟み付けられるから嵌合部内に安定に保持され、ドア
トリムはこれに乗員の肘が掛けられてもぐらつくことな
く、また車両走行時に異音が発生することはない。
【図1】(A)は図2のI−I線に沿う位置での本発明
のガラスインナウエザストリップの断面図、(B)はガ
ラスインナウエザストリップの嵌合部にドアトリムの上
縁部が嵌入される状態を示す図である。
のガラスインナウエザストリップの断面図、(B)はガ
ラスインナウエザストリップの嵌合部にドアトリムの上
縁部が嵌入される状態を示す図である。
【図2】ガラスインナウエザストリップが取付けられた
自動車ドアを車内側からみた正面図である。
自動車ドアを車内側からみた正面図である。
W ガラスインナウエザストリップ 1 基部 2a,2b シールリップ 3 嵌合部 31 カバー部 32 受け部 33 底部 34 突起部 35 支持リップ 36 傾斜ガイド面 4 ドアインナパネル 5 ドアガラス 6 ドアトリム
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車ドアのウエストラインに沿うドア
インナパネルの上縁に取付けられる基部と、基部の側面
から伸出して先端がドアガラスの内面に当接するシール
リップと、基部の上端に形成されてドアトリムの上縁部
に嵌合する嵌合部を備えたガラスインナウエザストリッ
プにおいて、上記嵌合部は、車内側に向けて開口する断
面ほぼコ字形で、上側のカバー部と、上記基部の上端と
結合する下側の受け部と、上記カバー部と受け部とをつ
なぐ底部とからなり、上記受け部は、その開口端縁が上
記カバー部の開口端縁よりも車内側に張り出す幅に形成
し、上記受け部には、その開口端縁、および上記カバー
部の開口端縁よりも内奥位置にそれぞれ、ドアトリムの
上縁部の下面を支持する支持リップ、および突起部を形
成するとともに、上記開口端縁側から上記突起部の上端
に向けて上昇し、ドアトリムの上記嵌合部への嵌入時に
ドアトリムの端縁をガイドする傾斜ガイド面を形成し、
かつ、上記カバー部の開口端縁と上記突起部の上端との
上下方向の間隔をドアトリムの上縁部の厚さよりも小さ
く設定したことを特徴とする自動車ドア用ガラスインナ
ウエザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073595A JP2002274175A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 自動車ドア用ガラスインナウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073595A JP2002274175A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 自動車ドア用ガラスインナウエザストリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002274175A true JP2002274175A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18930993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001073595A Pending JP2002274175A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 自動車ドア用ガラスインナウエザストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002274175A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007161122A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の窓シール構造 |
CN114274889A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-04-05 | 浙江零跑科技股份有限公司 | 一种无框车门b柱装饰板 |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001073595A patent/JP2002274175A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007161122A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の窓シール構造 |
CN114274889A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-04-05 | 浙江零跑科技股份有限公司 | 一种无框车门b柱装饰板 |
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